JP2008221628A - 合成樹脂成形品とその製造方法及び電子機器 - Google Patents

合成樹脂成形品とその製造方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】コストアップを招くことなく難燃性を保持させ、また音の発生を抑制する。
【解決手段】合成樹脂材で形成された成形品本体PHと、成形品本体PHの内部に封入され合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有する液状体Lとを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、合成樹脂成形品とその製造方法及び電子機器に関するものである。
従来、プリンタ等の事務機器(電子機器)においては、外装ケース等のハウジングをプラスチック等の合成樹脂で成形していることが多い。この種のハウジングは、人目に触れる、いわゆる外観部品であるため、プラスチック成形においてヒケがない良好な外観を得ることが求められている。
そこで、特許文献1には、射出筒から金型内に樹脂を射出した後に、気体を注入することにより、樹脂の収縮に伴うヒケを除去したり、重量を軽減させるガスインジェクション成形という技術が開示されている。同様に、特許文献2には、射出筒から金型内に樹脂を射出した後に、水等の液体を注入することにより、ヒケを除去したり、重量を軽減させる水インジェクション成形という技術が開示されており、これらの技術は、事務機器や家電製品等の各種プラスチック製品に用いられている。
特許第3087997号公報 特開平10−156856号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
金型から製品(成形品)を取り出した際、もしくは製品を取り出した後にゲートカットを行うと、気体もしくは液体の注入口が開いてしまい、成形品としては空洞のある製品(中空部品)となってしまう。ところが、このように注入口が開いたハウジング(外枠)を用いると、音が中空部分で反響してしまい、耳障りな音の発生を助長するという問題があった。
一方、製品が引火した場合、中空で肉厚が小さいハウジングは、短時間で燃え尽きて焼損してしまうという問題がある。そこで、一般的には、難燃剤を用いた材料が使用されるが、難燃剤は周期律表第17属のハロゲン族(臭素やフッ素等)であり、世界的にノンハロゲン化が進んでいる昨今では積極的には使用できないという問題が生じる。さらに、樹脂材に難燃剤を混錬することにより難燃性を備えさせる方法も採られているが、樹脂の材料単価が上昇し、コストアップを招いてしまう。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、コストアップを招くことなく難燃性を保持させ、また音の発生が抑制された合成樹脂成形品とその製造方法及びこの合成樹脂成形品を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明の合成樹脂成形品は、合成樹脂材で形成された成形品本体と、前記成形品本体の内部に封入され前記合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有する液状体とを有することを特徴とするものである。
従って、本発明の合成樹脂成形品では、成形品本体に液状体が封入されて空洞となっていないことから音が反響することを防止でき、また成形品本体内に封入された液状体が吸音することから、耳障りな音の発生を効果的に抑制できる。また、本発明では、液状体が合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有するため、合成樹脂材が燃焼する前に液状体が熱を吸収して気化するため、成形品本体に引火するまでの時間を長くすることが可能になる。また、本発明では、合成樹脂成形品として難燃剤を使用しないため、地球環境に悪影響を及ぼしたり、コストアップを招くことを防止できる。
なお、本発明に係る液状体とは、液体はもちろんのこと、ゲル状物質等も含むものである。
前記合成樹脂材としては、気化した前記液状体に対するガスバリア性を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、成形品本体からの液状体の揮発を防止して、上述した吸音性、耐火性等を維持することが可能になる。
上記構成においては、前記合成樹脂材が、結晶性樹脂に強化剤が添加されてなる構成も好適に採用できる。
これにより、本発明では、成形品本体の強度を向上させることができる。
この場合、前記強化剤としては、難燃性を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、強度及び難燃性(耐火性)の双方を向上させることが可能になる。この強化剤としては、ガラス繊維等のフレーク材を選択することができる。また、合成樹脂としては、PET、PP、PA、POM等の結晶性樹脂の他に、結晶性樹脂のアロイ品とすることも可能である。
また、前記液状体としては、所定の溶質を溶解させた溶液またはゲル状物質のいずれかである構成を好適に採用できる。
液状体が溶液の場合、例えば塩を水に飽和させた塩水の場合、氷点(凝固点)が下がり、凍結防止効果を得ることができる。
そして、本発明の電子機器は、先に記載の合成樹脂成形品を備えることを特徴とするものである。
従って、本発明に係る電子機器では、耳障りな音の発生が抑制され、また耐火性に優れ、地球環境に悪影響を及ぼしたり、コストアップを招くことのない電子機器を得ることが可能となる。
一方、本発明の合成樹脂成形品の製造方法は、溶融した合成樹脂材を金型内に充填する充填工程と、前記合成樹脂材が充填されて未硬化状態にある金型内に前記合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有する液状体を注入する注入工程と、前記液状体の注入部を封止する封止工程とを有することを特徴とするものである。
従って、本発明の合成樹脂成形品の製造方法では、成形品本体に液状体が封入されて空洞となっていないことから音が反響することを防止でき、また成形品本体内に封入された液状体が吸音することから、耳障りな音の発生を効果的に抑制できる。また、本発明では、液状体が合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有するため、合成樹脂材が燃焼する前に液状体が熱を吸収して気化し、成形品本体に引火するまでの時間を長くすることが可能になる。また、本発明では、合成樹脂成形品として難燃剤を使用しないため、地球環境に悪影響を及ぼしたり、コストアップを招くことを防止できる。
前記封止工程としては、硬化して前記金型から取り出した前記合成樹脂材の一部を溶解して記注入部を封止する手順を好適に採用できる。
これにより、本発明では、封入した液状体が漏れる場合には、加熱溶着、振動溶着、超音波溶着、レーザ溶着、ケミカル溶着(溶剤や接着剤を用いた溶着)等により合成樹脂の一部を溶融して液状体を密封することができる。
また、前記注入部に臨ませて、前記金型内を前記注入部を横切って移動するピン部材を設け、前記封止工程では、前記ピン部材を未硬化状態の前記合成樹脂材とともに移動させて、前記合成樹脂材により前記注入部を封止する手順も好適に採用できる。
これにより、本発明では、別途液状体の封止工程を設けることなく、合成樹脂成形品の成形中に合成樹脂材で形成された成形品本体内に液状体を封止することができ、生産性の向上に寄与できる。
また、上記手順を採用する場合には、移動させた前記ピン部材により、前記注入部における未硬化状態の前記合成樹脂材を分断する手順も好適に採用できる。
これにより、本発明では、成形した合成樹脂成形品とランナーとを分断(切断)することが可能になり、別途ランナーの切断工程を設ける必要がなくなり、さらなる生産性の向上に寄与できる。
前記合成樹脂材としては、気化した前記液状体に対するガスバリア性を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、成形品本体からの液状体の揮発を防止して、上述した吸音性、耐火性等を維持することが可能になる。
この場合、前記合成樹脂材としては、結晶性樹脂に強化剤が添加されてなる構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、成形品本体の強度を向上させることができる。
この場合、前記強化剤としては、難燃性を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、強度及び難燃性(耐火性)の双方を向上させることが可能になる。この強化剤としては、ガラス繊維等のフレーク材を選択することができる。また、合成樹脂としては、PET、PP、PA、POM等の結晶性樹脂の他に、結晶性樹脂のアロイ品とすることも可能である。
また、前記液状体としては、所定の溶質を溶解させた溶液またはゲル状物質のいずれかである構成を好適に採用できる。
液状体が溶液の場合、例えば塩を水に飽和させた塩水の場合、氷点(凝固点)が下がり、凍結防止効果を得ることができる。
以下、本発明の合成樹脂成形品とその製造方法及び電子機器の実施の形態を、図1ないし図10を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
ここでは、まず、本発明に係る合成樹脂成形品を備えた第1実施形態の電子機器としてのインクジェット式記録装置(液体噴射装置、液滴吐出装置)1の概略構成について説明する。
図1は、インクジェット式記録装置1を示す斜視図であり、図2は、インクジェット式記録装置1からスキャナユニットを外した装置本体3の斜視図であり、図3は、同じくインクジェット式記録装置1からスキャナユニットを外した装置本体3の異なる角度の斜視図であり、図4は、インクジェット式記録装置1の要部側面図である。
図1に示す如くインクジェット式記録装置1は、プリンタ機能に加えてスキャナ機能を備えるタイプであり、装置本体3と、装置本体3の上面側に位置するスキャナユニット5と、スキャナユニット5の後方側に設けられる給送部7とを備えている。装置本体3は、主としてインクジェット式プリンタの機能、すなわち給送部7から給送された「被噴射材」としての記録紙Pに記録を行う「液体噴射ヘッド」としての記録ヘッド38、記録ヘッド38を支持しながら主走査方向Xに往復移動可能なキャリッジ37を備えている。符号9で示す部材は記録紙Pの排出受け部9を示し、この排出受け部9は、プリンタ機能の使用時に手前側にほぼ90°回動した状態で記録後の記録紙Pを受けるようにして使用する。装置本体3の上面左側には操作パネル11が設けられており、スキャナユニット5を使用したスキャニング機能、装置本体3での記録機能及びスキャニングした画像を記録する機能などがこの操作パネル11で操作可能となっている。
スキャナユニット5は回動軸13を中心に上方へ回動することにより開閉可能な蓋体15を備え、蓋体15の下側にはスキャニングを行う際に対象となる印刷物等を載置するガラス載置面(図示せず)が形成されている。更にガラス載置面の下側にはスキャニング装置(図示せず)が設けられている。スキャナユニット5は、それ自体が全体として回動軸17を中心に上方へ回動することで装置本体3の上部が開放し、キャリッジ37等のメンテナンスができるようになっている。
図1に示すように給送部7は、不使用時には蓋体19によって閉鎖されており、蓋体19を図1に示すように後方側へ回動させることにより給送部7が開放状態となり、また一定角度位置で固定することで記録紙サポート23として機能するようになる。記録紙サポート23には、記録紙Pの幅寸法に合わせてスライド可能にエッジガイド25が設けられている。蓋体19が開放状態にある時、給送部7には給送口27が形成され、記録紙サポート23に積重された記録紙Pが図示しない給送機構により一枚ずつ給送口27から記録ヘッド38による記録実行領域へ給送されるようになっている。
給送部7から給送された記録紙Pは、下側の搬送駆動ローラ21と上側の搬送従動ローラ22とに挟持された状態で、副走査方向Yへの精密な搬送動作を受けながら、記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)の下流側に位置する記録ヘッド38側へ搬送される。記録ヘッド38は、キャリッジ37に支持されており、キャリッジ37は記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)に直交する主走査方向Xへ往復運動可能に配設されている。キャリッジ37には、記録ヘッド38から噴射されるインクが充填されたインクカートリッジ(図示せず)が装着される。
記録ヘッド38と対向する位置には、案内前部材26に一体に形成されたプラテン24が設けられており、プラテン24は、記録ヘッド38によって記録紙Pに記録を行う際に、記録紙Pを下側から支持する作用を担う。記録ヘッド38とプラテン24の上面との距離PGは、記録紙Pの厚さに応じて適宜調節できる。距離PGが適正に調整されている状態で、記録紙Pは、プラテン24上を滑らかに通過しながら、高品質の記録が行なわれるようになっており、記録ヘッド38で記録された記録紙Pは、排出駆動ローラ91と排出フレーム93に設けられた排出ギザローラ92とに挟持された状態で、排出駆動ローラ91の回転駆動により引き出されて排出される。また排出フレーム93の先端側(搬送方向上流側)であって、記録ヘッド38と排出ギザローラ92との間には、記録紙Pの後端の浮き上がりを規制する押さえローラ28が設けられている。
図3に示すように、キャリッジ37の背面側にはキャリッジ支持部(図示せず)が形成されており、キャリッジ支持部は、スライド軸31に対して滑らかに摺動できるように支持されている。装置本体3には、キャリッジ37を往復可動範囲の任意の位置へ移動させるべく駆動力源としてのキャリッジ駆動用モータ32が配設されている。また、キャリッジ駆動用モータ32の駆動力をキャリッジ37へ伝達する駆動力伝達手段として、キャリッジ駆動用モータ32の出力軸に設けられる駆動プーリ(歯車)331と、反対側に設けられる従動プーリ(歯車)332との間に歯付き無端ベルト33が巻回されている。歯付き無端ベルト33は、図3に示すように、キャリッジ支持部においてキャリッジ37に接続されており、キャリッジ駆動用モータ32の正回転(CW回転)又は逆回転(CCW回転)に伴い、歯付き無端ベルト33が時計回り又は反時計回りに周回運動をすることにより、キャリッジ37が主走査方向Xに往復運動する。
図3に示すように、キャリッジ37の往復可動範囲の一端側(右側)近傍の所定位置には、キャリッジ37の移動制御位置の基点となるホームポジションHPが設定されている。ホームポジションHPの近傍には、ホームポジションHP近傍にキャリッジ37が待機停止している状態でキャリッジ37の他端側(左側)への移動を任意にロック可能なキャリッジロック部材39及び記録ヘッド38のヘッド面を封止するキャッピング装置4(図2参照)が設けられている。キャリッジロック部材39は、記録紙Pを給送する駆動系の輪列を介して回転駆動する回動軸41に対して摩擦抵抗を有した状態で回動可能に軸支されている。また、キャリッジ37の往復可動範囲の他端側(左側)には、キャリッジ37が突き当たった状態で往復可動範囲の他端側(左側)におけるキャリッジ37の移動限界位置を規定する突き当て部2が装置本体3のフレームの一部により形成されている。
本実施形態では、例えば外装ケース(筺体)としての装置本体3や、蓋体15、19、排出受け部9、記録紙サポート23、エッジガイド25等の合成樹脂成形品が外部に露出しており、これらの合成樹脂成形品は、成形品本体内に液体が封入された構造を有している。以下、詳細に説明する。
図5に、これら合成樹脂成形品の部分断面図を代表的に示す。
この合成樹脂成形品PLは、合成樹脂材で形成された成形品本体PH内に液状体Lが封入された構成となっている。成形品本体PHとしては、例えばABS材、PS材、PC材、PP材等のプラスチック材が挙げられる。また、液状体Lとしては、上記成形品本体PHの引火温度(約300〜500℃)よりも低い温度の沸点を有するものが用いられる。具体的には、本実施形態では、水(沸点100℃)が用いられる。
続いて、上記合成樹脂成形品PLを製造(成形)する方法について、図6乃至図8を参照して説明する。
図6乃至図8には、金型MDを用いて合成樹脂成形品PLを成形する手順が示されている。ここでは、サイドゲート方式により合成樹脂成形品PLを成形する金型MDを用いる場合について説明する。
金型MDは、固定型(コア部)70と移動型80とから概略構成されるものである。固定型70と移動型80との対向面には、それぞれ合成樹脂成形品PLに対応する所定の形状が形成されており、これら固定型70と移動型80とが型締めされることにより、固定型70と移動型80との間に合成樹脂成形品PLに対応する空間であるキャビティCVと、キャビティCV内に溶融した合成樹脂及び液状体(水)を充填(注入)するためのサイドゲート部(注入部)SGとが形成される。
一般的に、合成樹脂成形品PLの中、意匠面等、外装面となって外部に露出する側の面は固定型70によって形成され、タッピング穴や歯車等が嵌合する軸部等の機能部は可動型によって形成される。
なお、図6乃至図8においては図示していないが、移動型80に対して型締め方向(金型MDの開閉方向;図6乃至図8では上方向)に移動して、成形完了後に硬化した合成樹脂成形品PLを金型MD(移動型80)から突き出して離型させる突き出しピンが設けられている。この突き出しピンの移動は、成形機に設けられた第1駆動装置を介して駆動される。
一方、移動型80の孔部85には、サイドゲート部SGに臨ませて、ゲートカットピン(ピン部材)GPが突き出しピンと同様に、型開方向に移動自在に設けられている。このゲートカットピンGPは、突き出しピンを駆動する第1駆動装置とは独立駆動自在に成形機に設けられた第2駆動装置によって、成形中に固定型70に向けて突き出しピンとは独立して移動可能となっている。
また、固定型70におけるサイドゲート部SGに臨み、ゲートカットピンGPと略対向する位置には、凹部71が形成されている。凹部71を形成するキャビティCV側の側面72は、ゲートカットピンGPが突き出されたときに、ゲートカットピンGPのキャビティ側の側面(押し切り面)81と接触(または合成樹脂をキャビティCV側とサイドゲート部SGとに分断可能な微小隙間を形成)する位置に形成されている。また、ゲートカットピンGPの側面81よりもキャビティCV側で、且つ基部側(下方側)には、ゲートカットピンGPが突き出されたときに、キャビティCV内に僅かに突出する高さで段部82が形成されている。
上記の金型MDを用いて合成樹脂成形品PLを成形する際には、図6に示すように、まず、ゲートカットピンGPを移動型80内に没入させた状態で、溶融した上記合成樹脂材Jをサイドゲート部SGからキャビティCV内に充填する(充填工程)。このとき、充填する合成樹脂量は、後工程で液状体(水)を注入することから、当該樹脂のみで合成樹脂成形品PLを成形する場合と比較して、少なくすることができる。
次に、合成樹脂材が未硬化状態にある状態で、図7に示すように、サイドゲート部SGからキャビティCV内に液状体(水)Wを注入する(注入工程)。これにより、合成樹脂材Gは、キャビティCV及びサイドゲート部SG内で固定型70及び移動型80の表面に膜状に当接し、これら膜状の合成樹脂材Gに液状体Wが被覆されたようになる。
水Wが注入されると、合成樹脂材Gが硬化する前に、サイドゲート部SGを横切るようにゲートカットピンGPを突き出し、図8に示すように、その側面81で凹部71の側面72を押し切る(接触させる)。これにより、合成樹脂材G及び水Wが分断され、キャビティCV内の合成樹脂成形品PLと、サイドゲート部SG内のランナーRNとを分断することができる。
また、ゲートカットピンGPの移動の際には、段部82が孔部85内の合成樹脂材Gを押し上げ、この押し上げた合成樹脂材Gにより水Wを合成樹脂成形品PL内に封入・封止することができる(封止工程)。この後、所定時間合成樹脂材Gを金型MD内に留めて冷却し、合成樹脂材Gが硬化したら、ゲートカットピンGPを移動型80内に没入させるとともに、移動型80を移動させて金型MDを開き、その後突き出しピンを駆動して、合成樹脂成形品PL及びランナーRNを移動型80から突き出して離型させる。
このようにして、成形品本体PH内に水Wが封入された合成樹脂成形品PLが製造(成形)される。
以上説明したように、本実施形態では、合成樹脂材Gで形成された成形品本体PH内に、合成樹脂材Gの引火温度よりも低い温度の沸点を有する水Wが封入されているため、成形品本体PHが加熱された場合でも、水Wが熱を吸収して気化するため、成形品本体PHの温度上昇が抑えられ、成形品本体PHに引火するまでの時間を長くできることから短時間で燃え尽きてしまうことを防止できる。また、本実施形態では、合成樹脂成形品PLに水Wが封入されており、空洞となっていないことから、音が反響することを防止でき、また成形品本体PH内の水Wが吸音することから、耳障りな音の発生を効果的に抑制することが可能である。しかも、本実施形態では、別個に難燃剤を使用しないため、地球環境に悪影響を及ぼしたり、コストアップを招くことを防止できる。
加えて、本実施形態では、成形中にゲートカットピンGPを駆動して成形品本体PHへの水Wの注入部を封止するため、別途水Wの封止工程を設ける必要がなくなり、生産性の向上及びコストダウンを図ることが可能になる。さらに、本実施形態では、ゲートカットピンGPの駆動より、合成樹脂成形品PLとランナーRNとを分断・切断しているため、別途ランナー切断工程も設ける必要がなくなり、さらなる生産性の向上及びコストダウンに寄与することができる。
なお、上記実施形態において、金型MDから取り出された合成樹脂成形品PLにおける水Wの注入部から水Wが漏れる場合には、合成樹脂材Gの一部を溶解して水注入部を封止する溶着工程を別途設けてもよい。この溶着方法としては、加熱溶着、振動溶着、超音波溶着、レーザ溶着、ケミカル溶着(溶剤や接着剤を用いた溶着)等を用いることができる。これらの溶着方法としては、インクカートリッジ及び製造方法として、例えば特開2004−216903号公報等に記載されている技術を用いることができる。
(第2実施形態)
続いて、電子機器の第2実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。
上記第1実施形態では、プリンタ機能に加えてスキャナ機能を備えるインクジェット式記録装置を例に用いて説明したが、本実施形態では比較的サイズの小さいハガキ、L判サイズ等の記録用紙への記録に適するように、且つ、運搬の容易性を考慮して小型サイズに構成された記録装置としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と略称する)について説明する。ここで、図9はプリンタ100の外観斜視図、図10はプリンタ100の用紙搬送経路の側断面図である。
このプリンタ100は、プリンタ本体の後部に、積重された複数枚の記録用紙を傾斜姿勢に支持する給送装置101を備え、プリンタ本体の前部には、記録の行われた記録用紙をスタックするスタッカ150が、図9に示す様に略垂直に立設された収納状態と、プリンタ前方側に開いて記録用紙をスタック可能な使用状態(図示せず)とを切り換え可能に設けられている。
プリンタ100の上面中央には、電源ボタン、印刷設定ボタン等によって構成された操作部131と、印刷設定内容や現在の動作ステータス等を表示する表示部130が配置され、プリンタ本体の前部右側には、画像データ等が記憶された半導体メモリ媒体を装着可能なカードスロット(図示せず)を覆う開閉自在なカバー161が設けられている。即ち、プリンタ100は、外部のホスト・コンピュータと接続して印刷データを受信するのみならず、画像データを記憶した半導体メモリから直接画像データを読み込み、そして印刷用のデータを生成して自ら印刷実行可能に構成された所謂スタンドアロンプリンタである。
プリンタ100の外観を構成するハウジングは、複数の部材によって構成され、図9にはその中で上部パネル151と、ハウジング左153と、ハウジング右155と、サイドパネル右159と、が示されている。そして、ハウジング左153とハウジング右155とには、把持部137と、把持部137の両端からプリンタ本体に向かってL字状に延びる腕部141とを備えて構成された手提げ用ハンドル(以下「ハンドル」と略称する)135が、プリンタ本体を側視して回動自在に取り付けられていて、これによってプリンタ100を持ち運ぶ際にハンドル135を把持すれば、プリンタ100を容易に運搬することができるようになっている。
尚、プリンタ100のハウジング構造は、上下に分割された装置本体をハウジング左153とハウジング右155とでキャップするようになっており、従ってハンドル155によってプリンタ100を持ち運ぶ場合でも、装置本体が上下に分離する様なこともなく、運搬の際の安全性(即ちハウジングの機械的強度)が向上している。
続いて、プリンタ100の内部構成について説明する。プリンタ100には、記録用紙Pに記録を行う記録手段の主たる構成要素として、主走査方向(図10の紙面表裏方向)に往復可能にキャリッジガイド軸112によって軸支されたキャリッジ110が設けられている。そして、該キャリッジ110には記録用紙Pにインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド113が搭載されている。
記録ヘッド113の下方には、記録ヘッド113と対向して記録ヘッド113のヘッド面と記録用紙Pとの間のギャップを規定するプラテン128が設けられている。そしてキャリッジ110とプラテン128との間に記録用紙Pを主走査方向と直交する副走査方向(図10の左右方向)に所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド113を主走査方向に一往復させる間に記録ヘッド113から記録用紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録用紙Pに記録が行われる。
次に、記録用紙Pの搬送経路に従ってプリンタ100の構成を更に詳しく説明する。先ず最も搬送方向上流側に記録用紙Pを積重する支持部材としてのホッパ116が、給送装置101の基体を構成するフレーム105に揺動可能に設けられている。ホッパ116上の記録用紙Pは給送用ローラ114の回転軸117の回転に伴って、ホッパ116が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ114に向けて押し上げられる。
これら給送用ローラ114、ホッパ116等を含む給送装置101は、給送用ローラ114の回転に伴って最上位に位置する記録用紙Pから順番に、給送用ローラ114近傍に設けられる分離パッド107によって次位以降の記録用紙Pから分離しつつ、1枚ずつピックアップし、されて搬送方向下流に向かって給送する。
ここで、給送装置101は、図10の仮想線と実線との関係で示す様にホッパ116を含む、フレーム105を基体とする装置(ユニット)そのものが回動自在に設けられ、実線で示す使用状態では後方に張り出す様な傾斜姿勢となる。一方、仮想線で示す収納状態においては、記録用紙Pを挿入する為の開口165が塞がれて塵埃等の進入を防止可能となっている。そして当該収納状態では、給送装置101は後方に張り出さず、プリンタ100のコンパクト化及び外観の向上が図られる様になっている。
給送用ローラ114の下流には、記録用紙Pの通過を検出する被記録媒体検出手段(図示せず)が設けられており、その下流には搬送用駆動ローラ119aと搬送用従動ローラ119bとによって構成される搬送用ローラ119が設けられている。このうち搬送用従動ローラ119bは、搬送用従動ローラ用のローラホルダ118の下流側において軸支され、当該ローラホルダ118は、図示しない回転軸を中心に回動可能に設けられ、かつ図示しないねじりコイルばねによって搬送用従動ローラ119bが常に搬送用駆動ローラ119aに圧接したニップ状態になるように回動付勢されている。
搬送用ローラ119によって挟圧された状態で搬送される記録用紙Pは記録ヘッド113の下方の記録ポジション126に導かれ、上述のキャリッジ110及び搬送用ローラ119の動作によって記録用紙Pに所望の記録が実行される。記録ヘッド113とその下方において、これと対向して設けられるプラテン128とのギャップは高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素となっており、記録用紙Pの厚さの変化に応じて適宜調節されるようになっている。
記録ヘッド113の下流には排出用駆動ローラ120aと、排出用歯付きローラ120bとによって構成される排出用ローラ120が設けられ、この排出用ローラ120によって排出された記録用紙Pは更に下流に位置する排出用スタッカ150上に排出されるようになっている。尚、排出用歯付きローラ120bは、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、排出用歯付きローラ用の図示しないローラホルダによって自由回転可能に軸支されている。排出用歯付きローラ120bの上流には補助歯付きローラ122が設けられ、当該補助歯付きローラ122によって記録用紙Pのプラテン128からの浮き上がりが防止され、適切な記録品質が維持されるようになっている。
そして、上記のプリンタ100においては、カバー161、上部パネル151、ハウジング左153、ハウジング右155、サイドパネル右159、ハンドル135等を、上述した、液状体が封入された合成樹脂成形品PLと同様の構成とすることができる。
従って、本実施形態のプリンタ100においても、外観品質を確保しつつ耳障りな音の発生を抑制することが可能になるとともに、優れた耐火性を有するプリンタ100を提供することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、成形品本体PH内に封入する液状体として水Wを用いる構成としたが、これに限定されるものではなく、所定の溶質を溶解させた溶液やゲル状物質を封入する構成としてもよい。上記溶液としては、例えば溶質として塩を用いた塩水を用いることができる。塩水は塩分(濃度)に応じて氷点が下がるため、液状体の凍結防止効果も図ることができる。また、ゲル状物質としては、例えば寒天等を用いることができる。この場合も、塩水を含有する寒天等を用いることで、凍結防止効果を図ることが可能になる。
さらに、上記実施形態では、成形品本体PHをABS材、PS材、PC材、PP材等の非結晶性樹脂で構成されるものとして説明したが、これに限られるものではなく、PET樹脂、PP樹脂、PA樹脂、POM樹脂等の結晶性樹脂または結晶性樹脂のアロイ品を用いる構成としてもよい。このような結晶性樹脂または結晶性樹脂のアロイ品は、液状体の揮発を防止(抑制)するガスバリア性を有しているため、上述した吸音性、耐火性等を維持することが可能になる。この構成では、結晶性樹脂にガラス繊維等のフレーク材を強化剤として添加してもよい。ガラス繊維は難燃性も有しているため、合成樹脂成形品PLの強度向上及び難燃性(耐火性)の向上を図ることができる。
また、上記実施形態では、成形品本体PHの成形時に水Wを封入・封止する手順としたが、これに限定されるものではなく、例えばガスインジェクション成形を用いて、空洞を有する成形品本体PHを成形した後に、当該空洞に水等の上記液状体を注入し、さらにこの注入部を上述した溶着で封止することにより、内部に液状体が封入された合成樹脂成形品PLを形成する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、主に外装ケース(筺体)等、外部に露出する部材について本発明を適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば第1実施形態における搬送駆動ローラ21、搬送従動ローラ22に設けられる歯車(図3では駆動ローラ21に設けられた歯車Gのみ図示)、及び駆動プーリ331、従動プーリ332等、モータ(図示せず)の駆動力を伝達する機能を有する合成樹脂成形品や、第2実施形態のプリンタ100における給送用ローラ114の回転軸117、搬送用駆動ローラ119aと搬送用従動ローラ119b、排出用駆動ローラ120a、排出用歯付きローラ120b、補助歯付きローラ122等に回転駆動を伝達するための歯車(ピニオン)等に、上述した合成樹脂成形品PLと同様に、成形品本体内に液状体が封入された構成とすることができる。
また、上記実施形態では、本発明に係る合成樹脂成形品がプリンタ等の記録装置に配されるものとして説明したが、これ以外にも、種々の電子機器に適用することができる。例えば、液晶プロジェクタ、マルチメディア対応のパーソナルコンピュータ(PC)及びエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、ページャ、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、タッチパネルを備えた装置などの電子機器に適用することが可能である。
特に、本発明を適用した場合には、吸音性及び耐火性に優れた電子機器を提供できることから、プロジェクタにおける発熱光源体付近の合成樹脂成形品や、レーザプリンタにおける感光体付近の合成樹脂成形品に好適に適用することができる。
インクジェット式記録装置の斜視図である。 スキャナユニットを外したインクジェット式記録装置の斜視図である。 スキャナユニットを外したインクジェット式記録装置の斜視図である。 インクジェット式記録装置の要部側面図である。 合成樹脂成形品の部分断面図である。 合成樹脂成形品の製造手順を示す図である。 合成樹脂成形品の製造手順を示す図である。 合成樹脂成形品の製造手順を示す図である。 第2実施形態に係るプリンタの外観斜視図である。 プリンタの用紙搬送経路の側断面図である。
符号の説明
G…合成樹脂材、 GP…ゲートカットピン(ピン部材)、 L…液状体、 PL…合成樹脂成形品、 PH…成形品本体、 SG…サイドゲート部(注入部)、 W…液状体(水)、 1…インクジェット式記録装置(液体噴射装置、液滴吐出装置)、 100…プリンタ(液体噴射装置、液滴吐出装置、電子機器)

Claims (14)

  1. 合成樹脂材で形成された成形品本体と、
    前記成形品本体の内部に封入され前記合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有する液状体とを有することを特徴とする合成樹脂成形品。
  2. 請求項1記載の合成樹脂成形品において、
    前記合成樹脂材は、気化した前記液状体に対するガスバリア性を有することを特徴とする合成樹脂成形品。
  3. 請求項2記載の合成樹脂成形品において、
    前記合成樹脂材は、結晶性樹脂に強化剤が添加されてなることを特徴とする合成樹脂成形品。
  4. 請求項3記載の合成樹脂成形品において、
    前記強化剤は、難燃性を有することを特徴とする合成樹脂成形品。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品において、
    前記液状体は、所定の溶質を溶解させた溶液またはゲル状物質のいずれかであることを特徴とする合成樹脂成形品。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品を備えることを特徴とする電子機器。
  7. 溶融した合成樹脂材を金型内に充填する充填工程と、
    前記合成樹脂材が充填されて未硬化状態にある金型内に前記合成樹脂材の引火温度よりも低い温度の沸点を有する液状体を注入する注入工程と、
    前記液状体の注入部を封止する封止工程とを有することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  8. 請求項7記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記封止工程は、硬化して前記金型から取り出した前記合成樹脂材の一部を溶解して記注入部を封止することを特徴とする合成樹脂成形品。
  9. 請求項7記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記注入部に臨ませて、前記金型内を前記注入部を横切って移動するピン部材を設け、
    前記封止工程では、前記ピン部材を未硬化状態の前記合成樹脂材とともに移動させて、前記合成樹脂材により前記注入部を封止することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  10. 請求項9記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    移動させた前記ピン部材により、前記注入部における未硬化状態の前記合成樹脂材を分断することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  11. 請求項7から10のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記合成樹脂材は、気化した前記液状体に対するガスバリア性を有することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  12. 請求項11記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記合成樹脂材は、結晶性樹脂に強化剤が添加されてなることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  13. 請求項12記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記強化剤は、難燃性を有することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  14. 請求項7から13のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の製造方法において、
    前記液状体は、所定の溶質を溶解させた溶液またはゲル状物質のいずれかであることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
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WO2010024345A1 (ja) 2008-08-29 2010-03-04 株式会社ウイズシステムズ 滅菌ガス発生装置、その滅菌ガス発生装置に適用される触媒カートリッジ、並びに滅菌処理装置

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