JP2001088430A - インクジェット記録材料 - Google Patents
インクジェット記録材料Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録材料に係わり、特に水性
インクを用いたインクジェット記録においてブロンジン
グ(べタ部のぎらつき)を防止でき、かつ耐光性の良好
なインクジェット記録材料を得る。 【解決手段】 水溶性ないし親水性樹脂を含むインク受
容層を有するインクジェット記録材料において、インク
受容層中にフェニル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシ
レートを含有する。
インクを用いたインクジェット記録においてブロンジン
グ(べタ部のぎらつき)を防止でき、かつ耐光性の良好
なインクジェット記録材料を得る。 【解決手段】 水溶性ないし親水性樹脂を含むインク受
容層を有するインクジェット記録材料において、インク
受容層中にフェニル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシ
レートを含有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録材料に係わり、特に水性インクを用いたインクジェッ
ト記録においてブロンジング(べタ部のぎらつき)を防
止でき、かつ耐光性の良好なインクジェット記録材料に
関する。
録材料に係わり、特に水性インクを用いたインクジェッ
ト記録においてブロンジング(べタ部のぎらつき)を防
止でき、かつ耐光性の良好なインクジェット記録材料に
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録は、電子写真印刷
(PPC)と並んで最も普及した印刷方法であり、良好
な画像を得るために専用の受像処理が施された記録材料
が各種提案されている。これらインクジェット記録材料
は、水性インクの吸収性がよく且つ耐水性を備えること
が要求され、そのような性能を備えた樹脂を基材となる
紙或いはフィルム上に塗布したものが一般的である。さ
らに印字後のインクの定着性や光沢を高めるための工夫
もいくつか提案されている(特開平1-295879号など)。
(PPC)と並んで最も普及した印刷方法であり、良好
な画像を得るために専用の受像処理が施された記録材料
が各種提案されている。これらインクジェット記録材料
は、水性インクの吸収性がよく且つ耐水性を備えること
が要求され、そのような性能を備えた樹脂を基材となる
紙或いはフィルム上に塗布したものが一般的である。さ
らに印字後のインクの定着性や光沢を高めるための工夫
もいくつか提案されている(特開平1-295879号など)。
【0003】例えば特開平1-295879号公報に記載された
インクジェット用被記録材料では、紙、布等を炭酸ナト
リウム、リン酸ナトリウム等の弱アルカリ塩水溶液で処
理(ディッピング、スプレー等)することにより、イン
クの定着性、耐水性、耐光性を向上させている。
インクジェット用被記録材料では、紙、布等を炭酸ナト
リウム、リン酸ナトリウム等の弱アルカリ塩水溶液で処
理(ディッピング、スプレー等)することにより、イン
クの定着性、耐水性、耐光性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、インクジェット
記録による印刷では、例えば、マゼンタ、イエロー、シ
アン等のインクを重ねることにより黒色の印刷を形成す
るが、このようなべタ部がブロンズ色にぎらつく、いわ
ゆるブロンジングとよばれる現象が問題となる。
記録による印刷では、例えば、マゼンタ、イエロー、シ
アン等のインクを重ねることにより黒色の印刷を形成す
るが、このようなべタ部がブロンズ色にぎらつく、いわ
ゆるブロンジングとよばれる現象が問題となる。
【0005】このブロンジングは、アルミナ等の無機顔
料と少量のバインダーとからなる孔吸収型のインク受容
層をもつインクジェット記録材料ではあまり問題となら
ないが、水溶性樹脂を主成分とする樹脂膨潤型のインク
ジェット記録材料では十分に防止できていない。
料と少量のバインダーとからなる孔吸収型のインク受容
層をもつインクジェット記録材料ではあまり問題となら
ないが、水溶性樹脂を主成分とする樹脂膨潤型のインク
ジェット記録材料では十分に防止できていない。
【0006】このブロンジングを防止するために、イン
ク受容層にカチオン性の添加剤を含有させることが考え
られるが、このようにするとブロンジングは防止できる
ものの、インクに用いられる染料の耐光性が低下してし
まう。
ク受容層にカチオン性の添加剤を含有させることが考え
られるが、このようにするとブロンジングは防止できる
ものの、インクに用いられる染料の耐光性が低下してし
まう。
【0007】そこで本発明は、インクジェット記録材料
において、染料の耐光性を低下させずにブロンジングを
防止することを目的とする。
において、染料の耐光性を低下させずにブロンジングを
防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクジェット記録材料は、水溶性ないし親水
性樹脂を含むインク受容層を有するインクジェット記録
材料において、インク受容層中に以下の(a)から
(h)のうちから選ばれる少なくとも一種以上のベンゾ
トリアゾール系化合物を含有するものである。
本発明のインクジェット記録材料は、水溶性ないし親水
性樹脂を含むインク受容層を有するインクジェット記録
材料において、インク受容層中に以下の(a)から
(h)のうちから選ばれる少なくとも一種以上のベンゾ
トリアゾール系化合物を含有するものである。
【0009】(a) フェニル-5-ベンゾトリアゾール
カルボキシレート (b) メチル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレー
ト (c) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-5-カルボキシレ
ート (d) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-6-カルボキシレ
ート (e) 5-ベンゾトリアゾールカルボン酸 (f) ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸 (g) 1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルキロイルの炭素数は8から24である) (h) 1-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルケノイルの炭素数は8から24である)
カルボキシレート (b) メチル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレー
ト (c) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-5-カルボキシレ
ート (d) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-6-カルボキシレ
ート (e) 5-ベンゾトリアゾールカルボン酸 (f) ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸 (g) 1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルキロイルの炭素数は8から24である) (h) 1-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルケノイルの炭素数は8から24である)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録材料の実施の形態について説明する。
録材料の実施の形態について説明する。
【0011】インク受容層を構成する水溶性ないし親水
性樹脂としては、一般にインクジェット記録材料のイン
ク受容層用の樹脂が用いられる。特に水系インクの吸収
性がよく且つ耐水性がある樹脂が好適に用いられる。こ
のような樹脂としてポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、水溶性セルロース樹脂、水溶性ポリエステ
ル樹脂、ポリビニルアセタール、ポリアクリル酸、アク
リル酸エステル共重合体、アクリルアミド共重合体、メ
ラミン樹脂、ポリエーテルポリオールまたはその架橋物
等の合成樹脂およびこれらの変性物、ゼラチン、カゼイ
ン、でんぷん、キチン、キトサン等の天然樹脂およびこ
れらの変性物、必要に応じて適度に耐水化された水溶性
高分子およびこれらの変性物が挙げられる。また、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性樹
脂を公知の方法で硬化させた化合物、水溶性でシンナモ
イル基、スチルバゾリウム基、スチリルキノリウム基或
いはジアゾ基を持つ樹脂等も使用することができる。こ
れら樹脂は1種または2種以上を混合して用いることが
できる。
性樹脂としては、一般にインクジェット記録材料のイン
ク受容層用の樹脂が用いられる。特に水系インクの吸収
性がよく且つ耐水性がある樹脂が好適に用いられる。こ
のような樹脂としてポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、水溶性セルロース樹脂、水溶性ポリエステ
ル樹脂、ポリビニルアセタール、ポリアクリル酸、アク
リル酸エステル共重合体、アクリルアミド共重合体、メ
ラミン樹脂、ポリエーテルポリオールまたはその架橋物
等の合成樹脂およびこれらの変性物、ゼラチン、カゼイ
ン、でんぷん、キチン、キトサン等の天然樹脂およびこ
れらの変性物、必要に応じて適度に耐水化された水溶性
高分子およびこれらの変性物が挙げられる。また、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性樹
脂を公知の方法で硬化させた化合物、水溶性でシンナモ
イル基、スチルバゾリウム基、スチリルキノリウム基或
いはジアゾ基を持つ樹脂等も使用することができる。こ
れら樹脂は1種または2種以上を混合して用いることが
できる。
【0012】次に、インク受容層には特定のベンゾトリ
アゾール系化合物を含有する。ベンゾトリアゾール系化
合物としては、(a)フェニル-5-ベンゾトリアゾール
カルボキシレート、(b)メチル-5-ベンゾトリアゾー
ルカルボキシレート、(c)フェニル-1-{4-ヒドロキ
シ-3-[N-(2-テトラデシルオキシフェニル)カルバモ
イル]-1-ナフチルオキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾ
ール-5-カルボキシレート、(d)フェニル-1-{4-ヒド
ロキシ-3-[N-(2-テトラデシルオキシフェニル)カル
バモイル]-1-ナフチルオキシメチル}-1H-ベンゾトリ
アゾール-6-カルボキシレート、(e)5-ベンゾトリア
ゾールカルボン酸、(f)ベンゾトリアゾール-5-カル
ボン酸、(g)1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但
し、アルキロイルの炭素数は8から24である)、(h)1
-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、アルケノイ
ルの炭素数は8から24である)、があげられ、これらの
少なくとも一種以上を含有する。
アゾール系化合物を含有する。ベンゾトリアゾール系化
合物としては、(a)フェニル-5-ベンゾトリアゾール
カルボキシレート、(b)メチル-5-ベンゾトリアゾー
ルカルボキシレート、(c)フェニル-1-{4-ヒドロキ
シ-3-[N-(2-テトラデシルオキシフェニル)カルバモ
イル]-1-ナフチルオキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾ
ール-5-カルボキシレート、(d)フェニル-1-{4-ヒド
ロキシ-3-[N-(2-テトラデシルオキシフェニル)カル
バモイル]-1-ナフチルオキシメチル}-1H-ベンゾトリ
アゾール-6-カルボキシレート、(e)5-ベンゾトリア
ゾールカルボン酸、(f)ベンゾトリアゾール-5-カル
ボン酸、(g)1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但
し、アルキロイルの炭素数は8から24である)、(h)1
-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、アルケノイ
ルの炭素数は8から24である)、があげられ、これらの
少なくとも一種以上を含有する。
【0013】このような特定のベンゾトリアゾール系化
合物を含有することで、染料の耐光性を低下させずにブ
ロンジングを防止することが可能となる。この理由とし
ては、これらの物質がカチオン性であるとともに、紫外
線吸収能を有するためであると考えられるが、一般的に
利用されるカチオン性のベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤を含有させてもこのような効果が得られない。した
がって、この理由以外に大きなファクターがあると思わ
れるが現時点では明らかでない。
合物を含有することで、染料の耐光性を低下させずにブ
ロンジングを防止することが可能となる。この理由とし
ては、これらの物質がカチオン性であるとともに、紫外
線吸収能を有するためであると考えられるが、一般的に
利用されるカチオン性のベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤を含有させてもこのような効果が得られない。した
がって、この理由以外に大きなファクターがあると思わ
れるが現時点では明らかでない。
【0014】また、特定のベンゾトリアゾール系化合物
を含有することで、インク中の染料の定着(染着性)が
良好になるという効果も奏する。これらの効果は、イン
クが酸性インクのときに特に顕著である。
を含有することで、インク中の染料の定着(染着性)が
良好になるという効果も奏する。これらの効果は、イン
クが酸性インクのときに特に顕著である。
【0015】ベンゾトリアゾール系化合物の添加量は、
インク受容層を構成する水溶性ないし親水性樹脂全体の
0.1〜20重量%、好適には2〜15重量%である。このよ
うな範囲とすることにより耐光性を落とすことなくブロ
ンジング抑制効果を得ることができる。また20重量%以
上では、インク受容性を阻害する場合がある。
インク受容層を構成する水溶性ないし親水性樹脂全体の
0.1〜20重量%、好適には2〜15重量%である。このよ
うな範囲とすることにより耐光性を落とすことなくブロ
ンジング抑制効果を得ることができる。また20重量%以
上では、インク受容性を阻害する場合がある。
【0016】インク受容層は、上述した水溶性ないし親
水性樹脂および特定のベンゾトリアゾール系化合物の
他、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫
酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸アルミニウム、酸化
チタン、酸化亜鉛、二酸化ケイ素、合成ゼオライト、ア
ルミナ、スメクタイト等の他の無機顔料を含有すること
ができる。無機顔料を添加することにより、インクの吸
収性を高めることができ、またブロッキングを防止する
ことができる。これら無機顔料の添加量は、樹脂100に
対し5〜200重量部程度とする。さらに必要に応じて消泡
剤、レベリング剤、光安定剤、顔料等の添加物を添加し
てもよい。
水性樹脂および特定のベンゾトリアゾール系化合物の
他、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫
酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸アルミニウム、酸化
チタン、酸化亜鉛、二酸化ケイ素、合成ゼオライト、ア
ルミナ、スメクタイト等の他の無機顔料を含有すること
ができる。無機顔料を添加することにより、インクの吸
収性を高めることができ、またブロッキングを防止する
ことができる。これら無機顔料の添加量は、樹脂100に
対し5〜200重量部程度とする。さらに必要に応じて消泡
剤、レベリング剤、光安定剤、顔料等の添加物を添加し
てもよい。
【0017】インク受容層は、上述した水溶性ないし親
水性樹脂、特定のベンゾトリアゾール系化合物および必
要に応じて使用される無機顔料および添加剤を溶剤に溶
解或いは分散して塗工液とし、これをバーコーティング
法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法等
の塗布方法により支持体上に塗布、乾燥することにより
を形成することができる。塗膜の厚さは特に限定されな
いが、通常1μm〜50μm、好適には3μm〜20μmとす
る。
水性樹脂、特定のベンゾトリアゾール系化合物および必
要に応じて使用される無機顔料および添加剤を溶剤に溶
解或いは分散して塗工液とし、これをバーコーティング
法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法等
の塗布方法により支持体上に塗布、乾燥することにより
を形成することができる。塗膜の厚さは特に限定されな
いが、通常1μm〜50μm、好適には3μm〜20μmとす
る。
【0018】支持体としては、透明または不透明のフィ
ルム、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、トリアセチルセルロース、ポ
リ塩化ビニル、アクリル、ポリスチレン、ポリアミド、
ポリイミド、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体等の
合成樹脂フィルム、紙あるいは紙と前記合成樹脂フィル
ムとの複合フィルム等が使用できる。
ルム、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、トリアセチルセルロース、ポ
リ塩化ビニル、アクリル、ポリスチレン、ポリアミド、
ポリイミド、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体等の
合成樹脂フィルム、紙あるいは紙と前記合成樹脂フィル
ムとの複合フィルム等が使用できる。
【0019】支持体の表面には、インク受容層が形成し
やすいように易接着処理等の表面処理がなされていても
よい。また支持体は、他の部材への転着、筆記その他の
目的のために粘着層、筆記層などの層が積層された多層
体であってもよい。支持体の厚みは特に限定されない
が、インクジェットプリンターへの供給、搬送等を考慮
し、例えば20〜200μmのものが使用される。
やすいように易接着処理等の表面処理がなされていても
よい。また支持体は、他の部材への転着、筆記その他の
目的のために粘着層、筆記層などの層が積層された多層
体であってもよい。支持体の厚みは特に限定されない
が、インクジェットプリンターへの供給、搬送等を考慮
し、例えば20〜200μmのものが使用される。
【0020】また本発明のインクジェット記録材料にお
いて、インク受容層は単層であっても多層であってもよ
い。例えば水溶性樹脂の種類や含有せしめる顔料の種類
や含有量を異ならせた複数のインク受容層を積層するこ
とにより、インクの吸収性や定着性および画質の向上を
はかることができる。この場合、少なくとも最外層とな
るインク受容層に上述した特定のベンゾトリアゾール系
化合物を含有せしめる。これにより染料の耐光性を低下
させずに効果的にブロンジングを防止できるとともに、
染着性が向上する。
いて、インク受容層は単層であっても多層であってもよ
い。例えば水溶性樹脂の種類や含有せしめる顔料の種類
や含有量を異ならせた複数のインク受容層を積層するこ
とにより、インクの吸収性や定着性および画質の向上を
はかることができる。この場合、少なくとも最外層とな
るインク受容層に上述した特定のベンゾトリアゾール系
化合物を含有せしめる。これにより染料の耐光性を低下
させずに効果的にブロンジングを防止できるとともに、
染着性が向上する。
【0021】本発明のインクジェット記録材料に使用さ
れるインクは特に限定されないが、水および/又は水溶
性の有機溶剤中に酸性染料等の染料を溶解せしめた水性
インクを用いたときに本発明の効果が発揮される。
れるインクは特に限定されないが、水および/又は水溶
性の有機溶剤中に酸性染料等の染料を溶解せしめた水性
インクを用いたときに本発明の効果が発揮される。
【0022】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0023】実施例1〜8及び比較例1〜2 厚さ約100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
上に下記組成のインク受容層用塗布液をバーコーティン
グにより塗布し、乾燥後厚さ約10μmのインク受容層を
形成した。
上に下記組成のインク受容層用塗布液をバーコーティン
グにより塗布し、乾燥後厚さ約10μmのインク受容層を
形成した。
【0024】インク受容層用塗布液の組成 ・ポリビニルピロリドン(K-90:GAF社) 10重量部 ・シリカ粒子 0.5重量部 (サイリシア335:富士シリシア化学社) ・ベンゾトリアゾール系化合物 1重量部 ・水(比較例1のみエタノール) 99重量部
【0025】なお、ベンゾトリアゾール系化合物につい
ては、 実施例1:フェニル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシ
レート 実施例2:メチル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレ
ート 実施例3:フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テト
ラデシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチル
オキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-5-カルボキシ
レート 実施例4:フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テト
ラデシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチル
オキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-6-カルボキシ
レート 実施例5:5-ベンゾトリアゾールカルボン酸 実施例6:ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸 実施例7:1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但し、
アルキロイルの炭素数は10) 実施例8:1-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、
アルケノイルの炭素数は20) 比較例1:2-(2’-ヒドロキシ-5’-メチルフェニル)-
ベンゾトリアゾールを用い、比較例2についてはベンゾ
トリアゾール系化合物を入れなかった。
ては、 実施例1:フェニル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシ
レート 実施例2:メチル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレ
ート 実施例3:フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テト
ラデシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチル
オキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-5-カルボキシ
レート 実施例4:フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テト
ラデシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチル
オキシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-6-カルボキシ
レート 実施例5:5-ベンゾトリアゾールカルボン酸 実施例6:ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸 実施例7:1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但し、
アルキロイルの炭素数は10) 実施例8:1-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、
アルケノイルの炭素数は20) 比較例1:2-(2’-ヒドロキシ-5’-メチルフェニル)-
ベンゾトリアゾールを用い、比較例2についてはベンゾ
トリアゾール系化合物を入れなかった。
【0026】このように作製したインクジェット記録材
料にインクジェットプリンター(PM-750C:セイコーエ
プソン社)を用いて印刷をし、黒べタ部のブロンジング
の有無を目視により評価した。その結果を表1に示す。
なお、表中「○」は全くブロンジングが見られなかった
ことを、「×」はブロンジングにより画質の低下があっ
たことをそれぞれ示す。
料にインクジェットプリンター(PM-750C:セイコーエ
プソン社)を用いて印刷をし、黒べタ部のブロンジング
の有無を目視により評価した。その結果を表1に示す。
なお、表中「○」は全くブロンジングが見られなかった
ことを、「×」はブロンジングにより画質の低下があっ
たことをそれぞれ示す。
【0027】また、同様に印刷したインクジェット記録
材料のマゼンタのベタ部に、フェードメーターを用い、
カーボンアークによる照射を50時間行った。△Eが1
0未満を「○」、10以上30未満を「△」、30以上
を「×」として、耐光性を評価した。さらに、同様に印
刷したインクジェット記録材料を30℃、90%RHの
環境下で24時間保存した場合、印字画像部が滲まない
ものを「○」、滲んで画像が確認しづらいものを「×」
として、染着性について評価した。
材料のマゼンタのベタ部に、フェードメーターを用い、
カーボンアークによる照射を50時間行った。△Eが1
0未満を「○」、10以上30未満を「△」、30以上
を「×」として、耐光性を評価した。さらに、同様に印
刷したインクジェット記録材料を30℃、90%RHの
環境下で24時間保存した場合、印字画像部が滲まない
ものを「○」、滲んで画像が確認しづらいものを「×」
として、染着性について評価した。
【0028】
【表1】
【0029】表1の結果からも明らかなように、インク
受容層に特定のベンゾトリアゾール系化合物を添加する
ことにより、耐光性、染着性良好に維持しつつ、ブロン
ジングを抑制することができた。 また表には示してい
ないが、ベンゾトリアゾール系化合物を添加することに
よってインクジェット記録材料に必要なその他の特性
(インク吸収性、定着性、にじみがないこと)などが阻
害されることなく良好なインクジェット記録性が得られ
た。
受容層に特定のベンゾトリアゾール系化合物を添加する
ことにより、耐光性、染着性良好に維持しつつ、ブロン
ジングを抑制することができた。 また表には示してい
ないが、ベンゾトリアゾール系化合物を添加することに
よってインクジェット記録材料に必要なその他の特性
(インク吸収性、定着性、にじみがないこと)などが阻
害されることなく良好なインクジェット記録性が得られ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録材料は、イ
ンク受容層に特定のベンゾトリアゾール系化合物を含有
せしめることにより、耐光性、染着性を良好に維持しつ
つ、ベタ部のブロンジングを効果的に抑制することがで
きる。また、ベンゾトリアゾール系化合物を含有するた
め、塗膜自体の耐光性が向上し、膜の黄変やチョーキン
グを防ぎ、材料全体の耐候性を高くすることができる。
ンク受容層に特定のベンゾトリアゾール系化合物を含有
せしめることにより、耐光性、染着性を良好に維持しつ
つ、ベタ部のブロンジングを効果的に抑制することがで
きる。また、ベンゾトリアゾール系化合物を含有するた
め、塗膜自体の耐光性が向上し、膜の黄変やチョーキン
グを防ぎ、材料全体の耐候性を高くすることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】水溶性ないし親水性樹脂を含むインク受容
層を有するインクジェット記録材料において、前記イン
ク受容層中に以下の(a)から(h)のうちから選ばれ
る少なくとも一種以上のベンゾトリアゾール系化合物を
含有することを特徴とするインクジェット記録材料。 (a) フェニル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレ
ート (b) メチル-5-ベンゾトリアゾールカルボキシレー
ト (c) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-5-カルボキシレ
ート (d) フェニル-1-{4-ヒドロキシ-3-[N-(2-テトラ
デシルオキシフェニル)カルバモイル]-1-ナフチルオ
キシメチル}-1H-ベンゾトリアゾール-6-カルボキシレ
ート (e) 5-ベンゾトリアゾールカルボン酸 (f) ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸 (g) 1-アルキロイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルキロイルの炭素数は8から24である) (h) 1-アルケノイルベンゾトリアゾール(但し、ア
ルケノイルの炭素数は8から24である)
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