JPH0779123A - マイクロ波帯可変利得増幅器 - Google Patents
マイクロ波帯可変利得増幅器Info
- Publication number
- JPH0779123A JPH0779123A JP22151693A JP22151693A JPH0779123A JP H0779123 A JPH0779123 A JP H0779123A JP 22151693 A JP22151693 A JP 22151693A JP 22151693 A JP22151693 A JP 22151693A JP H0779123 A JPH0779123 A JP H0779123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- microwave band
- gain
- gain amplifier
- variable gain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Microwave Amplifiers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロ波帯可変利得増幅器に関し、利得の
調整が容易で且つ利得を変化しても使用周波数帯域幅の
変化が少ないマイクロ波帯可変利得増幅器の提供を目的
とする。 【構成】 エミッタが接地されたトランジスタ20のコ
レクタとベース間に、直流カット用コンデンサC20,
C21とダイオードDと抵抗Rの直列回路で且つ該ダイ
オードDと該抵抗Rの接続点に可変出来る電圧を印加し
た負帰還回路を設けた構成とする。
調整が容易で且つ利得を変化しても使用周波数帯域幅の
変化が少ないマイクロ波帯可変利得増幅器の提供を目的
とする。 【構成】 エミッタが接地されたトランジスタ20のコ
レクタとベース間に、直流カット用コンデンサC20,
C21とダイオードDと抵抗Rの直列回路で且つ該ダイ
オードDと該抵抗Rの接続点に可変出来る電圧を印加し
た負帰還回路を設けた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波帯の信号を
増幅する利得を可変出来る、マイクロ波帯可変利得増幅
器の改良に関する。
増幅する利得を可変出来る、マイクロ波帯可変利得増幅
器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例のマイクロ波帯可変利得増
幅器の回路図である。図中、20はソースが接地された
FET、C11,C15は直流カットコンデンサ、C1
2,C16はインピーダンス整合用コンデンサ、C1
3,C14はバイパス用コンデンサ、11〜14はマイ
クロストリップライン、15は入力側インピーダンス整
合回路で、コンデンサC11〜C13,マイクロストリ
ップライン11,12で構成され、16は出力側インピ
ーダンス整合回路で、コンデンサC14〜C16,マイ
クロストリップライン13,14で構成されている。
幅器の回路図である。図中、20はソースが接地された
FET、C11,C15は直流カットコンデンサ、C1
2,C16はインピーダンス整合用コンデンサ、C1
3,C14はバイパス用コンデンサ、11〜14はマイ
クロストリップライン、15は入力側インピーダンス整
合回路で、コンデンサC11〜C13,マイクロストリ
ップライン11,12で構成され、16は出力側インピ
ーダンス整合回路で、コンデンサC14〜C16,マイ
クロストリップライン13,14で構成されている。
【0003】FET20のゲートにはマイクロストリッ
プライン12を介してゲート電圧VGが印加されてお
り、FET20のドレインにはマイクロストリップライ
ン16を介してドレイン電圧VDが印加されており、マ
イクロ波帯の入力信号は、入力側インピーダンス整合回
路15を介してFET20のゲートに入力し、増幅され
FET20のドレインより、出力側インピーダンス整合
回路16を介して出力される。
プライン12を介してゲート電圧VGが印加されてお
り、FET20のドレインにはマイクロストリップライ
ン16を介してドレイン電圧VDが印加されており、マ
イクロ波帯の入力信号は、入力側インピーダンス整合回
路15を介してFET20のゲートに入力し、増幅され
FET20のドレインより、出力側インピーダンス整合
回路16を介して出力される。
【0004】この場合利得を可変するのには、ゲート電
圧VG又はドレイン電圧VDを変化させて行っている。
圧VG又はドレイン電圧VDを変化させて行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
電圧VG又はドレイン電圧VDを僅か変化すると利得が
急激に変化するので利得の調整が困難な問題点及び、利
得を可変すると使用周波数帯域幅が急激に変化する問題
点がある。
電圧VG又はドレイン電圧VDを僅か変化すると利得が
急激に変化するので利得の調整が困難な問題点及び、利
得を可変すると使用周波数帯域幅が急激に変化する問題
点がある。
【0006】本発明は、利得の調整が容易で且つ利得を
変化しても使用周波数帯域幅の変化が少ないマイクロ波
帯可変利得増幅器の提供を目的としている。
変化しても使用周波数帯域幅の変化が少ないマイクロ波
帯可変利得増幅器の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理回路
図である。図1に示す如く、エミッタが接地されたトラ
ンジスタ20のコレクタとベース間に、直流カット用コ
ンデンサC20,C21とダイオードDと抵抗Rの直列
回路で且つ該ダイオードDと該抵抗Rの接続点に可変出
来る電圧を印加した負帰還回路を設けた構成とする。
図である。図1に示す如く、エミッタが接地されたトラ
ンジスタ20のコレクタとベース間に、直流カット用コ
ンデンサC20,C21とダイオードDと抵抗Rの直列
回路で且つ該ダイオードDと該抵抗Rの接続点に可変出
来る電圧を印加した負帰還回路を設けた構成とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、エミッタが接地されたトラン
ジスタ20のコレクタとベース間に、直流カット用コン
デンサC20,C21とダイオードDと抵抗Rの直列回
路で且つダイオードDと抵抗Rの接続点に電圧VRを印
加した負帰還回路を設け、電圧VRを変化することでダ
イオードDの容量を変化させて帰還量を変化し、トラン
ジスタ20の利得を変化している。
ジスタ20のコレクタとベース間に、直流カット用コン
デンサC20,C21とダイオードDと抵抗Rの直列回
路で且つダイオードDと抵抗Rの接続点に電圧VRを印
加した負帰還回路を設け、電圧VRを変化することでダ
イオードDの容量を変化させて帰還量を変化し、トラン
ジスタ20の利得を変化している。
【0009】即ち、電圧VRの変化にてダイオードDの
容量が急激に変化しても、帰還量はそれ程急激に変化し
ないので、トランジスタ20の利得の変化は緩やかで、
利得を可変するのが容易で、又負帰還量の変化で利得を
可変しているので、使用周波数帯域幅の変化は少なくな
る。
容量が急激に変化しても、帰還量はそれ程急激に変化し
ないので、トランジスタ20の利得の変化は緩やかで、
利得を可変するのが容易で、又負帰還量の変化で利得を
可変しているので、使用周波数帯域幅の変化は少なくな
る。
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例のマイクロ波帯可変利
得増幅器の回路図である。図中、20はソースが接地さ
れたFET、C1,C5,C20,C21は直流カット
用コンデンサ、C2,C6はインピーダンス整合用コン
デンサ、C3,C4はバイパス用コンデンサ、1〜4は
マイクロストリップライン、5は入力側インピーダンス
整合回路で、コンデンサC1〜C3,マイクロストリッ
プライン1,2で構成され、6は出力側インピーダンス
整合回路で、コンデンサC4〜C6,マイクロストリッ
プライン3,4で構成されている。
得増幅器の回路図である。図中、20はソースが接地さ
れたFET、C1,C5,C20,C21は直流カット
用コンデンサ、C2,C6はインピーダンス整合用コン
デンサ、C3,C4はバイパス用コンデンサ、1〜4は
マイクロストリップライン、5は入力側インピーダンス
整合回路で、コンデンサC1〜C3,マイクロストリッ
プライン1,2で構成され、6は出力側インピーダンス
整合回路で、コンデンサC4〜C6,マイクロストリッ
プライン3,4で構成されている。
【0011】FET20のゲートにはマイクロストリッ
プライン2を介してゲート電圧VGが印加されており、
FET20のドレインにはマイクロストリップライン6
を介してドレイン電圧VDが印加されており、又FET
20のドレインとゲート間は、直流カット用コンデンサ
C20,C21とバラクタダイオードDと抵抗Rの直列
回路で且つバラクタダイオードDと抵抗Rの接続点に可
変出来る電圧VRを印加した負帰還回路で接続されてい
る。
プライン2を介してゲート電圧VGが印加されており、
FET20のドレインにはマイクロストリップライン6
を介してドレイン電圧VDが印加されており、又FET
20のドレインとゲート間は、直流カット用コンデンサ
C20,C21とバラクタダイオードDと抵抗Rの直列
回路で且つバラクタダイオードDと抵抗Rの接続点に可
変出来る電圧VRを印加した負帰還回路で接続されてい
る。
【0012】マイクロ波帯の入力信号は、入力側インピ
ーダンス整合回路5を介してFET20のゲートに入力
し、増幅されFET20のドレインより、出力側インピ
ーダンス整合回路6を介して出力されるが、バラクタダ
イオードDへの印加電圧VRの電圧を変化すると、バラ
クタダイオードDの容量が変化し負帰還量も変化し利得
が変化する。
ーダンス整合回路5を介してFET20のゲートに入力
し、増幅されFET20のドレインより、出力側インピ
ーダンス整合回路6を介して出力されるが、バラクタダ
イオードDへの印加電圧VRの電圧を変化すると、バラ
クタダイオードDの容量が変化し負帰還量も変化し利得
が変化する。
【0013】この場合は、電圧VRの変化にてバラクタ
ダイオードDの容量が急激に変化しても、帰還量はそれ
程急激に変化しないので、トランジスタ20の利得の変
化は緩やかで、利得を可変するのが容易で、又負帰還量
の変化で利得を可変しているので、使用周波数帯域幅の
変化は少なくなる。
ダイオードDの容量が急激に変化しても、帰還量はそれ
程急激に変化しないので、トランジスタ20の利得の変
化は緩やかで、利得を可変するのが容易で、又負帰還量
の変化で利得を可変しているので、使用周波数帯域幅の
変化は少なくなる。
【0014】上記はダイオードDとしては、バラクタダ
イオードを用いることで説明したが、これはPINダイ
オード,PNダイオード(可変容量ダイオード)等を用
いても勿論同様の効果が得られる。
イオードを用いることで説明したが、これはPINダイ
オード,PNダイオード(可変容量ダイオード)等を用
いても勿論同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、利得の調整が容易で且つ利得を変化しても使用周波
数帯域幅の変化が少ないマイクロ波帯可変利得増幅器が
得られる効果がある。
ば、利得の調整が容易で且つ利得を変化しても使用周波
数帯域幅の変化が少ないマイクロ波帯可変利得増幅器が
得られる効果がある。
【図1】は本発明の原理回路図、
【図2】は本発明の実施例のマイクロ波帯可変利得増幅
器の回路図、
器の回路図、
【図3】は従来例のマイクロ波帯可変利得増幅器の回路
図である。
図である。
1〜4,11〜15はマイクロストリップライン、5,
6,15,16はインピーダンス整合回路、20はトラ
ンジスタ,FET、C1〜C6,C11〜C16,C2
0,C21はコンデンサ、Dはダイオード,バラクタダ
イオード、Rは抵抗、VRは可変電圧,VGはゲート電
圧,VDはドレイン電圧を示す。
6,15,16はインピーダンス整合回路、20はトラ
ンジスタ,FET、C1〜C6,C11〜C16,C2
0,C21はコンデンサ、Dはダイオード,バラクタダ
イオード、Rは抵抗、VRは可変電圧,VGはゲート電
圧,VDはドレイン電圧を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 博和 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 エミッタが接地されたトランジスタ(2
0)のコレクタとベース間に、直流カット用コンデンサ
(C20,C21)とダイオード(D)と抵抗(R)の
直列回路で且つ該ダイオード(D)と該抵抗(R)の接
続点に可変出来る電圧を印加した負帰還回路を設けたこ
とを特徴とするマイクロ波帯可変利得増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22151693A JPH0779123A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイクロ波帯可変利得増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22151693A JPH0779123A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイクロ波帯可変利得増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779123A true JPH0779123A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16767944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22151693A Withdrawn JPH0779123A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイクロ波帯可変利得増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779123A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057745A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波可変利得増幅装置、制御装置、高周波可変利得周波数変換装置、および通信機器 |
US6963246B2 (en) | 2003-06-25 | 2005-11-08 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Wideband amplifier |
US7928815B2 (en) | 2007-03-20 | 2011-04-19 | Fujitsu Limited | Amplifier |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22151693A patent/JPH0779123A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963246B2 (en) | 2003-06-25 | 2005-11-08 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Wideband amplifier |
JP2005057745A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波可変利得増幅装置、制御装置、高周波可変利得周波数変換装置、および通信機器 |
US7928815B2 (en) | 2007-03-20 | 2011-04-19 | Fujitsu Limited | Amplifier |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001107 |