JP2008236097A - 電池劣化検出機能付携帯情報機器 - Google Patents
電池劣化検出機能付携帯情報機器 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電池劣化検出部108の選択制御手段は、所定の機能ブロックを選択し、消費電流が一定となるように動作させる。この時、他の各機能ブロックは、動作しないように制御するか、又は、選択された機能ブロックが消費する一定電流より十分小さい程度に消費電流を抑えるように制御する。また、電池劣化検出部108の劣化判断手段は、電池の性能劣化を検出する前に、一旦、充電池106を満充電し、この満充電圧値から所定の電圧値まで減電させて、その所定の電圧値までの減電時間を測定し、この減電時間と所定の設定時間と比較することによって、電池の性能劣化を検出する。
【選択図】図1
Description
図1〜図5は、本発明の電池劣化検出機能付携帯情報機器に係る実施形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わすものとする。
まず、本発明の電池劣化検出機能付携帯情報機器の構成について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、携帯機器電池劣化検出機能付携帯情報機器10は、外部画像又は自画像の画像を取り込むカメラ部100と、本機器内のメモリ又は外部機器内のメモリに保存されている音楽データを再生する音楽再生部101と、液晶画面のバックライト、キーのLED、ピクチャーライト等の照明制御を行う発光部102と、赤外線により他機器とデータの送受信を行う赤外線送受信部103と、地上波デジタル放送等のTV放送を受信するTVチューナ部104と、基地局とのデータの送受信を行う通信機能部105と、充電することにより繰り返し使うことのできる充電池106と、外部電源から供給される電力を充電池に供給する制御を行う充電制御部107と、液晶ディスプレイ等でメール、カメラ画像等の情報を表示する表示部109と、を備えて構成されている。
ここで、図2を用いて、動作フローを説明する前に、電池劣化検出の基本概念を説明しておく。
また、電池劣化検出は通常の充電動作の延長で行えるため、特に、電池劣化検出していることを意識せずに行うことができる。
ここで、上記減電時間判定ステップ(ステップS160;No)において、測定結果である減電時間(GT)が判定基準となる設定時間値(ST)より小さいと判定した場合、前記第1の実施形態では、「電池の劣化」と判断したが、さらに、設定値(ST)と実測値(GT)との差が、所定の閾値時間(TT)より絶対値的に大きい場合は、回路の故障(+側に大きい場合には、電流が増大しショート準じた故障が発生)と判断することができ、回路自体の故障を検出することができる。
<音声再生部の場合の説明>
一定電流消費ステップ(ステップS130)において、音楽再生部101を選択し、一定電流で消費し使用可能な電圧の下限まで減電を検出させる。その一定電流にて消費する際、通常の音楽を再生した場合、電流が変化し正確な測定ができないため、予め搭載されている一定周波数の音源を再生することにより一定電流に保つようにする。
このように、既存の機能ブロックである音楽再生部101に一定電流を流して所定の電圧に降下するまでの時間により判定することで、電池劣化を高い精度で検出することができる。また、新たに一定電流消費ブロックを追加する必要がないので回路増大を伴うことなく電池劣化を検出することができる。また、他の効果についても、カメラ部100を使用した場合と同様である。
一定電流消費ステップ(ステップS130)において、発光部102を選択し、一定電流を消費させて、使用可能な電圧の下限まで減電を検出させる。その一定電流にて消費する際、発光部102のLEDが点滅したり、クラムシェルの開閉、キー操作により点灯、消灯したりすると電流が変化するため、電池劣化検出モード時はクラムシェルの開閉、キー操作を検出せず常時LEDを点灯させることより一定電流に保つようにする。
既存の機能ブロックである発光部102あるいは赤外線送受信部103に一定電流を流して所定の電圧に降下するまでの時間により判定することで、電池劣化を高い精度で検出することができる。また、同様に、新たに一定電流消費ブロックを追加する必要がないので回路増大を伴うことなく電池劣化を検出することができる等の効果がある。
一定電流消費工程(ステップS130)において、TVチューナ部104を選択し、一定電流で消費し使用可能な電圧の下限まで減電を検出させる。その一定電流にて消費させるため、画像データが受信できないよう、放送していない周波数帯にチューニングすることより一定電流に保つようにする。
ここで、上述した例では、1つの機能ブロックを選択し、そのブロックにおいて、一定電流で消費し使用可能な電圧の下限まで減電を検出させる方法を示したが、各ブロックのうち2つ以上の複数の機能ブロックを選択し、動作させることにより、消費電流を増加させ、検査にかかる時間を短くすることが可能である。ここで、各ブロックの消費電流を一定電流に保つことには変わりがない。
次に、前述した実施形態において、選択した部位を一定消費電流になるように制御するにあたって、その対象の部位以外の部位については、動作しないようにしており、特に、通信機能部105については、着信等通信機能を受け付けないようにすることにより、対称部位の消費電流を一定に保つようにしているが、着信等通信機能の内、電話着信履歴は残す必要がある場合もある。
本動作フローは、図2に示すステップS110とS120間に挿入される。ステップS110で、電池劣化モード検出処理に移行した後、電話着信履歴を残すか否かの判定処理を行う(ステップS400)。電話着信履歴を残すと判断した場合(ステップS400;Yes)、電話受信を可能とし(ステップS410)、ステップS120の処理に移行する。また、電話着信履歴を残さないと判断した場合(ステップS400;No)、電話受信不可状態のままとし、そのままステップS120の処理に移行する。
また、最低限着信履歴が残せることにより、携帯電話の機能を損なうことを防ぐことができる。
電池劣化検出中に、通話等の本体機能を使用する必要が発生し、電池劣化検出モード処理を強制的に解除したい場合が生ずる。本実施形態は、このような状態を確保することを考慮したものであり、図5に示すフローに従って動作を説明する。
100 カメラ部
101 音楽再生部
102 発光部
103 赤外線送受信部
104 TVチューナ部
105 通信機能部
106 充電池
107 充電制御部
108 電池劣化検出部
109 表示部
110 コネクタ
111 電源回路部
112 外部電源
120 スピーカ
Claims (10)
- 電源コネクタを介して、外部電源から充電する充電池を備え、前記充電池の劣化を検出する電池劣化検出機能付携帯情報機器であって、
前記電池劣化検出機能付携帯情報機器に搭載されている機能ブロックの内、1つ以上の機能ブロックを選択し、前記機能ブロックのみに一定の消費電流が消費されるように動作制御する選択制御手段と、
前記一定の消費電流を流し、満充電圧から所定の電圧まで降下する時間を測定し、該測定した測定時間と所定の設定時間とを比較し、比較した結果に基づいて前記充電地の劣化を判断する劣化判断手段と、
を備えたことを特徴とする電池劣化検出機能付携帯情報機器。 - 前記電池劣判断手段は、前記測定時間と前記設定時間との差分値が所定の閾値と比較して、前記差分値が大きい場合、選択された前記機能ブロックに故障があることを判断し、警告表示することを特徴とする請求項1に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記機能ブロックとしてカメラ部を選択した場合、前記カメラ部のレンズを遮蔽し、画像信号の変化により前記消費電流の変化を防ぎ、前記消費電流を一定に保持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記機能ブロックとして音楽再生部を選択した場合、一定の周波数の音を再生し、音声信号の周波数変化により前記消費電流が変化することを防ぎ、前記消費電流を一定に保持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記音声信号の前記一定の周波数を可聴周波数帯域外の一定の周波数とし、前記音声信号によりスピーカを駆動するように制御することを特徴とする請求項4に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記機能ブロックとして発光部を選択した場合、前記発光部の発光部材を常時点灯させ、前記消費電流を一定に保持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記機能ブロックとして赤外線送受信部を選択した場合、前記赤外線送受信部の発光部材を常時点灯させ、前記消費電流を一定に保持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、前記機能ブロックとしてTVチューナ部を選択した場合、放送していない周波数帯にチューニングすることにより前記消費電流を一定に保持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記選択制御手段は、電池劣化検出モード処理に移行した後、通信機能部が着信可能を選択した場合に着信履歴のみ残すように制御することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
- 前記劣化判断手段は、電池劣化検出モード中であっても、前記電池劣化検出モードを解除する情報が発生したかどうかを判定し、前記情報が発生した場合に通常機能に戻るように制御することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電池劣化検出機能付携帯情報機器。
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