JP2015113993A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】快適性および省エネを実現できる空気調和機を提供する。
【解決手段】運転周波数可変の圧縮機と、該圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定し室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し該圧縮機を制御する室外制御部と、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出する室内制御部とを備え、室内制御部から送られた運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室外制御部は、指示された2段階の運転コードに対応する運転周波数から算出される中間の補正目標周波数で前記圧縮機を制御する。さらに前記高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数になるように圧縮機を制御する。これにより運転コードの段階指示のハンチングを抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転周波数可変の圧縮機を備え、室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し圧縮機を制御する空気調和機に関するものである。
従来、特許文献1に示すように、室外機側に、運転周波数可変の圧縮機と、該圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定したテーブルを用い、室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し該圧縮機を制御する室外制御部とを備え、室内機側に、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出する室内制御部を備え、室外機側で、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出し、室外制御部側で、室内制御部から送られてくる運転コードに対応した運転周波数で圧縮機を運転制御する空気調和機が存在する。
しかし、環境負荷とちょうど釣り合った回転数で空気調和機が動作すると、最も室内の温度ムラが少なくなり、省エネルギーにもなるが、室外制御部側で、圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定したテーブルを用いて圧縮機を制御すると、運転コードとこれに対応する運転周波数の設定次第では運転コード間の周波数データの差が大きくなり、運転コードによる段階指示がハンチングすることがある。
特許文献2には、周波数指令の変動に基づき異なる周波数の繰り返しを判別したとき、周波数指令に対応して繰り返された2つの周波数間の中間周波数を選択し、これを圧縮機の駆動周波数として出力するよう制御する空気調和機が開示されている。
特許3596750号公報 特開平7−43006号公報
特許文献2のように、周波数指令の変動に基づき異なる周波数の繰り返しがなされたとき、周波数指令に対応して繰り返された2つの周波数間の中間周波数で圧縮機を駆動制御すれば、段階指示のハンチングが少なくなるが、その中間周波数と周波数指令に対応する周波数との差は、それ以上縮小することはないので、依然としてハンチングが起こる可能性がある。
本発明は、室内制御部と室外制御部との間における従来の信号体系をそのままにして、ハンチングがしにくくなり、快適性および省エネをさらに実現できる空気調和機の提供を目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、運転周波数可変の圧縮機と、該圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定し室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し該圧縮機を制御する室外制御部と、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出する室内制御部とを備え、室内制御部から送られた運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室外制御部は、指示された2段階の運転コードに対応する運転周波数から算出される中間の補正目標周波数で前記圧縮機を制御すると共に、さらに前記高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数になるように前記圧縮機を制御することを特徴とする。
上記構成によると、室内制御部では、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出する。室外制御部では、室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し該圧縮機を制御する。室内制御部から送られた運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室外制御部は、指示された2段階の運転コードに対応する運転周波数の中間の補正目標周波数を算出し、この補正目標周波数で圧縮機を制御する。
さらに、運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数を算出し、この新たな補正目標周波数により圧縮機を制御する。
本発明によると、運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数を算出し、この新たな補正目標周波数により圧縮機を制御するので、特許文献2の技術に比べて、段階指示のハンチングがしにくくなり、快適性および省エネをさらに実現できることになる。
本発明の空気調和機の冷凍サイクルの摸式図である。 本発明の制御ブロック図である。 本発明の室内機側の運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を制御するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における運転停止中の保温運転モードでのフローチャートである。 同じく暖房運転中の保温運転モードでのフローチャートである。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、第1の実施形態を室内機と室外機とからなるセパレート型空気調和機にて説明する。図1は空気調和機の冷凍サイクルの摸式図である。図1において、冷凍サイクルは、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機1と、前記冷媒と室外の空気と間で熱交換するための室外熱交換器2と、前記冷媒と室内の空気との間で熱交換するための室内熱交換器3と、前記室外熱交換器2と室内熱交換器3との間に介在され前記冷媒の流量を調整するための膨張弁4とから構成されている。圧縮機1、室外熱交換器2、膨張弁4および切換弁7は室外機に収容される。室内熱交換器3は室内機に収容される。
また、室内熱交換器3に対向して室内ファン5が設けられ、室外熱交換器2に対向して室外ファン6が設けられている。そして、冷凍サイクルの切換弁7の切換えにより、冷房運転サイクルでは、圧縮機1、切換弁7、室外熱交換器2、膨張弁4、室内熱交換器3、切換弁7、圧縮機1の順に冷媒が循環する。この場合、室外熱交換器2が、圧縮された高温の冷媒を凝縮して液化させるための凝縮器として機能し、室内熱交換器3が、液化された冷媒を蒸発させることで冷媒を低温の気体に変化させるための蒸発器として機能する。
暖房運転サイクルでは、圧縮機1、切換弁7、室内熱交換器3、膨張弁4、室外熱交換器2、切換弁7、圧縮機1の順に冷媒が循環する。この場合、室外熱交換器2が蒸発器、室内熱交換器3が凝縮器として機能する。
図1において、室外熱交換器2の温度を測定するための温度センサ10と、圧縮機1の吐出温度を測定するための温度センサ11と、室内熱交換器3の温度を測定するための温度センサ12とを備えている。これらの温度センサ10,11,12は、例えば、サーミスタから構成される。
また、図1において、室内ファン5の回転数を検出する回転数検出センサ15と、室外ファン6の回転数を検出する回転数検出センサ16とを備えている。これらの回転数検出センサ15,16は、例えば、ロータリエンコーダから構成される。
ファンの回転数をハード的に検出する回転数検出センサ15,16に代わり、空気調和機全体の制御を行なう制御部20において、室内ファン5および室外ファン6を駆動制御する駆動部からの信号によりソフト的に回転数を検出する構成であってもよい。
図2は制御ブロック図である。図2に示すように、マイコンからなる制御部20は、リモコン21からのユーザの指示、室温を検出する室温センサ22、外気温を検出する外気温センサ23等の各種のセンサの検出信号に基づいて、冷凍サイクルを制御し、冷暖房運転を行う。
制御部20は、室外制御部25(室外機に収容されている)と室内制御部26(室内機に収容されている)とを備え、両者は双方向の通信が可能とされる。室外制御部25では圧縮機1の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定し室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機1の運転周波数を決定し該圧縮機1を制御する。室内制御部26は、室温センサ22から検出された室温と、ユーザがリモコン21等から設定操作した設定温度とから圧縮機1の運転周波数に対応する運転コードを算出する。運転コードは複数段階に設定される。例えば、10段階の運転コード(運転コード1(最小周波数)〜運転コード10(最大周波数))とこれに対応する運転周波数が室外制御部25のテーブルに書き込まれる。そして、室内制御部26から送れられてきた運転コードに基づいて、室外制御部25では、対応する運転周波数により圧縮機1を制御する。
また、制御部20では、室内制御部26から送られた運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室外制御部25は、指示された2段階の運転コードに対応する運転周波数から算出される中間の補正目標周波数で圧縮機1を制御する。それでも、さらに前記高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部26から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数になるように圧縮機1を制御する。
そして、室外制御部25は、さらに前記運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数を算出し、前記補正目標周波数を低い側の運転コードに対応する運転周波数に徐々に近付ける。
例えば、室内温度が設定温度に近づくにつれて、室内制御部26は運転コードを徐々に下げていき、設定温度付近では、運転コード「2」、続いて「1」となる。運転コード「1」で能力が足りないと、室内温度が変化(冷房時は室温上昇、暖房時は室温が下降)する。そうすると、室内制御部26は、室内温度を設定温度に近づけるため、運転コードを上げて「2」とする。このように、室内制御部26からの運転コードの段階指示が「2」⇒「1」⇒「2」の順で変わったとする。このとき、室外制御部25のテーブルによる運転周波数は、圧縮機回転数に換算すると、2000rpm、1000rpm、2000rpmの順で変わるものとする。この場合、「2」⇒「1」⇒「2」の最後の「2」の段階指示のときに、指示された2段階の運転コード「2」と「1」に対応する運転周波数から算出される中間の補正目標周波数で動作させる。圧縮機回転数に換算すると、(1000rpm+2000rpm)/2=1500rpmで動作させる。
それでも、さらに高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部26から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数になるように圧縮機1を制御する。例えば、運転コードが「2」⇒「1」⇒「2」をさらに繰り返すとき、最後の運転コード「2」の指示のときに、圧縮機回転数に換算すると、(1000rpm+1500rpm)/2=1250rpmで動作させる。
上記制御を繰り返すことで、圧縮機回転数は、1500rpm⇒1250rpm⇒1125rpm⇒1062.5rpm・・・と徐々に1000rpmに近付くことになる。これにより、運転コードの段階指示がハンチングするのを徐々に少なくすることができる。そうすると、快適性および省エネをさらに実現できることになる。
図3は本発明の室内機側の運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を制御するフローチャートである。まず、運転開始に伴い、ステップS1で圧縮機1の起動後一定時間(例えば30分)経過したかを確認する。圧縮機1の起動直後は最大運転周波数で運転するので、起動後一定時間は本発明の運転制御を行わない。起動後一定時間経過して安定期に移る際に、運転コードの段階指示がハンチングするのを極力避ける制御を行う。
ステップS1で圧縮機1が起動後一定時間経過したならば、ステップS2で、室内制御部26から指示コード(指示FD)があるか否かを確認する。室外制御部25には、旧運転コード(旧FD)を記憶する第1のメモリ、現運転コード(現FD)を記憶する第2のメモリ、および新運転コード(新FD)を記憶する第3のメモリを用意し、指示コード(指示FD)が出力されていなければ(S2:N)、第1のメモリ、第2のメモリに夫々旧FDとして「0」(旧FD=0)、現FDとして「0」(現FD=0)とし、第3のメモリの新FDに指示コード(指示FD)をそのまま入力し(S3)、圧縮機1の目標周波数を指示コード(指示FD)に対応する運転周波数として、圧縮機1を制御する(S4)。
ステップS2で、指示コード(指示FD)が新たに入力されたならば(S2:Y)、第1のメモリ(旧FDエリア)に現FDを、第2のメモリ(現FDエリア)に新FDを、第3のメモリ(新FDエリア)に指示FDを夫々更新入力する(S5)。
そして、ステップS6で、旧FDと新FDの運転コードと、旧FDと現FDの運転コードとを対比し、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDか否かを確認する。例えば、運転コードの段階指示が「2」⇒「1」⇒「2」の場合、「2」(旧FD)⇒「1」(現FD)⇒「2」(新FD)となるので、旧FD「2」=新FD「2」で、かつ旧FD「2」>現FD「1」となる(S6:Y)。段階指示が上述のごとくハンチングした場合、ステップS7で、補正目標周波数=0か否かを確認する。補正目標周波数=0とは、例えば、「2」⇒「1」⇒「2」の繰り返しがはじめて行われた場合を示す。段階指示のハンチングがはじめて行われた場合(S7:Y)、補正目標周波数=(新FD周波数+現FD周波数)÷2、として補正目標周波数を算出する(S8)。例えば、圧縮機回転数に換算すると、(2000rpm+1000rpm)/2=1500rpmとなる。
そして、ステップ9で、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDを確認した後(S9:Y)、目標周波数を補正目標周波数に変更して圧縮機を制御する(S10)。
また、ステップS7で、補正目標周波数=0でなければ(S7:N)、これは段階指示の2回目以降のハンチングと判断し、補正目標周波数=(旧目標周波数+現FD周波数)÷2、として補正目標周波数を算出する(S12)。例えば、圧縮機回転数に換算すると、(1500rpm+1000rpm)/2=1250rpmとなる。そして、ステップS9で、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDを確認した後(S9:Y)、目標周波数を補正目標周波数に変更して圧縮機を制御する(S10)。
ステップS6で、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDでない(S6:N)、例えば、運転コードが「2」⇒「3」⇒「2」、あるいは「2」⇒「1」⇒「1」が該当する。この場合、ステップS13で、旧FD≠新FDでかつ旧FD>現FDか否かを確認する。
旧FD≠新FDでかつ旧FD>現FDの場合、例えば、「2」⇒「1」⇒「1」の場合、ハンチングはしていないので、補正目標周波数=0として(S14)、ステップS9で、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDでなければ(S9:N)、目標周波数を指示FD周波数(例えばコード「1」に対応する周波数)で圧縮機1を制御する(S11)。
旧FD≠新FDでかつ旧FD>現FDでなければ(S13:N)、例えば、「2」⇒「3」⇒「2」の場合、ステップS9で、旧FD=新FDでかつ旧FD>現FDでなければ(S9:N)、目標周波数を指示FD周波数(例えばコード「2」に対応する周波数)で圧縮機1を制御する(S11)。
このような制御において、ステップS12において、補正目標周波数=(旧目標周波数+現FD周波数)÷2、として補正目標周波数を算出するので、圧縮機回転数は、例えば、1500rpm⇒1250rpm⇒1125rpm⇒1062.5rpm・・・と徐々に1000rpmに収束することになる。したがって、運転コードの段階指示がハンチングするのを徐々に少なくすることができ、快適性および省エネをさらに実現できることになる。
図4および図5は本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、快適性と省エネ運転が実現できる上に、さらに、起床時のヒートショックを抑制して使用者の健康維持(例えば、風邪をひきにくくする)を図る運転制御を行うことができる。
従来のおやすみ運転では、通常の暖房運転範囲内(例えば、18度〜32度)で運転を行っていたが、冬季は布団をかけて就寝するため、室内温度は18度よりも低い温度でも十分睡眠快適性を得ることができる。
そこで、本実施形態では、通常の暖房運転範囲内よりも低い温度(例えば、14度〜15度)を目標温度として、圧縮機1や室内ファン5あるいは室外ファン6の回転数を制御する。
すなわち、第2の実施形態では、暖房運転条件で通常の暖房運転モードよりも低い温度で室内の保温を行う保温モードを有し、制御部20は、前記保温モードで、通常暖房で設定できる温度よりも低く、睡眠に適した温度帯域を目標として運転を行なう。保温モードは、リモコン21の操作ボタンを押すことによって行うことができる。
制御部20では、睡眠快適性が十分得られる、通常の暖房運転で設定できる温度よりも低い温度(例えば、14度〜15度)を目標温度として、圧縮機1の運転制御を行う。この際、圧縮機の運転制御は上記第1の実施形態と同様に、室内制御部からの運転コードの段階指示がハンチングするのを抑制する運転制御を行うことができる。
図4は第2の実施形態における運転停止中の保温運転モードでのフローチャートである。図4において、運転停止中は室内機プログラムから一定時間毎に図4に示す制御フローが実行される。すなわち、運転停止中に、ステップS20にて、保温制御が有効か否かが判断される。保温制御は例えばリモコン21の操作ボタンを押すことにより実行される。保温設定がされているならば(S20:Y)、暖房運転条件か否か判断され(S21)、暖房運転条件ならば(S21:Y)、目標設定温度T度で、暖房運転を開始する(S22)。暖房運転条件は、例えば、外気温が18度以下かどうかで判定する。また、目標設定温度T度は、通常暖房運転時の最低設定温度Tminよりも低い温度(例えば、Tmin:18度、T度:15度)に設定される。
なお、保温モードに設定されていない場合(S20:N)や、暖房運転条件でない場合(S21:N)、運転停止を継続する。
図5は暖房運転中の保温運転モードでのフローチャートである。この制御フローでは、暖房運転中に保温モードに変更されたとき、目標温度を保温モードの目標設定温度に変更して保温モード運転を行っている。
図5において、暖房運転中に保温設定がされれば(S25:Y)、暖房運転条件か否かが判断され(S26)、暖房運転条件ならば(S26:Y)、目標温度を保温モードの目標設定温度T度に変更して暖房運転を継続する(S27)。
保温制御が有効でない場合(S25:N)は暖房運転を継続し(S29)、また暖房運転条件でない場合(S26:N)は運転を停止する(S28)。
このように、保温モードでは、通常暖房で設定できる温度よりも低く、睡眠に適した温度帯域を目標として運転を行なうので、その分、圧縮機、室内ファン、室外ファンにかかる負荷を軽減することができ、省エネかつ快適性を向上させることができる。
なお、前記保温モードでは、室内機側の室内ファンの回転数を通常暖房運転での最大回転数よりも低い回転数を最大に設定して制御することができる(第3の実施形態)。これにより、室内ファンの運転による騒音を軽減することができる。
また、前記保温モードでは、室外機側の室外ファンの回転数を通常暖房運転での最大回転数よりも低い回転数を最大に設定して制御することができる(第4の実施形態)。これにより、室外ファンの運転による騒音を軽減することができ、特に夜間の屋外での騒音の抑制に寄与する。
さらに、保温モードにおける目標設定温度は、睡眠快適性が十分得られる温度(例えば、14度〜15度)に設定したが、第5の実施形態として、外気温と室温とを検出し、これらの温度の中間温度を目標温度に設定することもできる。
さらにまた、保温モードの目標設定温度は、上記のように14度〜15度に限らず、それよりも低い温度に設定してもよいことは勿論である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。
1 圧縮機
2 室外熱交換器
3 室内熱交換器
4 膨張弁
5 室内ファン
6 室外ファン
7 切換弁
10,11,12 温度センサ
15 回転数検出センサ
16 回転数検出センサ
20 制御部
21 リモコン
22 室温センサ
23 外気温センサ
25 室外制御部
26 室内制御部

Claims (7)

  1. 運転周波数可変の圧縮機と、該圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを段階的に設定し室内機側から送られてくる運転コードに基づいて圧縮機の運転周波数を決定し該圧縮機を制御する室外制御部と、室温及び設定温度から圧縮機の運転周波数に対応する運転コードを算出する室内制御部とを備え、
    室内制御部から送られた運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室外制御部は、指示された2段階の運転コードに対応する運転周波数から算出される中間の補正目標周波数で前記圧縮機を制御すると共に、さらに前記高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数になるように前記圧縮機を制御することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記室外制御部は、さらに前記運転コードが高低2段階の運転コードを繰り返すとき、室内制御部から指示された低い側の運転コードに対応する運転周波数と旧補正目標周波数とのさらに中間の補正目標周波数を算出し、前記補正目標周波数を低い側の運転コードに対応する運転周波数に徐々に近付けることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 暖房運転条件で通常の暖房運転モードよりも低い温度で室内の保温を行う保温モードを有し、前記保温モードでは、通常暖房で設定できる温度よりも低く、睡眠に適した温度帯域を目標として運転を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記保温モードでは、室内機側の室内ファンの回転数を通常暖房運転での最大回転数よりも低い回転数を最大に設定して制御することを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記保温モードでは、室外機側の室外ファンの回転数を通常暖房運転での最大回転数よりも低い回転数を最大に設定して制御することを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機。
  6. 暖房運転中に保温モードに変更されたとき、目標温度を保温モードの目標設定温度に変更して保温モード運転を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 保温モードにおける目標設定温度を外気温と室温との中間温度に設定することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の空気調和機。
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