JP2009148315A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009148315A
JP2009148315A JP2007326388A JP2007326388A JP2009148315A JP 2009148315 A JP2009148315 A JP 2009148315A JP 2007326388 A JP2007326388 A JP 2007326388A JP 2007326388 A JP2007326388 A JP 2007326388A JP 2009148315 A JP2009148315 A JP 2009148315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
endoscope
cleaning
liquid
disinfecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007326388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5191225B2 (ja
Inventor
Shinichiro Kawachi
真一郎 河内
Hidemichi Suzuki
英理 鈴木
Naoya Taya
直也 田谷
Shintaro Suzuki
信太郎 鈴木
Takahiko Kawase
貴彦 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2007326388A priority Critical patent/JP5191225B2/ja
Publication of JP2009148315A publication Critical patent/JP2009148315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5191225B2 publication Critical patent/JP5191225B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 所定の回数分の濃縮液が貯溜されたボトルから適量の濃縮液を装置内へ送液し、ボトルの装着時、及び交換時において、濃縮液がボトルから液漏れすることを防止した内視鏡洗浄消毒装置を実現すること。
【解決手段】 内視鏡洗浄消毒装置1は、装置本体2に着脱自在に装着され、内視鏡101を洗浄消毒するための所定の回数分の濃縮液が貯溜されたボトル41,42と、ボトルと気密に接続され、内路を大気開放する圧力開放切替弁56が配設された送気路59,60,61と、ボトル内に加圧空気を供給する加圧部51と、ボトルと水密に接続され、ボトル内の濃縮液が送液される送液路64,66と、濃縮液の送液量を検出する検知部28a,65と、送気路、及び送液路と接続された状態のボトルを固定する固定機構と、検知部による検出信号から演算して濃縮液が所定の回数分の液量に達したときに、固定機構を解除する制御部91と、を具備する。
【選択図】図8

Description

本発明は、内視鏡を自動的に洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置であって、特に、薬剤等の濃縮液が貯溜されたボトルを交換する内視鏡洗浄消毒装置に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
この医療分野の内視鏡は、特に検査、及び治療を目的として体腔内に挿入されて使用されるものであるため、使用後に、再度使用するため洗浄消毒が必要となる。この使用済みの内視鏡を洗浄消毒は、手洗い洗浄消毒の他、内視鏡洗浄消毒装置によって自動で行われることが周知である。
このように自動で内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置は、消毒液である薬液、及び洗浄液である洗剤を所定の濃度に希釈して、装置内を循環させる。これにより、内視鏡洗浄消毒装置は、洗浄消毒槽内に設置された内視鏡を洗浄消毒することができる。
例えば、特許文献1、及び特許文献2に記載されるように、消毒用の薬液は、密閉された薬液ボトル内に貯溜されており、この薬液ボトルがセットされて、内部の薬液が内視鏡洗浄消毒装置内に注入される技術が開示されている。これら従来の薬液ボトルには、内視鏡洗浄消毒装置にセット時に、容易に破断する薄膜部を有している。また、薬液ボトル内の薬液は、装置内へ自重落下により注入される構成となっている。
特開2000−288069号公報 特開平11−137506号公報
しかしながら、特許文献1、及び特許文献2の技術は、薬液ボトル内に貯溜されている薬液が使用済みの内視鏡を1回洗浄消毒するだけの実用液を生成する液量、又は規定の回数で内視鏡を洗浄消毒できる実用液を生成する1回分だけの液量しかなく、洗浄消毒する内視鏡毎、又は規定の回数に達した実用液の交換毎に、ユーザがその都度、薬液ボトルを内視鏡洗浄消毒装置に交換しなければならない。そのため、従来の薬液ボトルは、複数回の実用液を生成することができる薬液の貯溜ができるようにすることが望まれている。
また、従来の薬液ボトルでは、内視鏡洗浄消毒装置に装着されるとき、その装着状態が良くないと内部の薬液が漏れ出して、適量の薬液が装置内へ注入されない可能性がある。すなわち、内視鏡洗浄消毒装置は、適量の薬液が注入されないと、薬液の液量が減少して、所定の濃度の消毒実用液が生成できなくなってしまう。さらに、防水処理が施されていない装置各部に漏れた薬液が流れてしまうと、その部分を腐食させてしまうという可能性もある。
また、従来の薬液ボトル内の薬液は、自重落下により装置内に注入されるため、薬液ボトル内に少量ではあるが残液する場合がある。この薬液が残液した薬液ボトルの交換時にも、残液している少量の薬液が漏れて装置各部に流れてしまう場合も考えられる。
さらに、従来の薬液ボトルは、内視鏡洗浄消毒装置から簡単に取り外せることができる。そのため、薬液ボトル内に薬液が残っているにも拘らず、ユーザが誤って、内視鏡洗浄消毒装置から薬液ボトルを取り外した場合、薬液が漏れて装置各部に流れてしまう場合も考えられる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定の回数分の上記内視鏡を洗浄消毒することのできる濃縮液が貯溜されたボトルから適量の濃縮液を装置内へ送液することができると共に、このボトルの装着時、及び交換時において、濃縮液がボトルから液漏れすることを防止した内視鏡洗浄消毒装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明による内視鏡洗浄消毒装置は、洗浄槽に配置された内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置において、装置本体に着脱自在に装着され、上記内視鏡を洗浄消毒するための所定の回数分の濃縮液が貯溜されたボトルと、上記装置本体に装着された上記ボトルと気密に接続され、内路を大気開放する圧力開放弁が配設された送気路と、該送気路を介して、上記ボトル内に加圧空気を供給する加圧部と、上記ボトルと水密に接続され、上記加圧空気の圧力により上記ボトル内の上記濃縮液が送液される送液路と、上記濃縮液の送液量を検出する検知部と、上記送気路、及び上記送液路と気密、及び水密に接続された状態の上記ボトルを固定する固定機構と、上記圧力開放弁、及び上記加圧部を制御すると共に、上記検知部による検出信号から演算して上記濃縮液が上記所定の回数分の液量に達したときに、上記固定機構を解除する制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、所定の回数分の上記内視鏡を洗浄消毒することのできる濃縮液が貯溜されたボトルから適量の濃縮液を装置内へ送液することができると共に、このボトルの装着時、及び交換時において、濃縮液がボトルから液漏れすることを防止した内視鏡洗浄消毒装置を実現することができる。
以下、図1〜図9に基づいて、本発明の一実施の形態について説明する。
図1〜図9は、本発明の一実施の形態に係り、図1は内視鏡洗浄消毒装置を示す斜視図、図2は内視鏡洗浄消毒装置の内部を示す概略構成図、図3は薬剤ボトルが装着された薬剤ボトル装着部の構成を示す部分断面図、図4は薬剤ボトル装着部の扉部が開放された状態を示す部分断面図、図5はアルコールボトルが装着されたアルコールボトル装着部の構成を示す部分断面図、図6は薬剤ボトルの構成を示す断面図、図7は薬剤ボトル装着部に装着された薬剤ボトルを示す断面図、図8は制御部に接続される各センサ、及び各駆動要素を示す概略構成図、図9は制御部が実行する一制御例を示すフローチャートである。
内視鏡洗浄消毒装置1は、図1に示すように、全体が略直方体形状をした装置本体2と、装置本体2の上面を覆うトップカバー3と、を有する。洗浄槽カバーとしてのトップカバー3は、装置本体2の上面に対してヒンジ機構(図示せず)により開閉自在となるように取り付けられている。
装置本体2の上面には、内視鏡101を収納可能な洗浄消毒槽(以下、洗浄槽と略記)4が設けられている。洗浄槽4内に収納された内視鏡101は、トップカバー3が装置本体2の洗浄槽4を覆うように閉じられた状態において、所定の洗浄消毒工程に従って、洗浄と消毒が行われる。また、装置本体2の前面には、スタート、ストップ、各種洗浄消毒機能などを設定指示できると共に、各種表示機能を備えた操作パネル9を有している。尚、この操作パネル9には、内視鏡洗浄消毒装置1の各種異常を知らせる警告表示部である警告表示機9aが設けられている。
また、装置本体2の前面には、3つの扉部6〜8が開閉自在に配設されている。扉部6は、装置本体2内へ消毒用の濃縮液である薬剤が貯溜された薬剤ボトル41を設置交換するため開閉扉である。また、扉部7は、装置本体2内に洗浄用の濃縮液である洗剤が貯溜された洗剤ボトル42を設置交換するため開閉扉である。さらに、扉部8は、装置本体2内へアルコールが貯溜されたアルコールボトル43を設置交換するための開閉扉である。
内視鏡101は、可撓性を有する挿入部102と、操作部103とから構成されている。挿入部102は、曲げられて洗浄槽4内に収納される。具体的には、操作部103は、洗浄槽4内に設けられた複数のピン4aの間に位置決めされてセットされる。尚、挿入部102を所定の形状で位置決めするためのピンを洗浄槽4に設けても良い。
内視鏡101の挿入部102には、図示しない内視鏡管路である複数のチャンネルが配設されている。これらチャンネルは、処置具などを挿通したり、吸引、送気、送水等を行ったりするために設けられた内視鏡管路である。尚、これらのチャンネルは、一端が操作部103にて開口し、他端が挿入部102の先端部にて開口している。
洗浄槽4の壁面には、操作部103にて開口する複数、ここでは2つのチャンネルと個別に接続された2つの接続チューブ13,14(図2参照)を介して、装置本体2内を循環する液体を個別に送液するための複数、ここでは2つの第1送液ポート11、及び第2送液ポート12等が設けられている。尚、この洗浄槽4には、後述する、その他のノズル等が配設されている。
次に、図2に基づいて、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1の内部構成について以下に説明する。
図2に示すように、内視鏡洗浄消毒装置1は、装置本体2に配設された給水ホース接続部19が給水ホース18の一端と接続されて、この給水ホース18の他端が外部の水道栓110に接続される。これにより、内視鏡洗浄消毒装置1は、内視鏡101を洗浄消毒するための水道水が供給される。
この給水ホース接続部19は、給水管路23の一端と連通している。この給水管路23は、他端が洗浄槽4に設けられた給水口16に接続されている。また、給水管路23には、その中途において、給水ホース接続部19側から順に、給水電磁弁20、及び給水フィルタ21、及び3方切替電磁弁22が介装されている。尚、給水フィルタ21は、定期的に交換できるように、カートリッジタイプの濾過フィルタである。そして、洗浄槽4等に給水される水道水は、給水フィルタ21を通過することにより濾過される。
給水管路23の中途に介装された3方切替電磁弁22は、所定の濃度に希釈される消毒液を貯溜する薬液タンク28まで延設した希釈水供給管路24の一端が接続されている。すなわち、ここでの3方切替電磁弁22は、給水口16を介して洗浄槽4に水道水を供給したり、希釈水供給管路24を介して薬液タンク28に希釈水となる水道水を供給したりするために内部の弁を切替動作する。
洗浄槽4の底面部には、排水口31が設けられている。この排水口31の下部には、弁の切替動作により、洗浄槽4内の液体を外部へ排出したり、装置本体2内に循環させたり、消毒液を薬液タンク28へ回収するための切替弁32が配設されている。
この切替弁32には、循環管路36の一端が接続されている。この循環管路36の中途には、3方切替電磁弁39が介装されている。この3方切替電磁弁39には、排水管路34の一端が接続されている。つまり、ここでの3方切替電磁弁29は、内部の弁の切替動作により、循環管路36を排水管路34と選択的に連通させるためのものである。
また、排水管路34には、排水ポンプ33が介装され、他端がドレインホース等を介して、外部排水口に接続される。つまり、排水管路34内に送られた液体は、排水ポンプ33の駆動により、装置本体2の外部の外部排水口へ強制的に排出される。
循環管路36は、中途において、チャンネル管路38が連通するように分岐接続されている。このチャンネル管路38は、中途に循環管路36との接続側から逆止弁38a、及びチャンネルポンプ37が介装されており、このチャンネルポンプ37の先で、流路が2つに分岐している。これら2つの分岐端には、上述の第1送液ポート11、及び第2送液ポート12が接続されている。つまり、循環管路36に送られた洗浄液、消毒液、又は濯ぎ水の液体は、チャンネル管路38のチャンネルポンプ37の駆動によって、各送液ポート11,12、及び各接続チューブ13,14を介して、洗浄槽4内に設置された内視鏡101に設けられる2つのチャンネル内に送液される。
また、循環管路36は、中途に循環ポンプ35が介装されており、洗浄槽4の壁面に設けられた循環ノズル15に接続されている。つまり、循環管路36に送られた洗浄液、消毒液、又は濯ぎ水の液体は、循環ポンプ35の駆動により、循環ノズル15から洗浄槽4内へ噴出され、主に内視鏡101の外表面を洗浄、消毒、又は濯ぐ。また、洗浄槽4に送れられた液体は、再度、排水口31から循環管路36に送られて循環する。
上述した、薬液タンク28には、供給される薬剤、希釈水、及び希釈生成した薬液の液量を検出する検知部の水位センサ28aが設けられ、薬液管路26が接続されている。この薬液管路26は、中途に薬液ポンプ25が介装されており、洗浄槽4の壁面に設けられた薬液ノズル17aに接続されている。つまり、薬液タンク28内に貯溜された消毒液は、薬液ポンプ25の駆動により、吸い上げられて、薬液ノズル17aから洗浄槽4内へ送液される。尚、本実施の形態の消毒液は、内視鏡101の消毒工程が所定の回数となったときに交換されるもので、交換するとき以外は、再度、消毒工程の終了後に、排水口31の切替弁32に接続された薬液回収管路27を介して、洗浄槽4から薬液タンク28内へ戻される。また、内視鏡洗浄消毒装置1は、薬液回収管路27が設けられず、内視鏡101の消毒工程毎に消毒液が排水管路34を介して、外部排水口に排出される構成としても良い。
また、装置本体2内には、加圧部であるコンプレッサ51が設けられている。このコンプレッサ51は、装置本体2の壁面にて大気開放された送気路を構成する送気管路61の中途に介装されている。この送気管路61には、コンプレッサ51による圧縮空気の排気側に所定の圧力以上で弁が開放するリリーフ弁52が設けられている。また、送気管路61には、逆止弁53、定圧タンク54、及び3方切替電磁弁である圧力開放切替弁56が介装されている。また、定圧タンク54には、圧力センサ55が設けられている。
送気路である送気管路61は、圧力開放切替弁56から先に2つの分岐部を有しており、それら分岐部に3方切替電磁弁の送気路切替弁57,58が設けられている。送気路切替弁57には、アルコールボトル側送気管路67の一端が接続されている。この送気路切替弁57は、コンプレッサ51からの加圧空気の送気路を送気管路61側、又はアルコールボトル側送気管路67側へ選択的に切り替える。
また、送気路切替弁58は、送気管路61の端部に配設され、洗剤ボトル側送気管路59、及び薬剤ボトル側送気管路60の一端が接続されている。この、送気路切替弁58は、コンプレッサ51からの加圧空気の送気路を洗剤ボトル側送気管路59側、又は薬剤ボトル側送気管路60側へ選択的に切り替える。
尚、薬剤ボトル側送気管路60は、薬剤ボトル装着部44まで延設され、この薬剤ボトル装着部44に装着された薬剤ボトル41と気密に接続される。この薬剤ボトル装着部44には、薬剤供給管路64が接続されている。この薬剤供給管路64は、薬剤ボトル装着部44に装着された薬剤ボトル41と水密に接続される。また、薬剤供給管路64は、薬液タンク28まで延設され、接続されている。
つまり、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、各送気管路61,60を介して、コンプレッサ51からの加圧空気を薬剤ボトル41内に供給し、内圧が上昇した薬剤ボトル41から薬剤が薬剤供給管路64を介して薬液タンク28に注入される構成となっている。そして、内視鏡洗浄消毒装置1は、希釈水供給管路24を介して水道栓110からの水道水を薬液タンク28内に供給して、薬液タンク28内に注入された薬剤を所定の濃度に希釈して、内視鏡101を消毒する消毒実行液を生成する。
また、洗剤ボトル側送気管路59は、洗剤ボトル装着部45まで延設され、この洗剤ボトル装着部45に装着された洗剤ボトル42と気密に接続される。この洗剤ボトル装着部45には、洗剤供給管路66が接続されている。この洗剤供給管路66は、洗剤ボトル装着部45に装着された洗剤ボトル42と水密に接続される。また、洗剤供給管路66には、検知部を構成する流量計65が介装されている。この洗剤供給管路66は、洗浄槽4まで延設されており、洗浄槽4の壁面に設けられた洗剤ノズル17bに接続されている。
つまり、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、各送気管路61,59を介して、コンプレッサ51からの加圧空気を洗剤ボトル42内に供給し、内圧が上昇した洗剤ボトル42から洗剤が洗剤供給管路66、及び洗剤ノズル17bを介して洗浄槽4内に注入される構成となっている。そして、内視鏡洗浄消毒装置1は、給水管路23を介して水道栓110からの水道水を洗浄槽4内に供給して、洗浄槽4内に注入された洗剤を所定の濃度に希釈しながら装置内で循環させて、内視鏡101を洗浄する洗浄実行液を生成する。
また、アルコールボトル側送気管路67は、アルコールボトル装着部46まで延設され、このアルコールボトル装着部46に装着されたアルコールボトル43と気密に接続される。このアルコールボトル装着部46には、アルコール供給管路68が接続されている。このアルコール供給管路68には、検知部を構成する流量計69、及び逆止弁68aが介装されている。このアルコール供給管路68は、チャンネル管路38まで延設され、このチャンネル管路38に接続されている。
つまり、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、各送気管路61,59を介して、コンプレッサ51からの加圧空気をアルコールボトル43内に供給し、内圧が上昇したアルコールボトル43からアルコールがアルコール供給管路68、チャンネル管路38、各ポート11,12に接続された各チューブ13,14を介して、洗浄槽4内に配設された内視鏡101のチャンネル内に供給される構成となっている。尚、このアルコールを内視鏡101のチャンネルに供給する工程は、従来から行われている乾燥工程であるアルコールフラッシュ工程であるため、その詳細な説明を省略する。
また、内視鏡洗浄消毒装置1の内部には、外部のACコンセントから電力が供給される電源92と、この電源92と電気的に接続される制御部91が設けられている。この制御部91は、操作パネル9、及び上述した各種センサからの各種信号が供給され、上述した各ポンプ、コンプレッサ、各電磁弁などを駆動制御する。尚、以上に説明した本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、内視鏡101の洗浄消毒効率を向上させるために、洗浄槽4の底面に超音波振動子、ヒータ等を備えた構成としても良い。
次に、各種ボトル41〜43を交換自在に装着される装置本体2に配設された各ボトル装着部44〜46の構成について、以下に説明する。
先ず、薬剤ボトル41が交換自在に装着される薬剤ボトル装着部44、及び洗剤ボトル42が交換自在に装着される洗剤ボトル装着部45の構成について、図3、及び図4に基づいて説明する。尚、薬剤ボトル装着部44と洗剤ボトル装着部45は接続される各送気管路59,60と各供給管路66,64が異なるだけであり、同一の構成であるため、ここでは、薬剤ボトル装着部44のみを例に挙げて説明する。
装置本体2に配設される薬剤ボトル装着部44は、図3に示すように、装置本体2の前面部で開口する箱形状のボトル収容部71と、薬剤ボトル41が載置されるボトルトレイ72と、を備えている。また、ボトル収容部71には、開口部を上述した扉部6がヒンジ78により開閉自在に配設されている。尚、扉部6は、薬剤ボトル装着部44を閉じた状態において、図示しない固定手段、例えば、マグネット、又は鍵部の従来からの構成によって、閉じた状態が固定されるものである。
ボトル収容部71は、開口部と反対側の一面部に、薬剤ボトル側送気管路60、及び薬剤供給管路64が嵌挿固定されており、上記一面部側が鉛直上方側となるように、所定の角度θで傾いた状態で装置本体2に配設されている。
ボトルトレイ72は、薬剤ボトル41の2つの口部47,48を挿嵌保持する孔部73a,73bが形成された板状の口部保持体73を有し、この口部保持体73が薬剤ボトル41を載置する面に対して上部側へ垂直に延設している。また、ボトルトレイ72には、底面部の一部分が切り欠かれたロック用孔部72aが形成され、表面側に載置される薬剤ボトル41に当接して、ずれなどによる薬剤ボトル41の移動を規制する規制体72bが設けられている。さらに、ボトルトレイ72は、ボトル収容部71の内側面に配設されたレール75にガイドされる車輪部74を有している。つまり、ボトルトレイ72は、薬剤ボトル装着部44のボトル収容部71内部で、レール75に沿って、スライド自在に配設されている。
また、薬剤ボトル装着部44は、ボトル収容部71内で回動軸部77によって回動保持された略棒状のロック部材76が設けられている。このロック部材76は、ボトル収容部71内の端部にボトルトレイ72のロック用孔部72aに係入するブロック状のロック体76aと、ボトル収容部71外の端部に下方に延設され、ロック検知センサ83のスイッチを押下してON/OFF検知させるための検知端部76bと、を有している。尚、ボトル収容部71には、ロック部材76が挿通する孔部71aが形成されている。
さらに、薬剤ボトル装着部44は、ボトル収容部71の外部において、延出するロック部材76に固定され、下方側にロック部材76を付勢するバネ82と、ロック部材76の略同位置に固定され、上方側にロック部材76を引き上げるソレノイド81と、を有している。また、ボトル収容部71には、扉部6の開閉を検知する扉検知センサ80が設けられている。
尚、扉検知センサ80、ソレノイド81、及びロック検知センサ83は、装置本体2内の制御部91(図2参照)と電気的に接続されている。各センサ80,83は、制御部91に検知信号を出力する。また、ソレノイド81は、制御部91に駆動制御される。
また、扉部6には、ボトルトレイ72に載置された薬剤ボトル41の底面部を当接して押込むブロック形状の押込部材79が設けられている。つまり、扉部6が閉じられると、押込部材79が薬剤ボトル41をボトル収容部71内へ押込み、ボトルトレイ72がボトル収容部71内へスライド移動する。
そして、扉部6が薬剤ボトル装着部44を閉じた状態において、薬剤ボトル41の2つの口部47,48が対応する薬剤ボトル側送気管路60、又は薬剤供給管路64に挿嵌されて、気密水密に確実に接続される。このとき、扉検知センサ80は、扉部6によりスイッチがONされ、その検出信号となるON信号を制御部91に出力する。
尚、薬剤ボトル側送気管路60、及び薬剤供給管路64の端部の夫々には、薬剤ボトル41の各口部47,48との接続が気密水密となるように、Oリング60a,64aが設けられている(図4参照)。これにより、2つの口部47,48から薬剤ボトル41内の薬剤が漏れ出すことが防止される。
この状態において、ロック部材76は、バネ82による下方への付勢により、回動軸部77回りにロック体76aが上方へ移動し、ボトルトレイ72のロック用孔部72a内に係入される。つまり、ボトルトレイ72は、ボトル収容部71内でスライド移動できず、固定された状態となる。また、ロック部材76の検知端部76bは、下方に移動し、ロック検知センサ83のスイッチを押下(ON)する。尚、このとき、ソレノイド81は、フリーの状態となっている。
つまり、薬剤ボトル装着部44内のボトルトレイ72は、図4に示すように、ソレノイド81が制御部91によって駆動制御されて、バネ82の下方への付勢力に抗して、ロック部材76を引き上げて回動させ、ロック体76aが下方へ移動してロック用孔部72aから抜けない限り、スライド移動できない構成となっている。これにより、薬剤ボトル41は、扉部6が開けられたとしても、制御部91によりロックが解除されない限り、2つの口部47,48が薬剤ボトル側送気管路60、又は薬剤供給管路64に接続された状態で固定される。
従って、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、ロックが解除されない限り、ユーザが扉部6を開けても、薬剤ボトル装着部44に設置された薬剤ボトル41を取り出すことができず、薬剤ボトル41の2つの口部47,48と、薬剤ボトル側送気管路60、又は薬剤供給管路64とが気密水密保持された状態の接続が維持される。これにより、内視鏡洗浄消毒装置1は、ロックが解除されない限り、2つの口部47,48から薬剤ボトル41内の薬剤が漏れ出すことが防止される。
また、ボトルトレイ72をガイドするレール75には、車輪部74に当接して、ボトルトレイ72がボトル収容部71の開口部側へスライド移動する移動量を規制するストッパ75aが設けられている。尚、洗剤ボトル装着部45は、以上のように構成された薬剤ボトル装着部44と同一の構成となっており、ボトル収容部71に接続される管路が洗剤ボトル側送気管路59、及び洗剤供給管路66となる違いだけである。
次に、アルコールボトル43が交換自在に装着されるアルコールボトル装着部46の構成について、図5に基づいて説明する。尚、アルコールボトル装着部46は、上述の薬剤ボトル装着部44、及び洗剤ボトル装着部45と殆どが同一の構成を有しており、ボトルトレイ72のスライド移動をロックするロック部材の構成のみ異なる。そのため、以下のアルコールボトル装着部46の説明において、薬剤ボトル装着部44、及び洗剤ボトル装着部45と異なる構成部分のみ説明し、共通の構成については省略する。
本実施の形態のアルコールボトル装着部46は、図5に示すように、アルコールボトル43が載置されるボトルトレイ72を固定するロック部材84がユーザによって、回動操作可能な構成となっている。
詳述すると、ロック部材84は、ボトル収容部71内で回動軸部85に回動保持されている。このロック部材84は、一端に配設され、ボトルトレイ72のロック用孔部72aに係入するブロック状のロック体84aと、中途から下方に延設された検知用延出部84bと、他端に配設され、ユーザによる回動操作のための操作端部84cと、を有している。つまり、アルコールボトル装着部46のロック部材84は、ユーザによって、回動操作自在なレバー体である。また、ロック部材84は、操作端部84cがボトル収容部71の開口部側へ配置される。
また、アルコールボトル装着部46は、上述したロック検知センサ83、及びロック部材84を下方へ付勢するバネ82がボトル収容部71内に配設される。ここでのバネ82は、ロック部材84を回動保持する回動軸部85よりもボトル収容部71の開口部側に配置されている。これにより、バネ82は、ロック体84aが上方へ移動してロック用孔部72a内に係入されるように、ロック部材84を回動軸部85回りに付勢している。
つまり、アルコールボトル装着部46内のボトルトレイ72は、バネ82の下方への付勢力に抗して、ユーザによってロック部材76の操作端部84cが押し上げられて、ロック体84aが下方へ移動してロック用孔部72aから抜けない限り、スライド移動できない構成となっている。従って、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、ユーザが任意でアルコールボトル装着部46からアルコールボトル43を取り出すことができ、アルコールボトル43の2つの口部47,48と、アルコールボトル側送気管路67、又はアルコール供給管路68との接続を解除することができる。
また、装置本体2のアルコールボトル装着部46の開口部を閉じている扉部8が開けられると、扉検知センサ80が制御部91へ扉部8が開いたことを検知してOFF信号を出力する。このとき、制御部91は、図2に示した、送気管路61に配設された圧力開放切替弁56を大気開放側へ切り替える。すると、アルコールボトル43は、内部に供給されていた加圧空気が大気開放され、内部の圧力が大気圧まで低下される。これにより、内視鏡洗浄消毒装置1は、ユーザによりアルコールボトル43のロックが解除されても、取り出すアルコールボトル43内のアルコールが口部47,48から噴出して漏れることを防止することができる。
尚、内視鏡洗浄消毒装置1の各種機能は、上述の各ボトル装着部44〜46に配設されたロック検知センサ83がONとなったボトルトレイ72が固定されている状態でないと駆動しない構成となっている。
次に、薬剤ボトル41、洗剤ボトル42、及びアルコールボトル43の構成について、図6、及び図7を用いて説明する。尚、これら各ボトル41〜43は、同一の構成であるため、薬剤ボトル41のみを例に挙げて以下に説明する。
図6に示すように、薬剤ボトル41は、薬剤が貯溜されたボトル容器95の上面部に、上述した2つの口部47,48が水密に固定されている。これら口部47,48には、薬剤ボトル側送気管路60、及び薬剤供給管路64が接続されると、開放する封止弁47a,48aが夫々設けられている。つまり、薬剤ボトル41は、装置本体2の薬剤ボトル装着部44に非装着の状態において、各口部47,48の封止弁47a,48aが閉じた状態であり、ボトル容器95が気密水密保持されている。
また、薬剤ボトル側送気管路60に接続される口部47には、ボトル容器95内に収容され、開口部96aがボトル容器95の内側壁を臨むようにL字状に屈曲された送気側チューブ体96が接続されている。つまり、図3に示したように、薬剤ボトル41が薬剤ボトル装着部44に所定の角度θで傾いた状態で装着され、薬剤ボトル側送気管路60に口部47が接続されると、図7に示すように、送気側チューブ体96の開口部96aが上方を臨む状態となる。
一方、薬剤供給管路64に接続される口部48には、ボトル容器95内に収容され、開口部97aがボトル容器95の内側壁側に折れ曲がり、ボトル容器95の底面部の近傍を臨むようきクランク状に形成された送液側チューブ体97が接続されている。つまり、図3に示したように、薬剤ボトル41が薬剤ボトル装着部44に所定の角度θで傾いた状態で装着され、薬剤供給管路64に口部48が接続されると、送液側チューブ体97の開口部97aがボトル容器95内の下方側の底部を臨む状態となる。
この薬剤ボトル41には、口部47に接続された薬剤ボトル側送気管路60を介して、送気側チューブ体96の開口部96aからコンプレッサ51からの加圧空気がボトル容器95内に供給される。このとき、薬剤ボトル41のボトル容器内には、送気側チューブ体96の開口部96aが薬剤に浸かることなく、加圧空気が供給される。これにより、薬剤ボトル41内の薬剤は、加圧空気により泡立つことが防止される。
また、加圧空気が供給された薬剤ボトル41は、ボトル容器95の内圧が上昇して、送液側チューブ体97を介して、口部48に接続された薬剤供給管路64に薬剤を送液する。このとき、送液側チューブ体97の開口部97aがボトル容器95の底部下方に位置しているため、薬剤が効率よく、送液側チューブ体97内に送液される。
洗剤ボトル42、及びアルコールボトル43は、以上のように構成された薬剤ボトル41と同一の構成であり、これら各ボトル41〜43内の薬剤、洗剤、又はアルコールが各送気管路60,59,67から供給される加圧空気により泡立つことなく、効率よく各供給管路64,66,68へ送液される構成となっている。
尚、アルコールボトル43は、各口部47,48がボトル容器95に着脱自在な構成として、ボトル容器95内に貯溜するアルコールを継ぎ足し可能な構成となっている。つまり、本実施の形態のアルコールボトル43は、アルコールを継ぎ足し式のリユースタイプの構成である。また、薬剤ボトル41は、所定の回数の消毒実用液を生成する薬剤の液量が貯溜され、所定の回数の消毒実用液を生成する薬剤が使いきられると、ボトル毎交換されるディスポーザブルタイプの構成となっている。これと同様に、洗剤ボトル42も、所定の回数の洗浄実用液を生成する洗剤の液量が貯溜され、所定の回数の洗剤実用液を生成する洗剤が使いきられると、ボトル毎に交換されるディスポーザブルタイプの構成となっている。
以上に説明した本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、プログラミングされた所定の洗浄消毒工程によって、洗浄工程のときに洗浄液、消毒工程のときに消毒液、及び濯ぎ工程のときに濯ぎ水を装置本体2内で循環させて、洗浄槽4に設置された内視鏡101を洗浄消毒する。この内視鏡洗浄消毒装置1が実行する内視鏡101の洗浄工程、消毒工程、及び濯ぎ工程における動作は、従来と同様に行われるため、これら各工程の詳しい説明を省略する。また、内視鏡洗浄消毒装置1は、濯ぎ工程終了後に、上述した、乾燥工程であるアルコールフラッシュ工程を実行する。
また、内視鏡洗浄消毒装置1の制御部91は、図8に示すように、CPU91aと、メモリ91bを有している。この制御部91のメモリ91bには、薬剤ボトル41内の薬液、及び洗剤ボトル42内の洗剤が貯溜された液量に対する消毒実用液、及び洗浄実用液の設定された生成回数が格納される。
つまり、CPU91aは、メモリ91bを参照して、予め設定された、複数回の消毒実用液を生成することができる薬剤ボトル41の薬剤の使用量、及び複数回の洗浄実用液を生成することができる洗剤ボトル42の洗剤の使用量を演算する。
具体的には、薬剤ボトル41内の薬剤は、薬液タンク28に配設された水位センサ28aにより、1回分の使用量が計測され、この使用回数がCPU91aによってカウントされてメモリ91bに記憶される。薬剤ボトル41には、予め設定された使用回数分だけの薬剤の液量が貯溜されており、CPU91aは、薬剤が設定された使用量に達すると薬剤ボトル41の交換指示を行う。このとき、薬剤ボトル41は、内部の薬剤が使いきられた空の状態となる。
また、洗剤ボトル42内の洗剤は、洗剤供給管路66に配設された流量計65により、1回分の使用量が計測され、この使用回数がCPU91aによってカウントされてメモリ91bに記憶される。洗剤ボトル42には、予め設定された使用回数分だけ洗剤の液量が貯溜されており、CPU91aは、洗剤が設定された使用量に達すると洗剤ボトル42の交換指示を行う。このとき、洗剤ボトル42は、内部の洗剤が使いきられた空の状態となる。
これらの交換指示は、装置本体2に図示しない液晶モニタ、警告灯などが設けられている。これにより、ユーザは、薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42の交換時期を認識することができる。
そして、CPU91aは、薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42が空の状態であるとき、図3、及び図4に示した、各ボトル装着部44,45に配設されたソレノイド81を駆動し、ボトルトレイ72を固定していたロック部材76をバネ82の付勢力に抗して回動させて解除する。つまり、ソレノイド81は、ロック部材76を回動軸部77回りに回動させることで、ロック体76aがボトルトレイ72のロック用孔部72aから離脱させる。これにより、ボトルトレイ72は、レール75に沿ってスライド自在となる。つまり、ユーザは、ロックが解除されたボトルトレイ72を引き出して、薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42の交換が可能となる。
尚、ロック部材76、ソレノイド81、バネ82、及びボトルトレイ72のロック用孔部72aは、ボトルトレイ72に載置される薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42の各口部47,48と各送気管路60,59、及び各供給管路64,66とを気密水密に接続を維持する固定機構を構成している。
以上により、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、薬剤ボトル41に貯溜された薬剤、及び洗剤ボトル42に貯溜された洗剤が所定の使用回数で使いきられて、薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42が空の状態とならない限り、これらボトル41,42をロックして交換ができない構成とした経済的に優れた構成とすることができる。また、ユーザは、薬剤ボトル41内の薬剤、及び洗剤ボトル42の洗剤を予め設定された使用回数を管理する必要もなくなる。
さらに、薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル42は、内部の薬剤、又は洗剤が残っている状態で、各ボトル装着部44,45から取り出されることがないため、薬剤、又は洗剤が各口部47,48から漏れ出すこともなくなる。
また、CPU91aは、定圧タンク54に設けられた圧力センサ55、薬液タンク28に設けられた水位センサ28a、各流量計65,69、及び各扉検知センサ80からの検出信号が入力される。これらの検出信号に基づいて、CPU91aは、コンプレッサ51、薬液ポンプ25、及び各切替弁56,57,58の駆動制御を行う。さらに、CPU91aは、操作パネル9に設けられた警告表示機9a、及び装置本体2内に設けられた警報機98に接続され、警告装置を構成する、これらの警告表示機9a、及び警報機98を駆動制御する。
次に、図9のフローチャートに基づいて、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1が実行する薬剤ボトル41内の薬剤、洗剤ボトル42内の洗剤、及びアルコールボトル43内のアルコールの送液時に制御部91が実行する制御例について、以下に説明する。
内視鏡洗浄消毒装置1の制御部91は、スタンバイ状態から操作パネル9に設けられた図示しないスタートスイッチがONされると、図9のフローチャートのルーチンに従った制御例を実行する。つまり、制御部91は、先ず、スタートスイッチがONされたか否かを判定する(S1)。
制御部91は、スタートスイッチがONされると、各扉検知センサ80がONしているか否かを判定する(S2)。つまり、制御部91には、装置本体2の各扉部6〜8が閉じている状態であると、各扉検知センサ80からON信号が入力される。
そして、制御部91は、各扉検知センサ80からON信号が入力されていると、設定された洗浄消毒プログラミングに従って、各ボトル41〜43内から薬剤、洗剤、及びアルコールの送液を開始する(S3)。
先ず、消毒工程において、薬剤ボトル41内の薬剤は、薬液タンク28に送液され、水位センサ28aにより、1回分の消毒実用液を生成するための液量が計測される。つまり、制御部91は、コンプレッサ51を駆動して、送気管路61に設けられた送気路切替弁58を薬剤ボトル側送気管路60に加圧空気が送気されるように切り替える。そして、水位センサ28aにより、所定の薬剤の液量が検出されると、制御部91は、圧力開放切替弁56を大気開放側へON駆動して、薬剤ボトル41からの薬剤の送液を停止する。
また、洗浄工程において、洗剤ボトル42内の洗剤は、洗浄槽4に送液され、流量計65により、1回分の洗浄実用液を生成するための液量が計測される。つまり、制御部91は、コンプレッサ51を駆動して、送気管路61に設けられた送気路切替弁58を洗剤ボトル側送気管路59に加圧空気が送気されるように切り替える。そして、流量計65により、所定の洗剤の液量が検出されると、制御部91は、圧力開放切替弁56を大気開放側へON駆動して、洗剤ボトル42からの洗剤の送液を停止する。
また、アルコールフラッシュ工程において、アルコールボトル43内のアルコールは、洗浄槽4の内視鏡101に送液され、流量計69により、乾燥に必要な1回分のアルコールの液量が計測される。つまり、制御部91は、コンプレッサ51を駆動して、送気管路61に設けられた送気路切替弁57をアルコールボトル側送気管路67に加圧空気が送気されるように切り替える。そして、流量計69により、所定のアルコールの液量が検出されると、制御部91は、圧力開放切替弁56を大気開放側へON駆動して、アルコールボトル43からのアルコールの送液を停止する。
これら薬剤、洗剤、及びアルコールの送液中においても、制御部91は、各扉検知センサ80からON信号が入力されているか否かを判定している(S4)。そして、各工程において、各扉検知センサ80からON信号が入力され続け、上述したように、各センサ28a,65,69によって、薬剤、洗剤、又はアルコールの所定の液量が送液されたことが検知されると、制御部91は、送液を終了する(S5)。
つまり、各扉検知センサ80からON信号が制御部91に入力され続けている状態は、薬剤、洗剤、及びアルコールボトル41〜43が夫々装着されている薬剤、洗剤、及びアルコールボトル装着部44〜46の各扉部6〜8が閉じている状態である。
一方、制御部91は、ステップS2において、各扉検知センサ80のいずれかからON信号が入力されていない場合、警告表示機9a、及び警報機98を駆動して、警告を行う(S6)。つまり、この状態では、薬剤、洗剤、及びアルコールボトル装着部44〜46の各扉部6〜8のいずれかが開いた状態である。これにより、ユーザは、各扉部6〜8のいずれかが開いていることを認識することができる。尚、制御部91は、各扉部6〜8が閉じられると、警告表示機9a、及び警報機98の駆動を停止制御する。
また、制御部91は、ステップS4において、各扉検知センサ80のいずれかからON信号が入力されていない場合、圧力開放切替弁56を大気開放側へON駆動し(S7)、コンプレッサ51を停止(OFF)した後(S8)、警告表示機9a、及び警報機98を駆動して、警告を行う(S9)。つまり、各ボトル41〜43から薬剤、洗剤、又はアルコールが送液されている最中に、アルコールボトル装着部44〜46の各扉部6〜8のいずれかがユーザによって誤って開けられると、制御部91は、圧力開放切替弁56を大気開放側へON駆動して、各ボトル41〜43の内圧を下げると共に、コンプレッサ51の駆動を停止する。これにより、各ボトル41〜43の内圧が大気圧まで低下する。
そして、ユーザは、警告表示機9a、及び警報機98の駆動によって、各扉部6〜8のいずれかが開いていることを認識することができる。このとき、ユーザは、各扉部6〜8を点検して、開いている扉部6〜8のいずれかを閉じて、再度、スタートスイッチをON操作すると、停止していた送液を開始することができる。
つまり、制御部91は、ステップS9での警告後、スタートスイッチがONされたか否かを判定(S10)する待機状態となり、スタートスイッチがONされると、ステップS4へ移行する。そして、制御部91は、コンプレッサ51、及び圧力開放切替弁56を駆動して、途中で停止していた薬剤、洗剤、又はアルコールの送液を再開する。尚、制御部91は、各扉部6〜8が閉じられると、警告表示機9a、及び警報機98の駆動を停止制御する。
以上に説明したように、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、工程開始時に薬剤ボトル装着部44の扉部6、洗剤ボトル装着部45の扉部7、及びアルコールボトル装着部46の扉部8が開いた状態であることをユーザに警告する。また、内視鏡洗浄消毒装置1は、各ボトル41〜43からの薬剤、洗剤、又はアルコールの液体を送液中において、ユーザによって誤って、各扉部6〜8が開けられると、加圧空気の送気を中止して、各ボトル41〜43内の圧力を大気圧まで低下させると共に、扉部6〜8が開いたことを警告する。
以上から、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1のように、加圧空気を供給して各ボトル41〜43内の液体を送液する構成において、扉部6〜8が開くと、各ボトル41〜43内の圧力を大気圧まで低下させるため、各ボトル41〜43内の薬剤、洗剤、又はアルコールが口部47,48から噴出して漏れることを防止することができる。
また、内視鏡洗浄消毒装置1は、上述したように、薬剤ボトル装着部44に装着された薬剤ボトル41、及び洗剤ボトル装着部45に装着された洗剤ボトル42が薬剤、及び洗剤を使い切られないとボトルトレイ72のロック用孔部72aとロック部材76のロック体76a等から構成された固定機構が解除されず、取り出すことができない構成となっている。そのため、内視鏡洗浄消毒装置1は、扉部6,7が開くと、各ボトル41,42内の圧力を大気圧まで低下させた構成、及び、固定機構によって、薬剤、及び洗剤が漏れ出すことが2重で防止する構成となっている。
また、内視鏡洗浄消毒装置1は、上述したように、アルコールボトル装着部46に装着されたアルコールボトル43をユーザが任意で固定機構を解除して、取り出すことができるが、扉部8が開くと、アルコールボトル43内の圧力を大気圧まで低下させて、アルコールが漏れ出すことを防止することができる構成となっている。尚、本実施の形態において、アルコールボトル43は、ユーザが任意でアルコールボトル装着部46から取り外すことができる構成とした理由として、濃縮液の薬剤、及び洗剤に比して、アルコールが人体に触れても殆ど影響の無い液体であり、大気にすぐに気化するためのである。しかし、アルコールボトル装着部46は、薬剤ボトル41を装着する薬剤ボトル装着部44、及び洗剤ボトル42を装着する洗剤ボトル装着部45と同様な構成として、アルコールボトル43をユーザが任意で取り外すことができない構成としても構わない。
以上に記載した発明は、この実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、上記実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、以上に記載の発明は、以下の特徴を備えている。
(付記項1)
洗浄槽に配置された内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置において、
装置本体に着脱自在に装着され、上記内視鏡を洗浄消毒するための所定の回数分の濃縮液が貯溜されたボトルと、
上記装置本体に装着された上記ボトルと気密に接続され、内路を大気開放する圧力開放弁が配設された送気路と、
該送気路を介して、上記ボトル内に加圧空気を供給する加圧部と、
上記ボトルと水密に接続され、上記加圧空気の圧力により上記ボトル内の上記濃縮液が送液される送液路と、
上記濃縮液の送液量を検出する検知部と、
上記送気路、及び上記送液路と気密、及び水密に接続された状態の上記ボトルを固定する固定機構と、
上記圧力開放弁、及び上記加圧部を制御すると共に、上記検知部による検出信号から演算して上記濃縮液が上記所定の回数分の液量に達したときに、上記固定機構を解除する制御部と、
を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
(付記項2)
さらに、
上記ボトルを装着するボトル装着部に開閉自在に設けられた扉部と、
該扉部の開閉を検知する扉センサと、
を備え、
上記制御部は、上記扉センサから上記扉部が開いた検出信号が入力されると、上記圧力開放弁を大気開放側へ切替えると共に、上記加圧部の駆動を停止することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
(付記項3)
さらに
警告装置を備え、
上記制御部は、上記扉センサから上記扉部が開いた検出信号が入力されると、上記警告装置を駆動することを特徴とする付記項2に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
(付記項4)
上記扉部は、閉じたときに、上記ボトルと当接して、該ボトルを上記ボトル装着部内の上記送気路側、及び上記送液路側へ移動させて接続させる押込部材を備えていることを特徴とする付記項3、又は付記項4に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
(付記項5)
さらに、
装置本体に着脱自在に装着され、上記内視鏡を乾燥するためのアルコールが貯溜されたアルコールボトルと、
上記送気路に設けられた切替弁により連通し、上記装置本体に装着された上記アルコールボトルと気密に接続されたアルコールボトル側送気路と、
上記アルコールボトルと水密に接続され、上記加圧空気の圧力により上記アルコールボトル内の上記アルコールが送液されるアルコール供給路と、
上記アルコールボトル側送気路、及び上記アルコール供給路と気密、及び水密に接続された状態の上記アルコールボトルを固定する手動で解除可能な固定部材と、
を具備することを特徴とする付記項1から付記項4の何れか1項に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
本発明の一実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置を示す斜視図 同、内視鏡洗浄消毒装置の内部を示す概略構成図 同、薬剤ボトルが装着された薬剤ボトル装着部の構成を示す部分断面図 同、薬剤ボトル装着部の扉部が開放された状態を示す部分断面図 同、アルコールボトルが装着されたアルコールボトル装着部の構成を示す部分断面図 同、薬剤ボトルの構成を示す断面図 同、薬剤ボトル装着部に装着された薬剤ボトルを示す断面図 同、制御部に接続される各センサ、及び各駆動要素を示す概略構成図 同、制御部が実行する一制御例を示すフローチャート
符号の説明
1…内視鏡洗浄消毒装置
2…装置本体
4…洗浄槽
6,7,8…扉部
9a…警告表示機
9…操作パネル
28a…水位センサ
28…薬液タンク
41…薬剤ボトル
42…洗剤ボトル
43…アルコールボトル
44…薬剤ボトル装着部
45…洗剤ボトル装着部
46…アルコールボトル装着部
47,48…口部
51…コンプレッサ
54…定圧タンク
55…圧力センサ
56…圧力開放切替弁
57,58…送気路切替弁
59…洗剤ボトル側送気管路
60…薬剤ボトル側送気管路
61…送気管路
64…薬剤供給管路
65,69…流量計
66…洗剤供給管路
67…アルコールボトル側送気管路
68…アルコール供給管路
71…ボトル収容部
72…ボトルトレイ
72a…ロック用孔部
73…口部保持体
73a,73b…孔部
74…車輪部
75…レール
76a…ロック体
76…ロック部材
76b…検知端部
77…回動軸部
79…押込部材
80…扉検知センサ
81…ソレノイド
82…バネ
83…ロック検知センサ
91a…CPU
91b…メモリ
91…制御部
98…警報機
101…内視鏡
102…挿入部
103…操作部

Claims (4)

  1. 洗浄槽に配置された内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置において、
    装置本体に着脱自在に装着され、上記内視鏡を洗浄消毒するための所定の回数分の濃縮液が貯溜されたボトルと、
    上記装置本体に装着された上記ボトルと気密に接続され、内路を大気開放する圧力開放弁が配設された送気路と、
    該送気路を介して、上記ボトル内に加圧空気を供給する加圧部と、
    上記ボトルと水密に接続され、上記加圧空気の圧力により上記ボトル内の上記濃縮液が送液される送液路と、
    上記濃縮液の送液量を検出する検知部と、
    上記送気路、及び上記送液路と気密、及び水密に接続された状態の上記ボトルを固定する固定機構と、
    上記圧力開放弁、及び上記加圧部を制御すると共に、上記検知部による検出信号から演算して上記濃縮液が上記所定の回数分の液量に達したときに、上記固定機構を解除する制御部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  2. さらに、
    上記ボトルを装着するボトル装着部に開閉自在に設けられた扉部と、
    該扉部の開閉を検知する扉センサと、
    を備え、
    上記制御部は、上記扉センサから上記扉部が開いた検出信号が入力されると、上記圧力開放弁を大気開放側へ切替えると共に、上記加圧部の駆動を停止することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  3. さらに
    警告装置を備え、
    上記制御部は、上記扉センサから上記扉部が開いた検出信号が入力されると、上記警告装置を駆動することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  4. 上記扉部は、閉じたときに、上記ボトルと当接して、該ボトルを上記ボトル装着部内の上記送気路側、及び上記送液路側へ移動させて接続させる押込部材を備えていることを特徴とする請求項3、又は請求項4に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
JP2007326388A 2007-12-18 2007-12-18 内視鏡洗浄消毒装置 Expired - Fee Related JP5191225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007326388A JP5191225B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 内視鏡洗浄消毒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007326388A JP5191225B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 内視鏡洗浄消毒装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009148315A true JP2009148315A (ja) 2009-07-09
JP5191225B2 JP5191225B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=40918217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007326388A Expired - Fee Related JP5191225B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 内視鏡洗浄消毒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5191225B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090908A (ja) * 2011-10-06 2013-05-16 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013094394A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013094393A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013223743A (ja) * 2011-10-06 2013-10-31 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2014133081A (ja) * 2012-12-13 2014-07-24 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
US9320819B2 (en) 2011-10-06 2016-04-26 Canon Marketing Japan Kabushiki Kaisha Sterilization apparatus and method
WO2019216023A1 (ja) 2018-05-07 2019-11-14 オリンパス株式会社 内視鏡リプロセッサ
JP7340159B2 (ja) 2019-10-28 2023-09-07 三浦工業株式会社 洗浄・滅菌装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07299031A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用液体供給装置
JPH09189300A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Fuji Photo Optical Co Ltd 体腔内検査装置の送液装置
JPH11137506A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2000287924A (ja) * 1999-02-05 2000-10-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2004202248A (ja) * 2002-12-23 2004-07-22 Ethicon Inc 内視鏡のチャネルを通る適正な流量を検出する方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07299031A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用液体供給装置
JPH09189300A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Fuji Photo Optical Co Ltd 体腔内検査装置の送液装置
JPH11137506A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2000287924A (ja) * 1999-02-05 2000-10-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2004202248A (ja) * 2002-12-23 2004-07-22 Ethicon Inc 内視鏡のチャネルを通る適正な流量を検出する方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9320819B2 (en) 2011-10-06 2016-04-26 Canon Marketing Japan Kabushiki Kaisha Sterilization apparatus and method
JP2013223743A (ja) * 2011-10-06 2013-10-31 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2015180280A (ja) * 2011-10-06 2015-10-15 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013090908A (ja) * 2011-10-06 2013-05-16 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013094394A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2013094393A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
JP2014133081A (ja) * 2012-12-13 2014-07-24 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置、滅菌方法、プログラム
WO2019216023A1 (ja) 2018-05-07 2019-11-14 オリンパス株式会社 内視鏡リプロセッサ
CN112384124A (zh) * 2018-05-07 2021-02-19 奥林巴斯株式会社 内窥镜再生处理器具
EP3797676A4 (en) * 2018-05-07 2022-01-19 Olympus Corporation ENDOSCOPE REPROCESSING DEVICE
US11253143B2 (en) 2018-05-07 2022-02-22 Olympus Corporation Endoscope reprocessor
CN112384124B (zh) * 2018-05-07 2024-04-09 奥林巴斯株式会社 内窥镜再生处理器具
JP7340159B2 (ja) 2019-10-28 2023-09-07 三浦工業株式会社 洗浄・滅菌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5191225B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191225B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP4996618B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
RU2423907C2 (ru) Устройство и способ для создания течения в каналы эндоскопа
CN109498182B (zh) 对内窥镜的通道反复填充和吹扫的设备和方法
JP2023060135A (ja) 医療機器を再処理するための装置及び方法
JP5885894B1 (ja) 内視鏡リプロセッサ
JP2008154625A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置、及び内視鏡洗浄消毒装置の薬剤供給制御方法
JP2010011977A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
US9233181B2 (en) Endoscope cleaning/disinfecting apparatus
JP6177356B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置、内視鏡の洗浄方法
JP4994141B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒方法および内視鏡洗浄消毒装置
JP5230247B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置及び内視鏡洗浄消毒装置の消毒液調製方法
JP2009261683A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置及び内視鏡洗浄消毒装置の消毒液調製方法
US8366834B2 (en) Endoscope cleaning/disinfecting apparatus
JP2009207728A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP5086784B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2008142420A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2004121832A (ja) 内視鏡洗滌消毒装置
JP6415887B2 (ja) 内視鏡用リークテスタおよび内視鏡リプロセス装置
JP5093769B2 (ja) 消毒装置
JP2006191979A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP4847986B2 (ja) 洗浄消毒装置
JP2010035619A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP5767425B1 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2009189414A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5191225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees