JP2008227844A - 画像監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができる画像監視装置を得る。
【解決手段】差分検出部7は画像受信部6がカメラ8から受信した第1の受信画像と第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し予め定められた閾値と比較し、センサ信号受信部5はセンサ9から異常信号を受信し、制御部2はセンサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、差分検出部7に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、差分検出部7による比較の結果、差分が閾値を越えた場合に、画像受信部6が第1の受信画像を出力させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば異常が生じた場合、監視者に異常画像を表示する画像監視装置に関するものである。
従来の画像監視装置は、特許文献1のように、複数のカメラで撮像した映像と複数のセンサよりの検出信号を入力し、複数の映像を表示部にマルチ表示するマルチ表示監視システムにおいて、監視対象を撮像する複数のカメラ部と、カメラの監視対象の異常もしくは事象を検出するセンサと、センサの検出信号よりセンサ信号を生成し、カメラ部よりの映像信号に重畳したセンサ合成信号を出力するセンサ信号合成部と、入力した複数のセンサ合成信号を選択出力する手段と、センサ合成信号よりセンサ信号を分離する手段と、センサ合成信号より映像信号を分離しディジタル画像信号に変換する手段と、ディジタル画像信号の少なくても1フィールドもしくは1フレームを間欠的もしくは連続的に記憶する記憶手段と、複数の記憶手段より読出したディジタル画像信号を合成しマルチ表示画像を生成する手段と、センサ信号より異常もしくは事象を検出する手段と、異常もしくは事象を検出した時には異常もしくは事象を任意の表示パターンのマルチ表示画像を生成出力する手段とを有するマルチ表示制御装置と、マルチ表示制御装置よりの出力映像信号により画像を表示出力する表示部とで構成する装置であった。
特開平11−203578号公報(段落0004)
従来の画像監視装置は以上のように構成され、センサが異常を検出した前後の複数の静止画(画像)を連続的に表示することも可能な装置であったが、監視者が多数の画像を確認する必要があり、監視者の負担が大きいという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができる画像監視装置を得ることを目的とする。
この発明に係る画像監視装置は、カメラから画像を受信する画像受信部と、画像受信部が受信した第1の受信画像と第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較する差分検出部と、センサから異常信号を受信するセンサ信号受信部と、センサ信号受信部が異常信号を受信した場合に、差分検出部に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、差分検出部による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させる制御部とを備えるものである。
この発明によれば、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による画像監視装置1を含む画像監視システムを示すブロック図である。
図1で示すように、画像監視システムは、画像監視装置1と、モニタ4と、カメラ8(8a〜8n)と、センサ9(9a〜9n)と、ネットワーク10とにより構成され、画像監視装置1は、制御部2と、画像出力部3と、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、差分検出部7により構成されている。
ここで、画像受信部6は、カメラ8から画像を受信するものである。差分検出部7は、画像受信部6が受信した第1の受信画像と第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較するものである。センサ信号受信部5は、センサ9からネットワーク10を介して異常信号を受信するものである。制御部2は、画像監視装置1を制御するものであり、例えば、センサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、差分検出部7に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、差分検出部7による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させ、入力した異常画像を画像出力部3に出力する。画像出力部3は、制御部2から入力した異常画像を表示するものである。
モニタ4は、画像出力部3から受信する異常画像を表示するモニタである。カメラ8は、監視対象を撮影するためのネットワークカメラである。センサ9は、監視対象の異常を検出するためのセンサである。ネットワーク10は、カメラ8とセンサ9と画像監視装置1とを接続するためのネットワークである。
次に動作について説明する。
図2はこの発明の実施の形態1による画像監視装置1の動作を示すシーケンス図である。
図2において、カメラ8a〜8nは常時画像を撮影し、JPEG等で圧縮してネットワーク10を経由で画像受信部6に送信しているものとする。センサ9(9a〜9n)のうち、例えば、図2で示すように、センサ9nが異常を検出した場合、センサ9nはネットワーク10を経由し、センサ異常通知をセンサ信号受信部5に送信する。センサ異常通知を受信したセンサ信号受信部5は、制御部2にセンサ異常通知を送信する。センサ異常通知を受信した制御部2は、差分検出部7に差分検出指示を送信するとともに、画像出力部3に異常が発生したことの表示を指示する。差分検出指示を受信した差分検出部7は、画像受信部6から受信した第1の画像と第1画像より前に受信した画像の差分を計算し、この差分が予め設定された閾値を越えた場合、受信した第1の画像を異常画像として制御部2に送信する。第1の画像を受信した制御部2は、第1の画像を画像出力部3に送信し、画像表示を指示する。異常画像の表示の指示を受けた画像出力部3はモニタに異常画像を送信し、モニタは監視者に画像出力部3から受信した異常画像を表示する。差分検出部7は、予め設定された画像枚数の処理が終了すると、差分検出を終了する。
図3はこの発明の実施の形態1による差分検出部7が制御部2から差分検出指示を受信した場合の動作を示すフローチャートであり、差分検出部7が制御部2から差分検出指示を受信すると開始する。
差分検出部7は、ステップST101において、変数tに例えば差分検出を指示された時間や異常信号を受信した時間を設定し、ステップST102において、予め設定された差分実施設定画像枚数Nを変数nに設定し、ステップST103において、差分検出を指示された時間より1つ前に受信した画像を差分検出部7の内部メモリIMGaに復号された状態で展開する。差分検出部7は、ステップST104において、時間tに受信した画像を差分検出部7の内部メモリIMGbに復号された状態で展開する。差分検出部7は、ステップST105において、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分を計算し、ステップST106において、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分が予め定められた閾値を越えた場合、ステップST107に進み、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分が予め定められた閾値を越えなかった場合、ステップST108に進む。
差分検出部7は、ステップST107において、内部メモリIMGbの画像を異常画像として制御部2に送信し、ステップST108において、変数nにn−1を代入し、ステップST109において、nが0未満であれば、処理を終了し、nが0以上であったら、ステップST110に進む。差分検出部7は、ステップST110において、変数tにt+1を代入し、ステップST111において、内部メモリIMGbに展開された画像を内部メモリIMGaに転送し、ステップST104において、時間tに受信した画像を差分検出部7の内部メモリIMGbに展開する。
以降同様に、差分検出部7は、N枚の画像について差分を計算し、差分が予め設定された閾値を越えた場合に、制御部2に通知する動作を繰り返す。
以上により、実施の形態1によれば、画像監視装置1は、カメラ8から画像を受信する画像受信部6と、画像受信部6が受信した第1の受信画像と第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較する差分検出部7と、センサ9から異常信号を受信するセンサ信号受信部5と、センサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、差分検出部7に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、差分検出部7による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させる制御部2とを備えることにより、1つ前に受信した画像との差分が予め設定された閾値よりも大きい受信画像のみが制御部2経由で画像出力部3に表示し、異常画像のみをモニタ4に表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
また従来の画像監視装置は、センサにより異常を検出し、監視員がカメラ画像を確認するため、監視員が異常を検出した時点ではカメラ画像で異常を確認できず、過去の画像を確認するために手間取っていたが、実施の形態1の画像監視装置1は、異常画像のみを表示するため、過去の画像を確認する手間がなくなるという効果を奏する。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による画像監視装置1を含む画像監視システムを示すブロック図である。
画像監視システムは、画像監視装置1と、モニタ4と、カメラ8と、センサ9と、ネットワーク10とにより構成され、画像監視装置1は、制御部2と、画像出力部3と、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、差分検出部11と、基準画像記憶部12により構成されている。図4において、図1と同一のブロック番号を付したブロックは図1と同一のブロックである。
ここで、基準画像記憶部12は時間帯毎の基準画像を記憶するものであり、各カメラについて時間帯毎に準備された基準画像を記憶する。差分検出部11は、画像受信部6が受信した受信画像と、基準画像記憶部12が記憶する基準画像の中から指定された基準画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較するものである。基準画像は、カメラ8設置時など異常がないと確認された状態で、例えば1時間毎に画像を記録するものとする。
図5はこの発明の実施の形態2による画像監視装置1の動作を示すシーケンス図である。
図5において、カメラ8a〜8nは常時画像を撮影し、JPEG等で圧縮してネットワーク10経由で画像受信部6に送信しているものとする。例えば、センサ9nが異常を検出した場合、センサ9nはネットワーク10を経由し、センサ異常通知を送信する。センサ異常通知を受信したセンサ信号受信部5は、制御部2にセンサ異常通知を送信する。センサ異常通知を受信した制御部2は、差分検出部11に差分検出指示を送信するとともに、画像出力部3に異常が発生したことの表示を指示する。差分検出指示を受信した差分検出部11は、差分検出指示を受けた時間や異常信号を受信した時間に該当する時間帯の基準画像を基準画像記憶部12から読み出し、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像の差分を計算し、差分が予め設定された閾値を越えた場合、受信した異常画像を異常画像として制御部2に送信する。異常画像を受信した制御部2は、受信画像を画像出力部3に送信し、異常画像の表示を指示する。異常画像の表示の指示を受けた画像出力部3はモニタに異常画像を送信し、モニタは監視者に画像出力部3から受信した異常画像を表示する。予め設定された画像枚数の処理が終了すると、差分検出部11は差分検出を終了する。
図6はこの発明の実施の形態2による画像監視装置1の差分検出部11の動作を示すフローチャートであり、差分検出部11は差分検出指示を受信すると開始する。
差分検出部11は、ステップST201において、変数tに差分検出を指示された時間や異常信号を受信した時間を設定し、ステップST202において、予め設定された差分実施設定画像枚数Nをnに設定する。差分検出部11は、ステップST203において、時間tに該当する基準画像を差分検出部11の内部メモリIMGaに復号された状態で展開し、ステップST204において、時間tに受信した画像を差分検出部11の内部メモリIMGbに復号された状態で展開し、ステップST205において、内部メモリIMGaに展開された画像とIMGbに展開された画像との差分を計算する。
差分検出部11は、ステップST206において、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分が予め定められた閾値を越えた場合は、ステップST207に進み、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分が予め定められた閾値を越えなかった場合は、ステップST208に進む。差分検出部11は、ステップST207において、内部メモリIMGbの画像を異常画像として制御部2に送信する。差分検出部11は、ステップST208において、nにn−1を代入し、ステップST209において、nが0未満であれば、処理を終了し、nが0以上であれば、ステップST210に進む。差分検出部11は、ステップST210において、tにt+1を代入し、ステップST203において、時間tに該当する基準画像を差分検出部11の内部メモリIMGaに展開し、ステップST204において、時間tに受信した画像を差分検出部11の内部メモリIMGbに展開する。以降同様に、N枚の画像について差分を計算し、差分が予め設定された閾値よりも大きい場合に、制御部2に通知する動作を繰り返す。
以上のように、実施の形態2によれば、画像監視装置1は、カメラ8から画像を受信する画像受信部6と、時間帯毎の基準画像を記憶する基準画像記憶部12と、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶する基準画像の中から指示された基準画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較する差分検出部11と、センサ9から異常信号を受信するセンサ信号受信部5と、センサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶している異常信号が受信された時間帯の基準画像との差分を閾値と比較することを差分検出部11に指示し、差分検出部11による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した受信画像を異常画像として出力させる制御部2とを備えることにより、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
また実施の形態2によれば、変化が緩慢で前画像との差分では検出されないような異常であっても、検出可能な画像監視装置1を実現することが可能という効果を奏する。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3による画像監視装置1を含む画像監視システムを示すブロック図である。
画像監視システムは、画像監視装置1と、モニタ4と、カメラ8と、センサ9と、ネットワーク10とにより構成され、画像監視装置1は、制御部2と、画像出力部3と、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、差分検出部11と、基準画像記憶部12と、基準画像選択部13により構成されている。図7において、図4と同一のブロック番号を付したブロックは図4と同一のブロックである。
ここで基準画像選択部13は基準画像記憶部12が時間帯毎に複数の基準画像を記憶している場合、差分検出部で用いる基準画像として、複数の基準画像の中から画像受信部6が受信した受信画像と最も近い基準画像を選択するものである。
図8はこの発明の実施の形態3による画像監視装置1の基準画像選択部13の動作を示すフローチャートである。
図8において、基準画像選択部13は、差分検出部11から基準画像を選択する指示をされると、ステップST301において、変数mに1を設定し、ステップST302において、受信画像を内部メモリIMGaに展開する。基準画像選択部13は、ステップST303において、基準基準画像K[m]を内部メモリIMGminに展開し、ステップST304において、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGminに展開された画像との差分をdminに代入する。基準画像選択部13は、ステップST305において、mを1加算し、ステップST306において、基準画像K[m]を内部メモリIMGbに展開する。基準画像選択部13は、ステップST307において、内部メモリIMGaに展開された画像と内部メモリIMGbに展開された画像との差分をdに代入し、ステップST308において、dとdminの比較を行い、dがdmin未満であった場合は、ステップST309に進み、ステップST309においてdminにdの値を代入し、dがdmin以上であった場合は、ステップST310に進み、ステップST310において内部メモリIMGminに内部メモリIMGbに展開された画像を転送する。基準画像選択部13は、ステップST311において、mが基準画像の数M未満であれば、ステップST305に戻り、mがM以上であれば、ステップST312に進み、ステップST312において、内部メモリIMGminに展開された画像を差分検出部11に転送し、動作を終了する。この後実施の形態2の同様に、異常が生じた場合、監視者に異常画像をモニタ4から表示する。
以上のように、実施の形態3によれば、基準画像記憶部12が時間帯毎に複数の基準画像を記憶している場合、差分検出部11で用いる基準画像として、複数の基準画像の中から画像受信部6が受信した受信画像と最も近い基準画像を選択する基準画像選択部13を備え、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
また実施の形態3によれば、基準画像を複数登録し、受信画像と最も近い基準画像を選択することにより、最適な基準画像が選択可能であるという効果を奏する。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4による画像監視装置1を含む画像監視システムを示すブロック図である。
画像監視システムは、画像監視装置1と、モニタ4と、カメラ8と、センサ9と、ネットワーク10と、スピーカ17により構成され、画像監視装置1は、制御部2と、画像出力部3と、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、音声受信部14と、音量検出部15と、音声出力部16により構成されている。図9において、図1と同一のブロック番号を付したブロックは、図1と同一のブロックである。
ここで、音声受信部14はカメラ8から画像受信部6が受信する画像の音声を受信するものであり、音量検出部15は音声受信部14が受信した音声の音量と予め定められた閾値とを比較するものである。音声出力部16は制御部2が入力した異常画像の音声を出力するためのものであり、スピーカ17は音声出力部16から受信した異常画像の音声を出力するものである。
図10はこの発明の実施の形態4による画像監視装置1の音量検出部15の動作を示すフローチャートである。
図10で示すように、音量検出部15は、ステップST401において、画像受信部6で受信した受信画像を内部メモリIMGに展開し、ステップST402において変数lに1を設定し、ステップST403において、受信画像に対応する時間帯の音声データS[l]を音声受信部14から受信する。
音量検出部15、ステップST404において音量S[l]の値と予め設定された閾値Pを比較し、S[l]が閾値Pを越えた場合は、ステップST405に進み、ステップST405において、IMGの内容を異常画像として制御部2に転送し、S[l]が閾値Pを越えていない場合は、ステップST406に進み、ステップST406においてlの値を1加算する。音量検出部15、ステップST407においてlの値と予め定められた画像に対する音声サンプル数Kを比較し、lがKを越えていれば、終了し、lがK以下であれば、ステップST403に戻る。この後実施の形態1の同様に、異常が生じた場合、監視者に異常画像をモニタ4から表示する。
以上のように、実施の形態4によれば、画像監視装置1は、カメラ8から画像を受信する画像受信部6と、カメラ8から画像受信部6が受信する画像の音声を受信する音声受信部14と、音声受信部14が受信した音声の音量と予め定められた閾値とを比較する音声検出部15と、センサ9から異常信号を受信するセンサ信号受信部5と、センサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、音声検出部14に音声の音量を閾値と比較することを指示し、音声検出部15による比較の結果、音声の音量が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した画像を異常画像として出力させる制御部2とを備えることにより、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
また実施の形態4によれば、画像の差分情報などでは異常の検出が難しい場合においても、異常画像が選択可能な画像監視装置1を実現することが可能である。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5による画像監視装置1を含む画像監視システムを示すブロック図であり、実施の形態5は、実施の形態1〜4までを組み合わせたものである。
画像監視システムは、画像監視装置1と、モニタ4と、カメラ8と、センサ9と、ネットワーク10と、スピーカ17により構成され、画像監視装置1は、画像出力部3と、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、基準画像記憶部12と、音声受信部14と、音声出力部16と、音量/画像差分検出部18と、表示設定記憶部19と、制御部20により構成されている。図11において、図1,図4,図7,図9と同一のブロック番号を付したブロックは図1,図4,図7,図9と同一のブロックである。
ここで音量/画像差分検出部18は、画像受信部6が受信した画像を出力するカメラ8に対応して、画像受信部6が受信した第1の受信画像と上記第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し予め定められた閾値と比較するか、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶する基準画像の中から指示された基準画像との差分を検出し予め定められた閾値と比較するか、又は音声受信部14が受信した音声の音量と予め定められた閾値とを比較するものである。
表示設定記憶部19は、音量/画像差分検出部18が閾値と比較する対象として、カメラ8に対応して、画像受信部6が受信した第1の受信画像と第2の受信画像との差分、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶する基準画像との差分、又は音声受信部14が受信した音声の音量のいずれであるかを設定して記憶するものである。
制御部20は、センサ信号受信部5が異常信号を受信した場合に、画像受信部6が受信した画像を出力するカメラ8に対応して、表示設定記憶部19に記憶されている設定内容に基づき、音量/画像差分検出部18に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、音量/画像差分検出部18による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させるか、画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶している異常信号が受信された時間帯の基準画像との差分を閾値と比較することを音量/画像差分検出部18に指示し、音量/画像差分検出部18による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した受信画像を異常画像として出力させるか、音量/画像差分検出部18に音声の音量を閾値と比較することを指示し、音量/画像差分検出部18による比較の結果、音声の音量が予め定められた閾値を越えた場合に、画像受信部6が受信した画像を異常画像として出力させるものである。
図12はこの発明の実施の形態5による画像監視装置1の音量/画像差分検出部18の動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、音量/画像差分検出部18は、ステップST501において、制御部20から該当カメラに関する設定が指示され、この設定を変数qに設定する。次に音量/画像差分検出部18は、ステップST502において、qは音声受信部14が受信した音声の音量であった場合は、ステップST503において、図10のフローチャートを実施する。音量/画像差分検出部18は、ステップST504において、qは画像受信部6が受信した受信画像と基準画像記憶部12が記憶する基準画像との差分であった場合は、ステップST505に進み、ステップST505において、図6のフローチャートを実施し、qが基準画像差分でなかった場合は、ステップST506に進み、ステップST506において、図3のフローチャートを実施する。なお、ここでは表示設定記憶部19はカメラ8毎に表示設定を記憶するとしたが、センサ9の種類毎に表示設定を記憶するように変更することも可能である。
以上のように、実施の形態5によれば、画像監視装置1は、センサ信号受信部5と、画像受信部6と、基準画像記憶部12と、音声受信部14と、音量/画像差分検出部18と、表示設定記憶部19と、制御部20とを備えることにより、異常画像のみを表示するため、監視者が多数の画像を確認する必要がなくなり、監視者の負担が軽減することができるという効果を奏する。
また実施の形態5によれば、カメラ8毎に受信画像の中から異常画像を出力する方法を、音量、受信画像と基準画像との差分、2つの受信画像の差分を用いることを選択することが可能とするという効果を奏する。
また実施の形態5によれば、監視対象の画像は正常時は人物等が写ることがなく変化が少ない場合等があり、画像監視装置1において画像の変化や音量等の様々な状況に対応した情報を元に異常画像を出力することにより、監視者の画像確認負担を軽減すると共に、確認に要する時間を短くできるようになるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1による画像監視装置を含む画像監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による画像監視装置の動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態1による差分検出部が制御部から差分検出指示を受信した場合の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による画像監視装置を含む画像監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による画像監視装置の動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態2による画像監視装置の差分検出部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による画像監視装置を含む画像監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による画像監視装置の基準画像選択部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による画像監視装置を含む画像監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態4による画像監視装置の音量検出部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5による画像監視装置を含む画像監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による画像監視装置の音量/画像差分検出部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像監視装置、2,20 制御部、3 画像出力部、4 モニタ、5 センサ信号受信部、6 画像受信部、7,11 差分検出部、8a〜8n カメラ、9a〜9n センサ、10 ネットワーク、12 基準画像記憶部、13 基準画像選択部、14 音声受信部、15 音量検出部、16 音声出力部、17 スピーカ、18 音量/画像差分検出部、19 表示設定記憶部。

Claims (5)

  1. カメラから画像を受信する画像受信部と、
    上記画像受信部が受信した第1の受信画像と上記第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較する差分検出部と、
    センサから異常信号を受信するセンサ信号受信部と、
    上記センサ信号受信部が異常信号を受信した場合に、上記差分検出部に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、上記差分検出部による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させる制御部と
    を備えることを特徴とする画像監視装置。
  2. カメラから画像を受信する画像受信部と、
    時間帯毎の基準画像を記憶する基準画像記憶部と、
    上記画像受信部が受信した受信画像と上記基準画像記憶部が記憶する基準画像の中から指示された基準画像との差分を検出し、予め定められた閾値と比較する差分検出部と、
    センサから異常信号を受信するセンサ信号受信部と、
    上記センサ信号受信部が異常信号を受信した場合に、上記画像受信部が受信した受信画像と上記基準画像記憶部が記憶している上記異常信号が受信された時間帯の基準画像との差分を閾値と比較することを上記差分検出部に指示し、上記差分検出部による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した受信画像を異常画像として出力させる制御部と
    を備えることを特徴とする画像監視装置。
  3. 基準画像記憶部が時間帯毎に複数の基準画像を記憶している場合、差分検出部で用いる基準画像として、複数の基準画像の中から画像受信部が受信した受信画像と最も近い基準画像を選択する基準画像選択部を備えることを特徴とする請求項2記載の画像監視装置。
  4. カメラから画像を受信する画像受信部と、
    上記カメラから上記画像受信部が受信する画像の音声を受信する音声受信部と、
    上記音声受信部が受信した音声の音量と予め定められた閾値とを比較する音声検出部と、
    センサから異常信号を受信するセンサ信号受信部と、
    上記センサ信号受信部が異常信号を受信した場合に、上記音声検出部に音声の音量を閾値と比較することを指示し、上記音声検出部による比較の結果、音声の音量が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した画像を異常画像として出力させる制御部と
    を備えることを特徴とする画像監視装置。
  5. カメラから画像を受信する画像受信部と、
    時間帯毎の基準画像を記憶する基準画像記憶部と、
    上記カメラから上記画像受信部が受信する画像の音声を受信する音声受信部と、
    上記画像受信部が受信した画像を出力するカメラに対応して、上記画像受信部が受信した第1の受信画像と上記第1の受信画像より前に受信した第2の受信画像との差分を検出し予め定められた閾値と比較するか、上記画像受信部が受信した受信画像と上記基準画像記憶部が記憶する基準画像の中から指示された基準画像との差分を検出し予め定められた閾値と比較するか、又は上記音声受信部が受信した音声の音量と予め定められた閾値とを比較する音量/画像差分検出部と、
    上記音量/画像差分検出部が閾値と比較する対象として、上記カメラに対応して、上記画像受信部が受信した第1の受信画像と第2の受信画像との差分、上記画像受信部が受信した受信画像と上記基準画像記憶部が記憶する基準画像との差分、又は上記音声受信部が受信した音声の音量のいずれであるかを設定して記憶する表示設定記憶部と、
    センサから異常信号を受信するセンサ信号受信部と、
    上記センサ信号受信部が異常信号を受信した場合に、上記画像受信部が受信した画像を出力するカメラに対応して、上記表示設定記憶部に記憶されている設定内容に基づき、上記音量/画像差分検出部に第1の画像と第2の画像との差分を閾値と比較することを指示し、上記音量/画像差分検出部による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した第1の受信画像を異常画像として出力させるか、上記画像受信部が受信した受信画像と上記基準画像記憶部が記憶している上記異常信号が受信された時間帯の基準画像との差分を閾値と比較することを上記音量/画像差分検出部に指示し、上記音量/画像差分検出部による比較の結果、検出した差分が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した受信画像を異常画像として出力させるか、上記音量/画像差分検出部に音声の音量を閾値と比較することを指示し、上記音量/画像差分検出部による比較の結果、音声の音量が予め定められた閾値を越えた場合に、上記画像受信部が受信した画像を異常画像として出力させる制御部と
    を備えることを特徴とする画像監視装置。
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