JP2008238494A - ステアリング用突板化粧シートの製造方法、および、ステアリング用グリップパーツの製造方法、ならびに、自動車用ステアリングの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 剛性に秀れた合成樹脂から半裁型グリップ材部21を成型Bする一方、突板4表裏面42,43を繊維シート補強層5と弾性樹脂補強層6とによってサンドイッチ構造とし、円弧帯状の突板化粧シート3を製作Cすると共に、半裁型グリップ材部21表面22に、突板化粧シート3裏面42の繊維シート補強層5を、接着剤を介して真空成型によって密着状Dとした上、突板化粧シート3の半裁型グリップ材部21,21表面22,22から食み出した余剰縁部を除去Eしてグリップパーツ2,2を得た後、ステアリング芯金11の所定範囲を、当該接着剤を介して前後一対のグリップパーツ2,2で挟み込み、一体化Fするようにした自動車用ステアリングの製造方法である。
【選択図】 図1
Description
我が国における自動車市場は、モータリゼーションの時代を経て最早、十分に成熟したものとなり、国内各自動車メーカーは、自然環境に優しいハイブリッドカーや燃料電池車の開発に力を入れる一方、国内市場での新たな需要の開拓を目指し、これまで欧州高級車に流れていた富裕層ならびに新興富裕層を満足させる新たな高級車の製造、販売が試みられるようになり、内装に天然木仕上げのパネルや、素材を厳選した皮革シートなどを装備した新型車両の生産が進められている。
しかしながら、従来の技術では、柔軟性に乏しい平坦状の突き板を、ステアリングホイール外表面の曲面に添わせて皺や亀裂などが生じないよう接着し、強固に一体化することが非常に困難であったため、本願出願人は、こうした技術的課題を打開しようとして、例えば特開2000−127982号公報に開示された「ステアリング用グリップ部材」発明のように、ステアリングホイールの骨格芯金を収容可能な芯金嵌合用溝部を有すると共に、ステアリングホイール断面全周の略30ないし40パーセント前後の範囲に相当する裏側外周面から、先の芯金嵌合用溝部に向けて窄まる断面略鳩尾状切り欠きとなるようにした芯金装着用開口部を設けた円弧状グリップ本体を形成する一方、該円弧状グリップ本体の芯金装着用開口部全長を隠蔽可能とする円弧状グリップ補助体を設けた上、円弧状グリップ本体外周面に天然木突き板を被覆、接着し、円弧状グリップ補助体には本革製シートを被覆、接着してなるステアリング用グリップ部材としたことにより、車両装着時には、運転姿勢にあるドライバーからは視認できない範囲に接合部分が配置され、外的美観を良好に確保することができると共に、円弧状グリップ本体と円弧状グリップ補助体との接合部間に、天然木突き板または補強突き板の縁部を挟み込み状として隠蔽するので、触感を悪化させてしまうことを防止して高品質を確保できるようにしたものや、特開2001−30915号公報「ステアリング用グリップ部材の突板貼り合わせ方法」発明として提案されているもののように、突板の裏面に補強層を積層、一体化してなる突板化粧シートから効率良く型取りした多数の円弧状帯体を、平板状のままグリップ材部に貼り付けるのではなく、載置台上に支持したグリップ材部表面への位置決めをできるだけ安定させ、しかも押圧過程で割れや皺を発生させることがないよう、当該貼り付け加工に先んじて、薄平板の円弧状帯体を、予め円弧状のグリップ材部表面に概略嵌合状となる略U字断面のものにプレス成形加工し、湾曲断面円弧状表面材として取り扱うようにすると共に、必要に応じて当該湾曲断面円弧状表面材にソフト剤を混入した水を塗布し、より一層馴染み度が改善されるようにして貼り付け工程を実施するものとしたことから、グリップ材部に対する湾曲断面円弧状表面材の組合せ作業効率を大幅に改善し得る上、極めて仕上り精度の高い貼り付け作業の実施を可能とした技術などを、既に開発済みとしている。
上述したとおり、本願出願人自らにおいて従前までに開発済みとなっている「ステアリング用グリップ部材」発明や「ステアリング用グリップ部材の突板貼り合わせ方法」発明は、何れも複雑な曲面をもつステアリングホイール用グリップ材部の表面に突板シートを、皺や亀裂などを生じさせることなく滑らかに練り付け可能とする新たな技術を提供するのに役立つものであったが、各種の耐久テストに耐えるものとするよう、グリップ材部を集成材製のものから合成樹脂製のものに変更する必要が生じ、過酷な環境下における伸縮や捩れといった様々な変形を防止できる合成樹脂の選択、および、そうした合成樹脂成型品の表面に突板化粧シートを滑らかに、且つ強固に一体化できる接着剤の選択、ならびに、複雑な三次元形状のグリップ材部表面に、皺や亀裂などを生じることなく、しかも従前までよりも効率的に練り付け可能とする突板化粧シートの製造技術の開発などが、新たな課題となっていた。
そこで、この発明は、製造工数を増加させることなく、練り付け作業中の突板化粧シートに皺や亀裂などが発生するのを防止すると共に、各種耐久テストに耐えるグリップパーツを製造可能とし、高品質、高付加価値の自動車用ステアリングを提供可能とする新たな製造技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規なステアリング用突板化粧シートの製造方法、および、新規なステアリング用グリップパーツの製造方法、ならびに、新規な自動車用ステアリングの製造方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のステアリング用突板化粧シートの製造方法は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工するようにした構成を要旨とするステアリング用突板化粧シートの製造方法である。
上記した、ステアリング用突板化粧シートの製造方法に関連し、この発明には、それを利用したステアリング用グリップパーツの製造方法も包含している。
即ち、剛性に秀れたPU,PA,PC,PBT,変性PPE,GF・PET等合成樹脂素材の何れかから半裁型グリップ材部を成型する一方、天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、当該半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工して突板化粧シートを製作すると共に、該半裁型グリップ材部表面に、当該突板化粧シート裏面の繊維シート補強層を、シアノアクリレート系、水性高分子・イソシアネート系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系の何れかの接着剤を介して接合、プレス成型、真空成型または圧空成型の何れかによって密着状に一体化した上、突板化粧シートの半裁型グリップ材部表面から食み出した余剰縁部を除去するようにした、この発明による上記したステアリング用突板化粧シートを使用するステアリング用グリップパーツの製造方法である。
さらにこの発明には、上記したステアリング用突板化粧シートの製造方法、および、ステアリング用グリップパーツの製造方法に関連する、自動車用ステアリングの製造方法を包含している。
即ち、剛性に秀れたPU,PA,PC,PBT,変性PPE,GF・PET等合成樹脂素材の何れかから、ステアリング芯金に装着可能な周方向断面概略U字型の円弧状とした半裁型グリップ材部を複数、成型する一方、天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、当該半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く、突板厚み方向に打ち抜き加工して複数枚の突板化粧シートを製作すると共に、各半裁型グリップ材部表面に、当該突板化粧シート裏面の繊維シート補強層を、シアノアクリレート系、水性高分子・イソシアネート系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系の何れかの接着剤を介して接合、プレス成型、真空成型または圧空成型の何れかにより、密着状に一体化した上、突板化粧シートの半裁型グリップ材部表面から食み出した余剰縁部を除去して複数個のグリップパーツを得た後、ステアリング芯金の一または複数の所定範囲を、当該接着剤を介して前後一対のグリップパーツで挟み込み、互いに周方向断面概略U字型の端縁同士を接合、プレスして一体化するようにした自動車用ステアリングの製造方法である。
ステアリング用突板化粧シートの製造方法に用いる天然木は、特に木目紋様が美しくて製材の加工中に希に産出される希少価値の高いものであり、例えるならば、クラロウォールナット、鳥眼杢(バーズアイメープル)、楠玉杢、牡丹杢、笹杢、バール杢、如鱗杢、孔雀杢、筍杢、鶉杢、リボン杢、玉杢、縮杢、縞杢、葡萄杢、虎斑、泡杢など、一般に杢と称されている素材であり、このような希少価値の高い天然木材部分を、1mm未満、望ましくは0.2〜0.5mm程の厚さにスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板として採用することとなる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以上のとおり、この発明に包含される自動車用ステアリングの製造方法は、この発明のステアリング用突板化粧シートの製造方法、および、この発明に包含されるステアリング用グリップパーツの製造方法によって実現可能となるものであって、図1に示す自動車用ステアリングの製造方法に従い、剛性に秀れたPU,PA,PC,PBT,変性PPE,GF・PET等合成樹脂素材の何れかから、ステアリング芯金に装着可能な周方向断面概略U字型の円弧状とした半裁型グリップ材部を複数成型Bし、従来までの集成材からなるグリップ材部の製造工程に比較してその製造工数を大幅に削減し、且つより均質で安定した品質と、ABS系樹脂成型品からなるものよりも高い耐久強度とを得ることが可能となり、しかも周方向断面概略U字型の端縁に、図6中に示したような、嵌合用歯合部23の本実凸24,24を形成したものと、同本実凹25,25を形成したものとを夫々成型するようにし、成型後に本実凸24,24や本実凹25,25を加工する必要がなく、製造工数を増加させずに結合強度アップを図る。
以上のような構成からなる実施例のステアリング用突板化粧シートの製造方法、およびステアリング用グリップパーツの製造方法を含む自動車用ステアリングの製造方法は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1および図2中に示した、ステアリング用突板化粧シートの製造方法C(a〜g)の突板4表面41に、弾性樹脂補強層6を形成dする工程を、ロールコーター7を用いて天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料による、杢の紋様に深みを得るための着色および艶を得る透明樹脂塗料による下塗りを施し、十分に乾燥させた後に、図示しないカーテンフローコーターによって透明感と塗装層の厚みを得る中塗りを行うようにし、突板4の保護だけでなく、図1の上塗り塗装Gの品質を高めるよう表面を滑らかにし、上塗り用の塗料との密着強度を高めるものとなることから、製造工程C〜F中における突板化粧シート3の保護を実現化すると同時に、上塗り塗装G以降の外観、仕上がりの基礎となる肉厚なベース塗装層を形成し、製造工数を増加させることなく、従来の作業工程によって生産したものより一段と秀れた外観と耐久強度とを有する良品を効率的に量産、可能とすることができるという特徴が得られる。
叙述の如く、この発明のステアリング用突板化粧シートの製造方法、および、ステアリング用グリップパーツの製造方法、ならびに、自動車用ステアリングの製造方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易であって、従前からの自動車用ステアリングの製造方法に比較して製造工数を削減し、遥かに経済的なものとすることができる上、外的美観を高め、耐久強度を格段に向上させることができ、稀少価値の高い杢を効率的に利用して高品質且つ耐久性に秀れた自動車用ステアリングの量産を模索する木工業界にとっても、欧州高級車に流れている富裕層ならびに新興富裕層の取り込みを目標に掲げる国内自動車メーカーや、天然木の深みのある色艶と高級感溢れる杢の繊細な紋様とをもった高級感溢れる自動車用ステアリングの提供を求めるユーザーからも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
11 同 ステアリング芯金
2 グリップパーツ
21 同 半裁型グリップ材部
22 同 表面
23 同 嵌合用歯合部
24 同 本実凸
25 同 本実凹
3 突板化粧シート
4 突板
41 同 表面
42 同 裏面
5 繊維シート補強層
6 弾性樹脂補強層
7 ロールコーター
8 スペーサー
A スタート
B 半裁型グリップ材部の製造
C ステアリング用突板化粧シートの製造
a 同 スタート
b 同 突板の製造
c 同 繊維シート補強層の形成
d 同 弾性樹脂補強層の形成
e 同 弾性樹脂補強層の乾燥、研磨
f 同 突板化粧シートの打ち抜き
g 同 エンド
D 半裁型グリップ材部に突板化粧シートを練り付け
E 突板化粧シート食み出し部分の除去
F ステアリング芯金にグリップパーツを一体化
G 突板化粧シートの上塗りと研磨仕上げ
H 検査
J エンド
Claims (5)
- 天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工するようにしたことを特徴とするステアリング用突板化粧シートの製造方法。
- 天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に、不織布等の繊維シート補強層を積層状に熱熔着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を、積層状に一体化、乾燥し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工するようにしたことを特徴とするステアリング用突板化粧シートの製造方法。
- 剛性に秀れたPU,PA,PC,PBT,変性PPE,GF・PET等合成樹脂素材の何れかから半裁型グリップ材部を成型する一方、天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、当該半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工して突板化粧シートを製作すると共に、該半裁型グリップ材部表面に、当該突板化粧シート裏面の繊維シート補強層を、シアノアクリレート系、水性高分子・イソシアネート系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系の何れかの接着剤を介して接合、プレス成型、真空成型または圧空成型の何れかによって密着状に一体化した上、突板化粧シートの半裁型グリップ材部表面から食み出した余剰縁部を除去するようにしたことを特徴とするステアリング用グリップパーツの製造方法。
- 剛性に秀れたPU,PA,PC,PBT,変性PPE,GF・PET等合成樹脂素材の何れかから、ステアリング芯金に装着可能な周方向断面概略U字型の円弧状とした半裁型グリップ材部を複数、成型する一方、天然木をスライスした杢目、板目、柾目、玉杢目等の突板裏面に不織布等の繊維シート補強層を積層状に圧着、一体化した後、同突板表面に天然樹脂製または合成樹脂樹製の塗料からなる弾性樹脂補強層を積層状に一体化し、該突板の表裏面を繊維シート補強層と弾性樹脂補強層とによって挟み込むサンドイッチ構造としてから、当該半裁型グリップ材部表面の平面形に合わせた所定巾、円弧帯状とする如く突板厚み方向に打ち抜き加工して複数枚の突板化粧シートを製作すると共に、各半裁型グリップ材部表面に、当該突板化粧シート裏面の繊維シート補強層を、シアノアクリレート系、水性高分子・イソシアネート系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系の何れかの接着剤を介して接合、プレス成型、真空成型または圧空成型の何れかによって密着状に一体化した上、突板化粧シートの半裁型グリップ材部表面から食み出した余剰縁部を除去して複数個のグリップパーツを得た後、ステアリング芯金の一または複数の所定範囲を、当該接着剤を介して前後一対のグリップパーツで挟み込み、互いに周方向断面概略U字型の端縁同士を接合、プレスして一体化するようにしたことを特徴とする自動車用ステアリングの製造方法。
- 半裁型グリップ材部の成型は、その後に行う、前後一対のグリップパーツでステアリング芯金を挟み込み、プレスして接着するときに、グリップパーツ夫々の互いに接着する周方向断面概略U字型の端縁に、芋、斜め、相欠き、いすか、本実、雇実、蟻実などの何れか一つの組み合わせとなる嵌合用歯合部を一体成型するようにした、前記請求項4記載の自動車用ステアリングの製造方法。
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