JP2008227686A - 無線装置、無線通信システム、モジュール、送信方法、および受信方法 - Google Patents

無線装置、無線通信システム、モジュール、送信方法、および受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数偏移量を柔軟に変更可能な無線装置を提供する。
【解決手段】送信データを生成する制御部120と、送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための偏移量設定情報を記録する変換仕様記録部130と、変換仕様記録部130によって記録された偏移量設定情報からデータ変換の際に参照される偏移量設定情報を選択する制御部120と、制御部120によって選択された偏移量設定情報に基づいて送信データをデータ変換し、変換データを生成するデータ変換部140と、変換データを送信する通信部150とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線装置等に関する。
無線通信における資源の有効利用の観点から、無線通信を行うための法規で規定されている無線規格毎に、通信可能な周波数帯域や無線規格間における通信可能な周波数帯域の間隔(チャンネルスパン)などが細かく定められている。例えば、チャンネルスパンとして12kHz、25kHzなど、周波数帯域として429MHz帯、426MHz帯などがある。
変調方式としてFSK(Frequency Shift Keying)を用いた場合における占有帯域幅も無線規格毎に決まっている。
また、無線通信を行う無線機を設計する際の無線仕様として、上記の無線規格(チャンネルスパン、通信周波数帯域、周波数偏移量の上限など)に合わせて、チャンネルスパン、通信周波数帯域、周波数偏移量、無線通信の伝送レート、変調方式としてFSKを用いた場合のシンボル数などが定められる。例えばシンボル数として4値FSK、2値FSK、伝送レートとして2400bps、19200bpsなどがある。尚、複数の無線仕様の通信を行うためには、各無線仕様毎に別々のモジュールが使用されていた。
図9は2値FSKを用いた通信におけるシンボルの周波数スペクトルの一例を示した図である。2つの周波数を使って「0」と「1」のデータ通信を行う場合、例えばチャンネル周波数をf0、周波数偏移量をfd、f0のひとつ上のチャンネルをf1、チャンネルスパンをfspanとする。図9では、チャンネル周波数f0に対して、f0−fdを「1」、f0+fdを「0」としてデータ送信が行われる。また、f0とf1との周波数軸上での距離がfspanと表される。
無線通信を効率良く行うために、通信路の狭帯域化に適合して隣接チャンネルに与える影響を低減することができる無線通信装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−093793号公報
LSIを用いたデジタル無線通信技術の進歩により、1つのモジュールで複数の無線仕様を備えることが可能となった場合、各無線仕様に併せて周波数偏移量を設定することが望ましく、それによって無線規格を守りかつ通信性能の向上を図ることができる。
一方、例えば異なるシンボル数が使用される複数の無線仕様を切替えて通信を行う場合、例えば2値FSKから4値FSKに変更する場合などは、伝送効率を向上させるために、周波数偏移量を大きくすることが好ましい。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、周波数偏移量を柔軟に変更可能な無線装置、無線通信システム、モジュール、送信方法、受信方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の第1の無線装置は、送信データを生成する送信データ生成部と、前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための偏移量設定情報を記録する変換仕様記録部と、前記変換仕様記録部によって記録された偏移量設定情報からデータ変換の際に参照される偏移量設定情報を選択する制御部と、前記制御部によって選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するデータ変換部と、前記変換データを送信する通信部とを有する構成としている。
この構成により、複数の無線仕様をもつ場合であっても、データ送信時の周波数偏移量を柔軟に変更することができ、安定的かつ効率的な通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第2の無線装置は、前記変換仕様記録部が、前記偏移量設定情報とともに、前記送信データを送信する場合の他の無線仕様を設定するための無線仕様設定情報を記録し、前記制御部が、前記偏移量設定情報を選択するとともに、前記変換仕様記録部によって記録された無線仕様設定情報からデータ変換の際に参照される無線仕様設定情報を前記選択された偏移量設定情報に応じて選択し、前記データ変換部が、前記制御部によって選択された偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報に基づいて前記送信データを変換し、前記変換データを生成する構成としている。
この構成により、データ送信時の周波数偏移量の変更に合わせて、他の無線仕様(例えば、チャンネルスパン、通信シンボル数、伝送レート、送信周波数、送信出力など)を柔軟に変更することができる。
また、本発明の第3の無線装置は、前記制御部が、前記変換データの送信先に基づいて、少なくとも前記偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、データの送信先が例えばエアコンなどの電気機器であるか、防犯センサなどのセキュリティ機器であるかに基づいて、周波数偏移量や他の無線仕様を変更することが可能である。
また、本発明の第4の無線装置は、前記制御部が、前記通信部による通信状況に基づいて、少なくとも前記偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、通信状況を考慮して、最適な周波数偏移量や他の無線仕様を変更することが可能である。
また、本発明の第5の無線装置は、前記変換仕様記録部が、通信シンボル数に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、前記制御部が、前記通信シンボル数を大きくする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を大きくする偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、通信シンボル数を大きくする(例えば、2値FSKから4値FSKへ変更する)場合に、周波数偏移量を大きくすることで、さらに効率の良い通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第6の無線装置は、前記変換仕様記録部が、チャンネル間隔に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、前記制御部が、前記チャンネル間隔を広げる無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を大きくする偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、チャンネル間隔を広げる(例えば、12.5kHzから25kHzへ変更する)場合に、周波数偏移量を大きくすることで、さらに効率の良い通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第7の無線装置は、前記変換仕様記録部が、伝送速度に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、前記制御部が、前記伝送速度を高くする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を小さくする偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、伝送速度を高くする(例えば、2400bpsから9600bpsへ変更する)場合に、周波数偏移量を小さくすることで、定められた法規を満足する最適な通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第8の無線装置は、前記変換仕様記録部が、通信周波数帯に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、前記制御部が、前記通信周波数帯を高くする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を小さくする偏移量設定情報を選択する構成としている。
この構成により、通信周波数帯を高くする(例えば、426MHzから429MHzへ変更する)場合に、周波数偏移量を小さくすることで、定められた法規を満足する最適な通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第9の無線装置は、前記通信部が、少なくとも前記データ変換部によるデータ変換の際に設定された偏移量を示す情報を送信する構成としている。
この構成により、データ変換を行った際の周波数偏移量や他の無線仕様の情報を送信先の外部機器へ通知することが可能となり、この情報は外部機器がデータを受信する際の有益な情報となる。
また、本発明の第10の無線装置は、データを受信する通信部と、所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタを1つ以上記録するフィルタ記録部と、前記フィルタ記録部によって記録されたフィルタから、前記通信部によって受信したデータのうち所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタ処理を行うためのフィルタを選択する制御部と、前記制御部によって選択されたフィルタを用いて前記フィルタ処理を行うフィルタ処理部と、前記フィルタ処理後のデータを復調する復調部とを有し、前記通信部が、前記データが送信された際の周波数偏移量に関する偏移量設定情報および他の無線仕様に関する無線仕様設定情報の少なくとも1つを含む前記データを受信し、前記制御部が、前記偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報の少なくとも1つに基づいて、前記フィルタを選択する構成としている。
この構成により、複数の無線仕様をもつ場合であっても、データを受信するための最適なフィルタを選択することができ、必要十分なデータを得ることができ、安定的かつ効率的な通信を行うことが可能である。また、外部機器が送信するデータの周波数偏移量や他の無線仕様を認識することができ、データを受信するための最適なフィルタを選択することが可能となる。
また、本発明の第11の無線装置は、前記制御部が、更に、前記通信部によるデータの送信を行った際に設定された偏移量設定情報に基づいて、前記フィルタを選択する構成としている。
この構成により、例えば直前にデータを送信した際の周波数偏移量からフィルタを選択するため、受信データの内容に依存せずにフィルタを選択することが可能である。
また、本発明の第12の無線装置は、前記通信部によるデータ受信の際の周波数偏移量の大きさを検知する検知部を有し、前記制御部が、更に、前記検知部による検知結果に基づいて、前記フィルタを選択する構成としている。
この構成により、実際に通信部がデータ受信した際の周波数偏移量の大きさに基づいてフィルタを選択するため、検知時において、より正確なフィルタを選択することが可能である。
また、本発明の第1の無線通信システムは、データ送信が可能な無線装置と、データ受信が可能な無線装置とを、少なくとも1つずつ有する構成としている。
この構成により、周波数偏移量を柔軟に変更可能で、かつ、最適なフィルタを選択することが可能となり、複数の無線仕様をもつ無線通信システムにおいても、安定的かつ効率的な通信を行うことができる。
また、本発明の第1のモジュールは、送信データを生成する送信データ生成部と、前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための偏移量設定情報を記録する変換仕様記録部と、前記変換仕様記録部によって記録された偏移量設定情報からデータ変換の際に参照される偏移量設定情報を選択する制御部と、前記制御部によって選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するデータ変換部と、前記変換データを送信する通信部とを有する構成としている。
この構成により、1モジュール内に複数の無線仕様をもつ場合であっても、周波数偏移量を柔軟に変更することが可能となり、安定的かつ効率的な通信を行うことができる。
また、本発明の第1の送信方法は、データ送信を行う無線装置において、送信データを生成するステップと、前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための1つ以上の偏移量設定情報からデータ変換の際に参照する偏移量設定情報を選択する制御ステップと、前記制御ステップにおいて選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するステップと、前記変換データを送信するステップとを有する方法としている。
この方法により、複数の無線仕様をもつ場合であっても、データ送信時の周波数偏移量を柔軟に変更することができ、安定的かつ効率的な通信を行うことが可能となる。
また、本発明の第1の受信方法は、データ受信を行う無線装置において、データを受信する通信ステップと、所定の周波数帯のデータを通過させる1つ以上のフィルタから、前記通信ステップにおいて受信したデータのうち所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタ処理を行うためのフィルタを選択する制御ステップと、前記制御ステップにおいて選択されたフィルタを用いて前記フィルタ処理を行うステップと、前記フィルタ処理後のデータを復調するステップとを有し、前記通信ステップにおいて、前記データが送信された際の周波数偏移量に関する偏移量設定情報および他の無線仕様に関する無線仕様設定情報の少なくとも1つを含む前記データを受信し、前記制御ステップにおいて、前記偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報の少なくとも1つに基づいて、前記フィルタを選択する方法としている。
この方法により、複数の無線仕様をもつ場合であっても、データを受信するための最適なフィルタを選択することができ、必要十分なデータを得ることができ、安定的かつ効率的な通信を行うことが可能である。また、外部機器が送信するデータの周波数偏移量や他の無線仕様を認識することができ、データを受信するための最適なフィルタを選択することが可能となる。
本発明は、周波数偏移量を柔軟に変更することが可能である。
以下、本発明の実施形態の無線装置について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における無線装置100の構成の一例を示す図である。
無線装置100は、入力部110、制御部120、変換仕様記録部130、データ変換部140、通信部150、およびアンテナ160を有する。また、制御部120は、「送信データ生成部」としての機能を有する。
また、無線装置100は、CMOSプロセスで高周波ブロックが構成されることが可能であり、デジタル的な信号処理が可能であり、無線仕様を柔軟に設計することが可能であり、複数の無線仕様を備えることが可能である。また、制御部120、変換仕様記録部130、データ変換部140、通信部150は1つのモジュール100aで構成されることが可能である。
また、「無線仕様」とは、チャンネル間隔(チャンネルスパン)、通信周波数帯域、占有帯域幅などの無線規格に適合するように設定される、チャンネルスパン、通信周波数帯域、周波数偏移量、無線通信の伝送レート、変調方式としてFSKを用いた場合のシンボル数などを示す。
入力部110は、リモコンなどの所定のキーが押下されることによる入力や、外部装置(例えば人検知センサ)からの情報に基づく入力を行う。例えば、人検知センサが反応したのでデータを送信するという要求を制御部120への入力情報として生成することができる。
制御部120は、入力部110によって入力された情報に基づいて、外部機器へ送信するための送信データを生成する。また、制御部120は、送信データの送信先や無線装置100の通信状況に基づいて、データ変換部140によるデータ変換方法を指定する変換仕様指定信号を変換仕様記録部130へ送信する。
変換仕様記録部130は、複数の無線仕様を切替えるための切替情報130aを記録する。図2は切替情報130aの一例を示した図である。例えば、チャンネルスパンが12.5kHzの場合には周波数偏移量として2.1kHzが適用される。また、チャンネルスパンが25kHzの場合には周波数偏移量として4.2kHzが適用される。また、通信シンボル数が2値の場合は周波数偏移量として3.7kHzが適用される。また、通信シンボル数が4値の場合は周波数偏移量として4.2kHzが適用される。また、伝送レートが2400bpsの場合は周波数偏移量として4.2kHzが適用される。また、伝送レートが9600bpsの場合は周波数偏移量として4.0kHzが適用される。また、送信周波数が426MHzの場合は周波数偏移量として4.2kHzが適用される。また、送信周波数が429MHzの場合は周波数偏移量として2.1kHzが適用される。また、送信出力が10mWの場合は周波数偏移量として4.2kHzが適用される。また、送信出力が1mWの場合は周波数偏移量として2.1kHzが適用される。これらの値はすべて一例であり、他の値であってもよい。また、無線仕様として設定された他の情報を記録してもよい。
データ変換部140は、変換仕様記録部130から変換仕様指定信号に基づく周波数偏移量を含む変換仕様情報を受け取り、データの変換を行う。データ変換はデータ変調を含むものである。
通信部150は、アンテナ160を介して変換された変換データを送信する。また、通信部150はアンテナ160を介して外部機器からのデータを受信する。
次に、無線装置100がデータ変換を行う際の動作について簡単に説明する。図3は無線装置100がデータ変換を行う際の動作の一例を示した図である。
まず、制御部120は、入力部110によって入力された情報に基づく送信データを生成し、その送信データをデータ変換部140へ出力する(ステップS301)。それとともに、アンテナ160からその送信データを送信する際の変換仕様を特定する変換仕様指定情報を変換仕様記録部130へ出力する(ステップS302)。変換仕様記録部130は、その変換仕様指定情報を受け取ると、それによって特定された変換仕様の具体的パラメータ(切換情報130a)である変換仕様情報をデータ変換部140へ出力する(ステップS303)。そして、データ変換部140は、変換仕様記録部130から出力された変換仕様情報に基づいて変換した変換データを通信部150へ出力し、通信部150は、アンテナ160を介してその変換データを送信する(ステップS304)。尚、変換仕様指定情報は、制御部120から変換仕様記録部130へ送られる情報であり、変換仕様情報は、変換仕様記録部130からデータ変換部140へ送られる情報である。
次に、無線装置100がデータ変換を行う際の詳細な動作について説明する。
まず、送信データの送信先がエアコンなどの機器である場合について説明する。送信先がエアコンであることを示す情報を入力部110が出力すると、送信先が防犯センサなどである場合と比較して広めのチャンネルスパンを指定させる機器制御信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えばチャンネルスパン=25kHz、周波数偏移量=4.2kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際のチャンネルスパン、周波数偏移量を変換する。これにより、チャンネルスパンを切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。
次に、送信データの送信先が防犯センサなどのセキュリティ機器である場合について説明する。送信先がセキュリティ機器であることを示す情報を入力部110が出力すると、送信先がエアコンなどである場合と比較して狭めのチャンネルスパンを指定させるセキュリティ機器信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えばチャンネルスパン=12.5kHz、周波数偏移量=2.1kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際のチャンネルスパン、周波数偏移量を変換する。これにより、チャンネルスパンを切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。したがって、通信の安定性を向上させることができる。
尚、送信先が例えばエアコンか防犯センサであるかを示す情報は、入力部110から出力される。
次に、通信状況に応じた伝送レートの指定方法について説明する。
通信部150が第1の送信データを送信した後、通信部150は送信データが受信されたか否かを示すACKを受信するために待機する。制御部120は、通信部150が送信データを送信してから所定時間の間にACKを受信できなかった場合の送信データの再送信回数などに基づいて通信状況の良否を判定する。判定を行うためには、例えば所定の閾値と再送信回数を比較することが考えられる。
制御部120によって通信状況が良いと判断された場合、高速通信を行うための信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えば伝送レート=9600bps、周波数偏移量=4.0kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際の伝送レート、周波数偏移量を変換する。これにより、伝送レートを切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。伝送レートをあげて高速化した場合であっても、周波数偏移量の広がりを抑えることが可能である。
制御部120によって通信状況が悪いと判断された場合、低速通信を行うための信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えば伝送レート=2400bps、周波数偏移量=4.2kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際の伝送レート、周波数偏移量を変更する。これにより、伝送レートを切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。また、周波数偏移量を広げることにより、受信感度の向上も図れている。
次に、再送信の有無に応じたシンボル数の指定方法について説明する。
通信部150が第1の送信データを送信した後、通信部150は送信データが受信されたか否かを示すACKを受信するために待機する。制御部120は、ACKを受信できなかった場合に送信データの再送信を行うように判定する。
制御部120によって再送信の実施が判断された場合、2値FSKによる通信を行うための信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えばシンボル数=2値FSK、周波数偏移量=3.7kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際のシンボル数、周波数偏移量を変換する。これにより、シンボル数を切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。
制御部120によって再送信が実施されなかったと判断された場合、4値FSKによる通信を行うための信号が変換仕様指定信号として制御部120から変換仕様記録部130へ送信される。データ変換部140は、変換仕様指定信号に基づいて、変換仕様記録部130から例えばシンボル数=4値FSK、周波数偏移量=4.2kHzを変換仕様情報として受け取り、変換仕様情報に基づいて送信データを送信する際の伝送レート、周波数偏移量を変更する。これにより、シンボル数を切替えて送信することができ、それに合わせて周波数偏移量を最適値に変更することが可能である。
また、同様に、通信周波数帯を変更する場合に周波数偏移量を変更することができる。例えば、通信周波数帯を426MHzから429MHzへ変更する場合に、周波数偏移量を4.2kHzから2.1kHzへ変更することができる。これにより、通信周波数帯に応じてチャンネルスパンが変わっても、法規に定められた占有帯域幅の範囲内で周波数偏移量を調整することが可能である。
上記のような周波数偏移量以外の無線仕様についても変更することが可能である。例えば、制御部120の指示により、送信出力を他の無線仕様に基づいて最適化することができる。送信出力の変更方法として、例えば通信周波数帯に応じて、送信出力を変更する。これにより、法規で定められた各周波数における出力の範囲内で送信出力を調整することが可能である。また、例えば、通信状況が劣悪であると判定された場合、送信出力が大きくなるように変更する。これにより、通信安定性を向上することが可能である。また、例えば、通信状況が良好であると判定された場合、送信出力が小さくなるように変更する。これにより、消費電力を抑制することが可能である。
このような無線装置100によれば、複数の無線仕様を有する場合であっても、周波数偏移量を最適化することができる。また、例えば、従来であれば伝送レートを高速化することで送信データの周波数偏移量が大きくなり、通信規格を満たさなくなってしまうような場合であっても、周波数偏移量を柔軟に狭めるようにすることができ、上記通信規格を満たすように調整することが可能である。また、例えば、チャンネルスパンを12kHzから25kHzへ変更する場合や、シンボル数を2値FSKから4値FSKへ変更する場合、周波数偏移量を大きくすることで、受信感度を向上させることが可能である。また、例えば送信出力や送信周波数帯を最適化するなど、周波数偏移量以外の最適化を行うこともできる。また、周波数偏移量の変更後の無線仕様を送信データに付加することで、その無線仕様を送信データを受信する外部装置に通知することができる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態における無線装置400の構成の一例を示す図である。
無線装置400は、通信部410、フィルタ部420、フィルタ記録部430、復調部440、制御部450、およびアンテナ460を有する。また、フィルタ部420は「フィルタ処理部」としての機能を有する。
通信部410は、アンテナ460を介して、所定の周波数のキャリアの有無を確かめるためのキャリアセンスおよび各種データ通信(データ受信やデータ送信)を行う。
フィルタ部420は、フィルタ記録部430が記録しているフィルタを用いて、所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタ処理を行う。フィルタ処理の一例として、キャリアセンスを行うためのキャリアセンス用フィルタを用いたフィルタ処理、復調用フィルタ(キャリアセンス用フィルタよりも狭帯域のフィルタ)を用いたフィルタ処理がある。
フィルタ記録部430は、1つ以上のフィルタを記録する。例えば、キャリアセンスを行う際に使用される広帯域フィルタや通常のデータを受信するための狭帯域フィルタなどのフィルタが記録される。
復調部440は、フィルタ部420によってフィルタ処理が実施された後の各種データを復調する。
制御部450は、通信部410の起動および停止を指示する。また、制御部450は、通信部410による通信状況を監視する。また、制御部450は、通信状況や通信部410が受信する受信データなどに基づいて、フィルタ記録部430によって記録されたフィルタのうち、どのフィルタを用いるかを判定し、フィルタを選択する。また、制御部450は、フィルタ部によるフィルタ処理後にキャリアセンスを行い、データの有無を検出する。
次に、無線装置400が使用するフィルタについて説明する。図5は無線装置400が使用するフィルタを説明するための図である。
無線装置400がキャリアセンスを行う際には、周波数帯域の広い広帯域フィルタ501を用いることが好ましい。また、キャリアセンスの後に実際にデータを復調する際には、キャリアセンス時に用いたフィルタ501よりも周波数帯域の狭いフィルタ502を用いることが好ましい。これにより、図5におけるf0およびf1のデータが混在して検出されることを防止することができ、確実にデータを検出することが可能である。
次に、無線装置400がフィルタの選択方法の一例について説明する。
例えば、通信データに周波数偏移量を含む無線仕様に関する無線仕様情報(通信速度、シンボル数、周波数偏移量など)をヘッダに含ませ、復調部440によって復調された際に制御部450が無線仕様情報に基づいて、最適なフィルタを選択することができる。
また、例えば、周波数がどれくらい広がっているか、つまり周波数偏移量の値がどのくらいかを検知する検知回路(例えば、ハードウェア的な検知回路)を設け、検知回路の検知結果によって、最適なフィルタを選択することができる。例えば、あらかじめ複数のチャンネルの電界強度レベルを制御部450がスキャンし、送信されている周波数帯を探索する。その上で、受信されるデータの周波数偏移量をAFC(自動周波数制御)等の周波数追従回路から出力される偏移量を基に制御部450が算出する。その算出結果を基に、最適なフィルタを選択することができる。尚、検知回路は「検知部」としての機能を有する。
また、例えば、通信部410がデータ送信を行った際の周波数偏移量の値をそのまま受信時にも適用し、周波数偏移量に基づくフィルタの選択を行うことができる。
次に、無線装置400がデータを受信する際の具体的な動作の一例について説明する。図6は無線装置400がデータを受信する際の動作の一例を示した図である。
まず、制御部450が通信部410を起動させる(ステップS601)。
そして、制御部450は、キャリアセンス用フィルタ(広帯域)をフィルタ記録部430より選択する(ステップS602)。
フィルタ部420は、選択されたフィルタを用いてフィルタ処理を行い、制御部450がキャリアセンスを実施し、データの有無を判定する(ステップS603)。判定の結果、データが存在しないと判定された場合、制御部450は通信部410を停止させる(ステップS604)。
また、判定の結果、データが存在すると判定された場合、制御部450はフィルタ記録部430によって記録された復調用(狭帯域)フィルタを選択し(ステップS605)、フィルタ部420はこの復調用フィルタを用いてフィルタ処理を行い、復調部440はデータを復調する(ステップS606)。
次に、無線装置400がデータを受信する際の具体的な動作の別の例について説明する。図7は無線装置400がデータを受信する際の動作の一例を示した図である。
この例では、無線装置400は無線仕様に関する無線仕様情報を含むデータを受信する。図8は、無線装置400が通信を行う際に使用されるデータフレームの一例である。データフレーム800は、送信先のアドレス情報などを含むヘッダフィールド810、チャンネルスパン、伝送速度、周波数偏移量などを含む無線仕様情報を有する無線仕様情報フィールド820、および、ヘッダフィールド810、無線仕様情報フィールド820に含まれる情報以外の実際のデータを有するデータフィールド830を有する。
まず、制御部450が通信部410を起動させる(ステップS701)。
そして、制御部450は、キャリアセンス用フィルタ(広帯域)をフィルタ記録部430より選択する(ステップS702)。
フィルタ部420は、選択されたフィルタを用いてフィルタ処理を行い、制御部450がキャリアセンスを実施し、無線仕様情報フィールドの有無を判定する(ステップS703)。無線仕様情報が存在しない場合、制御部450は通信部410を停止させる(ステップS704)。
無線仕様情報フィールドが存在する場合、制御部450は、無線仕様情報に基づいて最適なフィルタをフィルタ記録部430より選択し(ステップS705)、フィルタ部420は、このフィルタを用いてフィルタ処理を行い、復調部250はデータを復調する(ステップS706)。
このような無線装置200によれば、無線装置200が複数の無線仕様を有する場合であっても、無線仕様に応じて最適なフィルタを選択することができる。また、本来受信しようとしているf0(あるチャンネルの中心周波数)の信号のみを受信し、f1(隣チャンネル)の信号は受信しないようにすることで選択度の低下を防止することができ、かつ、他の電波に対する耐性が向上し、高品質な通信を行うことが可能である。また、外部装置がデータを送信する際の周波数偏移量の値が変更された場合であっても、所望の信号のみを確実に受信するための最適なフィルタ502を選択することができる。
本発明は、周波数偏移量を柔軟に変更可能な無線装置、無線通信システム、モジュール等に有用である。
本発明の第1の実施形態における無線装置の構成の一例を示したブロック図 本発明の第1の実施形態における切替情報の一例を示した図 本発明の第1の実施形態における無線装置がデータ変換を行う際の動作の一例を示した図 本発明の第2の実施形態における無線装置の構成の一例を示したブロック図 本発明の第2の実施形態における無線装置が使用するフィルタを説明するための図 本発明の第2の実施形態における無線装置がデータを受信する際の動作の一例を示した図 本発明の第2の実施形態における無線装置がデータを受信する際の動作の一例を示した図 本発明の第2の実施形態における無線装置が通信を行う際に使用されるデータフレームの一例を示した図 2値FSKを用いた通信におけるシンボルの周波数スペクトルの一例を示した図
符号の説明
100、400 無線装置
100a モジュール
110 入力部
120、450 制御部
130 変換仕様記録部
140 データ変換部
150、410 通信部
160、460 アンテナ
420 フィルタ部
430 フィルタ記録部
440 復調部
501 広帯域フィルタ
502 狭帯域フィルタ
800 データフレーム
810 ヘッダフィールド
820 無線仕様情報フィールド
830 データフィールド

Claims (16)

  1. 送信データを生成する送信データ生成部と、
    前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための偏移量設定情報を記録する変換仕様記録部と、
    前記変換仕様記録部によって記録された偏移量設定情報からデータ変換の際に参照される偏移量設定情報を選択する制御部と、
    前記制御部によって選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するデータ変換部と、
    前記変換データを送信する通信部と
    を有する無線装置。
  2. 請求項1に記載の無線装置であって、
    前記変換仕様記録部は、前記偏移量設定情報とともに、前記送信データを送信する場合の他の無線仕様を設定するための無線仕様設定情報を記録し、
    前記制御部は、前記偏移量設定情報を選択するとともに、前記変換仕様記録部によって記録された無線仕様設定情報からデータ変換の際に参照される無線仕様設定情報を前記選択された偏移量設定情報に応じて選択し、
    前記データ変換部は、前記制御部によって選択された偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報に基づいて前記送信データを変換し、前記変換データを生成する無線装置。
  3. 請求項1または2に記載の無線装置であって、
    前記制御部は、前記変換データの送信先に基づいて、少なくとも前記偏移量設定情報を選択する無線装置。
  4. 請求項1または2に記載の無線装置であって、
    前記制御部は、前記通信部による通信状況に基づいて、少なくとも前記偏移量設定情報を選択する無線装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の無線装置であって、
    前記変換仕様記録部は、通信シンボル数に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、
    前記制御部は、前記通信シンボル数を大きくする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を大きくする偏移量設定情報を選択する無線装置。
  6. 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の無線装置であって、
    前記変換仕様記録部は、チャンネル間隔に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、
    前記制御部は、前記チャンネル間隔を広げる無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を大きくする偏移量設定情報を選択する無線装置。
  7. 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の無線装置であって、
    前記変換仕様記録部は、伝送速度に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、
    前記制御部は、前記伝送速度を高くする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を小さくする偏移量設定情報を選択する無線装置。
  8. 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の無線装置であって、
    前記変換仕様記録部は、通信周波数帯に関する情報を含む前記無線仕様設定情報を記録し、
    前記制御部は、前記通信周波数帯を高くする無線仕様設定情報を選択した場合、前記周波数偏移量を小さくする偏移量設定情報を選択する無線装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の無線装置であって、
    前記通信部は、少なくとも前記データ変換部によるデータ変換の際に設定された偏移量を示す情報を送信する無線装置。
  10. データを受信する通信部と、
    所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタを1つ以上記録するフィルタ記録部と、
    前記フィルタ記録部によって記録されたフィルタから、前記通信部によって受信したデータのうち所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタ処理を行うためのフィルタを選択する制御部と、
    前記制御部によって選択されたフィルタを用いて前記フィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
    前記フィルタ処理後のデータを復調する復調部と
    を有し、
    前記通信部は、前記データが送信された際の周波数偏移量に関する偏移量設定情報および他の無線仕様に関する無線仕様設定情報の少なくとも1つを含む前記データを受信し、
    前記制御部は、前記偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報の少なくとも1つに基づいて、前記フィルタを選択する無線装置。
  11. 請求項10に記載の無線装置であって、
    前記制御部は、更に、前記通信部によるデータの送信を行った際に設定された偏移量設定情報に基づいて、前記フィルタを選択する無線装置。
  12. 請求項10に記載の無線装置であって、更に、
    前記通信部によるデータ受信の際の周波数偏移量の大きさを検知する検知部を有し、
    前記制御部は、更に、前記検知部による検知結果に基づいて、前記フィルタを選択する無線装置。
  13. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の無線装置と、
    請求項10ないし12のいずれか1項に記載の無線装置と
    を、少なくとも1つずつ有する無線通信システム。
  14. 送信データを生成する送信データ生成部と、
    前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための偏移量設定情報を記録する変換仕様記録部と、
    前記変換仕様記録部によって記録された偏移量設定情報からデータ変換の際に参照される偏移量設定情報を選択する制御部と、
    前記制御部によって選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するデータ変換部と、
    前記変換データを送信する通信部と
    を有するモジュール。
  15. データ送信を行う無線装置において、
    送信データを生成するステップと、
    前記送信データを送信する場合の周波数偏移量を設定するための1つ以上の偏移量設定情報からデータ変換の際に参照する偏移量設定情報を選択する制御ステップと、
    前記制御ステップにおいて選択された偏移量設定情報に基づいて前記送信データを前記データ変換し、変換データを生成するステップと、
    前記変換データを送信するステップと
    を有する送信方法。
  16. データ受信を行う無線装置において、
    データを受信する通信ステップと、
    所定の周波数帯のデータを通過させる1つ以上のフィルタから、前記通信ステップにおいて受信したデータのうち所定の周波数帯のデータを通過させるフィルタ処理を行うためのフィルタを選択する制御ステップと、
    前記制御ステップにおいて選択されたフィルタを用いて前記フィルタ処理を行うステップと、
    前記フィルタ処理後のデータを復調するステップと
    を有し、
    前記通信ステップにおいて、前記データが送信された際の周波数偏移量に関する偏移量設定情報および他の無線仕様に関する無線仕様設定情報の少なくとも1つを含む前記データを受信し、
    前記制御ステップにおいて、前記偏移量設定情報および前記無線仕様設定情報の少なくとも1つに基づいて、前記フィルタを選択する受信方法。
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