JP2008238718A - 熱収縮性フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】熱収縮時に熱収縮率が急激に変化する部分に、しわを生じさせない熱収縮性機能層を有する熱収縮性フィルムを提供する。
【解決手段】熱収縮性フィルム2は、熱収縮性基材の少なくとも一方の面に熱収縮性機能層を有し、熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むものである。好ましくは、当該熱収縮性機能層の全樹脂成分に対するポリビニルピロリドン系樹脂成分の割合が、20〜80重量%である。また、当該熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度80℃以下の樹脂成分からなるものであってもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱収縮時にしわを生じさせない、熱収縮性フィルムに関するものである。
近年、ペットボトル、プラスチックケース等の各種容器の包装用として、加熱により収縮する性質を利用した熱収縮性フィルムが広く用いられている。
熱収縮性フィルムは、熱収縮性フィルムで筒状体を作り、ペットボトル、プラスチックケース等の容器に被せたり、または粘着ラベルとして容器に貼着し、当該容器に熱をかけて熱収縮性フィルムを収縮させ、容器に密着させるものである。
かかる熱収縮性フィルムは、単に容器を包装する目的だけでなく、容器の保護や、画像印刷を可能としたり、光を拡散するといった特定の機能を付与することが行われ、特定の機能を付与するために、熱収縮性基材に熱収縮性機能層を設けることが一般的に行われている。
例えば、画像印刷を可能とした熱収縮性フィルムとして、熱収縮性基材の片面若しくは両面に、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷等により画像処理を施すことが可能なものが提案されている(特許文献1)。
特開2005−25145号公報
しかし、このような熱収縮性機能層を有する熱収縮性フィルムは、熱収縮性フィルムを加熱し、ペットボトル等の容器に追従させるように熱収縮させると、熱収縮性機能層に起因して熱収縮性フィルムにしわが生じてしまうといった問題が発生した。本明細書中でいうしわとは、熱収縮性フィルムが透明なときに顕著に確認できる細かいひび割れのようなものであり、熱収縮性基材を外側にして熱収縮させた際に、熱収縮率が急激に変化する部分に生じやすい。熱収縮率が急激に変化する部分とは、ペットボトルを例にすると、ペットボトルの肩の部分からペットボトルの口の部分にかけて急激に形状が変化する部分(図1の(a)の部分)のことである。
そこで、上記のような熱収縮性機能層を有する熱収縮性フィルムに関し、熱収縮時におけるしわを生じさせない熱収縮性フィルムが切望されている。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、熱収縮時にしわを生じさせる原因が、熱収縮性基材が熱収縮する際に、熱収縮性機能層が過度に追従し、熱収縮性基材の熱収縮より大きな熱収縮を起こすことにあることを見いだした。
この点につき、本発明者らはさらに鋭意研究した結果、熱収縮時の熱収縮性機能層の熱収縮性基材への追従性を調節することにより、しわが生じなくなることを見いだした。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、熱収縮時にしわを生じさせない熱収縮性機能層を有する熱収縮性フィルムを提供することを目的とする。
即ち、本発明の熱収縮性フィルムは、熱収縮性基材の少なくとも一方の面に熱収縮性機能層を有し、熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の熱収縮性フィルムは、前記熱収縮性機能層の全樹脂成分に対するポリビニルピロリドン系樹脂成分の割合が、20〜80重量%であることを特徴とするものである。
また、本発明の熱収縮性フィルムは、前記熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度80℃以下の樹脂成分を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の熱収縮性フィルムは、前記熱収縮性機能層が、インク受容性又は光拡散性を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、熱収縮時にしわを生じさせない熱収縮性機能層を有する熱収縮性フィルムを提供することができる。特にインク受容性や光拡散性に優れる熱収縮性フィルムを提供することができる。
以下、本発明の熱収縮性フィルムの実施の形態について説明する。
本発明の熱収縮性フィルムは、熱収縮性基材の少なくとも一方の面に熱収縮性機能層を有し、熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むものである。
本発明で用いられる熱収縮性基材とは、加熱により収縮する性能を有するものをいい、例えばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ナイロン系樹脂、その他の樹脂からなるプラスチックフィルムを少なくとも一軸方向に延伸してなる従来公知の熱収縮性基材が挙げられる。
熱収縮性基材の厚みは特に制限はないが、10〜300μm程度が好適である。
また、熱収縮性基材の40℃の熱風中で7日間の環境下における収縮率(自然収縮率)は、5%以下であることが好ましく、2%以下であることがより好ましい。5%以下とすることにより、熱収縮性基材の輸送、保管中に収縮が起きることを防止でき、巻き締まり、たるみ等が発生し商品価値が著しく低下するといった問題を防止することができる。
次に、本発明で用いられる熱収縮性機能層は、熱収縮性基材の少なくとも一方の面に設けられ、熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むものである。熱収縮性機能層は、熱収縮性基材に特定の機能を持たせるために設けられるものであり、例えば、インクジェットインクのインク受容性を付加したり、光拡散性を付加するための層である。
しわの発生するメカニズムは、熱収縮性基材が熱収縮する際に、熱収縮性機能層が過度に追従してしまうことにより起こると考えられる。しかし、熱収縮性機能層にポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むことで、熱収縮性機能層が熱収縮性基材の熱収縮より大きな熱収縮を起こすことを防ぐことができるため、面方向に縮む力と厚み方向に働く力のバランスをとることができ、しわの発生を抑制することができるのではないかと考えられる。
ポリビニルピロリドン系樹脂成分としては、N−ビニルピロリドンやN−ビニルピロリドンの重合体(ポリビニルピロリドン)を用いることができる。
熱収縮性機能層の全樹脂成分に対して、ポリビニルピロリドン系樹脂成分の割合は、20〜80重量%であることが好ましい。ポリビニルピロリドン系樹脂成分を80重量%以下とすることにより、熱収縮性基材の熱収縮性能だけで、熱収縮性フィルムを熱収縮させることができ、ペットボトル等の容器に追従させることができる。一方、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を20重量%以上とすることにより、熱収縮性基材が熱収縮する際に、熱収縮性機能層が過度に追従し、熱収縮性基材の熱収縮より大きな熱収縮を起こすことを防ぐことができ、ペットボトル等の容器に追従させたときに、熱収縮率が急激に変化する部分のしわの発生を抑制することができる。
ポリビニルピロリドン系樹脂成分の割合をこのような範囲とすることにより、熱収縮性フィルムの、80℃の熱風中で10秒間収縮させたときの加熱収縮率を20〜80%程度、さらに好適には、30〜60%程度にすることができる。加熱収縮率を20%以上とすることにより、ペットボトル等の容器に装着する際に容器の形状に追従しきれず、たるみが生じたり、しわが生じたりするといった問題を防止することができる。また、加熱収縮率を80%以下にすることにより、過度の収縮による容器の変形等を防止することができる。
熱収縮性機能層には、ポリビニルピロリドン系樹脂成分のほかに、熱収縮性機能層の熱収縮性を向上させるために、ガラス転移温度80℃以下の樹脂成分を含有させることが好ましく、熱収縮率が急激に変化する部分のしわの発生を抑制することができるため、好適には、ガラス転移温度50℃以下の樹脂成分を含有させることが好ましい。ガラス転移温度80℃以下の樹脂成分としては、アクリル系樹脂成分、エポキシ系樹脂成分、ポリエステル系樹脂成分、ポリウレタン系樹脂成分などの樹脂成分の一種以上を用いることができる。特に、ヒドロキシル基を有する樹脂成分は、後述する易接着層との接着性が向上するため好ましい。
ガラス転移温度80℃以下の樹脂成分は、ポリビニルピロリドン系樹脂成分100重量部に対し、25〜400重量部の範囲とすることが好ましい。
このように、熱収縮性機能層をポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度80℃以下の樹脂成分を含むものとにより形成することにより、ポリビニルピロリドン系樹脂成分による熱収縮を抑える性質と、ガラス転移温度80℃以下の樹脂成分の熱収縮に追従する性質とを併せもつことができ、しわの原因と考えられる熱収縮性基材が熱収縮する際に、熱収縮性機能層が過度に追従し、熱収縮性基材の熱収縮より大きな熱収縮を起こすことを防ぐことができ、ペットボトル等の容器に装着する際に容器の形状に良好に追従し、熱収縮率が急激に変化する部分にしわが生じなくなるという顕著な効果を発揮させることができる。
また、熱収縮性機能層は、ポリビニルピロリドン系樹脂成分と他の樹脂成分との共重合体であってもよい。他の樹脂成分としては、ガラス転移温度80℃以下の樹脂成分と同じ樹脂成分の単量体を使用することができる。ポリビニルピロリドン系樹脂成分と他の樹脂成分との共重合体のガラス転移温度は、10℃〜100℃であることが好ましい。ガラス転移温度を10℃以上とすることにより、べたつき等を無くし作業性を良好なものとすることができる。また、ガラス転移温度を100℃以下とすることにより、熱収縮性基材への追従性を良好なものとすることができる。
このような共重合体とすることにより、ポリビニルピロリドン系樹脂成分による熱収縮を抑える性質と、他の樹脂成分の熱収縮に追従する性質とを併せもつことができ、しわの原因と考えられる熱収縮性基材が熱収縮する際に、熱収縮性機能層が過度に追従し、熱収縮性基材の熱収縮より大きな熱収縮を起こすことを防ぐことができ、ペットボトル等の容器に装着する際に容器の形状に良好に追従し、熱収縮率が急激に変化する部分にしわが生じなくなるという顕著な効果を発揮させることができる。
このような熱収縮性機能層の厚みとしては、1μm〜50μm程度が、熱収縮を抑えることができ、特定の機能を付加することができるため好ましい。特に、7μm以上とすることにより、収縮による歪みを厚み方向で緩和することができ、しわの発生を防止することができるため好ましい。
また、熱収縮性機能層には、熱収縮性基材への追従性を阻害しない範囲で、ポリビニルピロリドン系樹脂成分やガラス転移温度80℃以下の樹脂成分以外の他の樹脂成分を含有させることができる。
熱収縮性機能層の樹脂成分全体としてのガラス転移温度は、10〜100℃であることが好ましく、50〜80℃であることがより好ましい。ガラス転移温度を10℃以上とすることにより、べたつき等を無くし作業性を良好なものとすることができる。また、ガラス転移温度を100℃以下とすることにより、熱収縮性基材への追従性を良好なものとすることができる。
また、熱収縮性機能層中には、ブロッキングを防止するために顔料を含有させてもよい。顔料としては、シリカ、クレー、タルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸アルミニウム、酸化チタン、合成ゼオライト、アルミナ、スメクタイトなどの無機顔料の他、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂などからなる樹脂ビーズ、若しくはこれらを原料とする中空樹脂ビーズなどの有機顔料が挙げられ、これらを単独であるいは2種以上混合して使用することができる。
次に、熱収縮性機能層として、インク受容性を付加したインク受容層について説明する。インク受容層は、ペットボトル等の容器に装飾的効果を付与したり、他社製品との識別性にも寄与する画像を形成し得る重要な役割を果たすものである。このようなインク受容層は、インク吸収性、乾燥性などの印字性、耐水性、耐候性、熱収縮後の画像の視認性などを有し、さらに、透明性を有することが好ましい。このようにインク受容層に記録された画像は、熱収縮性フィルムの熱収縮時に発生するしわに大変影響されやすいものである。ところが、本発明の熱収縮性フィルムによれば、熱収縮時においても、熱収縮率が急激に変化する部分にしわを生じさせることがないため、インク受容層に形成した画像の視認性に何ら影響を及ぼさないという顕著な効果が発揮される。
熱収縮性機能層にインク受容性を付与するためには、熱収縮性機能層を構成する樹脂成分として、ポリビニルピロリドン系樹脂のほかに、上述のガラス転移温度80℃以下の樹脂成分や他の樹脂成分として、従来公知の樹脂成分を用いることができる。このようなものとして例えばポリアミド系樹脂成分、ポリアクリルアミド系樹脂成分、ポリエチレンイミン系樹脂成分、ポリビニルピリジウムハライド系樹脂成分、メラミン系樹脂成分、ポリウレタン系樹脂成分、カルボキシメチルセルロース系樹脂成分、ヒドロキシエチルセルロース系樹脂成分、ヒドロキシメチルセルロース系樹脂成分、ポリビニルアルコール系樹脂成分、ポリエステル系樹脂成分、ポリアクリル酸ナトリウム系樹脂成分等の親水性樹脂成分やゼラチン、でんぷん、セルロース誘導体、セルロース、カゼイン、キチン、キトサン等の親水性天然高分子、ポリエチレンオキサイドやその共重合体等の高吸収性樹脂成分、ポリビニルブチラール系樹脂成分、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂成分、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体樹脂成分、アクリル系樹脂成分、エポキシ系樹脂成分、ポリカーボネート系樹脂成分、フェノール系樹脂成分等の親水性樹脂を使用することができる。
ポリビニルピロリドン系樹脂成分と親水性樹脂との熱収縮性機能層の全樹脂成分に対する割合は、しわの発生を抑制するために、ポリビニルピロリドン系樹脂成分は少なくとも20重量%以上とすることが好ましく、さらに、熱収縮性機能層のインク受容性を良好にするために、ポリビニルピロリドン系樹脂成分と親水性樹脂を40重量%以上とすることが好ましい。
インク受容層として用いられる上述のような樹脂は、フェノール系樹脂成分、エポキシ系樹脂成分、メラミン系樹脂成分、イソシアネート系樹脂成分、ジアルデヒド系樹脂成分、アルコキシシリル基を含有する樹脂成分などで架橋硬化させてもよい。架橋硬化させることで、インク受容層の耐水性、耐薬品性を良好なものとすることができる。
特に、架橋成分としてアルコキシシリル基を含有する単量体を用いたポリビニルピロリドン系樹脂成分とアルコキシシリル基を含有する重合性単量体と親水性重合性単量体との共重合体を含有するものが、印字性、耐水性、耐候性、熱収縮後の画像の視認性、透明性などに優れるため好ましい。アルコキシシリル基を含有する重合性単量体としては、ビニルシランなどを用いることができ、親水性重合性単量体としては、アクリルアミド類、ビニルアミド類、メタクリル酸アミノアルキルエステル、塩基性不飽和単量体、ヒドロキシアクリル酸エステル、グリシジルアクリレート類、含窒素ビニル類、グリコールエステル、不飽和酸及びその塩などを用いることができる。また、共重合体の成分として、上記三成分の他に他の樹脂成分を含むことも可能である。
また、インク受容層中には、インク吸収性を向上させたり、ブロッキングを防止するために顔料を含有させてもよい。顔料としては、シリカ、クレー、タルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸アルミニウム、酸化チタン、合成ゼオライト、アルミナ、スメクタイトなどの無機顔料の他、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂などからなる樹脂ビーズ、若しくはこれらを原料とする中空樹脂ビーズなどの有機顔料が挙げられ、これらを単独であるいは2種以上混合して使用することができる。
顔料の添加量は、インク受容層の全バインダー樹脂100重量部に対し、通常0.1〜200重量部程度である。
次に、熱収縮性機能層として、光拡散性を付加した光拡散層について説明する。光拡散層は、光を拡散する機能を発揮させるものであり、主に光拡散剤とバインダー樹脂とから構成されるものである。このような光拡散層は、光拡散性を有し、輝度が高いことが好ましい。このような光拡散層の機能は、熱収縮性フィルムの熱収縮時に生じるしわに大変影響されやすく、しわが生じることにより、光拡散性や輝度が低下する。ところが、本発明の熱収縮性フィルムによれば、熱収縮時においても大きな熱収縮することが求められる部分に、しわを生じさせることがないため、光拡散層に何ら影響を及ぼさないという顕著な効果が発揮される。
光拡散剤としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、シリカ、水酸化アルミニウム、カオリン、クレー、タルク等の体質顔料や、アクリル樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子、ポリウレタン樹脂粒子、ポリエチレン樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子、エポキシ樹脂粒子等の合成樹脂粒子や、炭化水素系ワックス、脂肪酸系ワックス、脂肪酸アミド系ワックス等の粒子系ワックス等が挙げられる。
バインダー樹脂としては、ポリビニルピロリドン系樹脂成分のほかに、上述のガラス転移温度80℃以下の樹脂成分や他の樹脂成分として、従来公知の樹脂成分を用いることができる。このようなものとして例えばポリエステル系樹脂成分、アクリル系樹脂成分、ポリエステルアクリレート系樹脂成分、ポリウレタンアクリレート系樹脂成分、エポキシアクリレート系樹脂成分、セルロース系樹脂成分、アセタール系樹脂成分、ビニル系樹脂成分、ポリエチレン系樹脂成分、ポリスチレン系樹脂成分、ポリプロピレン系樹脂成分、ポリアミド系樹脂成分、ポリイミド系樹脂成分、メラミン系樹脂成分、フェノール系樹脂成分、シリコーン系樹脂成分、フッ素系樹脂成分等の熱可塑性樹脂成分、熱硬化性樹脂成分等の光学的透明性を有する樹脂成分を使用することができる。
また、熱収縮性機能層と熱収縮性基材との間に、易接着層を設けることが好ましい。易接着層としては、イソシアネート系樹脂成分を含有するものが好ましい。このような構成とすることにより、易接着層中のイソシアネート系樹脂成分と熱収縮性機能層中のヒドロキシル基を含有する樹脂成分との間で架橋反応が起こり、熱収縮性機能層と易接着層の密着性が向上する。
また、易接着層には、イソシアネート系樹脂成分の他に、熱収縮性基材と同質の樹脂を含有させることが好ましい。例えば、熱収縮性基材にポリエステル系樹脂を用いた場合には、ポリエステル系樹脂を含有させることにより、易接着層と熱収縮性基材との密着性が向上する。
熱収縮性機能層および易接着層中には、必要に応じて、希釈溶剤、充填剤、マット剤、易滑剤、帯電防止剤、難燃剤、抗菌剤、防カビ剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、可塑剤、レベリング剤、キレート剤、pH調整剤、顔料分散剤、流動調整剤、消泡剤などを添加することができる。
熱収縮性機能層および易接着層は、構成する材料を適当な溶剤に溶解させてなる塗布液を、従来から公知の方法、例えば、バーコーター、ブレードコーター、スピンコーター、ロールコーター、グラビアコーター、フローコーター、スプレー、スクリーン印刷などにより塗布、乾燥させることで得られる。
また、熱収縮性機能層および易接着層は、熱収縮性基材に直接設けることもできるし、他の基材に易接着層および熱収縮性機能層を設けた後に、熱収縮性基材に転写することにより設けることもできる。
このようにして得られた熱収縮性フィルムは、熱収縮性基材の少なくとも一方の面に熱収縮性機能層を有してなり、前記熱収縮性機能層が、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むものであるから、熱収縮させた場合であっても熱収縮性フィルムにしわを生じることがない。したがって、ペットボトル、ビン等の各種容器や蛍光灯、白熱灯等の各種照明器具などにも好適に用いられる。
以下、実施例により本発明を更に説明する。なお、「部」、「%」は特に示さない限り、重量基準とする。
インク受容性を有する熱収縮性フィルムの作製
[実施例1]
厚み60μmの熱収縮性基材(スペースクリーン:東洋紡績社)の一方の面に、下記組成の易接着層用塗布液を塗布、乾燥することにより厚み1μmの易接着層を形成し、更に当該易接着層上に下記組成の熱収縮性機能層用塗布液を塗布、乾燥することにより厚み10μmの熱収縮性機能層を形成し、実施例1のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを得た。
<易接着層用塗布液>
・イソシアネート系樹脂成分 5部
(タケネートD110N:三井化学ポリウレタン社、固形分60%)
・ポリエステル系樹脂成分 20部
(エリーテルUE3201:ユニチカ社、固形分100%)
・希釈溶剤 200部
(アクリル系樹脂成分の合成)
冷却管および攪拌装置を備えた反応容器中に下記の割合で各種モノマーを秤量し、さらに希釈溶媒としてメチルエチルケトンを加えて反応モノマー濃度を50%とした。次いで、窒素ガスで反応容器内を充分に置換した後、オイルバスにて反応溶液の温度を60〜90℃に加熱した。加熱後、モノマー量に対して1.5%の重合開始剤を添加し、反応を6〜8時間継続させることによりアクリル系樹脂成分を得た。
<アクリル系樹脂成分 モノマー組成比>
・メタクリル酸メチル 45部
・メタクリル酸n−ブチル 10部
・メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 30部
・メタクリル酸2−ジメチルアミノメチル 15部
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポリビニルピロリドン系樹脂成分 10部
(PVP K90:アイエスピージャパン社、固形分100%)
・上記で合成したアクリル系樹脂成分 20部
(固形分50%、ガラス転移温度:約70℃)
・希釈溶剤 30部
[実施例2]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液のポリビニルピロリドン系樹脂成分を14部、アクリル系樹脂成分を12部に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例2のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
[実施例3]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液のポリビニルピロリドン系樹脂成分を6部、アクリル系樹脂成分を28部に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例3のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
[実施例4]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液のポリビニルピロリドン系樹脂成分を18部、アクリル系樹脂成分を4部に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例4のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
[実施例5]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液のポリビニルピロリドン系樹脂成分を2部、アクリル系樹脂成分を36部に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例5のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
[実施例6]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例6のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポリビニルピロリドン系樹脂成分 70部
(PVP K90:アイエスピージャパン社、固形分100%)
・アクリル系樹脂成分 60部
(アクリディックA-817:大日本インキ化学工業社、固形分50%、ガラス転移温度:約90℃)
・希釈溶剤 100部
[実施例7]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例7のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポリビニルピロリドン系樹脂成分 70部
(PVP K90:アイエスピージャパン社、固形分100%)
・アクリル系樹脂成分 65部
(アクリディックA-166:大日本インキ化学工業社、固形分45%、ガラス転移温度:約50℃)
・希釈溶剤 100部
[実施例8]
実施例1の易接着層を除いた以外は実施例1と同様にして、実施例8のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
[比較例1]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、比較例1のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ウレタン系樹脂成分 80部
(NS−310X:高松油脂社、固形分14%)
・希釈溶剤 20部
[比較例2]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、比較例2のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポバール系樹脂成分 10部
(ゴーセノールGH-20:日本合成化学社、固形分100%)
・希釈溶剤 90部
[比較例3]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、比較例3のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポリビニルアセタール系樹脂成分 80部
(エスレックKX-5:積水化学社、固形分8%)
・希釈溶剤 20部
[比較例4]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、比較例4のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・実施例1で用いたアクリル系樹脂成分 50部
(固形分50%、ガラス転移温度:約70℃)
・希釈溶剤 50部
[比較例5]
実施例1の熱収縮性機能層用塗布液を、下記処方の熱収縮性機能層用塗布液に変更した以外は実施例1と同様にして、比較例5のインク受容性を有する熱収縮性フィルムを作製した。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・アクリル系樹脂成分 60部
(アクリディックA-195:大日本インキ化学工業社、固形分40%、ガラス転移温度:約94℃)
・希釈溶剤 40部
2.評価
実施例1〜8及び比較例1〜5で得られた熱収縮性フィルムについて、以下のようにして評価を行なった。評価結果を表1に示す。
熱収縮性フィルムのインク受容層に、インクジェットプリンタ(BJ F870:キヤノン社)を用いてインクジェット印刷を行った。その後、ラベル用に熱収縮性フィルムを円筒形に巻いた後、500ミリリットルのペットボトルに被せ、80〜110℃で加熱させ、ペットボトルに密着させた。
(1)しわの有無
ペットボトルに密着させた熱収縮性フィルムを目視にて確認し、しわが生じなかったものを「◎」、画像に影響を与えないが、わずかにしわが生じたものを「○」、画像に影響を与えるほどのしわを生じたものを「×」として評価した。評価は、熱収縮率が急激に変化する部分であるペットボトルの肩の部分から口の部分(a)と、ペットボトルの胴から肩にかけての部分(b)の2箇所とした。
Figure 2008238718
実施例1〜3の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層をポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度が約70℃のアクリル系樹脂成分とを含むものにより形成したものである。熱収縮性機能層が熱収縮性基材の収縮に過度に追従してしまうことがなかったため、(a)の部分、(b)の部分ともにしわが生じることがなかった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼさなかった。
実施例4、5の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層をポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度が約70℃のアクリル系樹脂成分とを含むものにより形成したものである。それぞれの樹脂の割合が、9:1又は1:9のものであるため、実施例1〜3のものと比べると、熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分には、わずかにしわが生じてしまった。しかし、(b)の部分には、しわが生じることがなかった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼさなかった。
実施例6の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層をポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度が約90℃のアクリル系樹脂成分とを含むものにより形成したものである。実施例1〜3のものと比べるとアクリル系樹脂成分のガラス転移温度が高いため、熱収縮性機能層が熱収縮性基材の収縮に追従することができず、(a)の部分には、わずかにしわが生じてしまった。しかし、(b)の部分には、しわが生じることがなかった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼさなかった。
実施例7の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層をポリビニルピロリドン系樹脂成分とヒドロキシル基を有さないガラス転移温度約50℃のアクリル系樹脂成分とを含むものにより形成したものである。実施例1〜5のものと異なりヒドロキシル基を含有していないため、易接着層と熱収縮性機能層との密着性が実施例1のものより劣り、熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分には、わずかにしわが生じてしまった。しかし、(b)の部分には、しわが生じることがなかった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼさなかった。
実施例8の熱収縮性フィルムは、易接着層を有さないものである。熱収縮性基材と熱収縮性機能層との密着性が実施例1のものより劣り、熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分には、わずかにしわが生じてしまった。しかし、(b)の部分には、しわが生じることがなかった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼさなかった。
一方、比較例1の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層にポリビニルピロリドン系樹脂成分を含まないものである。熱収縮性機能層が熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分には、画像受容層の画像の視認性に影響を及ぼすしわが生じてしまった。また、(b)の部分には、わずかにしわが生じてしまった。
比較例2〜4の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層にポリビニルピロリドン系樹脂成分を含まないものである。熱収縮性機能層が熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分には、画像受容層の画像の視認性に影響を及ぼすしわが生じてしまった。
比較例5の熱収縮性フィルムは、熱収縮性機能層にポリビニルピロリドン系樹脂成分を含まないものである。熱収縮性機能層が熱収縮性基材の収縮に過度に追従することを防ぎきれず、(a)の部分、(b)の部分共に、しわが生じてしまった。また、画像受容層の画像の視認性にも影響を及ぼすものであった。
2.光拡散性を有する熱収縮性フィルムの作製
[実施例9]
厚み60μmの熱収縮性基材(スペースクリーン:東洋紡績社)の一方の面に、実施例1の易接着層用塗布液を塗布、乾燥することにより厚み1μmの易接着層を形成し、更に当該易接着層上に下記組成の熱収縮性機能層用塗布液を塗布、乾燥することにより厚み10μmの熱収縮性機能層を形成し、実施例9の光拡散性を有する熱収縮性フィルムを得た。
<熱収縮性機能層用塗布液>
・ポリビニルピロリドン系樹脂成分 10部
(PVP K90:アイエスピージャパン社、固形分100%)
・実施例1で用いたアクリル系樹脂成分 20部
(固形分50%、ガラス転移温度:約70℃)
・樹脂粒子 20部
(ケミスノーMX1000:綜研化学社)
・希釈溶剤 30部
実施例9の熱収縮性フィルムを円筒形に巻いた後、ランプシェードに被せ、80〜110℃で加熱させ、ランプシェードに密着させた。
実施例9の熱収縮性フィルムは、ランプシェードの形に追従するものであった。また、熱収縮時にしわが生じることがなかったため、ランプシェードを通った光が均一のものであった。
熱収縮性フィルムをペットボトルに密着させたときの状態図
符号の説明
1・・・ペットボトル
2・・・熱収縮性フィルム
(a)・熱収縮率が急激に変化する部分(肩の部分から口の部分)
(b)・胴から肩にかけての部分

Claims (4)

  1. 熱収縮性基材の少なくとも一方の面に熱収縮性機能層を有し、前記熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分を含むことを特徴とする熱収縮性フィルム。
  2. 前記熱収縮性機能層の全樹脂成分に対するポリビニルピロリドン系樹脂成分の割合が、20〜80重量%であることを特徴とする請求項1記載の熱収縮性フィルム。
  3. 前記熱収縮性機能層を構成する樹脂として、ポリビニルピロリドン系樹脂成分とガラス転移温度80℃以下の樹脂成分を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の熱収縮性フィルム。
  4. 前記熱収縮性機能層が、インク受容性又は光拡散性を有することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の熱収縮性フィルム。
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