JP2008230559A - 車両およびその制御方法並びに車両の制御装置 - Google Patents

車両およびその制御方法並びに車両の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】システム停止中にモータ走行の指示がなされたときにはエンジンの始動を伴わずに駆動源としてエンジンとモータとを備える駆動系システムを起動する。
【解決手段】システム起動指示がなされたときに、高圧バッテリからモータへの電力線に設けられたリレーをオンにして駆動系システムを起動する(ステップS400)と共にシステム停止する際にRAMに記憶されているモータ走行スイッチからの信号の信号レベルがシステム起動時に入力された信号SWの信号レベルとが異なるとき、すなわち、システム停止中にモータ走行スイッチからモータ走行の指示がなされたときにはエンジンを始動せずに起動処理を終了する(ステップS410,S420,S440,S450)。したがって、モータ走行の指示がなされたときにエンジンの始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両およびその制御方法並びに車両の制御装置に関する。
従来、この種の車両としては、駆動系システムとして、エンジンと、エンジンに駆動されジェネレータと、走行用の駆動源としての走行用のモータと、ジェネレータから発電電力が供給されると共に走行用モータに電力を供給するバッテリとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、冷間時にジェネレータでエンジンをモータリングして始動するときには、通常より高い回転数でエンジンをモータリングすることにより、エンジンを迅速に始動している。
特開2001−227438号公報
ところで、こうした車両では、エンジンを運転停止した状態で走行用のモータからの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチを備え、エンジンを暖機するためにシステム起動時に必ずエンジンを始動するものがある。このような車両では、システム停止中にモータ走行指示がなされたときには運転者がモータ走行を指示していると考えられるため、エンジンの始動を伴わずにシステム起動することが望ましい。
本発明の車両およびその制御方法並びに車両の制御装置は、システム停止中にモータ走行の指示がなされたときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することを目的とする。
本発明の車両およびその制御方法並びに車両の制御装置は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の車両は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムが搭載された車両であって、
前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、
前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、
システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止するシステム停止手段と、
システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の車両では、システム停止指示がなされたときにスイッチ状態記憶手段にモータ走行スイッチの状態を記憶させると共に駆動系システムをシステム停止して、システム起動指示がなされたときに、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態とモータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態がモータ走行指示スイッチの状態と異なるときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、システム停止中にモータ走行指示スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
本発明の第2の車両は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムが搭載された車両であって、
前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、
前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、
該スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の車両では、スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときにはあ内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、駆動系システムのシステム停止中にモータ走行スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
こうした本発明の第2の車両において、前記スイッチ操作記憶手段は、前記駆動系システムが停止しているときに前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶する手段であるものとすることもできる。
こうした本発明の第1または第2の車両において、前記駆動系システムは、前記駆動系システムが起動された後に走行指示がなされたときに、前記モータ走行指示スイッチの操作に基づいて前記内燃機関の間欠運転を伴って走行する間欠運転走行と前記モータ走行とを切り替えて走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する駆動制御手段を有するシステムであるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムが起動された後に走行指示がなされたときには、モータ走行指示スイッチの操作に基づいて間欠運転走行とモータ走行とを切り替えて走行することができる。
また、本発明の第1または第2の車両において、前記駆動系システムは、車軸に接続された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記電動機および前記電力動力入出力手段と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を有するシステムであり、前記電動機は、前記駆動軸に動力を出力可能に接続されてなるものとすることもできる。
本発明の第1の車両の制御装置は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチとが搭載された車両の制御装置であって、
前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、
システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止するシステム停止手段と、
システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の車両の制御装置では、システム停止指示がなされたときにスイッチ状態記憶手段にモータ走行スイッチの状態を記憶させると共に駆動系システムをシステム停止して、システム起動指示がなされたときに、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態とモータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態がモータ走行指示スイッチの状態と異なるときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、システム停止中にモータ走行指示スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
本発明の第2の車両の制御装置は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチとが搭載された車両の制御装置であって、
前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、
該スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の車両の制御装置では、スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときにはあ内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、駆動系システムのシステム停止中にモータ走行スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
本発明の第1の車両の制御方法は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、が搭載された車両の制御方法であって、
システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止し、
システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動する
ことを要旨とする。
本発明の第1の車両の制御方法では、システム停止指示がなされたときにスイッチ状態記憶手段にモータ走行スイッチの状態を記憶させると共に駆動系システムをシステム停止して、システム起動指示がなされたときに、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態とモータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態がモータ走行指示スイッチの状態と異なるときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、システム停止中にモータ走行指示スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
本発明の第2の車両の制御方法は、
駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、が搭載された車両の制御方法であって、
前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動する
ことを要旨とする。
本発明の第2の車両の制御方法では、スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動する。この結果、駆動系システムのシステム停止中にモータ走行スイッチが操作されてモータ走行が指示されたときに、内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図で
ある。実施例のハイブリッド自動車20は、駆動系システム21として、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪28a,28bの車軸に連結された駆動軸にリングギヤが接続された遊星歯車機構30と、遊星歯車機構30のサンギヤに回転軸が接続された発電可能なモータMG1と、遊星歯車機構30のリングギヤに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに回転軸が接続されたモータMG2と、インバータ41,42を介してモータMG1,MG2と比較的高い電圧の電力のやりとりが可能な高圧バッテリ50と、高圧バッテリ50からインバータ41,42への電力の供給を遮断するシステムメインリレー55とを備え、その他に、駆動系システム21全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECU)70と、車両の起動制御装置として機能する電源用電子制御ユニット(以下、電源ECUという。)90とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するHVECU70により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介して高圧バッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42と高圧バッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。
HVECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備え、ACリレー77を介して低電圧系の電力源としての低圧バッテリ78から作動用の電力が供給されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,図示しないモータMG1,MG2の回転位置を検出する回転位置センサからのモータMG1,MG2の回転位置θm1,θm2,高圧バッテリ50の端子間に設置された電圧センサからの端子間電圧などなど駆動系システム21の状態を検出する各種センサからのデータやモータ走行スイッチ89の操作により信号レベルがハイまたはローに変化するEVスイッチ信号SWなどが入力ポートを介して入力される。また、HVECU70からは、インバータ41,42へのスイッチング信号やエンジン22を運転制御するためのエンジン22への制御信号,システムメインリレー55のオンオフを制御する制御信号などが出力されている。
電源ECU90は、CPU92を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU92の他に処理プログラムを記憶するROM94と、データを一時的に記憶するRAM96と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備え、ACリレー77を介さずに高圧バッテリ50より低い電圧の低圧バッテリ78から作動用の電力が供給されている。したがって、電源ECU90は、ACリレー77がオフのときにも作動している。電源ECU90には、運転席前面のパネルに取り付けられたパワースイッチ99からのプッシュ信号などが入力ポートを介して入力されており、電源ECU90からACリレー77のオンオフを制御するための制御信号などが出力ポートを介して出力されている。電源ECU90は、パワースイッチ99が押されてプッシュ信号を入力する毎に、ACリレー77をオンにして低圧バッテリ78を各種ECUや補機などの低電圧系の装置に接続するアクセサリーオン(ACCON),システムメインリレー55をオンにして高圧バッテリ50を接続して駆動系システム21を起動するイグニッションオン(IGON),ACリレー77やシステムメインリレー55による接続を解除してシステムを停止状態とするイグニッションオフ(IGOFF)の各状態がこの順に繰り返すよう制御する。なお、電源ECU90は、HVECU70に通信ポートを介して接続されている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に対応するアクセル開度と車速とに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが遊星歯車機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力と高圧バッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に高圧バッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。また、ハイブリッド自動車20は、モータ走行スイッチ89が操作されるたびに、車両の状態に応じてトルク変換運転モードや充放電運転モード,モータ運転モードを切り替えてエンジン22の間欠運転を伴って走行する間欠運転走行と、高圧バッテリ50の残容量(SOC)がエンジン22を始動可能な容量より若干大きな値として設定された閾値を下回ったり車両に要求される要求トルクがモータMG2の定格トルクを超えるまでエンジン22の運転を停止してモータ運転モードで走行するモータ走行とが切り替わるようエンジン22とモータMG1とモータMG2とを運転制御する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に車両をシステム停止したりシステム起動するときの動作とシステム起動後に車両を走行させる際の動作について説明する。まずは、車両をシステム停止するときの動作について説明し、続いて、車両をシステム起動するときの動作,システム起動後に車両を駆動する際の動作の順に説明する。
図2は、HVECU70により実行されるシステム停止時処理ルーチンの一例を示すフロチャートであり、図3は、電源ECU90により実行されるシステム停止処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。最初に、図2に例示したシステム停止時処理ルーチンについて説明する。このルーチンは、車両停止時にパワースイッチ99が押されたとき、すなわち、システム停止指示がなされたときに電源ECU90から送信されるHV停止信号をHVECU70で受信したときに実行される。システム停止時処理ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、モータ走行スイッチ89からEVスイッチ信号SWを入力する処理を実行し(ステップS100)、システムメインリレー55をオフにして駆動系システム21を停止させる処理を実行する(ステップS110)と共にモータ走行スイッチ89から入力されたEVスイッチ信号SWとイグニッションオフ指示信号を電源ECU90に送信して(ステップS120)、本ルーチンを終了する。
電源ECU90から送信されたイグニッションオフ指示信号を受信したHVECU70は、図3に例示したシステム停止処理ルーチンを実行する。システム停止処理ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、EVスイッチ信号SWを入力すると共にEVスイッチ信号SWの信号レベルをRAM記憶値SWmとしてRAM96に記憶させる処理を実行する(ステップS200)と共にACリレー77をオフにして車両をイグニッションオフの状態にして(ステップS210)、本ルーチンを終了する。このように、システム停止指示がなされたときには、RAM96にシステム停止する際のEVスイッチ信号SWの信号レベルを記憶させると共に駆動系システム21をシステム停止する。なお、システム停止された後も電源ECU90は低圧バッテリ78から電力の供給を受けて動作するので、RAM96には、RAM記憶値SWmが保持されることになる。
次に、こうしてシステム停止された車両を起動するときの動作について説明する。図4は、電源ECU90により実行されるシステム起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図5は、HVECU70により実行されるシステム起動時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。最初に、システム起動処理ルーチンについて説明する。このルーチンは、システム停止中にブレーキペダル85が踏まれた状態でパワースイッチ99が押されたとき、すなわち、運転者によりシステム停止指示がなされたときに実行される。システム起動処理ルーチンが実行されると、電源ECU90のCPU92は、ACリレー77をオンにしてHVECU70を起動して車両をアクセサリーオンの状態にする処理を実行して(ステップS300)、イグニッションオン指示信号とをHVECU70に送信して(ステップS310)、本ルーチンを終了する。
電源ECU90から送信されたイグニッションオン指示信号を受信したHVECU70は、図5に例示したシステム起動制御ルーチンを実行する。システム起動制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、システムメインリレー55をオンにして車両をイグニッションオンの状態にする処理を実行して(ステップS400)、EVスイッチ89からのEVスイッチ信号SWやRAM記憶値SWmなど処理に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS410)。ここで、RAM記憶値SWmは、電源ECU90のRAM96に記憶されているRAM記憶値SWmを電源ECU90から通信により入力するものとした。
続いて、ステップS410の処理で入力されたEVスイッチ信号SWの信号レベルとRAM記憶値SWmとを比較する(ステップS420)。RAM記憶値SWmとEVスイッチ信号SWの信号レベルとが同じであるとき、すなわち、イグニッションオフ中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作していないときには運転者が駆動系システム21の起動後にモータ走行を指示していないと判断してモータ走行指示フラグFを値0に設定し(ステップS420,S430)、RAM記憶値SWmと入力されたEVスイッチ信号SWの信号レベルとが異なるとき、すなわち、イグニッションオフ中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作しているときには運転者が駆動系システム21の起動後にモータ走行を指示していると判断してモータ走行指示フラグFを値1に設定する(ステップS420,S440)。
次に、こうして設定されたモータ走行指示フラグFの値を調べる(ステップS450)。モータ走行指示フラグFが値0であるとき、すなわち、システム停止中に運転者がモータ走行を指示していないときには、エンジン22を始動するためのエンジン始動制御を実行して(ステップS460)、本ルーチンを終了する。ここで、エンジン始動制御とは、例えば、モータMG1からのモータリングトルクによりエンジン22の回転数を上昇させ燃料噴射制御と点火制御とを開始してエンジン22を完爆に至らせるようモータMG1およびエンジン22を制御するものである。このように、システム停止中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作しておらずモータ走行が指示されていないときにはエンジン22の始動を伴って駆動系システム21を起動して、エンジン22の暖機を行なうことができる。
一方、モータ走行指示フラグF1が値1であるとき(ステップS450)、すなわち、システム停止中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作しているときには、運転者がモータ走行を指示していると判断して、エンジン22を始動する制御を行なわずに、本ルーチンを終了する。このようにシステム停止中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作しているときには、エンジン22の始動を伴わずに駆動系システム21を起動することができる。
さらに、こうして車両をシステム起動した後に車両が走行する際の動作について説明する。図6は、HVECU70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、システム起動された後にシフトレバーが走行用のシフトポジションに操作されたときに実行が開始されて、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
駆動制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、モータ走行指示フラグFやEVスイッチ信号SWなど制御に必要なデータを入力する処理を実行し(ステップS500)、入力されたEVスイッチ信号SWの信号レベルと前回本ルーチンを実行した際のEVスイッチ信号SWの信号レベルとを比較して、EVスイッチ信号SWがハイからローまたはローからハイへ反転したか否かを判定する(ステップS510)。EVスイッチ信号SWの信号レベルが反転しているときにはステップS500の処理で入力されたモータ走行指示フラグFの値を変更し(ステップS520)、EVスイッチ信号SWの信号レベルが反転していなかったり、駆動系システム21の起動後に本ルーチンが初めて実行されるときにはモータ走行指示フラグFの値をそのまま用いて、モータ走行指示フラグFの値を調べる(ステップS530)。ここで、モータ走行指示フラグFが値0であるときには、間欠運転走行がなされるようエンジン22やモータMG1,MG2を制御する間欠運転走行制御を実行して(ステップS550)、本ルーチンを終了する。
モータ走行指示フラグFが値1であるときには(ステップS530)、続いて、高圧バッテリ50の残容量(SOC)や車両に要求される要求トルクに基づいてモータ走行が可能か否かを調べる(ステップS540)。高圧バッテリ50の残容量(SOC)がエンジン22を始動可能な容量より若干大きな値として設定された閾値を下回ったり車両に要求される要求トルクがモータMG2の定格トルクを超えているときには、モータ走行ができないと判断して、間欠運転走行制御を実行して(ステップS550)、本ルーチンを終了する。一方、高圧バッテリ50の残容量(SOC)がエンジン22を始動可能な容量より若干大きな値として設定された閾値以上であると共に車両に要求される要求トルクがモータMG2の定格トルク以下であるときには、モータ走行が可能だと判断して、モータ走行されるようエンジン22やモータMG1,MG2を制御するモータ走行制御を実行し(ステップS560)、このように、システム起動された後には、モータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルの反転に基づいて間欠運転走行とモータ走行とを切り替えて走行することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、システム停止指示がなされたときにモータ走行スイッチ89の状態をRAM96に記憶して、システム起動指示がなされたときにRAM96に記憶されているRAM記憶値SWmとモータ走行スイッチ89の状態とを比較することにより、システム停止中にモータ走行スイッチ89が操作されているときには、エンジン22の始動を伴わずにシステム起動することができる。また、システム起動後には、車両をモータ走行指示スイッチ89の操作に基づいてモータ走行や間欠運転走行させることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、システム停止する際に電源ECU90のRAM96にEVスイッチ信号SWの信号レベルを記憶させるものとしたが、システムメインリレー55やACリレー77をオフにしても記憶したデータを保持可能な記憶媒体であれば如何なるものにEVスイッチ信号SWの信号レベルを記憶させてもよく、例えば、フラッシュメモリなど不揮発性メモリにEVスイッチ信号SWの信号レベルを記憶させるものとしてもよい。
次に、本発明の第2実施例のハイブリッド自動車20Bについて説明する。第2実施例のハイブリッド自動車20Bは、図1を用いて説明した第1実施例のハイブリッド自動車20と、モータ走行スイッチ89からの信号が電源ECU90に入力されている点を除いて、同一のハード構成をしている。したがって、重複した説明を回避するために、第2実施例のハイブリッド自動車20Bのハード構成には、第1実施例のハイブリッド自動車20のハード構成と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施例のハイブリッド自動車20Bでは、電源ECU90がシステム停止中でも低圧バッテリ78から電力の供給をうけて作動しているから、電源ECU90には、システム停止中であるか否かに拘わらずモータ走行スイッチ89からのEV信号SWが入力されている。
続いて、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20Bの動作、特に車両をシステム停止したりシステム起動するときの動作とシステム起動後に車両を走行させる際の動作について説明する。まずは、車両をシステム停止,システム起動する際の動作について説明し、続いて、車両を走行させる際の動作について説明する。
図8は、HVECU70により実行されるシステム停止時処理ルーチンの一例を示すフロチャートであり、図9は、電源ECU90により実行されるシステム停止起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。ハイブリッド自動車20Bでは、車両停止時にパワースイッチ99が押されたとき、すなわち、システム停止指示がなされ電源ECU90から送信されるHV停止信号をHVECU70で受信したときに、図2に例示してシステム停止時処理ルーチンに代えて図8に例示したシステム停止時処理ルーチンが実行される。システム停止時処理ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、システムメインリレー55をオフにして駆動系システム21を停止する処理を実行し(ステップS100B)、電源ECU90にイグニッションオフ指示信号を送信して(ステップS110B)、本ルーチンを終了する。
HVECU70から送信されたイグニッションオフ指示信号を受信した電源ECU90は、図3に例示したシステム停止処理ルーチンおよび図4に例示したシステム起動処理ルーチンに代えて、図9に例示したシステム停止起動処理ルーチンを実行する。システム停止起動処理ルーチンが実行されると、電源ECU90のCPU92は、ACリレー77をオフにして車両をイグニッションオフの状態にする処理を実行する(ステップS200B)。
車両がイグニッションオフの状態になると、ブレーキペダル85が踏まれた状態でパワースイッチ99が押されるまで、すなわち、運転者によりシステムの起動指示がなされるまで、モータ走行スイッチ80からEVスイッチ信号SWを入力して(ステップS210B)、EVスイッチ信号SWの信号レベルがローからハイまたはハイからローへ反転したときには初期値として値0が設定されるモータ走行指示フラグFの値を反転させてRAM96に記憶させて(ステップS220B,S230B)、EVスイッチ信号SWの信号レベルが反転していないときにはモータ走行指示フラグFの値を変更せずに、システム起動指示がなされるまでステップS210B〜ステップS230Bの処理を繰り返す(ステップS240B)。モータ走行指示フラグFは、図5に例示したシステム起動処理ルーチンのステップS430,S440の処理に用いられるのと同じフラグであり、運転者がモータ走行を指示していないときに値0に設定され、運転者がモータ走行を指示しているときには値1に設定されるフラグであり、初期値として値0に設定されている。ここで、ステップS220Bの処理では、ステップS210Bの処理で入力されたEVスイッチ信号SWと前回入力されたEVスイッチ信号SWとを比較して EVスイッチ信号SWの信号レベルが反転していたらモータ走行スイッチ80の操作がなされたと判定し、システム停止後最初にステップS210Bの処理が実行されるときにはモータ走行スイッチ80は操作されていないと判定するものとする。こうして設定されたモータ走行指示フラグFは、システムの起動指示がなされるまで、モータ走行スイッチ80が操作される毎に値0または値1に設定されることになり、RAM96には、運転者のモータ走行指示を行なったか否かが記憶されることになる。
こうしてステップS210B〜ステップS230Bの処理を繰り返している際中に運転者によりシステムの起動指示がなされたときには(ステップS240B)ACリレー77をオンにして車両をアクセリーオンの状態にして(ステップS250B)イグニッションオン指示信号とモータ走行指示フラグFとをHVECU70に送信して(ステップS260B)、本ルーチンを終了する。
電源ECU90から送信されたイグニッションオン指示信号を受信したHVECU70は、図5に例示したシステム起動時制御ルーチンに代えて、図10に例示したシステム起動時制御ルーチンを実行する。図10のシステム起動時制御ルーチンでは、RAM記憶値SWmを入力する処理や入力したRAM記憶値とEVスイッチ信号SWとを比較する処理を実行しない点を除いて、図5のシステム起動時制御ルーチンと同一の処理が実行される。したがって、重複した説明を回避するために、図10のシステム起動時制御ルーチンにおいて図5のシステム起動時制御ルーチンと同一の処理には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
システム起動時制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、システムメインリレー55をオンにして車両をイグニッションオンの状態にする処理を実行して(ステップS400)、モータ走行指示フラグFを入力する処理を実行し(ステップS410B)、入力したモータ走行指示フラグFの値を調べ(ステップS450)、入力したモータ走行指示フラグFが値0のとき、すなわち、システム停止中にモータ走行スイッチ80が操作されているときにはエンジン22を始動するためのエンジン始動制御を実行して(ステップS460)、モータ走行指示フラグFが値1であるとき、すなわち、システム停止中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作しているときには、運転者がシステム起動後にモータ走行スイッチ89を操作していて運転者がモータ走行をすることを指示していると判断して、本ルーチンを終了する。このようにモータ走行指示フラグFが値1のとき、すなわち、システム停止中に運転者がモータ走行スイッチ89を操作していてモータ走行指示しているときには、エンジン22の始動を伴わずに駆動系システム21を起動することができる。
こうして車両をシステム起動した後には、図6に例示した駆動制御ルーチンと同じ処理が実行され、モータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルの反転に基づいて間欠運転走行とモータ走行とを切り替えて走行することができる。
以上説明した第2実施例のハイブリッド自動車20Bによれば、モータ走行スイッチ89BからのEVスイッチ信号SWをイグニッションオフ中でも動作している電源ECU90に入力しして、モータ走行指示の状態(モータ走行フラグF)をRAM96に記憶させて、モータ走行指示の状態に基づいて駆動系システム21を起動することにより、システム停止中にモータ走行スイッチ89が操作されているときにエンジン22の始動を伴わずにシステム起動することができる。また、システム起動後には、車両をモータ走行指示スイッチの操作に基づいてモータ走行や間欠運転走行させることができる。
第2実施例のハイブリッド自動車20Bでは、システム停止する中でも常に低圧バッテリ78からの電力の供給を受けて動作している電源ECU90のRAM96にEVスイッチが操作されて運転者によりモータ走行指示がなされたことを示すモータ走行指示フラグFを記憶させるものとしたが、システムメインリレー55やACリレー77をオフにしても記憶したデータを保持可能な記憶装置であれば如何なるものに記憶させてもよく、例えば、フラッシュメモリなど不揮発性のメモリに記憶させるものとしてもよい。
第2実施例のハイブリッド自動車20Bでは、常に低圧バッテリ78からの電力の供給を受けて動作している電源ECU90のRAM96にモータ走行指示フラグFを記憶させるものとしたが、システム停止中のみ動作可能な記憶装置に記憶させるものとしてもよい。
第1実施例や第2実施例のハイブリッド自動車20,20Bでは、高圧バッテリ50からインバータ41,42への電力を遮断するシステムメインリレー55のオンオフにより駆動系システム21の起動や停止を実行するものとしたが、モータMG1,MG2への電力を遮断するものであれば如何なるものを用いてもよく、インバータ41,42とモータMG1,MG2との間のリレーをオンオフしたり、インバータ41,42をゲート遮断するものとしてもよい。
第1実施例や第2実施例のハイブリッド自動車20,20Bでは、モータ走行スイッチ89として操作により出力される信号の信号レベルがハイまたはローに変化するタイプのスイッチを用いるものとしたが、出力される信号が所定の信号レベルとハイインピーダンスとになるスイッチを用いるものとしてもよい。
第1実施例や第2実施例のハイブリッド自動車20,20Bでは、エンジン22の動力を遊星歯車機構30を介して駆動輪28a,28bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力する駆動系システム21が搭載されているものに適用するものとしたが、駆動源としてエンジンとモータとを有する駆動系システムが搭載されているものなら如何なるものにも適用することができ、例えば、図6の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ132と駆動輪28a,28bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ134とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機130を備える駆動系システムを搭載するものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。第1実施例やその変形例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、エンジン22とモータMG2とを備える駆動系システム21が「駆動系システム」に相当し、エンジン22の運転を停止した状態でモータMG2からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行スイッチ89が「モータ走行スイッチ」に相当し、モータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWを記憶するRAM96が「スイッチ状態記憶手段」に相当し、システム停止指示がなされたときにRAM96にモータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルを記憶させると共にACリレー77やシステムメインリレー55をオフにするステップS110,S200,S210の処理を実行する電源ECU90やHVECU70が「システム停止手段」に相当し、システム起動指示がなされたときにACリレー77をオンにするステップS300の処理を実行する電源ECU90やシステムメインリレー55を共にオンにしてRAM96に記憶されたRAM記憶値SWmとモータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルとを比較してRAM記憶値SWmとEVスイッチ信号SWの信号レベルとが同じであるときにはエンジン22を始動するステップS400〜S430,S450,S460の処理やRAM96に記憶されたRAM記憶値SWmとモータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルとを比較してRAM記憶値SWmとEVスイッチ信号SWの信号レベルとが異なるときにはエンジン22を始動せずにシステム起動時制御処理ルーチンを終了するステップS400〜S420,S440の処理を実行するHVECU70が「システム起動手段」に相当する。第2実施例やその変形例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、エンジン22とモータMG2とを備える駆動系システム21が「駆動系システム」に相当し、エンジン22の運転を停止した状態でモータMG2からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行スイッチ89Bが「モータ走行スイッチ」に相当し、モータ走行スイッチ89の操作に基づくモータ走行指示フラグFを記憶するRAM96が「スイッチ操作記憶手段」に相当し、システム起動指示がなされたときにACリレーをオンにするステップS260の処理やシステムメインリレーをオンにするステップS400の処理,モータ走行指示フラグFが値0のときにはエンジン22を始動するエンジン始動制御を実行するステップS450,S460の処理,モータ走行指示フラグFが値1のときにはエンジン22を始動せずにシステム起動時制御ルーチンを終了する処理を実行する電源ECU90やHVECU70が「システム起動手段」に相当する。第1実施例や第2実施例,それらの変形例では、走行指示がなされたときに、モータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルが判定したときにモータ走行フラグFを反転させてモータ走行フラグFの値に基づいて間欠運転走行とモータ走行とを切り替えて走行するステップS500〜ステップS560の処理を実行するHVECU70が「駆動制御手段」に相当する。さらに、第1実施例や第2実施例,それらの変形例では、遊星歯車機構30とモータMG1とを組み合わせたものが「電力動力入出力手段」に相当し、高圧バッテリ50が「蓄電手段」に相当する。また、対ロータ電動機130も「電力動力入出力手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、如何なるタイプの電動機であっても構わない。「駆動系システム」としては、エンジン22と遊星歯車機構30とモータMG1,MG2との組み合わせによるものやエンジン22と対ロータ電動機130とモータMG2との組み合わせによるものに限定されるものではなく、エンジンとエンジンの出力軸に接続されたジェネレータとジェネレータからの発電電力を用いて駆動軸に動力を出力可能なモータとを備えるいわゆるシリーズ型のハイブリッド自動車に搭載されるものやエンジンと回転子がエンジンの出力軸と駆動軸とに接続されたモータとを備えるいわゆるパラレル型のハイブリッド自動車に搭載されるものなど、駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムであれば如何なるものとしても構わない。「モータ走行指示スイッチ」としては、操作により出力される信号の信号レベルがハイまたはローに変化するタイプのスイッチに限定されるものではなく、操作により出力される信号が所定の信号レベルとハイインピーダンスとになるスイッチなど、電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するものであれば如何なるものとしても構わない。「スイッチ状態記憶手段」としては、RAMに限定されたものではなく、ハードディスクドライブなど、モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「システム停止手段」としては、システム停止指示がなされたときにEVスイッチ信号SWをRAM96に記憶させると共にシステムメインリレー55やACリレー77をオフにするHVECU70と電源ECU90とを組み合わせたものに限定されるものではなく、単一の電子制御ユニットによって同様に制御するなど、システム停止指示がなされたときにスイッチ状態記憶手段にモータ走行スイッチの状態を記憶させると共に駆動系システム21をシステム停止するものであれば如何なるものとしても構わない。また、この「システム停止手段」としては、システム停止指示がなされないときには如何なる制御を行なっても構わない。第1実施例や変形例の「システム起動手段」としては、システム起動指示がなされたときに、RAM96に記憶されているEVスイッチ信号SWの信号レベルとモータ走行スイッチ89からのEVスイッチ信号SWの信号レベルとが同じであるときにはエンジン22を始動すると共にACリレー77やシステムメインリレー55をオンにして駆動系システム21を起動し、RAM96に記憶されているEVスイッチ信号SWの信号レベルとEVスイッチ信号SWの信号レベルとが異なるときにはエンジン22を始動する処理を実行せずにシステム起動時処理ルーチンを終了すると共にACリレー77やシステムメインリレー55をオンにして駆動系システム21を起動するHVECU70と電源ECU90とを組み合わせたものに限定されるものではなく、単一の電子制御ユニットによって同様に制御するなど、システム起動指示がなされたとき、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態とモータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態とモータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには内燃機関の始動を伴わず駆動系システムを起動するものであれば如何なるものとしても構わない。また、第2実施例や変形例の「システム起動手段」としては、システム起動指示がなされたときに、RAM96に記憶されているモータ走行フラグFが値0であるときにはエンジン22を始動してACリレー77やシステムメインリレー55をオンにして駆動系システム21を起動して、RAM96に記憶されているモータ走行フラグFが値1であるときにはエンジン22を始動せずにACリレー77やシステムメインリレー55をオンにして駆動系システム21を起動するHVECU70と電源ECU90とを組み合わせたものに限定されるものではなく、単一の電子制御制御ユニットによって同様に制御するなど、スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴って駆動系システムを起動し、スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには内燃機関の始動を伴わずに駆動系システムを起動するものであれば如何なるものとしても構わない。また、これらの「システム起動手段」としては、システム起動指示がなされないときには如何なる制御を行なっても構わない。「駆動制御手段」としては、走行指示がなされたときに、EVスイッチ信号SWと前回本ルーチンを実行したときのEVスイッチ信号SWとを比較してEVスイッチ信号SWの信号レベルに基づくモータ走行指示フラグFの値に基づいて間欠運転走行したりモータ走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御する処理を実行するHVECU70に限定されるものではなく、複数の電子制御ユニットによって同様に制御するなど、駆動系システムが起動された後に走行指示がなされたときに、モータ走行指示スイッチの操作に基づいて内燃機関の間欠運転を伴って走行する間欠運転走行とモータ走行とを切り替えて走行するよう内燃機関と電動機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。また、この「駆動制御手段」としては、駆動系システムが起動された後に走行指示がなされないときには如何なる制御を行なっても構わない。「電力動力入出力手段」としては、動力分配統合機構30とモータMG1との組み合わせによるものや対ロータ電動機130に限定されるものではなく、車軸に接続された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とに動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両や駆動装置の製造業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行されるシステム停止時処理ルーチンの一例を示すフロチャートである。 電源ECU90により実行されるシステム停止処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電源ECU90により実行されるシステム起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 HVECU70により実行されるシステム起動時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 HVECU70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例のハイブリッド自動車20Bの構成の概略を示す構成図である。 ハイブリッド自動車20BのHVECU70により実行されるシステム停止時処理ルーチンの一例を示すフロチャートである。 ハイブリッド自動車20Bの電源ECU90により実行されるシステム停止起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 ハイブリッド自動車20BのHVECU70により実行されるシステム起動時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,20B,120 ハイブリッド自動車、22 エンジン、26 クランクシャフト、28a,28b 駆動輪、30 遊星歯車機構、32a リングギヤ軸、41,42 インバータ、50 バッテリ、51 温度センサ、54 電力ライン、55 システムメインリレー、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89,89B モータ走行スイッチ、90 電源用電子制御ユニット(電源ECU)、92 CPU、94 ROM、96 RAM、99 パワースイッチ、130 対ロータ電動機、132 インナーロータ 134 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (9)

  1. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムが搭載された車両であって、
    前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、
    前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、
    システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止するシステム停止手段と、
    システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じであるときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
    を備える車両。
  2. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムが搭載された車両であって、
    前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、
    前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、
    該スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
    を備える車両。
  3. 前記スイッチ操作記憶手段は、前記駆動系システムが停止しているときに前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶する手段である請求項2記載の車両。
  4. 前記駆動系システムは、前記駆動系システムが起動された後に走行指示がなされたときに、前記モータ走行指示スイッチの操作に基づいて前記内燃機関の間欠運転を伴って走行する間欠運転走行と前記モータ走行とを切り替えて走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する駆動制御手段を有するシステムである請求項1ないし3いずれか記載の車両。
  5. 請求項1ないし4いずれか記載の車両であって、
    前記駆動系システムは、車軸に接続された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記電動機および前記電力動力入出力手段と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を有するシステムであり、
    前記電動機は、前記駆動軸に動力を出力可能に接続されてなる
    車両。
  6. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチとが搭載された車両の制御装置であって、
    前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、
    システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止するシステム停止手段と、
    システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
    を備える車両の制御装置。
  7. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチとが搭載された車両の制御装置であって、
    前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、
    該スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動するシステム起動手段と、
    を備える車両の制御装置。
  8. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、前記モータ走行指示スイッチの状態を記憶可能なスイッチ状態記憶手段と、が搭載された車両の制御方法であって、
    システム停止指示がなされたときに前記スイッチ状態記憶手段に前記モータ走行スイッチの状態を記憶させると共に前記駆動系システムを停止し、
    システム起動指示がなされたとき、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが同じときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ状態記憶手段に記憶されているモータ走行指示スイッチの状態と前記モータ走行指示スイッチの状態とが異なるときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動する
    車両の制御方法。
  9. 駆動源として内燃機関と電動機とを有する駆動系システムと、前記電動機からの動力だけで走行するモータ走行を指示するモータ走行指示スイッチと、前記モータ走行指示スイッチの操作を記憶可能なスイッチ操作記憶手段と、が搭載された車両の制御方法であって、
    該スイッチ操作記憶手段にモータ走行の指示が記憶されていない状態でシステム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴って前記駆動系システムを起動し、前記スイッチ操作記憶手段にモータ走行に指示が記憶されている状態システム起動指示がなされたときには前記内燃機関の始動を伴わずに前記駆動系システムを起動する
    車両の制御方法。
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