JP2008237628A - 血流増加材及び、これを含有させた身体装着具、寝具類又は敷物類 - Google Patents

血流増加材及び、これを含有させた身体装着具、寝具類又は敷物類 Download PDF

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正彦 池田
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秀明 宮田
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良雄 柴田
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Abstract

【課題】
製造コストが安価で取り扱いが容易な人工有機化合物、天然有機化合物及び、それらの固形廃棄物の無酸素乾留物、又は、その賦活処理物を粉砕し、これらの素材とトルマリン、金属、金属塩、或いは金属酸化物を併用することにより、マイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波効果による血流増強作用を強力にした身体装着具や寝具類及び敷物類等を提供する。
【解決手段】
本発明の血流増加材2は、ブタジエン・スチレン重合体のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80、黒トルマリンの重量比を15とし、ピンクトルマリンの重量比を5及び亜鉛の重量比を20として混合したものとしている。本発明の身体装着具や寝具類及び敷物類は、血流増加材2を塗布して乾燥させてシート状材3や、血流増加材2の20重量%を発砲ゴム原料80重量%と混合した血流増加材含有シート状材8を使用したものとしている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、マイナスイオン効果、遠赤外線効果及び電磁波効果による血流増加作用を有する無酸素乾留物、トルマリン、遷移金属等の混合物である血流増加材及び、これを含有させた身体装着具、寝具類及び敷物類に関するものである。
従来、植物の炭化物や活性炭は、脱臭、除湿、防菌等の効果を有することが知られている。また、これらの活性炭は、陽イオン吸着性が強いため、その結果としてマイナスイオン発生作用があり、更に、遠赤外線発生作用があることも判明している。
ところで、このマイナスイオンは、生体の細胞を活性化し自律神経や内分泌機能を調整して、人体の精神安定、免疫力向上、疲労軽減等の効果(マイナスイオン効果)を奏するといわれ、この知見を基に、高電圧放電によるマイナスイオン発生器が市販されている。
また、遠赤外線は、生体の皮下深層の温度上昇、微細血管の拡張、血行促進、新陳代謝の強化等の効果(遠赤外線効果)を奏することが知られており、この原理を利用して、これらのマイナスイオン効果や遠赤外線効果をもつ繊維等を使用した衣料、寝装具、健康器具、サポータ、マスク等の製品が市販されている。
そして、上記したようなマイナスイオン効果や遠赤外線効果を利用した布帛や衣服に関するものとしては、既に幾つかの提案がなされている。
例えば、炭素繊維が持つ良好な吸臭効果と遠赤外線放射能力を維持しつつ、バクテリアなどの繁殖を防ぐ抗菌効果を有する布帛、及び衣服としては、特開2000−160475号公報に記載されたような、織布の片面に金属箔をスパッタリングや蒸着により付着させてなる布帛の、織布を炭素繊維により構成した布帛や、人体被覆機構を備える布帛製の衣服を構成する布帛は、炭素繊維よりなる織布の片面に金属箔をスパッタリングにより付着させてなり、金属箔の付着されていない面を人体に対向する面に配置した衣服が開示されている。(特許文献1参照)
また、シート状の炭化物及びシート状炭化物を用いた製品としては、特開2003−306850号公報に記載されたような、和紙糸で製織した織物地を炭化して炭とした炭化物や、和紙糸で編んだ編物地を炭化して炭とした炭化物を、織物地又は/及び編物地で表裏面を被覆して接着したシート状製品が開示されている。(特許文献2参照)
更に、敷布団、或いは床に横たわって睡眠、或いは休息する際に、横たわる身体の下に敷かれて全身に向けて遠赤外線とマイナスイオンを発散させることができる薄手の敷物を形成しようとするもので、更に加えて横たわった身体から敷物に移り付く体臭を直ちに消臭して快く休息できるようにする休息敷物としては、特開2005−13574号公報に記載されたような、2枚の織布の内側面に発泡樹脂接着層がバインダーとしてコーティングされ、その2枚の織布の発泡樹脂接着層が対向した状態で、その発泡樹脂接着層の間に、遠赤外線を放出する粒状又は粉状の特殊セラミックと、マイナスイオンを放出する粒状又は粉状の天然鉱石と、粒状又は粉状の活性炭の混合材を均等に分散保持し、その発泡樹脂接着層を介して、前記2枚の織布と特殊セラミックと天然鉱石と活性炭を弾性を保って接着した休息敷物や、2枚の織布の内側面に発泡樹脂接着層がバインダーとしてコーティングされ、その2枚の織布の発泡樹脂接着層が対向した状態で、その発泡樹脂接着層の間に、遠赤外線を放出する粒状又は粉状の特殊セラミックと、マイナスイオンを放出する粒状又は粉状の天然鉱石と、粒状又は粉状の活性炭の混合材を包含した綿薄材を分散保持し、その発泡樹脂接着層を介して、前記2枚の織布と特殊セラミックと天然鉱石と活性炭と綿薄材を弾性を保って接着した休息敷物等が開示されている。(特許文献3参照)
更に又、活性炭が有する生体への好ましい効果に加えて、温泉浴のような効果も得ることができる身体装着具や、放射されるマイナスイオン量を増加することができる身体装着具としては、特開2005−218651号公報に記載されたような、天然靱皮繊維からなる糸を編んで作り、面状に広がった織物を炭化した織物炭化材層と、放射性物質を含む鉱石の微細な粒状体を面状に配置した放射性物質層を含むシート状材から構成され、前記シート状材を身体に装着可能な形状に加工した身体装着具や、和紙からなる糸を編んで作り、面状に広がった織物を炭化した織物炭化材層と、放射性物質を含む鉱石の微細な粒状体を面状に配置した放射性物質層とを含むシート状材から構成され、前記シート状材を身体に装着可能な形状に加工した身体装着具の他、植物の活性炭を粒子径1μm〜1mmの粒子にした後、面状に広がらせて形成した炭化材層と、放射性物質を含む鉱石の微細な粒状体を面状に配置した放射性物質層とを含むシート状材にし、このシート状材を身体に装着可能な形状に加工した身体装着具等が開示されている。(特許文献4参照)
特開2000−160475号公報 特開2003−306850号公報 特開2005−13574号公報 特開2005−218651号公報
ところで、特許文献1では、上記したように、活性炭素繊維(フェノール樹脂繊維等使用)よりなる布帛の片面に金属箔(銅、チタン)をスパッタリングや蒸着にて付着させ、金属箔を蒸着させない面を身体側にして衣服を製作して、体温で昇温した衣服から遠赤外線が放射され、金属箔の内側面に反射され、活性炭素繊維からの遠赤外線放射をより一層強めることができるものである。
しかし、特許文献1に記載されたような従来の布帛、及び衣服では、バクテリア等の繁殖を防ぐ抗菌効果を有する布帛及び衣服の提供を目的とするものであり、血流増強効果をもたらすことができる製品を提供することができず、また、実際の抗菌効果を示す明確なデータが記載されていないため、その効果の有無については明確ではない。
また、この特許文献1のものでは、フェノール樹脂繊維で織成された織物の炭化・賦活化物である繊維状活性炭を使用するため、その製造コストが高いだけでなく、炭化物は壊れやすいため、その後の工程における取り扱いが難しいものであり、更に、最終製品までの製造工数が多いという問題がある。
上記した特許文献2では、上記したように、コウゾ、ミツマタ、ガンビ等の植物を原料にした和紙を撚って和紙糸として、その和紙糸で製織した織物地又は和紙糸を編んだ編物地を炭化し、そのシート状炭化物の表裏両面を通常の織物地又は/及び編物地で被覆して接着したことを特徴とする織物地又は編物地としての利用及び加工をするものである。
しかし、特許文献2に記載されたような布帛の製造においても、和紙糸で製織した織物地又は和紙糸を編んだ編物地を炭化して、これを原料として使用するため、特許文献1の場合と同様に、炭化物は壊れやすいため、その後の工程における取り扱いが難しいものであり、また、最終製品までの製造工数が多いという問題がある。
また、特許文献2は、炭化物及び、そのシート状製品の製造方法を提供することを目的とするものであり、血流増強効果を含めた有効な生体効果等をもたらす製品を提供するものではなく、また、実際の生体効果を示すデータが一切記載されていないため、その効果の有無については明確なものではない。
上記した特許文献3では、2枚の織布の対向する内側面間に発泡樹脂接着層をバインダーとしてコーティングして形成し、その発泡樹脂接着層の間にマイナスイオンを放出する粒状・粉状の天然鉱石(医王石、学名:石英閃緑玲石)と、遠赤外線を放出する細かい特殊セラミックス(トルマリン鉱石、電気石等を粒状・粉状にしてセラミックス加工したもの)と、細かい活性炭の混合材を均等に分散保持させて、その発泡樹脂接着層を介して、2枚の織布と天然鉱石と特殊セラミックスと活性炭とを弾性と通気性を保って接着した敷物である。
しかし、特許文献3に記載されたような敷物においては、その製造工程において工数が多く、素材的にも高価なものであった。
また、特許文献3のものは、遠赤外線効果とマイナスイオン効果を有する休息敷物を提供することを目的とするものであるが、提案されている製品におけるこれらの実際の効果を示す測定データが全く掲載されていないため、その効果の有無については明確ではなく、製品の有効性が証明されていないものである。
上記した特許文献4では、天然靭皮繊維の織物を炭化して、これを主な原料として使用するため、上記特許文献1や文献3の場合と同様に、製造コストが高いだけでなく、炭化物は壊れやすいため、その後の工程における取り扱いが難しいという問題がある。
また、この特許文献4のものは、この炭化物からなる炭化材層の上下両面を織物布で通気性を損なわないように接着剤を塗布して貼付して、シート状材となし、この表面と裏面の少なくとも一方の面に、温泉水等に含まれる放射性物質(ラドン、ラジウム、トロン、アクチノン)や、モザナイト等を含む微細な粒状体の塗布液を塗布して形成しており、その製造工程において、この布帛を得るまでの工数が多いという問題もあった。
更に、この特許文献4のものは、遠赤外線効果とマイナスイオン効果を有する身体装着具の提供を目的としているが、提案されている製品におけるこれらの効果を示す測定データは、体感測定のみが示されているものであり、製品の科学的な有効性が証明されておらず、その効果の有無については明確ものとは言及できない。
また、上記したラドン、ラジウム、トロン等の放射性物質は、放射線のアルファ線を放射するため、微量の放射線量の場合は有益な生体効果があるが、放射線量が多い場合には細胞の染色体(DNA)に損傷を与え、細胞を死滅させる細胞障害性等の有害な生体作用がある。そのため、これらの放射性物質を含む製品においては、これら放射性物質が、長期間にわたって生体に有益な効果のみを与えるための厳密な使用量を設定することは極めて困難である。
このように、上記従来のマイナスイオン効果・遠赤外線効果を目的として使用される炭化物、或いは活性炭は、いずれも天然繊維又は人工繊維の織物を原料とし、炭化処理またはその炭化処理物の賦活化処理により製造されている。そのため、製造コストが高く、繊維状炭化物、或いは繊維状活性炭は、脆く破損しやすいので、取り扱いが困難であるばかりか、更に、これらの炭化物、或いは活性炭を素材として使用する製品については、製造工数が多くなり、製品コストが高くなるという問題点を有していた。
また、上記した従来のマイナスイオン効果・遠赤外線効果を目的とした製品は、マイナスイオン効果・遠赤外線効果に関する科学的な測定が全く実施されておらず、特許文献4で唯一体感測定のみが実施されているに過ぎず、有効な効果があるとは言い難い。
更に、上記した従来のマイナスイオン効果・遠赤外線効果を目的とした製品は、本発明の目的とする血流増加効果を主効果とするものではない。そのため、血流増加効果の科学的計測の実施例もなく、これに関して有効な効果は全く不明である。
また、上記した従来のマイナスイオン効果を増強するために、ラドン、ラジウム、トロン等の放射性物質が使用されているが、これらの物質は、細胞障害性のある放射線のアルファ線を放射するため、これらの放射性物質を含む製品においては、これら放射性物質が、長期間にわたって生体に有益な効果のみを与えるための厳密な使用量を設定することが極めて難しいという短所がある。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストが安価で取り扱いが容易な人工有機化合物、天然有機化合物及び、それらの固形廃棄物の無酸素乾留物、又は、その賦活処理物を粉砕し、その粒状、或いは粉体を使用し、これらの素材とトルマリン(電気石)、金属、金属塩、或いは金属酸化物を併用することにより、マイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波効果による血流増強作用を強力にした身体装着具や寝具類及び敷物類等を提供することを目的としてなされたものである。
上記目的を達成するために、本発明の血流増加材は、有機炭素を含有する固形廃棄物の無酸素状態における乾留物(以後無酸素乾留物と略記する)、又は、その賦活処理物の少なくとも一種からなるものとしている。
更に、本発明の血流増加材は、炭化水素を主要構成成分とするプラスチック類、又は木材・竹材・間伐材・ヤシガラ等の植物材の無酸素乾留物を含有させたものとすることができる。
また、本発明の血流増加材は、トルマリン(電気石)を含有させたものとすることができる。
更に、本発明の血流増加材は、遷移金属、又は一価と二価の金属、又は、これらの酸化物あるいは塩類から選ばれる少なくとも一種を含有させたものとすることができる。
また、本発明の血流増加材は、通気性を有する包装体に収容したものとすることができる。
更に、本発明の血流増加材は、プラスチック製網状部材の表面に塗布、又は含浸させたシート状材にすることができる。
また、本発明の血流増加材は、人工繊維の織物状部材の表面に塗布、又は含浸させたシート状材にすることができる。
更に、本発明の血流増加材は、天然繊維の織物状部材の表面に塗布、又は含浸させたシート状材にすることができる。
また、本発明の血流増加材は、プラスチック原料と混合し、成形、或いは反応・成形させたシート状材にすることができる。
更に、本発明の血流増加材は、通気性被覆材に収容して包装体にすることができる。
また、本発明の身体装着具、寝具類、及び敷物類は、通気性の良い布帛で前記本発明のシート状材を覆って作製することができる。
更に、本発明の身体装着具は、前記本発明のシート状材を帯形に形成するとともに着脱自在の係合部を設けて作製することができる。
また、本発明の身体装着具は、通気性被覆材内に前記本発明の包装体の一個以上を収容し、帯形に形成するとともに着脱自在の係合部を設けて作製することができる。
更に、本発明の寝具類、及び敷物類は、前記本発明のシート状材の一個以上を通気性被覆材内に収容し、布団状、敷物状、及び座布団状に形成して作製することができる。
また、本発明の寝具類、及び敷物類は、前記本発明の包装体の一個以上を通気性被覆材内に収容し、布団状、敷物状、及び座布団状に形成して作製することができる。
以上のように、本発明によれば、請求項1、及び請求項2の発明では、無酸素状態で乾留(炭化)することにより、或いは、その乾留物を賦活処理することにより、マイナスイオンの発生と、遠赤外線の発生がより強く認められる無酸素乾留物、或いは、その賦活処理物が得られる。
また、請求項3の発明によれば、トルマリン(電気石)を含有させた血流増加材を使用して、請求項1、或いは請求項2の効果に加えて、より強いマイナスイオンの発生能、遠赤外線発生能や電磁波発生能による無酸素乾留物、又は、その無酸素乾留物の賦活処理物を含有する身体装着具や寝具類の他、敷物類等が作製でき、これらを使用することにより、生体の血流増加、皮下深層の温度の上昇や、微細血管の拡張、新陳代謝の強化等の効果(遠赤外線効果、電磁波効果)を受けることが可能であるとともに、生体の細胞を活性化し自律神経や内分泌機能を調整して人体の精神安定、免疫力向上、疲労軽減等の効果(マイナスイオン効果)を受けることが可能であり、健康維持及び健康増進に役立つものとなる。
以下、本発明の血流増加材、及び血流増加材を使用した身体装着具、寝具類、及び敷物類の最良の実施形態を図面、及び表に基づいて詳細に説明する。
(比較例1)
表1に示したものは、稲藁、竹、廃タイヤの無酸素乾留物(炭化物)とヤシガラ活性炭のマイナスイオン生成能についての測定結果であり、本発明の無酸素状態で550℃の乾留処理により得られた、各種固形有機化合物の無酸素乾留物のマイナスイオン生成能について測定したものである。
ポリエチレン製の袋(大きさ縦20cm、横10cm)の試料風袋5袋を用意した。測定装置は株式会社佐藤商事製イオン測定器ACI-100 を使用した。測定は試料風袋を空中に吊るし、3cmの距離の試料風袋周辺大気におけるマイナスイオン生成能を調べた。なお、対照地点は試料風袋から30cmの距離の大気とした。
まず、試料風袋のみで、無酸素乾留物を入れていない場合、各試料風袋から3cmの周辺空気中のマイナスイオン生成能は「0」であり、実験で使用したポリエチレン製の袋(大きさ:縦20cm、横10cm)の試料風袋5袋にはいずれもマイナスイオン生成能の無いことが実証できた。(表1参照)
従来、木炭、竹炭、ヤシガラ炭等の代表的な乾留物(炭化物)は、低酸素状態で上層を燃焼させながら炭化している乾留(炭焼き窯等でのいわゆる蒸し焼き)によって製造されている。例えば、表1に示すヤシガラ活性炭は市販品であり、上記の従来法である蒸し焼きによって乾留された後、賦活処理により細孔を多くし、比表面積を多くしたものであり、そのため、活性炭は賦活処理前の乾留物に比べて、マイナスイオン効果や遠赤外線効果は極めて強くなっている。
表1に示すように、稲藁、竹、プラスチック(主成分;ブタジエン・スチレン重合体)の無酸素乾留物の粉末(粒径:0.2mm以下)についてマイナスイオン生成能を5回ずつ測定し、その平均値を算出した。その結果、各無酸素乾留物は、いずれも賦活処理をしていないが、強いマイナスイオン生成能を有することが判明した。
すなわち、稲藁無酸素乾留物と竹無酸素乾留物のマイナスイオン生成能は、それぞれ1,445個/cc及び1,616個/ccであり、このマイナスイオン生成能の強さはヤシガラ活性炭(マイナスイオン生成能:2,870個/cc)の約50%に相当する。また、プラスチック無酸素乾留物のマイナスイオン生成能は4,134個/ccであり、そのマイナスイオン生成能は、植物体無酸素乾留物よりも2倍以上も強く、また、ヤシ
ガラ活性炭よりも1.4倍も強いことが判明した。
表1に、稲藁、竹、プラスチックの無酸素乾留物、及びヤシガラ活性炭のマイナスイオン生成能についての測定結果を示す。
(表1) 各種無酸素乾留物、及びヤシガラ活性炭のマイナスイオン生成能

Figure 2008237628
上記表1に示した測定結果は、「無酸素乾留法は、従来の蒸し焼き乾留法に比べてより有効な炭化法である」ことを示唆するものである。即ち、無酸素状態で乾留することにより、原料の有機固形物から揮発性物質や水素等を効率よく脱離させ、より炭素含有率の高い炭化物の製造が可能であることを示唆するものである。
炭化水素を主成分とする人工高分子のプラスチック類は、稲藁、木、竹等の植物体に比べて、炭素含有率が高い。そのため、プラスチック類の無酸素乾留物は、植物体の無酸素乾留物よりも炭素含有率も高くなる。このような乾留物の炭素含有率の違いが、表1に示すような、プラスチック無酸素乾留物のマイナスイオン生成能が植物体無酸素乾留物よりも強い結果の原因と判断される。
(比較例2)
次に、本発明で採用した各種トルマリン(電気石)のマイナスイオン発生量についての測定結果を表2に示す。
(表2) 各種トルマリン(電気石)のマイナスイオン発生能
Figure 2008237628
表2は、この表に示す各種トルマリンを粉砕器にて粉砕し、粒径が0.2mm以下の粉体について、マイナスイオン発生量を測定したものであり、測定装置は株式会社佐藤商事製簡易型マイナスイオン測定器(COM-3010PRO)を使用した。
測定に際しては、各種トルマリン粉体試料の20gを10cm四方の白色紙(白色コピー用紙を使用した)に均一の厚さになるように広げた後、1cmの高さにおける20秒間のマイナスイオン発生数を測定した。なお、対象試料は10cm四方の白色紙(白色コピー用紙を使用した)とし、1cmの高さにおけるマイナスイオン数を測定し、これをバックグラウンド値とした。
まず、白色のコピー用紙のみで、トルマリンを置いていない対照の場合、20秒間におけるマイナスイオン生成数を8回繰り返して測定し、平均バックグラウンド値として、マイナスイオン数が3個/ccであることが判明した。(表2参照)
表2に示すように、各種トルマリンは、いずれもマイナスイオン発生能を有していたが、種類や生産地によってマイナスイオン発生能が大きく相違していることが判明した。概して、マイナスイオン発生能は、ピンクトルマリンが最も強く、次に、茶トルマリンが強く、黒トルマリンが最も弱い傾向が認められた。また、最も強いピンクトルマリンにおいても、製品によってマイナスイオン発生能が大きく異なることが判明した。
即ち、表2に示すように、今回、測定したピンクトルマリン製品の平均マイナスイオン発生数は、398個/cc〜1,511個/ccの範囲にあり、製品間のマイナスイオン発生数は最大で3.8倍もの差があることが判明した。
(比較例3)
本発明の実施形態の一例として、無酸素乾留物とトルマリンと遷移金属、一価と二価の金属、又は、これらの酸化物、或いは塩類との併用は、血流増加効果等をより強力にすることとしている。その併用効果を明らかにするために、プラスチック(主成分;ブタジエン・スチレン重合体)無酸素乾留物の重量比を70、トルマリンの重量比を20、二酸化マンガンの重量比を10として、混合した本発明の血流増加材について、電磁波効果を調べた。
まず、低極性物性の中性物質である芳香族化合物のエチルベンゼンに対する作用効果を調べた。600MHzの核磁気共鳴装置(NMR;GM社製 Omega600)を用いて、比較検討を行った。
実験方法としては、二重管構造を有するNMR分析サンプルチューブを用いて、その外管部にエチルベンゼンを入れ、一方、内管部には、無添加、トルマリン及び血流増加材をそれぞれ入れて、外管部と内管部の非接触的条件下で上記3条件下におけるエチルベンゼンのNMRスベクトルの変化を比較・検討したものを図1に示す。
図1は、エチルベンゼン、及び照射エチルベンゼンのプロトンNMRスペクトルの変化を示したものであり、この図に示すように、無添加の場合は、エチルベンゼンの帯電は観察されなかったのに対して、上記したトルマリン粉体(粒径:0.2 mm以下)を内部に入れ、5分間の非接触的状態にし、その後トルマリン粉体を取り除き、その1時間後のエチルベンゼンは帯電した状態になっていた(図1の(B)参照)。このエチルベンゼンの帯電はトルマリンの電磁波効果によるものである。
また、同様な条件で実験した場合、血流増加材によるエチルベンゼンの帯電状態は、トルマリンよりも遥かに強いことが明らかになった(図1の(C)参照)。また、血流増加材によるエチルベンゼンの帯電効果は、長時間持続し、血流増加材の照射12時間後で、エチルベンゼンの帯電状態が消失することが判明した。(図1の(D)参照)
以上の結果からも明らかなように、プラスチック無酸素乾留物、トルマリン、遷移金属酸化物から構成される血流増加材は、トルマリン単独に比べて遥かに強い電磁波効果を示すことが証明できた。
更に、エチルベンゼンよりも低極性の中性物質である鎖状炭化水素のヘキサンを用いて上記と同様な条件下でNMRを用いて比較、検討を行ったところ、上記の場合と同様に、血流増加材は顕著に強い帯電効果を示す結果が得られた。
(比較例4)
次に、低極性のエチルベンゼンやヘキサンと全く異なった物理化学的性質をもつ高極性の水について、上記したNMRを用いて比較、検討を行った。
周知のように、水分子は互いに水素結合をして、クラスターの大きな疑似分子を形成しているが、電磁波照射により、水のクラスターを形成している水素結合の一部が破壊され、より小さいクラスターになることが知られている。
NMR分析用のサンプルチューブ内に水を入れ、本発明の血流増加材と非接触的に5分間作用させた後に、上記NMRで計測した結果を図2に示す。
図2は、17O−NMRスペクトルを指標とした、血流増加材による水のクラスターが、微細化効果された計測結果を示したものであり、図2(A)では、血流増加材を作用させていない水のクラスターの半値幅は、140Hzであり、かなり大きなクラスターであった(図2の(A)参照)。しかし、血流増加材を作用させた水のクラスターの半値幅は、105Hzとなり、クラスターが著しく微細化していることが観察された(図2の(B)参照)。また、この水のクラスターが微細化する電磁波効果は24時間程度も継続することが判明した。
このように、本発明の血流増加材は、非接触的でも高極性の水に作用し、水のクラスターを微細化させる強い電磁波効果を示すことが確認された。
よって、上記したように、プラスチック無酸素乾留物、トルマリン、及び遷移金属酸化物等の併用した本発明の血流増加材は、低極性のエチルベンゼンやヘキサン、及び高極性の水に対して強い電磁波効果を与えることが証明された。
(比較例5)
次に、血流増加効果について説明する。試料1として、幅25mm、長さ240mm、厚さ1mmの不織布部材の表面に、エマルジョンボンドを用いて、プラスチック(主成分:ブタジエン・スチレン重合体)の無酸素乾留物の紛体を塗布して乾燥させ、表裏両面を綿・ポリエステル混紡布にて被覆して、その周縁を縁縫いし、長手方向の一方端の表側と他方端の裏側に、夫々に雌雄の接合部を有する面ファスナーの片方ずつを設けたベルト(以下これを無酸素乾留物含有ベルトと称す)を用意する。
また、試料2として、幅25mm、長さ240mm、厚さ1mmの不織布部材の表面に、エマルジョンボンドを用いて、本発明の血流増加材(上記のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80とし、黒トルマリンの重量比を15とし、ピンクトルマリンの重量比を5、及び亜鉛の重量比を20の重量比で混合したもの)を塗布して乾燥させ、表裏両面を綿・ポリエステル混紡布にて、被覆して、その周縁を縁縫いし、長手方向の一方端の表側と他方端の裏側の夫々に、雌雄の接合部を有する面ファスナーの片方ずつを設けた、本発明の身体装着具であるベルト(以下これを血流増加材含有ベルトと称す)を用意する。
そして、上記で準備した、上記の無酸素乾留物含有ベルト(試料1)と本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト(試料2)を用いて、近畿圏在住の被験者6名(男性3名、女性3名)についての血流増加効果を調べるべく、血流測定を行った。
なお、その上記各ベルトの装着位置は、上椀部の肘下30mmの位置とし、各ベルトを装着して、5分後に血流計測器(KDD株式会社製ES−1000SPM)を用いて、親指付け根から20mm付近における橈骨動脈の血流と脈拍を3回測定し、その平均値を算出した測定結果を表3に示した。
(表3) 血流増加材含有ベルト装着による橈骨動脈の血流増加効果
Figure 2008237628
表3に示すように、被験者−1(男性、64歳)において、無酸素乾留物含有ベルト装着5分後における橈骨動脈の平均血流は、無酸素乾留物含有ベルト装着前に比べて、23.2%増加していた。一方、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトを装着した場合、橈骨動脈の平均血流の増加率は49.4%であり、無酸素乾留物含有ベルトよりも2.1倍も血流増加効果が大きいことが証明できた。一方、脈拍数に関しては、血流増加材含有ベルトの装着前で63回/分、装着後で64回/分であった。従って、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、脈拍数に影響を及ぼさないことが判明した。
一方、表3の被験者−1の測定結果に示すように、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトを剥離した場合、血流増加効果は比較的早期に消失する。即ち、血流増加材含有ベルトを剥離し、5分後に計測すると、平均血流は8.2cm/秒から5.8cm/秒に減少し、血流増加材含有ベルト装着前の平均血流の5.5cm/秒よりも6.7%の増加に過ぎなかった。
上記したように被験者−1において、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、無酸素乾留物含有ベルトよりも大きな血流増加効果を及ぼすことが認められた。同様な現象は、被験者−2、被験者−3と被験者−4の3名の女性についても確認できた。表3に示すように、装着5分後の血流増加率は、被験者−2では無酸素乾留物含有ベルト装着で24.1%、血流増加材含有ベルト装着で113.8%、被験者−3では無酸素乾留物含有ベルト装着で14.1%、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着で32.0%、及び被験者−4では無酸素乾留物含有ベルト装着で9.2%、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着で24.1%であった。この結果から、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、無酸素乾留物含有ベルトよりも2倍〜5倍も大きい血流増加効果が実証された。
一方、表3に示すように、これら3名の被験者における本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着による脈拍数の増加率は、−1.4%〜5.6%であり、脈拍への影響は極めて軽微であり、事実上脈拍に影響を及ぼさない範囲のものと判断される。
本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトの血流増加効果は、装着した被験者6名全てに認められており、本ベルト装着5分後の血流増加率は、被験者−5(男性、58歳)で34.4%、被験者−5(男性、64歳)で24.4%であった。
上記の測定結果から、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、被験者6名全員において装着5分後の超短時間に顕著な血流増加効果が認められ、その血流増加率は24.1%〜113.8%、平均46.4%であった。
(比較例6)
表4は、被験者−7(男性、62歳)において、無酸素乾留物含有ベルトの装着5分後、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトの装着5分後、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトの装着10分後、ベルト装着無し、という四種類による測定を各3 回ずつ行った。その測定データに基づいて血流増加材含有ベルト装着による橈骨動脈の血流の増加効果をまとめたものである。
(表4) 血流増加材含有ベルト装着による橈骨動脈の血流増加効果
Figure 2008237628
表4に示すように、上記被験者−1〜被験者−4の場合と同様に、被験者−7においても、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着は、無酸素乾留物含有ベルト装着と比較して橈骨動脈の血流増加効果が大きいことが実証された。即ち、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着の血流増加効果は、無酸素乾留物含有ベルト装着の約3倍にも相当した。また、上記被験者−1〜被験者−6の場合と同様に、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着は脈拍数に影響を与えないことも確認できた。
そして、本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトの装着時間を長くすると、更に、血流増加効果が強くなる。即ち、表4に示すように、血流増加材含有ベルト装着10分後の場合、平均血流は13.0cm/秒となり、血流増加材含有ベルト装着5分後における平均血流の9.7cm/秒に比べて、1.3倍も血流が増加していた。また、本発明の血流増加材含有ベルトを10分間装着した場合においても、脈拍数は71回/分であり、装着前の70回/分とほぼ同一であり、脈拍数の変化は認められなかった。
上記被験者7人における測定結果から得られた結論は、以下に要約することができる。
1)無酸素乾留物含有ベルトと本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、いずれも、その装着により装着付近の動脈の血流を増加させる。
2)無酸素乾留物含有ベルトと本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、いずれも、脈拍数に影響を与えない。
3)本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルト装着の血流増加効果は、無酸素乾留物含有ベルト装着の血流増加効果よりも2倍〜5程度も強い。
4)本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、装着5分後、装着付近の動脈の血流を23〜110%程度増加させる。
5)本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、装着時間が長いほど、装着付近の動脈血流の増加効果が大きい。
6)本発明の身体装着具である血流増加材含有ベルトは、装着を外すと5分程度の短時間で、装着付近の動脈の血流増加効果が消失する。
以下、本発明の実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
(実施例1)
図3及び図4は、本発明の一実施形態として手首や足首等に装着できる血流増加材含有ベルトとして身体装着具1を作製したものを図示しており、図3は、本発明の身体装着具1の部分破断斜視図、図4は、本発明の身体装着具1の部分破断側面図である。
前記身体装着具1は、図示したように、例えば幅25mm、長さ240mm、厚さ1mmの不織布の表面に、エマルジョンボンドを用いて、本発明の血流増加材2(ブタジエン・スチレン重合体のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80、黒トルマリンの重量比を15とし、ピンクトルマリンの重量比を5及び亜鉛の重量比を20として混合したもの)を塗布して乾燥させてシート状材3を作製し、該シート状材3に綿・ポリエステル混紡布4にて被覆して、その周縁を縁縫い縫製すると共に、この長手方向の一方端の表側と他方端の裏側に、雌雄の接合部を有する面ファスナー5・6を夫々に取着して構成されている。
また、前記身体装着具1の使用にあっては、図7の(7a)・(7b)・(7c)に示したように、使用者の手首や足首等に懸回して各面ファスナー5・6で接合し、血流増進効果が期待できるものとなる。
(実施例2)
また、図5及び図6は、本発明の他の実施形態として手首や足首等に装着できる血流増加材含有バンドとして身体装着具7を作製したものを図示しており、図5は、本発明の身体装着具7の部分破断斜視図であり、図6は、本発明の身体装着具7の部分破断斜面図である。
この身体装着具7は、図示したように、本発明の血流増加材2(ブタジエン・スチレン重合体のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80とし、黒トルマリンの重量比を15とし、ピンクトルマリンを5及び亜鉛の重量比を20として混合したもの)の20重量%を発砲ゴム原料80重量%と混合して、例えば幅25mm、長さ240mm、厚さ3mmの血流増加材含有シート状材8を成形し、該シート状材8に雌の面ファスナー機能(面ファスナー5)をもつナイロン布にて被覆して、その周縁を縁縫い縫製すると共に、その上面に雄の接合部を有する面ファスナー6を配備し、血流増加材含有効果を有するバンド状の身体装着具7を作製することもできる。
また、前記身体装着具7の使用においても、図7の(7a)・(7b)・(7c)に示したように雌の面ファスナー(面ファスナー5)機能をもつナイロン布9と雄の面ファスナー6で接合し、使用者の手首や足首等に懸回し、同様に血流増進効果が期待できるものとなる。
上記した本発明の身体装着具1及び身体装着具7は、その幅や長さを適宜に変えて作製できるものであり、首や手首及び足首や踵、或いは足首から踵に亘る範囲に懸回して取着させることで、その懸回部位及び、その周囲で血流増進効果が期待できるものとなる。
また、図示していないが、上記した本発明の身体装着具1及び身体装着具7は、その他の部位に適応させて、その幅や長さを変えて作製できるものであり、その他の部位に本発明の身体装着具1及び身体装着具7を装着させることで、その懸回部位及びその周囲で血流増進効果が期待できるものとなる。
(実施例3)
また、図8は、本発明の血流増加材2(ブタジエン・スチレン重合体のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80、黒トルマリンの重量比を15、ピンクトルマリンの重量比を5及び亜鉛の重量比を20として混合したもの)の粉体(粒径:0.2mm以下)1gを、例えば幅30mm、長さ50mmの通気性を有するナイロン布9に収容した包装体10の部分破断正面図であり、また、図9は、本発明の血流増加材2を内装した包装体10の複数を寝具に敷設してなる本発明の寝具類11の一実施形態を示す説明図である。
本発明の寝具類11は、前記包装体10の複数個(300個程度を敷設すると良い。)を、例えば、幅800mm、長さ1000mmの通気性被覆材12内に一定間隔毎に収容し、その周囲等を適宜に縫製したものであり、この寝具類11の上面で使用者が横臥或いは仰臥、又は伏臥することで、寝具類11上の使用者の身体接触部位全体に亘る血流増進効果が期待できるものとなる。
(実施例4)
また、図10は、本発明の血流増加材2を含有させたシート状材8を敷物に内装してなる本発明の敷物類13の一実施形態を示す説明図である。
本発明の敷物類13は、図示したように、本発明の血流増加材2(ブタジエン・スチレン重合体のプラスチック無酸素乾留物紛体の重量比を80、黒トルマリンの重量比を15、ピンクトルマリンを5及び亜鉛の重量比を20として混合したもの)の20重量%を発砲ゴム原料80重量%と混合して、例えば、幅500mm、長さ800mm、厚さ5mmの血流増加材含有のシート状材8を成形し、その血流増加材含有シート状材8を通気性被覆材12にて被覆して、その周縁を縁縫い縫製、或いは圧着したものであり、この敷物類13の上面で使用者が横臥、或いは仰臥、又は伏臥することで、敷物類13上の使用者の接触部位全体及び、その周囲に対して血流増進効果が期待できるものとなる。
(他の実施例)
以上のように、本発明の最良の実施形態を一実施例により説明したが、本発明の使用範囲及び産業上の利用範囲は、上記した実施例に限定されるものではなく、例えば、本発明の身体装着具7としては、上記した以外にも、
1)四肢、腰部、腹部、胸部、首、又は頭部に巻くバンド状の身体装着具1及び身体装着具7や、
2)四肢、腰部、腹部、胸部、首、又は頭部に巻くベルト状の身体装着具1及び身体装着具7、或いは、
3)サポータ状の身体装着具1及び身体装着具7、
4)コルセット状の身体装着具1及び身体装着具7、
5)腹巻き状の身体装着具1及び身体装着具7、
6)ガータ状の身体装着具1及び身体装着具7、
7)帽子状の身体装着具1及び身体装着具7、
8)ネックレス状の身体装着具1及び身体装着具7、
9)アイマスク状の身体装着具1及び身体装着具7、
10)マスク状の身体装着具1及び身体装着具7、
11)ブレスレット状の身体装着具1及び身体装着具7、
12)包帯状の身体装着具1及び身体装着具7、
13)手袋状の身体装着具1及び身体装着具7、
14)靴下状の身体装着具1及び身体装着具7、
15)下着状の身体装着具1及び身体装着具7、
16)チョッキ状の身体装着具1及び身体装着具7、
17)洋服状や和服状の身体装着具1及び身体装着具7、
18)おむつ状の身体装着具1及び身体装着具7、
19)膝掛け状の身体装着具1及び身体装着具7
等が適用できるものであり、その他のものも適用可能である。
また、本発明の寝具類11としては、上記した以外にも、
1)タオルケット状の寝具類11や、
2)敷きパット状の寝具類11の他、
3)毛布状の寝具類11、
4)シーツ状の寝具類11、
5)こたつ布団状の寝具類11、
6)枕カバー状の寝具類11、
7)枕状の寝具類11、
8)上布団状の寝具類11、
9)敷き布団状の寝具類11
等が適用できるものであり、その他のものも適用可能である。
さらに、本発明の敷物類13としては、上記した以外にも、
1)座布団状の敷物類13や、
2)カーペット状の敷物類13の他、
3)クッション状の敷物類13、
4)マット状の敷物類13、
5)マルチカバー状の敷物類13、
6)ソファー状の敷物類13、
7)椅子状の敷物類13
等が適用できるものであり、その他のものも適用可能である。
上述した本実施形態による血流増加材2は、無酸素乾留物、又は、その賦活処理物の少なくとも一種からなるものとしているが、無酸素乾留物と、その賦活処理物は、任意の割合で配合させたものにすればよい。
また、この血流増加材2は、炭化水素を主要成分とする有機固形廃棄物(廃タイヤ、廃プラスチック、廃材等)、プラスチック類、或いは植物材(木材、竹材、間伐材、ヤシガラ等)の無酸素乾留物を含有させたものとすることができ、この無酸素乾留物は、1〜95重量%の含有量とすることができる。
更に、本発明の血流増加材2は、トルマリンを含有せたものとすることができ、このトルマリンは、1〜80重量%の含有量とすることができる。
また、本発明の血流増加材2は、遷移金属、又は一価と二価の金属、又は、これらの酸化物、或いは塩類から選ばれる少なくとも一種を含有せたものとすることができ、これらの少なくとも一種は、5〜50重量%の含有量とすることができる。
そして、本発明の血流増加材2は、紛状体、又は粒状体とするが、その形状や大きさ等は特に限定されるものではない。
また、本発明の身体装着具7における血流増加材含有シート状材8の実施形態は、血流増加材2の10〜50重量%を発砲ゴム原料と混合して、反応させシート状に成形する血流増加材含有発砲シート状材8にすることも可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
更に、本発明の身体装着具7における血流増加材含有シート状材7は、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、プラスチック等の人工高分子化合物の綿織布や不織布に含浸や塗付したもの、綿糸等の天然高分子化合物の綿織布や不織布に含浸や塗付したもの、プラスチック等の人工高分子化合物に添加・成形したもの、或いは、プラスチック原料と混合し、反応・成形したもの等が使用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
また、本発明の血流増加材2の粉体を収容した包装体10は、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、プラスチック等の人工高分化合物の綿布や多孔性の布製の小袋やティーバック状の不織布製の小袋内に血流増加材を小分けして入れたものの他、綿糸等の天然高分子化合物の綿布や多孔性の布製の小袋やティーバック状の不織布製の小袋内に血流増加材を小分けして入れたもの等も使用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記した本発明の身体装身具1や身体装着具7における形状においても、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、血流増加材2を含有させたシート状材3を帯状に形成するとともに、前記面ファスナー5・6に代えて他の着脱自在な係合部にしたもの、或いは血流増加材2を含有させたシート状材3を帯状に形成するとともに、これを通気性の良い布帛で覆い、前記面ファスナー5・6に代えて他の着脱自在な係合部にした身体装身具1や身体装着具7等も適用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
また、上記した本発明の身体装着具1や身体装身具7、或いは、寝具類11や敷物類13における形状においても、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、血流増加材2を含有させたシート状材3の一個以上を通気性被覆材12内に収容し、これを帯状に成形するとともに着脱自在な任意の係合部を設けた身体装着具1や身体装着具7、あるいは寝具類11及び敷物類13とすることも適用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
更に、上記した本発明の身体装着具1や身体装身具7、或いは、寝具類11や敷物類13における形状において、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、血流増加材2を含有させたシート状材3の一個以上を通気性被覆材12内に収容するとともに、これに着脱自在な任意の係合部を設けた身体装着具1や身体装着具7、或いは寝具類11及び敷物類13とすることも適用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
また、上記した本発明の身体装着具1や身体装着具7、或いは、寝具類11や敷物類13における形状においても、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、血流増加材2を含有させた包装体10の一個以上を通気性被覆材12内に収容し、これを帯状に成形するとともに着脱自在な任意の係合部を設けた身体装着具1や身体装着具7、或いは寝具類11及び敷物類13とすることも適用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
更に又、本発明の身体装着具1や身体装着具7、或いは寝具類11や敷物類13における形状において、上記した実施形態のものに限定されるものではなく、血流増加材2を含有させた包装体10の一個以上を通気性被覆材12内に収容した身体装着具1や身体装着具7、或いは寝具類11及び敷物類13とすることも適用可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることができることは勿論である。
製造コストが安価で取り扱いが容易な人工有機化合物、天然有機化合物及び、それらの固形廃棄物の無酸素乾留物、又は、その賦活処理物を粉砕し、その粒状或いは粉体を適宜の重量比で使用し、これらの素材とトルマリン(電気石)、金属、金属塩、或いは金属酸化物を任意に併用して、マイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波効果による血流増強作用を強力にした血流増加材が作製でき、且つ、この血流増加材の紛状体、又は粒状体をあらゆる身体装着具や寝具類及び敷物類に混合、或いは練り込み、又は内装させることでマイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波効果による血流増強作用を強力にした身体装着具や寝具類及び敷物類の産業分野に利用できるものとなる。
エチルベンゼンとエチルベンゼンのプロトンNMRスペクトルの変化を示した比較図である。 17O−NMRスペクトルを指標とした血流増加材による水クラスターの微細化効果の計測結果を示した計測図である。 本発明の身体装着具の部分破断斜面図である。 本発明の身体装着具の部分破断側面図である。 本発明の身体装着具の部分破断斜面図である。 本発明の身体装着具の部分破断側面図である。 本発明の身体装着を手首、足首、及び足・踵に使用した場合の一実施形態を示す説明図である。 本発明の血流増加材の粉体を収容した包装体の一実施形態を示す部分破断正面図である。 本発明の血流増加材を収容した包装体の複数を寝具に敷設してなる本発明の寝具類の一実施形態を示す部分破断斜面図である。 本発明の本発明における血流増加材を含有させたシート板材8を敷物に内装してなる本発明の敷物類の一実施形態を示す部分破断斜面図である。
符号の説明
1 身体装着具(血流増加材含有ベルト)
2 血流増加材
3 シート状材
4 綿・ポリエステル混紡布
5 面ファスナー(雌)
6 面ファスナー(雄)
7 身体装着具(血流増加材含有バンド)
8 血流増加材含有シート状材
9 ナイロン布
10 包装体
11 寝具類
12 通気性被覆材
13 敷物類

Claims (8)

  1. 炭化水素を主要構成成分とするプラスチック類、又は、植物材の無酸素状態における乾留物(炭化物)、又は、その賦活処理物の少なくとも一種からなることを特徴とする血流増加材。
  2. 有機炭素を含有する固形廃棄物の無酸素状態における乾留物(炭化物)、又は、その賦活処理物の少なくとも一種からなることを特徴とする血流増加材。
  3. 請求項1、又は請求項2の血流増加材に、トルマリン(電気石)を含有させたことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の血流増加材。
  4. 請求項1、請求項2、又は請求項3の血流増加材に、遷移金属、又は一価と二価の金属、又は、これらの酸化物、或いは塩類から選ばれる少なくとも一種を含有させたことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3のいずれかに記載の血流増加材。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4の血流増加材に、人工の網状部材、又は繊維状部材、或いは天然の網状部材、又は繊維状部材の表面に塗布、又は含浸させたシート状材を構成部材として含ませたことを特徴とする身体装着具、寝具類、又は敷物類。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4の血流増加材に、プラスチック原料を混合して成形、或いは反応・成形させたシート状材を構成部材として、含ませたことを特徴とする身体装着具、寝具類、又は敷物類。
  7. 請求項6に記載のシート状材を、通気性の良い布帛で覆ったことを特徴とする請求項6に記載の身体装着具、寝具類、又は敷物類。
  8. 請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4の血流増加材が、通気性を有する包装体に収容されていることを特徴とする身体装着具、寝具類、又は敷物類。











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