JP2008240542A - 始動電動機 - Google Patents

始動電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008240542A
JP2008240542A JP2007078336A JP2007078336A JP2008240542A JP 2008240542 A JP2008240542 A JP 2008240542A JP 2007078336 A JP2007078336 A JP 2007078336A JP 2007078336 A JP2007078336 A JP 2007078336A JP 2008240542 A JP2008240542 A JP 2008240542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
idle
cover
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007078336A
Other languages
English (en)
Inventor
Narihiro Kanbe
成広 神戸
Kazushi Ono
一志 小野
Hiroshi Ooka
博 大岡
Tomohiko Ikemori
朋彦 池守
Shigeyuki Maruzumi
茂之 円角
Chihiro Horikoshi
千博 堀越
Mitsuhiro Kogure
光裕 小暮
Tatsuya Inoue
竜也 井上
Masahiro Kameda
雅博 亀田
Shinya Saito
信哉 齋藤
Kimio Morozumi
公雄 両角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2007078336A priority Critical patent/JP2008240542A/ja
Publication of JP2008240542A publication Critical patent/JP2008240542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】アイドルシャフトの加工工程を削減してコスト低減を図ると共に、アイドルシャフト組付作業の効率化を図る。
【解決手段】軸受部98,99にはそれぞれ軸孔101,軸穴溝102が形成されており、軸受部99の下側には軸穴溝104を備えた軸受カバー103が取り付けられる。軸穴溝104には、アイドルシャフト89に形成された嵌合溝111と嵌合する嵌合片112が設けられている。軸受カバー103の一端部側には、ゴムブッシュ115が取り付けられるブッシュ装着部109が設けられている。軸受カバー103を軸受部99の下面部99aに取り付けると、嵌合溝111と嵌合片112が嵌合して、アイドルシャフト89は、回り止めかつ抜け止めされた状態で、軸受部99に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等のエンジンに取り付けられる始動電動機に関し、特に、電動機によって回転駆動され軸方向に移動可能なアイドルギヤを備えた始動電動機に関する。
自動車や自動二輪車、大型発電機等に使用されるエンジンでは、エンジンに取り付けられた始動電動機(スタータモータ)によって始動動作が行われるのが一般的である。このような始動電動機としては、特許文献1のように、軸方向に移動可能なアイドルギヤが備えたものが知られている。このアイドルギヤは、エンジンのリングギヤと噛合・離脱可能に配置されており、エンジン始動時に両ギヤが噛合し、エンジン始動後にそれらの噛合が解除されるようになっている。アイドルギヤはまた、始動電動機によって回転駆動されるピニオンと噛合しており、ピニオンはオーバーランニングクラッチを介してモータの回転軸に接続されている。
図5は、このような従来の始動電動機の構成を示す説明図である。始動電動機201は、大別すると、モータ部202、ギヤ部203、マグネットスイッチ部204、ケース部205及びアイドル部206とから構成されている。モータ部202には駆動源であるモータ211が配設され、ギヤ部203には減速装置である遊星歯車機構212やオーバーランニングクラッチ213、ピニオンギヤ214などが配設されている。アイドル部206には、ピニオンギヤ214と噛合するアイドルギヤ215が配設されている。アイドルギヤ215は、ケース部205のギヤカバー219内に収容されており、ギヤカバー219に取り付けられたアイドルシャフト220に回転自在に取り付けられている。また、アイドルギヤ215は、軸方向(図中左右方向)に移動可能となっており、図中左方向に移動すると、エンジンのリングギヤ216と噛合する。アイドルギヤ215の図中右端面は、ピニオンギヤ214に形成されたフランジ部217と当接している。
モータ211が回転すると、その回転は、遊星歯車機構212及びオーバーランニングクラッチ213を介してピニオンギヤ214に伝わる。その際、ピニオンギヤ214は、ヘリカルスプライン部218の作用により図中左方に移動し、アイドルギヤ215は、ピニオンギヤ214と共に、回転しつつ左方に移動する。これにより、アイドルギヤ215がリングギヤ216と噛合し、モータ211の回転力がアイドルギヤ215を介してリングギヤ216へと伝達され、エンジンが始動される。
特開2006-274874号公報
一方、このような始動電動機では、アイドルシャフト220は、回り止め、抜け止めのため、図5に示すように、ギヤカバー219に固定ネジ221によって固定されている。ところが、このようなネジ止め構造の場合、アイドルシャフト220のネジ挿通孔やギヤカバー219の雌ネジ孔等、種々の加工が必要となる。図6は、アイドルシャフト220の加工工程を示す説明図である。ここでは、まず、(1)切断・圧造工程にて、棒状のブランク材を所定長さに切断すると共に、一方の端面にネジ孔形成方向を示すネジ孔指標222を凹設する。また、それと共に、シャフトの端部に平面状の挿通孔形成部223を成形する。その後、(2)第1切削加工工程にて、挿通孔形成部223にネジ挿通孔224を形成すると共に、ネジ挿通孔224の一方側(表側)に面取り加工を行う(面取加工(a))。この第1切削加工を行った後、(3)第2切削加工工程にて、ネジ挿通孔224の他方側(裏側)を面取り加工する(面取加工(b))。そして、これらの加工を終えた後、(4)熱処理加工を行い、さらに、(5)研削加工にてシャフト表面を仕上げることにより、アイドルシャフト220が形成される。
また、ギヤカバー219側にも、アイドルシャフト220をネジ止めするため、固定ネジ挿入孔225と雌ネジ孔226を形成する。アイドルシャフト220は、ギヤカバー219に形成した軸穴227に挿通され、その状態で固定ネジ221が挿入される。固定ネジ221は、雌ネジ孔226にねじ込まれ、これによりアイドルシャフト220がギヤカバー219に固定される。このように、アイドルシャフト220をギヤカバー219にネジ止め固定するには、多くの加工工程が必要となる。このため、図5のような始動電動機では、加工コストが高くなり、製品コストが増大するという問題があった。
さらに、図5の始動電動機では、アイドルシャフト220のネジ止めに際し、ネジ挿通孔224を外部から直視することができない。このため、アイドルシャフト220にネジ孔指標222を設けるなどして、作業性の改善を図っているものの、ギヤカバー219の外側からネジ孔を合わせるのはやはり難しく、組み付け性が良くないという問題もあった。
本発明の目的は、アイドルシャフトの加工工程を削減してコスト低減を図ると共に、アイドルシャフト固定作業の効率化を図ることにある。
本発明の始動電動機は、電動機によって回転駆動され、軸方向に移動することによりエンジンのリングギヤと噛合するアイドルギヤと、前記アイドルギヤを回転自在かつ軸方向に移動可能に支持するアイドルシャフトと、前記エンジンに取り付けられ、前記アイドルシャフトの両端部を支持するカバー部材とを有してなる始動電動機であって、前記アイドルシャフトの外周に形成された嵌合溝と、前記カバー部材に取り付けられ、前記アイドルシャフトの一端側を支持する軸受カバーと、前記軸受カバーに形成され、前記嵌合溝に嵌合し、前記カバー部材に対する前記アイドルシャフトの回転方向及び軸方向の移動を規制する嵌合片とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、アイドルシャフトの外周に嵌合溝を形成し、この嵌合溝に嵌合する嵌合片を備えた軸受カバーをカバー部材に取り付けることにより、この嵌合片によって、アイドルシャフトが回り止め、抜け止めされた状態でカバー部材に取り付けられる。このようなアイドルシャフト取付構造を採用することにより、アイドルシャフトに止め具を取り付けるだけでアイドルシャフトの組み付けが完了するため、アイドルシャフトの組付作業が容易化され、組付性の改善も図られる。
前記始動電動機において、前記カバー部材に、前記アイドルシャフトの一端側が収容される軸穴溝を備えた軸受カバー取付部を設けると共に、前記軸受カバーに、前記アイドルシャフトの一端側が収容される軸穴溝を前記カバー部材の前記軸穴溝に対向して設け、この軸受カバーの前記軸穴溝内に前記嵌合片を形成するようにしても良い。また、前記軸受カバーに、前記カバー部材の前記アイドルギヤ側の端面に対向してブッシュ装着部を配置し、このブッシュ装着部に、前記アイドルシャフトに装着されるブッシュ部材が取り付けるようにしても良い。
本発明の始動電動機によれば、電動機によって回転駆動され、軸方向に移動することによりエンジンのリングギヤと噛合するアイドルギヤと、前記アイドルギヤを回転自在かつ軸方向に移動可能に支持するアイドルシャフトと、前記エンジンに取り付けられ、前記アイドルシャフトの両端部を支持するカバー部材とを有してなる始動電動機にて、アイドルシャフトの外周に嵌合溝を形成し、この嵌合溝に嵌合する嵌合片を備えた軸受カバーをカバー部材に取り付けるようにしたので、この嵌合片によって、回り止め、抜け止めした状態でアイドルシャフトをカバー部材に取り付けることが可能となる。このようなアイドルシャフト取付構造を採用することにより、カバー部材に軸受カバーを取り付けるだけでアイドルシャフトの組み付けが完了するため、アイドルシャフトの組付作業が容易化され、組付性の改善を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である始動電動機の構成を示す断面図である。図1の始動電動機(スタータ)1は、自動車用エンジンの始動に使用され、停止しているエンジンに対して、燃料の吸入、微粒化、圧縮、点火に必要な回転を与える。
始動電動機1は、大別すると、モータ部2、ギヤ部3、マグネットスイッチ部4、ケース部5及びアイドル部6とから構成されている。モータ部2には駆動源であるモータ(電動機)11が配設され、ギヤ部3には減速装置である遊星歯車機構12やオーバーランニングクラッチ13、ピニオンギヤ14などが配設されている。アイドル部6には、ピニオンギヤ14と噛合するアイドルギヤ15が配設されている。アイドルギヤ15は、軸方向(図中左右方向)に移動可能に取り付けられており、図中左方向(以下、左右方向は図1を基準とし「図中」の記載は省略する)に移動すると、エンジンのリングギヤ16と噛合する。モータ11の回転力は、遊星歯車機構12及びオーバーランニングクラッチ13を介してピニオンギヤ14に伝わり、アイドルギヤ15からリングギヤ16へと伝達され、エンジンが始動される。
モータ11は、円筒形状のモータハウジング21内にアーマチュア22を回動自在に配置した構成となっている。モータハウジング21はモータ11のヨークを兼ねており、鉄等の磁性体金属によって形成されている。モータハウジング21の右端部には、金属製のエンドカバー23が取り付けられる。一方、モータハウジング21の左端部は、ケース部5のギヤカバー24に取り付けられる。エンドカバー23はセットボルト25によってギヤカバー24に固定され、モータハウジング21はエンドカバー23とギヤカバー24との間に固定される。
モータハウジング21の内周面には、周方向に複数個の永久磁石26が固定されており、永久磁石26の内側にはアーマチュア22が配設される。アーマチュア22は、モータシャフト27に固定されたアーマチュアコア28と、アーマチュアコア28に巻装されたアーマチュアコイル29とから構成されている。モータシャフト27の右端部は、エンドカバー23に取り付けられたメタル軸受31によって回動自在に支持されている。一方、モータシャフト27の左端部は、ピニオンギヤ14等が取り付けられたドライブシャフト(出力軸)32の端部に回動自在に支持されている。ピニオンシャフト32の右端部には軸受部33が凹設されており、モータシャフト27はそこに取り付けられたメタル軸受34によって回動自在に支持される。
アーマチュアコア28の一端側には、モータシャフト27に外嵌固定されたコンミテータ35が隣接配置されている。コンミテータ35の外周面には、導電材にて形成されたコンミテータ片36が複数個取り付けられており、各コンミテータ片36にはアーマチュアコイル29の端部が固定されている。モータハウジング21の左端部には、ブラシホルダ37が取り付けられている。ブラシホルダ37には、周方向に間隔をあけて、ブラシ収容部38が4個配置されている。各ブラシ収容部38にはそれぞれブラシ39が出没自在に内装されている。ブラシ39の突出先端部(内径側先端部)は、コンミテータ35の外周面に摺接している。
ブラシ39の後端側には図示しないピグテールが取り付けられており、ブラシホルダ37の導電プレート41と電気的に接続されている。導電プレート41にはスイッチ部42が設けられており、スイッチプレート43が導電プレート41に接触すると電源ターミナル44とブラシ39との間が電気的に接続され、コンミテータ35に電源が供給される。スイッチプレート43はスイッチシャフト45に取り付けられており、マグネットスイッチ部4が通電されると、スイッチシャフト45が左方に移動し、スイッチプレート43が導電プレート41に接触するようになっている。
ギヤ部3の遊星歯車機構12には、インターナルギヤユニット46とドライブプレートユニット47が設けられている。インターナルギヤユニット46は、ギヤカバー24の右端部に固定されており、その内周側には内歯歯車48が形成されている。インターナルギヤユニット46の中央にはメタル軸受49が内装されており、ピニオンシャフト32の右端側が回動自在に支持されている。ドライブプレートユニット47は、ピニオンシャフト32の右端部に固定されており、遊星歯車51が3個等分間隔で取り付けられている。遊星歯車51は、ベースプレート52に固定された支持ピン53に、メタル軸受54を介して回動自在に支持されている。遊星歯車51は内歯歯車48と噛合している。
モータシャフト27の左端部には、太陽歯車55が形成されている。太陽歯車55は遊星歯車51と噛合しており、遊星歯車51は、太陽歯車55と内歯歯車48との間で、自転しつつ公転する。モータ11が作動すると、モータシャフト27と共に太陽歯車55が回転し、太陽歯車55の回転に伴い、遊星歯車51が内歯歯車48と噛み合いながら太陽歯車55の周りを公転する。これにより、ピニオンシャフト32に固定されたベースプレート52が回転し、モータシャフト27の回転が減速されてピニオンシャフト32に伝達される。
オーバーランニングクラッチ13は、遊星歯車機構12によって減速された回転をピニオンギヤ14に対し一回転方向に伝達する。オーバーランニングクラッチ13は、クラッチアウタ56とクラッチインナ57との間に、ローラ58及びクラッチスプリング59を配した構成となっている。クラッチアウタ56は、ボス部56aとクラッチ部56bとからなり、ボス部56aは、ピニオンシャフト32のヘリカルスプライン部61に取り付けられている。ボス部56aの内周側には、ヘリカルスプライン部61と噛み合うスプライン部62が形成されている。これにより、クラッチアウタ56は、ピニオンシャフト32上をヘリカルスプライン部61に沿って軸方向に移動可能となっている。
ピニオンシャフト32にはストッパ63が取り付けられている。ストッパ63は、ピニオンシャフト32に装着されたサークリップ64によって軸方向の移動が規制されている。ストッパ63には、ギヤリターンスプリング65の一端側が取り付けられている。ギヤリターンスプリング65の他端側は、ボス部56aの内端壁66に当接している。クラッチアウタ56は、このギヤリターンスプリング65によって右方向に付勢されており、通常時(非通電時)には、クラッチアウタ56はギヤカバー24に固定されたクラッチストッパ67に当接した位置で保持される。
クラッチアウタ56のクラッチ部56b内周には、ピニオンギヤ14と一体に形成されたクラッチインナ57が配設されている。クラッチアウタ56とクラッチインナ57の間には、ローラ58及びクラッチスプリング59が複数組配置されている。また、クラッチ部56bの外周にはクラッチカバー68が外装されており、クラッチ部56bの左端面とクラッチカバー68との間には、クラッチワッシャ69が取り付けられている。このクラッチワッシャ69によって、ローラ58及びクラッチスプリング59は、クラッチ部56bの内周側に、軸方向の移動を規制された状態で収容される。
クラッチ部56bの内周壁はカム面となっており、楔状斜面部と曲面部が形成されている。ローラ58は、通常、クラッチスプリング59によって曲面部側に押されている。クラッチアウタ56が回転し、クラッチスプリング59の付勢力に抗して、ローラ58が楔状斜面部とクラッチインナ57の外周面との間に挟持されると、クラッチインナ57はローラ58を介してクラッチアウタ56と一体に回転する。これにより、モータ11が作動しピニオンシャフト32が回転すると、その回転はクラッチアウタ56からローラ58を介してクラッチインナ57に伝達され、ピニオンギヤ14が回転する。
これに対し、エンジンが始動し、クラッチインナ57がクラッチアウタ56よりも早く回転すると、ローラ58は曲面部側に移動し、クラッチインナ57はクラッチアウタ56に対し空転状態となる。すなわち、クラッチインナ57がオーバーラン状態となると、ローラ58が楔状斜面部とクラッチインナ外周面との間には挟持されず、クラッチインナ57の回転はクラッチアウタ56には伝達されない。従って、エンジン始動後、エンジン側からより高い回転数でクラッチインナ57が回されても、その回転はオーバーランニングクラッチ13にて遮断され、モータ11側には伝達されない。
ピニオンギヤ14は冷間鍛造によって形成された鋼製部材であり、アイドルギヤ15と噛合している。ピニオンギヤ14とアイドルギヤ15には、クロム鋼(例えば、SCr 420H)に浸炭処理を施したものが使用されている。ピニオンギヤ14はクラッチインナ57と一体に成形されており、クラッチインナ57の左方には、ギヤ部71とボス部94が形成されている。ボス部94の外径はギヤ部71の歯底外径よりも小径となっており、ピニオンギヤ14を容易に冷鍛加工できるようになっている。ピニオンギヤ14は、冷鍛加工にて形成されているため、ギヤ部71の軸方向寸法の精度が高く、ピニオンギヤ14とアイドルギヤ15間など部品間のガタが小さく、摩耗や破損が抑えられている。また、冷間鍛造によってギヤ部71を形成することにより、加工硬化が生じ、ギヤ部71の強度が増大し、ギヤ連結部の強度向上も図られている。
ボス部94には、鋼製のピニオンワッシャ72が外挿されている。ピニオンワッシャ72は、ボス部94に装着されたCリング73によって軸方向に抜け止め固定されている。ピニオンワッシャ72の外周部は、アイドルギヤ15の左側面に当接しており、エンジン始動後、始動電動機1が停止する際に、ピニオンギヤ14と共にアイドルギヤ15を右方に移動させ、アイドルギヤ15をリングギヤ16から離脱させる。また、ギヤ部71の右側にはフランジ部95が形成されている。
ピニオンギヤ14の内径側には、シャフト孔74とスプリング収容部75が形成されている。シャフト孔74にはピニオンギヤメタル76が取り付けられており、ピニオンギヤ14は、ピニオンギヤメタル76を介してピニオンシャフト32に回動自在に支持される。スプリング収容部75はクラッチインナ57の内周側に形成されており、そこには、ストッパ63やギヤリターンスプリング65が収容される。
マグネットスイッチ部4は、遊星歯車機構12の左方にモータ11や遊星歯車機構12と同心状に配設されている。マグネットスイッチ部4は、ギヤカバー24に固定された鋼製の固定部77と、固定鉄心82に沿って左右方向に移動自在に配置された可動部78とからなる。固定部77には、ギヤカバー24に固定されたケース79と、ケース79内に収容されたコイル81及びケース79の内周側に取り付けられた固定鉄心82が設けられている。可動部78には、スイッチシャフト45が取り付けられた可動鉄心83が設けられ、可動鉄心83の内周側にはギヤプランジャ84が取り付けられている。可動鉄心83の外周側(図中下端側)には、スイッチリターンスプリング90が取り付けられている。スイッチリターンスプリング90の他端側はギヤカバー24に当接しており、可動鉄心83は右方に付勢されている。
可動鉄心83の内周にはさらに、ブラケットプレート85が固定されている。ブラケットプレート85には、プランジャスプリング86の一端がカシメ固定されている。プランジャスプリング86の他端側は、イグニッションキースイッチがOFFのとき(図1の状態のとき)は、ギヤプランジャ84に当接しており、ギヤプランジャ84はプランジャスプリング86によって左方に付勢されている。ギヤプランジャ84はピニオンシャフト32に軸方向に移動可能取り付けられており、可動鉄心83の内周面との間には摺動鉄心87が介設されている。
ケース部5はアルミダイカスト製のギヤカバー24を備えており、ギヤカバー24には、メタル軸受88を介してピニオンシャフト32の左端側が回動自在に支持されている。ギヤカバー24にはまた、アイドルギヤ15を支持するアイドルシャフト89が取り付けられている。アイドルシャフト89の左端側は、図示しないアイドルシャフトストッパにて抜け止めされている。ギヤカバー24内には、前述のように、合成樹脂製(例えば、ガラス繊維強化ポリアミド)のクラッチストッパ67やケース79等が固定され、右端面側には、モータハウジング21やエンドカバー23がセットボルト25によって固定されている。
アイドル部6には、アイドルギヤ15が配設されている。ギヤカバー24にはアイドルギヤ取付部100が設けられており、そこにアイドルギヤ15がアイドルシャフト89に軸支された状態で配設される。アイドルギヤ15には、ギヤ部92とボス部93が設けられており、ギヤ部92はピニオンギヤ14のギヤ部71と噛合している。ボス部93には、合成樹脂製(例えば、ガラス繊維強化ポリアミド)のカラー96が外装されている。カラー96は、アイドルギヤ15の端面とピニオンギヤ14のフランジ部95との間に介設されている。カラー96と、フランジ部95及びアイドルギヤ15との間には、摺動性向上のため潤滑剤としてグリスが塗布される。カラー96の右端部には、ボス部93に取り付けられたCリング97が当接している。カラー96は、このCリング97によって軸方向に抜け止め固定されている。
アイドルギヤ15は、アイドルシャフト89にメタル軸受91を介して回動自在に支持されている。アイドルシャフト89は、ギヤカバー24に設けられた軸受部98,99に軸支されている。軸受部98,99にはそれぞれ軸孔101,軸穴溝102が形成されており、軸受部99の下側には、軸受カバー103が取り付けられる。図2は、軸受カバー103の構成を示す斜視図、図3は、図1のA−A線に沿った断面図、図4は、軸受部99を下方(矢示X方向)から見た状態を示す説明図である。図5に示すように、軸受カバー103には、軸穴溝102に対応して軸穴溝104が設けられており、軸受部99の下面部99aにネジ105によって固定される(図4参照)。アイドルシャフト89は、アイドルギヤ15を軸支した状態で、軸孔101と、軸穴溝102,104によって形成される軸穴106との間に取り付けられる。
図2に示すように、軸受カバー103は、軸穴溝104を備えた軸受部107と、軸受部107の両側に設けられた平板状の取付部108と、軸受カバー103の一端部側に形成されたブッシュ装着部109とを備えた構成となっている。軸受部107は半円形のドーム状に形成されており、その内側は軸穴溝104となっている。軸穴溝104内には、アイドルシャフト89の端部が収容され、その内部には嵌合片112が設けられている。図4に示すように、嵌合片112は、半円断面形状となっており、軸受部99の下面部99aに軸受カバー103を取り付けると、アイドルシャフト89に形成された半円断面形状の嵌合溝111と嵌合するようになっている。軸穴溝104の奥部は奥壁113となっており、軸穴溝104と軸受部99側の軸穴溝102を合わせることにより、非貫通形態の軸穴106が形成される。
取付部108にはネジ孔114が設けられており、このネジ孔114には、下面部99aに軸受カバー103を取り付ける際、ネジ105が挿通される。ブッシュ装着部109は両上端側が直線状となった略馬蹄形状となっており、その内側には同様の外形を有するゴムブッシュ115が取り付けられる。ゴムブッシュ115の中央には軸孔116が設けられており、軸孔116の上端部には切れ目117が形成されている。アイドルシャフト89は、この切れ目117から軸孔116内に挿通される。ブッシュ装着部109の右端面側には段部118が凹設されており、ゴムブッシュ115はこの段部118内に装着される。軸受カバー103は、ゴムブッシュ115をこの段部118に取り付けた状態で軸受部99にネジ固定される。
また、図1に示すように、ブッシュ装着部109及びゴムブッシュ115は、静止状態のアイドルギヤ15と軸受部99の左端面99bとの間に配置される。図5に示すように、従来の始動電動機では、アイドルギヤ215と軸受部左端面との間に隙間があり、この間に異物が侵入したり、この隙間からアイドルシャフト220とアイドルギヤ215との間や軸穴内に埃が入ったりするおそれがあった。これに対し、当該始動電動機1では、軸受部左端面99bとアイドルギヤ15との間にゴムブッシュ115等が配置され、その間の隙間を塞ぐ形となっているため、シャフト−カバー間への異物侵入や、シャフト−ギヤ間、軸穴106内などへの埃の侵入などを抑えることができる。また、アイドルシャフト89にゴムブッシュ115が取り付けられているため、シャフトのブレも抑えられる。
このような始動電動機1では、アイドルシャフト89は、軸孔101側からギヤカバー24に取り付けられ、軸孔101,軸穴溝102に挿入される。そして、アイドルシャフト89を軸穴溝102の奥部まで挿入した後、軸受カバー103を軸受部99の下面部99aにネジ105を用いて固定する。その際、アイドルシャフト89は、切れ目117を介してゴムブッシュ115に挿通される。また、アイドルシャフト89の嵌合溝111には、軸受カバー103側の嵌合片112が嵌合する。これにより、アイドルシャフト89の回転方向の移動と軸方向への移動が共に規制され、アイドルシャフト89は、回り止めかつ抜け止めされた状態で、軸受部99に取り付けられる。このようにしてアイドルシャフト89をギヤカバー24に取り付けた後、アイドルシャフト89の軸受部98側の端部には、ゴム製の防塵キャップ119が取り付けられる。
このように、アイドルシャフト89は、軸孔101,軸穴溝102にシャフトを挿入した後、軸受カバー103を取り付けるだけで、抜け止め、回り止めされた状態でギヤカバー24に組み付けられる。このため、当該始動電動機1では、アイドルシャフト89の組付作業が非常に容易であり、アイドルシャフト89の組付性の改善が図られる。
次に、このような始動電動機1を用いたエンジン始動動作について説明する。まず、自動車のイグニッションキースイッチがOFFされているときは、図1のように、ギヤリターンスプリング65の付勢力によって、クラッチアウタ56はクラッチストッパ67に当接した状態にある。このとき、スイッチプレート43は導電プレート41から離れており、モータ11への給電は行われない。また、アイドルギヤ15は、右方の離脱位置にあり、リングギヤ16とは噛み合っていない状態にある。これに対し、イグニッションキースイッチをONすると、アイドルギヤ15が左方へ移動し、リングギヤ16に噛み合う。
すなわち、イグニッションキースイッチをONすると、まず、コイル81に電流が流れ、マグネットスイッチ部4に吸引力が発生する。コイル81が励磁されると、ケース79及び固定鉄心82を通る磁路が形成され、可動鉄心83が左方に吸引される。可動鉄心83がスイッチリターンスプリング90の付勢力に抗して左方に移動すると、スイッチシャフト45も左方へ移動し、スイッチプレート43が導電プレート41に接触して接点が閉じる。これにより、電源ターミナル44とブラシ39との間が電気的に接続され、コンミテータ35に電源が供給されてモータ11が起動しアーマチュア22が回転する。また、ブラケットプレート85も左方へ移動し、それに伴って、プランジャスプリング86も押し縮められる。
アーマチュア22が回転すると、遊星歯車機構12を介してピニオンシャフト32が回転する。ピニオンシャフト32の回転に伴い、ヘリカルスプライン部61に取り付けられたクラッチアウタ56もまた回転する。ヘリカルスプライン部61は、ピニオンシャフト32の回転方向を考慮してねじり方向が設定されており、クラッチアウタ56の回転数が増大すると、その慣性マスによって、クラッチアウタ56がヘリカルスプライン部61に沿って左方に移動する(静止位置→作動位置)。クラッチアウタ56が左方へ飛び出すと、ピニオンギヤ14もクラッチアウタ56と共に左方に移動する。このとき、ギヤリターンスプリング65もクラッチアウタ56に押されて縮められる。
クラッチアウタ56が左方へ移動すると、アイドルギヤ15もまたピニオンフランジ部95に押されて左方へ移動し、リングギヤ16に噛み合う。アイドルギヤ15がリングギヤ16と噛み合うと、モータ11の回転がリングギヤ16に伝達され、リングギヤ16が回転する。リングギヤ16はエンジンのクランク軸に接続されており、リングギヤ16の回転に伴ってクランク軸が回転され、エンジンが始動される。エンジンが始動すると、リングギヤ16からアイドルギヤ15を介してピニオンギヤ14が高回転で回転されるが、オーバーランニングクラッチ13の作用によって、その回転はモータ11側には伝達されない。
また、クラッチアウタ56が左方に移動すると、押し縮められていたプランジャスプリング86の付勢力によってギヤプランジャ84が左方に移動し、ギヤプランジャ84はクラッチアウタ56の右端面に当接する。このとき、プランジャスプリング86は自然長状態となり、クラッチアウタ56に当接した状態のギヤプランジャ84とプランジャスプリング86との間には、若干の隙間が生じる。
ここで、エンジンが始動するとピニオンギヤ14は高回転で回転され、オーバーランニングクラッチ13は空転方向に回転される。オーバーランニングクラッチ13が空転方向に回されるとクラッチ内に空転トルクが生じ、クラッチアウタ56には切れトルクと呼ばれる回転力が働く。この回転力により、クラッチアウタ56にはヘリカルスプライン部61を介して右方へのスラスト力が生じ、クラッチアウタ56が右方へ移動しアイドルギヤ15がリングギヤ16から離脱するおそれがある。このため、始動電動機1では、ギヤプランジャ84によってクラッチアウタ56を作動位置にて保持し、アイドルギヤ15の右方への移動を規制してアイドルギヤ15の離脱を防止している。
一方、エンジンが始動しイグニッションキースイッチがOFFされると、マグネットスイッチ部4への通電も停止され、その吸引力も消滅する。すると、スイッチリターンスプリング90の付勢力によってブラケットプレート85が右方に押され、それまで固定鉄心82による吸引力にて左方に保持されていた可動鉄心83が右方に移動する。可動鉄心83が右方に移動すると、スイッチシャフト45も右方へ移動し、スイッチプレート43が導電プレート41から離れ接点が開く。これにより、モータ11に対する給電が遮断され、ピニオンシャフト32の回転が停止し、クラッチアウタ56の回転も停止する。
クラッチアウタ56の回転が停まると、その慣性マスによる軸方向への移動力も消滅する。このため、押し縮められていたギヤリターンスプリング65の付勢力によって、クラッチアウタ56は、ヘリカルスプライン部61に沿って作動位置から静止位置へと右方へ移動する。このとき、ギヤプランジャ84もクラッチアウタ56に押されて図1の状態に戻る。なお、ギヤリターンスプリング65の付勢力は、この時点におけるプランジャスプリング86の付勢力よりも大きくなるように設定されている。
クラッチアウタ56が右方に移動すると、ピニオンギヤ14もまた右方に移動する。ピニオンギヤ14が右方に移動すると、ピニオンワッシャ72がアイドルギヤ15の左端面に当接する。これにより、アイドルギヤ15はピニオンワッシャ72によって右方に移動し、アイドルギヤ15がリングギヤ16から離脱し、図1の状態となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、遊星歯車機構12を介してモータ11によって回転されるピニオンシャフト32にオーバーランニングクラッチ13を取り付ける形態の始動電動機を示したが、モータシャフト27の先端部にオーバーランニングクラッチを装着した形態の始動電動機や、レバー等によってアイドルギヤを移動させる形態の始動電動機にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施例である始動電動機の構成を示す断面図である。 軸受カバーの構成を示す斜視図ある。 図1のA−A線に沿った断面図である。 軸受部を下方(図1の矢示X方向)から見た状態を示す説明図である。 従来の始動電動機の構成を示す説明図である。 従来の始動電動機におけるアイドルシャフトの加工工程を示す説明図である。
符号の説明
1 始動電動機
2 モータ部
3 ギヤ部
4 マグネットスイッチ部
5 ケース部
6 アイドル部
11 モータ
12 遊星歯車機構
13 オーバーランニングクラッチ
14 ピニオンギヤ
15 アイドルギヤ
16 リングギヤ
21 モータハウジング
22 アーマチュア
23 エンドカバー
24 ギヤカバー(カバー部材)
25 セットボルト
26 永久磁石
27 モータシャフト
28 アーマチュアコア
29 アーマチュアコイル
31 メタル軸受
32 ピニオンシャフト
33 軸受部
34 メタル軸受
35 コンミテータ
36 コンミテータ片
37 ブラシホルダ
38 ブラシ収容部
39 ブラシ
41 導電プレート
42 スイッチ部
43 スイッチプレート
44 電源ターミナル
45 スイッチシャフト
46 インターナルギヤユニット
47 ドライブプレートユニット
48 内歯歯車
49 メタル軸受
51 遊星歯車
52 ベースプレート
53 支持ピン
54 メタル軸受
55 太陽歯車
56 クラッチアウタ
56a ボス部
56b クラッチ部
57 クラッチインナ
58 ローラ
59 クラッチスプリング
61 ヘリカルスプライン部
62 スプライン部
63 ストッパ
64 サークリップ
65 ギヤリターンスプリング
66 内端壁
67 クラッチストッパ
68 クラッチカバー
69 クラッチワッシャ
71 ギヤ部
72 ピニオンワッシャ
73 Cリング
74 シャフト孔
75 スプリング収容部
76 ピニオンギヤメタル
77 固定部
78 可動部
79 ケース
81 コイル
82 固定鉄心
83 可動鉄心
84 ギヤプランジャ
85 ブラケットプレート
86 プランジャスプリング
87 摺動鉄心
88 メタル軸受
89 アイドルシャフト
90 スイッチリターンスプリング
91 メタル軸受
92 ギヤ部
93 ボス部
94 ボス部
95 フランジ部
96 カラー
97 Cリング
98 軸受部
99 軸受部
99a 下面
99b 左端面
100 アイドルギヤ取付部
101 軸孔
102 軸穴溝
103 軸受カバー
104 軸穴溝
105 ネジ
106 軸穴
107 軸受部
108 取付部
109 ブッシュ装着部
111 嵌合溝
112 嵌合片
113 奥壁
114 ネジ孔
115 ゴムブッシュ
116 軸孔
117 切れ目
118 段部
119 防塵キャップ
201 始動電動機
202 モータ部
203 ギヤ部
204 マグネットスイッチ部
205 ケース部
206 アイドル部
211 モータ
212 遊星歯車機構
213 オーバーランニングクラッチ
214 ピニオンギヤ
215 アイドルギヤ
216 リングギヤ
217 フランジ部
218 ヘリカルスプライン部
219 ギヤカバー
220 アイドルシャフト
221 固定ネジ
222 ネジ孔指標
223 挿通孔形成部
224 ネジ挿通孔
225 固定ネジ挿入孔
226 雌ネジ孔
227 軸穴

Claims (3)

  1. 電動機によって回転駆動され、軸方向に移動することによりエンジンのリングギヤと噛合するアイドルギヤと、
    前記アイドルギヤを回転自在かつ軸方向に移動可能に支持するアイドルシャフトと、
    前記エンジンに取り付けられ、前記アイドルシャフトの両端部を支持するカバー部材とを有してなる始動電動機であって、
    前記アイドルシャフトの外周に形成された嵌合溝と、
    前記カバー部材に取り付けられ、前記アイドルシャフトの一端側を支持する軸受カバーと、
    前記軸受カバーに形成され、前記嵌合溝に嵌合し、前記カバー部材に対する前記アイドルシャフトの回転方向及び軸方向の移動を規制する嵌合片とを有することを特徴とする始動電動機。
  2. 請求項1記載の始動電動機であって、前記カバー部材は、前記アイドルシャフトの一端側が収容される軸穴溝を備えた軸受カバー取付部を有し、前記軸受カバーは、前記カバー部材の前記軸穴溝に対向して形成され、前記アイドルシャフトの一端側が収容される軸穴溝を有し、前記嵌合片は、前記軸受カバーの前記軸穴溝内に形成されることを特徴とする始動電動機。
  3. 請求項1又は2記載の始動電動機であって、前記軸受カバーは、前記カバー部材の前記アイドルギヤ側の端面に対向して配置されるブッシュ装着部を有し、前記ブッシュ装着部には、前記アイドルシャフトに装着されるブッシュ部材が取り付けられることを特徴とする始動電動機。
JP2007078336A 2007-03-26 2007-03-26 始動電動機 Pending JP2008240542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007078336A JP2008240542A (ja) 2007-03-26 2007-03-26 始動電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007078336A JP2008240542A (ja) 2007-03-26 2007-03-26 始動電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008240542A true JP2008240542A (ja) 2008-10-09

Family

ID=39912193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007078336A Pending JP2008240542A (ja) 2007-03-26 2007-03-26 始動電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008240542A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7520190B2 (en) Structure of engine starter equipped with planetary gear speed reducer
JPWO2006043580A1 (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JPWO2006043579A1 (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP4699471B2 (ja) 始動電動機
JP2013137015A (ja) スタータ
JP4785845B2 (ja) スタータ
JPWO2006137493A1 (ja) スタータ
JP2008196373A (ja) スタータ
JP2010048130A (ja) エンジン始動装置
JP2008240539A (ja) 始動電動機
JP5139252B2 (ja) エンジンスタータ
JP4871314B2 (ja) スタータ
JP2008082252A (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP2008240542A (ja) 始動電動機
JP2013139764A (ja) スタータ
JP2008240541A (ja) 始動電動機
JP4772811B2 (ja) 始動電動機
JP2008240540A (ja) 始動電動機
JP4450216B2 (ja) スタータ
JP2008240538A (ja) 始動電動機
JP2008240537A (ja) 始動電動機
JP5651034B2 (ja) スタータ
JP5580221B2 (ja) スタータ
JP5472367B2 (ja) エンジン始動装置
JP2010154704A (ja) 電動モータ及びエンジン始動装置