JP2008238854A - 収納ボックス - Google Patents

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清満 松浦
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Abstract

【課題】開閉蓋をボックス本体部にロックするためのロック部材に弾性変形部を設けて係合部を係止方向に付勢する場合に、開閉蓋が閉じられたときの衝撃による弾性変形部の振動を抑制して、異音の発生を防止する。
【解決手段】ボックス本体部に、ロック部材20が取り付けられるロック部材取付部50を設ける。ロック部材20は、ロック部材取付部50に取り付けられる取付部21と、取付部21から突出するように設けられた弾性変形部22と、弾性変形部22の突出方向先端側に設けられ、弾性変形部22の弾性力により付勢される係合部24と、係合部24を操作するための操作部25とを有している。開閉蓋40には、係合部24が係脱する係止孔42bを形成する。ロック部材取付部50には、弾性変形部22に当接する当接部55、59を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、物品を収納するためのボックス本体部と、該ボックス本体部の開口部を覆う開閉蓋とを備えた収納ボックスに関し、特に、開閉蓋をボックス本体部に対し閉状態でロックする構造の技術分野に属する。
従来より、例えば、自動車の車室内には、運転席と助手席との間にボックス本体部と開閉蓋とを備えた収納ボックスが配設されている(例えば、特許文献1参照)。この収納ボックスの開閉蓋には、ロック部材が設けられる一方、ボックス本体部には、ロック部材が係止する係止部が設けられている。ロック部材は、開閉蓋の裏側に取り付けられている。このロック部材の開閉蓋への取付部分には、弾性変形可能に構成された弾性変形部の基端部が一体に設けられている。弾性変形部の先端部には、ボックス本体部の係止部に係脱する係合部と、該係合部を操作するための操作部とが設けられている。係合部は、弾性変形部の弾性力によってボックス本体部の係止部に係止する方向に付勢されている。
上記収納ボックスでは、開閉蓋を閉じると、ロック部材の係合部が弾性変形部の付勢力によりボックス本体部の係止部に係止した状態で保持される。これにより、開閉蓋が閉状態でロックされる。一方、開閉蓋を開ける際には、ロック部材の操作部を操作して、係合部を弾性変形部の付勢力に抗してボックス本体部の係止部から離脱する方向に移動させる。これにより、ロックが解除されて、開閉蓋を開くことが可能になる。
実開平3−121142号公報
ところで、収納ボックスを使用する際に、開閉蓋が勢いよく閉じられる場合がある。この場合に、特許文献1のロック部材のように弾性変形部を設けていると、閉じられたときの衝撃によって弾性変形部が振動し、異音が発生してしまう。また、この弾性変形部の振動によってボックス本体部や開閉蓋が加振され、耳障りな異音を発生することもある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開閉蓋をボックス本体部にロックするためのロック部材に弾性変形部を設けて係合部を係止方向に付勢する場合に、開閉蓋が閉じられたときの衝撃による弾性変形部の振動を抑制して、異音の発生を防止することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、ボックス本体部と、該ボックス本体部の開口部を覆う開閉蓋とを備えた収納ボックスであって、上記ボックス本体部と上記開閉蓋との一方には、係止部が設けられ、他方には、上記係止部に係脱する樹脂製ロック部材が取り付けられるロック部材取付部が設けられ、上記ロック部材は、上記ロック部材取付部に取り付けられる取付部と、上記取付部から突出するように設けられた弾性変形部と、上記弾性変形部の突出方向先端側に設けられ、該弾性変形部の弾性力により上記係止部に係止する方向に付勢されて該係止部に係止する係合部と、上記係合部を上記係止部から離脱する方向に移動させるための操作部とを有し、上記ロック部材取付部には、上記弾性変形部に当接する当接部が設けられている構成とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、当接部は、弾性変形部をその変形時に案内するように形成されている構成とする。
請求項1の発明によれば、ロック部材取付部に設けられた当接部が、該ロック部材取付部に取り付けられたロック部材の弾性変形部に当接する。これにより、開閉蓋を閉じる際に衝撃が作用しても、弾性変形部の振動を抑制でき、異音の発生を防止できる。
請求項2の発明によれば、変形時における弾性変形部を当接部により案内することができるので、操作部を操作して係合部を係止部から離脱する方向に移動させる動作をスムーズにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る収納ボックス1を示すものである。この収納ボックス1は、自動車の車室内の運転席と助手席(共に図示せず)との間に配設されており、車室のフロア(図示せず)に固定されるボックス本体部10と、ボックス本体部10の開口部11を開閉するための開閉蓋40とを備えている。開閉蓋40は、ボックス本体部10に回動可能に取り付けられ、閉状態とされたときに、ボックス本体部10に設けられたロック部材20によってロックされるようになっている。尚、この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」といい、車両左側を単に「左」といい、車両右側を単に「右」というものとする。
上記ボックス本体部10は、樹脂材からなるものであり、前後方向に長く形成されている。ボックス本体部10の前半部には、サイドブレーキレバー(図示せず)を配設するための配設孔12が形成されている。ボックス本体部10の後半部には、上方へ矩形箱状に膨出する膨出部13が形成されている。膨出部13の上端面は前後方向に延びる平坦面で構成されている。膨出部13の上端面には、上記開口部11が開口している。この開口部11は、前後方向に長い略矩形状をなしている。図2に示すように、開口部11の周縁部には、下方へ延びる内周壁部14が形成されており、この内周壁部14の下端部には、底壁部(図示せず)が一体に形成されている。これら内周壁部14及び底壁部により、上方に開放した物品収容空間Rが構成されている。また、内周壁部14と膨出部13の外壁部との間には、中空部Sが形成されている。
上記膨出部13の上端面における開口部11の前側には、上記ロック部材20が取り付けられるロック部材取付部50が設けられている。ロック部材取付部50は、膨出部13の上端面から下方へ窪むように形成された収容部51と、この収容部51を上方から覆うカバー部材52とで構成されている。ロック部材20は、収容部51に収容された状態で、その大部分がカバー部材52により覆われるようになっている。
図3に示すように、上記収容部51は、上部開口部51aによって上方開放されるとともに、膨出部13の外壁部に形成された前部開口部51bによって前方にも開放されている。収容部51の前部には、左右方向に拡大する拡大部51cが形成されている。上部開口部51aは、拡大部51cの形状に対応するように、その前側が左右方向に拡大している。上部開口部51aの周縁部には、全周に亘り、上記カバー部材52の周縁部が嵌る凹部51dが形成されている。また、前部開口部51bは、左右方向に長い矩形状をなしており、その左右両端部は、拡大部51cに対応する部位に位置している。前部開口部51bの周囲には、該前部開口部51bの下側から左右両側に連続する段差部51eが形成されている。
上記収容部51の底壁部は、略水平に平坦に延びるように形成されている。この底壁部の後側には、上方へ延びる2つのボス53、53が左右方向に離れて形成されている。ボス53、53の中心部には、カバー部材52を締結固定するためのビスA、A(図1にのみ示す)が螺合する雌ねじ孔53a、53aが形成されている。収容部51の底壁部の左右方向中央部には、上記ロック部材20を位置決めして保持するための保持部54が上方へ突設されている。保持部54は、前後方向に延びる厚肉板状をなしている。保持部54の後端部は、ボス53、53の間に位置しており、前端部は、前部開口部51bの近傍に位置している。また、図6に示すように、保持部54の上端面は、上記カバー部材52の裏面(下面)に当接するようになっている。図3に示すように、保持部54の後端側は、底壁部からの突出高さが前後方向中央部よりも低く設定されている。この保持部54の後端側には、ロック部材20の取付部(後述する)が嵌入する嵌入凹部54aが形成されている。保持部54の前端側の上部には、切欠部54bが形成されている。
上記収容部51の底壁部には、図6にも示すように、ロック部材20の弾性変形部(後述する)に当接する2つの下側当接部55、55が上方へ突設されている。一方の下側当接部55は、保持部54から左側へ離れて配置され、他方の下側当接部55は、保持部54から右側へ離れて配置されている。これら下側当接部55、55は、保持部54と略平行に前後方向に延びる板状をなしている。下側当接部55、55の両前端部と、保持部54の前端部とは、左右方向に並んでいる。下側当接部55、55の両後端部は、ボス53、53の近傍に位置している。
上記カバー部材52は、図4に示すように、上記収容部51の上部開口部51aを閉塞する閉塞板部57と、閉塞板部57の下面から下方へ突出する縦壁部58及び上側当接部59、59とを備えている。閉塞板部57は、上部開口部51aの周縁部の形状と同じ形状されている。該閉塞板部57の周縁部が上部開口部51aの周縁部の凹部51dに嵌った状態で、図2や図6に示すように、閉塞板部57の上面と膨出部13の上端面とが略同一面上に位置するようになっている。図4に示すように、閉塞板部57の後側には、上記ボス53、53に対応する部位に、ビスA、Aが挿通する2つの挿通孔57a、57aが形成されている。これら挿通孔57a、57aの周縁部は、ビスA、Aの頭部が収容されるように窪んでいる。
上記縦壁部58は、閉塞板部57の周縁部の前部から後側へ向かって延びており、ロック部材20の周囲を左右両側及び後側から覆うような形状とされている。縦壁部58の前側は、上記収容部51の左側壁及び右側壁に沿うように形成されている。縦壁部58の後側は、2つのボス53、53の間に位置するように左右方向の幅が前側に比べて狭くなるように形成されている。この縦壁部58の後端部は、図2に示すように、上記保持部54の後端部に上方から当接するようになっている。また、閉塞板部57の前縁部には、縦壁部58が設けられておらず、開放されている。また、閉塞板部57の前縁部には、左右方向の略中央部に切欠部57bが形成されている。
上記上側当接部59、59は、図6に示すように、ロック部材20の弾性変形部に上方から当接するものであり、平面視で下側当接部55、55と重複するように該下側当接部55、55の直上方に位置し、下側当接部55、55と略平行に前後方向に直線状に延びている。
上記ロック部材20は、図5に示すように、樹脂材の一体成形品であり、ロック部材取付部50に取り付けられる取付部21と、左右一対の弾性変形部22、22と、係合部24と、操作部25とで構成されている。取付部21は、前方に開放する略U字状をなしている。この取付部21の開放部分には上記保持部54の後側が嵌るようになっており、この状態で、図2に示すように、取付部21の後端部が保持部54の嵌入凹部54aに嵌入するようになっている。両弾性変形部22、22は、取付部21の開放側の左右両端部からそれぞれ前方へ向けて突出するように形成されている。左側の弾性変形部22は、その前後方向中間部が左側へ突出するくの字状に屈曲しており、また、右側の弾性変形部22は、その前後方向中間部が右側へ突出するくの字状に屈曲している。両弾性変形部22、22は、この屈曲部分の前後方向の変形によって樹脂材の持つ弾性に対応した弾性力が得られるようになっている。上記のように弾性変形部22、22の変形方向と、上記下側及び上側当接部55、50の延びる方向とが共に前後方向であることから、弾性変形部22、22は、両当接部55、59によって、その変形方向に案内されるようになっている。
上記係合部24は、両弾性変形部22、22の前端部から上方へ突出するように形成されている。この係合部24によって両弾性変形部22、22の前端部が一体化されている。係合部24は、図2に示すように、閉塞板部57の切欠部57bを通って上方へ突出するようになっている。係合部24の上端部には、前方へ突出する爪部24aが形成されている。爪部24aの上端面は、前方へ向かって下降する傾斜面で構成され、また、下端面は、略水平に延びる面で構成されている。
図5に示すように、上記操作部25は、左右方向に延びる四角柱状をなしており、係合部24の下側に一体化している。操作部25の左右方向両側は、係合部24の下側から左右方向に突出している。この操作部25は、図2に示すように、前部開口部51bから前方へ突出するようになっている。すなわち、この操作部25の左右方向の寸法は、前部開口部51bの左右方向の寸法よりも若干短めに設定され、上下方向の寸法は、前部開口部51bの上下方向の寸法よりも若干短めに設定されている。
上記開閉蓋40は、図1に示すように、膨出部13の上端面を覆う略矩形板状をなしている。この開閉蓋40は、図2に示すように、その上面部を構成する上側部材41と、下面部を構成する下側部材42とを組み合わせてなる。上側部材41と下側部材42との間には、中空部Tが設けられている。下側部材42の前端部には、上記膨出部13の上端面に沿って延びる平坦部42aが形成されている。この平坦部42aには、ロック部材20の係合部24が係脱する係止孔42bが閉塞板部57の切欠部57bに対向するように形成されている。また、下側部材42の後端部は、図示しないが、左右方向に延びる回転軸を有するヒンジ(図示せず)を介して、上記膨出部13の上端面における後端近傍に取り付けられている。従って、開閉蓋40は、その後端部近傍を中心として上下方向に回動するようになっている。
次に、上記ロック部材20の組付方法について説明する。まず、ロック部材20の取付部21を収容部51の嵌入凹部54aに嵌入するとともに、操作部25を収容部51の内方から前部開口部51bを通して収容部51の外方へ突出させる。この状態でロック部材20が収容部51内で固定され、このとき、弾性変形部22、22の弾性力によって係合部24及び操作部25が前方へ付勢される。この付勢力により、図2に示すように、操作部25が前部開口部51bから突出した状態で保持されるとともに、係合部24の下側が上部開口部51aの前縁部に当接した状態で保持される。また、図6に示すように、下側当接部55、55は、両弾性変形部22、22の下端面に当接し、上側当接部59、59は、両弾性変形部22、22の上端面に当接する。
その後、カバー部材52の閉塞板部57を収容部51の上方から上部開口部51aの周縁部に嵌めて、上部開口部51aを閉塞する。このとき、カバー部材52の縦壁部58の後端部が保持部54の後端部に上方から当接し、この縦壁部58によっても、ロック部材20の取付部21が保持される。また、上側当接部59、59は、両弾性変形部22、22の上端面に当接している。そして、ビスA、Aを閉塞板部57の挿通孔57a、57aに挿通した後、ボス53、53の雌ねじ孔53a、53aに螺合させることで、カバー部材52が膨出部13に締結固定されて、ロック部材20がロック部材取付部50に取り付けられた状態となる。
次に、上記のように構成された収納ボックス1の使用時について説明する。図2に示すように、開閉蓋40が閉じられると、ロック部材20の係合部24が弾性変形部22、22によって前方、即ち、係止孔42aの前縁部に係止する方向に付勢されているので、係合部24の爪部24aが開閉蓋40の係止孔42bの前縁部に係止した状態になり、開閉蓋40が閉状態でロックされる。一方、閉状態にある開閉蓋40を開ける際には、まず、操作部25を後方へ押す。すると、弾性変形部22、22に対し後方へ向かう力が作用し、前後方向に縮むように弾性変形する。これにより、操作部25が前部開口部51bを通って収容部51内に入り込むとともに、係合部24が弾性変形部22、22の付勢力に抗して後方へ移動し、爪部24aが係止孔42bの前縁部から離脱し、ロックが解除される。よって、開閉蓋40を開くことが可能になる。この変形時の弾性変形部22、22は、下側当接部55、55及び下側当接部59、59によって案内される。
上記開状態の開閉蓋40を閉じる際には、勢いよく閉じられる場合がある。この場合には、ロック部材20の弾性変形部22、22に衝撃が作用することになるが、下側及び上側当接部55、59が、ロック部材20の弾性変形部22、22に上下両方から当接していることにより、弾性変形部22、22の振動が抑制される。これにより、弾性変形部22、22自体が振動することによる異音や、弾性変形部22、22の振動によってボックス本体部10や開閉蓋40が加振されることによる異音の発生が防止される。
尚、開状態にある開閉蓋40を閉じる際には、ロック部材20の爪部24aの上面に係止孔42bの周縁部が接することにより、爪部24aが後方へ押される。そして、爪部24aが係止孔42bを乗り越えると、ロック状態になる。これにより、操作部25を操作することなく、開閉蓋40を閉状態にしてロックすることができる。
以上説明したように、この実施形態1に係る収納ボックス1によれば、ロック部材取付部50に設けられた下側及び上側当接部55、59をロック部材20の弾性変形部22、22に当接させるようにしたので、開閉蓋40を閉じる際に衝撃が作用しても、弾性変形部22、22の振動を抑制でき、異音の発生を防止できる。
また、弾性変形するときの弾性変形部22、22を下側及び上側当接部55、59によって案内することができるので、操作部25を操作して係合部24を移動させる動作をスムーズにすることができる。
《発明の実施形態2》
図7及び図8は、本発明の実施形態2に係る収納ボックス1の断面図である。この実施形態2の収納ボックス1は、ロック部材20が開閉蓋40に取り付けられている点で実施形態1のものとは異なっており、他の部分は同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分について説明する。
すなわち、開閉蓋40の裏側の前部には、ロック部材取付部60が設けられている。ロック部材取付部60は、ロック部材20を位置決めして保持するための保持部61と、ロック部材20を保持部61に押さえ付けるための押さえ部62とを備えている。保持部61は、開閉蓋40の下側部材42から上方に突出し、前後方向に延びる板状をなしている。保持部61の後部には、ロック部材20の取付部21が嵌合する嵌合部61aが段差状に形成されている。また、保持部61の嵌合部61aよりも前側には、上方に開放して前後方向に延びる溝部61bが形成されている。さらに、下側部材42には、図8にも示すように、ロック部材20の弾性変形部22、22に下方から当接する2つの下側当接部63、63が上方へ突設されている。一方の下側当接部63は、保持部61から左側へ離れて配置され、他方の下側当接部63は、保持部61から右側へ離れて配置されている。これら下側当接部63、63は、保持部61と同様に前後方向に延びている。下側部材42の平坦部42aには、ロック部材20の係合部24を下方へ突出させるための下部貫通孔42cが形成されている。
押さえ部62は、上側部材41から下方に突出して前後方向に延びる板状をなしている。押さえ部62の下部の後側には、ロック部材20の取付部21が嵌入する切欠部62aが形成されている。また、押さえ部62の下部は、切欠部62aより前側の部位が、上記保持部61の溝部61bに挿入されるようになっている。また、上側部材41には、ロック部材20の弾性変形部22、22に上方から当接する2つの上側当接部64、64が下方へ突設されている。上側部材41の前端部には、ロック部材20の操作部25を前方へ突出させるための前部貫通孔41aが形成されている。また、ロック部材20の係合部24は、下部貫通孔42cを通って下方へ突出するように形成されている。
一方、膨出部13の上端面には、下部貫通孔42cに対向するように、係止孔13aが形成されている。この係止孔13aの前縁部に、上記ロック部材20の係合部24の爪部24aが係脱するようになっている。
この実施形態2に係る収納ボックス1によれば、実施形態1のものと同様に、下側及び上側当接部63、64をロック部材20の弾性変形部22、22に当接させるようにしたので、開閉蓋40を閉じる際に衝撃が作用しても、弾性変形部22、22の振動を抑制でき、異音の発生を防止できる。
尚、上記実施形態1、2では、下側当接部55、63と、上側当接部59、64との両方を設けているが、下側と上側とのいずれか一方を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態1、2では、ロック部材20の弾性変形部22、22を左右方向に突出するように屈曲形成しているが、これに限らず、上下方向に突出するように屈曲形成するようにしてもよい。また、弾性変形部22の数は、2つに限られるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、本発明は、自動車の各部に配設される収納ボックスに適用することができ、また、自動車以外の収納ボックスに適用することもできる。
以上説明したように、本発明に係る収納ボックスは、例えば、自動車の車室内に配設するのに適している。
本発明の実施形態1に係る収納ボックスの斜視図である。 図1のII−II線における断面図である。 ボックス本体部の収容部近傍を拡大して示す斜視図である。 カバー部材を拡大して示す斜視図である。 ロック部材を拡大して示す斜視図である。 図2のVI−VI線における断面図である。 実施形態2に係る図2相当図である。 実施形態2に係る図6相当図である。
符号の説明
1 収納ボックス
10 ボックス本体部
11 開口部
20 ロック部材
21 取付部
22 弾性変形部
24 係合部
25 操作部
40 開閉蓋
42b 係止孔(係止部)
50 ロック部材取付部
55 下側当接部
59 上側当接部

Claims (2)

  1. ボックス本体部と、該ボックス本体部の開口部を覆う開閉蓋とを備えた収納ボックスであって、
    上記ボックス本体部と上記開閉蓋との一方には、係止部が設けられ、他方には、上記係止部に係脱する樹脂製ロック部材が取り付けられるロック部材取付部が設けられ、
    上記ロック部材は、上記ロック部材取付部に取り付けられる取付部と、上記取付部から突出するように設けられた弾性変形部と、上記弾性変形部の突出方向先端側に設けられ、該弾性変形部の弾性力により上記係止部に係止する方向に付勢されて該係止部に係止する係合部と、上記係合部を上記係止部から離脱する方向に移動させるための操作部とを有し、
    上記ロック部材取付部には、上記弾性変形部に当接する当接部が設けられていることを特徴とする収納ボックス。
  2. 請求項1に記載の収納ボックスにおいて、
    当接部は、弾性変形部をその変形時に案内するように形成されていることを特徴とする収納ボックス。
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