JP2008226616A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】視野にメッシュのグリッドの一部が入って、試料を観察することができないことを防止することができる荷電粒子線装置を提供する。
【解決手段】走査透過像の各画素を所定の階調の濃淡値によって表示する。所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、走査透過像にメッシュの像が含まれない判断し、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、走査透過像にメッシュの像が含まれると判断する。走査透過像にメッシュの像が含まれる場合は、倍率の増加、試料ステージの移動、又は、ビーム偏向を行い、走査透過像にメッシュの像が含まれなくなったら、所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は走査透過像を得る荷電粒子線装置に関し、特に、試料を保持のためのメッシュを用いる荷電粒子線装置に関する。
走査透過型電子顕微鏡では、試料を保持するためのメッシュを用いる。従って、自動的に視野を移動して目的の試料を観察する場合、視野にメッシュのグリッドの一部が入ることがある。視野にメッシュのグリッドの一部が入ると、試料とグリッドの濃淡が極端に異なるため、試料がモニタに映らないことがあった。
特開2006−228748号公報には、自動的に撮影した視野が目的とする形態の検索に適する視野であるか、適さない視野であるかを自動的に判定し、観察・検索に適さない場合には次の視野に移動する方法が提案されている。
特開2006−228748号公報
特許文献1に記載された方法では、視野が適切であるか否かを判定する作業が複雑である。
本発明の目的は、試料を支持のためのメッシュを用いる荷電粒子線装置において、視野にメッシュのグリッドの一部が入って、試料を観察することができないことを防止することができる手段を提供することにある。
本発明の走査透過型荷電粒子線装置によると、走査透過像の各画素を所定の階調の濃淡値によって表示する。所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、走査透過像にメッシュの像が含まれないと判断し、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、走査透過像にメッシュの像が含まれると判断する。
走査透過像にメッシュの像が含まれない場合は、所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得る。走査透過像にメッシュの像が含まれる場合は、倍率の増加、試料ステージの移動、又は、ビーム偏向を行い、走査透過像にメッシュの像が含まれなくなったら、所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得る。
本発明によれば、試料を支持のためのメッシュを用いる荷電粒子線装置において、視野にメッシュのグリッドの一部が入って、試料を観察することができないことを防止することができる、
以下、本発明による荷電粒子線装置を図面を参照して詳細に説明する。本発明の荷電粒子線装置は、透過型電子顕微鏡、及び、走査透過型電子顕微鏡を含む。以下では、本発明の例として走査透過型電子顕微鏡を説明するが、本発明は、透過型電子顕微鏡にも適用可能である。
図1を参照して本例の走査透過型電子顕微鏡の構造を説明する。本例の走査透過型電子顕微鏡は、電子銃2、照射レンズ4、走査コイル5、対物レンズ6、試料ステージ7、拡大レンズ系8、及び、撮像装置9を有し、これらは、電子顕微鏡本体1内に設けられている。撮像装置9は、例えばシンチレータとデジタルカメラ(CCDカメラ)を備えてよい。
本例の走査透過型電子顕微鏡は、更に、電子銃2を制御する電子銃制御装置10、照射レンズ4を制御する照射レンズ制御装置11、走査コイル5を制御する走査コイル制御装置12、対物レンズ6を制御する対物レンズ制御装置13、拡大レンズ系8を制御する拡大レンズ制御装置14、試料ステージ7を制御する試料ステージ制御装置15、コンピュータ16、及び、モニタ19を有する。コンピュータ16は、制御装置17及び画像処理制御装置18を有する。制御装置17は、電子銃制御装置10、照射レンズ制御装置11、走査コイル制御装置12、対物レンズ制御装置13、拡大レンズ制御装置14、及び、試料ステージ制御装置15を制御する。
電子銃2より放出された電子線3は、照射レンズ4で収束され、X方向およびY方向の偏向コイルで構成された走査コイル5により偏向される。2方向に偏向された電子線3は、対物レンズ6により、試料ステージ7に保持されている試料101上にフォーカスされ、試料面上を走査する。試料101を透過した電子3は拡大レンズ系8により拡大され、撮像装置9によって撮像される。撮像装置9からの走査透過像(STEM像)はコンピュータ16に送られる。
画像処理制御装置18は、撮像装置9からの走査透過像をモニタ19上に表示する。画像処理制御装置18は、この時、走査透過像の各画素の濃淡値を読み取り、横軸が濃淡値、縦軸が画素数のヒストグラムを生成し、それをモニタ19上に表示する。ヒストグラムの例は、後に、図3を参照して説明する。
図2を参照して、視野の検索を行う場合、又は、試料の像を観察する場合に用いるメッシュを説明する。図2(a)に示すように、メッシュは、金属製の網目状のグリッド201と支持膜202を有する。図2(a)は、メッシュに、観察する試料を含む溶液102を載せた状態を示す。図2(b)は、メッシュ付近の拡大像を示す。図示のように、ウィルスなどの試料101にネガティブ染色を施して観察する場合、染色剤の表面張力により、メッシュ付近に試料101が集まることが多い。そのため、試料101を観察するとき、視野にメッシュのグリッド201の一部が入る。試料とメッシュのグリッド201は、濃淡が極端に異なるため、試料101がモニタに映らないことがある。
図3は、モニタ19上に表示されるヒストグラムの例を示す。ヒストグラムの横軸は、走査透過像の濃淡値の階調、縦軸は走査透過像の濃淡値の画素数を示す。横軸の走査透過像の濃淡値の階調は、通常、10bit以上で表示される。本例のように、階調を10bitで表示する場合、濃淡値は、最低値の0から最高値の1023までの1024階調に分けられ、左端が最も暗い値0を示し、右端が最も明るい値1023を示す。
図3(a)は、視野内にメッシュの一部分が表示されている場合のヒストグラムの例を示す。視野内にメッシュのグリッドの一部分があると、ヒストグラムは、濃淡値が0の画素数が多くなる。即ち、濃淡値0が多いことは、メッシュのグリッドの像を表す。
図3(b)は、画像処理制御装置18を用いて、濃淡値0のデータを除去し、濃淡値が1〜1023部分の画像を256階調に変換した後のヒストグラムを示す。このヒストグラムは、メッシュのグリッドの像を除去した画像を表す。
図4を参照して、本例の走査透過型電子顕微鏡において、監視領域を設定する方法を説明する。本例によると、図示のように、512×512pixelの走査透過像において、中心部分の256×256pixelの領域を除いた、斜線で示した環状の部分401を監視領域として設定する。ここで、監視領域とは、走査透過像において濃淡値0の画素数を計算する領域とする。濃淡値0は、メッシュのグリッドの像を表す。以下に説明するように、監視領域に含まれる濃淡値0の割合を計算し、その結果から、走査透過像に、メッシュのグリッドの像が含まれるか否かを判定する。
ここで示した監視領域は単なる例であり、例えば、512×512pixelの走査透過像において、中心部分の384×384pixelの領域を除いた部分を監視領域として設定してもよい。
図5〜図7を参照して、画像処理制御装置18において、走査透過像よりメッシュ部分を除去し、1024階調から256階調に変換する方法を説明する。
図5を参照して、本例の走査透過型電子顕微鏡の画像処理制御装置18において、走査透過像よりメッシュ部分を除去し、1024階調から256階調に変換する方法の第1の例を説明する。
ステップS101にて、オペレータは観察対象となる試料101を準備し、走査透過型電子顕微鏡を操作して自動的に視野を移動させるための検索範囲の設定を行う。
ステップS102にて、試料ステージ7が設定した視野に自動的に移動し、撮像装置9によって、透過電子を検出し、画像処理制御装置18によって、走査透過像を取得する。
ステップS103にて、画像処理制御装置18は、走査透過像の監視領域において、濃淡値が0の画素数が何パーセントを占めるか計算を行う。
ステップS104にて、監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント以上であるか否かを判定する。5パーセント以上である場合は、監視領域にメッシュのグリッドの像が含まれると判断し、ステップS105に進む。5パーセント以上でない場合は、監視領域にメッシュのグリッドの像が含まれないと判断し、ステップS106に進む。
ステップS105にて、画像の濃淡値が1〜1023の部分を256階調に変換する。即ち、濃淡値が0の部分を除去して、256階調の画像に変換する。ステップS106にて、画像をそのまま、1024階調から256階調に変換する。即ち、全ての濃淡値0〜1023の部分を256階調に変換する。ステップS107にて256階調に変換した画像及びヒストグラムをモニタ19に表示する。
図6を参照して、本例の走査透過型電子顕微鏡の画像処理制御装置18において、走査透過像よりメッシュ部分を除去し、1024階調から256階調に変換する方法の第2の例を説明する。
ステップS201からステップS204は、図5のステップS101からステップS104と同一である。ここでは、図5の例と異なる部分を説明する。
ステップS204にて、監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント以上であるか否かを判定する。5パーセント以上である場合は、監視領域にメッシュのグリッドの像が含まれると判断し、ステップS205に進む。5パーセント以上でない場合は、監視領域にメッシュのグリッドの像が含まれないと判断し、ステップS206に進む。
ステップS205にて、制御装置17によって走査コイル制御装置12を制御し、倍率を一段階上げる。それによって、試料上の、より小さな領域が表示される。それによって、視野からメッシュのグリッドの像を除去することができる。このような倍率変更を、監視領域において濃淡値が0の画素数が5パーセント未満となるまで、繰り返す。監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント未満となったら、ステップS206に進む。
ステップS206及びステップS207は、図5の例のステップS106及びステップS107と同様である。即ち、ステップS206にて、画像を、1024階調から256階調に変換する。ステップS207にて256階調に変換した画像及びヒストグラムをモニタ19に表示する。
図7を参照して、本例の走査透過型電子顕微鏡の画像処理制御装置18において、走査透過像よりメッシュ部分を除去し、1024階調から256階調に変換する方法の第3の例を説明する。
ステップS301からステップS304、ステップS306及びステップS307は、図6の例のステップS201からステップS204、ステップS206及びステップS207と同様である。本例では、ステップS305の処理が、図6の例のステップS205の処理と異なる。ここでは、ステップS305について説明する。
ステップS305にて、制御装置17によって試料ステージ制御装置15を制御し、試料ステージ7をX方向、Y方向に移動させる。こうして、試料ステージ7を移動させることによって、視野が変化し、視野からメッシュのグリッドの像を除去することができる。尚、視野を変化させるために、試料ステージ7を移動させる代わりに、走査コイル制御装置12を制御して、ビームをX方向、Y方向に移動させてもよい。
このような視野の移動を、監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント未満となるまで、繰り返す。
視野の移動によって、監視領域における濃淡値が0の画素数が増加する傾向にある場合には、試料ステージの移動方向及び移動量が、前回値と比較して減少するように、移動方向及び移動量を設定する。監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント未満となったら、ステップS306に進む。
図5〜図7の例では、監視領域を用いる。即ち、ステップS104、ステップS204、及びステップS304にて、監視領域において、濃淡値が0の画素数が5パーセント以上であるか否かを判定する。しかしながら、本発明によると、監視領域を用いないでもよい。即ち、ステップS104、ステップS204、及びステップS304にて、監視領域の代わりに、撮像装置によって得られた走査透過像において、濃淡値が0の画素数が5パーセント以上であるか否かを判定してもよい。
更に、図5〜図7の例では、ステップS104、ステップS204、及びステップS304にて、濃淡値が0の画素数の割合を判定した。しかしながら、濃淡値が、所定の数である割合、例えば、濃淡値が0及び1の画素数の割合を計算してもよい。更に、判定の基準を5パーセント以上としたが、これは単なる例であり、6パーセント以上でもよく、7パーセント以上でもよい。
以上本発明の例を説明したが本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者によって容易に理解されよう。
本発明による走査透過型電子顕微鏡の構造の例を示す図である。電子顕微鏡の概略図。 本発明による走査透過型電子顕微鏡にて、視野の検索を行う場合、又は、試料の像を観察する場合に用いるメッシュの例を説明する図である。 本発明による走査透過型電子顕微鏡にて、モニタに表示する走査透過像のヒストグラムの例を示す図である。 本例の走査透過型電子顕微鏡において、監視領域を設定する方法を説明する図である。 本例の走査透過型電子顕微鏡において、1024階調から256階調に変換する方法の第1の例を説明する図である。 本例の走査透過型電子顕微鏡において、1024階調から256階調に変換する方法の第2の例を説明する図である。 本例の走査透過型電子顕微鏡において、1024階調から256階調に変換する方法の第3の例を説明する図である。
符号の説明
1…電子顕微鏡体、2…電子銃、3…電子線、4…照射レンズ、5…走査コイル、6…対物レンズ、7…試料ステージ、8…拡大レンズ系、9…撮像装置、10…電子銃制御装置、11…照射レンズ制御装置、12…走査コイル制御装置、13…対物レンズ制御装置、14…拡大レンズ系制御装置、15…試料ステージ制御装置、16…制御装置および画像処理制御装置を搭載した計算機、17…制御装置、18…画像処理制御装置、19…モニタ、101…試料

Claims (14)

  1. 荷電粒子線を偏向する走査コイルと、荷電粒子線を試料上に収束する対物レンズと、メッシュを用いて試料を保持する試料ステージと、試料を透過した荷電粒子線を検出する撮像装置と、該撮像装置からの走査透過像を画像処理する画像処理制御装置と、上記走査透過像を表示するモニタと、を有する走査透過型荷電粒子線装置において、
    上記画像処理制御装置は、上記走査透過像の各画素を所定の階調の濃淡値によって表示し、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  2. 請求項1記載の走査透過型荷電粒子線装置において、上記画像処理制御装置は、上記撮像装置によって得られた上記走査透過像の中心の領域を除いた環状の領域からなる監視領域において、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  3. 請求項1記載の走査透過型荷電粒子線装置において、上記画像処理制御装置は、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、上記所定の濃淡値の画素のデータを除去して、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  4. 請求項1記載の走査透過型荷電粒子線装置において、上記画像処理制御装置は、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、倍率を増加し、それによって、上記所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満となったとき、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  5. 請求項1記載の走査透過型荷電粒子線装置において、上記画像処理制御装置は、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、上記試料ステージを移動し、それによって、上記所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満となったとき、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  6. 請求項1記載の走査透過型荷電粒子線装置において、上記画像処理制御装置は、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、ビーム偏向を行い、それによって、上記所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満となったとき、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型荷電粒子線装置。
  7. 電子銃からの電子線を偏向する走査コイルと、上記電子線を試料上に収束する対物レンズと、メッシュによって試料を保持する試料ステージと、試料を透過した電子線より走査透過像を得る撮像装置と、上記走査透過像の画像データを処理する画像処理制御装置と、上記走査透過像を表示するモニタと、を有する走査透過型電子顕微鏡において、
    上記画像処理制御装置は、上記走査透過像の各画素を所定の階調の濃淡値によって表示し、上記撮像装置によって得られた上記走査透過像の中心の領域を除いた環状の領域からなる監視領域において、上記メッシュの像が含まれるか否かを判定し、上記メッシュの像が含まれない場合に、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型電子顕微鏡。
  8. 請求項7記載の走査透過型電子顕微鏡において、
    上記画像処理制御装置は、上記監視領域において、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、上記メッシュの像が含まれないと判定し、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型電子顕微鏡。
  9. 請求項7記載の走査透過型電子顕微鏡において、
    上記画像処理制御装置は、上記走査透過像の視野に上記メッシュの像が含まれると判定したとき、倍率を増加し、上記試料ステージを移動し、又は、ビーム偏向を行い、それによって、上記走査透過像に上記メッシュの像が含まれなくなったときに、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過型電子顕微鏡。
  10. 試料を保持するメッシュを試料ステージに装着するステップと、
    走査コイルを制御することによって電子銃からの電子線を偏向するステップと、
    対物レンズを制御することによって上記電子線を試料上に収束するステップと、
    撮像装置によって走査透過像を得るステップと、
    上記走査透過像の各画素を所定の階調の濃淡値によって表示するステップと、
    上記走査透過像の中心の領域を除いた環状の領域からなる監視領域を設定するステップと、
    上記濃淡値データに基づいて、上記監視領域において上記メッシュの像が含まれるか否かを判定する判定ステップと、
    上記監視領域において上記メッシュの像が含まれない場合に、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得るステップと、
    上記走査透過像をモニタに表示するステップと、
    を含む走査透過像を得る方法。
  11. 請求項10記載の走査透過像を得る方法において、
    上記判定ステップは、
    所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント以上である場合に、上記監視領域において上記メッシュの像が含まれると判定し、所定の濃淡値の画素の数が所定のパーセント未満である場合に、上記監視領域において上記メッシュの像が含まれないと判定することを特徴とする走査透過像を得る方法。
  12. 請求項10記載の走査透過像を得る方法において、
    上記監視領域において上記メッシュの像が含まれる場合に、倍率を増加し、それによって、上記走査透過像に上記メッシュの像が含まれなくなったときに、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過像を得る方法。
  13. 請求項10記載の走査透過像を得る方法において、
    上記監視領域において上記メッシュの像が含まれる場合に、上記試料ステージを移動し、それによって、上記走査透過像に上記メッシュの像が含まれなくなったときに、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過像を得る方法。
  14. 請求項10記載の走査透過像を得る方法において、
    上記監視領域において上記メッシュの像が含まれる場合に、ビーム偏向を行い、それによって、上記走査透過像に上記メッシュの像が含まれなくなったときに、上記所定の階調を他の階調に変換して走査透過像を得ることを特徴とする走査透過像を得る方法。
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