JP2008220123A - 回転電機用鉄心片の製造装置及び製造方法 - Google Patents
回転電機用鉄心片の製造装置及び製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】円板状の受けダイ12の上面に、予めリング状に裁断された素材磁性鋼板14が位置決め固定状態にセットされる平坦な載置面12aを設ける。受けダイ12を、その中心Oを回転中心として矢印A方向に回転させる回転駆動機構を設ける。受けダイ12の上部に、円錐形状をなす切断ローラ13を、軸線Xを中心に回転自在且つ載置面12aに押え付けられるように設ける。切断ローラ13の外周面部に、素材磁性鋼板14から複数個のスロット2部分を打抜く形状の凸状切刃15を設ける。受けダイ12の矢印A方向の回転により、切断ローラ13は矢印B方向に従動的に同期回転し、凸状切刃15により、素材磁性鋼板14から複数個のスロット2部分が円周方向に順に打抜かれる。
【選択図】図1
Description
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施例について述べる。図1は、本実施例に係る回転電機用鉄心片の製造装置11の構成を概略的に示している。この製造装置11は、受けダイ12、切断ローラ13、前記受けダイ12を回転駆動する回転駆動機構(図示せず)、前記切断ローラ13を加圧する加圧機構(図示せず)を備えて構成されている。
次に、図2及び図3を参照して、本発明の第2の実施例について述べる。尚、以下に述べる各実施例においては、上記第1の実施例と同一部分については、同一符号を付して新たな図示や詳しい説明を省略し、第1の実施例と異なる点を中心として説明する。
図6は、本発明の第5の実施例を示すものであり、切断ローラ13部分を外周側から見た図である。この実施例では、切断ローラ13の周方向近傍(素材磁性鋼板14の送り方向手前側)に、切抜片を除去するための除去部材としてのクリーンパッド41を設けるようにしている。このクリーンパッド41は、例えば、不織布の積層体等の繊維材料からブロック状に形成され、前記切断ローラ13を支持する取付部材42に設けられた支持片部42aの下端に取付けられている。このクリーンパッド41は、その下面が、載置面12a上の素材磁性鋼板14の上面に摺接するように設けられている。
Claims (18)
- 積層して回転電機の固定子積層鉄心あるいは回転子積層鉄心を組立てる部品である鉄心片を、該鉄心片の素材となる磁性鋼板から切抜いて製造するための製造装置であって、
前記素材磁性鋼板がセットされる平坦な載置面を有し、前記載置面に垂直な回転軸を中心に回転される受けダイと、
この受けダイの載置面の回転中心から放射方向に延びる軸線を有した円筒状をなし、外周表面にその展開形状が前記鉄心片の円周方向に繰返されるパターンに対応した凸状切刃を備え、前記受けダイの載置面側に押付けられた状態で前記軸線を中心に回転される切断ローラとを具備し、
前記受けダイの載置面上に配置された素材磁性鋼板に、前記切断ローラを押え付けた状態で、それら受けダイ及び切断ローラを同期して回転させることにより、前記素材磁性鋼板を、前記載置面と前記凸状切刃との間で押切って前記鉄心片を切抜くように構成されていることを特徴とする回転電機用鉄心片の製造装置。 - 前記受けダイを回転させる回転駆動機構を備えると共に、前記切断ローラを回転自在な状態で前記載置面側に押付ける加圧機構を備えることを特徴とする請求項1記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記切断ローラは、その外径寸法が、前記受けダイの載置面における径方向位置の周速と同期するように、前記軸線方向に沿って変化する円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記載置面上にセットされた素材磁性鋼板を、該載置面に対して押え付ける押えローラを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記切断ローラは、前記鉄心片の切断形状を複数のパートに分けた各パートに夫々対応した凸状切刃を有する複数個が設けられ、それらが前記受けダイに対し周方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記切断ローラは、前記鉄心片の切断形状を径方向に複数のパートに分けた各パートに夫々対応した凸状切刃を有する複数個が設けられ、それらが前記受けダイに対し径方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記複数個の切断ローラを前記載置面側に押付ける加圧機構を備え、
前記加圧機構は、複数個の切断ローラ全体を加圧する全加圧部と、個々の切断ローラの加圧力を調整可能な中間加圧部とを有していることを特徴とする請求項5又は6記載の回転電機用鉄心片の製造装置。 - 前記切断ローラの周方向近傍には、該切断ローラにより切断された素材磁性鋼板の切抜片を、素材磁性鋼板の表面から除去するための除去部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記除去部材は、前記切抜片を、前記素材磁性鋼板の外周方向に導いて排出する機能を有することを特徴とする請求項8記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記除去部材により除去された切抜片を吸引して収集するエア吸引機構が設けられていることを特徴とする請求項8又は9記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 前記除去部材により除去された切抜片を吸引して収集する磁気吸引機構が設けられていることを特徴とする請求項8又は9記載の回転電機用鉄心片の製造装置。
- 積層して回転電機の固定子積層鉄心あるいは回転子積層鉄心を組立てる部品である鉄心片を、該鉄心片の素材となる磁性鋼板から切抜いて製造するための製造方法であって、
平坦な載置面を有しその載置面に垂直な回転軸を中心に回転される受けダイの載置面上に前記素材磁性鋼板をセットし、
前記受けダイの載置面の回転中心から放射方向に延びる軸線を有した円筒状をなし、外周表面にその展開形状が前記鉄心片の円周方向に繰返されるパターンに対応した凸状切刃を備え、前記軸線を中心に回転される切断ローラを、前記載置面上の素材磁性鋼板に押付けた状態とし、
それら受けダイ及び切断ローラを同期して回転させることにより、前記素材磁性鋼板を、前記載置面と前記凸状切刃との間で押切って前記鉄心片を切抜くことを特徴とする回転電機用鉄心片の製造方法。 - 前記受けダイが、回転駆動機構により回転されると共に、前記切断ローラは、回転自在な状態で加圧機構により前記載置面側に押付けられることを特徴とする請求項12記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
- 前記載置面上にセットされた素材磁性鋼板は、押えローラにより該載置面に対して押え付けられることを特徴とする請求項12又は13記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
- 前記切断ローラは、前記鉄心片の切断形状を複数のパートに分けた各パートに夫々対応した凸状切刃を有する複数個が、前記受けダイに対し周方向に並んで配置されており、それら複数個の切断ローラによって鉄心片全体が切抜かれることを特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
- 前記切断ローラは、前記鉄心片の切断形状を径方向に複数のパートに分けた各パートに夫々対応した凸状切刃を有する複数個が、前記受けダイに対し径方向に並んで配置されており、それら複数個の切断ローラによって鉄心片全体が切抜かれることを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
- 前記切断ローラの周方向近傍に除去部材が設けられており、前記受けダイの回転に伴い、前記切断ローラにより切断された素材磁性鋼板の切抜片が、前記除去部材により素材磁性鋼板の表面から除去されることを特徴とする請求項12ないし16のいずれかに記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
- 前記除去部材により除去された切抜片は、エア吸引機構又は磁気吸引機構により、吸引されて収集されることを特徴とする請求項17記載の回転電機用鉄心片の製造方法。
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