JP5962462B2 - 増幅器および無線通信装置 - Google Patents
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Description
さらに、スマートフォンは限られたスペースに多くの機能を搭載する必要があるため、この要件を満たしつつ、小型である部品の要求が強い。
しかし、このパワーアンプ回路では、広帯域化が不十分であり、求められている広帯域化に対しては不十分である。
さらに、最高出力状態のみでなく出力が下がった状態においても高効率化を実現できる。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(増幅器の第1の構成例)
2.第2の実施の形態(増幅器の第2の構成例)
3.第3の実施の形態(増幅器の第3の構成例)
4.第4の実施の形態(増幅器の第4の構成例)
5.第5の実施の形態(増幅器の第5の構成例)
6.第6の実施の形態(増幅器の第6の構成例)
7.第7の実施の形態(増幅器の第7の構成例)
8.第8の実施の形態(増幅器の第8の構成例)
9.第9の実施の形態(増幅器の第9の構成例)
10.第10の実施の形態(無線通信装置の構成例)
11.第11の実施の形態(増幅器の第10の構成例)
12.第12の実施の形態(増幅器の第11の構成例)
図1は、本第1の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す回路図である。
増幅器100は、バイアス供給回路(バイアス素子)108〜112、電源113〜115、アイソレーション素子としてのキャパシタ116〜118、バイアス回路119、およびバイアス素子としての抵抗素子120〜122を有する。また、符号123は出力負荷を示す。
第2のFET102のドレインが第2のキャパシタ105を介して第3のFET103のソースに接続されている。第3のFET103のドレインは整合回路107を介して負荷123に接続される。
第1のFET101、第2のFET102、および第3のFET103のゲートは、入力ノードNDI、キャパシタ116〜118を介して、もしくは直接入力端子106に接続される。
第2のFET102のソースはインダクタや1/4波長回路等により形成されるバイアス供給回路109を介して接地される(接地電位に接続される)。
第2のFET102のドレインはインダクタや1/4波長回路等により形成されるバイアス供給回路110を介して電源(もしくは電源回路)114に接続されている。
第3のFET103のソースはインダクタや1/4波長回路等により形成されるバイアス供給回路111を介して接地される(接地電位に接続される)。
第3のFET103のドレインはインダクタや1/4波長回路等により形成されるバイアス供給回路112を介して電源(もしくは電源回路)115に接続されている。
抵抗素子120〜122は、バイアス素子として機能し、たとえばインダクタにより形成することも可能である。
これに対して、本技術の増幅器100では電流信号の合成ではなく、電圧信号の合成によって高出力を得ようとするものである。
変換比の大きな整合回路を簡単な整合回路で実現しようとすると、Q値が大きくなり、帯域が狭くなってしまう。
広帯域化を実現するためには、図3のような整合回路MTCの多段積みが必要になり、実装面積の増大および整合ロスの増加を招く結果となる。
電流合成では5Ω以下であったFETの出力インピーダンスを45Ω程度とすることができ、簡単な整合回路であっても系のインピーダンス50Ωへのインピーダンス変換比が小さいためQ値が高くならず広帯域な特性を実現することができる。
現在3GPP仕様において策定されている1GHz以下のすべてのバンドにおいてACLR<−38dBcの条件において効率40%が実現されており、単バンドPAと遜色ない特性が得られている。
FET102およびFET103がカスコード接続された場合、FET102およびFET103は理想的な状態においてもFET101から出力された電圧信号をさらに足していくことにしかならない。その結果、最大でもそれぞれのFETにおいて3dBの利得しか得られないし、実デバイス上ではロスが発生することによって利得が下がる。
このため、第1のFET101、第2のFET102、および第3のFET103はそれぞれ増幅器としての役割を果たすため、増幅器として高い利得を提供することが可能になる。
この問題に対応するために、ゲートバイアスの調整やDC-DCコンバータによるドレイン電圧の調整を行い低出力時の高効率化が行われている。
しかし、DC-DCコンバータの搭載することにより実装面積の増大やコストの増大が伴うという問題が存在する。
また、PAの出力を前段から取り出し、高効率化を果たす方式もあるが、出力電力は最高出力にくらべて10dB程度下がった出力電力でしか用いることができない。
LTEなどの新しい通信方式では最高出力に比べて3dB〜5dB程度低い出力電力での使用頻度が高いため、10dB低い出力での効率だけでなく、3dB低い出力での効率向上も求められている。
次に、この要請に対応した構成について第2の実施の形態として説明する。
図5は、本第2の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Aにおいては、第1のFET101のドレインと第2のFET102のドレインがFETスイッチなどのスイッチ124で接続され、第2のFET102のドレインと第3のFET103のドレインがスイッチ125で接続されている。
中出力時は第3のFET103がオフ状態になるようにゲート電圧を印加し、さらにスイッチ125をオン状態とすることによって第3のFET103を使用せずに増幅を行うことができ、第2のFET102からの出力を出力負荷123から取り出すことができる。
たとえば、第3のFET103の利得は4dB程度であるため、最高出力時と比べると4dB程度低い電力となるが、第3のFET103が動作していないため、高効率動作が可能である。
さらに、第2のFET102をオフ状態、スイッチ124をオン状態とすれば、底からさらに4dB出力が下がった出力においても高効率動作が実現できる。
通常方式の前段から取り出す方式と合わせることにより、最高出力近傍においてきめ細やかな高効率化を達成することができる。
ここまできめ細やかな高効率化が必要でない場合、スイッチ125もしくはスイッチ124は排除しても構わない。
図6は、本第3の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Bにおいては、スイッチ124Aが第1のFET101のドレインと第3のFET103のドレインに接続され、スイッチ125Aが第2のFET102のドレインと第3のFET103のドレインに接続されている。
さらにきめ細かい効率制御が必要な場合では電源は電池に限られる必要はなく、DC‐DCコンバータなどの電源回路を用いても良い。
安定化回路を基本回路に付加した構成を第4の実施の形態として説明する。
図7は、本第4の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
第1のFET101のゲートとソース間、ゲートとドレイン間、並びにソースとドレイン間にそれぞれ安定化回路131,132,133が接続されている。
第2のFET102のゲートとソース間、ゲートとドレイン間、並びにソースとドレイン間にそれぞれ安定化回路134,135,136が接続されている。
第3のFET103のゲートとソース間、ゲートとドレイン間、並びにソースとドレイン間にそれぞれ安定化回路137,138,139が接続されている。
安定化回路131〜139は、抵抗やインダクタやキャパシタ(容量)等により形成される。
安定化回路は、第1のFET101のゲートとソース間、もしくはゲートとドレイン間、もしくはドレインとソース間に適宜配置すればよい。
もしくは第2のFET102のゲートとソース間、もしくはゲートとドレイン間、もしくはドレインとソース間に適宜配置すればよい。
もしくは第3のFET103のゲートとソース間、もしくはゲートとドレイン間、もしくはドレインとソース間に適宜配置すればよい。
図8は、本第5の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Dにおいては、第1のFET101、第2のFET102、第3のFET103のゲートバイアスを個別に印加する代わりに、一つの供給点から印加するように構成されている。
図9は、本第6の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Eにおいては、アイソレーション素子としてのキャパシタ116〜118の代わりに、ストライプライン等のパッシブ素子またはパッシブ回路141〜143が配置されている。
図10は、本第7の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Fにおいては、FETを3段積み(3段直列接続)ではなく、4段積み以上の構成を有している。
また、使われる能動素子はFETに限定されるものではなく、HBTやCMOSでも構わない。
図11は、本第8の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す図である。
本増幅器100Gにおいては、入力端子106と入力ノードNDIとの間に、前置増幅器(プリアンプ)150と整合回路151が縦続接続されている。
また、プリアンプ150の出力と整合回路151の入力の接続ノードNDと、増幅器100Gの出力側の整合回路107の入力部との間に、FETスイッチ等のスイッチ152と整合回路153が縦続接続されている。
前段に増幅器を配置する場合、その出力にスイッチ152を配置し、出力と接続すれば、さらに低い出力での高効率化も可能である。
また、前段の帯域が足りない場合は整合回路の切り替えを行っても良い。
図12は、本第9の実施の形態に係る増幅器の構成例を示す回路図である。
本増幅器100Hにおいては、整合回路107の出力側にバンド切り替えスイッチ154が配置され、複数のRF出力が得られるように構成されている。
また、増幅器100Hにおいて、バンド切り替えスイッチ154の各出力とRF出力端子155,156,157との間に整合回路158,159,160が配置されている。
この場合、さらなる高性能化のためにバンド切り替え後にさらなる出力整合回路158〜160を配置してもよい。
図13は、本第10の実施の形態に係る無線通信装置の構成例を示す図である。
無線通信装置200は、バンド切り替えスイッチ154の出力側に、フィルタとしてのデュプレキサ161が配置され、デュプレキサ161の出力側にアンテナATNを選択的に接続するアンテナスイッチ162が配置されている。
また、プリアンプ163の出力と整合回路164の入力との接続ノードND2と、増幅器100Iの出力側の整合回路107の入力部との間に、FETスイッチ等のスイッチ165と整合回路166が縦続接続されている。
すなわち、基本的に本技術の増幅器100では、第1のFET101、第2のFET102、および第3のFET103のゲートには入力から同時に信号が入力される。
このため、第1のFET101、第2のFET102、および第3のFET103はそれぞれ増幅器としての役割を果たすため、増幅器として高い利得を提供することが可能になる。
換言すれば、本実施の形態の増幅器によれば、通常技術では対応できない多バンド化に対応する広帯域化を実現したうえ、高効率で小型なPA(パワーアンプ)を実現できる。さらに、最高出力状態のみでなく出力が下がった状態においても高効率を実現できるPAを実現できる。
したがって、本無線通信装置200によれば、安定して無線送信を行うことが可能である。
次に、第11の実施の形態に係る増幅器300について説明する。本実施の形態は、2つのFETにより増幅器を構成するとともに、2段目のFETのゲートを、キャパシタを介して接地したものである。なお、上記第1の実施の形態に係る増幅器100と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
Vs2 = −Av1×Vgs1 ・・・(1)
ここで、Av1は、第1のFET101による電圧利得である。また、第2のFET102のゲート電圧Vg2は、この電圧Vs2を用いて次式のように表される。
Vg2 = Vs2×Z/(Z+Zcgs2) ・・・(2)
ここで、Zcgs2は、ゲート容量Cgs2のインピーダンスである。式(1),(2)により、第2のFET102のゲート・ソース間電圧Vgs2は、次式のように表される。
Vgs2 = Vg2−Vs2
= Vgs1×Av1×Zcgs2/(Z+Zcgs2) ・・・(3)
Vgs1 = Vgs2 ・・・(4)
式(3),(4)により、次式が得られる。
Av1×Zcgs2/(Z+Zcgs2)=1
この式をインピーダンスZについて整理すると、次式が得られる。
Z = (Av1−1)×Zcgs2
= (Av1−1)/(j×2π×f×Cgs2)・・・(5)
上記実施の形態では、所定のインピーダンスZを有する素子301としてキャパシタ317を用いたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、図18に示したように、可変キャパシタ317Bを用いてもよい。可変キャパシタ317Bは、例えば、複数のキャパシタを備え、それらをスイッチで切り換える構成にすることができる。これにより、例えば、入力信号の周波数に応じて、インピーダンスZを変更することができるため、1つの増幅器で様々な周波数の信号を増幅することができるとともに、周波数ごとに電力効率を最適化することができる。
上記実施の形態では、安定化回路310を設けたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、図19に示したように、これを省いてもよい。
上記実施の形態では、2つのFETにより増幅器300を構成したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、3つ以上のFETにより増幅器を構成してもよい。以下に、3つのFETにより増幅器を構成する場合について、いくつかの例を挙げて詳細に説明する。
Z = (Av12−1)×Zcgs3
= (Av12−1)/(j×2π×f×Cgs3)・・・(6)
ここで、Cgs3は、第3のFET103のゲート容量であり、Zcgs3は、ゲート容量Cgs3のインピーダンスである。また、Av12は、第1のFET101および第2のFET102からなる2段のアンプによる電圧利得である。ここで、電圧利得Av12は、電圧利得Av1よりも大きい。よって、第1のFET101、第2のFET102、および第3のFET103のサイズが互いに同じである場合には、キャパシタ318のインピーダンスZは、キャパシタ317のインピーダンスZよりも大きい。言い換えれば、キャパシタ318の容量値は、キャパシタ317の容量値よりも小さい。
また、本実施の形態に係る増幅器300に、上記第2の実施の形態から第10の実施の形態の各技術を適用してもよい。
次に、第12の実施形態に係る増幅器400について説明する。本実施形態は、2つのFETにより増幅器を構成するとともに、2段目のFETのゲートを、キャパシタを介して入力ノードNDIに接続したものである。なお、上記第11の実施の形態に係る増幅器300と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
上記実施の形態では、所定のインピーダンスZを有する素子301としてキャパシタ317を用いたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、変形例11−1と同様に、可変キャパシタを用いてもよい。
上記実施の形態では、入力ノードNDIと第1のFET101のゲートとを直接接続したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば図26に示したように、キャパシタ116を介して接続してもよい。
上記実施の形態では、2つのFETにより増幅器400を構成したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、図27に示したように、3つのFETにより増幅器400を構成してもよい。この例では、第3のFET103のゲートは、キャパシタ318を介して入力ノードNDIに接続されている。また、例えば図28に示したように、入力ノードNDIと、第1のFET101のゲートとを、キャパシタ116を介して接続してもよい。この場合でも、キャパシタ317,318の容量値を、式(5),(6)を参考にして設定することができる。
また、本実施の形態に係る増幅器400に、上記第2の実施の形態から第10の実施の形態の各技術を適用してもよい。
前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのソースとの間に接続された第1のキャパシタと
を備え、
前記第1のFETのソースが接地され、
最終段のFETのドレインが第1の整合回路を介して出力負荷に接続され、
前記複数段のFETのゲートが信号の入力ノードへと導かれるように設けられている
増幅器。
前記第1のFETを除くFETのソースはバイアス素子を介して接地され、
前記複数段のFETの各FETのゲートはゲート電位をバイアスするバイアス回路に接続されている
前記(1)に記載の増幅器。
前記(1)または(2)に記載の増幅器。
前記(1)または(2)に記載の増幅器。
前記(4)に記載の増幅器。
前記第2のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
前記(4)に記載の増幅器。
前記(4)に記載の増幅器。
前記第2のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
前記(4)に記載の増幅器。
前記(1)から(8)のいずれかに記載の増幅器。
前記(1)から(9)のいずれかに記載の増幅器。
前記(10)に記載の増幅器。
前記(1)から(11)のいずれかに記載の増幅器。
前記(12)に記載の増幅器。
前記(12)に記載の増幅器。
前記(13)または(14)に記載の増幅器。
第1のキャパシタと、
前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第1のインピーダンス値を有する第1の素子と、
前記第1の素子に接続されたゲートと、前記第1のキャパシタを介して前記第1のFETのドレインに接続されたソースと、ドレインとを有する第2のFETと
を備えた増幅器。
前記(16)に記載の増幅器。
前記(16)に記載の増幅器。
前記(16)から(18)のいずれかに記載の増幅器。
前記(16)から(19)のいずれかに記載の増幅器。
前記(16)から(20)のいずれかに記載の増幅器。
前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第2のインピーダンス値を有する第2の素子と、
前記第2の素子に接続されたゲートと、前記第2のキャパシタを介して前記第2のFETのドレインに接続されたソースと、ドレインとを有する第3のFETと
をさらに備えた
前記(16)から(21)のいずれかに記載の増幅器。
前記(22)に記載の増幅器。
前記(22)に記載の増幅器。
前記(22)から(24)のいずれかに記載の増幅器。
前記入力ノードは、前記第3のキャパシタを介して前記第1のFETのゲートに接続されている
前記(16)から(25)のいずれかに記載の増幅器。
前記増幅器は、
接地と負荷との間に直列に接続された第1の電界効果トランジスタ(FET)および第2のFETを含む複数段のFETと、
前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのソースとの間に接続された第1のキャパシタと
を有し、
前記第1のFETのソースが接地され、
最終段のFETのドレインが第1の整合回路を介して出力負荷に接続され、
前記複数段のFETのゲートが信号の入力ノードへと導かれるように設けられている
無線通信装置。
前記第1のFETを除くFETのソースはバイアス素子を介して接地され、
前記複数段のFETの各FETのゲートはゲート電位をバイアスするバイアス回路に接続されている
前記(27)に記載の無線通信装置。
前記増幅器は、
信号の入力ノードへと導かれるように設けられたゲートと、接地されたソースと、ドレインとを有する第1のFETと、
第1のキャパシタと、
前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第1のインピーダンス値を有する第1の素子と、
前記第1の素子に接続されたゲートと、前記第1のFETのドレインと前記第1のキャパシタを介して接続されたソースと、ドレインとを有する第2のFETと
を有する
無線通信装置。
Claims (26)
- 接地と負荷との間に直列に接続された第1の電界効果トランジスタ(FET)および第2のFETを含む複数段のFETと、
前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのソースとの間に接続された第1のキャパシタと
を備え、
前記第1のFETのソースが接地され、
最終段のFETのドレインが第1の整合回路を介して出力負荷に接続され、
前記複数段のFETのゲートが信号の入力ノードへと導かれるように設けられている
増幅器。 - 前記複数段のFETの各FETのドレインはバイアス素子を介して電源に接続され、
前記第1のFETを除くFETのソースはバイアス素子を介して接地され、
前記複数段のFETの各FETのゲートはゲート電位をバイアスするバイアス回路に接続されている
請求項1に記載の増幅器。 - 前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
請求項1または請求項2に記載の増幅器。 - ソースが前記第2のFETのドレインに第2のキャパシタを介して接続され、ドレインが前記第1の整合回路を介して前記出力負荷に接続される、最終段のFETとしての第3のFETを有する
請求項1または請求項2に記載の増幅器。 - 前記第2のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
請求項4に記載の増幅器。 - 前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのドレインがスイッチを介して接続され、
前記第2のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
請求項4に記載の増幅器。 - 前記第1のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
請求項4に記載の増幅器。 - 前記第1のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続され、
前記第2のFETのドレインと前記第3のFETのドレインがスイッチを介して接続されている
請求項4に記載の増幅器。 - 少なくともいずれかのFETにおいて、ゲートとソース間、ゲートとドレイン間、ドレインとソース間のうちの少なくともいずれかに、そのFETを安定化させる安定化回路が配置されている
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の増幅器。 - 前記入力ノードの前段に少なくとも一つの前置増幅器を有する
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の増幅器。 - 前記前置増幅器の出力と前記第1の整合回路との間に、前記前置増幅器の出力を前記第1の整合回路に選択的に供給するスイッチを含む
請求項10に記載の増幅器。 - 前記第1の整合回路の出力側に、バンド切り替え用スイッチを有する
請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の増幅器。 - 前記バンド切り替え用スイッチの出力側に第2の整合回路が配置されている
請求項12に記載の増幅器。 - 前記バンド切り替え用スイッチの出力側にフィルタが配置されている
請求項12に記載の増幅器。 - 前記バンド切り替え用スイッチの出力側に配置された、前記第2の整合回路または前記フィルタの出力側にアンテナとの接続を切り替えるアンテナスイッチが配置されている
請求項13または請求項14に記載の増幅器。 - 信号の入力ノードへと導かれるように設けられたゲートと、接地されたソースと、ドレインとを有する第1のFETと、
第1のキャパシタと、
第1の端子、および、接地されまたは前記入力ノードに接続された第2の端子を有し、前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第1のインピーダンス値を有する第1の素子と、
前記第1の素子の前記第1の端子に接続されたゲートと、前記第1のキャパシタを介して前記第1のFETのドレインに接続されたソースと、ドレインとを有する第2のFETと、
前記第2のFETのゲートに第1のバイアス電圧を供給するバイアス回路と
を備え、
前記所定の第1のインピーダンスは、前記第1のFETの電圧利得および前記第2のFETのゲート容量に基づいて定められるものである
増幅器。 - 前記第1の素子はキャパシタを用いて構成されている
請求項16に記載の増幅器。 - 前記第1の素子は可変キャパシタを用いて構成されている
請求項16に記載の増幅器。 - 前記第1の素子のキャパシタタンスは、次式により表される
請求項17または請求項18に記載の増幅器。
C1=Cgs2/(Av1−1)
ここで、C1は前記第1の素子のキャパシタンスであり、Cgs2は前記第2のFETのゲート容量であり、Av1は前記第1のFETの電圧利得である。 - 前記第1のFETのゲートと、前記第2のFETのゲートとの間に接続された安定化回路をさらに備えた
請求項16から請求項19のいずれか一項に記載の増幅器。 - 第2のキャパシタと、
第1の端子、および、接地されまたは前記入力ノードに接続された第2の端子を有し、前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第2のインピーダンス値を有する第2の素子と、
前記第2の素子の前記第1の端子に接続されたゲートと、前記第2のキャパシタを介して前記第2のFETのドレインに接続されたソースと、ドレインとを有する第3のFETと
をさらに備え、
前記バイアス回路は、前記第3のFETのゲートに第2のバイアス電圧をさらに供給し、
前記所定の第2のインピーダンスは、前記第1のFETおよび前記第2のFETからなる2段アンプの電圧利得、および前記第3のFETのゲート容量に基づいて定められるものである
請求項16から請求項20のいずれか一項に記載の増幅器。 - 前記第2のインピーダンス値は、前記第1のインピーダンス値よりも大きい
請求項21に記載の増幅器。 - 第3のキャパシタをさらに備え、
前記入力ノードは、前記第3のキャパシタを介して前記第1のFETのゲートに接続されている
請求項16から請求項22のいずれか一項に記載の増幅器。 - 送信すべき信号を増幅してアンテナに出力する増幅器を備え、
前記増幅器は、
接地と負荷との間に直列に接続された第1の電界効果トランジスタ(FET)および第2のFETを含む複数段のFETと、
前記第1のFETのドレインと前記第2のFETのソースとの間に接続された第1のキャパシタと
を有し、
前記第1のFETのソースが接地され、
最終段のFETのドレインが第1の整合回路を介して出力負荷に接続され、
前記複数段のFETのゲートが信号の入力ノードへと導かれるように設けられている
無線通信装置。 - 前記複数段のFETの各FETのドレインはバイアス素子を介して電源に接続され、
前記第1のFETを除くFETのソースはバイアス素子を介して接地され、
前記複数段のFETの各FETのゲートはゲート電位をバイアスするバイアス回路に接続されている
請求項24に記載の無線通信装置。 - 信号を増幅する増幅器を備え、
前記増幅器は、
信号の入力ノードへと導かれるように設けられたゲートと、接地されたソースと、ドレインとを有する第1のFETと、
第1のキャパシタと、
前記入力ノードに入力される信号の周波数において所定の第1のインピーダンス値を有する第1の素子と、
前記第1の素子に接続されたゲートと、前記第1のFETのドレインと前記第1のキャパシタを介して接続されたソースと、ドレインとを有する第2のFETと
を有する
無線通信装置。
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