JP2008223283A - 合流管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水による管継手内部の閉塞をなくして封水破壊を防止でき合流管継手を提供する。
【解決手段】主管部1の片側に、この主管部1に排水を斜め側方から合流させる枝管部2を一体に形成して管継手本体10を構成し、主管部1の上流側の端部と下流側の端部に排水管接続口3a,4aを設けると共に、枝管部2の流入側の端部に排水枝管接続口3aを設けた合流管継手において、主管部1の枝管部と反対側の側壁1bを、主管部1の上流側の端部で半円筒状壁とし、下流側に進むにつれて該側壁1bを徐々に変形させ、主管部1の途中から下流側の端部1cにかけて該側壁1bを垂直壁とする。枝管部2から主管部1に合流した排水を、該側壁1bの垂直壁の部分によって、上方へ回り込むことなく下流側へ方向転換し、主管部の下流側内部領域に上部空間を確保して閉塞をなくし封水破壊を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は合流管継手に関し、特に、管継手内部で合流した排水が下流側端部で閉塞しないように改良した合流管継手に関する。
従来より、排水主管と排水枝管との合流箇所に設ける排水管継手として、主管部に対して枝管部を45°又は90°の角度で形成し、主管部の底の途中に段差を設けて、枝管部から合流する排水が主管部の上流側へ逆流しないようにした排水管継手が知られている(特許文献1)。
また、排水主管と排水枝管の合流点に設ける排水桝として、桝本体の一方に上流側の排水主管及び排水枝管を平行状態で接続するための2つの接続口を形成すると共に、桝本体の他方に下流側の排水主管を接続する接続口を形成し、桝本体の内部に、排水枝管から流入した排水を下流側の接続口の方へ案内する湾曲した案内板を設けた平行合流型の排水桝も知られている(特許文献2)。
特開平11−193560号公報 特開平6−306903号公報
しかしながら、特許文献1の排水管継手は、排水主管と排水枝管から同時に排水が流入すると、継手内部が排水で満杯になって閉塞されるため、これらの排水管の上流側に負圧が発生し、上流側に設けられた水設備のトラップが封水破壊を引き起こすという問題があった。また、上記の排水管継手のように主管部の底の途中に段差が形成されていると、上流側の排水主管と下流側の排水主管との間で高低差が生じ、排水管継手の数が増えるほど、排水管路の起点部と終点部との高低差が大きくなるため、限られた高さの床下にいくつもの排水管継手を配置して配管することが難しいという問題もあった。
一方、特許文献2の平行合流型の排水桝は、桝本体が正方形ないし長方形の平面形状を有する大型の排水桝であることに加えて、排水枝管から流入した排水が案内板に案内されて桝本体の側壁にほぼ直角に衝突するため、衝突した排水の一部が上流側の排水主管の接続口の方へ逆流するという問題があった。しかも、桝本体の側壁が半円筒状壁であって、衝突した排水が該側壁の上部から桝本体の上壁まで回り込むため、桝本体の下流側接続口の近傍が排水で閉塞されやすく、そのため前記特許文献1の排水管継手と同様に、上流側の排水主管や排水枝管に連通する水設備のトラップが封水破壊を引き起こすという問題があった。また、上流側の排水主管及び排水枝管を平行状態で接続する2つの接続口は同じ高さに設けられており、排水桝を設置する合流箇所の状況に応じて双方の接続口に任意の高低差を付与することができないという問題もあった。
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、排水による管継手内部の閉塞をなくして封水破壊を防止することができ、排水枝管から流入した排水の逆流を防止することができ、上流側の排水管接続口と排水枝管接続口に任意の高低差を付与することができ、床下の限られたスペースに設置して配管施工することができる、近年の住宅事情に適合した合流管継手を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る合流管継手は、主管部の片側に、この主管部に排水を斜め側方から合流させる枝管部を一体に形成して管継手本体を構成し、主管部の上流側の端部と下流側の端部に排水管接続口を設けると共に、枝管部の流入側の端部に排水枝管接続口を設けた合流管継手において、上記主管部の枝管部と反対側の側壁を、主管部の上流側の端部で半円筒状壁とし、下流側に進むにつれて該側壁を徐々に変形させ、主管部の途中から下流側の端部にかけて該側壁を垂直壁としたことを特徴とするものである。
本発明の合流管継手においては、上記主管部の、枝管部の合流側端部に相当する箇所から下流側の端部にかけて、上記側壁を垂直壁とすることが好ましい。
そして、D形筒状の接続口と円形筒状の排水管接続口をその底面の高さをそろえて両端に形成した下流側接続部材を用いて、この下流側接続部材のD形筒状の接続口を主管部の下流側のD形筒状の端部に嵌着することにより、主管部の下流側の端部に排水管接続口を設けることが好ましい。
また、本発明の合流管継手においては、円形筒状の接続口と該接続口より小径の円形筒状の排水管接続口を偏心させて両端に形成した上流側接続部材を用いて、この上流側接続部材の円形筒状の接続口を、主管部の上流側の円形筒状の端部と、枝管部の流入側の円形筒状の端部に嵌着することにより、主管部の上流側の端部と枝管部の流入側の端部に排水管接続口と排水枝管接続口を設けることが好ましい。
更に、本発明の合流管継手においては、主管部の中心線に対する枝管部の中心線の角度を25°以上、45°未満とすることが好ましく、また、枝管部の流入側の端部の中心線が主管部の上流側の端部の中心線と平行になるように、枝管部の流入側の端部を屈曲させることが好ましい。
本発明の合流管継手のように、主管部の片側に、この主管部に排水を斜め側方から合流させる枝管部を一体に形成して管継手本体を構成したものは、直角に合流させる枝管部を形成したものに比べると、排水の逆流が生じ難く、特に、主管部の中心線に対する枝管部の中心線の角度を25°以上、45°未満とした合流管継手は、排水枝管から流入した排水が枝管部を通って主管部にスムーズに合流するため、逆流が殆ど生じない。また、主管部の中心線に対する枝管部の中心線の角度を上記のように25°以上、45°未満とした合流管継手は、その横幅寸法が小さくなるため、小型化を図ることができる。
そして、本発明の合流管継手のように、主管部の枝管部と反対側の側壁を、主管部の上流側の端部で半円筒状壁とし、下流側に進むにつれて該側壁を徐々に変形させ、主管部の途中から下流側の端部にかけて該側壁を垂直壁としたものは、排水枝管から合流管継手の枝管部を通って主管部へ合流した排水が、主管部の反対側の垂直壁とされた側壁に当たり、従来の半円筒状の側壁に当たった場合のように排水が側壁の上部から上壁に回り込むことなく、垂直壁とされた側壁によって排水の流れの方向が下流側の排水管接続口の方へ転換されて、下流側の排水管へ流出する。このように合流した排水が回り込むことなく下流側へ方向転換して流出すると、合流管継手の主管部の下流側内部領域に上部空間が確保され、主管部の下流側内部領域が排水で閉塞されないため、上流側の排水管や排水枝管に負圧が発生しなくなり、これらの管に連なる水設備のトラップの封水破壊を防止することができる。その場合、主管部の側壁を、枝管部の合流側端部に相当する箇所から下流側の端部にかけて垂直壁に形成してあれば、排水の回り込みを防止して方向転換させるのに充分である。
ところで、主管部の側壁が半円筒状壁である場合において閉塞を防止するためには、主管部の枝管部との合流部分から下流側端部までの長さ寸法を長くすることにより、上方に回り込んだ排水を落下させて上部空間を確保することが必要になるが、合流した排水が上方に回り込まない本発明の合流管継手では、そのような必要性が全くないため、主管部の枝管部との合流部分から下流側端部までの長さを短縮して合流管継手の小型化を図ることができる。
また、本発明の合流管継手は、主管部の側壁を主管部の途中から下流側端部にかけて垂直壁とするため、主管部の下流側端部の形状はD形筒状となり、このD形筒状の下流側端部に下流側の排水管を直接接続することは不可能となる。けれども、上記のように、下流側接続部材として、D形筒状の接続口と円形筒状の排水管接続口をその底面の高さをそろえて両端に形成したものを使用し、そのD形筒状の接続口を主管部のD形筒状の下流側端部に嵌着することによって、主管部の下流側端部に円形筒状の排水管接続口を設けた合流管継手は、この排水管接続口に下流側の排水管を接続することができる。
また、本発明の合流管継手において、上流側接続部材として、円形筒状の接続口と該接続口より小径の円形筒状の排水管接続口を偏心させて両端に形成したものを使用し、この上流側接続部材の円形筒状の接続口を、主管部の上流側の円形筒状の端部と、枝管部の流入側の円形筒状の端部に嵌着することによって、主管部の上流側の端部と枝管部の流入側の端部に排水管接続口と排水枝管接続口を設けたものは、上流側接続部材をその排水管接続口を上方に偏位させた状態で嵌着するか、或いは、上流側接続部材を180°回転させて排水管接続口を下方に偏位させた状態で嵌着するかによって、排水管接続口と排水枝管接続口の高さを、合流管継手の主管部及び枝管部の端部の高さにそろえたり、主管部及び枝管部の端部より高くしたり、排水管接続口と排水枝管接続口に高低差を与えたりすることができ、特に、排水管接続口の高さを合流管継手の主管部の上流側端部の高さにそろえた場合は、上流側の排水管のレベル上昇を最低限(勾配分)に抑えることができる。
更に、上記の上流側接続部材や前記の下流側接続部材を別体にすると、成形が容易となって製造コストを削減することができ、また、これらの接続部材の円形筒状接続口の口径が異なるものを何種類か準備しておけば、様々な管径の排水管や排水枝管と接続できる合流管継手とすることもできる。
また、枝管部の流入側の端部の中心線が主管部の中心線と平行になるように、枝管部の流入側の端部を屈曲させた合流管継手は、合流管継手の横幅が更に狭くなるので、スペースの狭い床下でも支障なく設置して配管施工することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る合流管継手の分解斜視図、図2は同合流管継手の平面図、図3は図2のA−A線端面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図、図6は図2のD−D線断面図、図7は図2のE−E線断面図、図8は同合流管継手の水平断面図、図9は同合流管継手の右側面図、図10は同合流管継手を用いた配管施工例を示す平面図である。
図1に示す合流管継手Jは、管継手本体10と、二つの上流側接続部材3,3と、一つの下流側接続部材4とからなるものであって、管継手本体10は、主管部1の片側に、該主管部1に排水を斜め側方から合流させる枝管部2を一体に形成したものである。
これらの管継手本体10、上流側接続部材3、下流側接続部材4はいずれも、ポリ塩化ビニルやポリエチレンその他の熱可塑性合成樹脂で成形された透明又は不透明な成形品であって、特に、無色透明又は有色透明のものは、合流管継手Jの内部を透視して外部から点検できる利点があり、接着作業も接着不良の有無を確認して行える利点があるので好ましい。
管継手本体10の主管部1及び枝管部2の上流側端部には、上流側接続部材3,3を嵌め受ける受口1a,2aが設けられている。これらの受口1a,2aは互いに平行に並べられて周囲のフランジ部5と共に一体に形成されており、この周囲のフランジ部5を管継手本体10のフランジ部5に重ねてボルトとナットで接合固定することにより、管継手本体10の主管部1及び枝管部2の上流側端部に取付けられている。そして、双方のフランジ部5,5の間に防水用のパッキン(不図示)を挟挿することによって、防水性が確保されている。尚、双方のフランジ部5,5は、溶剤型の接着剤で水密的に接着してもよい。
上流側接続部材3は、図1,図6,図7,図9に示すように、円形筒状の接続口3bと該接続口3bより小径の円形筒状の排水管接続口3a(呼径が75mmの排水管VU75を差込み接続する排水管接続口)を偏心させて両端に形成したものであって、その大きい方の接続口3bが上記の受口1a,2aに内嵌合されている。このような上流側接続部材3,3を取付けることによって、主管部1の上流側端部と枝管部2の流入側端部に、排水管接続口3aと排水枝管接続口3aを設けると、図6に示すように上流側接続部材3をその排水管接続口3aを下方に偏位させた状態で受口に内嵌合するか、或いは、上流側接続部材3を180°回転させて図7に示すように排水管接続口3aを上方に偏位させた状態で内嵌合するかによって、排水管接続口3aと排水枝管接続口3aの高さを、合流管継手の主管部1及び枝管部2の端部の高さにそろえたり、主管部1及び枝管部2の端部より段差寸法Lだけ高くしたり、排水管接続口3aと排水枝管接続口3aに段差寸法L分の高低差を与えたりすることができるため、これらの排水管接続口3aや排水枝管接続口3aに接続される上流側の排水管や排水枝管の高さを変えることができる。特に、排水管接続口3aの高さを合流管継手の主管部1の上流側端部の高さにそろえた場合は、上流側の排水管のレベル上昇を最低限(勾配分)に抑えることができる。
この合流管継手Jは、図8に示すように、主管部1の中心線CL1に対する枝管部2の中心線CL2の角度θを25°以上、45°未満に設定し、枝管部2の流入側端部の受口2aの中心線が主管部1の中心線と平行になるように枝管部2の流入側端部の受口2aを枝管部2に対して屈曲させることによって、管継手本体10の横幅寸法を短縮して合流管継手Jの小型化を図ると共に、枝管部2から主管部1に排水がスムーズに合流するように図っている。主管部1の中心線CL1に対する枝管部2の中心線CL2の角度θが45°以上になると、管継手本体10の横幅寸法が大きくなって合流管継手Jが大型化するため、限られたスペースの床下に設置する場合に不利となり、また、枝管部2から主管部1に合流する排水が主管部1の側壁1bに大きい角度で強く当たってスムーズに合流し難くなり、排水の一部が逆流するようになるので好ましくない。主管部1の中心線CL1に対する枝管部2の中心線CL2の更に好ましい角度θは、30°である。
この合流管継手Jは、管継手本体10の下流側内部領域、つまり主管部1の枝管部との合流部分から下流側端部の排水管接続口4aまでの内部領域が排水で閉塞されないように、主管部1の側壁1b(枝管部2と反対側の側壁)の形状が工夫されている。即ち、この主管部1の側壁1bは、主管部1の上流側の端部では図3に示すように半円筒状壁とされている。そして、下流側に進むにつれて該側壁1bは徐々に変形され、主管部1の長さ方向中間部では図4に示すように、該側壁1bの上下両端部が湾曲し、かつ、上下中間部が真っ直ぐに立ち上がる側壁形状とされている。そして、図2に示すように、該側壁1bの、枝管部2の合流側端部に相当する箇所から下流側の端部に至る部分Rは、図5に示すように垂直壁とされている。そのため、主管部1の下流側端部1cは、図1に示すようなD形筒状になっている。そこで、下流側接続部材4として、D形筒状の接続口4bと円形筒状の排水管接続口4aをその底面の高さをそろえて両端に形成したものを使用し、そのD形筒状の接続口4bを主管部1のD形筒状の下流側端部1cに外嵌合することによって、主管部1の下流側端部に、下流側の排水管が接続される円形筒状の排水管接続口4aを設けている。
以上のような構成の合流管継手Jは、図10に示すように、家屋の布基礎6の内側の床下のコンクリート面に配置され、上流側接続部材3,3の排水管接続部口3aと排水枝管接続口3aには、上流側の排水管P1と排水枝管P2が接続される。そして、下流側接続部材4の排水管接続口4aには下流側の排水管P3が接続され、この排水管P3は旋回流発生継手7に接続される。この下流側排水管P3の途中には、上部に点検口を有する管継手8が接続されており、この管継手8の点検口9から管内を点検できるようになっている。そして、旋回流発生継手7には大曲り管P4が接続され、この大曲り管P4は基礎6を貫通する基礎貫通排水管P5に接続され、この基礎貫通排水管P5の下流側端部は旋回流型排水桝20を介して屋外の排水管P6に接続されるようになっている。
上記のような床下配管において、排水枝管P2から排水が合流管継手Jの枝管部2に流入すると、該排水は25°以上、45°未満の角度θで、逆流することなくスムーズに主管部1に合流し、この合流した排水は主管部1の側壁1bの垂直壁の部分に当たって、上方へ回り込むことなく、流れの方向を下流側の排水管接続口4aの方に転換し、下流側の排水管P3へ流出する。このように、主管部1の側壁1bの垂直壁部分によって、合流した排水の上方への回り込みが防止されると、主管部1の下流側内部領域に上部空間が確保されて、主管部1の下流側内部領域が排水で閉塞されなくなり、上流側の排水管P1や排水枝管P2に負圧が発生しなくなるので、これらの管P1,P2に連なる水設備のトラップの封水破壊を防止することができる。
また、主管部の側壁が半円筒状壁である場合において閉塞を防止するためには主管部の枝管部との合流部分から下流側端部までの長さ寸法を長くすることにより、上方に回り込んだ排水を落下させて上部空間を確保することが必要になるが、本発明の合流管継手Jは、合流した排水が上方に回り込まないので、そのような必要性がなく、主管部1の枝管部2との合流部分から下流側端部までの長さを短縮して合流管継手Jの小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る合流管継手の分解斜視図である。 同合流管継手の平面図である。 図2のA−A線端面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 図2のE−E線断面図である。 同合流管継手の水平断面図である。 同合流管継手の右側面図である。 同合流管継手を用いた配管施工例を示す平面図である。
符号の説明
1 主管部
1a 主管部の上流側端部の受口
1b 主管部の側壁
1c 主管部の下流側端部
2 枝管部
2a 枝管部の上流側端部の受口
3 上流側接続部材
3a 円形筒状の排水管接続口
3b 円形筒状の接続口
4 下流側接続部材
4a 円形筒状の排水管接続口
4b D形筒状の接続口
10 管継手本体
J 合流管継手
CL1 主管部の中心線
CL2 枝管部の中心線
θ 主管部の中心線に対する枝管屋の中心線の角度
R 主管部の、枝管部の合流側端部に相当する箇所から下流側の端部に至る部分

Claims (6)

  1. 主管部の片側に、この主管部に排水を斜め側方から合流させる枝管部を一体に形成して管継手本体を構成し、主管部の上流側の端部と下流側の端部に排水管接続口を設けると共に、枝管部の流入側の端部に排水枝管接続口を設けた合流管継手において、
    上記主管部の枝管部と反対側の側壁を、主管部の上流側の端部で半円筒状壁とし、下流側に進むにつれて該側壁を徐々に変形させ、主管部の途中から下流側の端部にかけて該側壁を垂直壁としたことを特徴とする合流管継手。
  2. 上記主管部の、枝管部の合流側端部に相当する箇所から下流側の端部にかけて、上記側壁を垂直壁としたことを特徴とする請求項1に記載の合流管継手。
  3. D形筒状の接続口と円形筒状の排水管接続口をその底面の高さをそろえて両端に形成した下流側接続部材を用いて、この下流側接続部材のD形筒状の接続口を主管部の下流側のD形筒状の端部に嵌着することにより、主管部の下流側の端部に排水管接続口を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合流管継手。
  4. 円形筒状の接続口と該接続口より小径の円形筒状の排水管接続口を偏心させて両端に形成した上流側接続部材を用いて、この上流側接続部材の円形筒状の接続口を、主管部の上流側の円形筒状の端部と、枝管部の流入側の円形筒状の端部に嵌着することにより、主管部の上流側の端部と枝管部の流入側の端部に排水管接続口と排水枝管接続口を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合流管継手。
  5. 主管部の中心線に対する枝管部の中心線の角度が25°以上、45°未満であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の合流管継手。
  6. 枝管部の流入側の端部の中心線が主管部の中心線と平行になるように、枝管部の流入側の端部を屈曲させたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の合流管継手。
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