JP2008220917A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化されても所望の湾曲性能が維持される内視鏡を提供すること。
【解決手段】挿入部2の先端側に湾曲部3が配され、エア(流体)が流入されることにより湾曲部3を湾曲操作する軸力を生成する駆動部5を備えた内視鏡1であって、駆動部5が、長手方向に略一定の長さとされた非弾性の繊維部材が複数埋設され、内側にエアが流入されて膨張するチューブ部材26と、チューブ部材26の一部の膨張を抑える規制部27と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、内視鏡の湾曲操作に関する。
内視鏡の湾曲部を湾曲させる機構として、流体圧駆動アクチュエータが種々知られている。例えば、特許文献1に記載の流体圧駆動アクチュエータは、主にゴムチューブの外側に金属細線等が編みこまれた編状管が被覆されてなるマッキンベン型人工筋を備えている。この人工筋は、流体が流入されてゴムチューブが膨張する際に編状管が径方向に押し広げられることにより、軸方向に収縮力を生じさせることができる。前記流体圧駆動アクチュエータは、この収縮力を利用して湾曲ワイヤを牽引し、内視鏡の湾曲部を湾曲させている。
特開平6−319689号公報
しかしながら、上記従来の内視鏡では、挿入部の外径を小さくする場合には、人工筋の外径も小さくしなければならない。その際、それに合わせて人工筋の収縮力も小さくなってしまい、湾曲ワイヤを牽引するのに十分な収縮力を生成することが困難になる。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、小型化されても所望の湾曲性能を得ることができる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡は、挿入部の先端側に湾曲部が配され、流体が流入されることにより前記湾曲部を湾曲操作する軸力を生成する駆動部を備えた内視鏡であって、前記駆動部が、長手方向に略一定の長さとされた非弾性の繊維部材が複数埋設され、内側に前記流体が流入されて膨張するチューブ部材と、該チューブ部材の一部の膨張を抑える規制部と、を備えていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材に伸縮しない繊維部材が埋設されているので、流体が流入してもチューブ部材が長手方向に伸びてしまうのが好適に抑えられ、径方向外方のみに膨張させることができる。ここで、チューブ部材が径方向に膨張して長手方向の長さが短くなる際に収縮力が発生するので、この収縮力を湾曲部の湾曲操作の軸力として使用することができる。ここで、規制部が配されているので、所望の収縮力が得られても径方向に極端に膨張し、さらにはチューブ部材が破裂してしまうのを好適に抑えることができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記チューブ部材を長手方向に移動可能に、かつ、径方向に膨張可能に収納するシースを備えていることを特徴とする。
この発明は、駆動部のチューブ部材とその周囲に配された他の部材との干渉を抑えて、チューブ部材をより好適に進退移動させたり、径方向外方に膨張させたりすることができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記規制部が前記シースに設けられていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材が径方向外方に膨張した際、規制部に当接することにより、当接した部位におけるチューブ部材の膨張を抑えることができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記規制部が、前記チューブ部材の長手方向に複数配されていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材に流体を流入させた際、規制部が配された位置が節となってチューブ部材の極端な膨張を抑えながら、規制部間でチューブ部材を径方向外方に膨張させて、チューブ部材を長手方向に収縮させることができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記規制部が短管状とされ、周縁部が径方向に湾曲可能に形成されて前記チューブ部材に嵌合されていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材が膨張したときには、チューブ部材に合わせて両端の周縁部が拡開するように規制部が湾曲するので、規制部の周縁部にチューブ部材が当接して押圧されても、チューブ部材が規制部によって破断されるのを好適に抑えることができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記規制部が、前記チューブ部材に螺旋状に巻回されてなることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材に規制部を装着する際に容易に行うことができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記駆動部が、前記規制部を介して長手方向に着脱自在に連結された複数の駆動部ユニットを備えていることを特徴とする。
この発明は、駆動部ユニットを連結することにより駆動部を組み立てることができ、組立性を向上させることができる。また、連結される駆動部ユニットの数に応じて、湾曲部の湾曲操作に必要な軸力を調整することができる。
また、本発明に係る内視鏡は、前記内視鏡であって、前記駆動部が、前記チューブ部材を挿通する軸部材を備えていることを特徴とする。
この発明は、軸部材がチューブ部材に挿通されているので、チューブ部材の長手方向に対して横方向から力を受けても、チューブ部材の折れ曲がりを好適に抑えることができる。
本発明によれば、小型化されても所望の湾曲性能を得ることができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
本実施形態に係る内視鏡1は、図1及び図2に示すように、挿入部2の先端側に湾曲部3が配され、エア(流体)が流入されることにより湾曲部3を湾曲操作する軸力を生成する駆動部5と、挿入部2が巻回される収納部6及びモニタ7が配された装置本体8と、を備えている。
挿入部2の先端には、観察光学系10や照明光学系11が設けられた先端部12が配されている。湾曲部3は、先端部12の基端に接続されている。挿入部2の基端には、装置本体8と着脱自在に接続される第一コネクタ13が配されている。
湾曲部3は、図3に示すように、先端湾曲コマ15A及び複数の湾曲コマ15Bが枢支軸部材16を介して中心軸線C方向に連接されている。湾曲コマ15Bには、湾曲部3を例えば図3の上下方向に湾曲させる第一湾曲ワイヤ17及び第二湾曲ワイヤ18が、湾曲部3の上下に分かれて挿通されている。湾曲部3の基端は、接続部を介して挿入部2の外側シース21に接続されている。
湾曲部3と駆動部5との間には、第一シース22が配されており、第一湾曲ワイヤ17及び第二湾曲ワイヤ18は、第一シース22内にそれぞれ弛んだ状態で進退自在に挿通されている。ここで、第一湾曲ワイヤ17及び第二湾曲ワイヤ18の弛み量は、後述する第一駆動部5A又は第二駆動部5Bによる駆動量2Lの略1/2のLに設定されている。
第一湾曲ワイヤ17又は第二湾曲ワイヤ18の先端は、先端湾曲コマ15Aに接続されている。第一湾曲ワイヤ17又は第二湾曲ワイヤ18の基端には、駆動部5と接続されるための管状のワイヤカシメ材23がカシメられている。
駆動部5は、湾曲部3よりも基端側の外側シース21内に配され、第一湾曲ワイヤ17を進退移動させる第一駆動部5A、及び第二湾曲ワイヤ18を進退移動させる第二駆動部5Bを備えている。ここで、第一駆動部5A及び第二駆動部5Bは同一の構成なので、以下、第一駆動部5Aについて代表して説明する。
第一駆動部5Aは、図3から図5に示すように、長手方向C1に略一定の長さが維持された、例えば、非弾性のアラミド繊維のKEVLAR(Dupont社登録商標)、ガラス繊維等の繊維部材25が複数埋設され、内側に空気が流入されて径方向外方に膨張するチューブ部材26と、チューブ部材26の一部の径方向への膨張を抑える規制部27と、チューブ部材26を長手方向C1(C2)に移動可能に、かつ、径方向に膨張可能に収納する第二シース(シース)28と、を備えている。
チューブ部材26は、例えば、シリコーンゴムで構成された母材の外周面に繊維部材25が接着され、又は、予めゴム部材に繊維部材25が埋め込まれた状態で押し出し成形されている。ここで、通常のゴムチューブであれば、両端が封止された状態で内部にエアが流入された場合、長手方向にも径方向にも膨張する。しかし、本実施形態に係るチューブ部材26は、繊維部材25が長手方向に伸縮しないので、長手方向には収縮し、かつ、径方向にのみ膨張する。
規制部27は、樹脂製で短管状とされ、両端の周縁部が径方向に湾曲可能に形成されている。この規制部27は、チューブ部材26に嵌合されて、チューブ部材26の長手方向C1(C2)に所定の間隔に離間して複数配されている。なお、規制部27は柔軟な金属製でも構わない。また、予め中央部が径方向内方に凹んで鼓状に形成されたものでもよい。
チューブ部材26の先端には、基端側の外周面に凸部30Aが形成された筒状のワイヤ固定口金30が嵌合されている。このワイヤ固定口金30は、チューブ部材26に挿入され、チューブ部材26の外周面に巻回された接着縛り糸31によって緊縛されている。ワイヤ固定口金30の内部には、第一湾曲ワイヤ17とともにワイヤカシメ材23が挿通され、両端部からはんだ又は接着剤Eが封入されている。
チューブ部材26の外側には筒状の先端側外カバー32が嵌合されている。先端側外カバー32の先端には、径方向内方に突出した鍔部32Aが設けられている。この鍔部32Aは、ワイヤ固定口金30が先端側外カバー32から先端側に突出しないように規制している。
チューブ部材26の基端には、基端側の外周面に凸部33Aが形成された筒状のエア供給口金33が嵌合されている。このエア供給口金33は、チューブ部材26に挿入され、チューブ部材26の外周面に巻回された接着縛り糸31によって緊縛されている。さらにチューブ部材26の外側には筒状の基端側外カバー35が嵌合されている。
基端側外カバー35の基端には、径方向内方に突出した鍔部35Aが設けられている。この鍔部35Aは、エア供給口金33が先端側外カバー32から基端側に突出しないように規制している。
第二シース28の先端には、第一シース22の基端を接続固定するためのシース連結部36が嵌合されている。第二シース28の基端には、エア供給口金33を接続固定するための口金固定部37が嵌合されている。
装置本体8には、挿入部2を巻回して収納するための収納部6が設けられている。収納部6の表面には、挿入部2の第一コネクタ13が接続される第二コネクタ38が配されている。装置本体8の第二コネクタ38には、駆動部5を駆動するための図示しないエア供給源が接続されている。第一コネクタ13及び第二コネクタ38が互いに接続されることによって、照明光学系11用の電源や駆動部5を駆動するためのエアが挿入部2に供給される。なお、電源としてバッテリが第一コネクタ13に配されていたとしても構わない。
次に、本実施形態に係る内視鏡1の作用について、湾曲部3を湾曲操作する場合を中心に説明する。
最初に、挿入部2を装置本体8の収納部6から引き出して、第一コネクタ13及び第二コネクタ38を接続する。そして、挿入部2を検査対象物に挿入する。
ここで、図6に示すように、図6における上側に湾曲部3を湾曲させる場合について説明する。
まず、図示しないエア供給源から第一駆動部5Aのエア供給口金33にエアを供給する。このとき、チューブ部材26の先端がはんだ又は接着剤Eによって封止されているので、エア供給口金33からチューブ部材26に流入したエアによって、チューブ部材26が膨張しようとする。
この際、チューブ部材26に埋設された繊維部材25により、長手方向C1への伸長が規制される。一方、規制部27が配された部分では径方向の膨張も規制される。そのためチューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、各規制部27間が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、長手方向C1に収縮を始める。規制部27は、図7に示すように、チューブ部材26の径方向外方への膨張にともない、湾曲してチューブ部材26の表面に沿うように両端側が拡径する。
このとき、チューブ部材26と接続された第一湾曲ワイヤ17が長手方向C1に沿って基端側に移動する。ここで、第一湾曲ワイヤ17の弛み量が、第一駆動部5Aの駆動量2Lに対して略1/2の長さLに設定されているので、チューブ部材26が長手方向C1に収縮しても、第一湾曲ワイヤ17の弛みがなくなるまでは、第一湾曲ワイヤ17に軸力が生じず、湾曲動作が開始されない。弛みがなくなった時点からは第一湾曲ワイヤ17に軸力が発生し、枢支軸部材16を中心に時計回りの回転トルクが先端湾曲コマ15Aに発生して、第一湾曲ワイヤ17がチューブ部材26によって所定の距離Lだけ基端側に牽引される。一方、第二駆動部5Bは軸力を生じない。そのため、第二湾曲ワイヤ18は、逆に先端湾曲コマ15Aによって先端側に牽引されてやがて弛みが解消されていく。こうして、各湾曲コマ15Bが枢支軸部材16回りに回転して湾曲部3が上側に湾曲する。
湾曲部3を再び直線状に戻す際には、第一駆動部5Aからエアを排出する。これにより、チューブ部材26が再び元の状態に戻り、第一湾曲ワイヤ17に作用した軸力が消滅して湾曲コマ15Bの回転トルクも消滅する。その結果、第一湾曲ワイヤ17及び第二湾曲ワイヤ18が再び第一シース22内で弛んだ状態となり、湾曲部3が直線状になる。
次に、図6における下側に湾曲部3を湾曲させる場合には、上述の内容において、第一駆動部5Aを第二駆動部5Bに置き換え、第一湾曲ワイヤ17と第二湾曲ワイヤ18とを入れ換えた操作を行う。これによって、同様の作用により湾曲部3が湾曲する。
この内視鏡1によれば、チューブ部材26に伸縮しない繊維部材25が埋設されているので、エアが流入してもチューブ部材26が長手方向に伸びてしまうのが好適に抑えられ、径方向外方のみに膨張させることができる。ここで、チューブ部材26が径方向に膨張して長手方向の長さが短くなる際に収縮力が発生するので、湾曲部3を湾曲操作する軸力としてチューブ部材26の収縮力を使用することができる。
このとき、規制部27が配された位置が節となってチューブ部材26の径方向外方への極端な膨張が抑えられる一方、各規制部27間でチューブ部材を径方向外方に膨張させることができる。従って、各規制部27間における膨張径が小さくても、全体として十分な収縮力を得ることができ、挿入部2全体が小型化されても所望の湾曲性能を得ることができる。また、規制部27によって、チューブ部材26が径方向に極端に膨張して破裂してしまうのが好適に抑えられる。
また、チューブ部材26が第二シース28内に配されているので、駆動部5のチューブ部材26とその周囲に配された他の部材との干渉を抑えて、チューブ部材26をより好適に進退移動させたり、径方向外方に膨張させたりすることができる。そして、図8に示すように、第二シース28は、第一シース22により先端側は固定されているのに対し、基端側は自由端となっている。従って、駆動部5を含む挿入部2が湾曲しても、その形状に応じて第二シース28の形状を変えることができ、その形状に沿ってチューブ部材26を摺動させて効率よく膨縮させることができる。
さらに、チューブ部材26が膨張したときには、規制部27の両端の周縁部が拡開するように湾曲するので、規制部27の周縁部にチューブ部材26が当接して押圧されても、チューブ部材26が規制部27によって破断されるのを好適に抑えることができる。
また、チューブ部材26は、規制部27によって膨張が長手方向C1(C2)に繰り返された状態となっているので、各膨張した箇所だけが第二シース28の内面に接触している。つまり、チューブ部材26は、膨張時に第二シース28の内面に点接触している。よって、膨張時において、チューブ部材26と第二シース28との摩擦抵抗を極力小さくすることができる。従って、チューブ部材26が第二シース28に接触した後であっても、収縮動作を滑らかに行わせることができ、湾曲性能を向上することができる。
なお、図9に示すように、チューブ部材26に規制部27の一部を互いに連結する細長の接続部材40が同一直線上に配された駆動部41でも構わない。この場合、接続部材40が細長なので、チューブ部材26の径方向外方への膨張を邪魔することなく、規制部27同士が離間しないようにすることができる。また、規制部27をチューブ部材26に装着する際にも、規制部27同士が離間してしまうのが接続部材40によって抑えられるので、組立性を向上することができる。
また、図10に示すように、駆動部42の規制部43が、チューブ部材26に螺旋状に巻回されてなるものであっても構わない。即ち、規制部43は、素線43aが粗巻きされたコイル部材となっている。
この場合、チューブ部材26は、素線43a間の隙間部分で径方向外方に膨張するので、上述したのと同様の収縮力を発生させることができる。また、チューブ部材26に規制部43を装着する際に、相対回転させながら装着することができ、駆動部42を容易に組み立てることができる。
次に、第2の実施形態について図11を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡45の駆動部46の規制部27が、チューブ部材26に直接配される代わりに、チューブ部材26を覆うように設けられた編状管48に配されているとした点である。
編状管48は、チューブ部材26の径方向外方への膨張に追従して変形可能に金属製の細線48aが管状に編み込まれて構成されている。編状管48の両端部は、接着縛り糸31によってチューブ部材26に緊縛されている。その他の構成は、第1の実施形態と同様なものとなっている。なお、編状管の素線は樹脂でも構わない。
次に、本実施形態に係る内視鏡45の作用について、第1の実施形態と同様に説明する。
挿入部を検査対象物に挿入して図示しない湾曲部を湾曲させる場合、エア供給口金33にエアを供給する。このとき、エア供給口金33からチューブ部材26に流入したエアによって、チューブ部材26が膨張しようとする。
この際、チューブ部材26に埋設された図示しない繊維部材により、長手方向への膨張が規制される。そして、チューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、各規制部27間が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、長手方向に所定の距離で収縮する。この際、編状管48もチューブ部材26と同様に変形する。
こうして、上述したように図示しない第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが基端側に牽引されて湾曲部が湾曲する。
湾曲部を再び直線状に戻す際には、チューブ部材26からエアを排出する。これにより、チューブ部材26が再び元の状態に戻り、第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤに作用した軸力が消滅して湾曲部が直線状になる。
この内視鏡45によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。特に、編状管48が配されているので、チューブ部材26と規制部27とが直接接触するのを抑えて、チューブ部材26を好適に保護することができる。また、規制部が金属製の場合、規制部と金属製の編状管48とをはんだ付け又は溶接して一体にすることができる。
次に、第3の実施形態について図12から図14を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡50の駆動部51が、複数の駆動部ユニット52が着脱自在に連結されてなるとした点である。
駆動部ユニット52は、第1の実施形態に係るチューブ部材26と同様の構成を有するチューブ部材片53を備えている。
規制部55は、管状に形成され表面の一部におねじ部56aが形成されてチューブ部材片53の第一端に接着縛り糸31によって緊縛された第一口金56と、チューブ部材片53の第二端に接着縛り糸31によって緊縛された第二口金57とを備えている。そして、各駆動部ユニット52は、第一口金56と第二口金57とが螺合されて連結される。
第二口金57は、チューブ部材片53の内径と略同一の外径とされた第一嵌合部57Aと、第一口金56のおねじ部56aと螺合可能なめねじ部57aが形成され、かつ、外径がチューブ部材片53の外径以下の大きさとされた第二嵌合部57Bとを備えている。第二嵌合部57Bには、第一口金56と第二口金57とが嵌合された際、気密性を維持するためのOリング57Cが配されている。第二口金57は、第一嵌合部57Aにてチューブ部材片53と嵌合されている。
そして、最も先端側に配された駆動部ユニット52の第一口金56が、第1の実施形態に係るワイヤ固定口金30として機能し、最も基端側に配された駆動部ユニット52の第二口金57が、第1の実施形態に係るエア供給口金33として機能する。即ち、図示しない第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが、第一口金56に接続される。
次に、本実施形態に係る内視鏡50の作用について説明する。
まず、一の駆動部ユニット52の第一口金56のおねじ部56aと、別の駆動部ユニット52の第二口金57のめねじ部57aとを螺合する。そして、所定の数の駆動部ユニット52を連結して駆動部51とする。
図示しない湾曲部を湾曲させる場合、駆動部51の基端の第二口金57にエアを供給する。このとき、第二口金57から駆動部51に流入したエアによって、各チューブ部材片53が膨張しようとする。
この際、チューブ部材片53は、埋設された図示しない繊維部材により、長手方向への膨張が規制される一方、径方向外方に膨張する。これにより、駆動部51が全体として長手方向に所定の距離で収縮する。
こうして、上述したように第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが基端側に牽引されて、図示しない湾曲部が湾曲する。
湾曲部を再び直線状に戻す際には、駆動部51からエアを排出する。これにより、各チューブ部材片53が再び元の状態に戻り、第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤに作用した軸力が消滅して湾曲部が直線状になる。
この内視鏡50によれば、駆動部ユニット52を長手方向に複数連結することにより駆動部51を組み立てることができ、組立性を向上させることができる。また、連結される駆動部ユニット52の数に応じて、湾曲部の湾曲操作に必要な軸力を調整することができる。さらに、不具合によりチューブ部材片53が破裂しても、破裂したチューブ部材片53を有する駆動部ユニット52を交換することにより、駆動部51を容易に修正することができる。
次に、第4の実施形態について図15及び図16を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡60の駆動部61が、第1の実施形態に係るワイヤ固定口金30とエア供給口金33とが一体に連通されてなる内側チューブ部材(軸部材)62を備えているとした点である。
内側チューブ部材62は、チューブ部材26よりも長手方向に長く、チューブ部材26を挿通して嵌合可能な大きさに形成されている。内側チューブ部材62の側面には、内側チューブ部材62の内側と外側とを連通するスリット63が複数設けられている。スリット63は、内側チューブ部材62の長手方向に所定の長さとされている。そして、複数のスリット63が周方向に設けられたスリット帯65が、内側チューブ部材62の先端側から基端側に向かって所定の間隔に離間して複数設けられている。即ち、スリット帯65間にはスリット63のない環状部66が形成されている。
チューブ部材26に内側チューブ部材62を挿入して嵌合した後、この実施形態では、接着縛り糸31が規制部として、チューブ部材26を緊縛している。この接着縛り糸31は、内側チューブ部材62の環状部66を緊縛するようにして配されている。
そして、チューブ部材26から先端側に突出した内側チューブ部材62の先端側が、第1の実施形態に係るワイヤ固定口金30として機能し、チューブ部材26から基端側に突出した内側チューブ部材62の基端側が、第1の実施形態に係るエア供給口金33として機能する。そして、図示しない第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが、内側チューブ部材62の先端側に接続される。
次に、本実施形態に係る内視鏡60の作用について説明する。
まず、本実施形態に係るチューブ部材26を用いて駆動部61を組み立てる。
図示しない湾曲部を湾曲させる場合には、内側チューブ部材62の基端側にエアを供給する。このとき、内側チューブ部材62に流入したエアは、各スリット63からチューブ部材26内に導入され、チューブ部材26が膨張しようとする。
この際、チューブ部材26に埋設された図示しない繊維部材により、長手方向への膨張が規制される。そして、チューブ部材26は、接着縛り糸31により緊縛された部分を節として、径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、長手方向に所定の距離で収縮する。
こうして、上述したように第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが基端側に牽引されて、図示しない湾曲部が上側に湾曲する。
湾曲部を再び直線状に戻す際には、チューブ部材26からエアを排出する。これにより、チューブ部材26が再び元の状態に戻り、第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤに作用した軸力が消滅して湾曲部が直線状になる。
この内視鏡60によれば、内側チューブ部材62がチューブ部材26を貫通するようにして設けられているので、チューブ部材26の長手方向に対して直交する方向からチューブ部材26に力が作用しても、チューブ部材26が折れ曲がって破断するのを好適に規制することができる。また、部品点数を削減して組立性を向上することができる。
次に、第5の実施形態について図17及び図18を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第5の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡70の駆動部71の第二シース72の側面に、蛇腹部(規制部)73が設けられているとした点である。
蛇腹部73の長さは、チューブ部材26の長さと略同一となっている。また、蛇腹部73の最小内径は、チューブ部材26の外径以下の大きさとなっている。
この内視鏡70の作用について説明する。
図示しない湾曲部を湾曲させる場合には、第1の実施形態と同様にエア供給口金33を介してチューブ部材26にエアを供給する。このとき、チューブ部材26が膨張しようとする。
この際、チューブ部材26に埋設された図示しない繊維部材により、長手方向への膨張が規制される一方、径方向外方に膨張しようとする。この際、第二シース72の蛇腹部73に当接した部分は膨張が規制される。そのため、チューブ部材26は蛇腹部73に沿うように変形し、かつ、長手方向に所定の距離で収縮する。
こうして、上述したように図示しない第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤが基端側に牽引されて、図示しない湾曲部が湾曲する。
湾曲部を再び直線状に戻す際には、チューブ部材26からエアを排出する。これにより、チューブ部材26が再び元の状態に戻り、第一湾曲ワイヤ又は第二湾曲ワイヤに作用した軸力が消滅して湾曲部が直線状になる。
この内視鏡70によれば、チューブ部材26が径方向外方に膨張した際にチューブ部材26が蛇腹部73に当接することにより、チューブ部材26の一部の部分の膨張を抑えることができる。従って、第1の実施形態と同様に、軸力を発生させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、第一湾曲ワイヤ17又は第二湾曲ワイヤ18が弛みのある状態で第一シース22内に挿通されているとしているが、これに限らず、弛みのない状態で挿通されていても構わない。
即ち、図19に示すように、内視鏡80の駆動部81におけるチューブ部材26の先端には、基端が有底とされて基端側の外周面に凸部82Aが形成された筒状のワイヤ固定口金82が嵌合されている。このワイヤ固定口金82は、チューブ部材26の先端に挿入され、チューブ部材26の外周面に巻回された接着縛り糸31によって緊縛されている。さらにチューブ部材26の外側には筒状の先端側外カバー32が嵌合されている。
ワイヤ固定口金82の内部には、第一湾曲ワイヤ83又は第二湾曲ワイヤ85にカシメられたワイヤカシメ材23が長手方向に移動自在に挿通されている。ワイヤ固定口金82の先端開口には、ワイヤカシメ材23が中から排出されないように飛び出しを規制するとともに、第一湾曲ワイヤ83又は第二湾曲ワイヤ85が摺動可能なストッパ86が封入されている。第一湾曲ワイヤ83及び第二湾曲ワイヤ85、ワイヤ固定口金82の長さ及び配設位置は、チューブ部材26が変形せずに湾曲部3が直線状に延びているときに、ワイヤカシメ材23がワイヤ固定口金82の底部82Bに当接されるようにそれぞれ調整されている。ここで、ワイヤカシメ材23のワイヤ固定口金82の内部における長手方向の移動可能長さは、第一駆動部81A又は第二駆動部81Bによる駆動量2Lの略1/2の長さLに設定されている。なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
図19における上側にこの内視鏡80の湾曲部3を湾曲させる場合、まず、図示しないエア供給源から第一駆動部81Aのエア供給口金33にエアを供給する。このとき、図20に示すように、チューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、規制部27間が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、長手方向C1に収縮を始める。この際、第一湾曲ワイヤ83と第二シース28との相対位置は変わらないので、ワイヤカシメ材23がワイヤ固定口金82内を相対的にストッパ86の位置まで移動して当接する。
さらにチューブ部材26が収縮することにより、ストッパ86及びワイヤカシメ材23を介してチューブ部材26と接続された第一湾曲ワイヤ83には長手方向C1の軸力が発生して基端側に牽引される。その結果、枢支軸部材16を中心に時計回りの回転トルクが先端湾曲コマ15Aに発生する。
一方、第二駆動部81Bは軸力を生じない。そのため、第二湾曲ワイヤ85は、先端湾曲コマ15Aに牽引されて、ワイヤカシメ材23がストッパ86に当接するまで先端側に移動する。この間、各湾曲コマ15Bが枢支軸部材16回りに回転する。
こうして、湾曲部3を上側に湾曲させることができる。
湾曲部3を再び直線状に戻す際には、第一駆動部81Aからエアを排出する。これにより、チューブ部材26が再び元の状態に戻り、ワイヤカシメ材23がストッパ86から離間して第一湾曲ワイヤ83に作用した軸力が消滅し、湾曲コマ15Bの回転トルクも消滅する。その結果、湾曲部3が直線状になる。
また、図21に示すように、内視鏡90の駆動部91のエア供給口金92が口金固定部93に進退自在に挿通され、口金固定部93に当接可能なストッパ95がエア供給口金92の基端側に設けられたものでも構わない。このストッパ95の長手方向の移動可能長さは、第一駆動部91A又は第二駆動部91Bによる駆動量2Lの略1/2の長さLに設定されている。なお、その他の構成は第1の実施形態と同様である。
図21における上側にこの内視鏡90の湾曲部3を湾曲させる場合、まず、図示しないエア供給源から第一駆動部91Aのエア供給口金92にエアを供給する。このとき、図22に示すように、チューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、規制部27間が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、ストッパ95と口金固定部93とが当接するまで長手方向C1に所定の距離で収縮を始める。
さらにチューブ部材26が収縮することにより、チューブ部材26と接続された第一湾曲ワイヤ83には長手方向C1の軸力が発生して基端側に牽引される。その結果、枢支軸部材16を中心に時計回りの回転トルクが先端湾曲コマ15Aに発生する。
一方、第二駆動部91Bは軸力を生じない。そのため、第二湾曲ワイヤ85は、先端湾曲コマ15Aに牽引されて、ストッパ95が口金固定部93に当接するまで先端側に移動する。この間、各湾曲コマ15Bが枢支軸部材16回りに回転して湾曲部3が上側に湾曲する。
さらに、図23に示すように、内視鏡100の第一シース101が、駆動部102の第二シース28に配されたシース連結部103に進退自在に挿通され、チューブ部材26の長手方向の移動に伴い一緒に移動するように配されていても構わない。第一シース101の基端には、シース連結部103に当接可能に径方向外方に突出した第一ストッパ105が設けられ、第一シース101の基端から先端に向かって所定の距離に離間した位置には、シース連結部103に当接可能に径方向外方に突出した第二ストッパ106が設けられている。第一ストッパ105及び第二ストッパ106の距離は、図示しない湾曲部の湾曲にともなう第一湾曲ワイヤ83の移動距離よりも大きくなっている。なお、その他の構成は第1の実施形態と同様である。
この内視鏡100の図示しない湾曲部を湾曲させる場合、まず、図示しないエア供給源から第一駆動部102Aのエア供給口金33にエアを供給する。このとき、チューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、規制部27間の部分が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、第二ストッパ106とシース連結部103とが当接する位置まで長手方向C1に所定の距離で収縮する。
さらにチューブ部材26が収縮することにより、チューブ部材26と接続された第一湾曲ワイヤ83には長手方向C1の軸力が発生して基端側に牽引される。
一方、図示しない第二駆動部は軸力を生じない。そのため、図示しない第二湾曲ワイヤは、図示しない先端湾曲コマに牽引されて、第一ストッパ105とシース連結部103とが当接する位置まで先端側に移動する。この間、図示しない各湾曲コマが図示しない枢支軸部材回りに回転して湾曲部が湾曲する。
また、図24に示すように、内視鏡110の第一湾曲ワイヤ111及び第二湾曲ワイヤ112の基端が、チューブ部材26内にさらに伸びてエア供給口金33に接続された駆動部113でも構わない。
即ち、第一湾曲ワイヤ111及び第二湾曲ワイヤ112は、チューブ部材26内で所定の弛みを生じた状態で、ワイヤ固定口金30及びエア供給口金33にそれぞれはんだ付け又は接着されている。
この内視鏡110の湾曲部を図24における上側に湾曲させる場合、まず、図示しないエア供給源から第一駆動部113Aのエア供給口金33にエアを供給する。このとき、チューブ部材26は、規制部27が配された部分を節として、規制部27間の部分が径方向外方に膨張する。これにより、チューブ部材26は、長手方向C1に所定の距離で収縮する。
これにより、チューブ部材26と接続された第一湾曲ワイヤ111には長手方向C1の軸力が発生して基端側に牽引される。その結果、枢支軸部材16を中心に時計回りの回転トルクが先端湾曲コマ15Aに発生する。ここで、ワイヤ固定口金30とエア供給口金33との距離が縮まるので、チューブ部材26内で第一湾曲ワイヤ111がますます弛む。
一方、第二駆動部113Bは軸力を生じない。そのため、第二湾曲ワイヤ112は、先端湾曲コマ15Aに牽引されて、チューブ部材26内で第二湾曲ワイヤ112が伸ばされながら先端側に移動する。この間、各湾曲コマ15Bが枢支軸部材16回りに回転して湾曲部3が上側に湾曲する。
ここで、第一湾曲ワイヤ111及び第二湾曲ワイヤ112が、チューブ部材26内を貫通してエア供給口金33と接続されているので、第4の実施形態と同様に、チューブ部材26の長手方向に対して直交する方向からの力が作用しても、チューブ部材26が折れ曲がって破断するのを好適に規制することができる。
また、図25に示すように、第二シース115の側面の長手方向にスリット116が設けられた駆動部117を有する内視鏡118としてもよい。第二シース115の先端側側面には、スリット116と連通される切り欠き部120が、側面の長手方向に所定の長さで形成されている。
スリット116の幅は、第一湾曲ワイヤ111(若しくは図示しない第二湾曲ワイヤ)の外径よりも幅広とされ、かつ、チューブ部材26の外径よりも幅狭となっている。なお、スリット116の幅は、当初はチューブ部材26の外径よりも幅広とされ、チューブ部材26を第二シース115内に収納した後でチューブ部材26の外径よりも幅狭に変形されてもよい。
切り欠き部120の大きさは、ワイヤ固定口金30の外径よりも大きく形成されていることが好ましい。
この場合、第一湾曲ワイヤ111(若しくは図示しない第二湾曲ワイヤ)を第二シース115に挿入する際に、第二シース115の端部だけでなくスリット116から内部に挿入させることができる。また、切り欠き部120が配されているので、チューブ部材26とワイヤ固定口金30との接続等の作業を容易に行うことができる。
また、図26に示すように、チューブ部材26が膨張した際に、駆動部131と第二シース28とが互いに連結してロックされるように内視鏡130を構成しても構わない。なお、図26から図28では第一駆動部131Aを図示し、図29では第二駆動部131Bを図示している。この第一駆動部131A及び第二駆動部131Bは、共に同一構成とされている。
図26に示すように、第一駆動部131Aの規制部27は、基端側に若干距離を開けるようにチューブ部材26に装着されている。これにより、チューブ部材26は、表面に露出している長さが基端側で最も長くなるように調整されている。そのため、チューブ部材26の基端側は、低圧で膨らみ易くなっている。つまり、内部にエアが供給されたときに、チューブ部材26の基端側の部分が最初に膨張するようになっている。
また、基端側外カバー35には、先端に突起部132aを有する2つのアーム132が対向した状態で先端側に向かって延びるように形成されている。このアーム132は、チューブ部材26の膨張に伴って、外側に拡がるように変形するようになっている。また、第二シース28には、上述したアーム132が変形した際に、先端の突起部132aが嵌って嵌合する孔部133が2箇所対向するように形成されている。これにより、チューブ部材26の基端側が膨張したときに、アーム132の突起部132aと孔部133とが嵌合して、第一駆動部131Aと第二シース28とがロックするようになっている。
また、この内視鏡130の口金固定部134は、エア供給口金33を移動可能に支持している。また、エア供給口金33には、第二シース28の外側においてストッパ135が形成されている。そして、このストッパ135と口金固定部134との間に、コイルバネ136が設けられている。
このように構成された内視鏡130の図示しない湾曲部を湾曲させる場合には、まず、図示しないエア供給源からエア供給口金33にエアを供給する。これにより、チューブ部材26が徐々に加圧されてくる。この際、チューブ部材26の基端側は低圧で膨らみ易くなっているので、図27に示すように最初に膨張する。すると、基端側外カバー35に形成された2本のアーム132が、この膨張に伴って外側に開くように変形するので、アーム132の先端の突起部132aが孔部133に嵌って嵌合する。これより、第一駆動部131Aと第二シース28とがロックされた状態となり、第二シース28に対して第一駆動部131Aが長手C1方向に動くことがない。
そして、エアのさらなる流入により、チューブ部材26の残りの部分が膨張する。この際、図28に示すように、規制部27が配された部分を節として、規制部27間の部分が膨張する。これにより、チューブ部材26が収縮するので、チューブ部材26に接続された第一湾曲ワイヤ17に長手C1方向の軸力が作用して、該第一湾曲ワイヤ17を基端側に牽引することができる。
一方、第二湾曲ワイヤ18は、湾曲部の湾曲に伴って先端側に引っ張られる。そして、コイルバネ136のバネ力に抗する力で引っ張られると、図29に示すように、第二駆動部131Bは先端側に移動する。その結果、図示しない各湾曲コマを枢支軸部材回りに回転させることができ、湾曲部を湾曲させることができる。
なお、第一駆動部131Aのチューブ部材26からエアを排出することで、チューブ部材26の膨張を解いて、湾曲部を直線状に戻すことができる。特に、口金固定部134とエア供給口金33のストッパ135との間にコイルバネ136が設けられているので、エアの排出と同時に第二駆動部131Bを基端側に引っ張って元の位置に速やかに戻すことができる。そのため、操作性をより向上することができる。
また、ロック機構を有する内視鏡140として、図30に示すように構成しても構わない。なお、図30から図32では第一駆動部141Aを図示し、図33では第二駆動部141Bを図示している。この第一駆動部141A及び第二駆動部141Bは、共に同一構成とされている。
図30に示すように、第一駆動部141Aのチューブ部材142は、基端側の第一チューブ部材142aと、先端側の第二チューブ部材142bとから構成されており、両チューブ部材142a、142bは連結部143によって接続されている。また、両チューブ部材142a、142bには規制部27が装着されているが、第一チューブ部材142aに装着されている規制部27間の距離の方が、第二チューブ部材142bに装着されている規制部27間の距離よりも広くなるように調整されている。そのため、第一チューブ部材142aは、第二チューブ部材142bよりも低圧で膨らみ易くなっている。つまり、エアが供給されたときに、第一チューブ部材142aが最初に膨張するようになっている。
また、この内視鏡140の第二シース28は、基端側が開放された状態となっており、第一チューブ部材142aの一部が第二シース28から外側に露出した状態となっている。そして、露出した第一チューブ部材142a及び第二シース28の基端側を覆うように、断面コ形形状のキャップ部材144が取り付けられている。そのため、キャップ部材144の内面と第二シース28の内面との間には、段差が生じている。また、キャップ部材144と第一チューブ部材142aとの間には、断面コ形形状の板バネ145が取り付けられている。この板バネ145は、エア供給口金33に固定されていると共に規制部27の外周面に接するサイズで形成されている。これにより、板バネ145は、第一チューブ部材142aが膨張した際に、該膨張に伴って外側に拡がるように変形するようになっている。また、板バネ145は、外側に拡がったときに、上述した段差に嵌って自身の開口端145aが第二シース28の開口端28aに当接するようになっている。これにより、第一駆動部141Aと第二シース28とがロックするようになっている。
また、この内視鏡140のエア供給口金33は、キャップ部材144の端面に形成された挿通孔を通って外側に延びている。この際、キャップ部材144は、エア供給口金33を移動可能に支持している。また、エア供給口金33には、キャップ部材144の外側においてストッパ146が形成されており、このストッパ146とキャップ部材144との間にコイルバネ147が設けられている。
このように構成された内視鏡140の図示しない湾曲部を湾曲させる場合には、まず、図示しないエア供給源からエア供給口金33にエアを供給する。これにより、第一チューブ部材142a及び第二チューブ部材142bが徐々に加圧されてくる。この際、第一チューブ部材142aの方が第二チューブ部材142bよりも低圧で膨らみ易くなっているので、図31に示すように最初に膨張する。すると、板バネ145がこの膨張に伴って外側に開くように変形するので、板バネ145の開口端145aと第二シース28の開口端28aとが当接する。これより、第一駆動部141Aと第二シース28とがロックされた状態となり、第二シース28に対して第一駆動部141Aが長手C1方向に動くことがない。
そして、エアのさらなる流入により、第二チューブ部材142bが膨張する。この際、図32に示すように、規制部27が配された部分を節として、規制部27間の部分が膨張する。これにより、第二チューブ部材142bが収縮するので、第二チューブ部材142bに接続された第一湾曲ワイヤ17に長手C1方向の軸力が作用して、該第一湾曲ワイヤ17を基端側に牽引することができる。
一方、第二湾曲ワイヤ18は、湾曲部の湾曲に伴って先端側に引っ張られる。そして、コイルバネ147のバネ力に抗する力で引っ張られると、図33に示すように、第二駆動部141Bは先端側に移動する。その結果、図示しない各湾曲コマを枢支軸部材回りに回転させることができ、湾曲部を湾曲させることができる。
なお、第一駆動部141Aの第一チューブ部材142a及び第二チューブ部材142bからエアを排出することで、両チューブ部材142a、142bの膨張を解いて、湾曲部を直線状に戻すことができる。特に、キャップ部材144とエア供給口金33のストッパ146との間にコイルバネ147が設けられているので、エアの排出と同時に第二駆動部141Bを基端側に引っ張って元の位置に速やかに戻すことができる。そのため、操作性をより向上することができる。
以上、図26から図33に図示したように、アクチュエータ(駆動部131、141)とシース(第二シース28)とを選択的にロックさせる機構を設けることで、アクチュエータの収縮量を効率的に取り出すことが可能となる。つまり、アクチュエータを駆動させて挿入部の先端部を湾曲させるには、反対側のアクチュエータが先端に引っ張られるため、予め湾曲動作に必要なストロークと同じ量だけ弛みを設ける必要がある。しかしながら、ロック機構を設けることで、この弛みを設ける必要がないので収縮量を効率的に取り出せるという効果を奏することができる。
また、上記各実施形態では、2本の湾曲ワイヤにより湾曲部3が2方向に湾曲する場合を説明したが、湾曲ワイヤを3本又は4本を周方向に配置することによって全方向の湾曲が可能なものでも構わない。また、第一駆動部と第二駆動部とは、外側シース21に対して略平行に並んで配置されるだけでなく、外側シース21の長手方向にずらして又は一列に並ぶように配置されてもよい。この場合、挿入部の外径をより細くすることができる。
また、上記各実施形態において、図34に示すように、チューブ部材26の外周面に、チューブ部材26の膨張に伴って拡径するCリング(リング体)150を複数装着しても構わない。なお、図34においては、接着縛り糸31を規制部として利用している。また、先端側外カバー32及び基端側外カバー35の図示を省略している。
Cリング150は、樹脂或いは金属で形成されており、外周面が平滑面とされたリングである。特に、ステンレスやテフロン(登録商標)等の滑りやすい材質から形成することが好ましい。そして、Cリング150は、チューブ部材26が膨張したときに最も膨らんだ位置に取り付けられている。
このようにCリング150を装着することで、チューブ部材26が膨張すると該膨張に伴ってCリング150も拡径する。よって、図35に示すように、チューブ部材26が第二シース28の内面に直接接触するのではなく、Cリング150の外表面が第二シース28の内面に接触する。従って、チューブ部材26を保護することができ、チューブ部材26の安全性をより高めることができる。また、樹脂或いは金属で形成され、平滑面とされたCリング150の外表面が、平滑面とされた第二シース28の内面に点接触する。従って、摩擦抵抗をより軽減することができ、チューブ部材26の収縮動作をより滑らかにすることができる。よって、湾曲性能をさらに向上することができる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡を示す全体概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の挿入部が収納された状態を示す全体概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の駆動部の要部構成を示す分解図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の駆動部を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の駆動部のチューブ部材の変形状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例を示す要部構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例を示す要部構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡を示す要部構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡を示す要部構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡のチューブ部材片を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡を示す要部断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡を示す要部構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡の駆動部の要部構成を示す分解図である。 本発明の第5の実施形態に係る内視鏡の駆動部の構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る内視鏡の作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例に係る要部を示す断面図である。 図18に示す変形例の作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例に係る要部を示す断面図である。 図20に示す変形例の作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例に係る要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例に係る要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の変形例に係る要部を示す構成図である。 本発明に係る内視鏡の変形例を示す図であって、駆動部及び第二シース周辺の斜視図である、 図26に示す状態から、エアの供給によりチューブ部材の基端側だけを膨張させ、駆動部と第二シースとをロックさせた状態を示す図である。 図27に示す状態から、さらにエアを供給して、チューブ部材を全体的に膨張させた状態を示す図である。 図28に示す状態のときの、他方の駆動部の状態を示す図である。 本発明に係る内視鏡の変形例を示す図であって、駆動部及び第二シース周辺の斜視図である、 図30に示す状態から、エアの供給により第一チューブ部材だけを膨張させ、駆動部と第二シースとをロックさせた状態を示す図である。 図31に示す状態から、さらにエアを供給して、チューブ部材を全体的に膨張させた状態を示す図である。 図32に示す状態のときの、他方の駆動部の状態を示す図である。 本発明の各実施形態に係る内視鏡の変形例を示す図であって、チューブ部材にCリングが装着されたアクチュエータの斜視図である。 図34に示すアクチュエータが第二シース内に収納されている状態を示す図である。
符号の説明
1,45,50,60,70,80,90,100,110,118,130,140
内視鏡、2 挿入部、3 湾曲部、5,41,42,46,51,61,71,81,
91 駆動部、102,113,117,131,141 駆動部、25 繊維部材、2
6,142 チューブ部材、27,43,55 規制部、28,72 第二シース(シー
ス)、31 接着縛り糸(規制部)、52 駆動部ユニット、62 内側チューブ部材(
軸部材)、73 蛇腹部(規制部)

Claims (8)

  1. 挿入部の先端側に湾曲部が配され、流体が流入されることにより前記湾曲部を湾曲操作する軸力を生成する駆動部を備えた内視鏡であって、
    前記駆動部が、長手方向に略一定の長さとされた非弾性の繊維部材が複数埋設され、内側に前記流体が流入されて膨張するチューブ部材と、
    該チューブ部材の一部の膨張を抑える規制部と、
    を備えていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記チューブ部材を長手方向に移動可能に、かつ、径方向に膨張可能に収納するシースを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記規制部が前記シースに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記規制部が、前記チューブ部材の長手方向に複数配されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記規制部が短管状とされ、周縁部が径方向に湾曲可能に形成されて前記チューブ部材に嵌合されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記規制部が、前記チューブ部材に螺旋状に巻回されてなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記駆動部が、前記規制部を介して長手方向に着脱自在に連結された複数の駆動部ユニットを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  8. 前記駆動部が、前記チューブ部材を挿通する軸部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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