JP2008235757A - チップled搭載基板の装置実装方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 高さ2mm以下の低背のチップLEDを等間隔に複数実装,搭載したチップLED搭載基板を、前記チップLED毎の表示用小孔を設けた装置の表面板と平行に配置して、該装置に実装するチップLED搭載基板の装置実装方法であって、前記表示用小孔をチップLEDよりも小さく形成し、チップLEDの上部中央と、該チップLEDに隣接するチップLEDの表示用小孔の中心とのなす角度αを10〜15°の範囲に限定し、チップLEDの中心間距離Pを決めて、H=P×tanαの計算式で算出したチップLEDの上部から前記表面板までの高さHを以って、チップLED搭載基板を装置に実装することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
そして、昨今の高密度実装の流れから、プリント基板に実装されるLEDもチップ化されて、特許文献1に開示されるようなチップLEDが用いられているが、LEDは装置の外部から見えることが前提となるため、従来、特に高さ2mm以下の低背のチップLEDを用いた場合、ヒカリガイド(レンズ)等の専用スペーサを用いてチップLEDの点灯を装置外部に表示している。
また、斯様に専用スペーサを用いてチップLEDを実装する場合、図3の如くプリント基板1に対し装置の表面板3が直角に配置された装置構成は、専用スペーサによる実装が容易であるのに対し、図4の如くプリント基板1に対し表面板3を平行に配置した装置構成は、高さ調整がディスクリートLEDと比べて自由度がないため、専用スペーサによるチップLEDの実装が難しいのが実情であった。
このため、ヒカリガイド等の専用スペーサを使用しないで、低背のチップLEDをプリント基板に実装,搭載した場合に、表面板の表示用小孔からの光の漏れのない機構条件が求められていた。
図1は請求項1に係るチップLED搭載基板の装置実装方法の一実施形態を示し、図中、5はプリント基板、7は装置の表面板で、プリント基板5は表面板7に対し平行に実装されている。
そして、プリント基板5に、高さ2mm以下の複数の低背のチップLED9が等間隔に実装され、各チップLED9に対応して表面板7に平面視円形状の表示用小孔11が設けられているが、既述したように、ピッチ幅を詰めて複数のチップLEDをプリント基板に実装すると、チップLED毎に設けた表面板の表示用小孔から、隣接するチップLEDの光が漏れてしまう不具合があった。
即ち、図1に示すように、先ず、チップLED9に対応して平面視円形状に設けた表示用小孔11は、夫々、チップLED9よりも小径とされている。
そして、チップLED9の上部中央Aと、該チップLED9に隣接するチップLED9の表示用小孔11の中心Bとのなす角度αが10〜15°の範囲に限定されている。
従って、単位は違うが、角度αと光の指向性の数値の最大値と最小値は、近似値として次のように考えることができる。
指向性=0% → 角度α=0°
そして、表示用小孔11からの光の漏れが20%を超すと、人は光の漏れが気になるが、20%以下の光の漏れはさして気にならないことが経験則から明らかになっており、この場合、図2の光の指向曲線から、
指向性=20%以下 → 角度α=10〜15°
と導かれる。
そこで、図1のチップLED9の上部中央Aを図2の指向曲線の光源とみなすと、チップLED9の上部中央Aと、該チップLED9に隣接するチップLED9の表示用小孔11の中心Bとのなす角度αを10〜15°の範囲に限定することで、表示用小孔11から隣のチップLED9の光の漏れは20%以下に収まることとなる。
H=P×tanα:mm
の計算式で算出したチップLED9の上部から前記表面板7までの高さ(間隙)Hを空けて、チップLED9を実装,搭載したプリント基板5を装置に実装すればよい。
表1は高さ2mmの低背のチップLED9を使用した場合の、チップLED9の上部から表面板7までの高さHの例を示す。
このように、本実施形態に係るチップLED搭載基板の装置実装方法は、プリント基板5に高さ2mm以下のチップLED9を等間隔に複数実装して、該プリント基板5を装置に実装するに当たり、チップLED9に対応して表面板7に設ける表示用小孔11を、夫々、チップLED9よりも小径に形成し、そして、プリント基板5に実装したチップLED9の中心間距離Pを決定して、角度α=10〜15°を基に、
H=P×tanα:mm
の計算式で算出した前記高さHで、チップLED9を実装,搭載したプリント基板5を装置に実装すれば、表示用小孔11からの隣のチップLED9の光の漏れが20%以下に収まることとなる。
7 表面板
9 チップLED
11 表示用小孔
A チップLEDの上部中央
B 表示用小孔の中心
H チップLEDの上部から表面板までの高さ
P チップLEDの中心間距離
α チップLEDの上部中央と、該チップLEDに隣接するチップLEDの表示用小孔の中心とのなす角度
Claims (1)
- 高さ2mm以下の低背のチップLEDを等間隔に複数実装,搭載したチップLED搭載基板を、
前記チップLED毎の表示用小孔を設けた装置の表面板と平行に配置して、該装置に実装するチップLED搭載基板の装置実装方法であって、
前記表示用小孔をチップLEDよりも小さく形成し、
チップLEDの上部中央と、該チップLEDに隣接するチップLEDの表示用小孔の中心とのなす角度αを10〜15°の範囲に限定し、
チップLEDの中心間距離Pを決めて、
H=P×tanα
の計算式で算出したチップLEDの上部から前記表面板までの高さHを以って、チップLED搭載基板を装置に実装することを特徴とするチップLED搭載基板の装置実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007076253A JP2008235757A (ja) | 2007-03-23 | 2007-03-23 | チップled搭載基板の装置実装方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007076253A JP2008235757A (ja) | 2007-03-23 | 2007-03-23 | チップled搭載基板の装置実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008235757A true JP2008235757A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39908171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007076253A Pending JP2008235757A (ja) | 2007-03-23 | 2007-03-23 | チップled搭載基板の装置実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008235757A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024040877A1 (zh) * | 2022-08-22 | 2024-02-29 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 拼接显示面板及其拼接方法、显示装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5079293A (ja) * | 1973-11-12 | 1975-06-27 | ||
JPH08167780A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-06-25 | Toa Corp | 表面実装型発光素子の光漏れ防止構造 |
-
2007
- 2007-03-23 JP JP2007076253A patent/JP2008235757A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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