JP2008239454A - 合成シリカガラスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】OH基が30ppm以下の高粘性の合成シリカガラスを効率的に容易に製造することができる合成シリカガラスの製造方法を提供する。
【解決手段】かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材7を、上部加熱ゾーンAと下部加熱ゾーンBが設けられたチャンバ2内の上方に吊り上げ固定し、前記チャンバ2内を10Pa以下の減圧下になし、更に前記上部加熱ゾーンAの温度を500℃〜1130℃に設定すると共に、前記下部加熱ゾーンBの温度を1400℃〜1600℃に設定し、前記多孔質シリカ母材7の軸線を中心に回転させながら、前記多孔質シリカ母材7を降下させることによって、前記多孔質シリカ母材7下端から上部加熱ゾーンA及び下部加熱ゾーンBを通過させる。
【選択図】図1
【解決手段】かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材7を、上部加熱ゾーンAと下部加熱ゾーンBが設けられたチャンバ2内の上方に吊り上げ固定し、前記チャンバ2内を10Pa以下の減圧下になし、更に前記上部加熱ゾーンAの温度を500℃〜1130℃に設定すると共に、前記下部加熱ゾーンBの温度を1400℃〜1600℃に設定し、前記多孔質シリカ母材7の軸線を中心に回転させながら、前記多孔質シリカ母材7を降下させることによって、前記多孔質シリカ母材7下端から上部加熱ゾーンA及び下部加熱ゾーンBを通過させる。
【選択図】図1
Description
本発明は合成石英ガラス部材の製造方法に関し、高純度半導体用治具、光通信用部材などに好適に用いられる合成石英ガラスの製造方法に関する。
従来から、合成石英ガラスの製造については、四塩化けい素などのガラス形成原料化合物を酸水素火炎中で火炎加水分解させてガラス微粒子を生成させ、これを回転している石英ガラスなどからなる耐熱性出発物質(坦体)に付着、堆積させ、この坦体を連続的に移動させて多孔質ガラス母材を形成し、更に、不活性ガス中または真空下での加熱により焼結し、透明ガラス化する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、多孔質ガラス母材を形成した後、OH基を50ppm以下の高粘性の合成石英ガラスを得ることができる合成石英ガラス部材の製造方法が開示されている。この特許文献1に示された合成石英ガラス部材の製造方法について、図2に基づいて説明する。
図2に示すように、塩素などのハロゲン化合物を含まない多孔質シリカ母材12を耐熱性出発物質(坦体)11を介して、溶融炉10のチャンバ13内に固定し、不活性ガス中または真空雰囲気下にヒータ14で1150℃〜1350℃の温度で仮焼結し、多孔質シリカ母材をかさ密度0.90〜1.30g/cm3とする。そして更に、前記ヒータ14を昇温して1400℃〜1600℃の温度で多孔質シリカ母材を透明ガラス化する。
特開平6−92648号公報
図2に示すように、塩素などのハロゲン化合物を含まない多孔質シリカ母材12を耐熱性出発物質(坦体)11を介して、溶融炉10のチャンバ13内に固定し、不活性ガス中または真空雰囲気下にヒータ14で1150℃〜1350℃の温度で仮焼結し、多孔質シリカ母材をかさ密度0.90〜1.30g/cm3とする。そして更に、前記ヒータ14を昇温して1400℃〜1600℃の温度で多孔質シリカ母材を透明ガラス化する。
ところで、上記した特許文献1の製造方法によると、特許文献1の実施例1〜6に示されるように、仮焼結のための加熱の際に、多孔質シリカ母材の外周部における孔に閉口が生じ(特に表面から熱収縮が生じ)、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度が0.3〜0.7g/cm3であったものが、加熱後の多孔質シリカ母材のかさ密度が0.9〜1.3g/cm3となる。即ち、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度に対して、加熱後の多孔質シリカ母材のかさ密度は、1.7倍〜3倍となる。
このように多孔質シリカ母材の外周部の多くの孔に閉口が生じる(特に表面から熱収縮が生じる)ために、多孔質シリカ母材の内部の脱水を充分に行うことができず、OH基を33ppm未満にすることは困難であった(特許文献1の実施例1〜6参照)。
また、多孔質シリカ母材の外周部の多く孔に閉口が生じるため、内部の脱水を充分に行うことができず、内部ほどOH基濃度が高い、不均質な透明体になるという課題があった。
また、多孔質シリカ母材の外周部の多く孔に閉口が生じるため、内部の脱水を充分に行うことができず、内部ほどOH基濃度が高い、不均質な透明体になるという課題があった。
更に、上記したように特許文献1に記載された製造方法によっても、OH基が33ppm以上残るため、高温粘性が十分とは言えず、また粘性のバラツキが大きい等の問題が生じ、半導体用治具、TFT用ガラス基板、光通信用部材などの用途において好適な合成石英ガラスは、実質的には得られていなかった。
また、特許文献1に記載された製造方法による場合には、合成石英ガラスインゴットの上下方向でのOH基の濃度分布を均質化するために、仮焼結のための加熱の際には、多孔質シリカ母材の上端部の温度t1と下端部の温度t2との温度差ΔtをΔt≦50℃とし、仮焼結後から透明ガラス化の処理までの昇温過程では、50℃≦Δt≦100℃とする必要があった(特許文献1の請求項3参照)。そのため、温度を精度良く制御する必要があるため、より制御性の高い設備が必要であり、更に設備管理に多額な費用を必要とするという課題があった。
また、特許文献1に示された製造装置にあっては、上記したような加熱処理を行うため、多孔質シリカ母材(合成石英ガラスインゴット)の長さよりも長いヒータを必要とし、設備の長大化を招くといった課題があった。
また、特許文献1に示された製造装置にあっては、上記したような加熱処理を行うため、多孔質シリカ母材(合成石英ガラスインゴット)の長さよりも長いヒータを必要とし、設備の長大化を招くといった課題があった。
本発明者等は、OH基が30ppm以下の高粘性の合成石英ガラスを効率良く製造することができる製造方法にについて鋭意研究した結果、仮焼結のための加熱温度が特定温度範囲にあり、仮焼結後の多孔質シリカ母材のかさ密度が特定の密度範囲にある場合に、OH基が30ppm以下の高粘性の合成石英ガラスが得られることを見出した。
また、溶融炉内を仮焼結のための領域と透明ガラス化の領域に区分し、前記多孔質シリカ母材が仮焼結のための領域及び透明ガラス化の領域を特定範囲速度で移動することにより、効率的に合成石英ガラスを製造でき、しかも容易に制御できることを見出した。
また、溶融炉内を仮焼結のための領域と透明ガラス化の領域に区分し、前記多孔質シリカ母材が仮焼結のための領域及び透明ガラス化の領域を特定範囲速度で移動することにより、効率的に合成石英ガラスを製造でき、しかも容易に制御できることを見出した。
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、OH基が30ppm以下の高粘性の合成シリカガラスを効率的に容易に製造することができる合成シリカガラスの製造方法を提供することを目的とするものである。
前記した課題を解決するために、本発明に係る合成石英ガラスの製造方法は、かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材を、上部加熱ゾーンと下部加熱ゾーンが設けられたチャンバ内の上方に吊り上げ固定し、前記チャンバ内を30Pa以下の減圧下になし、更に前記上部加熱ゾーンの温度を500℃〜1130℃に設定すると共に、前記下部加熱ゾーンの温度を1400℃〜1600℃に設定し、前記多孔質シリカ母材の軸線を中心に回転させながら、前記多孔質シリカ母材を降下させることによって、前記多孔質シリカ母材下端から上部加熱ゾーン及び下部加熱ゾーンを通過させることを特徴としている。
本発明は、500℃〜1130℃の上部加熱ゾーンで、かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材の仮焼結がなされる。この温度は従来の温度(特許文献1に示された温度)1150℃〜1350℃よりも低く設定されている。
ここで、上部加熱ゾーンの温度が1130℃を超える場合、多孔質シリカ母材の外周面に熱収縮が起こり、多くの孔に閉口が生じるために、脱水を充分に行うことができず、OH基が多く残存するため、好ましくない。特に、多孔質シリカ母材の中央部分にOH基がより多く残存し、均質性も損なわれるため好ましくない。一方、上部加熱ゾーンの温度が500℃未満の場合には、脱水を充分に行うことができず、OH基が多く残存するため好ましくない。
また、かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材を用いているが、かさ密度が0.4g/cm3未満の場合には、下部加熱ゾーンにおける加熱の際、収縮が大きく、多孔質シリカ母材が破損するため好ましくない。また、かさ密度が0.6g/cm3を超える場合には、多孔質シリカ母材の内部の気体(ガス)の抜けが悪く、透明化処理を行った際、合成シリカガラス内部に気泡が残存するため好ましくない。
また、本発明は、多孔質シリカ母材の仮焼結後、1400℃〜1600℃に設定された下部加熱ゾーンで透明化処理がなされる。この温度は従来の温度(特許文献1に示された温度)と同様な温度に設定されている。ここで、1400℃未満の場合には、気泡が残存し、透明化することができず、また1600℃をこえる場合には、透明化された合成シリカガラスインゴットが大きく変形したものとなり、例えば後工程での成型の際に気泡が混入するといった不具合が生じ好ましくない。
更に、上部加熱ゾーン及び下部加熱ゾーンは、30Pa以下の減圧下になされ、前記減圧下のもとで、仮焼結、透明化処理がなされる。ここで、30Paを超えると、多孔質シリカ母材の内部の気体(ガス)の抜けが悪く、透明化処理を行った際、合成シリカガラス内部に気泡が残存するため好ましくない。
更にまた、前記多孔質シリカ母材の軸線を中心に回転させながら、前記多孔質シリカ母材を降下させることによって、前記多孔質シリカ母材下端から上部加熱ゾーン及び下部加熱ゾーンを通過させるように構成されているため、従来のように多孔質シリカ母材の上端部と下端部の温度制御を過度に行う必要がなく、容易に行うことができる。
しかも、多孔質シリカ母材を移動するように構成したため、多孔質シリカ母材(合成シリカガラスインゴット)の長さよりも長いヒータを必要とせず、設備の長大化を防止できる。
しかも、多孔質シリカ母材を移動するように構成したため、多孔質シリカ母材(合成シリカガラスインゴット)の長さよりも長いヒータを必要とせず、設備の長大化を防止できる。
また、前記上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、前記加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍以下となるように上部加熱ゾーンでの加熱を行うことが望ましい。
これによって、多孔質シリカ母材の外周部に多くの閉気孔を形成することなくより適切な脱水処理を行うことができ、より好ましい。
上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍を越えると、多孔質シリカ母材の外周部に多くの孔に閉口が生じ(特に表面から熱収縮が生じる)易く、脱水を充分に行うことができないため、好ましくない。
これによって、多孔質シリカ母材の外周部に多くの閉気孔を形成することなくより適切な脱水処理を行うことができ、より好ましい。
上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍を越えると、多孔質シリカ母材の外周部に多くの孔に閉口が生じ(特に表面から熱収縮が生じる)易く、脱水を充分に行うことができないため、好ましくない。
また、前記多孔質シリカ母材の降下速度が10mm/hr(時)以下であることが望ましい。
これによって、更により適切な脱水処理を行うことができ、低OH基濃度の合成シリカガラスを得ることでできる。また、前記多孔質シリカ母材の通過速度が5mm/hr(時)未満であること、製造効率上好ましくない。
これによって、更により適切な脱水処理を行うことができ、低OH基濃度の合成シリカガラスを得ることでできる。また、前記多孔質シリカ母材の通過速度が5mm/hr(時)未満であること、製造効率上好ましくない。
本発明によれば、OH基が30ppm以下でバラツキが少ない均質高粘性で、実質的に残存気泡の存在しない合成シリカガラスを効率的に容易に製造することができる合成石英ガラスの製造方法を得ることができる。
また、本発明の製造方法によって製造された合成シリカガラスは、特に、高純度半導体用治具、光通信用部材などに好適に用いられる。
また、本発明の製造方法によって製造された合成シリカガラスは、特に、高純度半導体用治具、光通信用部材などに好適に用いられる。
以下、本発明に係る合成シリカガラスの製造方法の実施形態について図1に基づき説明する。
本発明の合成シリカガラスの製造方法を実施する際、まず多孔質シリカ母材7を製造する。この多孔質シリカ母材7の製造は公知の方法で行うことができる。
例えば、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって多孔質シリカ母材7を製造することができる。即ち、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって生じるシリカ微粒子を回転しているシリカガラスなどからなる耐熱性坦体に付着、堆積させる。そして、これをその垂直軸方向または水平軸方向に連続的に移動させることによって、多孔質シリカ母材7を製造する。
本発明の合成シリカガラスの製造方法を実施する際、まず多孔質シリカ母材7を製造する。この多孔質シリカ母材7の製造は公知の方法で行うことができる。
例えば、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって多孔質シリカ母材7を製造することができる。即ち、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって生じるシリカ微粒子を回転しているシリカガラスなどからなる耐熱性坦体に付着、堆積させる。そして、これをその垂直軸方向または水平軸方向に連続的に移動させることによって、多孔質シリカ母材7を製造する。
このとき、製造される多孔質シリカ母材7のかさ密度が0.4〜0.6g/cm3となるように製造する。前記かさ密度が0.4g/cm3未満の場合には、下部加熱ゾーンにおける加熱の際、収縮が大きく、多孔質シリカ母材が破損するため好ましくない。また、かさ密度が0.6g/cm3を超える場合には、多孔質シリカ母材の内部の気体(ガス)の抜けが悪く、透明化処理を行った際、合成シリカガラス内部に気泡が残存するため好ましくない。
このようにして製造されて多孔質シリカ母材について、仮焼結処理、透明化処理がなされる。この仮焼結処理、透明化処理は、図1に示した仮焼結透明化処理装置1によって成される。尚、図1は装置の概略構成図である。
図においてこの装置1は、チャンバ2を備え、その内部に上下の室に区分する遮蔽部材3が設けられている。この遮蔽部材3の中央部には多孔質シリカ母材7が移動可能な開口部3aが形成されている。そして、夫々の室にはヒータ4,5が配置され、夫々の室内の温度を特定の温度に設定される。また、この遮蔽部材3によって区分される上方の室は、仮焼結する仮焼結ゾーン(上部加熱ゾーン)Aであり、下方の室は、透明化する透明化処理ゾーン(下部加熱ゾーン)Bである。
そして、多孔質シリカ母材7を耐熱性出発物質(坦体)6を介して、図示しない移動回転手段に取り付けられる。更に、前記仮焼結ゾーン(上部加熱ゾーン)Aでは500℃〜1130℃に設定される。また、透明化する透明化処理ゾーン(下部加熱ゾーン)Bでは、1400℃〜1600℃に設定される。そして、チャンバ2内は30Pa以下に減圧される。
ここで、上部加熱ゾーンAの温度が1130℃を超える場合、多孔質シリカ母材の外周面に熱収縮が起こり、多く孔に閉口が生じるために、脱水を充分に行うことができず、OH基が多く残存するため、好ましくない。特に、多孔質シリカ母材の中心部分にOH基がより多く残存し、均質性も損なわれるため好ましくない。一方、上部加熱ゾーンAの温度が500℃未満の場合には、脱水を充分に行うことができず、OH基が多く残存するため好ましくない。
また、下部加熱ゾーンBの温度が1400℃未満の場合には、気泡が残存し、透明化することができない。また1600℃をこえる場合には、透明化された合成シリカガラスインゴットが大きく変形したものとなり、例えば後工程での成型の際に気泡が混入するといった不具合が生じ好ましくない。
また、上部加熱ゾーンA及び下部加熱ゾーンBは、30Pa以下の減圧下になされ、前記減圧下のもとで、仮焼結、透明化処理がなされる。ここで、30Paを超えると多孔質シリカ母材の内部の気体(ガス)の抜けが悪く、透明化処理を行った際、合成シリカガラス内部に気泡が残存するため好ましくない。
このような環境下において、多孔質シリカ母材7を5rpm/分で回転させながら、多孔質シリカ母材7の下端部から10mm/hr(時)以下の速度で降下させ、前記ヒータ4によって多孔質シリカ母材7の下端部から徐々に仮焼結する。
この際、上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍以下となるように上部加熱ゾーンでの加熱を行うことが望ましい。
そして、仮焼結が終了すると、多孔質シリカ母材7の下端部から徐々に遮蔽部材3の開口部3aを通過し、ヒータ5によって透明化処理が成される。
この際、上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍以下となるように上部加熱ゾーンでの加熱を行うことが望ましい。
そして、仮焼結が終了すると、多孔質シリカ母材7の下端部から徐々に遮蔽部材3の開口部3aを通過し、ヒータ5によって透明化処理が成される。
この多孔質シリカ母材7の通過速度(降下速度)が10mm/hr(時)を超えると、適切な脱水処理を行うことできず、低OH基濃度の合成シリカガラスを得ることができる。また、前記多孔質シリカ母材7の通過速度が5mm/hr(時)未満であること製造効率上好ましくない。
本発明による合成シリカガラスの製造方法によれば、赤外分光光度計により2.7μmの吸収ピークから測定したOH基含有量が30ppm以下でバラツキが少ない均質高粘性で、実質的に残存気泡の存在しない合成シリカガラス部材を得ることができる。
次に本発明の実施例、比較例を挙げて説明する。
(多孔質ガラス母材のかさ密度の検証)
先ず、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって多孔質シリカ母材7を製造する。即ち、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって生じるシリカ微粒子を回転しているシリカガラスなどからなる耐熱性坦体に付着、堆積させる。そして、これをその垂直軸方向に連続的に移動させることによって、多孔質シリカ母材を製造する。
(多孔質ガラス母材のかさ密度の検証)
先ず、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって多孔質シリカ母材7を製造する。即ち、メチルトリメトキシシランを用いて、酸水素火炎中での火炎加水分解によって生じるシリカ微粒子を回転しているシリカガラスなどからなる耐熱性坦体に付着、堆積させる。そして、これをその垂直軸方向に連続的に移動させることによって、多孔質シリカ母材を製造する。
この際、酸水素バランスおよび原料供給量を制御して後記する表1に示したようにかさ密度が0.3g/cm3(比較例1)、0.4g/cm3(実施例1)、0.5g/cm3(実施例2),0.6g/cm3(実施例3),0.7g/cm3(比較例2)であり、φ400×1000mmサイズの多孔質シリカ母材を用意した。
そして、これら多孔質シリカ母材を図1に示した仮焼結透明化装置において処理した。即ち、多孔質シリカ母材7を耐熱性出発物質(坦体)6を介して、チャンバ2内に取り付け、前記仮焼結ゾーン(上部加熱ゾーン)Aを1050℃に設定した。また、透明化する透明化処理ゾーン(下部加熱ゾーン)Bを1500℃に設定した。そして、チャンバ2内を10Paに減圧し、多孔質シリカ母材7を降下速度10mm/hr、回転速度5rpm/分で移動し、仮焼結、透明ガラス化したところ、φ210×600mmサイズでOH基含有量が表1で示す合成シリカガラスインゴットが得られた。
このOH基含有量は、インゴットの長さ方向の中央位置における長径線上において、ほぼ等間隔に10点、赤外分光光度計により2.7μmの吸収ピークから測定し、これらの平均値とした。
尚、表1中、仮焼結後のかさ密度と多孔質シリカ母材のかさ密度の比も併せて示す。このかさ密度はアルキメデス法によって測定した。
このOH基含有量は、インゴットの長さ方向の中央位置における長径線上において、ほぼ等間隔に10点、赤外分光光度計により2.7μmの吸収ピークから測定し、これらの平均値とした。
尚、表1中、仮焼結後のかさ密度と多孔質シリカ母材のかさ密度の比も併せて示す。このかさ密度はアルキメデス法によって測定した。
比較例2から明らかなように、透明化処理を行った際、合成シリカガラス内部に気泡が残存し、また、比較例1から明らかなように、下部加熱ゾーンにおける加熱の際、収縮が大きく、多孔質シリカ母材が破損することが認められた。
更に、実施例1〜3で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、多孔質シリカ母材7のかさ密度は0.4〜0.6g/cm3が好ましいことが認められた。
更に、実施例1〜3で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、多孔質シリカ母材7のかさ密度は0.4〜0.6g/cm3が好ましいことが認められた。
(仮焼結ゾーンの温度の検証)
かさ密度が0.5g/cm3、φ400×1000mmサイズの多孔質シリカ母材7を用いて、仮焼結ゾーンの温度を400℃(比較例3)、500℃(実施例4)、900℃(実施例5)、1130℃(実施例6)、1200℃(比較例4)と変えて、OH基の含有量を検証した。尚、透明化ゾーンの温度を1500℃、チャンバ2内は10Paに減圧し、多孔質シリカ母材7を降下速度10mm/hr、回転速度5rpm/分で移動し、仮焼結、透明ガラス化したところ、φ210×600mmサイズでOH基含有量が表2で示す合成シリカガラスインゴットが得られた。また、OH基濃度及びかさ密度は実施例1〜3の場合と同様に測定した。
かさ密度が0.5g/cm3、φ400×1000mmサイズの多孔質シリカ母材7を用いて、仮焼結ゾーンの温度を400℃(比較例3)、500℃(実施例4)、900℃(実施例5)、1130℃(実施例6)、1200℃(比較例4)と変えて、OH基の含有量を検証した。尚、透明化ゾーンの温度を1500℃、チャンバ2内は10Paに減圧し、多孔質シリカ母材7を降下速度10mm/hr、回転速度5rpm/分で移動し、仮焼結、透明ガラス化したところ、φ210×600mmサイズでOH基含有量が表2で示す合成シリカガラスインゴットが得られた。また、OH基濃度及びかさ密度は実施例1〜3の場合と同様に測定した。
比較例3から明らかなように、脱水を充分に行うことができず、OH基が30ppmを超えることが確認された。また、比較例4から明らかなように、多孔質シリカ母材の外周面に熱収縮が起こり、多く孔に閉口が生じるために、脱水を充分に行うことができず、OH基が30ppmを超えることが確認された。
更に、実施例4〜6で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、前記仮焼結ゾーン(上部加熱ゾーン)Aは500℃〜1130℃に設定されるのが好ましいことが認められた。
更に、実施例4〜6で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、前記仮焼結ゾーン(上部加熱ゾーン)Aは500℃〜1130℃に設定されるのが好ましいことが認められた。
(透明化ゾーンの温度の検証)
かさ密度が0.5g/cm3、φ400×1000mmサイズの多孔質シリカ母材7を用いて、透明化ゾーンの温度を1300℃(比較例5)、1400℃(実施例7)1600℃(実施例8)、1700℃(比較例6)、1500℃(比較例7)、1500℃(比較例8)と変えて、OH基の含有量を検証した。
ここで、多孔質シリカ母材7の降下速度を、実施例7,8及び比較例5,6,8にあっては10mm/hr(時)とし、比較例7に有っては15mm/hr(時)とした。また多孔質シリカ母材7の回転速度は全て5rpm/分とした。
更に、仮焼結ゾーンの温度を全ての場合において1050℃とし、チャンバ2内の圧力を、実施例7,8及び比較例5,6にあっては10Paとし、比較例7、比較例8にあっては100Paとした。そして、仮焼結、透明ガラス化したところ、φ210×600mmサイズでOH基含有量が表1で示す合成シリカガラスインゴットが得られた。また、OH基濃度及びかさ密度は実施例1〜3の場合と同様に測定した。その結果を表3に示す。
かさ密度が0.5g/cm3、φ400×1000mmサイズの多孔質シリカ母材7を用いて、透明化ゾーンの温度を1300℃(比較例5)、1400℃(実施例7)1600℃(実施例8)、1700℃(比較例6)、1500℃(比較例7)、1500℃(比較例8)と変えて、OH基の含有量を検証した。
ここで、多孔質シリカ母材7の降下速度を、実施例7,8及び比較例5,6,8にあっては10mm/hr(時)とし、比較例7に有っては15mm/hr(時)とした。また多孔質シリカ母材7の回転速度は全て5rpm/分とした。
更に、仮焼結ゾーンの温度を全ての場合において1050℃とし、チャンバ2内の圧力を、実施例7,8及び比較例5,6にあっては10Paとし、比較例7、比較例8にあっては100Paとした。そして、仮焼結、透明ガラス化したところ、φ210×600mmサイズでOH基含有量が表1で示す合成シリカガラスインゴットが得られた。また、OH基濃度及びかさ密度は実施例1〜3の場合と同様に測定した。その結果を表3に示す。
比較例5から明らかなように、気泡が残存し、透明化することができない。また比較例6から明らかなように、合成シリカガラスインゴットに変形が確認された。
更に、実施例7,8で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、透明化する透明化処理ゾーン(下部加熱ゾーン)Bでは、1400℃〜1600℃に設定されるのが好ましい。
また、比較例8から明らかなようにチャンバ内の圧力が30Paを超える場合には、気泡が残存し、また比較例7に示すように多孔質シリカ母材の降下速度が10mm/hrを超える場合には、OH基の濃度が増し、好ましくないことが確認された。
更に、実施例7,8で得られた合成シリカガラスインゴットについては、長さ方向両端から100mm位置及び300mm位置の3ヶ所で各々長径線上ほぼ等間隔に10点でOH基含有量を測定したが、上記いずれの位置でも径方向のOH基含有量のバラツキは5ppm以下であり、また全30点でのバラツキも5ppm以下であった。また、気泡残存について確認したところ、少なくとも径20μmを超えるものは確認されなかった。
したがって、透明化する透明化処理ゾーン(下部加熱ゾーン)Bでは、1400℃〜1600℃に設定されるのが好ましい。
また、比較例8から明らかなようにチャンバ内の圧力が30Paを超える場合には、気泡が残存し、また比較例7に示すように多孔質シリカ母材の降下速度が10mm/hrを超える場合には、OH基の濃度が増し、好ましくないことが確認された。
1…仮焼結透明化装置
2…チャンバ
3…遮蔽部材
4…ヒータ
5…ヒータ
7…多孔質シリカ母材
2…チャンバ
3…遮蔽部材
4…ヒータ
5…ヒータ
7…多孔質シリカ母材
Claims (3)
- かさ密度0.4〜0.6g/cm3の多孔質シリカ母材を、上部加熱ゾーンと下部加熱ゾーンが設けられたチャンバ内の上方に吊り上げ固定し、
前記チャンバ内を30Pa以下の減圧下になし、更に前記上部加熱ゾーンの温度を500℃〜1130℃に設定すると共に、前記下部加熱ゾーンの温度を1400℃〜1600℃に設定し、
前記多孔質シリカ母材の軸線を中心に回転させながら、前記多孔質シリカ母材を降下させることによって、前記多孔質シリカ母材下端から上部加熱ゾーン及び下部加熱ゾーンを通過させることを特徴とする合成シリカガラスの製造方法。 - 前記上部加熱ゾーン通過後の多孔質シリカ母材のかさ密度が、前記加熱前の多孔質シリカ母材のかさ密度0.4〜0.6g/cm3の1.4倍以下となるように上部加熱ゾーンでの加熱を行うことを特徴とする請求項1記載の合成シリカガラスの製造方法。
- 前記多孔質シリカ母材の降下速度が10mm/hr以下であることを特徴とする請求項1または2記載の合成シリカガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007086522A JP2008239454A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 合成シリカガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008239454A true JP2008239454A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39911231
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008239454A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018048071A (ja) * | 2016-09-22 | 2018-03-29 | ヘレウス・クアルツグラース・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディット・ゲゼルシャフトHeraeus Quarzglas GmbH & Co. KG | 合成石英ガラスから光学ブランクを製造する方法 |
CN111039549A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-04-21 | 中国建筑材料科学研究总院有限公司 | 石英玻璃碇熔制装置及系统 |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007086522A patent/JP2008239454A/ja active Pending
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