JP2008237422A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

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Yuichi Nishizaki
祐一 西崎
Nobuyuki Isoo
信行 磯尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 滅菌器本体の点検時期を的確に報知する事を目的とするものである。
【解決手段】 被滅菌物を収納して滅菌を行うチャンバーと、このチャンバーの開口部を密閉する開閉自在な蓋と、チャンバー内に蒸気を供給/又はチャンバー内で蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段等を制御する制御手段とを備えたものおいて、制御手段を、被滅菌物の滅菌回数をカウントし、この滅菌回数が予め設定された所定回数に到達すると点検時期を報知する様に構成して成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として病院等に設置して医療用器具等の被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器に関する。
チャンバー内に被滅菌物を収納して密封し、チャンバー内に飽和蒸気を供給して被滅菌物を滅菌処理する医療用の滅菌器では、例えば特許文献1に示される様に、滅菌器の運転記録を所定の保存期間保存し、院内感染が発生した場合の品質保証に対応している。
特開2002−297762号公報
一方、上記医療機関で使用される滅菌器は、比較的長期間使用されるが、日常において定期的に点検を行うことは少なく、故障が発生した都度サービス業者に修理を依頼して対応を行っているが、故障が発生してから修理が完了する迄には時間を要し、その期間は器具を使用できないという問題がある。
そこで本発明は、この点に鑑み、定期的に点検を促すことで、不意な故障を防止する事を目的とするものである。
本発明の請求項1の構成は、被滅菌物を収納して滅菌を行うチャンバーと、このチャンバーの開口部を密閉する開閉自在な蓋と、チャンバー内に蒸気を供給/又はチャンバー内で蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段等を制御する制御手段とを備えたものおいて、制御手段を、被滅菌物の滅菌回数をカウントし、この滅菌回数が予め設定された所定回数に到達すると点検時期を報知する様に構成して成るものである。
本発明の請求項2の構成は、被滅菌物を収納して滅菌を行うチャンバーと、このチャンバーの開口部を密閉する開閉自在な蓋と、チャンバー内に蒸気を供給/又はチャンバー内で蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段等を制御する制御手段とを備えたものにおいて、制御手段に現在の日時を記憶して計時するリアルタイムクロック機能を設けると共に、制御手段に点検日時を予め記憶し、リアルタイムクロックの出力が点検日時に到達すると点検時期を報知する様に構成して成るものである。 本発明の請求項3の構成は、請求項1又は2の構成において、点検時期に到達すると、音声により点検時期の到来を報知する様に構成して成るものである。
本発明の請求項1に記載の構成により、滅菌回数が予め設定した所定回数に到達すると点検時期の到来を報知する様に構成したことで、定期的に点検を実施することで、極力不意な故障を防止できると同時に、ユーザーが点検時期を把握する必要がなく、器具の使用状況にマッチした適時に点検を実施する事が出来るものである。
本発明の請求項2に記載の構成により、予め点検時期を設定し、その点検時期が到来すると報知することで、所定期間間隔毎に点検を実施することで、不意な故障を未然に防止出来るものである。
本発明の請求項3に記載の構成により、点検時期の到来を音声により報知することで、器具が例えば数字のみ表示する表示器を備えた場合でも、液晶等の高価な表示器に変更することなく、点検時期を分かり易く報知する事が出来るものである。
本発明による実施例を先ず図1に基づき説明すると、1は医療用の滅菌器本体で、本体ケース2の上部に蓋3を上下方向に開閉自在に枢支していると共に、上記本体ケース2の底には移動用のキャスター4・・を装着し、同じく前面下部には排気タンク5を前面より着脱自在に収納し、同じく前面上部には針式の圧力計6を配置している。尚、上記蓋3はその後端部に装着した図示しないヒンジにて上下方向に開閉自在に枢支している。
更に上記蓋3の上面手前には操作部7を装着し、この操作部には図2にても示すデジタル表示器8と、コース表示部9と、工程表示部10と、時刻設定ボタン11と、アップダウンボタン12,13と、予約ボタン14と、コース選択ボタン15と、ファンボタン16と、設定・確認選択ボタン17と、スタートボタン18と、ストップボタン19とを主に配置している。
上記蓋3の前端面には、内部に手等を挿入する挿入溝20を形成した略コ字状の取手21を装着し、かつこの取手の挿入溝20内には蓋3の閉蓋時におけるロックを解除する摺動レバー22を前後方向に摺動自在に収納している。
図3は配管系統図で、上記滅菌器本体1の本体ケース2内に装着されたチャンバー24の内底部に、蒸気発生手段となるシーズヒータ等のヒータ25を装着し、チャンバー24の側面には、圧力安全弁26と、上記圧力計6に連結した圧力管27と、途中に排気バルブ28を接続し、かつ先端を上記排気タンク5内の水中に開放した排気パイプ29と、真空破壊弁30やデジタル式の圧力センサ31を接続した導出パイプ32とを各々接続し、上記排気パイプ29と導出パイプ32の出口付近とチャンバー25の中間高さ位置には各々温度センサ33,34,35を接続している。
40はマイクロコンピュータ等にて構成した制御手段で、上記蓋3の天面に配置した操作部7や圧力センサ31、温度センサ33,34,35等からの入力や出力に基づいて、上記操作部7の表示器8や表示部9,10、ヒータ25、排気バルブ28等への通電を予め設定した所定のシーケンスに従って制御するものである。
而して、滅菌処理を行う場合には、図示しない給水手段によりチャンバー24の底に所定量の水を給水した後、チャンバー24内に被滅菌物を収納して蓋3を閉じた後、操作部7の各ボタン11〜19より滅菌コースや滅菌温度、滅菌時間等を入力して滅菌を開始することで、ヒータ25に通電して水を蒸発し、チャンバー24内に飽和蒸気を発生し、チャンバー内に収納した被滅菌物を滅菌処理する様に構成している。
一方、上記制御手段40は、上記滅菌運転を行う毎に運転回数をカウントしてメモリー等に記憶し、この運転回数が予め設定した所定回数に到達すると、音声にて点検時期の到来を報知する様に構成している。
又、上記制御手段40は、上記点検時期が到来すると音声により報知し、例えばストップボタン19をオン操作することで音声による報知を中止し、その後サービスマンによる点検後、例えば上記操作部7より上記の操作ボタン11〜19を操作することで、報知を停止し、点検を受けなければ例えば運転終了時毎に上記点検時期の到来を報知する様に構成することで、使用者に確実に点検時期の到来を知らせる事が出来ると共に、点検忘れによる故障の発生を確実に防止する事が出来るものである。
これらの構成により、滅菌運転を予め設定した所定回数行うと自動的に点検時期の到来を音声により報知することで、点検忘れによる不意な故障の発生を防止し、故障や修理の発生による滅菌処理の中断等を防止する事が出来るものである。
尚、上記所定回数は、例えば上記操作ボタン11〜19を通常では行わない複数のボタンの同時オン操作等により設定モードに設定し、この設定モードより、例えば1,000回、2,000回、3,000回の中から選択して設定したり、設置環境に応じて任意に設定しても良く、上記操作ボタン以外に本体ケース2内に専用のボタンを設け、このボタンにより設定する様に構成しても良い。
又、本発明の他の実施例として、上記制御手段40は、現在の日時を記憶して計時する所謂カレンダー機能と時計機能とを備えたリアルタイムクロック41を内蔵していると共に、設置されてから予め設定した所定の期間(例えば2年)経過すると点検時期の到来を報知する様に構成している。
これにより、使用を開始してから所定の年月経過後に点検を受け、磨耗の激しい部品を交換したり、必要部分に注油することで、不意な故障の発生を防止する事が出来るものである。
尚、上記実施例では滅菌器本体1の設置後から所定の年月日をカウントする様に構成しているが、この場合、設置業者による入力操作が必要であり、例えば出荷時からカウントを開始することで、入力忘れを防止出来る。そして上記実施例では、設置後、例えば2年経過すると報知する様に構成しているが、これに限定されることなく、1年や3年に設定しても良く、滅菌器本体1の仕様に応じて設定を変更しても良く、最初は例えば2年後に報知し、2回目は1年後に報知する様に構成しても良い。
又、上記の各実施例では点検時期が到来すると音声により報知する様に構成しているが、これに限定されることなく、ブザーや表示器により報知しても良いが、音声により報知することで、液晶表示器等の高価な表示器を用いる必要がなく、かつ音声により報知内容を容易に理解する事が出来るものである。
本発明の実施例を示す斜視図である。 同じく操作部の斜視図である。 同じく配管系統図である。
符号の説明
3 蓋
24 チャンバー
25 ヒータ(蒸気発生手段)
40 制御手段
41 リアルタイムクロック

Claims (3)

  1. 被滅菌物を収納して滅菌を行うチャンバーと、このチャンバーの開口部を密閉する開閉自在な蓋と、上記チャンバー内に蒸気を供給/又はチャンバー内で蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段等を制御する制御手段とを備えたものおいて、上記制御手段を、上記被滅菌物の滅菌回数をカウントし、この滅菌回数が予め設定された所定回数に到達すると点検時期を報知する様に構成したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 被滅菌物を収納して滅菌を行うチャンバーと、このチャンバーの開口部を密閉する開閉自在な蓋と、上記チャンバー内に蒸気を供給/又はチャンバー内で蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段等を制御する制御手段とを備えたものにおいて、上記制御手段に現在の日時を記憶して計時するリアルタイムクロック機能を設けると共に、上記制御手段に点検日時を予め記憶し、上記リアルタイムクロックの出力が上記点検日時に到達すると点検時期を報知する様に構成したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  3. 上記点検時期に到達すると、音声により点検時期の到来を報知する様に構成したことを特徴とする、上記請求項1又は2に記載の高圧蒸気滅菌器。
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