JP2008220016A - インバータ回路 - Google Patents

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大和 高橋
Hiroaki Yasuda
宏晃 安田
Kazuhide Ito
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Abstract

【課題】回路の電力損失及び熱の発生を防ぐこと。
【解決手段】平滑回路3の出力電圧を抵抗R9とトランジスタQを介して制御回路4の電圧入力端子に供給する。トランジスタQが所定の電圧でオフ状態となるように、平滑回路3の出力電圧を抵抗R1及び抵抗R2によって分圧し、抵抗R1と抵抗R2の接続点とトランジスタQのゲート端子を接続し、抵抗R2と並列にツェナーダイオードZDを接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光灯の点灯装置等に用いるインバータ回路に関するものである。
蛍光灯用インバータ回路に用いられるスイッチング回路に対して駆動制御を行う制御回路を備えた蛍光灯用インバータ回路が各種提案されている(例えば特許文献1等)。このような制御回路に対する電圧供給の一般的な方法として図5〜図7の回路が挙げられる。図5は平滑回路3の出力電圧を抵抗R9を介して制御回路4に供給する方法を用いた回路である。この方法は回路構成は簡単であるが、抵抗R9における電力損失が大きく、熱が発生しやすい。また直流電圧が変動すると制御回路4に供給される電圧も変動するため、制御回路4の回路設計が困難という欠点がある。
図6はスイッチング回路5の交流発生部における交流電圧をコンデンサC91及びC92、ダイオードD91及びD92で構成された平滑回路にて平滑し、制御回路4に供給する方法を用いた回路である。この方法は電力損失は少ないが、交流電圧がないと動作しないという欠点がある。
図7は、スイッチング回路中のインダクタL1に二次巻線を設け、交流電圧をコンデンサC93、ダイオードD94を用いて整流・平滑して電圧を供給する方法を用いた回路である。この方法も電力損失は少ないが、巻線回路が増えるためインダクタL1が複雑になる。また交流電圧がないと動作しないという欠点がある。
特開2000−182794号公報
通常、制御回路4の起動を確実にするために、図8〜図10のような回路を用いることが多い。図8は抵抗R9を用いた図5の回路とチャージポンプ回路を用いた図6の回路を組み合わせたものである。図9は図5の回路と二次巻線を備えたインダクタL1を備えた図7の回路を組み合わせたものである。図10は、図5、図6及び図7の回路を組み合わせたものである。このような回路構成とすることで制御回路4を安定的に起動させることができるが、抵抗R9による電力損失と熱の発生が問題となっていた。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、電力損失や熱の発生を抑えたインバータ回路を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明におけるインバータ回路は、交流回路と、交流回路の出力側に接続される整流回路と、整流回路の出力側に接続される平滑回路と、平滑回路の出力側に接続されるスイッチング回路と、スイッチング回路の駆動制御を行う制御回路と、平滑回路の出力電圧を制御回路に供給する第1の抵抗と、交流電圧を用いて制御回路に電圧を供給する電圧供給回路と、を備えて構成されるインバータ回路において、第1の抵抗は第1のスイッチング素子を介して制御回路に電圧を供給するものであり、平滑回路の出力電圧が所定の電圧値に達した時、第1のスイッチング素子がオフ状態となり、第1の抵抗から制御回路に対する電圧供給が停止することを特徴としている。
上記第1のスイッチング素子としては、バイポーラトランジスタもしくはMOS−FETを用いることが好ましいが、これ以外にもサイリスタや電子リレー等、スイッチング機能を有するものであればどのようなものを用いてもよい。
また、平滑回路の出力に対して直列に接続された第2の抵抗及び第3の抵抗と、第2の抵抗と第3の抵抗の接続点にカソード端子が接続され、平滑回路の出力端にアノード端子が接続され、第3の抵抗と並列に接続された定電圧生成部と、を更に備え、第1のスイッチング素子のゲート端子は第2の抵抗と第3の抵抗の接続点に接続されていることとしてもよい。
また、定電圧生成部はツェナーダイオードであることが望ましい。
平滑回路の出力電圧が所定の電圧に達したら第1のスイッチング素子がオフ状態となり、第1の抵抗を介して制御回路に対して電圧を供給する経路が遮断され、電圧供給回路からのみ電圧が供給されるようになるため、第1の抵抗による余分な電力損失や熱の発生を抑えることができる。また定電圧生成部を用いて第3の抵抗の抵抗値を適切に設定することにより、交流電源をオフにしてバス電圧が放電して減少していく際に、制御回路への電圧供給を停止することができるため、交流電源のオフ後に制御回路を確実に停止させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明におけるインバータ回路の一例を示した図である。図1の回路は、交流電源1、整流回路2、平滑回路3、制御回路4、スイッチング回路5を備え、制御回路4はスイッチング回路5の駆動制御を行う。平滑回路3の出力側には直列に接続された抵抗R1と抵抗R2が接続され、抵抗R2と並列にツェナーダイオードZDが接続される。ツェナーダイオードZDはアノードが平滑回路3の出力端に接続され、カソードが抵抗R1と抵抗R2の接続点に接続される。平滑回路3の出力端には抵抗R9の一端が接続され、他端にはトランジスタQの一端が接続される。トランジスタQの他端は制御回路4の電圧入力端子に接続され、ゲート端子は抵抗R1と抵抗R2の接続点に接続される。
スイッチング回路5の交流発生部にはコンデンサC91の一端が接続される。コンデンサC91の他端にはダイオードD91のカソードと、ダイオードD92のアノードが接続される。ダイオードD91のアノードは平滑回路3の出力端に接続される。ダイオード92のカソードは制御回路4の電圧入力端子に接続される。ダイオードD91と並列にコンデンサC92が接続される。このコンデンサC91及びC92とダイオードD91及びD92はチャージポンプ回路を形成している。
ここで制御回路4が起動を開始する電圧をV、通常動作に必要な電圧をVとすると、制御回路4を安定的に動作させるために十分にV<Vとなるように設定される。そこで、図1に示したように、平滑回路3の出力電圧を抵抗R1及びR2で分圧し、その分圧値が電圧Vを超えるとトランジスタQがオフとなるようにすることにより、制御回路4を起動させるまでは抵抗R9を用いて電圧を安定的に供給し、制御回路4の起動電圧であるVを超えたら、トランジスタQをオフ状態として抵抗9からの電圧供給を遮断することにより、余分な電力損失、熱の発生を抑えることができる。
図2及び図3は本発明におけるインバータ回路の他の一例を示した図である。図1の回路と同じ構成要素については説明を省略する。図2の回路と図1の回路との違いは、制御回路4に対して電圧供給を行う回路がチャージポンプ回路ではなく二次巻線を備えたインダクタL1を備えた回路となっている点である。二次巻線を備えたインダクタL1の一端は平滑回路3の出力端に接続され、他端にはダイオードD94のアノードが接続される。ダイオードD94のカソードは制御回路4の電圧入力端子に接続される。また、制御回路4の電圧入力端子と平滑回路3の出力端との間にコンデンサC93が接続される。図2の回路は図1の回路と同様の効果を奏する。
図3の回路と図1の回路との違いは、制御回路4に対して電圧供給を行う回路がチャージポンプ回路と二次巻線を備えたインダクタL1を備えた回路の組み合わせになっている点である。スイッチング回路5の交流発生部にはコンデンサC91の一端が接続される。コンデンサC91の他端にはダイオードD91のカソードと、ダイオードD92のアノードが接続される。ダイオードD91のアノードは平滑回路3の出力端に接続される。ダイオード92のカソードは制御回路4の電圧入力端子に接続される。二次巻線を備えたインダクタL1の一端は平滑回路3の出力端に接続され、ダイオードD94のアノードが接続される。ダイオードD94のカソードは制御回路4の電圧入力端子に接続される。また、制御回路4の電圧入力端子と平滑回路3の出力端との間にコンデンサC92が接続される。図3の回路は図1の回路と同様の効果を奏する。
図1〜図3で説明したインバータ回路は単体でも使用可能であるが、他の回路との組み合わせも可能である。図4は図1のインバータ回路と蛍光灯Laを組み合わせて蛍光灯点灯装置としたときの回路図である。スイッチング回路5に対して絶縁トランスを介してインダクタL2が接続され、インダクタL2に並列に蛍光灯LaとコンデンサC1が接続されている。蛍光灯Laの一端と抵抗R1の一端が接続され、抵抗R1の他端がトランジスタQのゲート端子に接続される。そして、蛍光灯Laの他端と平滑回路3の出力端とが抵抗R3を介して接続される。このように回路を構成することにより、蛍光灯Laが正しく接続されていなかったりフィラメントが切れていたりしたときはトランジスタQがオフ状態となり、交流電源1をオン状態にしても制御回路4に電圧が供給されず、回路の誤動作を防ぐことができる。尚、図4は図1の回路に対して蛍光灯Laの点灯回路を接続した回路であるが、図2又は図3の回路に対して同様に蛍光灯Laの点灯回路を接続しても同様の効果を奏する。
本発明におけるインバータ回路の一例 本発明におけるインバータ回路の一例 本発明におけるインバータ回路の一例 本発明におけるインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例 従来のインバータ回路の一例
符号の説明
1 交流回路
2 整流回路
3 平滑回路
4 制御回路
5 スイッチング回路
R1〜R3、R9 抵抗
C1、C91〜C93 コンデンサ
L1、L2 インダクタ
D91、92、94 ダイオード
ZD ツェナーダイオード
Q トランジスタ
La 蛍光灯

Claims (3)

  1. 交流回路と、
    前記交流回路の出力側に接続される整流回路と、
    前記整流回路の出力側に接続される平滑回路と、
    前記平滑回路の出力側に接続されるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路の駆動制御を行う制御回路と、
    前記平滑回路の出力電圧を前記制御回路に供給する第1の抵抗と、
    交流電圧を用いて前記制御回路に電圧を供給する電圧供給回路と、
    を備えて構成されるインバータ回路において、
    前記第1の抵抗は第1のスイッチング素子を介して前記制御回路に電圧を供給するものであり、
    前記平滑回路の出力電圧が所定の電圧値に達した時、前記第1のスイッチング素子がオフ状態となり、前記第1の抵抗から前記制御回路に対する電圧供給が停止することを特徴とするインバータ回路。
  2. 前記平滑回路の出力に対して直列に接続された第2の抵抗及び第3の抵抗と、
    前記第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続点にカソード端子が接続され、前記平滑回路の出力端にアノード端子が接続され、前記第3の抵抗と並列に接続された定電圧生成部と、
    を更に備え、前記第1のスイッチング素子のゲート端子は前記第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続点に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  3. 前記定電圧生成部はツェナーダイオードであることを特徴とする請求項2に記載のインバータ回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02155463A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Murata Mfg Co Ltd スイッチングレギュレータ
JPH07123709A (ja) * 1993-10-28 1995-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置
JP2000116154A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Hano Seisakusho:Kk 2重共振回路により電源を得る方法およびその装置

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