JP2008220059A - アーマチャ及びモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダブルフライヤ方式で巻線を巻回したアーマチャにおいて、巻線の位置,状態を安定させ、アーマチャの回転バランスを向上するアーマチャ及びモータを提供する。
【解決手段】シャフト13,複数スロット23を有するコア20,インシュレータ30を介してスロット23間に巻回された複数の巻線25を備えたモータ10のアーマチャ12である。複数の巻線25は、一以上のスロット23を隔てた一対のスロット23間に巻回され、シャフト13を中心に径方向に対向する二箇所から順次巻回される。最初に巻回される第一巻線25a間のスロット23b,gのシャフト13側底面は、第一巻線25aのコア20外周側ラインに略沿った底部を備える。全スロット23において、巻線25のシャフト13側端部は、各スロット23のシャフト13側底面と接触している。
【選択図】図4

Description

本発明はアーマチャ及びモータに係り、特にダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャ及びモータに関する。
車両に搭載される電装品等を構成する電動モータとして、複数対の永久磁石により複数の磁極が形成されたヨークに、アーマチャを回動自在に軸承して構成されたものがある。
このようなモータのアーマチャとして、シャフトに複数枚のコアが積層状に外嵌され、各コアが、複数の同形の略T字型のティースと、各ティースを連結するティース連結部とから構成され、ティース及びティース連結部に囲まれた部分が、同形のスロットとして構成され、これらスロットに巻線が巻回されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなコアへの巻線の巻装方法として、巻線を、回転軸に点対称となる関係で2カ所同時に巻回する所謂ダブルフライヤ方式が、知られている。即ち、所定数のティースを隔てた一対のスロット間に巻始めの巻線を施し、これを回転軸に点対称となる関係で両側に行い、その後順次隣接するスロットへずらして同様に巻線を施す方法である。
特開2001−298917号公報(第1欄、図5)
しかし、このような巻装方法では、図12に示すように、最初に巻回される第一巻線55a間に位置するスロット53b,53gには、コア50中心側に空間56が生じてしまう。
つまり、図12の点線に示すように、最初に巻回される第一巻線55aに次ぐ第二巻線55bを巻回するときには、第一巻線55a間に位置するスロット53b,53gに、既に第一巻線55aが、スロット53b,53gのコア50中心側の空間を隠すように巻き付けられている。よって、第二巻線55bを巻回すると、スロット53b,53gのコア50中心側に空間56が生じてしまうのである。
このため、空間56のコア50外周側に巻回される第二巻線55b及び更にそのコア50外周側に巻回される巻線55eの位置と状態が、不安定になる。更に、この不安定な位置及び状態は、以降の巻線の位置と状態にも影響する。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じるという問題があった。
このように、巻線加工等によって発生するアーマチャのアンバランスは、後工程のバランス修正工程で動的なアンバランスを測定し、規格外れの場合に、マイナス修正又はプラス修正を行って改善することも可能である。ここで、マイナス修正とは、コア50の重い部分であってアンバランスの原因となる部分の一部を、カッターやレーザ等で必要量削り取る方法である。また、プラス修正とは、巻線やスロットの軽い部分であってアンバランスの原因となる部分の上に、パテ等を必要量付加する方法である。しかし、これらの修正工程は何れも専用の作業工程又は加工設備が必要であるため、製品コストの上昇につながり、またモータ効率を低下させる要因となるという問題があった。
元々のアンバランス発生量を低減できれば、バランス修正工程は廃止可能であるが、アンバランス発生量の多くを占める巻線工程でのアンバランスには多種多様の要因が影響する。アンバランスを低減させることを目的として、偶数のスロットを有するコアに左右対称となる巻線を施す仕様が提案されているが、この仕様によっても、左右で巻線状態を一致させアンバランスを完全に低減させることは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、巻回された巻線の位置及び状態を安定させ、アーマチャの回転バランスを向上可能なアーマチャ及びモータを提供することにある。
また、本発明の目的は、アーマチャの回転アンバランスが低減され、巻線巻回後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程が不要なアーマチャ及びモータを提供することにある。
前記課題は、請求項1に係るアーマチャによれば、シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、最初に巻回される第一巻線間に位置する前記スロットの前記シャフト側底面は、前記第一巻線の前記コア外周側のラインに略沿った底部を備え、すべての前記スロットにおいて、前記巻線の前記シャフト側端部は、各前記スロットの前記シャフト側底面と接触していること、により解決される。
このように、最初に巻回される第一巻線間に位置するスロットのシャフト側底面は、第一巻線のコア外周側のラインに略沿った底部を備えているので、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、第一巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
また、すべてのスロットにおいて、巻線のシャフト側端部は、各スロットのシャフト側底面と接触しており、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、巻線とスロットのシャフト側底面との間に空間がないため、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
前記課題は、請求項2に係るアーマチャによれば、シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、最初に巻回される第一巻線間に位置する前記スロットの前記シャフト側底面は、前記第一巻線間に位置するスロットを隔てて先に巻回されるすべての前記巻線の、前記コア外周側の略ライン上、又は該ラインより前記コア外周側に、形成され、すべての前記スロットにおいて、前記巻線の前記シャフト側端部は、各前記スロットの前記シャフト側底面と接触していること、により解決される。
このように、最初に巻回される第一巻線間に位置するスロットのシャフト側底面は、第一巻線間に位置するスロットを隔てて巻回されたすべての巻線のコア外周側の略ライン上又は該ラインよりコア外周側に形成されているので、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、第一巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることが防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
また、すべてのスロットにおいて、巻線のシャフト側端部は、各スロットのシャフト側底面と接触しており、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、巻線とスロットのシャフト側底面との間に空間がないため、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
また、前記第一巻線が巻回される一対の前記スロットの側面には、前記シャフト側に、凹部が、互いに略対向するように、それぞれ形成され、前記凹部内には、前記第一巻線の一部が収容されていてもよい。
このように構成することにより、第一巻線を凹部内に導き、第一巻線の位置及び状態を安定化させることができる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。
また、前記第一巻線に次ぐ第二巻線が巻回される一対の前記スロットの側面には、前記シャフト側に、凹部が、互いに略対向するように、それぞれ形成され、前記凹部内には、前記第二巻線の一部が収容されていてもよい。
このように構成することにより、第二巻線を凹部内に導き、第二巻線の位置及び状態を安定化させることができる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。
また、各前記スロットには、前記シャフト側の第一層の巻線と、該第一層の巻線の前記コア外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に積層され、各前記スロットの側面には、前記第一層の巻線が架け渡される他方の前記スロットの巻回箇所に向かって凹んだ凹部が、前記第一層の巻線の巻回箇所に、形成され、前記凹部には、前記第一層の巻線の一部が収容されていてもよい。
このように構成することにより、第一層の巻線を凹部内に導き、第一層の巻線の位置及び状態を安定化させることができる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。
また、各前記スロットには、前記シャフト側の第一層の巻線と、該第一層の巻線の前記コア外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に積層され、各前記スロットの側面には、前記第二層の巻線が架け渡される他方の前記スロットの巻回箇所に向かって凹むと共に、前記第二層の巻線及び該巻線の下層である前記第一層の巻線の厚みに亘って伸びる凹部が、形成され、該凹部には、前記第一層及び前記第二層の巻線の一部が収容されていてもよい。
このように構成することにより、第二層の巻線を凹部内に導き、第二層の巻線の位置及び状態を安定化させることができる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。
また、前記凹部の前記コア外周側には、前記スロットの側面に対して斜めに形成されると共に前記第二層の巻線を前記凹部内に案内するガイドが形成され、前記第二層の巻線は、前記コア外周側で、前記ガイドに当接していてもよい。
このように構成することにより、コア外周側に巻回される第二層の巻線が、スロットから外れて抜け出ることを防止可能となる。
また、前記第一巻線間に位置するスロットの前記底部は、前記インシュレータのみ、又は前記インシュレータ及び前記コアから構成されていてもよい。
第一巻線間に位置するスロットの底部を、インシュレータのみから構成した場合には、コアを全スロット同じ形状として形成すればよく、シート毎、又は一枚定数での回転積層が可能となり、シート厚さの偏差によって発生する回転アンバランスを低減することが可能となる。
第一巻線間に位置するスロットの底部を、インシュレータ及びコアから構成した場合には、インシュレータのみで底部を形成して巻線位置を制御することが困難な場合でも、スロットの底部をインシュレータ及びコアから構成できるので、第一巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。
また、請求項1乃至8いずれか1項に記載の前記アーマチャを備えることを特徴とするモータとして構成してもよい。
このように構成することにより、アーマチャの回転バランスが向上されたモータを得ることが可能となる。
本発明によれば、最初に巻回される第一巻線間に位置するスロットのシャフト側底面は、第一巻線のコア外周側のラインに略沿った底部を備えているので、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、第一巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
また、すべてのスロットにおいて、巻線のシャフト側端部は、各スロットのシャフト側底面と接触しており、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、巻線とスロットのシャフト側底面との間に空間がないため、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変できることは勿論である。
図1〜図5は本発明の一実施形態に係るものであり、図1は本発明の一実施形態に係るモータの断面図、図2は図1のアーマチャの斜視図、図3は本発明の一実施形態に係るコアとインシュレータの結合を示す斜視説明図、図4はコア及びインシュレータのa−a線断面図、図5はアーマチャのa−a線断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るモータ10は、固定子11と、アーマチャ12と、アーマチャ12のシャフト13と、シャフト13を軸支する軸受部14,15と、ブラシ装置16と、を備えており、ハウジング17内に収められている。
図2にアーマチャ12の斜視図を示す。シャフト13には、コア20が圧入固定されている。
コア20は、複数枚のコアシートをシャフト13の軸方向に積層して形成されており、図4に示すように、中央に貫通孔24が形成され、この貫通孔24にシャフト13が挿通一体化されるようになっている。コア20は、10個の同形状の略T字型のティース21と、各ティース21を放射状に連結するティース連結部22とから構成されている。ティース21及びティース連結部22に囲まれた部分は、切欠かれた形状をしており、この切欠かれた部分が、10個の同形状のスロット23(23a〜23j)を構成している。図5に示すように、これら各スロット23a〜23jに、インシュレータ30を介して巻線25が巻回されている。
コンミテータ40は、軸心部が樹脂製の絶縁材からなり、シャフト13の一端側に外嵌される。シャフト13には、四ツ溝加工等が施されており、コンミテータ40とシャフト13の回り止め、抜け止めがなされている。
インシュレータ30は、絶縁性の樹脂製部品で、図3に示すように、コア20と巻線25との絶縁を行う巻線絶縁部31と、シャフト絶縁部32と、側面部33とが、一体に形成されている。側面部33は、中央にシャフト13が挿通される貫通孔を備え、また側面部33からは、円筒状のシャフト絶縁部32が突出して設けられている。
巻線絶縁部31は、コア20のスロット23に対応した所定間隔で隣接しており、各々断面略V字状に形成されている。巻線絶縁部31は、図4に示すように、コア20の各スロット23内に挿入され、スロット23の内面を覆うように構成されている。巻線絶縁部31のシャフト13の軸方向の長さは、コア20の長さの半分であり、図3に示すように、同一の二つのインシュレータ30を、シャフト13の軸方向の両側からスロット23に嵌め込むことにより、スロット23内全周面を覆うことができるように構成されている。
インシュレータ30がアーマチャ12に組み付けられることにより、巻線絶縁部31、シャフト絶縁部32、側面部33は、それぞれスロット23の内周面、該当シャフト部分、コア20端面と巻線25との絶縁を行う。
インシュレータ30及びコンミテータ40をシャフト13に組み付けた状態で、コア20のスロット23及びコンミテータ40の鉤部41に巻線25を引っ掛けて巻線25が施されることにより、インシュレータ30はシャフト13及びコア20に固定される。
本実施形態のインシュレータ30は、図4に示すように、スロット23内面の形状と異なる形状をしている。本実施形態のアーマチャ12は、シャフト13を中心として径方向に対向する二箇所から巻線25が巻回されたダブルフライヤ方式であるため、インシュレータ30の形状は貫通孔24を中心として点対称になっており、スロット23a〜23eに嵌合される部分と、スロット23f〜23jに嵌合される部分とが、それぞれ同じ形状として構成されている。
図5に示すように、各スロット23a〜23jには、巻線25a〜25eが巻回されている。最初に巻回される第一巻線25aは、巻始めとなるスロット23aと、1スロット飛び越したスロット23cとの間で所定回数巻回されている。また、180度対向したスロット23fからも略同時に同様な方法で巻回されている。つまり巻線作業が180度対向して2方向から行われる。その後、反時計回りに、次のスロットに移り順次第二巻線25b〜第五巻線25eが順次巻回されている。
各スロット23a〜23jには、図5に示すように、貫通孔24側の第一層の巻線と、この第一層の巻線のコア20外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に二層になるよう積層されている。
図4,図5に示すように、巻線25a〜25cが第一層として巻回されるスロット23a〜23jの貫通孔24側の箇所には、インシュレータ30に、第一層の巻線25a〜25cの内側に向かって、即ち、巻線25a〜25cが架け渡される他方のスロット23a〜23jの巻回箇所に向かって、凹んだ凹部34aが形成されている。凹部34aには、第一層の巻線25a〜25cの一部が収容されている。
また、巻線25c〜25eが貫通孔24に遠い第二層として巻回される箇所は、インシュレータ30に、第二層の巻線25c〜25eの内側に向かって、即ち、巻線25c〜25eが架け渡される他方のスロット23a〜23jの巻回箇所に向かって、凹んだ凹部34bが形成されている。凹部34bは、第一層及び第二層の巻線の層の厚みに亘って伸びるよう形成されており、凹部34bには、その第二層の巻線25c〜25e及びその貫通孔24側に巻回されている第一層の巻線25a〜25cの一部が収容されている。
凹部34bのコア20外周側の面は、第二層の巻線25c〜25eを凹部34b内に案内するガイド34cとして形成されている。ガイド34cは、スロット23a〜23jの側面に対して斜めに形成されている。ガイド34cの貫通孔24側端部は、第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側端部よりも貫通孔24側に設けられると共に、ガイド34cのコア20外周側端部は、第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側端部よりもコア20外周側に設けられている。第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側は、ガイド34cに当接している。ガイド34cは、巻線25c〜25eがスロット23a〜23jから外れることを防止している。
また、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロット23b,23gは、インシュレータ30の貫通孔24側の底面が、他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成され、第一巻線25aのコア20外周側のラインに略沿った底部を備えている。
なお、本実施形態では、一つのスロットを隔てた一対のスロット間へ巻線25を巻回しているが、二つ以上のスロットを隔てたスロット間へ巻線25を巻回する場合、第一巻線25a間に位置する二つ以上のスロットは、第一巻線25aのほか、第二巻線25b以降の巻線25によっても囲まれることとなる。従ってこの場合、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロットのインシュレータ30の貫通孔24側の底面は、これらのスロットを隔てて、そのスロットの巻線よりも先に巻回されたすべての巻線25のコア20外周側の略ライン上又はこのラインよりもコア20外周側になるよう、コア20外周側に後退した位置に形成される。
本実施形態では、コア20がすべて同じ形状のティース21を備えるように構成し、インシュレータ30のみが凹部34a,34bを備えると共に、スロット23b,23gのインシュレータ30の底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成されているので、コア20は全スロット同じ形状でよく、シート毎、又は一枚定数での回転積層が可能となり、シート厚さの偏差によって発生する回転アンバランスを低減することが可能となる。
なお、図6に示すように、コア20自体が凹部34a,34bに沿った凹部26a,26bを備えると共に、コア20自体のスロット23b,23g底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成された異型スロット形状として構成してもよい。
このように構成した場合、コア20自体のスロット23b,23g底面をコア外周側に形成したことにより、コアで埋められるスロットの相対量を、凹部26a,26bに割り当てることができるので、コア20全体としての回転アンバランスを低減することが可能である。
また、インシュレータ30のみで凹部34a,34b及びスロット23b,23gの後退した底面を形成して巻線位置を制御することが困難な場合でも、図6のように、凹部をインシュレータ30の凹部34a,34b及びコア20の凹部26a,26bから構成すると共にスロット23b,23gの後退した底面をインシュレータ30及びコア20から構成することができる。従って、このような場合でも、巻線25a〜25eを凹部26a,26bに収納させて安定化させることができると共に、第一巻線25a間のスロット23b,23gの貫通孔24側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。
また、本実施形態では、図4に示すように、インシュレータ30が凹部34a,34bを備えていたが、図7に示すように、インシュレータ30が凹部34a,34bを備えず、スロット23b,23gのインシュレータ30の底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成されていてもよい。
図7の例において、図8に示すように、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロット23b,23gでは、貫通孔24側のインシュレータ30の底面が、他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置で、第一巻線25aのコア20外周側のラインに略沿うように、形成されている。従って、スロット23b,23g内の第一層の巻線25bが、スロット23b,23gのインシュレータ30底面に接することとなる。そのため、すべてのスロット23a〜23jにおいて、巻線25a〜25eがスロット23a〜23jのインシュレータ30の貫通孔24側の底面に接するため、第一層の巻線25a〜25cとスロット底面との間に空間が生じて巻線の位置と状態が不安定になることがなく、アーマチャ12の回転バランスを向上できる。
更に、図7の例でも、図9に示すように、コア20を、コア20自体のスロット23b,23gの底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成された異型スロット形状として形成してもよい。
また、図10に示すように、コア20自体を、凹部26aが形成されると共に、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロット23b,23gの貫通孔24側の底面が、他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置で、第一巻線25aのコア20外周側のラインに略沿うように形成された異型スロットとして構成してもよい。
凹部26aは、図10,図11に示すように、各スロット23a〜23jの側面で、巻線25a〜25cが貫通孔24に近い第一層として巻回される箇所に、第一層の巻線25a〜25cの内側に向かって凹むように構成される。凹部26aには、第一層の巻線25a〜25cの一部が収容される。図10のコア20は、貫通孔24を軸とした点対称に構成されている。
この場合、コア20自体のスロット23b,23g底面をコア外周側に後退するように形成したことにより、スロット23b,23gコアで埋められるスロットの相対量を、凹部26aに割り当てることができるので、コア20全体としての回転アンバランスを低減することが可能である。
更に、図10の例では、コア20の凹部26aの部分を切欠いているので、巻線の占積率が向上し、モータ効率を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るモータの断面図である。 図1のアーマチャの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコアとインシュレータの結合を示す斜視説明図である。 コア及びインシュレータのa−a線断面図である。 アーマチャのa−a線断面図である。 改変例に係るコア及びインシュレータのa−a線断面図である。 他の実施例に係るコア及びインシュレータのa−a線断面図である。 他の実施例に係るアーマチャのa−a線断面図である。 他の実施例の改変例に係るコア及びインシュレータのa−a線断面図である。 更に他の実施例に係るコア及びインシュレータのa−a線断面図である。 更に他の実施例に係るアーマチャのa−a線断面図である。 従来例に係るアーマチャの説明図である。
符号の説明
10‥モータ、11‥固定子、12‥アーマチャ、13‥シャフト、
14、15‥軸受部、16‥ブラシ装置、17‥ハウジング、20‥コア、
21‥ティース、22‥ティース連結部、23、23a〜23j‥スロット、
24‥貫通孔、25、25a〜25e‥巻線、25a‥第一巻線、25b‥第二巻線、
25e‥第五巻線、26a、26b、34a、34b‥凹部、34c‥ガイド、
30‥インシュレータ、31‥巻線絶縁部、32‥シャフト絶縁部、33‥側面部、
40‥コンミテータ、41‥鉤部、50‥コア、53b、53g‥スロット、
55a‥第一巻線、55b‥第二巻線、55e‥巻線、56‥空間

Claims (9)

  1. シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、
    前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、
    最初に巻回される第一巻線間に位置する前記スロットの前記シャフト側底面は、前記第一巻線の前記コア外周側のラインに略沿った底部を備え、
    すべての前記スロットにおいて、前記巻線の前記シャフト側端部は、各前記スロットの前記シャフト側底面と接触していることを特徴とするアーマチャ。
  2. シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、
    前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、
    最初に巻回される第一巻線間に位置する前記スロットの前記シャフト側底面は、前記第一巻線間に位置するスロットを隔てて先に巻回されるすべての前記巻線の、前記コア外周側の略ライン上、又は該ラインより前記コア外周側に、形成され、
    すべての前記スロットにおいて、前記巻線の前記シャフト側端部は、各前記スロットの前記シャフト側底面と接触していることを特徴とするアーマチャ。
  3. 前記第一巻線が巻回される一対の前記スロットの側面には、前記シャフト側に、凹部が、互いに略対向するように、それぞれ形成され、
    前記凹部内には、前記第一巻線の一部が収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアーマチャ。
  4. 前記第一巻線に次ぐ第二巻線が巻回される一対の前記スロットの側面には、前記シャフト側に、凹部が、互いに略対向するように、それぞれ形成され、
    前記凹部内には、前記第二巻線の一部が収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアーマチャ。
  5. 各前記スロットには、前記シャフト側の第一層の巻線と、該第一層の巻線の前記コア外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に積層され、
    各前記スロットの側面には、前記第一層の巻線が架け渡される他方の前記スロットの巻回箇所に向かって凹んだ凹部が、前記第一層の巻線の巻回箇所に、形成され、
    前記凹部には、前記第一層の巻線の一部が収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアーマチャ。
  6. 各前記スロットには、前記シャフト側の第一層の巻線と、該第一層の巻線の前記コア外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に積層され、
    各前記スロットの側面には、前記第二層の巻線が架け渡される他方の前記スロットの巻回箇所に向かって凹むと共に、前記第二層の巻線及び該巻線の下層である前記第一層の巻線の厚みに亘って伸びる凹部が、形成され、
    該凹部には、前記第一層及び前記第二層の巻線の一部が収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアーマチャ。
  7. 前記凹部の前記コア外周側には、前記スロットの側面に対して斜めに形成されると共に前記第二層の巻線を前記凹部内に案内するガイドが形成され、
    前記第二層の巻線は、前記コア外周側で、前記ガイドに当接していることを特徴とする請求項6に記載のアーマチャ。
  8. 前記第一巻線間に位置するスロットの前記底部は、前記インシュレータのみ、又は前記インシュレータ及び前記コアから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアーマチャ。
  9. 請求項1乃至8いずれか1項に記載の前記アーマチャを備えることを特徴とするモータ。
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