JP2008232609A - 冷媒サイクル及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張弁の構成を変更することなく電気ノイズの対策の要否に応じて電気ノイズを低減する。
【解決手段】電気ノイズ対策が必要か否かの判断結果が肯定的である場合、膨張弁107の駆動タイミング(間隔)を大きくする。また駆動量を小さくする。これにより冷媒の流れが緩慢となり、指令された温度制御を行いつつも発生する電気ノイズを小さくすることができる。
【選択図】図2

Description

この発明は冷媒サイクル及びその制御方法に関する。
冷媒サイクルを駆動する場合、その発生するノイズ、中でも電気ノイズを低減して規格を満足する必要がある。例えば我が国では電気用品安全法の省令第2項において定められ、具体的にはいわゆるIEC−J規格J55001(雑音の強さの規定),J55014−1(家庭用電気機器、電動工具及び類似機器からの妨害波の許容値及び測定方法),J55022(情報技術装置からの妨害波の許容値及び測定方法)があり、ヨーロッパではEN55014−1(Electromagnetic compatibility. Requirements for household appliances, electric tools and similar apparatus. Emission),EN55022(Information technology equipment. Radio disturbance characteristics. Limits and methods of measurement)がある。これらの規格は常時に満足される必要はなく、予め定められた運転条件において電気ノイズを低減すれば足りる。つまり規格を満足しなければならない場合には規格を満足するための運転を、その必要がない場合には別の運転を、それぞれ冷媒サイクルが実行すればよい。
電気ノイズの発生を低減するためには、例えば膨張弁の構成を変更することが考えられる。
なお、特許文献1には膨張弁の構成を変更してキャビテーションノイズを低減する技術が例示されている。
特開平9−133434号公報
しかし膨張弁の構成を変更することは、コストを押し上げることとなる。また規格を満足の要否に応じて、膨張弁の構成を変更することは煩雑である。
そこで構成を変更することなく電気ノイズの発生を低減するためには、圧縮機の回転速度を低くしたり、熱交換機のファンの回転速度を低くすることも考えられる。このような制御はこれらを駆動するインバータ回路の動作を直接に制御することとなる。
ところが、電気ノイズについての規格は、所定の温調条件の下での電気ノイズの低減を要求する。よって圧縮機やファンの回転速度を低くすることで上記規格を満足させることは困難である。
そこでこの発明は、温調条件下において、膨張弁の構成を変更することなく、電気ノイズの対策の要否に応じて電気ノイズを低減することを目的としている。
この発明にかかる冷媒サイクルの制御方法の第1の態様は、冷媒(LG,HG,HL,LL,LG)が順に循環する圧縮機(101)、凝縮器(103)、膨張弁(107)、蒸発器(202)と、温度調節を設定する第1指令(C)に基づいて、少なくとも前記圧縮機の動作及び前記膨張弁が駆動する間隔(T)及び駆動量(J)を制御する制御部(106)とを備える冷媒サイクルを制御する方法である。そして、(a)電気ノイズ対策を行うか否かを設定する第2指令(Q)を得るステップ(S12)と、(b)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合に、前記間隔として前記第1指令に基づいて第1の値(D1)を採用するステップ(S13)と、(c)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記間隔として前記第1の間隔よりも長い第2の値(D2)を採用するステップ(S14)と、(d)前記ステップ(b),(c)が実行された後に、前記駆動量を前記間隔で前記膨張弁に伝えるステップ(S19)とを実行する。
この発明にかかる冷媒サイクルの制御方法の第2の態様は、その第1の態様であって、前記制御部(106)は前記駆動量(J)の目標値となる指示量(E)を生成し、(e)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記指示量が所定値(P)を超えるか否かを判断するステップ(15)と、(f)前記ステップ(e)における判断が否定的である場合には、前記駆動量として前記指示量を採用するステップ(S16)と、(g)前記ステップ(e)における判断が肯定的である場合には、前記駆動量として前記指示量よりも小さい値を採用するステップ(S17)とを前記ステップ(a)と前記(d)の間で更に実行する。そして前記ステップ(d)では、(d−1)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合に、前記駆動量として前記指示量を採用して(S16)前記駆動量を前記膨張弁に伝え(S19)、(d−2)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記ステップ(f),(g)のいずれか一方で採用された前記駆動量を前記膨張弁に伝える(S19)。
この発明にかかる冷媒サイクルの制御方法の第3の態様は、その第2の態様であって、(h)前記ステップ(g)に付随して実行され、前記ステップ(g)において採用された前記駆動量を前記指示値から差し引いて前記指示値を更新するステップ(S18)を更に実行し、前記ステップ(a)乃至(h)を再度実行する。
この発明にかかる冷媒サイクルの第1の態様は、冷媒(LG,HG,HL,LL,LG)が順に循環する圧縮機(101)、凝縮器(103)、膨張弁(107)、蒸発器(202)と、温度調節を設定する第1指令(C)に基づいて、前記圧縮機の動作を制御する制御信号(M)を生成する制御信号生成部(106f)と、電気ノイズ対策を行うか否かを設定する第2指令(Q)を入力し、(i)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合には、前記第1の指令に基づいて前記膨張弁が駆動する間隔を第1の値(D1)に設定し、(ii)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合には前記間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の値(D2)に設定する間隔生成部(106b)と、前記第1指令に基づいて前記膨張弁が駆動する駆動量(J)を前記間隔に基づいて前記膨張弁に伝える出力部(106d)とを備える。
この発明にかかる冷媒サイクルの第2の態様は、その第1の態様であって、前記第1指令に基づいて、前記駆動量(J)の目標値となる指示量(E)を生成する駆動指示量生成部(106a)と、前記指示量(E)及び前記第2指令(Q)を入力し、(I)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ前記指示量が所定値(P)を超えない場合には、前記駆動量(J)として前記指示量を採用して前記出力部(106d)に伝え、(II)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ前記指示量が前記所定値を超える場合には前記駆動量として前記指示量よりも小さい値を採用して前記出力部(106d)に伝える、駆動量生成部(106c)とを更に備える。
この発明にかかる冷媒サイクルの第3の態様は、その第2の態様であって、前記駆動量生成部(106c)は、(III)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合には、前記駆動量(J)として前記指示量を採用して前記出力部(106d)に伝える。
この発明にかかる冷媒サイクル及びその制御方法のいずれの第1の態様によっても、電気ノイズ対策を行うときに、膨張弁を駆動させる間隔を長くするので、冷媒の流れが緩慢となり、第1指令に基づく温度制御を行いつつも発生する電気ノイズを小さくすることができる。
この発明にかかる冷媒サイクル及びその制御方法のいずれの第2態様によっても、電気ノイズ対策を行うときに、膨張弁を駆動させる駆動量を小さくするので、冷媒の流れが緩慢となり、第1指令に基づく温度制御を行いつつも発生する電気ノイズを小さくすることができる。
この発明にかかる冷媒サイクル及びその制御方法のいずれの第3の態様によっても、第2の態様で小さくなった駆動量を補償する。
図1はこの発明にかかる冷媒サイクルを示すブロック図である。当該冷媒サイクルは空気調和機において実現されており、当該空気調和機は室外機1と室内機2とを備えている。
当該冷媒サイクルでは、圧縮機101、凝縮器103、膨張弁107、蒸発器202を、この順に冷媒が循環する。具体的には低圧の気体冷媒LGが圧縮機101によって圧縮されて高圧の気体冷媒HGとなり、気体冷媒HGが凝縮器103によって凝縮して高圧の液体冷媒HLとなり、液体冷媒HLが膨張弁107によって膨張して低圧の液体冷媒LLとなり、液体冷媒LLは蒸発器202において蒸発して気体冷媒LGとなる。
圧縮機101はモータ102によって駆動される。凝縮器103へはファン104によって送風され、ファン104はモータ105によって駆動される。蒸発器202へはファン203によって送風され、ファン203はモータ204によって駆動される。
室外機1は圧縮機101、モータ102、凝縮器103、ファン104、モータ105、制御部106、膨張弁107を備えている。室内機2は制御部201、蒸発器202、ファン203、モータ204を備えている。
制御部106は、外部からの、温度調節を設定する第1指令Cに基づいてモータ102,105,204の回転をそれぞれ制御する制御信号M,F1,F2を出力する。また制御部106は、膨張弁107の駆動量を制御する駆動パルスJを後述する間隔で出力する。この駆動パルスJ及びその出力間隔は、電気ノイズ対策を行うか否かを外部から設定する第2指令Qに基づいて採用される。
図2はこの発明にかかる冷媒サイクルの制御方法を例示するフローチャートである。また図3は制御部106の機能をブロック106a〜106fを用いて例示するブロック図である。図3に示されたブロックは必ずしもハードウェアで実現する必要はない。制御部106は必要に応じてインタフェースが付帯した演算処理装置で構成され、図3の示されたブロックに相当する機能が当該演算処理装置においてプログラムによって実行されてもよい。
まず図2のステップS11において膨張弁107を駆動すべきタイミングが到来したか否かが判定される。換言すれば駆動タイミングとなる間隔が経過したか否かが判断される。これは図3ではタイマ106eの機能として示されている。即ち駆動パルスJを出力する出力部106dがタイマ106eへと、駆動タイミング(間隔)が経過したかを確認することに対応する。
ステップS11における判断が否定的であれば、冷媒サイクルの制御は図示されないメインルーチンに復帰する。例えばメインルーチンにおいては制御信号M,F1,F2によってモータ102,105,204の駆動制御が処理される。
ステップS11における判断が肯定的であれば、冷媒サイクルの制御はステップS12〜S18を経由してステップS19に至り、駆動パルスJが出力される。これは図3ではブロック106dからタイマ106eへの確認に応答し、タイマ106eから、出力部106dからの駆動パルスJの出力が許可あるいは指示されること(肯定的判断に対応)、禁止あるいは指示されないこと(否定的判断に対応)に相当する。これにより、出力部106dは駆動パルスJを駆動タイミングとなる間隔で膨張弁107へと伝える。
次にステップS12において、発生する電気ノイズの対策を行うか否かが判断される。そして対策を行わない場合にはステップS13に処理を進め、行う場合にはステップS14に処理を進める。例えば第2指令Qとして二値論理を採る信号を採用し、その二値論理に発生する電気ノイズの対策を行うか否かを対応させる。
ステップS13では駆動パルスJを出力する駆動タイミングとして第1の値D1を採用する。ステップ14では駆動パルスJを出力する駆動タイミングとして第2の値D2を採用する。そしてステップS13,S14のいずれかが実行された後、それぞれの値を採用した駆動タイミングで(即ちそれぞれの値に応じた間隔で)駆動パルスJが出力され、膨張弁107に伝えられる。後述するように値D1,D2は第1指令Cにも依存するものの、第1指令Cに変動がなければ値D2の方が値D1よりも大きい。
図3では駆動タイミングを生成する間隔生成部106bに第1指令C及び第2指令Qが与えられており、値D1,D2のいずれかが駆動タイミングTとして生成され、タイマ106eに伝達される。タイマ106eはこの後、与えられた駆動タイミングTを計時することとなる。
もちろん間隔生成部106bは、値D1,D2を生成する代わりに、予め生成されていた値D1,D2を駆動タイミングTとして採用することもできる。
第1指令Cが表す温度調節の設定に応じて、駆動タイミングTは変動する。例えば急速な温度変化が第1指令Cによって設定されていれば駆動タイミングTが採る値は小さくなり、頻回に膨張弁107が駆動される。しかしこのような場合であっても、第2指令Qによって発生する電気ノイズの対策を行う旨が指示される場合の値D2の方が、指示されない場合の値D1よりも大きい。
このようにして、電気ノイズ対策を行うときには、膨張弁107を駆動させる間隔を長くするので、冷媒の流れが緩慢となり、第1指令Cに基づく温度制御を行いつつも発生する電気ノイズを小さくすることができる。
さて駆動パルスJは指示パルスE及び第2指令Qに基づいて生成される。指示パルスEは第1指令Cに基づいて生成されるので、駆動パルスJは第1指令C及び第2指令Qに基づいて生成される、と把握することもできる。
より具体的には駆動指示量生成部106aにおいて、第1指令Cが表す温度調節の設定に応じて、指示パルスEが生成される。指示パルスEは駆動パルスJの目標値であって、電気ノイズ対策を行わないときの駆動パルスJとなる。図2に即して言えば、ステップS13の実行後にステップS16に処理が進み、ここにおいて駆動パルスJとして指示パルスEが採用される。そしてステップS16が実行された後は、ステップS19に処理が進み、駆動パルスJが膨張弁107へと伝達される。
しかし電気ノイズ対策を行うときには、指示パルスEをそのまま駆動パルスJとするとは限らない。
まずステップS15において指示パルスEが所定値Pを超えるか否かが判断される。ステップS15の判断が否定的である場合には、ステップS16に処理が進み、駆動パルスJとして指示パルスEを採用する。ステップS15の判断が肯定的である場合には、ステップS17に処理が進み、駆動パルスJとして指示パルスEよりも小さい値を採用する。ここでは駆動パルスJの値として所定値Pを採用する場合を例示する。
図3に即して言えば、駆動量生成部106cには指示パルスE及び第2指令Qが入力される。そして駆動量生成部106cは、第2指令Qが電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ指示パルスEが所定値Pを超えない場合には、駆動パルスJとして指示パルスEを採用して、出力部106dに伝える。また第2指令Qが電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ指示パルスEが所定値Pを超える場合には、駆動パルスJとして指示パルスEよりも小さい値を採用して出力部106dに伝える。
出力部106dに伝えられた駆動パルスJは膨張弁107へと伝達される(ステップS19)。ここでは駆動パルスJは所定値Pに設定される。
このように、電気ノイズ対策を行うときに、膨張弁107を駆動させる駆動量を小さくするので、冷媒の流れが緩慢となり、第1指令Cに基づく温度制御を行いつつも発生する電気ノイズを小さくすることができる。
なお、ステップS17が実行された場合、ステップS18を実行することが望ましい。ステップS18では指示パルスEから駆動パルスJ(これはステップS17によって所定値Pが採用された)を差し引いて指示パルスEを修正する。その後、ステップS19が実行される。
このように指示パルスEを修正することにより、その次の駆動タイミングにおいて図3のフローチャートが実行されるとき、過去にステップS17によって駆動パルスJとして採用された値(上述の例では所定値P)では不足していた駆動量を補償することができる。
指示パルスEの修正は駆動量生成部106cにおいて行われる。なお、ステップS17が実行されず、ステップS16が実行される場合には、駆動量生成部106cは指示パルスEを維持する。
但しステップS18を省略してもよい。例えば駆動タイミング毎に指示パルスEを生成し、これに基づいてステップS12〜S19を実行する場合には斯かる省略が可能となる。
なお、制御部106には制御信号生成部106fも設けられている。制御信号生成部106fでは、第1指令Cに基づいて、圧縮機101を間接的に制御する、モータ102の動作を制御する制御信号Mを生成する。またモータ105,204を制御する制御信号F1,F2も制御信号生成部106fにおいて生成される。制御信号F2は制御部201に与えられ、制御部201の処理を介して間接的にモータ204の駆動を制御する。
この発明にかかる冷媒サイクルを示すブロック図である。 この発明にかかる冷媒サイクルの制御方法を例示するフローチャートである。 制御部の機能をブロックを用いて例示するブロック図である。
符号の説明
1 室外機
101 圧縮機
102,105,204 モータ
103 凝縮器
104,203 ファン
106 制御部
107 膨張弁
2 室内機
202 蒸発器

Claims (6)

  1. 冷媒(LG,HG,HL,LL,LG)が順に循環する圧縮機(101)、凝縮器(103)、膨張弁(107)、蒸発器(202)と、
    温度調節を設定する第1指令(C)に基づいて、少なくとも前記圧縮機の動作及び前記膨張弁が駆動する間隔(T)及び駆動量(J)を制御する制御部(106)と
    を備える冷媒サイクルを制御する方法であって、
    (a)電気ノイズ対策を行うか否かを設定する第2指令(Q)を得るステップ(S12)と、
    (b)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合に、前記間隔として前記第1指令に基づいて第1の値(D1)を採用するステップ(S13)と、
    (c)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記間隔として前記第1の間隔よりも長い第2の値(D2)を採用するステップ(S14)と、
    (d)前記ステップ(b),(c)が実行された後に、前記駆動量を前記間隔で前記膨張弁に伝えるステップ(S19)と
    を実行する、冷媒サイクルの制御方法。
  2. 前記制御部(106)は前記駆動量(J)の目標値となる指示量(E)を生成し、
    (e)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記指示量が所定値(P)を超えるか否かを判断するステップ(15)と、
    (f)前記ステップ(e)における判断が否定的である場合には、前記駆動量として前記指示量を採用するステップ(S16)と、
    (g)前記ステップ(e)における判断が肯定的である場合には、前記駆動量として前記指示量よりも小さい値を採用するステップ(S17)と
    を前記ステップ(a)と前記(d)の間で更に実行し、
    前記ステップ(d)では、
    (d−1)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合に、前記駆動量として前記指示量を採用して(S16)前記駆動量を前記膨張弁に伝え(S19)、
    (d−2)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合に、前記ステップ(f),(g)のいずれか一方で採用された前記駆動量を前記膨張弁に伝える(S19)、請求項1記載の冷媒サイクルの制御方法。
  3. (h)前記ステップ(g)に付随して実行され、前記ステップ(g)において採用された前記駆動量を前記指示値から差し引いて前記指示値を更新するステップ(S18)
    を更に実行し、
    前記ステップ(a)乃至(h)を再度実行する、請求項2記載の冷媒サイクルの制御方法。
  4. 冷媒(LG,HG,HL,LL,LG)が順に循環する圧縮機(101)、凝縮器(103)、膨張弁(107)、蒸発器(202)と、
    温度調節を設定する第1指令(C)に基づいて、前記圧縮機の動作を制御する制御信号(M)を生成する制御信号生成部(106f)と、
    電気ノイズ対策を行うか否かを設定する第2指令(Q)を入力し、(i)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合には、前記第1の指令に基づいて前記膨張弁が駆動する間隔を第1の値(D1)に設定し、(ii)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示す場合には前記間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の値(D2)に設定する間隔生成部(106b)と、
    前記第1指令に基づいて前記膨張弁が駆動する駆動量(J)を前記間隔に基づいて前記膨張弁に伝える出力部(106d)と
    を備える冷媒サイクル。
  5. 前記第1指令に基づいて、前記駆動量(J)の目標値となる指示量(E)を生成する駆動指示量生成部(106a)と、
    前記指示量(E)及び前記第2指令(Q)を入力し、(I)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ前記指示量が所定値(P)を超えない場合には、前記駆動量(J)として前記指示量を採用して前記出力部(106d)に伝え、(II)前記第2指令が電気ノイズ対策を行う旨を示し、かつ前記指示量が前記所定値を超える場合には前記駆動量として前記指示量よりも小さい値を採用して前記出力部(106d)に伝える、駆動量生成部(106c)と
    を更に備える、請求項4記載の冷媒サイクル。
  6. 前記駆動量生成部(106c)は、(III)前記第2指令が電気ノイズ対策を行わない旨を示す場合には、前記駆動量(J)として前記指示量を採用して前記出力部(106d)に伝える、請求項5記載の冷媒サイクル。
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