JP2008235413A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器に使用される固体電解コンデンサの低ESR化を図ることを目的とする。
【解決手段】平板状の素子1と、この素子1に設けられた陽極電極部4と陰極電極部6を接合した陽極コム端子7、陰極コム端子8と、これらを被覆した外装樹脂10からなり、上記素子1の陽極電極部4と陰極電極部6を結ぶ方向の陰極電極部6の端部両端に切り欠き部を設けると共に、陰極電極部6が搭載される陰極コム端子8の素子搭載部の両端を曲げ起こして陰極電極部6に設けた切り欠き部の側面に当接する側壁部8aを設けた構成により、電解重合により固体電解質層を形成する際、所望の膜厚に達する時間が早くなるため、固体電解質層の生成が最も遅い部分が所望の膜厚に達した時点で必要以上の膜厚になる部分が減少し、不要な抵抗の増加を防止してESRの低減が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種電子機器に使用されるコンデンサの中で、特に、導電性高分子を固体電解質として用いた固体電解コンデンサに関するものである。
電子機器の高周波化に伴って電子部品の一つであるコンデンサにも従来よりも高周波領域でのインピーダンス特性に優れたコンデンサが求められてきており、このような要求に応えるために電気伝導度の高い導電性高分子を固体電解質に用いた固体電解コンデンサが種々検討されている。
また、近年、パーソナルコンピュータのCPU周り等に使用される固体電解コンデンサには小型大容量化が強く望まれており、更に高周波化に対応して低ESR(等価直列抵抗)化や、ノイズ除去や過渡応答性に優れた低ESL(等価直列インダクタンス)化が要求されており、このような要求に応えるために種々の検討がなされている。
図5はこの種の従来の固体電解コンデンサの構成を示した斜視図、図6は同固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図であり、図5と図6において、21は素子を示し、この素子21は弁作用金属であるアルミニウム箔からなる陽極体(図示せず)の表面を粗面化して誘電体酸化皮膜層を形成した後に絶縁性のレジスト部22を設けて陽極電極部23と陰極形成部(図示せず)に分離し、この陰極形成部の誘電体酸化皮膜層上に導電性高分子からなる固体電解質層、カーボン層と銀ペースト層からなる陰極層を順次積層形成することにより陰極電極部24を形成し、これにより長手方向にレジスト部22を介して陽極電極部23と陰極電極部24が設けられた平板状の素子21が構成されているものである。
25は上記素子21の陽極電極部23に接続された陽極コム端子であり、この陽極コム端子25上に複数枚が積層されて搭載された素子21の陽極電極部23をレーザー溶接等の手段によって接合しているものである。
26は上記素子21の陰極電極部24に接続された陰極コム端子、26aはこの陰極コム端子26の素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げて形成した折り曲げ部であり、この陰極コム端子26の素子搭載部分と素子21の陰極電極部24間、ならびに各素子21の陰極電極部24間の接合は図示しない導電性接着剤を用いて行われており、更に、上記折り曲げ部26aと陰極電極部24間も導電性接着剤27によって電気的に接続されているものである。
28は上記陽極コム端子25と陰極コム端子26の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記複数枚の素子21を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂であり、この外装樹脂28から表出した陽極コム端子25と陰極コム端子26の一部を外装樹脂28に沿って底面へと折り曲げることにより、底面部に陽極端子部と陰極端子部を形成した面実装型の固体電解コンデンサが構成されているものである。
このように構成された従来の固体電解コンデンサは、陰極コム端子26の素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げて折り曲げ部26aを設け、この折り曲げ部26aと素子21の陰極電極部24間を導電性接着剤27で接続した構成により、素子21を積層した時の全体の内部抵抗を低減することができるので、低ESR化を図ることができるというものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−45753号公報
しかしながら上記従来の固体電解コンデンサでは、積層した複数枚の素子21の陰極電極部24を陰極コム端子26の折り曲げ部26aと導電性接着剤27を介して接続することによって内部抵抗を低減し、低ESR化を図ってはいるものの、市場から要望される更なる低ESR化に対しては十分に応えられていないという課題を有したものであり、これには素子21本体が有するESR値が高いという問題があり、この理由について図7を用いて以下に説明する。
図7は従来の素子21の固体電解質層を電解重合によって形成する工程を示した要部平面図であり、図7において、29は表面を粗面化して誘電体酸化皮膜層が形成されたアルミニウム箔を所定の形状に打ち抜き加工した陽極体、22はこの陽極体29を陽極電極部23と陰極形成部30に分離するための絶縁性のレジスト部、31は上記陽極体29に給電を行うための電極となる給電テープであり、この状態で図示しない重合液が充填された重合槽内に浸漬し、上記給電テープ31を介して給電することによって電解重合を行うことにより、上記陰極形成部30の表面に導電性高分子からなる固体電解質層を形成するようにしたものである。
上記電解重合における固体電解質層の生成は、給電テープ31を介して陰極形成部30に給電される電流の流れに沿って進行するものであるため、図中に示すポイントA→B→Dの順に固体電解質層が形成されていくものである。
従って、所望の膜厚の固体電解質層を得るためには、上記ポイントDが所望の膜厚に達するまで電解重合を行う必要があるが、このようにポイントDが所望の膜厚に達した時点ではポイントB、AはポイントDよりも厚い膜厚になってしまっており、陰極形成部30の中で固体電解質層の膜厚にバラツキが発生し、必要以上の膜厚に形成された部分では不要な抵抗が増加することからESRが悪化するという課題があるものであった。
本発明はこのような従来の課題を解決し、素子単体でのESRを低減することにより、更なる低ESR化を図った固体電解コンデンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、導電性高分子を固体電解質に用いた平板状の素子と、この素子に設けられた陽極電極部と陰極電極部を接合した陽極コム端子ならびに陰極コム端子と、これらを被覆した外装樹脂からなり、上記素子の陽極電極部と陰極電極部を結ぶ方向の陰極電極部の端部の両端に切り欠き部を設けると共に、素子の陰極電極部が搭載される陰極コム端子の素子搭載部の両端を曲げ起こして上記素子の陰極電極部に設けた切り欠き部の側面に当接する側壁部を設けた構成にしたものである。
以上のように本発明による固体電解コンデンサは、固体電解質層の生成が最も遅くなる素子の陰極電極部の端部両端に切り欠き部を設けた構成により、電解重合により固体電解質層を形成する際に、固体電解質層が所望の膜厚に到達する時間が早くなるために、固体電解質層の生成が最も遅い部分が所望の膜厚に到達した時点で必要以上の膜厚に形成される部分を減少させることができるようになり、陰極形成部における固体電解質層の膜厚のバラツキを抑制し、不要な抵抗の増加を防止してESRの低減を図ることができるという効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、2に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1による固体電解コンデンサの構成を示した斜視図、図2(a)、(b)は同固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図と断面図である。
図1、図2において、1は素子を示し、この素子1は弁作用金属であるアルミニウム箔からなる陽極体2の表面を粗面化して誘電体酸化皮膜層2aを形成した後に絶縁性のレジスト部3を設けて陽極電極部4と陰極形成部(図示せず)に分離し、この陰極形成部の誘電体酸化皮膜層2a上に導電性高分子からなる固体電解質層6b、カーボン層6cと銀ペースト層6dからなる陰極層を順次積層形成することにより陰極電極部6を形成し、これにより長手方向にレジスト部3を介して陽極電極部4と陰極電極部6が設けられた平板状の素子1を構成しているものである。
また、上記素子1の陽極電極部4と陰極電極部6を結ぶ方向の陰極電極部6の端部の両端には矩形状の切り欠き部6aが一対で設けられているものである。
7は銅、銅合金等のリードフレームからなり、上記素子1の陽極電極部4に接続された平板状の陽極コム端子であり、この陽極コム端子7上に複数枚が積層されて搭載された素子1の陽極電極部4をレーザー溶接等の手段によって接合しているものである。
8は銅、銅合金等のリードフレームからなり、上記素子1の陰極電極部6に接続された平板状の陰極コム端子、8aはこの陰極コム端子8の素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げて形成した側壁部であり、この陰極コム端子8の素子搭載部分と素子1の陰極電極部6間、ならびに各素子1の陰極電極部6間の接合は図示しない導電性接着剤を用いて行われており、更に、上記側壁部8aが素子1の陰極電極部6に設けた切り欠き部6aに嵌まり込んで当接するようにすることにより、素子1と陰極コム端子8との電気的接続抵抗を小さくするようにしているものである。
また、図1に示すように、側壁部8aの内面と切り欠き部6aの側面間に導電性接着剤9を塗布して電気的に接続しても良く、これにより、素子1と陰極コム端子8との電気的接続抵抗をより小さくして固体電解コンデンサのESRを小さくすることができる。
また、陽極電極部4と陰極電極部6を結ぶ方向の切り欠き部6aの側面と、この方向と交差する方向の切り欠き部6aの側面の両面に導電性接着剤9が回り込んで切り欠き部6aと側壁部8aとを接合しても良く、これにより、素子1と陰極コム端子8との接続強度を高めると共に、電気的接続抵抗を安定にすることができる。
また、上記導電性接着剤9は、側壁部8aと陰極電極部6間の接続のみに用いても良く、素子搭載部と陰極電極部6間の接続、または陰極電極部6どうし間の接続のいずれかと組み合わせて用いても良い。
10は上記陽極コム端子7と陰極コム端子8の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記複数枚の素子1を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂であり、この外装樹脂10から表出した陽極コム端子7と陰極コム端子8の一部を外装樹脂10に沿って底面へと折り曲げることにより、底面部に陽極端子部と陰極端子部を形成した面実装型の固体電解コンデンサが構成されているものである。
また、図3は上記素子1の固体電解質層を電解重合によって形成する工程を示した要部平面図であり、図3において、2は表面を粗面化して誘電体酸化皮膜層2aが形成されたアルミニウム箔を所定の形状に打ち抜き加工した陽極体、3はこの陽極体2を陽極電極部4と陰極形成部5に分離するための絶縁性のレジスト部、5aは上記陰極形成部5の端部の両端に一対で設けた切り欠き部、11は上記陽極体2に給電を行うための電極となる給電テープであり、この状態で図示しない重合液が充填された重合槽内に浸漬し、上記給電テープ11を介して給電することによって電解重合を行い、誘電体酸化皮膜層6a上に熱分解により形成した二酸化マンガン層等の薄膜下地層を有した陰極形成部5の表面に導電性高分子からなる固体電解質層6bを形成するようにしたものである。
このように構成された上記陰極形成部5に対する固体電解質層6bの生成は、給電テープ11を介して陰極形成部5に給電される電流の流れに沿って進行するものであり、図中に示すポイントA→B→Cの順に固体電解質層6bが形成されていくものであるが、最も進行が遅い部分となる陰極形成部5の端部の両端に一対の切り欠き部5aを設けた構成により、実質的に最も進行が遅いのはポイントCの部分となるため、固体電解質層6bが所望の膜厚に到達する時間が早くなるものである。
従って、ポイントCの部分の固体電解質層6bが所望の膜厚に到達した時点では、ポイントB、Aの部分の膜厚はそれ程厚くはなっておらず、従来品と比べて必要以上の膜厚に形成される部分を減少させて不要な抵抗の増加を防止し、ESRの低減を図ることができるようになるものであり、このような結果を上記背景技術の項で図7を用いて説明した従来品と比較して(表1)に示す。
なお、(表1)に示す発明品・従来品の固体電解コンデンサは、夫々素子1を1枚搭載し、定格電圧2.0V、静電容量47μFとしたものであり、素子1の各ポイントA、B、C、Dの固体電解質層6bの厚み指数はポイントDの厚みを100%としたときの各ポイントの厚みである。
Figure 2008235413
(表1)から明らかなように、本実施の形態による固体電解コンデンサは、固体電解質層6bの膜厚が最も薄い部分であるポイントCが所望の膜厚に達した時点で、最も厚い部分であるポイントAの膜厚はポイントCの110%であるのに対し、従来品では最も薄い部分であるポイントDが所望の膜厚に達した時点で、最も厚い部分であるポイントAの膜厚はポイントDの125%となることから、本発明によれば、必要以上の膜厚に形成される部分を減少させて不要な抵抗の増加を防止し、これによりESRの低減を図ることができるようになることが分かり、発明品の固体電解コンデンサのESR(測定周波数100kHz)が10mΩであったのに対し、従来品の固体電解コンデンサのESRは15mΩであった。
このように本発明による固体電解コンデンサは、陽極体2の陰極形成部5に電解重合により導電性高分子からなる固体電解質層6bを形成する際に、最も薄い部分の固体電解質層6bが所望の膜厚に到達した時点で必要以上の膜厚に形成される部分を減少させることができるようになるため、陰極形成部5における固体電解質層6bの膜厚のバラツキを抑制し、不要な抵抗の増加を防止してESRの低減を図ることができるようになるという格別の効果を奏するものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で図1〜図3を用いて説明した固体電解コンデンサに使用される素子の構成が一部異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図4は本発明の実施の形態2による固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図であり、図4において、12は素子、13は絶縁性のレジスト部、14は陽極電極部、15は陰極電極部、15aはこの陰極電極部15の端部の両端を夫々直線状に斜めに切り欠いて設けた一対のテーパ部である。
なお、このように構成された素子12を用いる場合には、図示はしないが、陰極コム端子の素子搭載部分の両側面を上方へ折り曲げることによって形成される側壁部も、上記陰極電極部15の端部の両端に一対で設けられたテーパ部15aに当接するように形成することが必要になるものである。
更に側壁部と陰極電極部15のテーパ部15a間に導電性接着剤9を塗布して電気的に接続することより、ESRをより低減することができるものである。
このように構成された本実施の形態による素子12は、上記実施の形態1による素子1と同様に、電解重合により導電性高分子からなる固体電解質層を形成する際に、最も進行が遅い部分となる陰極電極部15の端部の両端に一対のテーパ部15aを設けた構成により、固体電解質層が所望の膜厚に到達する時間が早くなり、従来品と比べて必要以上の膜厚に形成される部分を減少させて不要な抵抗の増加を防止し、ESRの低減を図ることができるようになるという格別の効果を奏するものである。
本発明による固体電解コンデンサは、不要な抵抗の増加を防止してESRの低減を図ることができるようになるという効果を有し、特に高周波領域でのインピーダンス特性に優れたものが要求される分野等として有用である。
本発明の実施の形態1による固体電解コンデンサの構成を示した斜視図 (a)同固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図、(b)同断面図 同素子の固体電解質層を電解重合によって形成する工程を示した要部平面図 本発明の実施の形態2による固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図 従来の固体電解コンデンサの構成を示した斜視図 同固体電解コンデンサに使用される素子の構成を示した平面図 同素子の固体電解質層を電解重合によって形成する工程を示した要部平面図
符号の説明
1、12 素子
2 陽極体
3、13 レジスト部
4、14 陽極電極部
5 陰極形成部
5a、6a 切り欠き部
6、15 陰極電極部
7 陽極コム端子
8 陰極コム端子
8a 側壁部
9 導電性接着剤
10 外装樹脂
11 給電テープ
15a テーパ部

Claims (3)

  1. 導電性高分子を固体電解質に用い、絶縁部を介して陽極電極部と陰極電極部が設けられた平板状の素子と、この素子に設けられた陽極電極部と陰極電極部を夫々接合した陽極コム端子ならびに陰極コム端子と、この陽極コム端子ならびに陰極コム端子の一部が夫々露呈する状態で上記素子と陽極コム端子と陰極コム端子を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂からなる固体電解コンデンサにおいて、上記素子の陽極電極部と陰極電極部を結ぶ方向の陰極電極部の端部の両端に切り欠き部を設けると共に、素子の陰極電極部が搭載される陰極コム端子の素子搭載部の両端を曲げ起こして上記素子の陰極電極部に設けた切り欠き部の側面に当接する側壁部を設けた固体電解コンデンサ。
  2. 素子の陰極電極部に設けた切り欠き部の側面と、陰極コム端子の素子搭載部に設けた側壁部とを導電性接着剤で電気的に接続した請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 素子の陰極電極部の端部の両端に設けた切り欠き部に代えて、テーパ部を設けた請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
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