JP2008233724A - 感熱ラベル供給用帯状体及びその製造方法並びに製造装置 - Google Patents

感熱ラベル供給用帯状体及びその製造方法並びに製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】感熱ラベラーにラベル形成機構を搭載する必要がなく、しかも、感熱ラベラーの高速運転に対応することができるように、多数の感熱ラベルを一体的に取り扱うことができる感熱ラベル供給用帯状体及びその製造方法並びに製造装置を提供する。
【解決手段】基材11の裏面側に印刷層12及び感熱接着剤層13が順次積層された長尺帯状のラベル形成材10をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目10Aが所定ピッチで形成されている。切目10Aは、基材11及び印刷層12を分断しているが、感熱接着剤層13は、レーザー切断によって形成された切目部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着されており、切目10Aによって区画される基材11及び印刷層12の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ボトル等の被貼着体に貼着される任意の形状の感熱ラベルを供給するための感熱ラベル供給用帯状体及びその製造方法並びに製造装置に関する。
タックラベルは、長尺帯状の離型紙に一定間隔を開けて貼着されたタックラベル供給用帯状帯として供給されるのが一般的であり、タックラベラーがタックラベル供給用帯状帯からタックラベルを1枚づつ剥離しながらボトル容器等の胴部外周面に貼着するようになっている。
これに対して感熱ラベルの場合は、タックラベルとは異なり離型紙が存在しないので、予め製造された所定形状の感熱ラベルを感熱ラベラーに枚葉供給するか、または、基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材をロール状に巻回した状態で感熱ラベラーに供給し、感熱ラベラーがラベル形成材を繰り出しながら、ダイカットロール等で所定形状に打ち抜くことによって個別の感熱ラベルを順次形成し、これをボトル容器等の胴部外周面に貼着することになる。
特開2002−104349号公報 特開2006−117283号公報
しかしながら、感熱ラベラーに感熱ラベルを枚葉供給する場合は、感熱ラベラーが供給される感熱ラベルを個別に取り扱わなければならないので、例えば、ラベルストッカから貼付ドラム等へのラベルの引き渡しを高速で行うことができず、感熱ラベラーの高速運転に対応することができないという問題がある。
一方、感熱ラベラーがラベル形成材を打ち抜くことによって所定形状の感熱ラベルを形成しながら貼付を行う場合は、ダイカットロール等のラベル形成機構を感熱ラベラーに搭載する必要があり、感熱ラベラーが大型化すると共にコストアップするといった問題がある。さらに、感熱ラベルの形状等が変更されると、高価なダイカットロールを交換しなければならず、感熱ラベルの品種が多くなった場合に、感熱ラベラーの型替えに時間とコストがかかるといった問題もある。
そこで、この発明の課題は、感熱ラベラーにラベル形成機構を搭載する必要がなく、しかも、感熱ラベラーの高速運転に対応することができるように、多数の感熱ラベルを一体的に取り扱うことができる感熱ラベル供給用帯状体及びその製造方法並びに製造装置を提供するものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材の前記基材に、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目が所定ピッチで形成されており、前記感熱接着剤層は、前記切目によって区画される前記基材の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっていることを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体を提供するものである。
また、上記の課題を解決するため、請求項2に係る発明は、基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目が前記基材に所定ピッチで形成されており、前記感熱接着剤層は、レーザー切断によって形成された切目部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着されていることを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体を提供するものである。
前記感熱接着剤層は、請求項3に係る発明のように、JIS K 7206に規定されているビカット軟化点が30〜60℃の押出ラミネーション型感熱樹脂によって形成することが望ましい。ビカット軟化点が30℃を下回ると、ラベル形成材をレーザー切断すると同時に感熱接着剤層に再溶着が生じ、感熱接着剤層が全くカットされない状態となって感熱ラベルを抜き取りにくくなると共に、ロール状に巻回したときにブロッキングが生じやすくなるからであり、ビカット軟化点が60℃を上回ると、レーザー切断後の再溶着が生じにくくなり、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。
また、前記感熱接着剤層は、請求項4に係る発明のように、JIS K 6863に規定されている環球法軟化点が60〜90℃のホットメルト型感熱樹脂によって形成することが望ましい。環球法軟化点が60℃を下回ると、ラベル形成材をレーザー切断すると同時に感熱接着剤層に再溶着が生じ、感熱接着剤層が全くカットされない状態となって感熱ラベルを抜き取りにくくなると共に、ロール状に巻回したときにブロッキングが生じやすくなるからであり、環球法軟化点が90℃を上回ると、レーザー切断後の再溶着が生じにくくなり、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。
また、請求項1に係る発明の感熱ラベル供給用帯状体は、前記ラベル形成材をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための前記切目を前記基材に所定ピッチで順次形成するようにした請求項5に係る発明の方法によって製造することができる。
また、請求項1に係る発明の感熱ラベル供給用帯状体は、基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材を送出するラベル形成材送出ユニットと、前記ラベル形成材送出ユニットによって送出された前記ラベル形成材を順次レーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための前記切目を前記基材に所定ピッチで形成するレーザー切断ユニットと、前記レーザー切断ユニットによって、前記ラベル形成材の前記基材に前記切目が形成された前記感熱ラベル供給用帯状体をロール状に巻回する感熱ラベル供給用帯状体巻取ユニットとを備えた請求項6に係る発明の装置によって製造することができる。
以上のように、請求項1、2に係る発明の感熱ラベル供給用帯状体は、ラベル形成材を構成している基材に、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目が形成されているが、感熱接着剤層は、切目によって区画される基材の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっているので、感熱ラベル供給用帯状体から感熱ラベルが脱落することがなく、多数の感熱ラベルを一体的に取り扱うことができる。従って、この感熱ラベル供給用帯状体を感熱ラベラーに供給すると、感熱ラベルを枚葉供給する場合のように、ラベルストッカから感熱ラベルを1枚づつ取り出して貼付ドラム等に1枚づつ引き渡すといった時間のかかる作業を行う必要がなく、感熱ラベラーの高速運転に対応することが可能となる。
また、この感熱ラベル供給用帯状体の感熱ラベルとなる部分は、基材部分が所定形状に切り抜かれ、感熱接着剤層のみで周辺部に繋がっているので、例えば、この感熱ラベル供給用帯状体をドラムの外周面に吸引保持した状態で、周囲の不要部分を巻き取ることによって、この感熱ラベル供給用帯状体から所定形状の感熱ラベルを簡単に抜き取ることができる。従って、ダイカットロール等のラベル形成機構を感熱ラベラーに搭載する必要がなく、感熱ラベラーが小型化すると共にコストダウンを図ることができ、感熱ラベルの形状等が変更された場合も、感熱ラベラーの型替えを容易に行うことができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、PETボトルの胴部に貼着される感熱ラベルを供給するための感熱ラベル供給用帯状体を示しており、この感熱ラベル供給用帯状体1は、図2に示すように、基材11の裏面側に印刷層12及び感熱接着剤層13が順次積層された長尺帯状のラベル形成材10をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目10Aを所定ピッチで形成したものである。
前記切目10Aは、基材11及び印刷層12を分断しているが、感熱接着剤層13は、レーザー切断によって形成された切目部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着されており、切目10Aによって区画される基材11及び印刷層12の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっている。従って、基材11及び印刷層12における切目10の内側部分、即ち、感熱ラベルとして抜き取られる部分が、感熱接着剤層13によって、その外側部分に保持されている。
前記基材11は、延伸ポリプロピレンフィルム、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ポリスチレンフィルム、合成紙(発泡ポリプロピレン)、発泡ポリエチレンテレフタレートシート、紙等によって形成することができ、レーザー切断を考慮すると、その厚みは、9〜120μm、好ましくは、12〜80μmである。なお、延伸フィルムは、一軸延伸、二軸延伸を問わない。
前記印刷層12は、PETボトルに収容される液体商品の商品名や成分、デザイン等を表示するものであり、グラビア印刷、フレキソ印刷(UV、水性)、シルクスクリーンといった一般的な印刷手法によって形成することができる。
前記感熱接着剤層13を形成する感熱樹脂のタイプは特に限定されず、ラミネート機にて塗工する押出しラミネーション型感熱樹脂、ホットメルトコーター機にて塗工するホットメルト型感熱樹脂、グラビア印刷機で塗工する溶液型感熱樹脂やエマルジョン型感熱樹脂等を使用することができる。ただし、感熱ラベルとして使用するためには、加熱温度120℃、押圧力0.1MPs、押圧時間1sという貼付条件の下、ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する接着力が3N/15mm以上の接着強度を有している必要がある。
特に、上述したように、切目10Aをレーザー切断する場合は、JIS K 7206に規定されているビカット軟化点が30〜60℃の押出ラミネーション型感熱樹脂や、JIS K 6863に規定されている環球法軟化点が60〜90℃のホットメルト型感熱樹脂によって形成することが望ましい。
押出ラミネーション型感熱樹脂のビカット軟化点が30℃、ホットメルト型感熱樹脂の環球法軟化点が60℃を下回ると、ラベル形成材10をレーザー切断すると同時に感熱接着剤層13に再溶着が生じ、感熱接着剤層13が全くカットされない状態となって感熱ラベルを抜き取りにくくなると共に、ロール状に巻回したときにブロッキングが生じやすくなるからであり、押出ラミネーション型感熱樹脂のビカット軟化点が60℃、ホットメルト型感熱樹脂の環球法軟化点が90℃を上回ると、レーザー切断後の再溶着が生じにくくなり、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。
また、感熱樹脂のベース樹脂のタイプも特に限定されず、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、オレフィン系樹脂、天然ゴム系樹脂、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体等を使用することができる。
以上のように構成された感熱ラベル供給用帯状体1は、図3に示す製造装置2によって製造される。この製造装置2は、同図に示すように、長尺帯状のラベル形成材10をロール状に巻回してなるラベル形成材ロールRからラベル形成材10を繰り出して送出するラベル形成材送出ユニット21と、このラベル形成材送出ユニット21によって送出されたラベル形成材10を順次レーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目10Aを所定ピッチで形成するレーザー切断ユニット22と、このレーザー切断ユニット22によって、ラベル形成材10に切目10Aが形成された感熱ラベル供給用帯状体1をロール状に巻回する、モータ駆動される巻取リール23a及びレーザー切断位置の下流側に設置された送出ローラ23bを有する感熱ラベル供給用帯状体巻取ユニット23とを備えており、レーザー切断位置には、ラベル形成材10に沿うように、ラベル形成材10の撓みを抑えるガイドプレート24が設置されている。
前記ラベル形成材送出ユニット21は、同図に示すように、ラベル形成材ロールRを回転可能に支持する繰出リール21aと、この繰出リール21aにセットされたラベル形成材ロールRからラベル形成材10を繰り出す繰出ローラ21bと、この繰出ローラ21bの下流側でラベル形成材10を交互に掛け渡す複数のダンサーローラからなるテンション抑制機構21cとを備えており、ラベル形成材ロールRから繰り出されたラベル形成材10が、適度なテンションを保持しながら、レーザー切断位置に送出されるようになっている。
前記レーザー切断ユニット22は、図4に示すように、炭酸ガスレーザー発信器によって生成されたレーザービームを順次反射させる、Z軸を中心に回転する伝送ミラー22a及びX軸を中心に回転する伝送ミラー22bによって、X軸とY軸とによって定まる任意の方向にレーザービームを向けることができるようになっており、図示しない制御装置が、ラベル形成材10の移動速度を考慮して、各伝送ミラー22a、22bの角度を制御することにより、移動しているラベル形成材10に所定形状の切目10Aを形成することができるようになっている。なお、同図における符号22cは集光レンズを示している。
このレーザー切断ユニット22によって、ラベル形成材10をレーザー切断すると、図5に示すように、ラベル形成材10を構成している基材11、印刷層12及び感熱接着剤層13が一旦切断された後、感熱接着剤層13の切断部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着され、図2に示すように、切目10Aによって区画される基材11及び印刷層12の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がった状態となる。
このように、一旦切断された感熱接着剤層13が再溶着されるためには、レーザー切断ユニット22のレーザー出力〔W〕をレーザー走査速度〔mm/sec〕で除した係数〔W・sec/mm〕を0.005〜0.05に設定しておくことが望ましい。係数が0.005を下回ると、全く切断されない状態となって感熱ラベルを抜き取りにくくなるからであり、係数が0.05を上回ると、レーザー切断後における感熱接着剤層13の再溶着が生じにくく、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。従って、上記係数が0.005〜0.05の範囲内において、使用する基材11や感熱接着剤層13を形成している感熱樹脂及びそれらの厚みに応じて、レーザー切断ユニット22のレーザー出力及びレーザー走査速度を適宜設定すればよい。
以上のように、この感熱ラベル供給用帯状体1は、ラベル形成材10を構成している基材11及び印刷層12に、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目10Aが形成されているが、感熱接着剤層13は、切目10Aによって区画される基材11及び印刷層12の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっているので、感熱ラベル供給用帯状体1から感熱ラベルが脱落することがなく、多数の感熱ラベルを一体的に取り扱うことができる。従って、この感熱ラベル供給用帯状体1を感熱ラベラーに供給すると、感熱ラベルを枚葉供給する場合のように、ラベルストッカから感熱ラベルを1枚づつ取り出して貼付ドラム等に1枚づつ引き渡すといった時間のかかる作業を行う必要がなく、感熱ラベラーの高速運転に対応することが可能となる。
また、この感熱ラベル供給用帯状体1の感熱ラベルとなる部分は、基材11及び印刷層12が所定形状に切り抜かれ、感熱接着剤層13のみで周辺部に繋がっているので、例えば、この感熱ラベル供給用帯状体1をドラムの外周面に吸引保持した状態で、周囲の不要部分を巻き取ることによって、この感熱ラベル供給用帯状体1から所定形状の感熱ラベルを簡単に抜き取ることができる。従って、ダイカットロール等のラベル形成機構を感熱ラベラーに搭載する必要がなく、感熱ラベラーが小型化すると共にコストダウンを図ることができ、感熱ラベルの形状等が変更された場合も、感熱ラベラーの型替えを容易に行うことができる。
なお、上述した実施形態では、ラベル形成材10をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目10Aを形成しているが、これに限定されるものではなく、感熱接着剤層を残して、基材や印刷層だけに切目を形成することができるのであれば、種々の方法によって製造してもよい。
また、上述した実施形態では、基材11の裏面側に印刷層12が形成されたラベル形成材10を使用しているが、これに限定されるものではなく、印刷層は基材の表面側に形成されていてもよく、印刷層が存在しないものであってもよい。
(a)はこの発明の一実施形態である感熱ラベル供給用帯状体の表面側を示す平面図、(b)は同上の感熱ラベル供給用帯状体の裏面側を示す平面図である。 同上の感熱ラベル供給用帯状体を示す断面図である。 同上の感熱ラベル供給用帯状体の製造装置を示す概略図である。 同上の製造装置に搭載されたレーザー切断ユニットを説明するための説明図である。 同上のレーザー切断ユニットによってラベル形成材に切目を形成した直後の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 感熱ラベル供給用帯状体
2 感熱ラベル供給用帯状体の製造装置
10 ラベル形成材
10A 切目
11 基材
12 印刷層
13 感熱接着剤層
21 ラベル形成材送出ユニット
21a 繰出リール
21b 繰出ローラ
21c テンション抑制機構
22 レーザー切断ユニット
22a、22b 伝送ミラー
22c 集光レンズ
23 感熱ラベル供給用帯状体巻取ユニット
23a 巻取リール
23b 送出ローラ
R ラベル形成材ロール

Claims (6)

  1. 基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材の前記基材に、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目が所定ピッチで形成されており、
    前記感熱接着剤層は、前記切目によって区画される前記基材の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっていることを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体。
  2. 基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための切目が前記基材に所定ピッチで形成されており、
    前記感熱接着剤層は、レーザー切断によって形成された切目部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着されていることを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体。
  3. 前記感熱接着剤層は、JIS K 7206に規定されているビカット軟化点が30〜60℃の押出ラミネーション型感熱樹脂によって形成されている請求項2に記載の感熱ラベル供給用帯状体。
  4. 前記感熱接着剤層は、JIS K 6863に規定されている環球法軟化点が60〜90℃のホットメルト型感熱樹脂によって形成されている請求項2に記載の感熱ラベル供給用帯状体。
  5. 請求項1に記載の感熱ラベル供給用帯状体の製造方法であって、
    前記ラベル形成材をレーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための前記切目を前記基材に所定ピッチで順次形成するようにしたことを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体の製造方法。
  6. 請求項1に記載の感熱ラベル供給用帯状体の製造装置であって、
    基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材を送出するラベル形成材送出ユニットと、
    前記ラベル形成材送出ユニットによって送出された前記ラベル形成材を順次レーザー切断することによって、所定形状の感熱ラベルを切り抜くための前記切目を前記基材に所定ピッチで形成するレーザー切断ユニットと、
    前記レーザー切断ユニットによって、前記ラベル形成材の前記基材に前記切目が形成された前記感熱ラベル供給用帯状体をロール状に巻回する感熱ラベル供給用帯状体巻取ユニットとを備えたことを特徴とする感熱ラベル供給用帯状体の製造装置。
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