JP2008220422A - 団扇 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に団扇(うちわ)に組立てることがき、また、密に重ねて保管できるようにすること。
【解決手段】扇面部1とハ字状に窄めた手持ち面部2、および、手持ち面部2の端縁から延び、起立面3aと傾斜面3bとからなる握り部3と傾斜面3bの先端から延び、先端に係止突部4aを有する固定帯4とを一枚の硬質紙で形成し、前記起立面3aを前記手持ち面部2の端縁から折り曲げて起立し、傾斜面3bを手持ち面部2へ折り曲げ、固定帯4を、切抜き丸孔5と手持ち面部2の端縁との間に形成した第1の切欠長孔6と第2の切欠長孔7に挿通する。これにより切抜き丸孔5とハ字状の手持ち面部の一端縁との間に、その一端縁に沿って延びる三角状に突出する握り部3を形成する。切抜き丸孔5に親指を挿入し、他の指を傾斜面3bに当てて団扇を持って扇ぐ。
【選択図】 図1
【解決手段】扇面部1とハ字状に窄めた手持ち面部2、および、手持ち面部2の端縁から延び、起立面3aと傾斜面3bとからなる握り部3と傾斜面3bの先端から延び、先端に係止突部4aを有する固定帯4とを一枚の硬質紙で形成し、前記起立面3aを前記手持ち面部2の端縁から折り曲げて起立し、傾斜面3bを手持ち面部2へ折り曲げ、固定帯4を、切抜き丸孔5と手持ち面部2の端縁との間に形成した第1の切欠長孔6と第2の切欠長孔7に挿通する。これにより切抜き丸孔5とハ字状の手持ち面部の一端縁との間に、その一端縁に沿って延びる三角状に突出する握り部3を形成する。切抜き丸孔5に親指を挿入し、他の指を傾斜面3bに当てて団扇を持って扇ぐ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、一枚の硬質紙で形成した団扇(うちわ)に関するものである。
団扇は、扇いで風を起こす道具の一つとして良く知られている。通常、このような団扇は、細い竹の複数を平面状に配列して骨とし、その両面に紙などを張って扇ぎ面とし、これに柄を取り付けて構成されている。しかし、斯かる団扇は、その製作に手間がかかり、また、柄の厚みが扇ぎ面の厚みよりも厚く、重ねて保管するには嵩張り保管しにくいといった問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、簡単に団扇に組立てることがき、また、密に重ねて保管できるようにし、斯かる問題を解消する点にある。
本発明は、扇面部と、前記扇面部からハ字状に窄めた手持ち面部とを一枚の硬質紙で形成してなる団扇であって、前記ハ字状の手持ち面部に切抜き丸孔を形成するとともに、前記切抜き丸孔と前記ハ字状の手持ち面部の一端縁との間に、その一端縁に沿って延びる三角状に突出する握り部を形成してなることを特徴とする。
本発明では、扇面部と、手持ち面部および握り部とを一枚の硬質紙を切り抜き形成するので、扇面部の印刷が簡単であるとともに、平坦な一枚の状態で蜜に重ねて保管することができ、また、使用に際して握り部を手持ち面部の端縁から折り曲げて突出する三角状に形成するので、簡単に団扇を完成させることができる。
簡単に団扇に組立てることがき、また、密に重ねて保管できるようにする目的を、扇面部とハ字状に窄めた手持ち面部および握り部とを一枚の硬質紙で形成し、ハ字状の手持ち面部に切抜き丸孔を形成するとともに、切抜き丸孔とハ字状の手持ち面部の一端縁との間に、その一端縁に沿って延びる三角状に突出する握り部を、その端縁から内側に折り曲げて形成することにより実現した。
以下、本発明に係る実施例について図を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係る団扇の正面図(a)と握り部の拡大断面図(b)、図2は、図1に示す団扇の展開図である。
図2において、1は扇面部、2はハ字状に窄めた手持ち面部、3は握り部を形成する握り面部、4は先端に幅広の係止突部4aを形成した固定帯、5は切抜き丸孔、5aは切抜き丸孔5内へ突出する切り刻み片、6は固定帯4の係止突部4a間の幅寸法を有する第1の切欠長孔、7は固定帯4の幅寸法を有する第2の切欠長孔である。なお、一点鎖線部は折り線である。
握り面部3には、手持ち面部2の端縁から起立させる起立面3aとこの起立面3aと連接し、起立させた起立面3aの頂点から手持ち面部2へ傾斜する傾斜面3bを備えている。そして、扇面部1、ハ字状に窄めた手持ち面部2、握り面部3および固定帯4は、一枚の硬質紙(本例ではDV450g/m2の板紙)を型の打ち抜きで形成されている。
以上の構成で、団扇として使用するときには、図1(b)に示すように手持ち面部2の端縁に沿って握り面部3を折り曲げ起立し、つづいて握り面部3の傾斜面3bを手持ち面部2へ折り曲げる。その折り曲げと同時に握り面部3の先端に連接された固定帯4をその先端から第1の切欠長孔6に挿通して折り曲げ、さらにその先端を第2の切欠長孔7に挿入する。この挿入により固定帯4の先端の突出部4aと第2の切欠長孔7と係合し、固定帯4は外れにくくなり、変形しにくい握り部3が形成される。
そして、三角状に突出する握り部3を裏面とし、その反対側の表面から切抜き丸孔5に、その丸孔5内に突出する切り刻み片5aを折り曲げて片手の親指を挿入し、残りの指を裏面側の握り面部3の傾斜面3bに当てて団扇を持ち、その手で揺らして扇面部1に風を起こさせる。切り刻み片5aを折り曲げることにより親指の付根に当接する角部に丸みを持たせることができ、揺らしに際して角の当接による痛みをなくすることができる。
なお、実施例では扇面部1をほぼ円形状に形成しているが、扇面部1の形状は円形状に限られるものではなく、例えば扇子状であってもよい。
1 扇面部
2 手持ち面部
3 握り面部
3a 起立面
3b 傾斜面
4 固定帯
4a 係止突部
5 切抜き丸孔
5a 刻み片
6 第1の切欠長孔
7 第2の切欠長孔
2 手持ち面部
3 握り面部
3a 起立面
3b 傾斜面
4 固定帯
4a 係止突部
5 切抜き丸孔
5a 刻み片
6 第1の切欠長孔
7 第2の切欠長孔
Claims (2)
- 扇面部と、前記扇面部からハ字状に窄めた手持ち面部とを一枚の硬質紙で形成してなる団扇であって、前記ハ字状の手持ち面部に切抜き丸孔を形成するとともに、前記切抜き丸孔と前記ハ字状の手持ち面部の一端縁との間に、その一端縁に沿って延びる三角状に突出する握り部を形成してなることを特徴とする団扇。
- 三角状に突出する握り部の先端に、該先端から突出し、先端に幅広の係止突部を形成した固定帯が形成され、一方、ハ字状の手持ち面部に、該手持ち面部の一端縁と抜き丸孔との間に、該一端縁と平行して延びる第1の切欠長孔と前記第1の切欠長孔と平行して延びる第2の切欠長孔が形成され、前記固定帯の先端を前記第1の切欠長と前記第2の切欠長孔に順次挿通して、前記固定帯の先端の係止突部を前記第2の切欠長孔に係止して前記三角状に突出する握り部を固定してなることを特徴とする請求項1に記載の団扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058971A JP2008220422A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 団扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058971A JP2008220422A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 団扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008220422A true JP2008220422A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39839737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007058971A Pending JP2008220422A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 団扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008220422A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013013428A (ja) * | 2011-06-06 | 2013-01-24 | Ando Kikaku:Kk | 型抜き団扇 |
JP2013094194A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Asaoka Shiki Kk | 組立式団扇 |
US10762808B1 (en) * | 2019-08-16 | 2020-09-01 | Instafan, LLC | Handheld placard for events |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5611624U (ja) * | 1979-07-09 | 1981-01-31 | ||
JPS57152019U (ja) * | 1981-03-17 | 1982-09-24 | ||
JPH03116929U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-03 | ||
JP2004329333A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Masatoshi Isoda | うちわ |
-
2007
- 2007-03-08 JP JP2007058971A patent/JP2008220422A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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