JP2007119210A - テープカッタ - Google Patents
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Abstract
【課題】開封作業等を容易に行えるテープカッタを提供する。
【解決手段】テープを切断する歯2を有するカッタ部3と、このカッタ部3に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部4とを備える折り曲げ式のテープカッタ1において、カッタ部3またはアーム部4にU字形切り欠き6を形成し、このU字形切り欠き6に囲まれる部位を突出させて爪部5を形成する構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】テープを切断する歯2を有するカッタ部3と、このカッタ部3に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部4とを備える折り曲げ式のテープカッタ1において、カッタ部3またはアーム部4にU字形切り欠き6を形成し、このU字形切り欠き6に囲まれる部位を突出させて爪部5を形成する構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、テープロールを把持する対のアーム部と折り曲げて取り付けられる折り曲げ式のテープカッタの改良に関するものである。
従来、この種のテープカッタは、金属薄板をプレス機によって打ち抜いて形成され、テープを切断する歯を有するカッタ部と、このカッタ部に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部とを備える。
特開2005−119868号公報
しかしながら、このような従来のテープカッタにあっては、テープを切断する歯を有するカッタ部はテープロールのテープ巻き部に沿って延びているため、例えば、テープで包装された箱を開ける場合、テープカッタのカッタ部をテープに押し当てて切断することができず、ナイフやカッター等の道具を用いる必要があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、開封作業等を容易に行えるテープカッタを提供することを目的とする。
本発明では、テープを切断する歯を有するカッタ部と、このカッタ部に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部とを備える折り曲げ式のテープカッタにおいて、カッタ部またはアーム部にU字形切り欠きを形成し、このU字形切り欠きに囲まれる部位を突出させて爪部を形成する構成とする。
本発明によると、例えばテープで包装された箱を開ける場合、使用者がテープロールと共にテープカッタを持って、テープカッタから突出した爪部をテープに押し当てることによりテープが切断される。こうしてテープカッタを使用して容易に開封作業を行うことができ、ナイフやカッター等の道具を用いる必要がない。
本発明の第1実施形態の構成を説明する。
図2に示すように、テープカッタ1は金属薄板をプレス機によって打ち抜いて形成されるものであり、図1に示すように折り曲げられた状態で図示しないテープロールに取り付けられるようになっている。
テープカッタ1は、テープを切断する歯2を有するカッタ部3と、このカッタ部3に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部4とを有する。
テープカッタ1は、各アーム部4がテープロールの両側部から芯材の内周面に掛けて折り曲げられることにより、カッタ部3はテープロールのテープ巻き部に沿って延び、テープロールに対して回動可能に取り付けられる。
そして本発明の要旨とするところであるが、テープカッタ1にU字形切り欠き6を形成し、このU字形切り欠き6に囲まれる部位を突出させて爪部5を形成する構成とする。
本実施形態では、図2に示すように、U字形切り欠き6をアーム部4に形成し、U字形切り欠き6の両端部6aをアーム部4の折り曲げ部7に配置している。
使用時、図1に示すように、爪部5はカッタ部3から連続して平板状に延び、アーム部4に対して略直交する。
カッタ部3には折り曲げ部7に二対の切り欠き8,9が形成され、テープロールの幅の大小に応じて折り曲げ部7を切り欠き8,9の一方に合わせて各アーム部4が折り曲げられようになっている。
本実施形態では、一方の折り曲げ部7にU字形切り欠き6の両端部6aを配置し、他方の折り曲げ部7に複数の小穴19が直線上に並んで形成される。これにより、各アーム部4を各折り曲げ部7に沿って折り曲げることが容易に行える。
カッタ部3には横方向に溝状に延びる大小の凹部11,12が形成され、この凹部11,12によって平板状のカッタ部3の剛性が高められる。
以上のように構成されて、次に作用及び効果について説明する。
テープカッタ1の使用時は、各アーム部4がテープロールの両側部から芯材の内周面に掛けて折り曲げられることにより、テープカッタ1がテープロールに対して回動可能に取り付けられる。
こうしてテープカッタ1がテープロールに取り付けられた状態で、テープロールから引き出されたテープを歯2に押し付けることにより、歯2に沿ってテープが切断される。
例えば、テープで包装された箱を開ける場合、使用者がテープロールと共にテープカッタ1を持って、テープカッタ1から突出した爪部5をテープに押し当てることによりテープが切断される。このようにテープカッタ1を使用して容易に開封作業を行うことができ、ナイフやカッター等の道具を用いる必要がない。
本実施形態では、U字形切り欠き6をアーム部4に形成し、U字形切り欠き6の両端部6aをアーム部4の折り曲げ部7に配置したため、テープカッタ1をテープロールに取り付ける際、アーム部4を折り曲げ部7に沿って折り曲げることにより、U字形切り欠き6に囲まれる爪部5がカッタ部3から連続して平板状に延びる形状を維持し、折り曲げられたアーム部4に対して略直交して突出する。したがって、爪部5を折り曲げて突出させる作業を行わなくて済み、手間がかからない。
また、テープカッタ1は従来のテープカッタに比べて部品数や生産工程が増加することがなく、製品のコストアップを招かないで済む。
次に図3〜6に示す他の実施形態を説明する。なお、前記実施形態と同一構成部には同一符号を付す。
図3に示す本発明の第2実施形態は、爪部5をアーム部4から折り曲げて突出させるものであり、この爪部5は歯2に近いアーム部4の側部に沿って突出する。
図4に示す本発明の第3実施形態は、爪部5をアーム部4から折り曲げて突出させるものであり、この爪部5は歯2から遠いアーム部4の側部に沿って突出する。
図5に示す本発明の第4実施形態は、爪部5をカッタ部3の凹部11から折り曲げて突出させるものであり、この爪部5は凹部11の中央部から突出する。
図5に示す本発明の第5実施形態は、爪部5をカッタ部3の凹部11から折り曲げて突出させるものであり、この爪部5は凹部11の端部から突出する。
このように、爪部5を突出させる位置はテープカッタ1の大きさや用途によって任意に設定するば良い。
なお、各実施形態において、各アーム部4の折り曲げ部に複数の小穴を直線上に並んで形成しても良い。
また、テープカッタ1は金属板に限らず、例えば厚紙等の他の材料を用いて形成しても良い。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、例えばガムテープ等を始め、種々のテープに用いられるテープカッタに適用できる。
1 テープカッタ
2 歯
3 カッタ部
4 アーム部
5 爪部
6 U字形切り欠き
7 折り曲げ部
2 歯
3 カッタ部
4 アーム部
5 爪部
6 U字形切り欠き
7 折り曲げ部
Claims (2)
- テープを切断する歯を有するカッタ部と、
このカッタ部に対して折り曲げられテープロールを把持する対のアーム部とを備える折り曲げ式のテープカッタにおいて、
前記カッタ部または前記アーム部にU字形切り欠きを形成し、
このU字形切り欠きに囲まれる部位を突出させて爪部を形成する構成としたことを特徴とするテープカッタ。 - 前記U字形切り欠きを前記アーム部に形成し、
前記U字形切り欠きの両端部を前記アーム部の折り曲げ部に配置したことを特徴とする請求項1に記載のテープカッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316183A JP2007119210A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | テープカッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316183A JP2007119210A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | テープカッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007119210A true JP2007119210A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38143462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005316183A Pending JP2007119210A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | テープカッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007119210A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112071514A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-11 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 胶带滞留座 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51155287U (ja) * | 1975-06-04 | 1976-12-10 | ||
JPS6156361U (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-15 | ||
JP2002205866A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Chubu Bussan Boeki Kk | テープホルダー |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005316183A patent/JP2007119210A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51155287U (ja) * | 1975-06-04 | 1976-12-10 | ||
JPS6156361U (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-15 | ||
JP2002205866A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Chubu Bussan Boeki Kk | テープホルダー |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112071514A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-11 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 胶带滞留座 |
CN112071514B (zh) * | 2020-08-31 | 2021-09-28 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 胶带滞留座 |
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