JP2008227362A - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器の放熱構造において、電源回路や電子回路の配置に制約を加えることなく放熱作用を向上させる。
【解決手段】 リアーケース1の上板5には、第1および第2の放熱口5a,5bが設けられ、これら放熱口5a,5bに近接して無線モジュール17が実装されている。無線モジュール17の隣接する下方には電源ユニット21が実装され、電源ユニット21から発生する熱を第1の放熱口5aに導く放熱板26が設けられている。放熱板26には無線モジュール17と電源ユニット21との間に介在する熱遮断部26aが一体に設けられ、上端縁26cが第1の放熱口5aの近傍まで延設されている。放熱板26は、無線モジュール17が実装されているモジュール基板16の上部にロッド18を介して片持ち支持されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、筺体の内部に電源回路とこの電源回路に隣接する電子回路とが設けられた電子機器の放熱構造に関するものである。
従来の電子機器の放熱構造としては、電源回路を内蔵する筺体の一面とこの一面と直交する他面とのそれぞれに第1および第2の通気口を設け、筺体を横置きで使用する場合は電源回路の上方に位置する第1の通気口を排気口として機能させ、筺体を縦置きで使用する場合は第2の通気口を排気口として機能させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−73725号公報
上述した従来の電子機器の放熱構造においては、電源回路から発生した熱を専ら筺体内の空気の自然対流によって第1または第2の通気口から放出する構造としているため、熱の対流経路に電子回路が配置されていると放熱作用が低下してしまうとともに、熱によって電子回路の機能低下が起こるといった問題がある。このため、電源回路や電子回路の配置に制約が発生するという問題があった。また、電子機器にアンテナが設けられている場合は、アンテナに電気的に接続される無線モジュールを筺体の最上部に設けなければならないことがある。この場合は、無線モジュールの下方に電源回路が配置されるため、無線モジュールと電源回路とを離間させる必要があることにより、筐体が大型化するという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、電源回路や電子回路の配置に制約を加えることなく放熱作用を向上させる電子機器の放熱構造を提供するところにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内部に電子回路が設けられ上部に放熱口を有する筺体と、前記電子回路の下方に設けられた電源回路と、この電源回路から発生した熱を前記放熱口に導く放熱板とを備え、この放熱板に前記電子回路と前記電源回路との間に介在する熱遮断部を一体に設け、この放熱板を前記電子回路を覆うように前記放熱口の近傍まで延設したものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記放熱板を前記電子回路が実装されているプリント配線板の上部に片持ち支持させたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記電子回路が筺体内の最上部に位置し、筺体外に立設するアンテナの基部が前記電子回路に隣接して設けられているものである。
請求項1に係る発明によれば、電子回路と電源回路との間に放熱板の熱遮断部を介在させたことにより、電源回路から発生した熱が対流によって電子回路側へ移動することや、熱が電子回路へ輻射されることが阻止されるから、熱による電子回路の機能低下を防止することができる。また、放熱板を筺体の放熱口の近傍まで延設させたことにより、電源回路から発生した熱は筺体内に滞留することなく、放熱板内を伝導して放熱口から筺体の外部に放出されるため放熱作用が向上する。また、筺体内の空気の自然対流によって熱を筺体の外部に放出するのではなく、放熱板を介して熱を放熱するようにしていることにより、電源回路や電子回路の配置に制約を受けるようなことがない。
請求項2に係る発明によれば、放熱板内を伝導する熱の一部が電子回路を実装しているプリント配線板に伝達たとしても、対流によって熱が上方に移動することにより熱は放熱口から筺体の外部へ放出され、熱が電子回路側へ伝達することがないから、熱による電子回路の機能低下を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、放熱板によって電源回路から発生した熱よる電子回路の機能低下を防止することができるから、電子回路と電源回路を隣接して配置することができるため、筐体の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る電子機器のフロントケースを取り外した状態の正面図、図2は図1におけるII-II 線断面図、図3は図1におけるIII-III 線断面図である。
図1に全体を符号1で示すリアーケースは、背面板2とこの背面板2の周端を囲むように背面板2の周端から一体に立設された囲い壁3とによって前面側に開口4を有する浅底の箱状に形成されており、囲い壁3は上板5と両側板6,7と底板8とによって構成されている。上板5には、図3に示すようにリアーケース1の幅方向に細溝状に形成された多数の第1および第2の放熱口5a,5bが設けられている。
底板8には、図1に示すようにリアーケース1の幅方向に細溝状に形成された多数の第3および第4の放熱口8a,8bが設けられている。このリアーケース1は開口4を覆うフロントケースとによって、略密閉状態に形成された電子機器の筺体(いずれも図示せず)を構成する。
9,9はリアーケース1の背面板2の外面に設けられた壁掛け用支持部であって、壁10に設けたフック部材(図示せず)にこの壁掛け用支持部9を係合させることにより、図2に示すようにリアーケース1はアンテナ11が上方(矢印A方向)に位置付けられるように壁10に掛けられる。アンテナ11の基部11aはリアーケース1の上板5の孔5c(図3参照)から筐体外部に突出するように上板5に立設されており、アンテナ11は基部11aに回動自在に支持されている。
背面板2の内面には、第1のスタッド12,12と第2のスタッド13,13が一体に突設されている。14はメイン基板であって、第1のスタッド12に螺合させた金属製の第1のロッド15,15によって第1のスタッド12上に取り付けられており、上端縁14aがリアーケース1の第2の放熱口5bに近接するように位置付けられている。
16は電子回路としての無線モジュール17が搭載されたモジュール基板であって、第1のロッド15,15に螺合された第2のロッド18とねじ19とによって第1のロッド15,15上に取り付けられており、上端縁16aがリアーケース1の第1および第2の放熱口5a,5bに近接するように位置付けられている。無線モジュール17はアンテナ11と電気的に接続されており、リアーケース1の第1の放熱口5aに近接するようにリアーケース1の最上部に位置付けられている。
20は電源回路としての電源ユニット21が搭載された電源基板であって、第2のスタッド13,13に螺合された金属製の第3のロッド23,23によって第2のスタッド13,13上に取り付けられており、この電源ユニット21は無線モジュール17の下方に隣接するように位置付けられている。24は絶縁シートであって、電源ユニット21を覆うように第3のロッド23,23上にねじ25,25によって取り付けられている。
26は銅板によって断面逆L字状に形成された放熱板であって、下部に直角に折曲形成された熱遮断部26aが設けられており、上端部に舌片状に形成した一対の支持片26b,26bが設けられている。この放熱板26は支持片26bをねじ27によって第2のロッド18に取り付けることにより、熱遮断部26aが無線モジュール17と電源ユニット21との間に介在し、上端縁26cが無線モジュール17を覆うように第1の放熱口5aの近傍まで延設されている。すなわち、放熱板26は第2のロッド18を介してモジュール基板16の上部に片持ち支持されている。図1において、28は電池ケース、29はインターフェース回路である。
このように、無線モジュール17と電源ユニット21との間に放熱板26の熱遮断部26aを介在させたことにより、電源ユニット21から発生した熱が対流によって無線モジュール17側へ移動することや、熱が無線モジュール17へ輻射されることが阻止されるから、熱による無線モジュール17の機能低下を防止することができる。
また、放熱板26の上端縁26cをリアーケース1の第1の放熱口5aの近傍まで延設させたことにより、電源ユニット21から発生した熱は筺体内に滞留することなく、放熱板26内を伝導してリアーケース1の第1の放熱口5aから筺体の外部に放出されるため放熱作用が向上する。また、筺体内の空気の自然対流によって熱を筺体の外部に放出するのではなく、放熱板26を介して熱を放熱するようにしていることにより、電源ユニット21や無線モジュール17の配置に制約を受けることがない。
また、放熱板26内を伝導する熱の一部が無線モジュール17を実装しているモジュール基板16に伝達したとしても、対流によって熱が上方に移動しモジュール基板16の上端縁16aが近接している第1および第2の放熱口5a,5bから熱が筺体の外部へ放出される。このため、熱が無線モジュール17側へ伝達することがないから、熱による無線モジュール17の機能低下を防止することができる。
また、放熱板26によって電源ユニット21から発生した熱による無線モジュール17の機能低下を防止することができるから、無線モジュール17と電源ユニット21とを隣接して配置することができるため、筐体の小型化を図ることができる。また、メイン基板14の上端縁14aがリアーケース1の第2の放熱口5bに近接するように位置付けられていることにより、メイン基板14上に実装した電子回路(図示せず)から発生した熱は、筺体内の空気の自然対流によって第2の放熱口5bから筺体の外部に放出される。
本発明に係る電子機器のフロントケースを取り外した状態の正面図である。 図1におけるII-II 線断面図である。 図1におけるIII-III 線断面図である。
符号の説明
1…リアーケース、2…背面板、3…囲い壁、5a…第1の放熱口、5b…第2の放熱口、10…壁、17…無線モジュール(電子回路)、21…電源ユニット(電源回路)、26…放熱板、26a…熱遮断部、26b…支持部。

Claims (3)

  1. 内部に電子回路が設けられ上部に放熱口を有する筺体と、前記電子回路の下方に設けられた電源回路と、この電源回路から発生した熱を前記放熱口に導く放熱板とを備え、この放熱板に前記電子回路と前記電源回路との間に介在する熱遮断部を一体に設け、この放熱板を前記電子回路を覆うように前記放熱口の近傍まで延設したことを特徴とする電子機器の放熱構造。
  2. 前記放熱板を前記電子回路が実装されているプリント配線板の上部に片持ち支持させたことを特徴とする請求項1記載の電子機器の放熱構造。
  3. 前記電子回路が筺体内の最上部に位置し、筺体外に立設するアンテナの基部が前記電子回路に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器の放熱構造。
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