JP2008236354A - 増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばマイクロ波増幅器において、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるようにする。
【解決手段】 増幅器を、増幅用トランジスタ1と、増幅用トランジスタ1の出力部に接続され、入力インピーダンスの異なる複数のインピーダンス変換用トランジスタ9,12を直列に接続してなるインピーダンス変換回路3とを備えるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、増幅器に関し、例えば無線通信システムにおいて用いられる高出力増幅器(マイクロ波増幅器)に関する。
近年、インターネットの急速な普及により高速で大容量のデータを送受信できる無線通信システムの需要が高まり、その構成部品の一つである高出力増幅器の高出力化が求められている。特に、無線通信基地局において使用されるパワーアンプの高出力化が求められている。
このため、大きなトランジスタ(高出力トランジスタ)を用いてアンプを設計すると、トランジスタの出力インピーダンスが低くなるため、負荷整合(インピーダンス整合)を取るためにインピーダンス変換が必要になる。
従来、マイクロ波高出力増幅器は、例えば図8に示すように、入力整合回路100と、高出力トランジスタ101と、インピーダンス変換回路102とを備えるものとして構成される。なお、図8中、符号104はバイアス用の伝送線路、符号105は終端抵抗を示している。また、Z1,Z2,Z3,ZLはインピーダンス値である。
そして、インピーダンス変換回路102は、例えば図8に示すように、1/4波長の伝送線路103によって構成される。このため、線路長が長くなってしまう。特に、低マイクロ波の周波数帯においては線路長が非常に長くなってしまう。
例えば、高出力トランジスタ101の出力インピーダンスは、通常、数Ω程度と非常に低い。このため、広帯域化を行なわなければならないアプリケーションの場合、例えば図8に示すように、1/4波長の伝送線路103を3つ設け、3段のインピーダンス変換を行なうことが必要になる。
なお、先行技術調査を行なった結果、マイクロ波領域で用いられる高出力増幅器に関するものとして、以下の特許文献1が得られた。
特開2000−77957号公報
上述のように、マイクロ波高出力増幅器は、実装スペースが大きくなるという課題がある。特に、広帯域設計を行なわなければならない場合に大きなスペースが必要になるという課題がある。
また、マイクロ波高出力増幅器としては、従来、様々な部品を組み合わせてハイブリッドに集積したものが用いられており、実装コストがかかるという課題もある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるようにした、増幅器を提供することを目的とする。
このため、本発明の増幅器は、増幅用トランジスタと、増幅用トランジスタの出力部に接続され、入力インピーダンスの異なる複数のインピーダンス変換用トランジスタを直列に接続してなるインピーダンス変換回路とを備えることを特徴としている。
したがって、本発明の増幅器によれば、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるという利点がある。
以下、図面により、本発明の実施の形態にかかる増幅器について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態にかかる増幅器について、図1〜図3を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる増幅器は、例えばマイクロ波(低マイクロ波を含む)の周波数帯で用いられるマイクロ波高出力増幅器であって、例えば図1に示すように、入力トランジスタ(増幅用トランジスタ)1と、入力トランジスタ1の入力端子(入力部)に接続される入力整合回路2と、入力トランジスタ1の出力端子(出力部)に接続されるインピーダンス変換回路3とを備える。
ここで、インピーダンス変換回路3は、図1に示すように、低いインピーダンスZlowを高いインピーダンスZhighに変換しうる第1インピーダンス変換部4及び第2インピーダンス変換部5を備え、これらは、入力トランジスタ1の出力端子と負荷(図示せず)との間にキャパシタ6,7,8を介して接続されている。このようにインピーダンス変換回路3を複数のインピーダンス変換部を備えるものとして構成することで、広帯域なインピーダンス整合を行なえるようにしている。
そして、第1インピーダンス変換部4は、インピーダンス変換用トランジスタ9と、インピーダンス変換用トランジスタ9の入力インピーダンスを調整するためのフィードバック回路10と、インピーダンス変換用トランジスタ9にバイアスを供給するためのバイアス用の1/4波長伝送線路(バイアス回路)11,21とを備え、10Ωのインピーダンスを25Ωのインピーダンスに変換するものとして構成される。
同様に、第2インピーダンス変換部5は、インピーダンス変換用トランジスタ12と、インピーダンス変換用トランジスタ12の入力インピーダンスを調整するためのフィードバック回路13と、インピーダンス変換用トランジスタ12にバイアスを供給するためのバイアス用の1/4波長伝送線路(バイアス回路)14,24とを備え、25Ωのインピーダンスを50Ωのインピーダンスに変換するものとして構成される。
このように、インピーダンス変換回路3は、フィードバック回路10,13を備えるため、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12の入力インピーダンスをより細かく調整することができる。この結果、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12の特性バラツキを吸収することができる。
なお、図1中、符号15は入力トランジスタ1のバイアス用の1/4波長伝送線路、符号16は終端抵抗を示している。また、ZLはインピーダンス値である。
本実施形態では、図2に示すように、インピーダンス変換回路3は、入力インピーダンスの異なる複数(ここでは2つ)のインピーダンス変換用トランジスタ[ここではデプレッション型(ノーマリオン型)電界効果トランジスタ(FET;Field Effect Transistor)]9,12を直列に接続してなるトランジスタパターンを有するものとして構成される。
ここでは、インピーダンス変換回路3は、図2に示すように、入力インピーダンスが10Ωのトランジスタ9と、入力インピーダンスが25Ωのトランジスタ12とを備える。
このように、インピーダンス変換回路3を入力インピーダンスの異なるトランジスタによって構成することで、従来のもの(1/4波長の伝送線路によって構成されるもの)よりも小型化を図ることができる。
本実施形態では、複数のインピーダンス変換用トランジスタ9,12が互いに異なる入力インピーダンスを持つように、図2に示すように、互いにフィンガ数が異なる複数の多フィンガゲートトランジスタ(マルチフィンガゲートトランジスタ)を用いている。つまり、各多フィンガゲートトランジスタのフィンガ数を段階的に変化させることで、段階的にインピーダンス変換が行なわれるようにしている。なお、図2中、Wgは多フィンガゲートトランジスタ全体のゲート幅、Wguは1個のトランジスタのゲート幅、nはトランジスタの個数を示している。
特に、本実施形態では、図2に示すように、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12は、ゲート接地トランジスタである。なお、図2中、符号22,23は各インピーダンス変換用トランジスタ9,12にバイアスを供給するためのバイアス用の1/4波長伝送線路である。
各インピーダンス変換用トランジスタ9,12のソース及びドレインは、図2に示すように、それぞれ、バイアス回路11,21,14,24を構成する1/4波長伝送線路(又はチョークコイル)に接続されており、これらの1/4波長伝送線路11,21,14,24を介してバイアスが印加されるようになっている。
そして、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12は、図2に示すように、キャパシタ6,7,8によって互いに容量結合されている。つまり、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12は容量結合されており、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12に等しい電圧が印加されるようになっている。このように、容量結合された各インピーダンス変換用トランジスタ9,12に電圧が振り分けられるため、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12の耐圧を超えることなく、高出力化を実現することができる。
ところで、本実施形態では、各フィードバック回路10,13は、図2に示すように、各インピーダンス変換用トランジスタ9,12のドレイン・ソース間に備えられており、抵抗17,18及びキャパシタ19,20(固定容量キャパシタであっても可変容量キャパシタであっても良い)を備えるものとして構成される。
上述のように、本実施形態では、図2に示すように、インピーダンス変換回路(インピーダンス変換器)3を、フィードバック回路付きゲート接地回路を備えるものとして構成している。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、インピーダンス変換回路3の出力部に微調整用出力整合回路25が接続されている。この微調整用出力整合回路25は、負荷側のインピーダンス(ここでは50Ω)に完全に整合させるための回路である。
また、本実施形態では、上述のように構成される増幅器は、半導体基板上にモノリシックに集積されたものとして構成される。このため、本高出力増幅器を半導体増幅器(半導体装置)ともいう。
したがって、本実施形態にかかる増幅器によれば、耐圧を損なうことなく、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるという利点がある。特に、広帯域設計を行なわなければならない場合に実装スペースを低減できるという利点がある。
つまり、本実施形態にかかる増幅器によれば、1/4波長の伝送線路によって形成される従来のインピーダンス変換回路を用いないため、実装スペースを低減でき、特に、低マイクロ波高出力増幅器の場合、1/4波長のセラミック伝送線路によって形成される従来のインピーダンス変換器を用いないため、実装コストを低減できるという利点がある。
特に、本実施形態にかかる増幅器によれば、増幅器を半導体基板上にモノリシックに集積した小型の単一チップによって実現できるという利点もある。この結果、従来のように複数の部品をハイブリッドに集積する必要がなくなり、実装コストを低減することができるという利点もある。
ここで、図3は、インピーダンス変換用トランジスタとして4Wのゲート接地トランジスタを3段設けた増幅器の入出力特性のシミュレーション結果を示している。なお、図3中、実線Aは電力付加効率(P.A.E:Power Added Efficiency)を示しており、実線Bは出力電力を示しており、実線Cは利得を示している。
図3に示すように、周波数f=10GHzにおいて、出力約12W、P.A.E約46%が得られた。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態にかかる増幅器について、図4,図5を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる増幅器は、上述の第1実施形態のものに対し、図4に示すように、インピーダンス変換回路3を構成するインピーダンス変換用トランジスタ[ここではデプレッション型(ノーマリオン型)電界効果トランジスタ(FET;Field Effect Transistor)]としてソース接地トランジスタ30,31を用いている点で異なる。なお、図4では、上述の第1実施形態(図2参照)と同一のものには同一の符号を付している。また、図4中、符号32〜35は各インピーダンス変換用トランジスタ30,31にバイアスを供給するためのバイアス用のλ/4伝送線路である。
つまり、本実施形態では、図4に示すように、インピーダンス変換回路(インピーダンス変換器)3を、フィードバック回路付きソース接地回路を備えるものとして構成している。
ここでは、インピーダンス変換回路3は、図4に示すように、入力インピーダンスが10Ωのトランジスタ30と、入力インピーダンスが25Ωのトランジスタ31とを備える。
各インピーダンス変換用トランジスタ30,31のゲート及びドレインは、図4に示すように、それぞれ、バイアス回路32〜35を構成する1/4波長伝送線路(又はチョークコイル)に接続されており、これらの1/4波長伝送線路32〜35を介してバイアスが印加されるようになっている。
そして、各インピーダンス変換用トランジスタ30,31は、図4に示すように、キャパシタ6,7,8によって互いに容量結合されている。つまり、各インピーダンス変換用トランジスタ30,31は容量結合されており、各インピーダンス変換用トランジスタ30,31に等しい電圧が印加されるようになっている。このように、容量結合された各インピーダンス変換用トランジスタ30,31に電圧が振り分けられるため、各インピーダンス変換用トランジスタ30,31の耐圧を超えることなく、高出力化を実現することができる。
さらに、本実施形態では、図4に示すように、各フィードバック回路10,13は、各インピーダンス変換用トランジスタ30,31のドレイン・ゲート間に備えられており、抵抗及びキャパシタ(固定容量キャパシタであっても可変容量キャパシタであっても良い)を備えるものとして構成される。
なお、その他の構成は、上述の第1実施形態のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。
したがって、本実施形態にかかる増幅器によれば、上述の第1実施形態のものと同様に、耐圧を損なうことなく、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるという利点がある。特に、広帯域設計を行なわなければならない場合に実装スペースを低減できるという利点がある。
ここで、図5は、インピーダンス変換用トランジスタとして4Wのソース接地トランジスタを3段設けた増幅器の入出力特性のシミュレーション結果を示している。なお、図5中、実線Aは電力付加効率(P.A.E:Power Added Efficiency)を示しており、実線Bは出力電力を示している。
図5に示すように、周波数f=10GHzにおいて、出力約12W、P.A.E約48%が得られた。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態にかかる増幅器について、図6を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる増幅器は、上述の第1実施形態のものに対し、図6に示すように、インピーダンス変換回路3を構成するインピーダンス変換用トランジスタ[ここではデプレッション型(ノーマリオン型)電界効果トランジスタ(FET;Field Effect Transistor)]がソース接地トランジスタ40,41を用いている点で異なり、上述の第2実施形態のものに対し、インピーダンス変換回路(インピーダンス変換器)3を、ゲート・ソース間にフィードバック回路を有するソース接地回路を備えるものとして構成している点で異なる。なお、図6では、上述の第1実施形態(図2参照)や第2実施形態(図4参照)と同一のものには同一の符号を付している。また、図6中、符号42〜45は各インピーダンス変換用トランジスタ40,41にバイアスを供給するためのバイアス用のλ/4伝送線路である。
ここでは、インピーダンス変換回路3は、図6に示すように、入力インピーダンスが10Ωのトランジスタ40と、入力インピーダンスが25Ωのトランジスタ41とを備える。
各インピーダンス変換用トランジスタ40,41のゲート及びドレインは、図6に示すように、それぞれ、バイアス回路42〜45を構成する1/4波長伝送線路(又はチョークコイル)に接続されており、これらの1/4波長伝送線路42〜45を介してバイアスが印加されるようになっている。
そして、各インピーダンス変換用トランジスタ40,41は、図6に示すように、キャパシタ6,7,8によって互いに容量結合されている。つまり、各インピーダンス変換用トランジスタ40,41は容量結合されており、各インピーダンス変換用トランジスタ40,41に等しい電圧が印加されるようになっている。このように、容量結合された各インピーダンス変換用トランジスタ40,41に電圧が振り分けられるため、各インピーダンス変換用トランジスタ40,41の耐圧を超えることなく、高出力化を実現することができる。
さらに、本実施形態では、図6に示すように、各フィードバック回路10,13は、各インピーダンス変換用トランジスタ40,41のゲート・ソース間に備えられており、抵抗及びキャパシタ(固定容量キャパシタであっても可変容量キャパシタであっても良い)を備えるものとして構成される。
なお、その他の構成は、上述の第1実施形態のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。
したがって、本実施形態にかかる増幅器によれば、上述の第1実施形態のものと同様に、耐圧を損なうことなく、高出力化を図りながら、実装スペース及び実装コストを低減できるという利点がある。特に、広帯域設計を行なわなければならない場合に実装スペースを低減できるという利点がある。
[その他]
なお、上述の各実施形態では、インピーダンス変換用トランジスタとして、デプレッション型(ノーマリオン型)電界効果トランジスタ(FET)を用いた例を挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えば、エンハンスメント型(ノーマリオフ型)電界効果トランジスタ(FET)、バイポーラトランジスタ(BJT;Bipolar Junction Transistor)、CMOSトランジスタなどを用いても良く、この場合も同様の効果が得られる。
特に、エンハンスメント型(ノーマリオフ型)電界効果トランジスタ(FET)、バイポーラトランジスタ(BJT)、CMOSトランジスタなどを用いる場合、フィードバック回路は抵抗を備えるものとして構成すれば良い。
また、上述の各実施形態では、フィードバック回路を、抵抗及びキャパシタを備えるものとして構成しているが、これに限られるものではなく、例えば図7に示すように、フィードバック回路10,13を、それぞれ、可変容量ダイオード51及び抵抗50、可変容量ダイオード53及び抵抗52を備えるものとして構成しても良い。なお、ここでは、フィードバック回路10,13を、それぞれ、抵抗50,52を備えるものとして構成しているが、抵抗を備えないものとして構成しても良い。また、図7では、上述の第1実施形態(図2参照)と同一のものには同一の符号を付している。
また、上述の各実施形態にかかる増幅器は、半導体基板上にモノリシックに集積されているが、使用する半導体材料としては例えばGaAs,InP,Si,GaNなどを用いれば良い。
また、上述の各実施形態では、インピーダンス変換回路を2つのインピーダンス変換用トランジスタを備える2段構成とし、2段階のインピーダンス変換を行なうようにしているが、これに限られるものではなく、例えば3段以上の構成としても良く、この場合、入力トランジスタとして、より高出力のものを用いることができ、さらなる高出力化が可能となる。また、より広帯域なインピーダンス整合を行なえるようになる。
また、広帯域化を図るという点では、上述の第1実施形態のようにインピーダンス変換回路3を構成するインピーダンス変換用トランジスタをゲート接地トランジスタ9,12とするのが好ましいが、上述の第2及び第3実施形態のようにソース接地ドランジスタを用いる場合であっても、トランジスタのサイズを大きくしたり、フィードバック回路10,13のフィードバック量を増やしたりすることで、トランジスタの入力インピーダンスを下げることができるため、十分に有用な増幅器を実現することができる。
また、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
以下、上述の実施形態に関し、更に、付記を開示する。
(付記1)
増幅用トランジスタと、
前記増幅用トランジスタの出力部に接続され、入力インピーダンスの異なる複数のインピーダンス変換用トランジスタを直列に接続してなるインピーダンス変換回路とを備えることを特徴とする増幅器。
(付記2)
前記入力インピーダンスを調整するためのフィードバック回路を備えることを特徴とする、付記1記載の増幅器。
(付記3)
前記インピーダンス変換用トランジスタは、ゲート接地トランジスタであり、
前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのドレイン・ソース間に備えられることを特徴とする、付記2記載の増幅器。
(付記4)
前記インピーダンス変換用トランジスタは、ソース接地トランジスタであり、
前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのドレイン・ゲート間に備えられることを特徴とする、付記2記載の増幅器。
(付記5)
前記インピーダンス変換用トランジスタは、ソース接地トランジスタであり、
前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのゲート・ソース間に備えられることを特徴とする、付記2記載の増幅器。
(付記6)
前記フィードバック回路は、抵抗を備えるものとして構成されることを特徴とする、付記2〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記7)
前記フィードバック回路は、抵抗及びキャパシタを備えるものとして構成されることを特徴とする、付記2〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記8)
前記フィードバック回路は、可変容量ダイオードを備えるものとして構成されることを特徴とする、付記2〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記9)
前記複数のインピーダンス変換用トランジスタは、いずれもマルチフィンガゲートトランジスタであり、互いにフィンガ数が異なることを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記10)
前記複数のインピーダンス変換用トランジスタは、互いに容量結合されていることを特徴とする、付記1〜9のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記11)
前記インピーダンス変換回路の出力部に接続される微調整用出力整合回路を備えることを特徴とする、付記1〜10のいずれか1項に記載の増幅器。
(付記12)
半導体基板上にモノリシックに集積されていることを特徴とする、付記1〜11のいずれか1項に記載の増幅器。
本発明の第1実施形態にかかる増幅器の全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる増幅器の具体的な全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる増幅器の入出力特性のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる増幅器の具体的な全体構成を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる増幅器の入出力特性のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる増幅器の具体的な全体構成を示す図である。 本発明の各実施形態の変形例にかかる増幅器の具体的な全体構成を示す図である。 従来の高出力増幅器の全体構成を示す図である。
符号の説明
1 入力トランジスタ(増幅用トランジスタ)
2 入力整合回路
3 インピーダンス変換回路
4 第1インピーダンス変換部
5 第2インピーダンス変換部
6,7,8 キャパシタ
9,12 ゲート接地トランジスタ(インピーダンス変換用トランジスタ)
10,13 フィードバック回路
11,14,15,21〜24,32〜35,42〜45 バイアス用の1/4波長伝送線路
16 終端抵抗
17,18,50,52 抵抗
19,20 キャパシタ
25 微調整用出力整合回路
30,31,40,41 ソース接地トランジスタ(インピーダンス変換用トランジスタ)
51,53 可変容量ダイオード

Claims (10)

  1. 増幅用トランジスタと、
    前記増幅用トランジスタの出力部に接続され、入力インピーダンスの異なる複数のインピーダンス変換用トランジスタを直列に接続してなるインピーダンス変換回路とを備えることを特徴とする増幅器。
  2. 前記入力インピーダンスを調整するためのフィードバック回路を備えることを特徴とする、請求項1記載の増幅器。
  3. 前記インピーダンス変換用トランジスタは、ゲート接地トランジスタであり、
    前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのドレイン・ソース間に備えられることを特徴とする、請求項2記載の増幅器。
  4. 前記インピーダンス変換用トランジスタは、ソース接地トランジスタであり、
    前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのドレイン・ゲート間に備えられることを特徴とする、請求項2記載の増幅器。
  5. 前記インピーダンス変換用トランジスタは、ソース接地トランジスタであり、
    前記フィードバック回路は、前記インピーダンス変換用トランジスタのゲート・ソース間に備えられることを特徴とする、請求項2記載の増幅器。
  6. 前記フィードバック回路は、抵抗及びキャパシタを備えるものとして構成されることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
  7. 前記フィードバック回路は、可変容量ダイオードを備えるものとして構成されることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
  8. 前記複数のインピーダンス変換用トランジスタは、いずれもマルチフィンガゲートトランジスタであり、互いにフィンガ数が異なることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の増幅器。
  9. 前記複数のインピーダンス変換用トランジスタは、互いに容量結合されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の増幅器。
  10. 半導体基板上にモノリシックに集積されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の増幅器。
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