JP2008238936A - 小型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】後輪の車軸の両端部が、パワーユニットの後部と、該パワーユニットに固着されるスイングアームとで軸支され、排気マフラーが後輪に関してスイングアーム側に配置され、車体フレームおよびスイングアーム間にリヤクッションユニットが設けられる小型車両において、排気マフラーのスイングアーム側支持部およびリヤクッションユニットのスイングアーム側へ連結部の変化に影響されることなく、スイングアームの形状および設計の自由度を高める。
【解決手段】リヤクッションユニット24の下端部に連結されるクッション用ブラケット35と、排気マフラー33を支持するマフラー用ブラケット36とが、スイングアーム34とは別体に形成されてスイングアーム34に取付けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関を有するパワーユニットが後輪を駆動する動力を発揮するようにして車体フレームに揺動可能に支承され、前記後輪の車軸の両端部が、前記パワーユニットの後部と、該パワーユニットの後部との間で前記後輪を挟んで前記パワーユニットに固着されるスイングアームとで軸支され、前記内燃機関の排気マフラーが前記後輪に関して前記スイングアーム側に配置され、前記車体フレームおよび前記スイングアーム間にリヤクッションユニットが設けられる小型車両に関する。
パワーユニットと、該パワーユニットに固着されるスイングアームとで後輪の車軸の両端部を軸支し、スイングアームおよび車体フレーム間にリヤクッションユニットが設けられ、スイングアームの外側に排気マフラーが配置されるようにした自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特許第3485996号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたものでは、リヤクッションユニットの下部がスイングアームが一体に有するクッション取付け部に直接連結され、リヤクッションユニットの下部のスイングアームへの連結部から後方に突出するようにしてスイングアームに一体に形成される排気マフラー支持部に排気マフラーが支持されている。ところが、このようにスイングアームにクッション取付け部および排気マフラー支持部が一体に形成される構成では、リヤクッションユニットの上下長さおよび排気マフラーの形状によって、リヤクッションユニットの連結部および排気マフラー支持部間が離間してしまい、スイングアームの大型化を招く可能性があり、しかもスイングアームの形状および設計の自由度が低下する可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、排気マフラーのスイングアーム側支持部およびリヤクッションユニットのスイングアーム側へ連結部の変化に影響されることなく、スイングアームの形状および設計の自由度を高め得るようにした小型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、内燃機関を有するパワーユニットが後輪を駆動する動力を発揮するようにして車体フレームに揺動可能に支承され、前記後輪の車軸の両端部が、前記パワーユニットの後部と、該パワーユニットの後部との間で前記後輪を挟んで前記パワーユニットに固着されるスイングアームとで軸支され、前記内燃機関の排気マフラーが前記後輪に関して前記スイングアーム側に配置され、前記車体フレームおよび前記スイングアーム間にリヤクッションユニットが設けられる小型車両において、前記リヤクッションユニットの下端部に連結されるクッション用ブラケットと、前記排気マフラーを支持するマフラー用ブラケットとが、前記スイングアームとは別体に形成されて前記スイングアームに取付けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記クッション用ブラケットおよび前記マフラー用ブラケットが、上下複数個所での共締めによって前記スイングアームに締結されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記クッション用ブラケットおよび前記マフラー用ブラケットが、側面視で前記クッション用ブラケットに前記マフラー用ブラケットが外側から重なるように配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記マフラー用ブラケットに、前記リヤクッションユニットの下部を前記クッション用ブラケットに締結するための締結部材ならびに該締結部材を操作するための工具を通すメンテナンス用開口部が設けられることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記マフラー用ブラケットの前部が3個所以上の複数個所で前記スイングアームに締結され、それらの締結個所で囲まれる領域で前記マフラー用ブラケットに透孔が設けられることをことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記スイングアームの外側に配置される前記排気マフラー内に、側面視で前記クッション用ブラケットおよび前記マフラー用ブラケットと重なる位置を避けて触媒が収容されることを特徴とする。
さらに請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成に加えて、前記後輪に装着されるディスクブレーキのキャリパが前記スイングアームに支持され、前記触媒が、側面視で前記キャリパと重なることを避けて前記排気マフラー内に収容されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、スイングアームに、該スイングアームとは別体であるクッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットが取付けられるので、排気マフラーのスイングアーム側支持部およびリヤクッションユニットのスイングアーム側への連結部が変化するときには、クッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットの形状変化で対応することができ、スイングアームの形状および設計自由度を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、クッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットを上下複数個所での共締めでスイングアームに締結するので、クッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットをスイングアームに締結するために必要な部品点数を低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、リヤクッションユニットのクッション用ブラケットへの連結部をマフラー用ブラケットで外側から保護することができる。
請求項4記載の発明によれば、クッション用ブラケットにマフラー用ブラケットが外側から重なる配置であっても、クッション用ブラケットへのリヤクッションユニットの連結および連結解除操作を容易に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、スイングアームへのマフラー用ブラケットの3個所以上の締結個所で囲まれる領域は大きな強度が要求されない領域であり、その領域でマフラー用ブラケットに透孔が設けられることにより、マフラー用ブラケットの取り扱いならびにマフラー用ブラケットへの排気マフラーの取付けに影響を及ぼすことなく、軽量化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、スイングアームの外側に配置される排気マフラー内に収容される触媒と、クッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットとが側面視で重なることはないので、触媒で発生する熱のクッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケット側への伝達を抑えることができ、リヤクッションユニットに与える熱影響を最小限にすることができる。
さらに請求項7記載の発明によれば、排気マフラー内の触媒と、スイングアームに支持されるキャリパとが側面視で重なることはないので、触媒で発生する熱のキャリパ側への伝達を抑えることができ、キャリパに与える熱影響を最小限にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図11は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の左側面図、図2は排気マフラーおよびマフラーカバーを省略した状態でパワーユニットおよび後輪の右側面図、図3はスイングアームおよび排気マフラーを図2の3矢視方向から見た図、図4は図3の4矢視方向から見た一部切欠き斜視図、図5はクッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットが取付けられた状態のスイングアームの側面図、図6は図3の6矢視図、図7は図3の7−7線に沿う排気マフラーの断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は図7の9−9線断面図、図10は図7の10−10線断面図、図11は内筒の側面図である。
先ず図1において、小型車両であるスクータ型の自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク10ならびに該フロントフォーク10に連結される操向ハンドル11を操向可能に支承するヘッドパイプ12を前端に備えるものであり、後輪WRの車軸15を後端で支持するパワーユニットPが車体フレームFの前後方向中間部で上下揺動可能に支承され、パワーユニットPよりも前方で車体フレームFには、側面視で上下に長く形成される燃料タンク13と、該燃料タンク13よりも前方に配置されるラジエータ14とが搭載される。また車体フレームFの後部には、乗員用シート17と、該乗員用シート71の後方に配置されるパッセンジャーシート18とが配置される。さらに車体フレームF、前記パワーユニットPの前部、燃料タンク13およびラジエータ14を覆う合成樹脂製の車体カバー25が車体フレームFに取付けられる。
車体フレームFは、前記ヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12に連設されて後ろ下がりに延びる左右一対の上ダウンフレーム102…と、それらの上ダウンフレーム102…よりも下方でヘッドパイプ12に連設されて後ろ下がりに延びる前半部および後方に向けて水平に延びる後半部が一体に連設されて成るとともに前記上ダウンフレーム102…の後端部に後端が溶接される左右一対の下ダウンフレーム103…と、前記両上ダウンフレーム102…の中間部から後ろ上がりに延びる左右一対のシートレール104…と、上ダウンフレーム102…の後部およびシートレール104…の後部間を連結する左右一対のリヤフレーム105…とを備える。
前記車体カバー25は、ヘッドパイプ12の前部および前輪WFの上部を覆うフロントカバー107と、該フロントカバー107の左右両側に接合される左右一対のフロントサイドカバー108…と、ヘッドパイプ12を後方側から覆うようにしてフロントサイドカバー108…に連なるインナカバー109と、前記乗員用シート17に乗ったライダーの脚部前方を覆うようにして前記両フロントサイドカバー108…およびインナカバー109に接合されるレッグシールド110…と、レッグシールド110…に連なって後方に延びるとともに乗員が足を載せる足置き部111を下端部で形成する左右一対のフロアセンタカバー112…と、前記足置き部111の外縁から下方にそれぞれ垂下される左右一対のフロアサイドカバー113…と、前記足置き部111…の後部にそれぞれ設けられる左右一対のパッセンジャステップ114…と、乗員用シート17およびパッセンジャーシート18の両側下方に配置されるとともに前記フロアサイドカバー113…に連設されて後方に延びる左右一対のボディサイドカバー115…と、ボディサイドカバー115…の後ろ側下部に連設されるリヤロアカバー116とを備える。レッグシールド110…の一部およびフロアセンターカバー111…により、両足置き部111…間で上方に隆起するとともに燃料タンク13およびラジエータ14を収納するフロアトンネル部117が、ヘッドパイプ12の後方から乗員用シート17の前端下方にかけて形成される。
前記パワーユニットPは、後輪WRの前方側に配置される内燃機関Eと、Vベルト式無段変速機ならびに該無段変速機の出力を減速して後輪WRの車軸15に伝達する減速ギヤ列(図示せず)とから成るとともに後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとで構成される。
図2において、前記内燃機関Eは、単気筒の水冷4サイクルであり、その機関本体19の一部を構成するクランクケース20には、後輪WRの左側方に延びる伝動ケース23(図1参照)が連設されており、この伝動ケース23内に前記伝動装置Mが収納される。また前記クランクケース20には、前記パワーユニットPの伝動ケース23との間に前記後輪WRを挟むようにして前記後輪WRの右側方に延びるスイングアーム34が固定され、前記後輪WRの車軸15の両端部は、前記パワーユニットPにおける伝動ケース23の後部と前記スイングアーム34の後部とで軸支される。また車体フレームFのシートレール104…の後部と、前記伝動ケース23の後部および前記スイングアーム34の後部との間にリヤクッションユニット24,24が設けられる。
前記伝動ケース23の上方には、該伝動ケース23で支持されるようにしてエアクリーナ27が配置される。このエアクリーナ27にはインレットパイプ28の上流端が接続され、該インレットパイプ28の下流端と前記機関本体19のシリンダヘッド22との間にはスロットルボディ29が設けられ、スロットルボディ29を通過した空気中に燃料を噴射する燃料噴射弁30がシリンダヘッド22に取付けられる。
シリンダヘッド22の下部側面には、前記クランクケース20の右側下部から後輪WRの右側方に延出される排気管32の上流端が接続され、この排気管32の下流端には、前記スイングアーム34を前記後輪WRとの間に挟む位置に配置される排気マフラー33が接続される。
図3〜図5を併せて参照して、スイングアーム34の前部の上下2個所は前記機関本体19のクランクケース20に締結されており、このスイングアーム34の後部には、該スイングアーム34とは別体に形成されるクッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36が取付けられ、前記リヤクッション24の下部が前記クッション用ブラケット35に連結され、前記排気マフラー33の長手方向中間部の上下2個所が前記スイングアーム34に支持され、排気マフラー33の後部が前記マフラー用ブラケット36に支持される。
前記スイングアーム34の前部の上下に間隔をあけた2個所には挿通孔37,38有する取付けボス部34a,34bが一体に形成されており、前記挿通孔37,38にそれぞれ挿通されるボルト39,40(図2参照)でスイングアーム34の前部がクランクケース20に締結される。
前記スイングアーム34の後部には前記後輪WRの車軸15を支持する軸支部34cが設けられており、その後輪WRに装着されるディスクブレーキBのキャリパ41を臨ませる開口部42が、前記両取付けボス部34a,34bおよび前記軸支部34c間でスイングアーム34に設けられ、該開口部42の前部を上下から挟む2個所で前記スイングアーム34には支持ボス部34d,34eが設けられ、それらの支持ボス34d,34eがそれぞれ有する支持孔43,44に挿通されるボルト45,46(図2参照)で前記キャリパ41がスイングアーム34に締結される。
前記マフラー用ブラケット36は、前記スイングアーム34の後端から後方に突出するようにして前記軸支部34cよりも後方でスイングアーム34の後部の外面側に取付けられるものであり、マフラー用ブラケット36の前部は3個所以上の複数個所、この実施例では3個所で前記スイングアーム34に締結される。すなわちマフラー用ブラケット36の前端が1つのボルト47でスイングアーム34に締結され、該ボルト47およびナット48よりも後方の上下2個所でマフラー用ブラケット36がボルト49,51およびナット50,52でスイングアーム34に締結される。
しかもスイングアーム34への3個所の締結個所で囲まれる領域で前記マフラー用ブラケット36には透孔53が設けられる。
一方、クッション用ブラケット35は、前記マフラー用ブラケット36および前記スイングアーム34の後部外面間に挟まれる第1側板部35aと、前記スイングアーム34の内面側に当接する第2側板部35bと、第1および第2側板部35a,35bの下部間を連結する連結部35cとを一体に有して略U字状に形成されるものであり、スイングアーム34の後部を両側から挟む第1および第2側板部35a,35bが、前記マフラー用ブラケット36の前記スイングアーム34への3個所の締結個所のうち後方側の上下2個所での前記ボルト49,51およびナット50,52による共締めでマフラー用ブラケット36とともにスイングアーム34に締結される。
前記リヤクッションユニット24の下端部は、前記スイングアーム34の後方で前記クッション用ブラケット35の第1および第2側板部35a,35b間に挿入されるものであり、第1側板部35aの外側から第1側板部35a、リヤクッションユニット24および第2側板部35bに挿通されるボルト54に、第2側板部35bに当接、係合するナット55を螺合することにより、リヤクッションユニット24の下端部がクッション用ブラケット35に締結される。
しかもクッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36は、側面視で前記クッション用ブラケット35に前記マフラー用ブラケット35が外側から重なるように配置されるものであり、前記マフラー用ブラケット36には、リヤクッションユニット24の下端部をクッション用ブラケット35に締結するためのボルト54ならびに該ボルト54を操作するための工具を通すメンテナンス用開口部56が設けられる。
前記スイングアーム34の前後方向中間部において、前記開口部42を上下から挟む位置には円筒状の支持ボス部34f,34gが一体に突設され、前記マフラー用ブラケット36には、円筒状の支持ボス57が設けられる。
図6を併せて参照して、排気マフラー33における外筒70の外面には、金属板をプレス成形して成るステー58,60が、前記スイングアーム34の支持ボス部34f,34gに対応して溶接されており、それらのステー58,60に固着されて前記支持ボス部34f,34gに同軸に当接される円筒状のカラー59,61に挿通されるボルト64…が前記支持ボス部34f,34gに螺合される。また前記マフラー用ブラケット36の支持ボス57に対応した位置で前記排気マフラー33における外筒70の外面には金属板をプレス成形して成るステー62が溶接され、このステー62には、前記支持ボス57に同軸に当接する円筒状のカラー63が固着される。而してカラー63および支持ボス57に挿通されるボルト66に、前記支持ボス57に当接、係合するナット67が螺合されるものであり、前記両ボルト64…および前記ナット67を締めつけることにより、排気マフラー33がスイングアーム34およびマフラー用ブラケット36に支持される。
図7において、排気マフラー33は、外筒70と、該外筒70の一端を閉じる第1端壁部材71と、前記外筒70の他端を閉じる第2端壁部材72と、前記外筒70内に同軸に配置される内筒73とを備える。
第1端壁部材71は、外筒70の一端側に挿入される筒部71aと、外筒70および内筒73の中心軸線C1から偏倚した位置を小径端とするとともに前記筒部71aに連なる部分を大径端として外筒70側に向かうにつれて順次拡径するように形成される端壁部71bとを一体に有する。また第2端壁部材72は、外筒70の他端側に挿入される筒部72aと、皿状に形成されて前記筒部72aに同軸に連なる端壁部72bとを一体に有し、第2端壁部材72には、その端壁部72bとの間に断熱・吸音材78を挟み込む端板77の外周が固着される。
図8〜図10を併せて参照して、外筒70は、その横断面形状が上下方向を長径方向とした楕円形の横断面形状を有するように形成されており、内筒73も、外筒70と同軸とした楕円形の横断面形状を有するように形成されて外筒70内に配置される。
さらに図11を併せて参照して、内筒73は、複数たとえば2つの内筒構成部材74,75が外筒70および内筒73の中心軸線C1に沿う分割面で溶接、結合されて成るものであり、一方の内筒構成部材74の周方向一端側の軸方向に間隔をあけた複数個所を他方の内筒構成部材75の周方向他端に外方から重ねるとともに、他方の内筒構成部材75の周方向一端側の軸方向に間隔をあけた複数個所を一方の内筒構成部材74の周方向他端に外方から重ね、両内筒構成部材74,75の重なり部を溶接することによって内筒73が構成されることになる。このため両内筒構成部材74,75の溶接個所で内筒73には、該内筒73の外周面から隆起した隆起部73a…,73b…が形成されることになる。
この内筒73の軸方向一端側には前記外筒70の軸方向一端部に嵌合されるとともに第1端壁部材71の筒部71aを嵌合せしめるようにした拡径部73cが形成されており、前記外筒70の軸方向一端部と、前記拡径部73cと、該拡径部73cを外筒70との間に挟む前記筒部71aとが共通に溶接される。すなわち内筒73の一端部が外筒70および第1端壁部材71に固着される。
一方、外筒70の他端部には、第2端壁部材72および支持筒79が共通に溶接される。この支持筒79は、前記筒部72aを嵌合せしめるとともに外筒70の他端部に嵌合する大径部79aと、該大径部79aよりも小径に形成される小径部79bとを一体に有して段付き円筒状に形成されるものであり、前記筒部72a、前記大径部79aおよび外筒70の他端部が相互に重なった状態で共通に溶接される。
しかも前記支持筒79の小径部79bは前記内筒73の他端部に嵌合されるものであり、内筒73の他端部は、外筒70に固着された前記支持筒79の小径部79bで軸方向のスライドを可能として支承されることになる。
前記内筒73には多数の小孔76,76…が穿設されており、外筒70および内筒73間に形成される環状の空間には断熱・消音材80が充填される。
前記内筒73の内周には、該内筒73の中心軸線C1に沿う方向で間隔をあけた位置に配置される第1および第2隔壁81,82の外周が固着されており、第2隔壁82および第2端壁部材72間で内筒73内には第1膨張室83が形成され、第1および第2隔壁81,82間で内筒73内には第2膨張室84が形成され、第1隔壁81および第1端壁部材71間で内筒73内には第3膨張室85が形成される。
前記内筒73および前記外筒70の中心軸線C1すなわち排気マフラー33の中心軸線C1から長径方向に沿って下方に偏倚した位置において、内筒73内には、前記中心軸線C1と平行な中心軸線C2を有して第2隔壁82を気密に貫通する円筒状の触媒ケース86が配置されており、この触媒ケース86には、第1隔壁81を気密に貫通するとともに前記触媒ケース86側に向かうにつれて順次大径となる導入筒87が同軸に連結される。
一方、排気管32に連なる入口管88が第1端壁部材71の端壁部71bにおける小径端を気密に貫通して前記導入筒87内に突入される。したがって排気管32で導かれた排ガスは入口管88から導入筒87を経て触媒ケース86に導かれる。しかも前記触媒ケース86内の中心軸線C2に沿う方向に間隔をあけた2個所には触媒90,90が収納されており、触媒ケース86内に導入された排ガスは前記触媒90…の働きで浄化されて第1膨張室83に導かれる。
第1および第2膨張室83,84間は第2隔壁82を気密に貫通する第1連通管91で連通され、第2および第3膨張室84,85間は第1隔壁81を気密に貫通する第2連通管92で連通される。しかも第3膨張室85に一端を連通せしめる第3連通管93が、第1および第2隔壁81,82を気密に貫通して第1膨張室83まで延設されており、第3膨張室83内で第3連通管93に接続されるテールパイプ94が、排気マフラー33の中心軸線C1と同軸に配置され、このテールパイプ94は、端板77、断熱・吸音材78および第2端壁部材72を気密に貫通して外方に突出される。
前記外筒70および前記内筒73の長手方向に沿って前記触媒90…に対応する位置で前記外筒70および前記内筒73間には支持リング95が配置されており、この支持リング95は、外筒70の内周面に接触する大径筒部95aと、前記内筒73の外周面に当接する小径筒部95bとを有してリング状に形成され、前記大径筒部95aの周方向に間隔をあけた2個所が外筒70に溶接され、前記小径筒部95bの周方向に間隔をあけた2個所が内筒73に溶接される。
而して排気マフラー33の中心軸線C1と、触媒ケース86および触媒90…の中心軸線C1を通る第1平面L1に対して直交するとともに前記排気マフラー33の中心軸線C1を通る第2平面L2が前記内筒73と交差する2個所の近傍に設定される溶接個所WP1,WP2で、前記支持リング95の小径筒部95bが前記内筒73に溶接される。ところで、而して外筒70および内筒73は、楕円形の横断面形状を有するものであり、触媒90…の中心軸線C2は、外筒70および内筒73の中心軸C1から長径方向に沿って下方に偏倚した位置に配置されるものであり、前記第2平面L2は、短径方向で排気マフラー33の中心軸線C1を通ることになる。
また支持リング95の大径筒部95aは、外筒70の周方向に沿って前記支持リング95の前記内筒73への溶接個所を避けるとともに前記排気マフラー33の中心軸線C1に関して略対称となる2個所の溶接個所WP3,WP4で外筒70に溶接されるものであり、この実施例では、図9で示すように、前記第2平面L2から60度ずれた位置に前記溶接個所WP3,WP4が設定される。而して外筒70への支持リング95の溶接にあたっては、前記溶接個所WP3,WP4で外筒70に溶接用の透孔が設けられており、その透孔を埋めるようにして支持リング95における大径筒部95aの外面が外筒70に溶接される。
しかも支持リング95の内周の周方向に間隔をあけた複数個所、この実施例では2個所には、前記内筒73の周方向に間隔をあけた複数個所(この実施例では2個所)に配置される前記隆起部73a…,73b…にそれぞれ対応した凹部98,98が形成されており、前記隆起部73a…,73b…はそれらの凹部98…を通過することが可能である。
ところで排気マフラー33は、前記スイングアーム34の外側に配置されるものであるが、前記触媒90,90は、図2で示すように、側面視で前記クッション用ブラケット35および前記マフラー用ブラケット36と重なる位置を避けるとともに、後輪WRに装着されるディスクブレーキBのキャリパ41と側面視で重なることを避けるようにして、前記排気マフラー33内に収容される。
また排気マフラー33の外筒70には、該排気マフラー33を外側方から覆うマフラーカバー96が、たとえば一対のねじ部材97,97で取付けられるものであり、支持リング95の外筒70への2個所の溶接個所WP3,WP4のうち少なくとも一方、この実施例では溶接個所WP4が前記マフラーカバー96で覆われる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、後輪WRの車軸15をパワーユニットPの後部と協働して軸支するスイングアーム34がパワーユニットPに固着され、車体フレームFおよびスイングアーム34間に設けられるリヤクッションユニット24の下端部に連結されるクッション用ブラケット35と、排気マフラー33を支持するマフラー用ブラケット36とが、スイングアーム34とは別体に形成されて該スイングアーム34に取付けられるので、排気マフラー33のスイングアーム34側支持部およびリヤクッションユニット24のスイングアーム34側への連結部が変化するときには、クッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36の形状変化で対応することができ、スイングアーム34の形状および設計自由度を高めることができる。
またクッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36が、上下2個所での共締めによってスイングアーム34に締結されるので、クッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36をスイングアーム34に締結するために必要な部品点数を低減することができる。
またクッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36が、側面視でクッション用ブラケット35にマフラー用ブラケット36が外側から重なるように配置されるので、リヤクッションユニット24のクッション用ブラケット35への連結部をマフラー用ブラケット36で外側から保護することができる。
しかもマフラー用ブラケット36に、リヤクッションユニット24の下端部をクッション用ブラケット35に締結するためのボルト54ならびに該ボルト54を操作するための工具を通すメンテナンス用開口部56が設けられており、クッション用ブラケット35にマフラー用ブラケット36が外側から重なる配置であっても、クッション用ブラケット35へのリヤクッションユニット24の連結および連結解除操作を容易に行うことができる。
さらにマフラー用ブラケット36の前部が3個所以上の複数個所(この実施例では3個所)でスイングアーム34に締結されており、それらの締結個所で囲まれる領域でマフラー用ブラケット36に透孔53が設けられる。而してスイングアーム34へのマフラー用ブラケット36の3個所以上の締結個所で囲まれる領域は大きな強度が要求されない領域であり、その領域でマフラー用ブラケット36に透孔53が設けられることにより、マフラー用ブラケット36の取り扱いならびにマフラー用ブラケット36への排気マフラー33の取付けに影響を及ぼすことなく、軽量化を図ることができる。
ところで、排気マフラー33の内筒73内には、該内筒73の中心軸線から偏倚するようにして触媒90…が収納され、前記内筒73内の長手方向に沿って前記触媒90…に対応する位置で外筒70および内筒73間には支持リング95が配置されており、内筒73の中心軸線C1および触媒90…の中心軸線C2を通る第1平面L1に対して直交するとともに内筒73の中心軸線C1を通る第2平面L2が前記内筒73と交差する2個所の近傍に設定される溶接個所WP1,WP2で、支持リング95が内筒73に溶接されている。
したがって支持リング95の内筒73への溶接個所WP1,WP2が触媒90…から離間した位置に設定されることになり、支持リング95の内筒73への溶接部への触媒90…からの熱影響が極力及ばないようにして、内筒73の熱変形による熱歪みを抑えることができる。
また外筒70の周方向に沿って前記支持リング95の内筒73への溶接個所WP1,WP2を避けるとともに内筒73の中心軸線C1に関して略対称となる2個所の溶接個所WP3,WP4で支持リング95が外筒70に溶接されるので、支持リング95の内筒73への溶接部と、支持リング95の外筒70への溶接部とが排気マフラー33の周方向で相互に重なることがないので、支持リング95において熱歪みが生じる個所を分散させて支持リング95全体への熱歪みの影響を抑えることができる。
しかも内筒73および外筒70が楕円形の横断面形状を有するように形成され、内筒73の中心軸線C1から長径方向に偏倚して前記触媒90…が配置され、第2平面L2が短径方向で内筒73の中心軸線C1を通るように設定されるので、触媒90…からの熱影響が受け難い位置であって、外筒70のうち曲率の大きな部分に支持リング95が溶接されることになるので、溶接性を高めることができる。
また排気マフラー33を外側方から覆うマフラーカバー96で、外筒70への支持リング95の2個所の溶接個所WP3,WP4のうち少なくとも一方、この実施例では溶接個所WP4が覆われるので、排気マフラー33の外表面に現れる溶接痕をマフラーカバー96で覆うことにより、外観性を高めることができる。
さらに内筒73は、該内筒73の中心軸線C1に沿う分割面で分割可能な2つの内筒構成部材74,75が、内筒73の外周面から隆起する隆起部73a,73bを形成するようにして溶接、結合されて成り、支持リング95の内周には、内筒73の周方向に間隔をあけた2個所に配置される隆起部73a,73bにそれぞれ対応した2つの凹部98…が形成されるので、内筒73を支持リング95内に挿入して組付ける際に、内筒73の外周面から隆起した隆起部73a,73bが支持リング95と干渉することを防止することができる。
またスイングアーム34の外側に配置される排気マフラー33内に収容される触媒90…と、クッション用ブラケット35およびマフラー用ブラケット36とが側面視で重なることはなく、スイングアーム34に支持されるキャリパ41とが前記触媒90…と側面視で重なることはないので、触媒90…で発生する熱のクッション用ブラケット35、マフラー用ブラケット36およびキャリパ41側への伝達を抑えることができ、リヤクッションユニット24およびキャリパ41に与える熱影響を最小限にすることができる。
上記第1実施例では、排気マフラー33をスイングアーム34およびマフラー用ブラケット36に支持するために、排気マフラー33における外筒70の外面に、金属板をプレス成形して成るステー58,60,62が溶接されるようにしたが、図12で示す第2実施例のように、鍛造成形されて成るステー100が前記外筒70の外面に溶接されるようにしてもよい。
また図13で示すように、鍛造成形されて成るとともに4つの隅角部を面取り加工して成るステー101を前記外筒70の外面に溶接するようにしてもよく、この第3実施例によれば応力集中の軽減および軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の左側面図である。 排気マフラーおよびマフラーカバーを省略した状態でパワーユニットおよび後輪の右側面図である。 スイングアームおよび排気マフラーを図2の3矢視方向から見た図である。 図3の4矢視方向から見た一部切欠き斜視図である。 クッション用ブラケットおよびマフラー用ブラケットが取付けられた状態のスイングアームの側面図である。 図3の6矢視図である。 図3の7−7線に沿う排気マフラーの断面図である。 図7の8−8線断面図である。 図7の9−9線断面図である。 図7の10−10線断面図である。 内筒の側面図である。 第2実施例の図6に対応した図である。 第3実施例の図6に対応した図である。
符号の説明
15・・・車軸
24・・・リヤクッションユニット
34・・・スイングアーム
33・・・排気マフラー
35・・・クッション用ブラケット
36・・・マフラー用ブラケット
41・・・キャリパ
53・・・透孔
54・・・締結部材であるボルト
56・・・メンテナンス用開口部
90・・・触媒
B・・・ディスクブレーキ
E・・・内燃機関
F・・・車体フレーム
P・・・パワーユニット
WR・・・後輪

Claims (7)

  1. 内燃機関(E)を有するパワーユニット(P)が後輪(WR)を駆動する動力を発揮するようにして車体フレーム(F)に揺動可能に支承され、前記後輪(WR)の車軸(15)の両端部が、前記パワーユニット(P)の後部と、該パワーユニット(P)の後部との間で前記後輪(WR)を挟んで前記パワーユニット(P)に固着されるスイングアーム(34)とで軸支され、前記内燃機関(E)の排気マフラー(33)が前記後輪(WR)に関して前記スイングアーム(34)側に配置され、前記車体フレーム(F)および前記スイングアーム(34)間にリヤクッションユニット(24)が設けられる小型車両において、前記リヤクッションユニット(24)の下端部に連結されるクッション用ブラケット(35)と、前記排気マフラー(33)を支持するマフラー用ブラケット(36)とが、前記スイングアーム(34)とは別体に形成されて前記スイングアーム(34)に取付けられることを特徴とする小型車両。
  2. 前記クッション用ブラケット(35)および前記マフラー用ブラケット(36)が、上下複数個所での共締めによって前記スイングアーム(34)に締結されることを特徴とする請求項1記載の小型車両。
  3. 前記クッション用ブラケット(35)および前記マフラー用ブラケット(36)が、側面視で前記クッション用ブラケット(35)に前記マフラー用ブラケット(36)が外側から重なるように配置されることを特徴とする請求項1または2記載の小型車両。
  4. 前記マフラー用ブラケット(36)に、前記リヤクッションユニット(24)の下端部を前記クッション用ブラケット(35)に締結するための締結部材(54)ならびに該締結部材(54)を操作するための工具を通すメンテナンス用開口部(56)が設けられることを特徴とする請求項3記載の小型車両。
  5. 前記マフラー用ブラケット(36)の前部が3個所以上の複数個所で前記スイングアーム(34)に締結され、それらの締結個所で囲まれる領域で前記マフラー用ブラケット(36)に透孔(53)が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の小型車両。
  6. 前記スイングアーム(34)の外側に配置される前記排気マフラー(33)内に、側面視で前記クッション用ブラケット(35)および前記マフラー用ブラケット(36)と重なる位置を避けて触媒(90)が収容されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の小型車両。
  7. 前記後輪(WR)に装着されるディスクブレーキ(B)のキャリパ(41)が前記スイングアーム(34)に支持され、前記触媒(90)が、側面視で前記キャリパ(41)と重なることを避けて前記排気マフラー(33)内に収容されることを特徴とする請求項6記載の小型車両。
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