JP2008220828A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御信号のうち他の制御信号よりも優先して出力手段により副制御手段に送信される緊急信号の情報を記憶するとき、所定方向と逆方向に移動したアドレスを読込ポインタとして再設定するとともに、再設定された読込ポインタが示すアドレスの記憶領域に緊急信号の制御情報を記憶する緊急信号制御手段を有する、スロットマシンを提供する。
【選択図】図10
Description
遊技媒体を投入して、複数の図柄が表示された複数のリールを回転させ停止させた結果に基づく処理までの単位遊技を実施可能なスロットマシンであって、
第1制御情報と第2制御情報とからなり、緊急信号を含む制御信号を用いて遊技の制御を行う主制御手段と、
前記主制御手段から送信された前記制御信号を受信し、受信した制御信号を用いて演出の制御を行う副制御手段と、
を含み、
前記主制御手段は、
前記第1制御情報及び第2制御情報それぞれと同じ容量であって、前記制御情報を記憶する記憶領域を有し、アドレスが連番で設定された複数の前記記憶領域により構成された制御信号保存領域を有する記憶手段と、
書込ポインタが示すアドレスの制御信号保存領域の記憶領域に前記第1制御情報を記憶するとともに、前記第1制御情報が記憶された記憶領域のアドレスに対して所定方向に1アドレス移動した記憶領域に前記第2制御情報を記憶する書込手段と、
予め定めた単位時間毎に読込ポインタが示すアドレスの制御信号保存領域の記憶領域から1つの制御情報を読出し、読出した前記制御情報を表す信号として前記副制御手段に送信する出力手段と、
前記書込手段により前記第1制御情報及び前記第2制御情報を記憶したとき、前記第1制御情報が記憶された記憶領域のアドレスに対して前記所定方向に2アドレス移動したアドレスを書込ポインタとして再設定する書込ポインタ設定手段と、
前記出力手段により制御情報を表す信号を送信したとき、前記制御情報が読出された記憶領域のアドレスに対して前記所定方向に1アドレス移動した記憶領域を示すアドレスを読込ポインタとして再設定する読込ポインタ設定手段と、
前記制御信号のうち他の制御信号よりも優先して前記出力手段により前記副制御手段に送信される緊急信号の第1及び第2制御情報を記憶するとき、前記所定方向と逆方向に2アドレス移動したアドレスを読込ポインタとして再設定するとともに、再設定された読込ポインタが示すアドレスの記憶領域に前記緊急信号の第1制御情報を記憶し、さらに、前記再設定された読込ポインタが示すアドレスに対して前記所定方向に1アドレス移動した記憶領域に前記緊急信号の第2制御情報を記憶する緊急信号制御手段と、を有する
ことを特徴とする。
<スロットマシン10の構成>
図1は、本発明の実施形態によるスロットマシン10の外観を示す図である。図1に示す通り、スロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられている。このフロントパネル20の中には、垂直方向に縦長矩形の3つの表示窓22L、22C及び22Rが形成されている。
図2は、スロットマシン10の制御に関する機能ブロック図を示す。制御回路として、主制御回路100と副制御回路200とが電気的に接続され、主制御回路100には、操作手段300が電気的に接続され、また、リール40L、40C及び40Rの各々に設けられたモータ80L、80C及び80Rが電気的に接続されている。副制御回路200には、表示装置70と、表示ランプ90と、サウンド出力装置64とを含む報知手段610が電気的に接続されている。
主制御回路100は、役抽選手段410と、リール制御手段420と、遊技制御手段430と、記憶手段440と、制御信号書込手段450と、制御信号出力手段460と、緊急信号書込手段470とを含む。
副制御回路200には、画像制御手段520と、ランプ制御手段522と、サウンド出力制御手段524とを含む演出制御手段510が設けられている。ここで、画像制御手段520は、主制御回路100から受信した信号に基づいて、ROM208に記憶した画像データを読み出し、表示駆動装置220を制御して、報知手段610の画像表示装置70に所定の画像を表示することができる。また、ランプ制御手段522は、主制御回路100から受信した信号に基づいて、ROM208に記憶したランプ点灯データを読み出し、ランプ駆動回路218を制御して、報知手段610中の表示ランプ90を点灯することができる。また、サウンド出力制御手段524は、主制御回路100から受信した信号に基づいて、ROM208に記憶したサウンドデータを読み出して、サウンド出力駆動回路222を制御して、報知手段610のサウンド出力装置64から所定のサウンドを発することができる。なお、表示駆動装置220、ランプ駆動回路218及びサウンド出力駆動回路222については、後述する。
スロットマシン10を制御する制御手段は、主制御回路100と副制御回路200から構成される。ここで、図3は、主制御回路100のブロック図を示し、図4は、主制御回路100に電気的に接続されている副制御回路200のブロック図を示す。
上述したスタートスイッチ50は、主制御回路100のインターフェイス回路102に接続され、インターフェイス回路102は、入出力バス104に接続されている。入出力バス104は、中央処理回路(以下、CPUと称する)106にデータ信号、アドレス信号又は制御信号が入出力されるようになされている。ここで、「制御信号」とは、リールの回転が開始させられたことや、ベットスイッチやストップスイッチ等のスイッチが操作されたことや、所定の遊技状態であることなどを内容とする制御信号をいう。
上述した接続線118は、副制御回路200のインターフェイス回路202に接続され、インターフェイス回路202は、入出力バス204に接続されている。主制御回路100から副制御回路200に送信された信号は、インターフェイス回路202において所望の信号に変換された後、入出力バス204に供給される。入出力バス204は、中央処理回路(以下、CPUと称する)206にデータ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされている。
本実施形態に係るスロットマシン10では、遊技の進行を制御するための制御信号を、記憶手段440に含まれるRAM110の所定の領域に書込み及び読込み可能に記憶し、そして、記憶された制御情報を読込み、読込まれた制御情報を表す信号を副制御回路200に送信する。ここで、RAM110は、複数の記憶領域から構成され、特に制御信号が書込み及び読込み可能に記憶される複数の記憶領域からなる「制御信号保存領域」を有する。また、「制御信号保存領域の記憶領域に記憶される制御信号」は、互いに同じ容量を有する第1制御情報と第2制御情報とからなり、第1制御情報と第2制御情報とを組合せることによりはじめて1つの制御情報を示すことができる信号である。なお、制御信号保存領域の各記憶領域は各制御信号の制御情報と同じ容量を有する。
図5は、RAM110の制御信号保存領域の概略図である。図5に示すとおり、制御信号保存領域はN個の記憶領域からなり、制御信号保存領域の各制御領域は制御信号の制御情報と同じ容量を有する。制御信号が第1制御情報と第2制御情報との2つの制御情報からなることからNを偶数に設定している。したがって、記憶領域の番号が奇数である記憶領域に制御信号の第1制御信号を、記憶領域の番号が偶数である記憶領域に制御信号の第2制御信号を記憶できる。
図5は、主制御回路100で行われる制御信号に関する処理のメインルーチンを示す。図5のフローチャートを用いて、メインルーチン処理を説明する。メインルーチンは、緊急信号を含む制御信号のRAM110への書込処理と、RAM110から読み込まれた制御信号の出力処理とを所定の単位時間間隔ごとに実行し、スロットマシン10の電源がオンに設定されてから、オフに設定されるまで自動的に実行する処理を示す。
図8は、制御信号書込手段450により行われる緊急信号以外の通常の制御信号の制御情報を、RAM110へ書込み及び読込み可能に記憶する通常制御信号書込処理サブルーチンを示す。図8の通常制御信号書込処理サブルーチンを用いて、通常制御信号書込処理について詳細に説明する。
図9は、制御信号出力手段460により行われる緊急信号を含む制御信号の制御情報を、RAM110の制御信号保存領域から読込み、読込まれた制御情報を表す信号を副制御回路200に送信する制御信号出力処理サブルーチンを示す。図9の制御信号出力処理サブルーチンを用いて、制御信号出力処理について詳細に説明する。
図10は、緊急信号書込手段470により行われる、制御信号のうち他の制御信号より優先して副制御回路に出力される緊急信号の制御情報をRAM110の制御信号保存領域に記憶する緊急信号書込処理サブルーチンを示す。図10の緊急信号書込処理サブルーチンを用いて、緊急信号書込処理について詳細に説明する。
以下に、本実施形態の緊急信号を含み制御信号書込処理及び制御信号出力処理を、図11〜13を用いて説明する
緊急信号以外の通常の制御信号の制御情報をRAM110の制御信号保存領域に書込み、記憶する通常制御信号書込処理について、図8、図11を用いて説明する。図11は、8個の記憶領域から構成される制御信号保存領域に緊急信号以外の通常の制御信号における制御情報を記憶領域に書込み、記憶する通常制御信号書込処理を説明するための図である。図11に示した通常制御信号書込処理では、まず、書込ポインタの値として「7」が設定され、次いで、発生した緊急信号以外の制御信号を書込ポインタの値「7」が示すアドレスの記憶領域(7)に発生した制御信号の第1制御情報を記憶し、さらに、アドレス「8」の記憶領域(8)に発生した制御信号の第2制御情報を記憶し、そして、書込ポインタの値を「1」に設定する。
発生した制御信号が緊急信号に該当しない場合(ステップS13)、通常制御信号書込処理が実行される(ステップS14)。通常制御信号書込処理においては、通常制御信号書込処理サブルーチン(図8)が示すとおり、発生した制御信号を第1制御情報と第2制御情報との組合せに変換し(ステップS21)、両制御情報を制御信号保存領域に記憶するために用いられる書込ポインタを読込む(ステップS22)。図11(A)は、記憶領域の番号が「7」である記憶領域を示すアドレス「7」の値が書込ポインタとして設定されている状態を示した図である。
書込前処理を実行した後、書込ポインタが示すアドレスの記憶領域に、受信した制御信号の第1制御情報を記憶させ(ステップS23)、次いで、次の制御情報を書込むアドレスを表す「書込ポインタが示すアドレスに論理的に+1したアドレス」の記憶領域に、第2制御情報を記憶させる(ステップS24)。図11(B)に、書込ポインタの値「7」が示すアドレスの記憶領域(7)に発生した制御信号の第1制御情報を記憶した状態を、図11(C)に、書込ポインタの値「7」に+1した「8」が示すアドレスの記憶領域(8)に発生した通常の制御信号の第2制御情報を記憶した状態を示した。
そして、制御情報書込処理の実行後に、次の制御情報を書込む記憶領域のアドレスは「現在の書込ポインタが示すアドレスを論理的に+2したアドレス」であることから、書込ポインタのアドレスを+2する(ステップS25)。なお、制御信号保存領域はリングバッファとして機能することから、制御信号保存領域の記憶領域個数「8」を超えた場合、先頭のアドレス「1」を示す値に書込ポインタを変更する(ステップS26〜S27)。図11(D)に、書込ポインタの値「7」に対して、書込ポインタ再設定処理を行い、書込ポインタの値を「1」に設定した状態を示す。
制御信号の制御情報をRAM110の制御信号保存領域から読込み、読込まれた制御情報を表す信号を副制御回路200に送信する制御信号出力処理について、図9、図12を用いて説明する。図12は、上記の8個の記憶領域から構成される制御信号保存領域から1つの制御情報を読込み、読込まれた制御情報を表す信号を副制御回路200に送信する制御信号出力処理を説明するための図である。図12に示した制御信号出力処理では、まず、読込ポインタの値として「8」が設定され、次いで、読込ポインタの値「8」が示すアドレスの記憶領域(8)に記憶されている(第2)制御情報を読込み、読込まれた制御情報を表す信号を送信し、そして、読込ポインタの値を「1」に設定する。
制御信号が発生するか否かを問わず、単位時間ごとに、制御信号出力処理は実行される(ステップS16)。制御信号出力処理においては、制御信号出力処理サブルーチン(図9)が示すとおり、制御信号保存領域に記憶された第1制御情報又は第2制御情報の何れかの制御情報を読込むために用いられる読込ポインタを読込む(ステップS31)。図12(A)は、記憶領域の番号が「8」である記憶領域を示すアドレス「8」の値が読込ポインタとして設定されている状態を示した図である。
読込ポインタが示すアドレスの記憶領域に制御情報が記憶されているか場合(ステップS32)、記憶されている制御情報を読込み、読込まれた制御情報を表す信号を副制御回路200に送信する(ステップS33)。図12(B)に、読込ポインタの値「8」が示すアドレスの記憶領域(8)に記憶されている1つの(第2)制御情報を読込み、出力した状態を示した。
そして、制御情報出力処理の実行後に、次の制御情報を読込む記憶領域のアドレスは「現在の読込ポインタが示すアドレスを論理的に+1したアドレス」であることから、読込ポインタのアドレスを+1する(ステップS34)。なお、制御信号保存領域はリングバッファとして機能することから、制御信号保存領域の記憶領域個数「8」を超えた場合、先頭のアドレス「1」を示す値に書込ポインタを変更する(ステップS35〜S36)。図12(C)に、読込ポインタの値「8」に対して、読込ポインタ再設定処理を行い、読込ポインタの値を「1」に設定した状態を示す。
緊急信号の制御情報をRAM110の制御信号保存領域に書込み、記憶する緊急信号書込処理について、図9、図13を用いて説明する。図13は、上記の8個の記憶領域から構成される制御信号保存領域の記憶領域に緊急信号の制御情報を書込み、記憶する緊急信号書込処理を説明するための図である。緊急信号書込処理は、書込ポインタとは別個独立に移動する読込ポインタを利用して、他の制御信号より優先して副制御回路に出力できるように緊急信号をRAM110の制御信号保存領域に記憶するものであり、図13では、まず、読込ポインタの値として「2」が設定され、次いで、アドレス「2」の記憶領域(2)に記憶されている第2制御情報を既に出力された第1制御情報に続いて出力しつつ、受信した緊急信号の第1制御情報と第2制御情報とを順に出力することを可能にするため、読込ポインタを「8」に設定する。そして、記憶されていた上述の第2制御情報をアドレス「8」の記憶領域(8)に、緊急信号の第1制御情報をアドレス「1」の記憶領域(1)に、緊急信号の第2制御情報をアドレス「2」の記憶領域(1)に書込み、記憶する。
発生した制御信号が緊急信号に該当する場合(ステップS13)、緊急信号書込処理が実行される(ステップS15)。緊急信号書込処理においては、緊急信号書込処理サブルーチン(図10)が示すとおり、発生した緊急信号を第1制御情報と第2制御情報との組合せに変換し(ステップS41)、緊急信号の制御情報を他の制御情報より優先して出力をするために用いる読込ポインタを読込む(ステップS42)。図13(A)は、記憶領域の番号が「2」である記憶領域を示すアドレス「2」の値が読込ポインタとして設定されている状態を示した図である。
本実施形態においては、制御信号保存領域の記憶領域に記憶された制御情報を出力する際には、制御信号出力処理サブルーチンのみを用いて制御情報を副制御回路200に出力する。したがって、一つの制御信号を表す第1制御情報と第2制御情報との間に他の制御情報が存在した場合、正規の制御信号を表すことができなくなることから、読込ポインタの値「2」が示すアドレス「2」の記憶領域(2)に第2制御情報が存在していた場合、既に第1制御情報は出力されていることから、出力された第1制御情報に続いて第2制御情報も出力する必要がある。図13(A)のとおり、読込ポインタの値「2」が示すアドレス「2」の記憶領域(2)には第2制御情報が記憶されていることから(ステップS43)、記憶されている第2制御情報を抽出情報として設定する(ステップS44)。なお、読込ポインタが示すアドレスの記憶領域に第2制御情報が記憶されていない場合は、制御情報抽出処理を実行する必要はない。
制御信号保存領域がリングバッファとして機能することから、読込ポインタの値が「2」であることを考慮し、「8(=8+2−2)」を新たな読込ポインタに設定する(ステップS47)。なお、読込ポインタの値が「2」より大きな値である場合は、「(現在の読込ポインタの値)−2」を新たな読込ポインタに設定する(ステップS48)。図13(B)は、読込ポインタの値として「8」が設定された状態を示した図である。
読込ポインタ戻し処理により読込ポインタの値を変更し、抽出情報に第2制御情報が格納されている場合は、抽出情報、緊急信号の第1制御情報、そして、緊急信号の第2制御情報の順に出力可能に読込ポインタを用いて制御信号保存領域に各制御情報を記憶する。また、抽出情報に第2制御情報が格納されていない場合は、緊急信号の第1制御情報、そして、第2制御情報の順に出力可能に読込ポインタを用いて制御信号保存領域に各制御情報を記憶する。
32、34、36 ベットスイッチ
40L、40C、40R リール
50 スタートスイッチ
52L、52C、52R ストップスイッチ
64 サウンド出力装置
70 表示装置
80L、80C、80R ステッピングモータ
90 表示ランプ
100 主制御回路
200 副制御回路
300 操作手段
310 停止操作手段
320 ベット手段
410 役抽選手段
420 リール制御手段
430 遊技制御手段
432 特別遊技制御手段
440 記憶手段
450 制御信号書込手段
460 制御信号出力手段
470 緊急信号書込手段
510 演出制御手段
520 画像制御手段
522 ランプ制御手段
524 サウンド出力制御手段
610 報知手段
Claims (5)
- 遊技媒体を投入して、複数の図柄が表示された複数のリールを回転させ停止させた結果に基づく処理までの単位遊技を実施可能なスロットマシンであって、
第1制御情報と第2制御情報とからなり、緊急信号を含む制御信号を用いて遊技の制御を行う主制御手段と、
前記主制御手段から送信された前記制御信号を受信し、受信した制御信号を用いて演出の制御を行う副制御手段と、
を含み、
前記主制御手段は、
前記第1制御情報及び第2制御情報それぞれと同じ容量であって、前記制御情報を記憶する記憶領域を有し、アドレスが連番で設定された複数の前記記憶領域により構成された制御信号保存領域を有する記憶手段と、
書込ポインタが示すアドレスの制御信号保存領域の記憶領域に前記第1制御情報を記憶するとともに、前記第1制御情報が記憶された記憶領域のアドレスに対して所定方向に1アドレス移動した記憶領域に前記第2制御情報を記憶する書込手段と、
予め定めた単位時間毎に読込ポインタが示すアドレスの制御信号保存領域の記憶領域から1つの制御情報を読出し、読出した前記制御情報を表す信号として前記副制御手段に送信する出力手段と、
前記書込手段により前記第1制御情報及び前記第2制御情報を記憶したとき、前記第1制御情報が記憶された記憶領域のアドレスに対して前記所定方向に2アドレス移動したアドレスを書込ポインタとして再設定する書込ポインタ設定手段と、
前記出力手段により制御情報を表す信号を送信したとき、前記制御情報が読出された記憶領域のアドレスに対して前記所定方向に1アドレス移動した記憶領域を示すアドレスを読込ポインタとして再設定する読込ポインタ設定手段と、
前記制御信号のうち他の制御信号よりも優先して前記出力手段により前記副制御手段に送信される緊急信号の第1及び第2制御情報を記憶するとき、前記所定方向と逆方向に2アドレス移動したアドレスを読込ポインタとして再設定するとともに、再設定された読込ポインタが示すアドレスの記憶領域に前記緊急信号の第1制御情報を記憶し、さらに、前記再設定された読込ポインタが示すアドレスに対して前記所定方向に1アドレス移動した記憶領域に前記緊急信号の第2制御情報を記憶する緊急信号制御手段と、を有する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記緊急信号制御手段は、
前記緊急信号の第1及び第2制御情報を記憶する場合であって、前記読込ポインタが示すアドレスの記憶領域にいずれかの制御信号の第2制御情報が記憶されているとき、
前記読込ポインタが示すアドレスに対して前記所定方向と逆方向に2アドレス移動したアドレスを読込ポインタとして再設定するとともに、
再設定された読込ポインタが示す記憶領域に前記記憶されていた制御信号の第2制御情報を記憶し、前記読込ポインタが示すアドレスに対して前記所定方向に1アドレス移動した記憶領域に前記緊急信号の第1制御情報を記憶し、さらに、前記再設定された読込ポインタが示すアドレスに対して前記所定方向に2アドレス移動した記憶領域に前記緊急信号の第2制御情報を記憶する、
ことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。 - 前記制御信号保存領域はリングバッファとして使用される、
ことを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。 - 前記緊急信号は、不正行為が行われたことを示す信号を含む、
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項記載のスロットマシン。 - 前記所定方向は、降順方向又は昇順方向の何れか1方向である、
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか一項記載のスロットマシン。
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