JP2008233225A - 現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents

現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けが容易であり、かつ、該シール部材が現像剤の漏れを適切に防止できる現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
【解決手段】穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジ。
【選択図】図8

Description

本発明は、現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
レーザビームプリンタ等の画像形成装置は既によく知られている。かかる画像形成装置は、例えば、潜像を担持する像担持体と、現像剤によって像担持体に担持された潜像を現像する現像装置と、を有している。そして、画像形成装置は、コンピュータなどの外部装置から画像信号等が送信されると、像担持体に担持された潜像を、現像装置内の現像剤で現像して現像剤像を形成し、当該現像剤像を媒体に転写して、最終的に媒体に画像を形成する。
また、画像形成装置は、例えば上述した現像装置や該現像装置に現像剤を補給する補給装置等のように、現像剤を収容する現像剤カートリッジを有している。この現像剤カートリッジは、穴部を有し現像剤を収容する収容部と、該収容部に設けられた回転可能な回転軸(この回転軸は、例えば、回転することにより収容部内の現像剤を攪拌する機能を有する)と、を備えている。そして、回転軸は、回転できるように、該回転軸の回転方向における端部が前記穴部と嵌合している。
また、現像剤カートリッジには、穴部を有する収容部からの現像剤の漏れを防止するため、シール部材が設けられている。このシール部材は、具体的には、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止する。
特開2004−21052号公報 特開2004−21062号公報
ところで、シール部材には、現像剤の漏れを適切に防止することと、現像剤カートリッジの組立時の取り付けが容易であることが、求められている。すなわち、シール部材は、圧縮されることにより現像剤の漏れを防止する機能が有効に発揮されるため、該シール部材が圧縮され難い構成では、現像剤の漏れが適切に防止されない。また、シール部材が、例えば前記穴部よりも内側に設けられる構成では、現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けが困難となる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けが容易であり、かつ、該シール部材が現像剤の漏れを適切に防止できる現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジ。このような現像剤カートリッジによれば、現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けを容易とし、かつ、該シール部材が現像剤の漏れを適切に防止することが可能となる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記回転軸に取り付けられた歯車を備え、
前記押圧部材は、該歯車であることが望ましい。かかる場合には、部品点数を削減できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記軸方向において前記押圧部材よりも外側に設けられ、前記回転軸を受けるための軸受け、を備えたことが望ましい。かかる場合には、回転軸と軸受けの間における現像剤の該回転軸への食い込みを防止できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記回転軸は、
回転することにより前記収容部に収容された現像剤を攪拌する攪拌部材、の攪拌軸と、
回転することにより駆動力を該攪拌軸に伝達するための駆動軸であって、その軸方向が前記攪拌軸の軸方向に沿っている駆動軸と、であり、
前記シール部材は、
現像剤が前記収容部と前記駆動軸の間を通過して漏れることを防止するための第一シール部材と、現像剤が前記収容部と前記攪拌軸の間を通過して漏れることを防止するための第二シール部材と、であり、
前記押圧部材は、
前記第一シール部材を押圧するための第一押圧部材と、前記第二シール部材を押圧するための第二押圧部材と、であり、
前記軸受けは、前記駆動軸と前記攪拌軸の両方を受けることが望ましい。かかる場合には、部品点数を削減できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記軸受けは、前記第一押圧部材と前記第二押圧部材を覆うためのカバー、であることが望ましい。かかる場合には、部品点数を削減できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記回転軸に取り付けられ駆動力を受ける軸継手、を備え、
前記押圧部材は、該軸継手であることが望ましい。かかる場合には、部品点数を削減できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記穴部の内径は、
前記回転軸の、該穴部に対向する部分の軸径よりも大きいことが望ましい。かかる場合には、穴部と回転軸の間における現像剤の回転軸への食い込みを防止できる。
また、かかる現像剤カートリッジであって、
前記シール部材は、前記回転軸の前記端部と嵌合し、
該シール部材の、該端部に対向する内周面上において、かつ、前記収容部の前記穴部側に、切り込みが設けられていることが望ましい。かかる場合には、現像剤がシール部材よりも外側に移動して漏れることを防止できる。
また、(a)画像形成装置本体と、
(b)該画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤カートリッジであって、
穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
を備えた現像剤カートリッジと、
(c)を有することを特徴とする画像形成装置。このような画像形成装置によれば、現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けを容易とし、かつ、該シール部材が現像剤の漏れを適切に防止することが可能となる。
また、(A)コンピュータ、及び、
(B)該コンピュータに接続可能な画像形成装置であって、
(a)画像形成装置本体と、
(b)該画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤カートリッジであって、
穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
を備えた現像剤カートリッジと、
(c)を有する画像形成装置、
(C)を具備したことを特徴とする画像形成システム。このような画像形成システムによれば、現像剤カートリッジの組立時のシール部材の取り付けを容易とし、かつ、該シール部材が現像剤の漏れを適切に防止することが可能となる。
==プリンタ10の概要==
図1と図2を用いて、『画像形成装置』の一例であるプリンタ10の構成例及び動作例について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。図2は、プリンタ10の制御ユニット100の構成を示したブロック図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
<<プリンタ10の構成>>
プリンタ10は、いわゆるレーザビームプリンタであり、図1に示すように、プロセスユニット15Y、15M、15C、15K、中間転写ベルト70、一次転写ユニット60Y、60M、60C、60K、二次転写ユニット80、定着ユニット90、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。
まず、プロセスユニット15Y、15M、15C、15Kの構成について説明する。プロセスユニット15Y、15M、15C、15Kは、感光体20Y、20M、20C、20K上に潜像を形成した後に、『現像剤』であるトナーにて該潜像をトナー像として可視化する機能を有している。これらプロセスユニット15Y、15M、15C、15Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して設けられている。また、プロセスユニット15Y、15M、15C、15Kは、図1に示すように、水平方向に列状に配置されている。
そして、四つのプロセスユニット15Y、15M、15C、15Kの構成は同様であるので、ここでは、プロセスユニット15Yの構成について説明する。プロセスユニット15Yは、感光体20Y上に潜像を形成した後に、イエロートナーにて該潜像をイエロートナー像として可視化するためのものである。このプロセスユニット15Yは、感光体20Y、帯電ユニット30Y、露光ユニット40Y、現像ユニット50Y、『現像剤カートリッジ』の一例であるトナーカートリッジ52Y、感光体クリーニングユニット55Yを有している。ここで、感光体20Y、帯電ユニット30Y、露光ユニット40Y、現像ユニット50Y、及び、感光体クリーニングユニット55Yが、1つのカートリッジを構成する(以下においては、このカートリッジをプロセスカートリッジ16Yと呼ぶ)。
感光体20Yは、感光層を有し、該感光層の表面に潜像を担持する。この感光体20Yは、プリンタ本体に回転可能に支持されており、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。帯電ユニット30Yは、感光体20Yを帯電する。露光ユニット40Yは、レーザを照射することによって帯電された感光体20Y上に潜像を形成する。現像ユニット50Yは、イエロー(Y)トナーを収容しており、感光体20Y上に形成された潜像を、該トナーにてイエロートナー像として可視化する(現像する)。感光体クリーニングユニット55Yは、中間転写ベルト70上に転写されずに感光体20Yに残存するトナー、を回収することにより、該感光体20Yをクリーニングする。トナーカートリッジ52Yは、現像ユニット50Yに補給するイエロー(Y)トナーを収容し、また、感光体クリーニングユニット55Yによって回収された廃トナーを収容する。なお、トナーカートリッジの詳細な構成については、後述する。
次に、プロセスユニット15Y、15M、15C、15K以外のユニットの構成について説明する。中間転写ベルト70は、4つの感光体20Y、20M、20C、20Kに担持された各色のトナー像を紙に転写する際の中間媒体であり、トナー像を担持した状態で回転して該トナー像を移動させる。
一次転写ユニット60Y、60M、60C、60Kは、感光体20Y、20M、20C、20Kに形成された各色のトナー像を中間転写ベルト70に転写(一次転写)するための装置である。
二次転写ユニット80は、中間転写ベルト70上に形成された単色トナー像やフルカラートナー像を紙に転写(二次転写)するための装置である。
定着ユニット90は、紙上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を、加熱加圧して紙に融着させて永久像とするための装置である。
制御ユニット100は、図2に示すようにメインコントローラ101とユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号及び制御信号が入力され、この画像信号及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。メインコントローラ101は、インターフェース112を介してコンピュータ(図9に示すコンピュータ702)と接続され、このコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体の各ユニットと電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を受信することによって、各ユニットの状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。
<<プリンタ10の動作>>
上述した構成のプリンタ10は、モノクロ画像またはカラー画像を形成可能であるが、以下においては、プリンタ10のカラー画像形成動作について説明する。
まず、コンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェース112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20Y、20M、20C、20K、中間転写ベルト70等が回転する。
感光体20Y、20M、20C、20Kは、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30Y、30M、30C、30Kにより順次帯電される。前記感光体の帯電された領域は、前記感光体の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40Y、40M、40C、40Kによって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。前記感光体上に形成された潜像は、該感光体の回転に伴って現像位置に至り、現像ユニット50Y、50M、50C、50Kによってトナー像として可視化される(現像される)。なお、現像ユニット50Y、50M、50C、50Kによる現像に伴いトナーが消費されると、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kから該現像ユニットへトナーが補給される。
感光体20Y、20M、20C、20K上に形成された単色トナー像(イエロートナー像等)は、該感光体の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60Y、60M、60C、60Kによって、中間転写ベルト70に一次転写される。この結果、中間転写ベルト70上にはフルカラートナー像が形成される。中間転写ベルト70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写ベルト70の回転に伴って二次転写位置に至り、給紙トレイ92から搬送される紙に二次転写ユニット80によって二次転写される。
フルカラートナー像が二次転写された紙が定着ユニット90へ搬送されると、前記フルカラートナー像は加熱加圧されて、該紙に融着される。これにより、紙にカラー画像が形成されることとなる。
一方で、一次転写位置にて中間転写ベルト70に一次転写されずに感光体20Y、20M、20C、20Kに残存するトナーは、感光体クリーニングユニット55Y、55M、55C、55Kによって回収された後に、廃トナーとしてトナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kに送られる。
==トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kの概要==
トナーカートリッジ52Y(52M、52C、52K)は、上述したように、現像ユニット50Y(52M、52C、52K)に補給するトナーを収容し、また、感光体クリーニングユニット55Y(55M、55C、55K)によって回収された廃トナーを収容する。このトナーカートリッジ52Y(52M、52C、52K)は、『画像装置本体』であるプリンタ本体10a(図1)に取り付けられたプロセスカートリッジ16Y(16M、16C、16K)、に対して着脱可能である。
そして、4つのトナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kの構成は同様であるので、以下においては、トナーカートリッジ52Yを例に挙げて、該トナーカートリッジ52Yの構成及び動作について説明する。
<<トナーカートリッジ52Yの外部構成>>
まず、図3、図4A及び図4Bを用いて、トナーカートリッジ52Yの外部構成について説明する。図3は、トナーカートリッジ52Yが、プロセスカートリッジ16Yに装着された状態を示した図である。図4A及び図4Bは、トナーカートリッジ52Yの外観を示した斜視図である。なお、図4Bは、図4Aに示す方向D1からトナーカートリッジ52Yを見た図である。また、図3、図4A、及び、図4Bには、矢印にて上下方向が、図3には、矢印にて長手方向が、それぞれ示されている。
トナーカートリッジ52Yは、補給トナータンク601と、廃トナータンク602と、排出側シャッター605と、流入側シャッター606と、『カバー』の一例であるケースカバー609等を有している。
補給トナータンク601は、現像ユニット50Yに補給されるトナーを収容する。この補給トナータンク601は、トナーカートリッジ52Yの上方に設けられており、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、現像ユニット50Yよりも上方に位置する(図3)。また、補給トナータンク601は、トナーを排出する排出口615(図5A参照)を備えており、該排出口615を介して現像ユニット50Yにトナーを補給する。なお、補給トナータンク601の内部構成については、後述する。
廃トナータンク602は、感光体クリーニングユニット55Yによって回収された廃トナーを収容する。この廃トナータンク602は、トナーカートリッジ52Yの下方に設けられており、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、感光体クリーニングユニット55Yよりも下方に位置する(図3)。また、廃トナータンク602は、トナーが流入する流入口(不図示)を備えており、感光体クリーニングユニット55Yによって回収された廃トナーが、該流入口をから流入する。なお、廃トナータンク602の内部には、該廃トナーを収容する空間が形成されている。
排出側シャッター605は、補給トナータンク601の下方に設けられた開閉可能な円形シャッターであり、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、現像ユニット50Yに対向する。また、排出側シャッター605は、不図示のバネ(図4Aで排出側シャッター605の背面側に設けられている)によって付勢されており、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されていないときには、前記バネの付勢力によって排出側シャッター605は閉まっている。一方で、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、排出側シャッター605は、対向する現像ユニット50Yの部材によって前記バネの付勢力に抗して押される(スライドされる)ことにより、開く。また、排出側シャッター605は、閉まっている際には補給トナータンク601の前記排出口615を塞いでおり、開いている際には該排出口615を空けている。そして、補給トナータンク601内のトナーは、排出側シャッター605が開いている際に、該排出口615を通って落下して現像ユニット50Yに排出される。
流入側シャッター606は、廃トナータンク602の上方、かつ、排出側シャッター605と並んで設けられた開閉可能な円形シャッターであり、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、感光体クリーニングユニット55Yに対向する。また、流入側シャッター606は、不図示のバネ(図4Aで流入側シャッター606の背面側に設けられている)によって付勢されており、排出側シャッター605と同様に、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されていないときには、前記バネの付勢力によって流入側シャッター606は閉まっている。一方で、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときには、流入側シャッター606は、対向する感光体クリーニングユニット55Yの部材によって前記バネの付勢力に抗して押される(スライドされる)ことにより、開く。また、流入側シャッター606は、閉まっている際には廃トナータンク602の前記流入口を塞いでおり、開いている際には該流入口を開けている。そして、感光体クリーニングユニット55Yによって回収された廃トナーは、流入側シャッター606が開いている際に、該流入口を通って落下して廃トナータンク602に流入する。
ケースカバー609は、排出側シャッター605や流入側シャッター606の反対側に設けられており、補給トナータンク601に設けられ駆動力を伝達する歯車等が、ユーザー等に触れられることを防止するために、該歯車等を覆う。
上述したトナーカートリッジ52Yは、プロセスカートリッジ16Yに装着されて、補給トナータンク601に収容されたトナーが現像ユニット50Yに補給されて無くなった場合や、廃トナータンク602に収容された廃トナーが多い場合に、ユーザー等によって新品のトナーカートリッジ52Yに交換される。なお、新品のトナーカートリッジ52Yにおいては、補給トナータンク601に十分な量のトナーが収容されている。
<<補給トナータンク601の内部構成>>
次に、図5Aと図5Bを用いて、補給トナータンク601の内部構成について説明する。図5Aは、上下方向と平行で、かつ、駆動軸641を通る平面で、補給トナータンク601を切断した際の、該補給トナータンク601の斜視図である。図5Bは、図5Aに示す方向D2からトナーカートリッジ52Yを見た正面図である。なお、図5A及び図5Bでは、説明の都合上、ケースカバー609が省かれている。また、図5Aと図5Bには矢印にて上下方向が、図5Bには矢印にて軸方向が、それぞれ示されている。
補給トナータンク601は、タンク本体610と、タンク本体カバー614と、『収容部』の一例であるトナー収容部611と、排出口615と、『攪拌部材』の一例であるアジテータ621と、PETフィルム631、632と、駆動軸641と、『第一押圧部材』の一例である駆動軸歯車651と、『第二押圧部材』の一例であるアジテータ歯車656と、『軸継手』の一例であるカップリング661と、一端側シール671と、『第一シール部材』の一例である他端側シール674と、『第二シール部材』の一例である他端側シール677を有している。
トナー収容部611は、補給トナータンク601の内部の空間を形成しており、現像ユニット50Yに補給されるトナーを収容する。このトナー収容体611の形状は略直方体であり、上方の空間の方が下方の空間よりも広い。なお、新品のトナーカートリッジ52Yにおいては、トナー収容部611の上部の上部壁613の近傍にはトナーが収容されない程度に、トナーが充填されている。また、トナー収容部611は、『穴部』として他端側穴部617、一端側穴部618、及び、他端側穴部619を有しているが、これら3つの穴部とその周辺部の詳細構成については、後述する。
排出口615は、トナー収容部611の下部の下部壁612に設けられた円形の穴である。該排出口615を介して、トナー収容部611内のトナーが、現像ユニット50Yに向けて排出(補給)される。
アジテータ621は、回転することによりトナー収容部611内のトナーを攪拌する。このアジテータ621は、トナー収容部611の下方で、かつ、排出口615の真上に設けられている。また、アジテータ621は、『攪拌軸』の一例であるアジテータ軸622と、長羽根623、624と、短羽根625、626と、羽根連結部627、628から構成されている。
アジテータ軸622は、トナー収容部611内に回転可能に設けられた『回転軸』である。このアジテータ軸622は、図5A中の矢印で示すように、反時計方向に回転する。
長羽根623、624は、アジテータ軸622から直径方向に延出した板である。この長羽根623と長羽根624は、互いを背にする方向に延出した同じ長さの羽根であり、軸方向において同じ位置に配置している。また、長羽根623と長羽根624は、それぞれ軸方向において一定間隔にて5枚設けられている。
短羽根625、626は、長羽根623、624よりも短い羽根である。この短羽根625、626は、アジテータ軸622から直径方向で、かつ、長羽根623、624と直交する方向に延出した板である。また、短羽根625と短羽根626は、同じ長さの羽根であり、それぞれ軸方向において5枚の長羽根623、624の間にそれぞれ配置している。仮に、5枚の長羽根623の中で最も軸方向他端側に位置する長羽根623を1枚目の羽根とすると、短羽根625は、1枚目と2枚目の長羽根623の間と、3枚目と4枚目の長羽根623の間に位置し、短羽根626は、2枚目と3枚目の長羽根623の間と、4枚目と5枚目の長羽根623の間に位置する。すなわち、短羽根625と短羽根626が、交互に配置されている。
羽根連結部627は、軸方向に平行に設けられ、5枚の長羽根623の先端部と繋がっている。羽根連結部628も、軸方向に平行に設けられ、5枚の長羽根624の先端部と繋がっている。
上記のように構成されたアジテータ621においては、長羽根623、624と短羽根625、626と羽根連結部627、628が、アジテータ軸622の回転に伴い回動(回転)することにより、トナー収容部611に収容されたトナーを攪拌する。
PETフィルム631、632は、可撓性を有するフィルムであり、回動することによりトナー収容部611内のトナーを搬送する。PETフィルム631の、アジテータ軸622に近い一端部631aが、羽根連結部627に固定されており、PETフィルム632の、アジテータ軸622に近い一端部632aが、羽根連結部628に固定されている。そして、PETフィルム631、632は、アジテータ621の回転に伴い回動(回転)することにより、トナーを搬送する。また、PETフィルム631の、アジテータ軸622から離れた先端部631bと、PETフィルム632の、アジテータ軸622から離れた先端部632bは、アジテータ621の回転中にトナー収容部611の内壁(例えば、下部壁612)に摺擦しながら、該内壁に付着したトナーを掻き取る。また、PETフィルム631、632には、該PETフィルムによるトナーの搬送量が過大になることを防止するために、それぞれ中央部に矩形状のフィルム穴631c、632cが設けられている。
アジテータ歯車656は、アジテータ621(PETフィルム631)を回転させるためのものである。このアジテータ歯車656は、アジテータ軸622の軸方向他端側の端部622bに取り付けられている。そして、駆動力を受けたアジテータ歯車656が回転することに伴い、アジテータ621も回転する。
駆動軸641は、回転することにより駆動力をアジテータ軸622に伝達するためのものである。この駆動軸641は、その軸方向がアジテータ軸622の軸方向に沿うように、かつ、アジテータ621の上方に回転可能に設けられた『回転軸』である。そして、駆動軸641は、図5A中の矢印で示すように、時計方向に回転する。
カップリング661は、駆動軸641の軸方向一端側の端部641aに取り付けられており、トナーカートリッジ52Yがプロセスカートリッジ16Yに装着されたときに、プリンタ本体10aに設けられたカップリング(不図示)と連結することにより、該カップリングを介して駆動力を受ける。そして、カップリング661が駆動力を受けて回転することに伴い、駆動軸641も回転する。
駆動軸歯車651は、駆動軸641の軸方向他端側の端部641bに取り付けられており、駆動軸641の回転に伴い回転する。そして、駆動軸歯車651は、駆動軸641の回転中にアジテータ歯車656に噛み合うことにより、カップリング661が受けた駆動力をアジテータ歯車656に伝達する。また、駆動軸歯車651の直径(ピッチ円)は、アジテータ歯車656の直径(ピッチ円)よりも小さくなっているため、駆動軸641の回転速度の大きさは、アジテータ621(PETフィルム631)の回転速度の大きさよりも大きい。
一端側シール671は、トナーがトナー収容部611の一端側穴部618と駆動軸641との間を通過して漏れることを防止する『シール部材』である。他端側シール674は、トナーがトナー収容部611の他端側穴部619と駆動軸641との間を通過して漏れることを防止する『シール部材』である。他端側シール677は、トナーがトナー収容部611の他端側穴部617とアジテータ621のアジテータ軸622との間を通過して漏れることを防止する『シール部材』である。なお、これら3つのシールの詳細構成については、後述する。
<<『穴部』とその周辺部の詳細構成について>>
次に、他端側穴部617、一端側穴部618、及び、他端側穴部619と、これらの周辺部の詳細構成について、図6A〜図6C、図7A、及び図7Bを用いて説明する。図6Aは、他端側穴部619とその周辺部を示した図である。図6Bは、他端側穴部617とその周辺部を示した図である。図6Cは、一端側穴部618とその周辺部を示した図である。図7Aは、他端側シール674を示した斜視図である。図7Bは、駆動軸641を、図6Aに示す矢印の方向で見た際の図である。
<他端側穴部619とその周辺部の構成>
他端側穴部619は、トナー収容部611の軸方向他端側に設けられており、図6Aに示すように駆動軸641の端部641bと嵌合している。そして、この他端側穴部619の内径は、駆動軸641の該他端側穴部619に対向する部分の軸径(外径)よりも大きい。
他端側穴部619の近傍には、該他端側穴部619からのトナーの漏れを防止するために、前述した他端側シール674が設けられている。他端側シール674は、軸方向において他端側穴部619よりも外側に設けられ、トナーが他端側穴部619と駆動軸641の間を通過して漏れることを防止する。この他端側シール674は、他端側穴部619と駆動軸歯車651の間に位置しており、一方の側面674aが他端側穴部619に接触し、他方の側面674bが駆動軸歯車651に接触している。また、他端側シール674は、駆動軸641の端部641bと嵌合している。そして、他端側シール674の内径が端部641bの外径よりも大きくなっており、他端側シール674の内周面674cが、駆動軸641の外周面に接触している。また、図7Aに示すように、他端側シール674には、内周面674c上において、かつ、他端側穴部619側に、切り込み674dが設けられている。なお、他端側シール674は、フェルト、発泡ウレタン、ゴムスポンジ等の弾性体から成る(一端側シール671と他端側シール677も同様である)。
駆動軸歯車651は、軸方向において他端側シール674よりも外側に設けられ、該他端側シール674を押圧する『押圧部材』である。駆動軸歯車651によって押圧された他端側シール674は、他端側穴部619と駆動軸歯車651の間で圧縮された状態となっている。
駆動軸641の端部641bには、凸部641cと、凹部641dと、嵌合部641eが設けられている。凸部641cは、駆動軸641から突出しており、駆動軸歯車651に接触している。嵌合部641eは、ケースカバー609の駆動軸嵌合穴609bと回転可能に嵌合している。凹部641dは、嵌合部641eに力(図7Bに示す力F)が加わると該嵌合部641eが変形するように(図8B参照)、図7Bに示すような溝である。なお、駆動軸641は、樹脂製である。
前述したケースカバー609は、軸方向において駆動軸歯車651よりも外側に設けられ、駆動軸歯車651を覆う機能と、駆動軸641を受ける『軸受け』の機能を有している。すなわち、ケースカバー609は、駆動軸嵌合穴609bを備えており、該駆動軸嵌合穴609bが駆動軸641の端部641bの嵌合部641eと嵌合することにより駆動軸641の軸方向他端側を受けている。
<他端側穴部617とその周辺部の構成>
他端側穴部617とその周辺部の構成は、上述した他端側穴部619とその周辺部の構成とほぼ同様である。
他端側穴部617は、トナー収容部611の軸方向他端側に設けられており、図6Bに示すようにアジテータ軸622の端部622bと嵌合している。そして、この他端側穴部617の内径は、アジテータ軸622の該他端側穴部617に対向する部分の軸径(外径)よりも大きい。
他端側穴部617の近傍には、該他端側穴部617からのトナーの漏れを防止するために、前述した他端側シール677が設けられている。他端側シール677は、軸方向において他端側穴部617よりも外側に設けられ、トナーが他端側穴部617とアジテータ軸622の間を通過して漏れることを防止する。この他端側シール677は、他端側穴部617とアジテータ歯車656の間に位置しており、一方の側面677aが他端側穴部617に接触し、他方の側面677bがアジテータ歯車656に接触している。また、他端側シール677は、アジテータ軸622の端部622bと嵌合している。そして、他端側シール677の内径が端部622bの外径よりも大きくなっており、他端側シール677の内周面677cが、アジテータ軸622の外周面に接触している。また、他端側シール674と同様に、他端側シール677には、内周面677c上において、かつ、他端側穴部617側に、切り込みが設けられている。
アジテータ歯車656は、軸方向において他端側シール677よりも外側に設けられ、該他端側シール677を押圧する『押圧部材』である。アジテータ歯車656によって押圧された他端側シール677は、他端側穴部617とアジテータ歯車656の間で圧縮された状態となっている。
アジテータ軸622の端部622bには、駆動軸641の端部641bと同様に、凸部622cと、凹部622dと、嵌合部622eが設けられている。凸部622cは、アジテータ軸622から突出しており、アジテータ軸歯車656に接触している。嵌合部622eは、ケースカバー609のアジテータ軸嵌合穴609aと回転可能に嵌合している。凹部622dは、嵌合部622eに力が加わると該嵌合部622eが変形するような溝である。なお、アジテータ軸622は、樹脂製である。
前述したケースカバー609は、軸方向においてアジテータ歯車656よりも外側に設けられ、アジテータ歯車656を覆う機能と、アジテータ軸622を受ける『軸受け』の機能を有している。すなわち、ケースカバー609は、アジテータ軸嵌合穴609aを備えており、該アジテータ軸嵌合穴609aがアジテータ軸622の端部622bの嵌合部622eと嵌合することによりアジテータ軸622の軸方向他端側を受けている。
<一端側穴部618とその周辺部の構成>
一端側穴部618は、トナー収容部611の軸方向一端側に設けられており、図6Cに示すように駆動軸641の端部641aと嵌合している。そして、一端側穴部618の内径は、駆動軸641の該一端側穴部618に対向する部分の軸径(外径)よりも大きい。
一端側穴部618の近傍には、該一端側穴部618からのトナーの漏れを防止するために、前述した一端側シール671が設けられている。一端側シール671は、軸方向においてトナー収容部611の一端側穴部618よりも外側に設けられ、トナーが一端側穴部618と駆動軸641の間を通過して漏れることを防止する。この一端側シール671は、一端側穴部618とカップリング661の間に位置しており、一方の側面671aが一端側穴部618に接触し、他方の側面671bがカップリング661に接触している。また、一端側シール671は、駆動軸641の端部641aと嵌合している。そして、一端側シール671の内径が駆動軸641の外径よりも大きくなっており、一端側シール671の内周面671cが、駆動軸641の外周面に接触している。また、他端側シール674と同様に、一端側シール671には、内周面671c上において、かつ、一端側穴部618側に、切り込みが設けられている。
カップリング661は、軸方向において一端側シール671よりも外側に設けられ、該一端側シール671を押圧する『押圧部材』である。カップリング661によって押圧された一端側シール671は、一端側穴部618とカップリング661の間で圧縮された状態となっている。また、カップリング661は凹部661aを有しており、例えば該凹部661aに対して駆動軸641が圧入されて、カップリング661と駆動軸641が、共に回転できるように固定されている。さらに、カップリング661は、その外周面661bがタンク本体610のカップリング支持部610aに回転可能に支持されている。すなわち、カップリング支持部610aが、カップリング661を介して駆動軸641の軸方向一端側を受けている。
ところで、駆動軸641の軸方向両端側とアジテータ軸622の軸方向他端側には、上述したようにシールが設けられているが、アジテータ軸622の軸方向一端側には、図6Dに示すようにシールが設けられていない。これは、トナー収容部611の、端部622aに対向する部分には、穴等の開口が設けられておらず、当該部分からトナーが漏れることが無いからである。また、アジテータ軸622は、軸方向一端側の端部622aが一端側凹部616と嵌合することにより、タンク本体610に回転可能に支持されている。このため、一端側凹部616が、アジテータ軸622の軸方向一端側を受けている。なお、図6Dは、端部622aとその周辺部を示した図である。
<<トナーカートリッジ52Yの動作>>
プロセスカートリッジ16Yに装着されたトナーカートリッジ52Yは、画像形成により現像ユニット50Y内に収容されたトナーが減少した場合に、該現像ユニット52Yにトナーを補給するために、制御ユニット100の指令に基づいて動作を行う。以下においては、現像ユニット50Yへのトナー補給の際のトナーカートリッジ52Yの動作について説明する。
まず、カップリング661が、プリンタ本体10aに設けられたモータ(不図示)が発生した駆動力を受けて、回転する。カップリング661の回転に連動して、該カップリング661が固定された駆動軸641と、該駆動軸641に固定された駆動軸歯車651とが、ともに回転する。そして、駆動軸歯車651の回転に連動して、該駆動軸歯車651と噛み合うアジテータ歯車656も、回転する。そして、アジテータ歯車656の回転に連動して、該アジテータ歯車656が固定されたアジテータ621も回転する。このように、前記モータが発生した駆動力によって、駆動軸641とアジテータ軸622が、一緒に回転する。
アジテータ軸622の回転に伴い、長羽根623、624と短羽根625、626と羽根連結部627、628が、回転し、その回転中にトナー収容部611内のトナーを攪拌する。また、アジテータ軸622の回転に伴い、PETフィルム631、632が、回転し、その回転中にトナー(長羽根623、624等によって攪拌されたトナーも含む)を搬送する。そして、PETフィルム631、632が、該トナーを排出口615に向けて搬送することにより、該トナーが、排出口615から排出されて現像ユニット50Yに補給されることとなる。なお、PETフィルム631、632の先端部631b、632bは、その回転中に、トナー収容部611の内壁(例えば、下部壁612)に付着したトナーを払い落として搬送する。
このように、現像ユニット50Yへのトナー補給中に補給トナータンク601においては、アジテータ621によるトナーの攪拌と、PETフィルム631、632によるトナーの搬送とが、行われる。
一方で、現像ユニット50Yへのトナー補給が実行されている際に、感光体クリーニングユニット55Yによって回収された廃トナーが、前記流入口を介して廃トナータンク602に流入する。これにより、廃トナータンク602に廃トナーが収容されることとなる。
==トナーカートリッジの組立について==
構成が同様な4つのトナーカートリッジの52Y、52M、52C、52Kの組立方法は同様であるので、以下においては、上述した構成のトナーカートリッジ52Yの組立について、図8A〜図8Eを用いて説明する。図8Aは、タンク本体カバー614に駆動軸641が取り付けられた状態を示した図である。図8Bは、他端側シール674の挿入の仕方を示した図である。図8Cは、駆動軸歯車651の取り付け方を示した図である。図8Dは、取り付けられた駆動軸歯車651が他端側シール674を押圧している状態を示す図である。図8Eは、ケースカバー609の取り付け方を示した図である。
トナーカートリッジ52Y(図4A参照)の組立に必要な各種の部材(タンク本体610等)を準備した後に、まず、タンク本体610に、排出側シャッター605及び流入側シャッター606を取り付ける。そして、タンク本体610に駆動軸641を取り付ける。これにより、駆動軸641の軸方向一端側の端部641aが一端側穴部618と嵌合する。同様に、タンク本体610にアジテータ621を取り付ける。これにより、アジテータ軸622の軸方向一端側の端部622aが一端側凹部616と嵌合する。なお、本実施例においては、アジテータ621には、予めPETフィルム631、632が固定されている。そして、トナー収容部611にトナーを充填した後、タンク本体カバー614をタンク本体610に溶着して取り付ける。これにより、駆動軸641の軸方向他端側の端部641bが他端側穴部619と嵌合(図8A)し、アジテータ軸622の軸方向他端側の端部622bが他端側穴部617と嵌合する。
タンク本体カバー614の取り付けが完了した後に、一端側シール671と他端側シール674を駆動軸641に挿入し、他端側シール677をアジテータ軸622に挿入する。
他端側シール674と他端側シール677の挿入の仕方は同様であるので、ここでは、他端側シール674の挿入の仕方について説明する。他端側シール674は、駆動軸641に対して図8Bに示す矢印方向(軸方向において外側から中央側へ向かう方向)に挿入される。そして、他端側シール674の挿入の際に、駆動軸641の嵌合部641eに力を加えて図8Bに示すように変形させた状態を維持させる。これは、他端側シール674の挿入の際に、凸部641cに引っかかって他端側シール674が挿入されないことを防止するためである。挿入後の他端側シール674は、他端側穴部619に接触している。
一端側シール671も、駆動軸641に対して、軸方向において外側から中央側へ向かう方向に挿入される。なお、駆動軸641の軸方向一端側には、軸方向他端側とは異なり凸部が無いので、一端側シール671の挿入の際に、駆動軸641の軸方向一端側に力を加えて変形させる必要はない。
3つのシールの挿入後に、駆動軸歯車651、アジテータ歯車656、及びカップリング661を取り付ける。
駆動軸歯車651とアジテータ歯車656の取り付け方法は同様であるので、ここでは、駆動軸歯車651の駆動軸641への取り付け方法について説明する。駆動軸歯車651は、図8Cに示す矢印の方向(軸方向において外側から中央側へ向かう方向)に、挿入されて取り付けられる。そして、駆動軸歯車651の取り付けの際には、他端側シール674の挿入の際と同様に、駆動軸641の嵌合部641eに力を加えて図8Cに示すように変形させた状態を維持させる。駆動軸歯車651の取り付け後に嵌合部641eに加えられていた力を解放すると、該嵌合部641eが図8Dに示すように元の形状に復元する。そして、これにより、駆動軸歯車651が、駆動軸641と係合して、該駆動軸641に固定される。また、駆動軸641に固定された駆動軸歯車651は、他端側シール674を押圧して図8Dに示すように圧縮させる。
カップリング661も、駆動軸641に対して、軸方向において外側から中央側へ向かう方向に取り付けられる。そして、カップリング661が取り付けられることによって、該カップリング661が一端側シール671を押圧して圧縮させる(図6C)。
駆動軸歯車651、アジテータ歯車656、及びカップリング661の取り付け後に、図8Eに示す矢印の方向にケースカバー609を取り付ける。これにより、駆動軸641の端部641bの嵌合部641eが、ケースカバー609の駆動軸嵌合穴609bと嵌合し(図6A)、アジテータ軸622の端部622bの嵌合部622eが、ケースカバー609のアジテータ軸嵌合穴609aと嵌合する(図6B)。これにより、ケースカバー609が、駆動軸641の軸方向他端側とアジテータ軸622の軸方向他端側の両方を受けることとなる。
ケースカバー609を取り付けることによって、図4Aに示すトナーカートリッジ52Yの組立が完了する。
==本実施の形態に係るトナーカートリッジの有効性==
上述したように、本実施の形態に係る『現像剤カートリッジ』(トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52K)は、軸方向において『穴部』(例えば、他端側穴部619)よりも外側に設けられ、『現像剤』(トナー)が『収容部』(トナー収容部611)と『回転軸』(例えば、駆動軸641)の間を通過して漏れることを防止するための『シール部材』(例えば、他端側シール674)と、前記軸方向において他端側シール674よりも外側に設けられ、該他端側シール674を押圧するための『押圧部材』(駆動軸歯車651)と、を備えている。これにより、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kの組立時のシール部材の取り付けを容易とし、かつ、該シール部材がトナーの漏れを適切に防止することが可能となる。以下において詳細に説明する。
「発明が解決しようとする課題」の項で説明したように、シール部材(他端側シール674等)には、トナーの漏れを適切に防止することと、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kの組立時の取り付けが容易であることが、求められている。すなわち、シール部材は、圧縮されることによりトナーの漏れを防止する機能が有効に発揮されるため、該シール部材が圧縮され難い構成では、トナーの漏れが適切に防止されない。また、シール部材が、例えば前記穴部(他端側穴部619等)よりも内側に設けられる構成では、前記トナーカートリッジの組立時のシール部材の取り付けが困難となる。
これに対して、本実施の形態に係るトナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kによれば、上述の問題が解消される。ここでは、シール部材として他端側シール674を、押圧部材として駆動軸歯車651を例に挙げて、説明する。他端側シール674が他端側穴部619よりも軸方向において外側に設けられていると、図8Bに示したように該他端側シール674が外側から挿入されるから、トナーカートリッジの組立時の該他端側シール674の取り付けが容易となる。また、駆動軸歯車651が他端側シール674よりも軸方向において外側に設けられている場合には、該駆動軸歯車651が図8Dに示すように他端側シール674を押圧しやすくなり、この結果、該他端側シール674は、適切に圧縮されてトナーの漏れを適切に防止することが可能となる。
==その他の実施形態==
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る『画像形成装置』等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
なお、上記実施の形態において、『現像剤カートリッジ』は、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kであることとして説明したが、『収容部』と『回転軸』と『シール部材』と『押圧部材』を備えた現像ユニット50Y、50M、50C、50Kであることとしてもよい。
また、上記実施の形態において、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kは、前記回転軸(駆動軸641、アジテータ軸622)に取り付けられた『歯車』(駆動軸歯車651、アジテータ歯車656)と、駆動軸641に取り付けられ駆動力を受ける『軸継手』(カップリング661)を備え、前記押圧部材は、該駆動軸歯車651等や該カップリング661であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記押圧部材は、前記シール部材(他端側シール674等)を押圧するための専用部材であることとしてもよい。
ただし、駆動軸歯車651が押圧部材である場合には、該駆動軸歯車651が駆動軸641を回転させる機能と、他端側シール674を押圧する機能を有するため、部品点数を削減できる。同様に、カップリング661が押圧部材である場合には、該カップリング661が駆動力を受ける機能と、一端側シール671を押圧する機能を有するため、部品点数を削減できる。このように、部品点数を削減できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、トナーカートリッジ52Y、52M、52C、52Kは、前記軸方向において前記押圧部材(駆動軸歯車651等)よりも外側に設けられ、前記回転軸(駆動軸641等)を受けるための『軸受け』(ケースカバー609)、を備えたこととしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記軸受けは、前記軸方向において前記押圧部材よりも中央側に設けられていることとしてもよい。
ただし、前記軸受けが軸方向において前記押圧部材よりも外側に設けられている場合には、トナーの前記軸受けと前記回転軸の間への移動を押圧部材が規制するから、軸受けと回転軸の間におけるトナーの回転軸への食い込みを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、前記回転軸は、回転することによりトナー収容部611に収容されたトナーを攪拌する『攪拌部材』(アジテータ621)、の『攪拌軸』(アジテータ軸622)と、回転することにより駆動力をアジテータ軸622に伝達するための駆動軸641であって、その軸方向がアジテータ軸622の軸方向に沿っている駆動軸641と、であることとした。また、前記シール部材は、トナーがトナー収容部611と駆動軸641の間を通過して漏れることを防止するための『第一シール部材』(他端側シール674)と、トナーがトナー収容部611とアジテータ軸622の間を通過して漏れることを防止するための『第二シール部材』(他端側シール677)と、であることとした。また、前記押圧部材は、他端側シール674を押圧するための『第一押圧部材』(駆動軸歯車651)と、他端側シール677を押圧するための『第二押圧部材』(アジテータ歯車656)と、であることとした。そして、前記軸受け(ケースカバー609)は、駆動軸641とアジテータ軸622の両方を受けることとした。しかし、上記に限定されるものではない。例えば、駆動軸641を受ける軸受けは、アジテータ軸622を受ける軸受けとは異なる軸受けであることとしてもよい。
ただし、ケースカバー609が駆動軸641とアジテータ軸622の両方を受ける場合には、部品点数を削減できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、前記軸受けは、駆動軸歯車651とアジテータ歯車656を覆うための『カバー』(ケースカバー609)、であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ケースカバー609と前記軸受けは、別の部材であることとしてもよい。
ただし、ケースカバー609が軸受けである場合には、ケースカバー609が、駆動軸歯車651等を覆う機能と、駆動軸641等を受ける軸受けの機能とを有するため、部品点数を削減できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、前記穴部(例えば、他端側穴部619)の内径は、前記回転軸(例えば、駆動軸641)の、該他端側穴部619に対向する部分の軸径よりも大きい(図6A)こととしたが、これに限定されるものではない。例えば、他端側穴部619の内径と駆動軸641の軸径は、同じであることとしてもよい。
ただし、他端側穴部619の内径が駆動軸641の軸径よりも大きい場合には、前記内径が前記軸径と同じ場合に比べて、他端側穴部619と駆動軸641の間におけるトナーの該駆動軸641への食い込みを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、前記シール部材(ここでは他端側シール674)は、前記回転軸(ここでは駆動軸641)の端部641bと嵌合し、該他端側シール674の、該端部641bに対向する内周面674c上において、かつ、トナー収容部611の他端側穴部619側に、切り込み674d(図7A)が設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、他端側シール674の内周面674c上には、切り込みが設けられておらず、該内周面674cは平滑であることとしてもよい。
ただし、他端側シール674に上述の切り込み674dが設けられている場合には、以下に説明するように、トナーが軸方向において該他端側シール674よりも外側へ移動して漏れることを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。すなわち、他端側シール674に上述の切り込み674dが設けられている場合には、内周面674cが平滑である場合に比べて、該切り込み674dの部分のトナーへの接触面積が大きい。これにより、該切り込み674dの部分が、いわゆるエッジ効果により、他端側穴部619を通過して他端側シール674と駆動軸641の間に移動してきたトナーを引っ掻くため、該トナーが軸方向において該他端側シール674よりも外側へ移動することが規制され、この結果、トナーの漏れが防止されやすくなる。このように、トナーが軸方向において該他端側シール674よりも外側へ移動して漏れることを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
===画像形成システム等の構成===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である『画像形成システム』の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図9は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ10と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。
コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ10は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
図10は、図9に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
なお、以上の説明においては、プリンタ10が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ10から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
また、例えば、プリンタ10が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ10が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。 プリンタ10の制御ユニット100の構成を示したブロック図である。 トナーカートリッジ52Yが、プリンタ本体10aに装着されて、プロセスカートリッジ16Yと連結した状態を示した図である。 図4A及び図4Bは、トナーカートリッジ52Yの外観を示した斜視図である。 補給トナータンク601の斜視図である。 図5Aに示す方向D2からトナーカートリッジ52Yを見た正面図である。 図6Aは、他端側穴部619とその周辺部を示した図である。図6Bは、他端側穴部617とその周辺部を示した図である。図6Cは、一端側穴部618とその周辺部を示した図である。 他端側シール674を示した斜視図である。 駆動軸641を、図6Aに示す矢印の方向で見た際の図である。 図8A〜図8Eは、トナーカートリッジ52Yの組立方法を説明するための図である。 画像形成システムの外観構成を示した説明図である。 図9に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 プリンタ、10a プリンタ本体、
15Y、15M、15C、15K プロセスユニット、
16Y、16M、16C、16K プロセスカートリッジ、
20Y、20M、20C、20K 感光体、
30Y、30M、30C、30K 帯電ユニット、
40Y、40M、40C、40K 露光ユニット、
50Y、50M、50C、50K 現像ユニット、
52Y、52M、52C、52K トナーカートリッジ、
55Y、55M、55C、55K 感光体クリーニングユニット、
60Y、60M、60C、60K 一次転写ユニット、70 中間転写ベルト、
80 二次転写ユニット、90 定着ユニット、92 給紙トレイ、
100 制御ユニット、101 メインコントローラ、
102 ユニットコントローラ、112 インターフェース、113 画像メモリ、
601 補給トナータンク、602 廃トナータンク、
605 排出側シャッター、606 流入側シャッター、609 ケースカバー、
609a アジテータ軸嵌合穴、609b 駆動軸嵌合穴、610 タンク本体、
610a カップリング支持部、611 トナー収容部、612 下部壁、
613 上部壁、614 タンク本体カバー、615 排出口、
616 一端側凹部、617 他端側穴部、618 一端側穴部、
619 他端側穴部、621 アジテータ、622 アジテータ軸、
622a 端部、622b 端部、622c 凸部、622d 凹部、
622e 嵌合部、623、624 長羽根、625、626 短羽根、
627、628 羽根連結部、631、632 PETフィルム、
631a、632a 一端部、631b、632b 先端部、
631c、632c フィルム穴、641 駆動軸、641a 端部、
641b 端部、641c 凸部、641d 凹部、641e 嵌合部、
651 駆動軸歯車、656 アジテータ歯車、661 カップリング、
671 一端側シール、671a、671b 側面、671c 内周面、
674 他端側シール、674a、674b 側面、674c 内周面、
674d 切り込み、677 他端側シール、677a、677b 側面、
677c 内周面、
700 画像形成システム、702 コンピュータ、704 表示装置、
708 入力装置、708A キーボード、708B マウス、
710 読取装置、710A フレキシブルディスクドライブ装置、
710B CD−ROMドライブ装置、
802 内部メモリ、804 ハードディスクドライブユニット

Claims (10)

  1. 穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
    該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
    前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
    前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
    を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジ。
  2. 請求項1に記載の現像剤カートリッジであって、
    前記回転軸に取り付けられた歯車を備え、
    前記押圧部材は、該歯車であることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の現像剤カートリッジであって、
    前記軸方向において前記押圧部材よりも外側に設けられ、前記回転軸を受けるための軸受け、を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジ。
  4. 請求項3に記載の現像剤カートリッジであって、
    前記回転軸は、
    回転することにより前記収容部に収容された現像剤を攪拌する攪拌部材、の攪拌軸と、
    回転することにより駆動力を該攪拌軸に伝達するための駆動軸であって、その軸方向が前記攪拌軸の軸方向に沿っている駆動軸と、であり、
    前記シール部材は、
    現像剤が前記収容部と前記駆動軸の間を通過して漏れることを防止するための第一シール部材と、現像剤が前記収容部と前記攪拌軸の間を通過して漏れることを防止するための第二シール部材と、であり、
    前記押圧部材は、
    前記第一シール部材を押圧するための第一押圧部材と、前記第二シール部材を押圧するための第二押圧部材と、であり、
    前記軸受けは、前記駆動軸と前記攪拌軸の両方を受けることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  5. 請求項4に記載の現像剤カートリッジであって、
    前記軸受けは、前記第一押圧部材と前記第二押圧部材を覆うためのカバー、であることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  6. 請求項1に記載の現像剤カートリッジであって、
    前記回転軸に取り付けられ駆動力を受ける軸継手、を備え、
    前記押圧部材は、該軸継手であることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像剤カートリッジであって、
    前記穴部の内径は、
    前記回転軸の、該穴部に対向する部分の軸径よりも大きいことを特徴とする現像剤カートリッジ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像剤カートリッジであって、
    前記シール部材は、前記回転軸の前記端部と嵌合し、
    該シール部材の、該端部に対向する内周面上において、かつ、前記収容部の前記穴部側に、切り込みが設けられていることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  9. (a)画像形成装置本体と、
    (b)該画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤カートリッジであって、
    穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
    該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
    前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
    前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
    を備えた現像剤カートリッジと、
    (c)を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. (A)コンピュータ、及び、
    (B)該コンピュータに接続可能な画像形成装置であって、
    (a)画像形成装置本体と、
    (b)該画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤カートリッジであって、
    穴部を有し現像剤を収容するための収容部と、
    該収容部に設けられた回転可能な回転軸であって、該回転軸の軸方向における端部が前記穴部と嵌合している回転軸と、
    前記軸方向において前記穴部よりも外側に設けられ、現像剤が前記収容部と前記回転軸の間を通過して漏れることを防止するためのシール部材と、
    前記軸方向において前記シール部材よりも外側に設けられ、該シール部材を押圧するための押圧部材と、
    を備えた現像剤カートリッジと、
    (c)を有する画像形成装置、
    (C)を具備したことを特徴とする画像形成システム。
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