JP2008222045A - 自動車ガラスの調光システム - Google Patents

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山田  敦
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Toyota Motor East Japan Inc
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Abstract

【課題】車両内に侵入する光の程度によってウィンドウガラスの透過率を任意に制御し得る、自動車ガラスの調光システムを提供する。
【解決手段】調光システムは、調光ガラスによって構成された自動車のウィンドウガラス10と、自動車内に入射する光を検出する光センサ20と、光センサ20が検出した光情報に基づいて調光ガラスの透過率を制御する制御装置30と、を備えている。光センサ20として、日射センサ21及び/又は赤外線センサ22を利用する。調光ガラスの透過率が予め複数設定されていて、光情報に基づいて何れかの透過率が選択される。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車のウィンドウガラスに係り、特にウィンドウガラスがEC(エレクトロクロミック:electrochromic)デバイスから成る調光ガラスとして構成され、この調光ガラスの透過率を自動車に入射する光に応じて制御するシステムに関するものである。
自動車の運転中、ドライバーは昼間であればリアウィンドウガラスを介して太陽光を受けたり、夜間であれば後続車両のヘッドランプ光を受けたりして、眩しさを感じることがある。このような防眩又は遮光を行なうため、従来から種々の提案がなされている。(特許文献1〜3)。その中で、例えばウィンドウガラスに遮光フィルムを貼ることが一般的に行われている。
しかし、遮光フィルムはドライバーが眩しさを感じない状況でもリアウィンドウガラスに貼られたままであり、車両後方視界を覆うため視認性の低下に繋がる虞がある。
一方、従来の防眩手段として、自動機械巻上式リアサンシェードが知られている。この装置によれば、サンシェードをリアウィンドウガラス内面に展開することで、車両後方から車室空間内に入射する光を遮ることができる。
特開平6−320954号公報 特開平2003−335553号公報 特開平2005−7920号公報
しかし、従来の遮光フィルムや自動機械巻上式リアサンシェードでは、車室空間に入射する光の強度に拘わりなく、単に入射する光の一部の進行を遮り、残りが車室空間内に入射するため、光の侵入を十分に抑制することができなかった。また、自動機械巻上式リアサンシェードは使用者が操作してリアウィンドウガラス内面に展開するまで時間を要するので、ドライバーが眩しさを感じた状況に即応して対処することができなかった。
本発明は、以上の点に鑑み創作されたものであり、車両内に侵入する光の光度や温度に応じてウィンドウガラスの透過率を制御する、自動車ガラスの調光システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の自動車ガラスの調光システムは、調光ガラスによって構成された自動車のウィンドウガラスと、自動車内に入射する光を検出するセンサと、センサが検出した光情報に基づいて調光ガラスの透過率を制御する制御装置と、を備えたことを特徴としている。
本発明の自動車ガラスの調光システムにおいて、センサは好ましくは日射センサ及び/又は赤外線センサから構成されている。また、本発明では、調光ガラスの透過率が予め複数設定されていて、光情報に基づいて何れかの透過率が選択される。
本発明によれば、自動でウィンドウガラスの透過率が制御されると共に、使用状況の変化に即応して透過率を制御できるので、ドライバーの操作の負担が減り、運転中の乗員の安全や快適性の向上に貢献できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る自動車ガラスの調光システム(以下、調光システムと称す)1のブロック図である。調光システム1は、ウィンドウガラス10と、光センサ20と、制御装置30と、記憶装置40と、から構成されている。
ウィンドウガラス10は自動車後部のバックウィンドウガラスであり、特に、調光ガラスによって構成されている。この調光ガラスは、通常のバックウィンドウガラスの表面がエレクトロクロミックデバイスで覆われて構成されている。エレクトロクロミックデバイスは、エレクトロクロミック材料と透明電極と電解質とから構成されており、電圧印加によって可逆的に着色や消色を行うことができる。
光センサ20は自動車内へ入射する光を検出するものであり、特に、バックウィンドウガラスを介して入射する光を検出するよう、例えばリアパッケージトレイ上に配設されている。本実施形態は光センサ20として、日射センサ21と赤外線センサ22とを備えている。日射センサ21は入射する光の光度を検出し、赤外線センサ22は入射する光の温度を検出する。
制御装置30は、光センサ20が検出した光情報に基づいてウィンドウガラス10の透過率を制御する。具体的には、日射センサ21が検出した光度と赤外線センサ22が検出した温度とに基づいて、ウィンドウガラス10の透過率が制御される。
ここで、図2は光センサ20(21,22)のサンプルデータである。
図2のサンプルデータから、赤外線センサ22が検出した色温度が4000K以上である場合に遮光させるのが望ましい。また、夜間走行時に乗員が眩しさを感じやすいハロゲンヘッドランプに対応できるように、日射センサ21が検出した光度が70000cd以上の光の車両内への入射を遮るのが望ましい。
よって、制御装置30は、光センサ20からの検出値に基づいて図3のデータ表からウィンドウガラス10の透過率を判定する。なお、図3のデータは記憶装置40に予め格納されている。
制御装置30は、光センサ20からの情報に基づいて設定すべきウィンドウガラス10の透過率の判定が完了したら、透明電極に所望の電圧が印加されるようエレクトロクロミックデバイスを制御する。これにより、エレクトロクロミック材料の透過率が変わる。
制御装置30は、車両に搭載されたエレクトロニック・コントロール・ユニット(Electronic Control Unit:ECU)であり、例えば、エアコンディショナー装置のエレクトロニック・コントロール・ユニットがウィンドウガラス10の透過率の制御を行っても良い。
以上の構成の調光システム1によれば、ドライバーがヘッドランプ光や太陽光をバックウィンドウ側から受けた時には、リアパッケージトレイ上に搭載した日射センサ21が入射光の光度を検出してバックウィンドウガラスの透過率を変える。このように自動防眩ガラス機能が作動してバックウィンドウガラスが防眩ミラーに変化する。
また、太陽光による熱温度上昇を受けた時には、リアパッケージトレイ上に搭載した赤外線センサ22が入射光による温度を検出してバックウィンドウガラスの透過率を変える。このように自動遮光機能が作動してバックウィンドウガラスが黒色に変化する。
本実施形態に係る調光システム1によれば、自動でウィンドウガラス10の透過率が制御されると共に使用状況の変化に即応できるので、ドライバーの操作の負担が減り、運転中の乗員の安全や快適性の向上に貢献できる。また、調光システムによれば、防眩インナーミラーやリアサンシェードの2つの部材の機能(防眩、遮光)を両方備えていることから、部品のコストダウンを図ることができる。
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。上記数値は例示であり、本発明はその値に限定されるものではない。上記説明では、透過率が20%、50%、100%の3段階に設定されているが、これに限らず、2段階、或いは4以上の段階に透過率が設定されてもよい。上記説明では、光センサとして日射センサと赤外線センサを用いているが、何れか一方だけを用いて本発明の調光システムを構成してもよい。また、本発明は、バックウィンドウガラスの調光に限らず、サイドドアや車両側壁のガラスの調光にも適用できる。
本発明の実施形態に係る自動車ガラスの調光システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る光センサが検出したサンプルデータを示す図である。 本発明の実施形態に係る記憶装置に格納されたデータを示す図である、
1 自動車ガラスの調光システム
10 ウィンドウガラス
20 光センサ
21 日射センサ
22 赤外線センサ
30 制御装置
40 記憶装置

Claims (4)

  1. 調光ガラスによって構成された自動車のウィンドウガラスと、
    自動車内に入射する光を検出するセンサと、
    上記センサが検出した光情報に基づいて上記調光ガラスの透過率を制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする、自動車ガラスの調光システム。
  2. 前記センサが日射センサ及び/又は赤外線センサであることを特徴とする、請求項1に記載の自動車ガラスの調光システム。
  3. 前記調光ガラスの透過率が予め複数設定されていて、前記光情報に基づいて何れかの透過率が選択されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自動車ガラスの調光システム。
  4. 前記ウィンドウガラスが自動車のバックウィンドウガラスであることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の自動車ガラスの調光システム。
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