JP2008222034A - シートレール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異音を発生させることなく強い外力にも耐え得るシートレール装置を提供する。
【解決手段】ナット部材50は、スクリュー40の雄ねじ41に螺合する雌ねじ71aが形成される樹脂製の第1ナット71と、スクリュー40の雄ねじ41に螺合することなく係合する係合部72aが形成される金属製の第2ナット72とを有し、係合部72aと雄ねじ41とのバックラッシュtは、雌ねじ71aと雄ねじ41とのバックラッシュtよりも大きくなるように形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、シートの前後方向位置を調整するシートレール装置に関するものである。
シートの前後方向位置を調整するシートレール装置に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示されるパワーシートのスライド装置がある。このスライド装置では、シートにシートレールを介して回転自在に支持されるスクリューに螺合するギヤナットとして金属製のギヤナットを採用している。この金属製ギヤナットは、その軸方向両面に弾性を有する弾性シートを介在させてハウジングに取り付けられている。これにより、ギヤナットとハウジングとの間における異音やガタの発生を防止している。
また、下記特許文献2に開示される車両用パワーシートスライド装置では、樹脂材料よりなるナット部材を、その上端および前後端にて金属製よりなるブラケットに面接触させて当該ブラケットとともにロアレールに固定している。これにより、車両の前後方向に加わる負荷によりナット部材に伝達される荷重を、ナット部材とブラケットとで好適に吸収している。
実開平06−059121号公報 特開2006−175953号公報
ところで、金属製のナットは、この金属製ナットの経年変化等により、当該金属製ナットの雌ねじとスクリューの雄ねじとの間に摩擦が生じ金属的な擦れ音が発生してしまう可能性がある。
一方、樹脂製ナットは、スクリューとの螺合の際、異音を発生させることなく円滑に螺合するという長所がある反面、金属製ナットと比較して強度が低いという短所がある。このため、前方からの強い外力、例えば、衝突時の外力がナットの雌ねじとスクリューの雄ねじとの螺合部に伝達された場合、強度不足のため樹脂製ナットが破損してしまう可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、異音を発生させることなく強い外力にも耐え得るシートレール装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1のシートレール装置では、車体に固定されるロアレール部材(20)と、シート(S)に固定されるとともに前記ロアレール部材に対し摺動自在に設けられるアッパーレール部材(30)と、前記ロアレール部材又は前記アッパーレール部材のいずれか一方であってその長手方向に沿って配設されるスクリュー(40)と、前記ロアレール部材又は前記アッパーレール部材のいずれか他方に固定されて前記スクリューの回転により当該スクリューに対しその長手方向に相対的に移動するナット部材(50)と、を備えるシートレール装置であって、前記ナット部材は、前記スクリューの雄ねじ(41)に螺合する雌ねじ(71a)が形成される樹脂製ナット(71)と、前記雄ねじに螺合することなく係合する係合部(72a)が形成される金属製ナット(72)と、を有し、前記係合部と前記雄ねじとの隙間(t)は、前記雌ねじと前記雄ねじとの隙間(t)よりも大きいことを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、ナット部材は、スクリューの雄ねじに螺合する雌ねじが形成される樹脂製ナットと、スクリューの雄ねじに螺合することなく係合する係合部が形成される金属製ナットとを有し、金属製ナットの係合部とスクリューの雄ねじとの隙間は、樹脂製ナットの雌ねじとスクリューの雄ねじとの隙間よりも大きくなるように形成されている。ここで、金属製ナットの係合部がスクリューの雄ねじに螺合することなく係合するとは、係合部の各突起と雄ねじの各山とのそれぞれの隙間が、螺合するほど小さい隙間ではないが、互いに近接して係合しているとみなせる程度の隙間であることを意味する。
このため、通常の状態では、樹脂製ナットの雌ねじはスクリューの雄ねじに螺合しており、金属製ナットの係合部はスクリューの雄ねじに直接螺合することなく所定の隙間を有するような状態(係合状態)を維持するので、ナット部材はスクリューに対し金属的な擦れ音を発生することもなく滑らかに相対移動する。
また、上述のように強い外力が伝達されてスクリューの雄ねじに螺合している樹脂製ナットの雌ねじが破損しても、樹脂製ナットよりも強度が高い金属製ナットの係合部がスクリューの雄ねじに係合した係合状態を維持することができる。したがって、異音を発生させることなく強い外力にも耐えることができる。
請求項2の発明では、樹脂製ナットおよび金属製ナットは一体成形されている。例えば、事前に成形された金属製ナットをインサートして樹脂製ナットを一体成形することにより、ナット部材の生産性が向上し、製造コストを低減し得る。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るシートレール装置の概略構成を示す説明図である。図2は、図1のシートレール装置の分解斜視図である。
シートレール装置10は、フット21を介して車両フロアに固定されるロアレール20と、車両用シートSに固定されるアッパーレール30と、アッパーレール30に回動可能に支持されるスクリュー40と、ロアレール20に固定されるナット部材50と、をそれぞれ一対備えている(図1および図2には一方のみを記載する)。
当該シートレール装置10は、スクリュー40がモータMの回転力によって回転し、ナット部材50がスクリュー40の回転に相対して移動することによってアッパーレール30がロアレール20に対して相対移動する。
図3は、スクリュー40およびナット部材50の側面図である。図4は、図3に示す4−4線相当の切断面による断面図である。以降、図3にて図面左側および右側をナット部材50における前側および後側、図面手前側および奥側をナット部材50における左側および右側、図面上側および下側をナット部材50における上側および下側として説明する。
アッパーレール30は、その断面が下向きに開口した逆U字状でその端部から両外側に向かって鍔部を有するように形成されている。ロアレール20は、その断面が上向きに開口し上記アッパーレール30の鍔部を巻き込むように形成されている。そして、アッパーレール30およびロアレール20は、図略のスチールボールやローラー等の転動部材の介在により車両前後方向に摺動自在に組み合わされている。
スクリュー40は、アッパーレール30およびロアレール20の長手方向(摺動方向)に挿通するとともに、その前端がアッパーレール30に取り付けられた図略のギヤボックスに連結されている。スクリュー40は、このギヤボックスによりモータMからの回転力が減速されて伝達されることで回転する。
図5は、ナット部材50の取り付け構造を示す分解斜視図である。
ナット部材50は、ホルダー60と、第1ナット71および第2ナット72でもって構成されるナット体70と、四角環状の弾性部材であるダンパー80と、ナットキャップ90とを備えている。
ホルダー60は、断面U字状のホルダー本体61と、ホルダー本体61の上端前後方向外側から上方に延出する4つの平板状の外側延出部62と、ホルダー本体61の上端前後方向中央から上方に延出する2つの内側延出部63を備えている。ホルダー本体61の底壁には、中央に1つの雌ねじ61aと、この雌ねじ61aの前後に2つの角穴61bと、両角穴61bの外側に2つの丸穴61cとが形成されている。各外側延出部62には、それぞれ上端前後方向中央から上方に突出する四角状の突起62aが形成されている。
図6は、第1ナット71の雌ねじ71aおよび第2ナット72の係合部72aとスクリュー40の雄ねじ41との隙間(以下、バックラッシュともいう)の差を例示する説明図である。
第1ナット71は、合成樹脂などの樹脂素材でもって形成されており、この第1ナット71の前後両側中央には、スクリュー40の雄ねじ41に螺合する雌ねじ71aが形成されている。また、第1ナット71の下端には、ダンパー80の内縁に係合する段差部71bが形成されている。この段差部71bの底部後側には、ホルダー60の角穴61bに嵌合する四角状の下側突起71cが下方向に突出して形成されており、段差部71bの底部前側には、ナット部材50の組立時にホルダー60のホルダー本体61の雌ねじ61aと中心位置を同じくする丸穴71eが形成されている。この丸穴71eは、後述するようにボルト23をホルダー本体61の雌ねじ61aに螺合したとき、このボルト23に接触しない程度の深さに形成されている。
また、第1ナット71の上端には、ナットキャップ90の角穴91a(後述する)に嵌合する四角状の上側突起71dが上方に突出して形成されており、第1ナット71の左右両側の前側部には、ホルダー60の両内側延出部63に嵌合する四角状の切欠部71fがそれぞれ形成されている。
第2ナット72は、鉄などの金属でもって形成されており、この第1ナット72の前後両側中央には、スクリュー40の雄ねじ41に螺合することなく係合する係合部72aが形成されている。この係合部72aは、スクリュー40の雄ねじ41との間におけるバックラッシュtを、第1ナット71の雌ねじ71aとスクリュー40の雄ねじ41との間におけるバックラッシュtよりも大きくなるように形成されている(図6参照)。
また、第2ナット72の下端には、第1ナット71の段差部71bとともにダンパー80の内縁に係合する段差部72bが形成されており、この段差部72bの底部には、ホルダー60の角穴61bに嵌合する四角状の下側突起72cが下方向に突出して形成されている。また、第1ナット72の上端には、ナットキャップ90の角穴91aに嵌合する四角状の上側突起72dが上方に突出して形成されている。
ナットキャップ90は、上板91と、この上板91の両端から下方へ傾斜して延出する2つの側板92と、両側板92の下端からそれぞれ水平方向内側に延出する底板93とを備えている。
上板91には、その中央に第1ナット71の上側突起71dおよび第2ナット72の上側突起72dにそれぞれ嵌合する2つの角穴91aと、その前後方向両端部にホルダー60の各外側延出部62の突起62aにそれぞれ嵌合する4つの四角状の切欠91bとが形成されている。
両側板92には、その中央にスクリュー40が挿通するための穴92aがそれぞれ形成されている。
両底板93には、ナット部材50の組立時にホルダー60のホルダー本体61の両丸穴61cと中心位置を同じくする雌ねじ93aがそれぞれ形成されている。また、両底板93の各左右両側には、ホルダー60のホルダー本体61の前側端面および後側端面に嵌合するための切欠93bがそれぞれ形成されている。
このように構成される第1ナット71および第2ナット72は、第1ナット71を後側に第2ナット72を前側にして段差部71bおよび段差部72bにてダンパー80の内縁に係合されることにより一体となった状態で、下側突起71cおよび下側突起72cをホルダー60の両角穴61bにそれぞれ嵌合させることにより、ホルダー60に固定される。
このとき、第1ナット71の前側の左右端面および第2ナット72の後側の左右端面は、ホルダー60の各外側延出部62にそれぞれ嵌合することとなる。また、第1ナット71の両切欠部71fは、ホルダー60の両内側延出部63にそれぞれ嵌合することとなる。これにより、第1ナット71および第2ナット72は、ホルダー60のホルダー本体61に強固に固定されることとなる。
そして、ナットキャップ90の上板91の両角穴91aを第1ナット71の上側突起71dおよび第2ナット72の上側突起72dにそれぞれ嵌合させ、上板91の各切欠91bをホルダー60の各外側延出部62の突起62aにそれぞれ嵌合させ、底板93の各切欠93bをホルダー60のホルダー本体61の前側端面および後側端面に嵌合させることにより、ナット部材50が組み立てられる。
このように組み立てられるナット部材50は、ロアレール20の下部の取り付け穴を介して、ボルト22をナットキャップ90の両雌ねじ93aに螺合するとともにボルト23をホルダー60のホルダー本体61の雌ねじ61aに螺合することにより当該ロアレール20の上方に固定される(図3参照)。
そして、スクリュー40の雄ねじ41とナット部材50の第1ナット71の雌ねじ71aとが螺合した状態でスクリュー40が回転すると、当該スクリュー40は、ナット部材50に対し相対移動する。このスクリュー40の相対移動により、アッパーレール30およびシートSが前後方向に移動する。このとき、第1ナット71は樹脂製のナットなので、スクリュー40に対し金属的な擦れ音を発生することもなく滑らかに相対移動する。
以上のように構成されるシートレール装置10を車載した車両に、前方からの強い外力、例えば、衝突時の外力が加わった場合、この外力の一部は、スクリュー40の雄ねじ41とナット部材50の第1ナット71の雌ねじ71aとの螺合部に伝達される。このとき、合成樹脂製の第1ナット71は、上記外力に対し強度不足のため破損してしまう場合が想定される。
一方、第2ナット72は、金属製のナットであるため合成樹脂製の第1ナット71よりも強度が高い。このため、上述のような強い外力により第1ナット71が破損した後に当該外力がスクリュー40の雄ねじ41と第2ナット72の係合部72aとの係合部に伝達されても、当該係合部72aが破損することはない。このように第1ナット71が破損するような場合であっても、第2ナット72の係合部72aとスクリュー40の雄ねじ41との係合状態が維持され得る。
以上説明したように、本第1実施形態に係るシートレール装置10では、ナット部材50は、スクリュー40の雄ねじ41に螺合する雌ねじ71aが形成される樹脂製の第1ナット71と、スクリュー40の雄ねじ41に螺合することなく係合する係合部72aが形成される金属製の第2ナット72とを有し、係合部72aと雄ねじ41とのバックラッシュtは、雌ねじ71aと雄ねじ41とのバックラッシュtよりも大きくなるように形成されている。
このため、通常の状態では、第1ナット71の雌ねじ71aはスクリュー40の雄ねじ41に螺合しており、第2ナット72の係合部72aはスクリュー40の雄ねじ41に直接螺合することなく所定のバックラッシュtを有するような係合状態を維持するので、ナット部材50はスクリュー40に対し金属的な擦れ音を発生することもなく滑らかに相対移動する。
また、上述のように強い外力が伝達されてスクリュー40の雄ねじ41に螺合している第1ナット71の雌ねじ71aが破損しても、第1ナット71よりも強度が高い金属製の第2ナット72の係合部72aがスクリュー40の雄ねじ41に係合した係合状態を維持することができる。したがって、異音を発生させることなく強い外力にも耐えることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図7を参照して説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係るシートレール装置におけるナット部材の取り付け構造を示す分解斜視図である。本第2実施形態に係るシートレール装置は、上述したナット部材50に代えてナット部材50aを採用している点が、上記第1実施形態に係るシートレール装置と異なる。したがって、第1実施形態のシートレール装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
ナット部材50aは、上記第1実施形態と同様のホルダー60およびナットキャップ90と、ナット体73とを備えるとともに、上記ダンパー80を廃止するようにして構成されている。
ナット体73は、事前に成形された上記第2ナット72をインサートして合成樹脂製のナット73aを成形するように構成されている。このナット73aは、上記第1ナット71に加えてダンパー80に相当する部分をも合成樹脂化した構成となっている。従って、ナット体73の外形形状は、上記第1実施形態における第1ナット71および第2ナット72にダンパー80を係合させた形状形状にほぼ等しくなる。
以上のように構成されるシートレール装置10を車載した車両に、前方からの強い外力が加わって合成樹脂製のナット73aが破損した場合であっても、上記第1実施形態と同様に金属製の第2ナット72の係合部72aが破損することはない。
このように構成される本第2実施形態に係るシートレール装置10では、第2ナット72をインサートして合成樹脂製のナット73aを成形することにより、ナット73aと第2ナット72とを一体成形している。これにより、ナット体73(ナット部材50a)の生産性を向上させて製造コストを低減させるとともに、上記第1実施形態と同等の作用効果が得られる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等の作用・効果が得られる。
(1)スクリュー40は、モータMの回転駆動により回転することに限らず、当該スクリュー40を回転可能状態あるいは回転不能状態のどちらか一方の状態に支持する回転調整部材を設けてもよい。この場合、スクリュー40は、上記回転調整部材により回転可能状態に支持されたときには、アッパーレール30を介するレール長手方向の外力に応じて回転するように構成される。
(2)第1ナット71を後側に第2ナット72を前側にして段差部71bおよび段差部72bにてダンパー80の内縁に係合されることに限らず、第1ナット71に相当する樹脂製ナットを前側に第2ナット72に相当する金属製ナットを後側にして段差部71bおよび段差部72bにてダンパー80の内縁に係合されてもよい。
本発明の第1実施形態に係るシートレール装置の概略構成を示す説明図である。 図1のシートレール装置の分解斜視図である。 図1のスクリューおよびナット部材の側面図である。 図3に示す4−4線相当の切断面による断面図である。 ナット部材の取り付け構造を示す分解斜視図である。 第1ナットの雌ねじおよび第2ナットの係合部とスクリューの雄ねじとのバックラッシュの差を例示する説明図である。 本発明の第2実施形態に係るシートレール装置におけるナット部材の取り付け構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
10…シートレール装置
20…ロアレール
30…アッパーレール
40…スクリュー
41…雄ねじ
50、50a…ナット部材
60…ホルダー
70…ナット体
71…第1ナット
71a…雌ねじ
72…第2ナット
72a…係合部
73…ナット体
73a…ナット
80…ダンパー
90…ナットキャップ
、t…バックラッシュ(隙間)

Claims (2)

  1. 車体に固定されるロアレール部材と、
    シートに固定されるとともに前記ロアレール部材に対し摺動自在に設けられるアッパーレール部材と、
    前記ロアレール部材又は前記アッパーレール部材のいずれか一方であってその長手方向に沿って配設されるスクリューと、
    前記ロアレール部材又は前記アッパーレール部材のいずれか他方に固定されて前記スクリューの回転により当該スクリューに対しその長手方向に相対的に移動するナット部材と、
    を備えるシートレール装置であって、
    前記ナット部材は、
    前記スクリューの雄ねじに螺合する雌ねじが形成される樹脂製ナットと、
    前記雄ねじに螺合することなく係合する係合部が形成される金属製ナットと、を有し、
    前記係合部と前記雄ねじとの隙間は、前記雌ねじと前記雄ねじとの隙間よりも大きいことを特徴とするシートレール装置。
  2. 前記樹脂製ナットおよび前記金属製ナットは、一体成形されることを特徴とする請求項1記載のシートレール装置。
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