JP2008233598A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】不良解析やトレーサビリティ管理に用いる情報を示す表示を、装置の小型化を図っても確実に基板に対し、省スペースにてトランジスタ形成領域外に形成でき、製造時の歩留まりを向上させることができる電気光学装置を提供する。
【解決手段】TFT30が形成されたTFT基板10と、該TFT基板10の第1の面10fに対向する対向基板20との間に液晶50が介在された液晶パネル100を具備する液晶装置であって、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で第1の領域170を避ける第2の領域180の所定の位置に、2次元バーコード77が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、トランジスタが形成された第1の基板と、該第1の基板の第1の面に対向する第2の基板との間に電気光学物質が介在された電気光学パネルを具備する電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器に関する。
周知のように、電気光学装置、例えば光透過型の液晶装置の液晶パネルは、ガラス基板、石英基板等からなる透明な2枚の基板間に液晶が介在されて構成されている。
また、液晶パネルは、一方の基板に、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFTと称す)等のスイッチング素子及び画素電極をマトリクス状に配置し、他方の基板に対向電極を配置して、両基板間に介在された液晶層による光学応答を画像信号に応じて変化させることで、画像表示を可能としている。
また、TFTを配置したTFT基板と、このTFT基板に相対して配置される対向基板とは、別々に製造される。TFT基板及び対向基板は、例えば石英基板上に、所定のパターンを有する半導体薄膜、絶縁性薄膜又は導電性薄膜を積層することによって構成される。層毎に各種膜の成膜工程とフォトリソグラフィ工程を繰り返すことによって形成されるのである。
このようにして形成されたTFT基板及び対向基板は、パネル組立工程において高精度(例えばアライメント誤差1μm以内)に貼り合わされる。このパネル組立工程の一例を説明すると、先ず、各基板の製造工程において夫々製造されたTFT基板の画素電極上、及び対向基板の対向電極上に、液晶分子を基板面に沿って配向させるためのポリイミド等の有機配向膜が形成される。その後、焼成が行われ、さらに有機配向膜に対し、電圧無印加時の液晶分子の配列を規定するためのラビング処理が施される。
次いで、例えば液晶封入方式により、TFT基板と対向基板との間に液晶が介在される場合には、TFT基板と対向基板との一方の基板上に、接着剤となるシール材が、一部に注入口となる切り欠きを有するよう略周状に塗布され、このシール材が用いられてTFT基板に対し、対向基板が貼り合わされる。
次いで、アライメントが施されてそれぞれ圧着硬化された後、真空下においてTFT基板のシール材の注入口の近傍に、規定量の液晶がそれぞれ滴下され、その後、大気解放されることにより、注入口を介して液晶がTFT基板と対向基板との間にそれぞれ注入され、最後に、注入口が、封止材により封止されて、液晶パネルが製造される。製造された液晶パネルを具備する液晶装置は、その後、プロジェクタ等の電子機器に用いられる。
ところで、液晶装置製造後、例えば液晶装置をプロジェクタに用いる場合は、液晶装置に対して、投影検査等の各種検査が行われる。しかしながら、検査の結果、液晶パネルに不良が発生していた場合、例えばトランジスタ特性に異常が発生していた場合、トランジスタが形成されたTFT基板の製造No(以下、チップNoと称す)や、TFT基板が構成されていた大板の製造No(以下、ウエハNoと称す)や、複数枚、例えば20枚の大板を1組にした組毎の製造No(以下、ロットNoと称す)等の情報から、不良解析を行う必要が生じる。尚、不良解析は、製造後の検査に限らず、液晶装置を用いてプロジェクタを製造、販売した後、製品不良が発生した戻入品であっても同様に行う必要が生じる。
また、不良解析に留まらず、製造後の液晶パネルに用いるTFT基板のチップNoやウエハNo、ロットNo等の情報を管理する、所謂トレーサビリティ管理を行うことは、液晶装置の製造を管理し、製造の歩留まりを向上させる上では大変重要である。
このような事情に鑑み、TFT基板上に形成された各種薄膜の内、Al(アルミ)等の導電性薄膜における液晶パネルの表示領域外に位置に、チップNoやウエハNo、ロットNo、またはこれらの各種Noのいずれかの表示が、フォトエッチング等で形成されている構成が周知である。これらの各種Noを、TFT基板の対向基板に対向する面側から観察することにより、製造者は、透明な各基板を介して各種Noを目視で視認でき、液晶装置製造後であっても、不良解析や、トレーサビリティ管理を容易に行うことができる。
また、特許文献1には、半導体チップに用いる基板の各種薄膜が形成される面側と反対側の面に、ロットNoや、機種名等の情報を表すバーコード表示が、印刷やレーザ加工により形成された構成が開示されている。バーコード表示を読み取ることにより、製造者は、各種Noや機種名等を把握でき、液晶装置製造後であっても、不良解析や、トレーサビリティ管理を容易に行うことができるようになっている。
特開2000−228489号公報
ところが、液晶パネルの小型化を図ると、TFT基板上に形成されるAL等の導電性薄膜は、密集化してパターニングされるため、導電性薄膜に、チップNoやウエハNo、ロットNoを形成するスペースが制限され、形成が困難になってしまうといった問題があった。
また、導電性薄膜に、チップNoやウエハNo、ロットNoを形成する場合、各Noは、全てNo数が異なるため、その都度No数を変えて形成しなければならず、形成に膨大な時間や費用を要してしまうといった問題があった。
また、特許文献1に開示されたバーコードを液晶装置に適用すれば、TFT基板に対しバーコードの表示を1つ形成するのみで良いことから、形成に要する時間や費用を短縮化することができる。しかしながら、バーコードは、形成面積を要するため、液晶パネルの小型化を図ると、画像表示への影響やレーザ加工を行う際のトランジスタへの影響を考慮すると、バーコードをTFT基板のトランジスタが形成された領域外に形成しなければいけないことから、やはり、バーコードの形成領域が制限され、形成領域を確保することが困難になってしまうといった問題があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたものであり、不良解析やトレーサビリティ管理に用いる情報を示す表示を、装置の小型化を図っても確実に基板に対し、省スペースにてトランジスタ形成領域外に形成でき、製造時の歩留まりを向上させることができる電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る電気光学装置は、第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板と、該第1の基板の前記第1の面に対向する第2の基板との間に電気光学物質が介在された電気光学パネルを具備する電気光学装置であって、前記第1の基板における前記第1の面と反対側の第2の面において、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を2次元バーコードで表示することで、電気光学パネルの小型化を図っても、2次元バーコードを、確実に、第1の基板の第2の面に対し、トランジスタ形成領域外の所定の位置に省スペースにて形成することができる。よって、読み取った2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上が図られた電気光学装置を提供することができるといった効果を有する。
また、第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板と、該第1の基板の前記第1の面に対向する第2の基板との間に電気光学物質が介在された電気光学パネルを具備する電気光学装置であって、前記第1の基板における前記第1の面と反対側の第2の面に、第3の基板が貼着されており、前記第3の基板における前記第1の基板に貼着された第3の面と反対側の第4の面において、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を2次元バーコードで表示することで、電気光学パネルの小型化を図っても、2次元バーコードを、確実に、第3の基板の第4の面に対し、トランジスタ形成領域外の所定の位置に省スペースにて形成することができる。よって、読み取った2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上が図られた電気光学装置を提供することができるといった効果を有する。
さらに、前記所定の位置は、前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する上下導通材が電気的に接続された、前記第1の基板の前記第1の面側に形成された上下導通端子に対し、平面視した状態で重なる位置であることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を表示する2次元バーコードを、第1の基板の第2の面における上下導通端子に対し平面視した状態で重なる位置に形成することができることから、電気光学パネルの小型化を図っても、形成領域を確保して、2次元バーコードを、第1の基板に対し、確実に、省スペースにてトランジスタ形成領域外に形成することができるといった効果を有する。
また、前記所定の位置は、前記電気光学パネルを他の機器と電気的に接続する基板が電気的に接続される、前記第1の基板の前記第1の面側に形成された外部接続端子に対し、平面視した状態で重なる位置であることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を表示する2次元バーコードを、第1の基板の第2の面における外部接続端子に対し平面視した状態で重なる位置に形成することができることから、電気光学パネルの小型化を図っても、形成領域を確保して、2次元バーコードを、第1の基板に対し、確実に、省スペースにてトランジスタ領域外に形成することができるといった効果を有する。
さらに、前記第1の基板の前記第1の面側に、前記トランジスタを前記第2の面側から平面視した状態で覆って遮光する遮光膜が形成されており、前記遮光膜の一部が、前記第2の領域の前記所定の位置において島状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、2次元バーコードと平面視した状態で重なる位置に遮光膜の一部が島状に形成されていることにより、第1の面側に形成された島状の遮光膜は、第2の面に形成された2次元バーコードに対して、透明な第1の基板上の第1の面側の遮光膜の上層に形成された配線等を遮光することから、配線等の影響なく、確実に、2次元バーコードを、第2の面側から読み取ることができるといった効果を有する。
また、前記2次元バーコードは、前記第1の基板の製造ナンバと、前記第1の基板が構成される大板の製造ナンバと、複数枚の前記大板を1組にした組毎の製造ナンバとを表していることを特徴とする。
本発明によれば、電気光学パネルの小型化を図っても、第1の基板の製造ナンバと、第1の基板が複数構成される大板の製造ナンバと、複数枚の大板を1組にした組毎の製造ナンバとを表示するトレーサビリティ管理や不良解析に用いる2次元バーコードを、確実に、省スペースにて第1の基板の第2の面におけるトランジスタ領域外の所定の位置に形成することができる。よって、2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上が図られた電気光学装置を提供することができるといった効果を有する。
本発明に係る電気光学装置の製造方法は、第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板に、前記第1の面に対向するよう第2の基板を貼り合わせる貼着工程と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に、電気光学物質を介在させる電気光学物質介在工程と、前記第1の基板を該第1の基板が構成された大板から分断する分断工程と、を具備し、前記電気光学物質介在工程後、前記分断工程に先立って、前記第1の基板の前記第1の面と反対側の第2の面に対し、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードを形成する2次元バーコード形成工程を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を2次元バーコードで表示することで、電気光学パネルの小型化を図っても、2次元バーコードを、確実に、第1の基板の第2の面のトランジスタ領域外の所定の位置に省スペースにて形成することができる。よって、読み取った2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上を図ることができる電気光学装置の製造方法を提供することができるといった効果を有する。
また、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板に、前記第1の面に対向するよう第2の基板を貼り合わせる第1の貼着工程と、前記第1の基板の前記第1の面と反対側の第2の面に、第3の基板を貼り合わせる第2の貼着工程と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に、電気光学物質を介在させる電気光学物質介在工程と、前記第1の基板及び前記第3の基板を、前記第1の基板及び前記第3の基板が構成された各大板からそれぞれ分断する分断工程と、を具備し、前記電気光学物質介在工程後、前記分断工程に先立って、前記第3の基板の前記第1の基板に対向する第3の面と反対側の第4の面に対し、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードを形成する2次元バーコード形成工程を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を2次元バーコードで表示することで、電気光学パネルの小型化を図っても、2次元バーコードを、確実に、第3の基板の第4の面のトランジスタ領域外の所定の位置に省スペースにて形成することができることから、読み取った2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上を図ることができる電気光学装置の製造方法を提供することができるといった効果を有する。
さらに、前記第1の基板の前記第1の面側に前記トランジスタを形成するに先立って、前記トランジスタを前記第2の面側から平面視した状態で覆って遮光する遮光膜を前記第1の面側に形成する工程を具備し、前記遮光膜を形成する工程において、前記第2の領域に形成される前記2次元バーコードを平面視した状態で覆う位置に、前記遮光膜の一部を島状に形成することを特徴とする。
本発明によれば、2次元バーコードと平面視した状態で重なる領域に遮光膜の一部を島状に形成することにより、2次元バーコードに対して透明な第1の基板上の第1の面側の遮光膜の上層に形成された配線等を遮光して、確実に、配線等の影響なく、2次元バーコードを、第2の面側から読み取らせる島状の遮光膜を、容易に形成することができるといった効果を有する。
本発明に係る電子機器は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気光学装置を具備することを特徴とする。
本発明によれば、トレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報を2次元バーコードで表示することで、電気光学パネルの小型化を図っても、2次元バーコードを、確実に、省スペースにて第1の基板のトランジスタ領域外の所定の位置に形成することができることから、読み取った2次元バーコードから第1の基板の不良解析が行いやすくなるばかりか、第1の基板のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、電気光学パネル製造の際の歩留まりの向上が図られた電気光学装置を具備する電子機器を提供することができるといった効果を有する。
以下、図面を参照にして本発明の実施の形態を説明する。尚、以下に示す実施の形態において電気光学装置は、光透過型の液晶装置を例に挙げて説明する。また、液晶装置において対向配置される一対の基板の内、一方の基板は、第1の基板である素子基板(以下、TFT基板と称す)を、また他方の基板は、TFT基板に対向する第2の基板である対向基板を例に挙げて説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す液晶装置における液晶パネルの平面図、図2は、図1中のII−II線に沿って切断した液晶パネルの断面図、図3は、一つの画素に着目した図1の液晶パネルの模式的断面図である。
また、図4は、図2のTFT基板の第2の面に形成された2次元バーコードを示す拡大平面図、図5は、図2のTFT基板の第2の面における外部接続端子に平面視した状態で重なる領域に形成された2次元バーコードを示す部分拡大平面図、図6は、図2のTFT基板の第2の面における上下導通端子に平面視した状態で重なる領域に形成された2次元バーコードを示す部分拡大平面図である。
図1、図2に示すように、液晶パネル100は、例えば、石英基板やガラス基板等を用いたTFT基板10と、該TFT基板10に対向配置される、例えば石英基板やガラス基板等を用いた対向基板20との間に、電気光学物質である液晶50が介在されて構成される。対向配置されたTFT基板10と対向基板20とは、シール材52によって貼り合わされている。
TFT基板10の液晶50と接する領域に、液晶パネル100の表示領域40を構成するTFT基板10の表示領域10hが構成されている。また、TFT基板10の対向基板20に対向する第1の面10f側の表示領域10hに、画素を構成するとともに、後述する対向電極21とともに液晶50に駆動電圧を印加する、透明電極、例えばITO膜から構成された画素電極9が平面視した状態でマトリクス状に配置されている。
また、対向基板20のTFT基板10に対向する面における液晶50と接する領域に、液晶50に画素電極9とともに駆動電圧を印加する透明電極、例えばITO膜から構成された対向電極21が全面に亘って設けられており、対向電極21の表示領域10hに対向する領域に、液晶パネル100の表示領域40を構成する対向基板20の表示領域20hが構成されている。
TFT基板10の画素電極9上に、ラビング処理が施された配向膜16が設けられており、また、対向基板20上の全面に渡って形成された対向電極21上にも、ラビング処理が施された配向膜26が設けられている。各配向膜16,26は、例えば、ポリイミド膜等の透明な有機膜からなる。尚、各配向膜16、26は、斜方蒸着されることによりラビング処理が不要な、SiOやSiO等のシリコン酸化物等の絶縁物により構成された複数本の柱状構造を有する無機配向膜から構成されていても構わない。
また、TFT基板10の第1の面10f側における表示領域10hにおいては、複数本の走査線11a(図3参照)と複数本のデータ線6aとが交差するように配線され、走査線11aとデータ線6aとで区画された領域に画素電極9がマトリクス状に配置される。そして、走査線11aとデータ線6aとの各交差部分に対応して薄膜トランジスタ(TFT)30(図1、図3参照)が設けられ、このTFT30毎に画素電極9が電気的に接続されている。
TFT30は走査線11aのON信号によってオンとなり、これにより、データ線6aに供給された画像信号が画素電極9に供給される。この画素電極9と対向基板20に設けられた対向電極21との間の電圧が液晶50に印加される。
対向基板20に、液晶パネル100の表示領域40を規定する額縁としての遮光膜53が設けられている。
液晶50がTFT基板10と対向基板20との間に、既知の液晶注入方式で注入される場合、シール材52は、シール材52の1辺の一部において欠落して塗布されている。
シール材52の欠落した箇所は、該欠落した箇所から貼り合わされたTFT基板10と対向基板20との間において、シール材52により囲まれた領域に液晶50を注入するための切り欠きである液晶注入口108を構成している。液晶注入口108は、液晶注入後、封止剤109によって封止される。
シール材52の外側の領域に、TFT基板10のデータ線6aに画像信号を所定のタイミングで供給して該データ線6aを駆動するドライバであるデータ線駆動回路101と外部回路との接続のための外部接続端子102とが、TFT基板10の液晶注入口108が位置する1辺に沿って設けられている。尚、外部接続端子102は、対向基板20に設けられていても構わない。
外部接続端子102に、液晶パネル100を、他の機器であるプロジェクタ等の電子機器と電気的に接続する、図示しない特定の長さを有する柔軟なフレキシブル配線基板(Flexible Printed Circuits、以下FPCと称す)の一端が接続される。FPCの他端がプロジェクタ等の電子機器に接続されることにより、液晶パネル100と電子機器とは電気的に接続される。
外部接続端子102が設けられたTFT基板10の1辺に隣接する2辺に沿って、TFT基板10の走査線11a及びゲート電極3aに、走査信号を所定のタイミングで供給することにより、ゲート電極3aを駆動するドライバである走査線駆動回路103、104が設けられている。走査線駆動回路103、104は、シール材52の内側の遮光膜53に対向する位置において、TFT基板10上に形成されている。
また、TFT基板10上に、データ線駆動回路101、走査線駆動回路103、104、外部接続端子102及び上下導通端子107を接続する配線105が、遮光膜53の3辺に対向して設けられている。
上下導通端子107は、シール材52のコーナー部の4箇所のTFT基板10上の第1の面10f側に形成されている。そして、TFT基板10と対向基板20相互間に、下端が上下導通端子107に接触し上端が対向電極21に接触する上下導通材106が設けられており、該上下導通材106によって、TFT基板10と対向基板20との間で電気的な導通がとられている。
また、図3に示すように、各種薄膜形成前の、石英基板、ガラス、シリコン基板等のTFT基板10を構成する基板の第1の面10f上に、TFT30や画素電極9の他、これらを含む各種の構成が積層構造をなして備えられている。尚、この積層構造、及び積層された各層の機能は周知であるため、概略的に説明する。
この積層構造は、下から順に、走査線11aを含む第1層、ゲート電極3aを具備するTFT30等を含む第2層、蓄積容量70を含む第3層、データ線6a等を含む第4層、シールド層400等を含む第5層、画素電極9及び配向膜16等を含む第6層から構成されている。また、各層間には、後述する層間絶縁膜がそれぞれ設けられており、前述の各要素間が短絡することを防止している。
第1層に、例えば、タングステンシリサイドからなる走査線11aが所定の形状にパターニングされて形成されている。また、走査線11aは、TFT30にTFT基板10の第2の面10r側から入射しようとする光を遮る遮光機能をも有している。即ち、走査線11aは、遮光膜として機能している。よって、走査線11aは、光を遮るため、TFT30を平面視した状態で覆うようパターニングされて形成されている。
走査線11a上に、窒化シリコン膜や酸化シリコン膜等からなる下地絶縁膜12が、例えば、常圧または減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成されている。
第2層に、ゲート電極3aを含むTFT30が設けられている。TFT30は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、例えばポリシリコン膜等の結晶化シリコン膜からなる半導体層1と、ゲート電極3aと、半導体層1を平面視した状態で覆うことによりゲート電極3aと半導体層1とを絶縁するゲート絶縁膜2とから主要部が構成されている。
尚、ゲート絶縁膜2は、多層から構成されていても構わない。さらに、ゲート電極3aは、ゲート絶縁膜2上において、後述するチャネル領域1aに対向するとともにチャネル領域1aを平面視した状態で覆う位置に設けられている。
半導体層1は、ゲート電極3aからの電界によりチャネルが形成されるチャネル領域1aと、ソース領域におけるLDD領域を構成する低濃度ソース領域1bと、ドレイン領域におけるLDD領域を構成する低濃度ドレイン領域1cと、ソース領域を構成する高濃度ソース領域1dと、ドレイン領域を構成する高濃度ドレイン領域1eとを備えている。そして、この第2層に、上述のゲート電極3aと同一膜として中継電極719が形成されている。
下地絶縁膜12に、平面的にみて半導体層1の両脇に、データ線6aに沿って延びる半導体層1のチャネル長と同じ幅の溝(コンタクトホール)12cvが掘られている。該コンタクトホール12cvにより、同一行の走査線11aとゲート電極3aとは同電位となる。
第3層に、容量部である蓄積容量70が設けられている。蓄積容量70は、TFT30の高濃度ドレイン領域1e及び画素電極9に接続された下部電極71と、容量電極300とが、容量となる誘電体膜75を介して対向配置されることにより形成されている。
TFT30ないしゲート電極3a及び中継電極719の上、かつ、蓄積容量70の下に、例えば、窒化シリコン膜や酸化シリコン膜等からなる第1層間絶縁膜41が形成されている。
第1層間絶縁膜41に、TFT30の高濃度ソース領域1dとデータ線6aとを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール81が、第2層間絶縁膜42を貫通しつつ開孔されている。
また、第1層間絶縁膜41に、TFT30の高濃度ドレイン領域1eと蓄積容量70を構成する下部電極71とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール83が開孔されている。
さらに、この第1層間絶縁膜41に、下部電極71と中継電極719とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール881が開孔されている。更に加えて、第1層間絶縁膜41に、中継電極719と第2中継層61とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール882が、第2層間絶縁膜42を貫通しつつ開孔されている。
第4層に、データ線6aが設けられている。このデータ線6aは、下層より順に、アルミニウム層41A、窒化チタン層41TN、窒化シリコン膜層401の三層構造を有する膜として形成されている。
また、この第4層に、データ線6aと同一膜として、シールド層用中継層60及び第2中継層61が形成されている。また、第2層間絶縁膜42に、シールド層用中継層60と容量電極300とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール801が開孔されている。
第5層に、シールド層400が形成されている。また、第5層に、このようなシールド層400と同一膜として、中継層としての第3中継電極402が形成されている。
第3層間絶縁膜43に、シールド層400とシールド層用中継層60とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール803、及び第3中継電極402と第2中継層61とを電気的に接続するために介在されるコンタクトホール804がそれぞれ開孔されている。
第6層に、上述したように画素電極9がマトリクス状に形成され、該画素電極9上に配向膜16が形成されている。そして、この画素電極9下に、第4層間絶縁膜44が形成されている。また、第4層間絶縁膜44に、画素電極9及び第3中継電極402間を電気的に接続するために介在されたコンタクトホール89が開孔されている。
尚、上述した液晶パネルの積層構造は、上記実施形態のような形態に限定されるものではなく、別の種々の形態が考えられ得る。
図1、図2に戻って、TFT基板10の第1の面10fと反対側の第2の面10rにおいて、平面視した状態で表示領域10hに略等しいTFT30が形成された第1の領域170を避ける第2の領域180の所定の位置に、2次元バーコード77が形成されている。尚、図1においては、第2の領域180を、ドットを付与した領域で示す。
具体的には、図5に示すように、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で、第2の領域180に位置する外部接続端子102と重なる位置181に、2次元バーコード77の表示が形成されている。
尚、2次元バーコード77は、図6に示すように、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で、第2の領域180に位置する上下導通端子107と重なる位置182に形成されていても構わない。
また、図4に示すように、2次元バーコード77は、既知のマトリックス式の2次元バーコードから構成されており、TFT基板10の第2の面10rの第2の領域180における所定の位置において、例えば炭酸ガスレーザで印字されることにより、例えば1mm×1mmの大きさに形成されている。
尚、2次元バーコード77は、炭酸ガスレーザに限らず、既知のステッパやフォト露光タイプのナンバリング装置により形成されていても構わない。また、2次元バーコード77は、印字に限らず、金属膜をレーザ等で蒸着することにより形成されていても構わない。さらに、2次元バーコード77は、図4に示すようなマトリックス式に限らず、既知のスタック式の2次元バーコードから構成されていても構わない。
2次元バーコード77は、TFT基板10のトレーサビリティ管理や不良解析に用いる情報であるTFT基板10のチップNoや、TFT基板10が複数構成された大板のウエハNoや、複数枚、例えば20枚のTFT基板10が複数構成された大板を1組にしたロットNoを表している。
尚、このように形成された2次元バーコード77は、図2に示すように、TFT基板10の第2の面10r側から、既知の読み取り機により読み取られる。
次に、このように構成された液晶パネル100の製造方法を、図7を用いて概略的に説明する。図7は、本実施の形態の液晶パネルの製造方法を概略的に示すフローチャートである。
先ず、図7に示すように、ステップS1において、上述した図3に示したように、第1の面10f側に複数の薄膜が配向膜16まで形成されたTFT基板10に対し、複数の薄膜が配向膜26まで形成された対向基板20を、シール材52を介して貼り合わせる貼着工程を行う。尚、この際、TFT基板10は、大板に複数構成されている。よって、貼着工程は、大板に複数構成されたTFT基板10に対して、チップ状の対向基板20を各TFT基板10に対向するようそれぞれ貼り合わせるか、大板に複数構成された各対向基板20を、大板に複数構成された各TFT基板10にそれぞれ対向するよう貼り合わせるかによって行う。
次いで、ステップS2において、液晶注入方式であれば、上述したように、液晶注入口108から、TFT基板10と対向基板20との間において、シール材52により囲まれた領域に液晶50を注入して、TFT基板10と対向基板20との間に液晶50を介在させる電気光学物質介在工程である液晶介在工程を行う。尚、液晶50を介在させた後、液晶注入口108は、封止剤109によって封止される。また、液晶介在工程は、TFT基板10に対向基板20が貼着された複数の組毎に行われる。
次いで、ステップS3において、TFT基板10の第2の面10rの第2の領域180の所定の位置に、2次元バーコード77を形成する2次元バーコード形成工程を行う。具体的には、TFT基板10の第2の面10rにおいて、図5に示すように、平面視した状態で、第2の領域180に位置する外部接続端子102と重なる位置181に、例えば炭酸ガスレーザを用いて、チップNo、ウエハNo、ロットNoを表す図4に示すようなマトリックス式の2次元バーコード77を、例えば1mm×1mmの大きさに印字により形成する。
尚、2次元バーコード77は、図6に示すように、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で、第2の領域180に位置する上下導通端子107と重なる位置182に形成しても構わない。また、2次元バーコード形成工程は、大板に複数構成された各TFT基板10の第2の面10rの第2の領域180に対してそれぞれ行う。
ここで、2次元バーコードを、第2の領域180の所定の位置に形成するのは、TFT30が形成された第1の領域170に形成すると、画像表示の妨げになる他、レーザにより、TFT30にダメージを与えてしまう場合がある。さらには、TFT基板10の第2の面10rにおける表示領域10hに、2次元バーコードの形成に伴う塵埃等が付着してしまい、表示不良が発生してしまう場合があるためである。
また、2次元バーコードの形成を、貼着工程、液晶介在工程よりも後の工程で行うのは、2次元バーコードの形成に伴う塵埃等が、貼り合わせ前のTFT基板10及び対向基板20の各表示領域10h、20hに付着してしまい、貼り合わせ後の液晶パネル100に表示不良が発生してしまうことを防止するためである。
最後に、ステップS4において、TFT基板10が複数構成された大板から、対向基板20が貼着された複数のTFT基板10を、それぞれ分断する分断工程を行う。尚、対向基板20も大板に複数構成されておれば、この分断工程において、大板から対向基板20を複数分断する。
このように、本実施の形態においては、TFT基板10の第2の面10rの第2の領域の所定の位置に、チップNo、ウエハNo、ロットNoを表す2次元バーコード77が形成されていると示した。
このことによれば、TFT基板10のトレーサビリティ管理や不良解析に用いるTFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを表す2次元バーコード77を、第2の面10rにおける第2の領域180に形成できることから、液晶パネル100の小型化を図っても、2次元バーコード77を、省スペースにて確実に、形成領域が制限されることなく、TFT基板10に対し形成することができる。
よって、2次元バーコード77が、TFT基板10に形成できることから、液晶パネル100製造後であっても、2次元バーコード77から、TFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを読み取ることができる。よって、TFT基板10の不良解析が行いやすくなるばかりか、TFT基板10のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、液晶パネル100製造の際の歩留まりの向上が図られた液晶装置を提供することができる。
また、本実施の形態においては、2次元バーコード77が形成される第2の領域180の所定の位置は、図5に示すように、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で、第2の領域180に位置する外部接続端子102と重なる位置181であると示した。
さらに、本実施の形態においては、2次元バーコード77が形成される第2の領域180の所定の位置は、図6に示すように、TFT基板10の第2の面10rにおいて、平面視した状態で、第2の領域180に位置する上下導通端子107と重なる位置182であると示した。
このことによれば、液晶パネル100の小型化を図っても、2次元バーコード77を、形成領域を確保して、省スペースにて確実に、TFT基板10に対し形成することができる。
また、本実施の形態においては、TFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを、1つの2次元バーコード77で表すことができることから、各Noを形成する際の印字時間を、各Noをそれぞれ別途に印字するよりも短縮することができ、製造効率が向上する。
(第2実施の形態)
図8は、本実施の形態を示す液晶パネルの断面図である。
この第2実施の形態の液晶パネルの構成は、上述した第1実施の形態の液晶パネルと比して、2次元バーコード77が、防塵用基板に形成されている点のみが異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態の液晶パネル100と同様の構成部材には、同じ符号を付し、その説明は省略する。
図8に示すように、液晶パネル200のTFT基板10の第2の面10rに、該第2の面10rを保護する第3の基板である防塵用基板150が貼着されている。尚、対向基板20のTFT基板10に対向する面と反対側の面20rにも、該面20rを保護する防塵用基板250が貼着されている。
また、防塵用基板150の第2の面10rに貼着された第3の面150fと反対側の第4の面150rにおいて、平面視した状態で第1の領域170を避ける第2の領域180の所定の位置に、上述した2次元バーコード77が形成されている。
尚、2次元バーコード77及び該2次元バーコード77を形成する第2の領域180の所定の位置に対する具体的な位置については、上述した第1実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
次に、このように構成された液晶パネル200の製造方法を、図9を用いて概略的に説明する。図9は、本実施の形態の液晶パネルの製造方法を概略的に示すフローチャートである。
先ず、図9に示すように、ステップS11において、上述した図3に示したように、第1の面10f側に、複数の薄膜が配向膜16まで形成されたTFT基板10に対し、複数の薄膜が配向膜26まで形成された対向基板20を、シール材52を介して貼り合わせる第1の貼着工程を行う。尚、この際、TFT基板10は、大板に複数構成されている。よって、第1の貼着工程は、大板に複数構成されたTFT基板10に対して、チップ状の対向基板20を各TFT基板10に対向するようそれぞれ貼り合わせるか、大板に複数構成された各対向基板20を、大板に複数構成された各TFT基板10にそれぞれ対向するよう貼り合わせるかによって行う。
次いで、ステップS12において、TFT基板10の第2の面10rに、防塵用基板150を貼着する第2の貼着工程を行う。尚、この第2の貼着工程において、対向基板20の面20rにも、防塵用基板250を貼着する。
また、防塵用基板150は、チップ状のものを、TFT基板10に貼着しても構わないし、大板状のものをTFT基板10に貼着しても構わない。さらに、対向基板20も同様であって、対向基板20がチップ状であれば、対向基板20にチップ状の防塵用基板250を貼着し、対向基板20が大板に複数構成されておれば、対向基板20が複数構成された大板に大板状の防塵用基板250を貼着する。
次いで、ステップS2において、上述した液晶介在工程を行い、次いで、ステップS13において、防塵用基板150の第4の面150rの第2の領域180の所定の位置に、2次元バーコード77を形成する2次元バーコード形成工程を行う。尚、本実施の形態における2次元バーコードを形成する手法は、上述した第1実施の形態の手法と同様であるため、その説明は省略する。
最後に、ステップS14において、TFT基板10が複数構成された大板から、対向基板20が貼着された複数のTFT基板10を、それぞれ分断する分断工程を行う。尚、対向基板20も大板に複数構成されておれば、ステップS14の分断工程において、大板から対向基板20を複数分断する。また、防塵用基板150、250も各大板に複数構成されておれば、ステップS14の分断工程において、各大板から防塵用基板150、250をそれぞれ複数分断する。
このように、本実施の形態においては、防塵用基板150の第4の面150rの第2の領域の所定の位置に、チップNo、ウエハNo、ロットNoを表す2次元バーコード77が形成されていると示した。
このことによれば、TFT基板10のトレーサビリティ管理や不良解析に用いるTFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを表す2次元バーコード77を、防塵用基板150の第4の面150rにおける第2の領域180の所定の位置に形成できることから、液晶パネル200の小型化を図っても、形成領域が制限されることなく2次元バーコード77を、省スペースにて確実に、防塵用基板150に対し形成することができる。
よって、2次元バーコード77が、防塵用基板150に形成できることから、液晶パネル200製造後であっても、2次元バーコード77から、TFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを読み取ることができるため、TFT基板10の不良解析が行いやすくなるばかりか、TFT基板10のトレーサビリティ管理が行いやすくなるため、液晶パネル200製造の際の歩留まりの向上が図られた液晶装置を提供することができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
尚、以下、図10、図11を参照して、変形例を説明する。図10は、2次元バーコードを平面視した状態で覆う島状の遮光膜がTFT基板の第1の面側に形成されている変形例を示すTFT基板の部分拡大平面図、図11は、図10中のXI−XI線に沿うTFT基板の部分断面図である。
上述した第1実施の形態において、TFT基板10の第2の面10rに形成された2次元バーコード77を、図示しない読み取り機で読み取る際、TFT基板10は、石英等の透明な基板から構成されているため、TFT基板10の第1の面10f側に積層された配線パターン190等も第2の面10r側から視認可能であることから、読み取りの際のピントが、例えば外部接続端子102周辺の配線190等に焦合してしまい、2次元バーコードが読み取り難い場合がある。
そこで、図10、図11に示すように、TFT基板10における第1の面10fの第2の領域180の所定の位置に対し、平面視した状態で2次元バーコード77を覆うように、島状の遮光膜110が形成されていても構わない。
尚、島状の遮光膜110は、上述した遮光膜を兼ねた走査線11a(図3参照)と同一層に形成されている。即ち、島状の遮光膜110は、走査線11aを形成する工程において、同時に形成される。その結果、島状の遮光膜110は、走査線11aと同一材料から形成されている。
その後、2次元バーコード77を上述したようにTFT基板10の第2の面10rの第2の領域180の所定の位置に対し形成する場合は、第2の面10rに対し平面視した状態で島状の遮光膜110と重なる位置に形成する。
このように、TFT基板10の第1の面10f側の、2次元バーコード77と平面視した状態で重なる位置に、島状の遮光膜110が形成されておれば、第1の面10f側に形成された島状の遮光膜110は、第2の面10rに形成された2次元バーコード77に対して、TFT基板10上の第1の面10f側の島状の遮光膜110の上層に形成された、例えば外部接続端子102周辺の配線190等を遮光する。よって、島状の遮光膜110を第1の面10f側に設ければ、配線190等の影響なく、確実に、2次元バーコード77を、第2の面10r側から読み取ることができる。
尚、以上の図10、図11に示した構成は、上述した第2実施の形態に適用する場合であっても同様である。
また、上述した第1実施の形態及び第2実施の形態においては、2次元バーコード77は、TFT基板10のチップNo、ウエハNo、ロットNoを表していると示したが、これに限らず、TFT基板10の不良解析や、トレーサビリティ管理に用いられる情報であれば、上述したNo以外の他の情報を表していても構わない。
さらに、上述した第1実施の形態及び第2実施の形態においては、2次元バーコード77を形成する第2の領域180の所定の位置として、図5に示すような平面視した状態で、外部接続端子102と重なる位置181や、図6に示すような平面視した状態で、上下導通端子107と重なる位置182を例に挙げて示したが、これに限らず、第2の領域180上であれば、2次元バーコード77を、どこに形成しても構わないということは勿論である。
また、液晶パネルは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述した液晶装置は、TFT(薄膜トランジスタ)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示モジュールを例に挙げて説明したが、これに限らず、TFD(薄膜ダイオード)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示モジュールであっても構わない。
さらに、本実施の形態においては、電気光学装置は、液晶装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、エレクトロルミネッセンス装置、特に、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレイ装置、FED(Field Emission Display)装置、SED(Surface−Conduction Electron−Emitter Display)装置、LED(発光ダイオード)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管または液晶シャッター等を用いた小型テレビを用いた装置などの各種の電気光学装置に適用できる。
また、電気光学装置は、半導体基板に素子を形成する表示用デバイス、例えばLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等であっても構わない。LCOSでは、素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には、反射型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
また、電気光学装置は、片側の基板の同一層に、一対の電極が形成される表示用デバイス、例えばIPS(In-Plane Switching)や、片側の基板において、絶縁膜を介して一対の電極が形成される表示用デバイスFFS(Fringe Field Switching)等であっても構わない。
さらに、本発明の液晶装置が用いられる電子機器としては、投写型表示装置、具体的には、プロジェクタが挙げられる。図12は、図1の液晶装置が3つ配設されたプロジェクタの構成を示す図である。
同図に示すように、プロジェクタ1100に、液晶パネル100を具備する液晶装置は、各々RGB用のライトバルブとして、例えば3つ(100R’,100G’,100B’)配設されている。
プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投写光が発せされると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの3原色に対応する光成分R、G、Bに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R’,100G’,100B’に各々導かれる。
この際、特にB光は、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。
そして、ライトバルブ100R’,100G’,100B’により各々変調された3原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度合成された後、投写レンズ1114を介してスクリーン1120にカラー画像として投写される。
本実施の形態を示す液晶装置における液晶パネルの平面図。 図1中のII−II線に沿って切断した液晶パネルの断面図。 一つの画素に着目した図1の液晶パネルの模式的断面図。 図2のTFT基板の第2の面に形成された2次元バーコードを示す拡大平面図。 図2のTFT基板の第2の面における外部接続端子に平面視した状態で重なる領域に形成された2次元バーコードを示す部分拡大平面図。 図2のTFT基板の第2の面における上下導通端子に平面視した状態で重なる領域に形成された2次元バーコードを示す部分拡大平面図。 第1実施の形態の液晶パネルの製造方法を概略的に示すフローチャート。 本実施の形態を示す液晶パネルの断面図。 第2実施の形態の液晶パネルの製造方法を概略的に示すフローチャート。 2次元バーコードを平面視した状態で覆う島状の遮光膜がTFT基板の第1の面側に形成されている変形例を示すTFT基板の部分拡大平面図。 図10中のXI−XI線に沿うTFT基板の部分断面図。 図1の液晶装置が3つ配設されたプロジェクタの構成を示す図。
符号の説明
10…TFT基板、10f…第1の面、10r…第2の面、20…対向基板、30…TFT、50…液晶、77…2次元バーコード、100…液晶パネル、102…外部接続端子、106…上下導通材、107…上下導通端子、110…島状の遮光膜、150…防塵用基板、150f…第3の面、150r…第4の面、170…第1の領域、180…第2の領域、200…液晶パネル、1100…プロジェクタ。

Claims (10)

  1. 第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板と、該第1の基板の前記第1の面に対向する第2の基板との間に電気光学物質が介在された電気光学パネルを具備する電気光学装置であって、
    前記第1の基板における前記第1の面と反対側の第2の面において、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードが形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板と、該第1の基板の前記第1の面に対向する第2の基板との間に電気光学物質が介在された電気光学パネルを具備する電気光学装置であって、
    前記第1の基板における前記第1の面と反対側の第2の面に、第3の基板が貼着されており、
    前記第3の基板における前記第1の基板に貼着された第3の面と反対側の第4の面において、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードが形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 前記所定の位置は、前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する上下導通材が電気的に接続された、前記第1の基板の前記第1の面側に形成された上下導通端子に対し、平面視した状態で重なる位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記所定の位置は、前記電気光学パネルを他の機器と電気的に接続する基板が電気的に接続される、前記第1の基板の前記第1の面側に形成された外部接続端子に対し、平面視した状態で重なる位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1の基板の前記第1の面側に、前記トランジスタを前記第2の面側から平面視した状態で覆って遮光する遮光膜が形成されており、
    前記遮光膜の一部が、前記第2の領域の前記所定の位置において島状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  6. 前記2次元バーコードは、前記第1の基板の製造ナンバと、前記第1の基板が構成される大板の製造ナンバと、複数枚の前記大板を1組にした組毎の製造ナンバとを表していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  7. 第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板に、前記第1の面に対向するよう第2の基板を貼り合わせる貼着工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に、電気光学物質を介在させる電気光学物質介在工程と、
    前記第1の基板を該第1の基板が構成された大板から分断する分断工程と、
    を具備し、
    前記電気光学物質介在工程後、前記分断工程に先立って、前記第1の基板の前記第1の面と反対側の第2の面に対し、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードを形成する2次元バーコード形成工程を具備していることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  8. 第1の面側にトランジスタが形成された第1の基板に、前記第1の面に対向するよう第2の基板を貼り合わせる第1の貼着工程と、
    前記第1の基板の前記第1の面と反対側の第2の面に、第3の基板を貼り合わせる第2の貼着工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に、電気光学物質を介在させる電気光学物質介在工程と、
    前記第1の基板及び前記第3の基板を、前記第1の基板及び前記第3の基板が構成された各大板からそれぞれ分断する分断工程と、
    を具備し、
    前記電気光学物質介在工程後、前記分断工程に先立って、前記第3の基板の前記第1の基板に対向する第3の面と反対側の第4の面に対し、平面視した状態で前記トランジスタが形成された第1の領域を避ける第2の領域の所定の位置に、2次元バーコードを形成する2次元バーコード形成工程を具備していることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  9. 前記第1の基板の前記第1の面側に前記トランジスタを形成するに先立って、前記トランジスタを前記第2の面側から平面視した状態で覆って遮光する遮光膜を前記第1の面側に形成する工程を具備し、
    前記遮光膜を形成する工程において、前記第2の領域に形成される前記2次元バーコードを平面視した状態で覆う位置に、前記遮光膜の一部を島状に形成することを特徴とする請求項7または8に記載の電気光学装置の製造方法。
  10. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気光学装置を具備することを特徴とする電子機器。
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