JP2008226776A - 給電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 接続装置1aは、給電線2の各導体管21a,21bをそれぞれ弾性的に挟持することにより給電線2に電気的且つ機械的に接続される保持体3を備える。保持体3は、導体管21a,21b毎に一対ずつ設けられて互いに対向する2対の挟持部32,33を備える。保持体3は挟持部32,33間の隙間を大きくするように弾性変形可能となっており、挟持部32,33の各対がそれぞれ対応する導体管21a,21bを径方向の両側から弾性的に挟持することにより、保持体3は給電線2に接続される。給電線2を保持体3の挟持部32,33間に押し込むだけで給電線2を接続装置1aに接続することができるから、導体管21a,21b毎に電線を介した接続作業を行う場合に比べて給電線2を接続装置1aに接続する作業が容易となる。
【選択図】図1
Description
本実施形態は、図1に示すように、高周波用の給電線2と、例えば誘導線のような電線Cが電気的且つ機械的に接続されるとともに給電線2が電気的且つ機械的に接続されることにより給電線2と電線Cとの電気的接続を保持する接続装置1aとで構成されている。以下、上下左右は図1(a)を基準とし、図1(b)の左右方向を前後方向と呼ぶ。なお、上記方向はあくまで説明の便宜上のものであり、実際の使用状態での方向とは無関係である。
本実施形態の接続装置1aは、図5に示したように3重の導体管21a〜21cを有する給電線2であって一端部において各導体管21a〜21cの内周面と外周面とがそれぞれ露出するように絶縁被覆22と各絶縁層23とがそれぞれ除去された給電線2が接続されるものであって、図9〜11に示すように、導電材料からなり給電線2の最も外側の導体管21aを弾性的に挟持する保持体3と、導電材料からなり外側から2番目以降の各導体管21b,21cに接触導通する接触部としての接触体5とを備える。すなわち、保持体3と接触体5とが請求項における導電ブロックを構成している。
本実施形態の接続装置1aは、図14に示すように2重の導体管21a,21bを有する給電線2が一端部において絶縁被覆22を除去されて該一端部を接続されるものであって、図19及び図20に示すように、給電線2の各導体管21a,21bと電線Cとがそれぞれ電気的且つ機械的に接続される導電ブロック6と、導電ブロック6を収納・保持するハウジング7とからなる。
2 給電線
3 保持体
4 抜け止め体
5 接触体
6 導電ブロック
21a〜21c 導体管
22 絶縁被覆
23 絶縁体
31 連結部
32,33,34 挟持部
54a,54b 嵌合部
61a,61b 嵌合部
Claims (6)
- それぞれ導電材料からなり管形状であって入れ子状に配置され軸方向に高周波電流が流される複数個の導体管と、絶縁体からなり最も外側の導体管を覆う絶縁被覆とを有し、導体管の間にはそれぞれ絶縁材料からなり導体管間を絶縁するとともに内側の導体管を外側の導体管に対して支持する絶縁体が設けられてなる高周波用の給電線と、
導電材料からなり給電線の一端が少なくとも絶縁被覆を除去された状態で挿入される挿入口と挿入口に挿入された給電線の外側から2番目以降の各導体管にそれぞれ接触導通する接触部とがそれぞれ設けられて挿入口に最も外側の導体管が嵌合することにより給電線に電気的且つ機械的に接続される導電ブロックを有する接続装置とを備えることを特徴とする給電装置。 - 挿入口は、給電線の一端部において内側から2番目以降の各導体管がそれぞれ外側の導体管ほど長く除去されるとともに絶縁被覆及び各絶縁体がそれぞれ内側の導体管の外周面を露出させるように除去された状態で上記一端部が挿入されるものであって、
導電ブロックは、各導体管に対して少なくとも一対ずつ設けられ互いに対向して間に挿入口を形成する挟持部と、各挟持部が互いに共通の方向にそれぞれ突出するように連結された連結部とを有し、対をなす挟持部間の隙間を大きくするように弾性変形可能で、対をなす挟持部間に対応する導体管を弾性的に挟持するものであって、
挟持部の対は、対応する導体管の外形の大きさの順に、対をなす挟持部が対向する方向と連結部からの挟持部の突出方向とに交差する方向に並べて設けられていることを特徴とする請求項1記載の給電装置。 - 接続装置は、挟持部に挟持された給電線を挟んで連結部の反対側に位置して給電線を抜け止めする閉位置と、挟持部に挟持された給電線に対し連結部より挟持部が突出する方向には位置しないように退避した開位置との間で、導電ブロックに対して変位自在に取り付けられた抜け止め体を備えることを特徴とする請求項2記載の給電装置。
- 挿入口は、給電線の一端部において各導体管についてそれぞれ内周面と外周面との少なくとも一方が露出するよう少なくとも絶縁被覆が除去された状態で上記一端部が挿入されるものであって、
接続装置の導電ブロックは、導電材料からなり互いに対向して間に挿入口を形成する挟持部と挟持部の一端同士を互いに連結する連結部とを有し給電線において絶縁被覆が除去された部位の最も外側の導体管を挟持部間に嵌合によって保持する保持体と、導電材料からなり保持体に接触導通して外側から2番目以降の各導体管にそれぞれ接触導通する接触部としての接触体とを有し、
接触体は、外側から2番目以降の各導体管に対してそれぞれ設けられて対応する導体管に嵌合すること又は対応する導体管が嵌合することによって該導体管に電気的且つ機械的に接続される嵌合部を有し、保持体に対して嵌合部の嵌合方向にスライド自在に支持され
ていることを特徴とする請求項1記載の給電装置。 - 挿入口は、給電線の一端部において各導体管についてそれぞれ内周面と外周面との少なくとも一方が露出するように少なくとも絶縁被覆が除去された状態で上記一端部が軸方向に挿入されるものであって、
導電ブロックにおいて挿入口の内側には、挿入口に給電線の上記一端部が挿入されたときに対応する導体管に嵌合すること又は対応する導体管が嵌合することによって該導体管に電気的且つ機械的に接続される嵌合部が、外側から2番目以降の各導体管に対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の給電装置。 - 導電ブロックには挿入口及び接触部がそれぞれ給電線2本分設けられ、
接続装置は、挿入口に挿入された給電線間を導電ブロックを介して互いに電気的に接続することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の給電装置。
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JP2007067116A JP4950707B2 (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 給電装置 |
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JP2007067116A JP4950707B2 (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 給電装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03289006A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-19 | Toshiba Corp | 同軸給電線 |
JPH05190026A (ja) * | 1992-01-16 | 1993-07-30 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波用導線 |
JPH10302860A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Hirose Electric Co Ltd | 同軸ケーブル接続具 |
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2007
- 2007-03-15 JP JP2007067116A patent/JP4950707B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH03289006A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-19 | Toshiba Corp | 同軸給電線 |
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JPH10302860A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Hirose Electric Co Ltd | 同軸ケーブル接続具 |
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