JP5022496B2 - 管内面の放射能汚染検査器、これを用いた検査装置及び方法 - Google Patents

管内面の放射能汚染検査器、これを用いた検査装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射能汚染の検査に関し、特に小口径配管の管内面の放射能汚染を検査する検査器、検査装置及び検査方法に関する。
原子力発電プラントの主タービン用復水器及び給水加熱器などの熱交換器には、小口径配管である伝熱管が多数設置されている。これらの伝熱管は、寿命が来ると交換され廃棄処分される。しかし、当該伝熱管をすべて細断し、細断した伝熱管をドラム缶に詰める処分方法によると、大量のドラム缶が発生し、これらドラム缶の保管及び埋設などの処理費用が膨大となる。このため、伝熱管を除染することによって、廃棄するドラム缶の量を削減する必要がある。
このために、以下に述べる方法によって廃棄するドラム缶の量を削減することが一般的に行われていた。すなわち、伝熱管を一定の長さに切断した後、切断された伝熱管を長手方向に半割りし、内外面に付着した放射性物質をブラスト処理などにより除染を行う。次に、除染結果をサーベイメータで確認し、放射能汚染が認められない伝熱管についてはドラム缶に詰めて廃棄する処理は行わず、放射能汚染が認められた伝熱管のみをドラム缶に詰めて廃棄する処理を行っていた。
しかし、伝熱管を長手方向に半割りし、半割りされた伝熱管を除染してからサーベイメータで測定する方法においては、膨大な量の伝熱管を半割りする必要があり、工程が多くなる上、時間、労力を要し、さらに、電力などのエネルギもかかり、設備の設置費用も増大するという課題があった。
特許文献1には、伝熱管を半割りすることなく管内面の放射線測定を容易に実施することを可能とする放射線測定装置が開示されている。すなわち、光電変換部から延在させた棒状の透明ライトガイド部にシンチレータ部を取り付け、その外側を放射線は透過するが光は遮断する遮光部を装着して構成される放射線検出器が開示されている。
上記特許文献1に開示されている放射線検出器によって、長尺の管内面の放射線測定が可能となり、配管内面の放射能汚染検査を効率的に実施することが可能となった。しかし、このような長尺な放射線検出器を配管内部に挿入するに際しては、配管と検出器との接触により放射性物質が付着することがあるため検査の都度除染する必要があったり、配管、他の工具あるいはその他の部材との接触などにより検出器を損傷させないよう、細心の注意を必要とした。さらに、細心の注意を払っても配管あるいは他の部材との接触などにより検出器が損傷することがあった。
日本国特許公報特開2008−145427号
本願は、放射線検出器と検査対象である配管あるいは他の部材との接触がなされた場合であっても、検査性能を損なうことなく検出器損傷を防止することを可能とする管内面放射能汚染検査器、検査装置、又は検査方法を提供することを目的とする。
本願の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査器は、断面が多角形である棒状のライトガイドバーと、このライトガイドバーの外周面に固定された複数のシンチレータと、これらのシンチレータの表面との間に間隙をあけて前記複数のシンチレータの外周を覆うように装着された網目状保護管と、この網目状保護管の先端部に装着されるとともに、前記ライトガイドバーの先端部を支持する、先端ほど径が細い形状のガイド部とを備える。また、本実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査器は、前記網目状保護管の基端に結合され、光電変換素子を内蔵する光電変換部と、この光電変換部に接続された信号処理部とを備える。
本願の他の実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査器における前記網目状保護管の内面には、放射線を透過し光を遮断する遮光膜が配置されている。
本願の別の実施形態においては、前記網目状保護管はステンレス鋼で形成されている。
本願の、さらなる実施形態においては、前記網目状保護管には、一対の対向する辺の長さが他の辺よりも長い平行六辺形状の複数の放射線透過孔が網目状に形成されている。前記平行六辺形状の放射線透過孔は、前記長さが他の辺よりも長い辺が前記網目状保護管の長手方向の軸に平行となるように配列されている。
本願の、さらに、別な実施形態においては、前記網目状保護管は、85%の開口率を有する。
本願の、さらに、他の実施形態においては、前記網目状保護管は、前記光電変換部の筐体に着脱可能に取り付けられている。
さらに、本願の別な実施形態においては、前記光電変換素子は前記光電変換部の前記筐体内に注入硬化されたモールド樹脂により固定されている。
本願の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置は、管内面放射能汚染検査装置は、前述したいずれかの実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査器を用いて管内面の放射能を検査する。当該管内面放射能汚染検査装置は、作業台と、この作業台上に固定された前記管内面放射能汚染検査器とを備える。また、当該検査装置は、前記管内面放射能汚染検査器を構成する放射線検出部の軸線に沿って前記作業台上に、それぞれの回転軸が平行に配置された複数のローラからなり、前記被検査管を搬送する第1ローラ群と、この第1ローラ群と前記放射線検出部との間の前記作業台上に、前記放射線検出部の軸線に沿って、それぞれの回転軸が平行に配置された複数のローラからなり、前記被検査管を搬送する第2ローラ群とを備える。さらに、当該検査装置は、前記第1ローラ群と前記第2ローラ群との間の前記作業台上に設けられ、前記搬送される被検査管の上下方向の位置を規制する少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラと、前記第1ローラ群内あるいは前記第2ローラ群内に配置され、前記搬送される被検査管の横方向の位置を規制する複数の横位置規制ガイドローラとを備える。
本願の他の実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置における前記少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラ及び前記複数の横位置規制ガイドローラは中央がくびれた鼓形状をなしている。また、前記縦位置規制ガイドローラは、前記作業台に設けられた設置部材に立設されており、前記設置部材には前記一対の縦位置規制ガイドローラが前記搬送中の前記被検査管を挟みつけるように弾性部材が設けられている。
本願の別な実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置においては、前記光電変換部と前記第2ローラ群との間の前記作業台上に、前記搬送される被検査管の移動を停止するためのストッパが設けられている。
本願の、さらなる実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置においては、前記管内面放射能汚染検査器を構成する前記放射線検出部を校正するときに、前記放射線検出部の上方に放射線源を載置するための放射線測定校正用治具が前記作業台上に設置される。ここで、前記放射線測定校正用治具の上面には、前記放射線源からの放射線を透過する放射線透過孔が形成されている。
本願の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査方法は、管内面放射能汚染検査装置を用いて管内面の放射能を検査する。この検査方法においては、前記被検査管を前記第1ローラ群上に載置し、前記第1ローラ群上に載置した状態で前記被検査管を前記第1ローラ群上で移動させ、前記複数の横位置規制ガイドローラによって前記被検査管の横方向の位置ずれを規制し、前記被検査管を前記少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラ間へ前記弾性部材に抗して進入移動させ、前記被検査管の縦方向の位置ずれを規制する。また、前記被検査管を、前記第2ローラ群上に載置した状態で、前記被検査管内に前記放射線検出部が挿入されるように進入移動させ、前記被検査管内表面の放射能汚染を検査する。
本願の他の実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査方法においては、前記管内表面放射能汚染検査方法によって前記放射能汚染の検査が終了した被検査管を前記放射線検出部から引き抜き、前記被検査管の軸方向の位置を反転する。次いで、前記位置が反転された被検査管内表面の放射能汚染を前記方法によって検査する。
当業者に理解されるように、本願は、その他の異なる実施形態も可能であり、且つ、そのいくつかの詳細は、いずれも、本願の範囲を逸脱することなしに、様々な明らかな態様において変更可能である。したがって、図面及び説明は、事実上、制限ではなく、例示を意図したものと見なされたい。
本願の実施形態にしたがって、放射線検出器と検査対象である管あるいは他の部材との接触がなされた場合であっても、計測性能が損なわれることなく放射線検出器の損傷を防止することを可能な管内面放射能汚染検査器、検査装置及び検査方法が提供される。
本願の、さらなるその他の利点、態様、及び特徴は、本願を実施するのに最も好適な形態の1つの例示としてのみ本願の好適な実施形態を示し記載される以下の説明から当業者に容易に明らかとなろう。
本発明の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査器の外観を示す図である。 本発明の一実施形態にしたがった管内面放射線検出器の放射線検出部の長手方向の断面を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態にしたがった放射線検出部の横断面を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態にしたがった放射線検出部の外周面を覆う網目状保護管の先端部の拡大図である。 本発明の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置の概略及び検査状態を説明するための図である。 図5に示した本発明の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置を側面から見た図である。 図5に示した本発明の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置の縦位置規制ガイドローラと弾性部材の実施形態の一例を示す図である。 図6に示した放射線測定校正用治具の一実施形態を示す図である。
以下、適宜、図面を参照しながら本発明にしたがった実施形態を説明する。図1に、本発明の一実施形態にしたがった管内面放射線検出器11を用いた管内面放射能汚染検査器12の外観が示される。管内面放射能汚染検査器12は、管内面放射線検出器11と測定装置13から構成される。管内面放射線検出器11は、放射線検出部14、この放射線検出部14で検出された放射線に起因する光信号を電気信号に変換する光電変換部15、光電変換部15からの信号を処理する信号処理部16、及び信号処理部16に取り付けられたハンドル部17から構成され、当該ハンドル部17と測定装置13はケーブル18を介して接続されている。
放射線検出部14の詳細については後ほど述べられるが、放射線検出部14の外周には網目状保護管19が装着されており、その先端には、例えば、弾丸状のガイド部20が設けられている。ガイド部20の形状は弾丸状に限定されるわけではなく、例えば、円錐形のような、先端ほど径が細くなる任意の形状であってもよい。放射線検出部14は、例えば、円筒型の光電変換部15の中心から同軸的に突設されている。信号処理部16は高電圧回路、コインシデンス回路、ロジック回路などから構成されており、その上面にはエラー表示部16a、リセットスイッチ16b、汚染が検出されたことを示す表示部16c、汚染が検出されなかったことを示す表示部16d、測定状態表示部16e、測定開始スイッチ16fが設けられている。測定状態表示部16eは色によって状態を表示し、例えば、緑が測定中、黄が機器異常、赤がバックグランド放射線の高/低をそれぞれ示す。測定装置13には電源スイッチ13a、測定開始スイッチ13b、リセットスイッチ13c、LCD表示部13d、装置を携行するための肩掛けベルト13eが設けられている。
また、本実施形態における放射線検出部14並びに光電変換部15の主要寸法は、例えば、次のとおりである。すなわち、先端に設けられた弾丸状のガイド部20の長さ20Lは15mm、網目状保護管19の外径19Dは11mmで長さ19Lは420mm、光電変換部15の長さ15Lは130mmである。但し、これらの寸法は本発明を限定するものではない。
上記のような構成の放射線検出部14の網目状保護管19の外径を11mmとすることにより、内径が13mm程度まで小さな伝熱管に検出部14を挿入可能となる。放射線検出部14は長いほど、より長い伝熱管を検査対象とすることができるが、検出部14を長くするほど検出された放射線に起因する光信号の減衰も顕著となるため、上記の長さに設定した。この結果、検査対象の伝熱管の長さが600mmの物まで検査可能となる。すなわち、検査対象の伝熱管の一端から検出部14を挿入することによって当該一端から約400mmまでの伝熱管の内面を測定する。次いで、伝熱管の他端から検出部14を挿入することによって当該他端から約400mmまでの伝熱管の内面を測定する。伝熱管中央の約100mmの部分の内面は重複して測定されるため、測定されない部分は無く、伝熱管の内面すべてを測定することができる。
後ほど詳細に説明するが、網目状保護管19を設けることによって、放射線検出部14を内径が小さな伝熱管に挿入する際に、放射線検出部14内部のプラスチックシンチレータなどを伝熱管あるいは他の部材との衝突や接触による損傷がないように保護することを可能としている。
網目状保護管19の先端には、例えば、弾丸状のガイド部20が設けられていることは前述したが、網目状保護管19の基端は、雄ねじが形成され、例えば円形の、金属製取付け板10に強固に固定されている。この取付け板10は光電変換部15に着脱可能に螺着されており、細くかつ長い放射線検出部14の剛性を強固なものとしている。
図2は、前述した管内面放射線検出器11の放射線検出部14の長手方向の断面を模式的に示す図であり、図3は、図2に示した放射線検出部14のA−A線断面図である。尚、放射線検出部14、光電変換部15、信号処理部16については、以下に概要を記すが、基本的には先に示した特許文献1に開示されている構成と同一である。
先端に、例えば、弾丸状のガイド部20を装着した網目状保護管19の内側には、放射線は透過するが光を遮断する遮光膜21が配置されている。放射線検出部14の中心には断面が、例えば、6角形状のライトガイドバー22が配置され、このライトガイドバー22の周囲の6つの側面にはシンチレータ23が装着されている。ライトガイドバー22は、例えば、放射線がシンチレータ23に入射することによって発生する光の波長を、長い波長にシフトする波長シフトバーである。シンチレータ23は、伝熱管の検査等の際に伝熱管あるいは他の部材との衝突や接触による損傷が発生しにくいように、網目状保護管19とは間隙をあけて装着されている。ライトガイドバー22の先端部は、ガイド部20によって支持されている。
光電変換部15には光電変換素子24が内蔵されており、この光電変換素子24と前記ライトガイドバー22の一端は、透明アクリルライトガイド25を介して接続されている。光電変換素子24は、光電変換部15の筐体内にモールド樹脂26を注入し硬化させることによって、しっかりと固定されている。網目状保護管19が固定されている取付け板10は、光電変換部15ケースに設けられた開口部で強固に螺着されている。このような構成とすることにより、光電変換部15の中心から長く突出した放射線検出部14を、ぶれなく保持することが可能となる。また、網目状保護管19は、除染あるいは交換などの際に、光電変換部15から容易に着脱可能である。
図4は、図2に示した放射線検出部14の外周を覆う網目状保護管19の先端部の拡大図である。網目状保護管19の先端には金属もしくはプラスチック製の弾丸状のガイド部20が装着されており、このガイド部20によって放射線検出部14を検査対象である伝熱管内へ誘導する。
網目状保護管19は、例えば、ステンレス鋼から形成されており、図4を参照すると明らかなように、一対の対向する辺の長さが他の辺よりも長い平行六辺形状の複数の放射線透過孔27が網目状に形成されている。これらの複数の放射線透過孔は、長さが他の辺よりも長い辺が網目状保護管19の長手方向の軸に平行となるように、ハニーカム状に全面に配列されている。金属は放射線を透過しないため、複数の放射線透過孔27の総面積を広くとらないと、放射線の透過率が低下するが、あまり開口面積を広くとると網目状保護管19のシンチレータ23を機械的に保護する機能が損なわれる。
前述した各寸法を有する放射線検出部においては、網目状保護管19の開口率を85%に設定することで、網目状保護管19の機械的な強度の確保と放射線透過率のバランスが最適になることが判明した。また、放射線透過孔27の形状を前述したような六辺形状とすることによって、前述した強度と透過率の最適関係を達成することも判明した。
次に本発明の実施形態にしたがった放射線検出部14を利用して、検査対象である伝熱管28の内面の放射能汚染を検査する検査装置及び検査方法を図5乃至図8を参照しながら説明する。図5は本発明の一実施形態にしたがった管内面放射能汚染検査装置の概略及び検査状態を示した図であり、図6は図5に示した検査装置を側面から見た図である。尚、図5においては、理解を助けるために、放射線検出部14の少なくとも伝熱管28に挿入されている部分は、伝熱管28を透かして図示している。
図5及び図6に示されているように、放射線検出部14は作業台29に配置されている。このとき、放射線検出部14は作業台29に平行に配置される。網目状保護管19の光電変換部15側の端部は作業台29上のストッパ30上に載置される。このストッパ30は、光電変換部15と、後ほど述べられる第2ローラ群32との間の作業台29に固定されている。ストッパ30は、検査対象である伝熱管28が図5の右方から移動してきたときの停止位置を規制する。
作業台29上には、図5に示されるように、放射線検出部14の軸線に沿って配置され、伝熱管28を移動させるための、それぞれ複数の円柱状ローラからなる第1ローラ群31と第2ローラ群32が設けられている。ローラ群31、32に含まれるそれぞれの円柱状ローラの回転軸は、互いに平行、かつ放射線検出部14の軸線に対して垂直になるように配置されている。第1ローラ群31は、放射線検出部14の軸線上に配置され、第2ローラ群32は、放射線検出部14と第1ローラ群31との間であって、第1ローラ群31と同様に放射線検出部14の軸線上に配置されている。
第1ローラ群31の中間位置と放射線検出部14寄りの2カ所には、中央がくびれた鼓形状の横位置規制ガイドローラ41、42が設置されている。この横位置規制ガイドローラ41、42は、後ほど述べられるように伝熱管28が第1ガイドローラ群31上に載置されて、放射線検出部14へ向かって移動するときに、横方向へぶれることなく直進することを目的に設けられている。図には2つの横位置規制ガイドローラ41、42を示しているが、さらに多数の横位置規制ガイドローラを、例えば、数個の円柱状ローラごとに1つの横位置規制ガイドローラを設けることもできる。
第1ローラ群31と第2水平ローラ32群の間には、一対の縦位置規制ガイドローラ33、34が作業台29上に立設されている。当該縦位置規制ガイドローラ33、34も前述した横位置規制ガイドローラ41、42と同様に、それぞれの中央がくびれた鼓形状であり、両ガイドローラ33、34間に伝熱管28が挟持されることによって、伝熱管28の縦方向の位置が規定される。このようにして、横位置規制ガイドローラ41、42及び縦位置規制ガイドローラ33、34によって、伝熱管28は、放射線検出部14と同軸の位置関係になるように位置合わせられる。
また、一例として、図7に示すように、一対の縦位置規制ガイドローラ33、34を立設している設置部材35の内部には一対の縦位置規制ガイドローラ33、34を互いに対向する方向に等しい力で押圧するばね等の弾性部材43、44が設けられている。伝熱管28が一対の縦位置規制ガイドローラ33、34間へ挿入されるときには、当該弾性部材43、44による挟みつける力によって、伝熱管28は弾性部材による力に抗して挿入されることになる。一対の縦位置規制ガイドローラ33、34に印加されている弾性力は等しくされているため、伝熱管28は常に放射線検出部14と同軸線上の同一の位置に保持される。
以上説明を行った検査装置によれば、放射線検出器と検査対象である管との接触やその他部材との接触がなされた場合であっても、計測性能が損なわれることなく検出器損傷を防止することを可能となる。
次に、前述した構成の管内面放射能汚染検査装置を用いて伝熱管28の内表面の放射能汚染を検査する方法について説明する。先ず、検査対象である伝熱管28は、図5及び図6に示した作業台29の右方から第1ローラ群31上に載置して矢印の方向、すなわち放射線検出部14の方向へ移動させられる。
第1ローラ群31上において、伝熱管28は、例えば、2つの横位置規制ガイドローラ41、42によって横方向のぶれが規制され、さらに、伝熱管28を一対の縦位置規制ガイドローラ33、34間を通過させることによって、伝熱管28と放射線検出部14は同軸・同心の位置関係が保持される。このようにして、作業台に水平に対向しており、網目状保護管19によって機械的に保護されている放射線検出部14が伝熱管28内部に挿入されるように、ストッパ30に到達するまで伝熱管28を、移動させる。
この結果、図1を参照しながら先に例示した放射線検出部14の寸法及び検査対象である伝熱管の長さの場合には、伝熱管28の長さの少なくとも半分を超えるまで放射線検出部14が伝熱管28の内部へ挿入される。その後、伝熱管28を引き抜き、180°反転させて、伝熱管28の未検査である反対側から同様に進め、内面の放射能を検査する。このようにして、1回目の検査で伝熱管28の長さの少なくとも半分を超える箇所までの放射能が検査され、続く検査で残りの少なくとも半分を超える検査を行う。したがって、未検査箇所を残すことなく伝熱管28の検査を完了させることができる。図1を参照しながら先に例示した寸法の場合、伝熱管28の長手方向の中央部約100mmは重複して測定されることになり、未検査の箇所が発生することはない。
さらに、図5の作業台29上の一点鎖線で示した位置に、同様の検査装置を複数台配置することにより作業効率の向上を図ることができる。
以上説明を行った検査方法によれば、放射線検出器と検査対象である管との接触との接触が防止されるため、計測性能が損なわれることなく検出器損傷を防止することが可能となるとともに、多数の配管内面の放射線を短時間に正確、効率的に検査することが可能となる。
また、図6には作業台29の上に設置されている放射線測定校正用治具36が示されている。放射線測定校正用治具36は、検査を確実なものとするために放射線検出部14を校正するときに用いられる。図6においては、放射線測定校正用治具36が伝熱管28とともに示されているが、これは便宜上の表示で、放射線測定校正用治具36は伝熱管28の測定を行わない状態で使用するものである。図8に放射線測定校正用治具36の一実施形態を表す図が示される。放射線測定校正用治具36は、上面37aと、この上面37aの対向する両端にそれぞれ結合された1対の対向する側面37b、37cとから構成される。放射線測定校正用治具36の上面37aにはこの上面を貫き、放射線を透過する放射線透過孔38が設けられており、この放射線透過孔38の少なくとも一部を覆うように、点線で示した基準放射線源39を上面37aに載置する。このような放射線測定校正用治具36を放射線検出部14を跨ぐように設置して、放射線検出部14の校正を実施する。尚、例えば、図8に示すように、放射線測定校正用治具36の1対の対向する側面37b、37cの底部にはレベル調整機構40を設けることもできる。このレベル調整機構40は、図に具体的構成を示してはいないが、ねじによる昇降機構などによって構成することができる。
さらに、図5の作業台29上の一点鎖線で示した位置に、同様の検査装置を複数台配置することにより作業効率の向上を図ることができる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 取付け板
11 管内面放射線検出器
12 管内面放射能汚染検査器
13 測定装置
14 放射線検出部
15 光電変換部
16 信号処理部
17 ハンドル部
18 ケーブル
19 網目状保護管
20 ガイド部
21 遮光膜
22 ライトガイドバー
23 シンチレータ
24 光電変換素子
25 透明アクリルライトガイド
26 モールド樹脂
27 放射線透過孔
28 伝熱管
29 作業台
30 ストッパ
31 第1ローラ群
32 第2ローラ群
33、34 縦位置規制ガイドローラ
35 設置部材
36 放射線測定校正用治具
37a 放射線測定校正用治具の上面
37b、37c 放射線測定校正用治具の側面
38 放射線透過孔
39 基準放射線源
40 レベル調整機構
41、42 横位置規制ガイドローラ
43、44 弾性部材

Claims (13)

  1. 管の内面の放射能汚染を検査する検査器であって、
    断面が多角形である棒状のライトガイドバーと、
    このライトガイドバーの外周面に固定された複数のシンチレータと、
    これらのシンチレータの表面との間に間隙をあけて前記複数のシンチレータの外周を覆うように装着された網目状保護管と、
    この網目状保護管の先端部に装着されるとともに、前記ライトガイドバーの先端部を支持する、先端ほど径が細い形状のガイド部と、
    前記網目状保護管の基端に結合され、光電変換素子を内蔵する光電変換部と、
    この光電変換部に接続された信号処理部と、
    を備える管内面放射能汚染検査器。
  2. 前記網目状保護管の内面には、放射線を透過し光を遮断する遮光膜が配置されている請求項1記載の管内表面放射能汚染検査器。
  3. 前記網目状保護管はステンレス鋼で形成されている請求項2記載の管内面放射能汚染検査器。
  4. 前記網目状保護管には、一対の対向する辺の長さが他の辺よりも長い平行六辺形状の複数の放射線透過孔が網目状に形成されており、
    前記平行六辺形状の放射線透過孔は、前記長さが他の辺よりも長い辺が前記網目状保護管の長手方向の軸に平行となるように配列されている請求項3記載の管内面放射能汚染検査器。
  5. 前記網目状保護管は、85%の開口率を有する請求項4記載の管内面放射能汚染検査器。
  6. 前記網目状保護管は、前記光電変換部の筐体に着脱可能に取り付けられている請求項5記載の管内面放射能汚染検査器。
  7. 前記光電変換素子は前記光電変換部の前記筐体内に注入硬化されたモールド樹脂により固定されている請求項6記載の管内面放射能汚染検査器。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれかに記載の管内面放射能汚染検査器を用いて管内面の放射能を検査する管内面放射能汚染検査装置であって、
    作業台と、
    この作業台上に固定された前記管内面放射能汚染検査器と、
    前記管内面放射能汚染検査器を構成する放射線検出部の軸線に沿って前記作業台上に、それぞれの回転軸が平行に配置された複数のローラからなり、前記被検査管を搬送する第1ローラ群と、
    この第1ローラ群と前記放射線検出部との間の前記作業台上に、前記放射線検出部の軸線に沿って、それぞれの回転軸が平行に配置された複数のローラからなり、前記被検査管を搬送する第2ローラ群と、
    前記第1ローラ群と前記第2ローラ群との間の前記作業台上に設けられ、前記搬送される被検査管の上下方向の位置を規制する少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラと、
    前記第1ローラ群内あるいは前記第2ローラ群内に配置され、前記搬送される被検査管の横方向の位置を規制する複数の横位置規制ガイドローラと、
    を備える管内面放射能汚染測定装置。
  9. 前記少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラ及び前記複数の横位置規制ガイドローラは中央がくびれた鼓形状をなしており、
    前記縦位置規制ガイドローラは、前記作業台に設けられた設置部材に立設されており、
    前記設置部材には前記一対の縦位置規制ガイドローラが前記搬送中の前記被検査管を挟みつけるように弾性部材が設けられている請求項8記載の管内面放射能汚染検査装置。
  10. 前記光電変換部と前記第2ローラ群との間の前記作業台上に、前記搬送される被検査管の移動を停止するためのストッパが設けられている請求項9記載の管内面放射能汚染検査装置。
  11. 前記管内面放射能汚染検査器を構成する前記放射線検出部を校正するときに、前記放射線検出部の上方に放射線源を載置するための放射線測定校正用治具が前記作業台上に設置され、
    前記放射線測定校正用治具の上面には、前記放射線源からの放射線を透過する放射線透過孔が形成されている請求項10記載の管内面放射能汚染検査装置。
  12. 前記請求項8に記載の前記管内面放射能汚染検査装置を用いて管内面の放射能を検査する管内面放射能汚染検査方法であって、
    前記被検査管を前記第1ローラ群上に載置し、
    前記第1ローラ群上に載置した状態で前記被検査管を前記第1ローラ群上で移動させ、
    前記複数の横位置規制ガイドローラによって前記被検査管の横方向の位置ずれを規制し、
    前記被検査管を前記少なくとも一対の縦位置規制ガイドローラ間へ前記弾性部材に抗して進入移動させ、
    前記被検査管の縦方向の位置ずれを規制し、
    前記被検査管を、前記第2ローラ群上に載置した状態で、前記被検査管内に前記放射線検出部が挿入されるように進入移動させ、
    前記被検査管内表面の放射能汚染を検査する
    管内表面放射能汚染検査方法。
  13. 前記放射能汚染の検査が終了した被検査管を前記放射線検出部から引き抜き、
    前記被検査管の軸方向の位置を反転し、
    次いで、前記位置が反転された被検査管内表面の放射能汚染を請求項12記載の前記方法によって検査する管内表面放射能汚染検査方法。
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