JP2017112782A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】待機状態時にハイサイドスイッチング素子の駆動回路の電力消費を抑え、かつ、ハイサイドスイッチング素子の駆動電圧を確実に供給する。
【解決手段】複数の電源回路で構成される直流電源装置において、複数の電源回路を制御する制御回路40と、制御回路40に電源を供給するSUB電源30であって、制御回路40は、補助電源の出力電圧を一定に制御する制御手段と、制御回路40はシステムコントローラと、スイッチング素子Q2をオンオフ駆動するハイサイドドライバと、ハイサイドドライバの低電圧検出機能を設けて、電源電圧が低い時にオフさせる機能とを有し、制御回路40は、外部からの信号又はシステムコントローラの負荷判定により、SUB電源30の出力電圧を切り替え、待機動作時にはSUB電源30の出力電圧を定常動作よりも低下させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】複数の電源回路で構成される直流電源装置において、複数の電源回路を制御する制御回路40と、制御回路40に電源を供給するSUB電源30であって、制御回路40は、補助電源の出力電圧を一定に制御する制御手段と、制御回路40はシステムコントローラと、スイッチング素子Q2をオンオフ駆動するハイサイドドライバと、ハイサイドドライバの低電圧検出機能を設けて、電源電圧が低い時にオフさせる機能とを有し、制御回路40は、外部からの信号又はシステムコントローラの負荷判定により、SUB電源30の出力電圧を切り替え、待機動作時にはSUB電源30の出力電圧を定常動作よりも低下させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハイサイドスイッチング素子及び駆動回路を備えたスイッチング電源装置に関する。
従来より、電源装置として図4に示す回路構成のものが知られている。図4に示す構成の電源装置は、交流電源Vsをダイオードブリッジよりなる整流器DBにより全波整流し、
整流器DBから出力される脈流電圧を昇降圧チョッパ回路1により電圧変換した後、昇降圧チョッパ回路1から出力される直流電圧をインバータ回路2によって高周波電力に電力変換し、インバータ回路2から出力される高周波電力を負荷回路(図示せず)に供給するように構成されている。なお、インバータ回路2としては、周知のハーフブリッジ型のインバータ回路や周知のフルブリッジ型のインバータ回路などが適宜適用されている。
特許文献1には、起動時に出力平滑コンデンサC9に電荷が残留していても、ブートスラップコンデンサCsの充電を行うことができ、安定した制御を行うことができる電源装置が開示されている。
整流器DBから出力される脈流電圧を昇降圧チョッパ回路1により電圧変換した後、昇降圧チョッパ回路1から出力される直流電圧をインバータ回路2によって高周波電力に電力変換し、インバータ回路2から出力される高周波電力を負荷回路(図示せず)に供給するように構成されている。なお、インバータ回路2としては、周知のハーフブリッジ型のインバータ回路や周知のフルブリッジ型のインバータ回路などが適宜適用されている。
特許文献1には、起動時に出力平滑コンデンサC9に電荷が残留していても、ブートスラップコンデンサCsの充電を行うことができ、安定した制御を行うことができる電源装置が開示されている。
特許文献1で提案された昇降圧チョッパ回路の回路構成では、起動時に平滑コンデンサC9に電荷が残留していて平滑コンデンサC9の端子電圧がコンデンサC10の端子電圧よりも高いときは、ブートストラップCsの充電を行うことができない。このため、ブートストラップCsを電源投入後に充電するために、専用のスイッチQ2をインダクタL1とダイオードD2アノードとの接続点とGND間に接続している。このスイッチQ2として出力電圧レベルの耐圧のスイッチング素子が必要で、起動時のみスイッチQ2をオンにするタイマ回路6が必要であった。
しかしながら、この回路構成では待機状態は考慮されていないため、待機時の制御回路電圧を低下させて消費電力を抑えることはできない。
さらに、待機時に平滑コンデンサC9に電荷が残留せず、ブートストラップCsを充電できる場合では、ドライバ4へ電源を供給してしまうため、今度は消費電力を抑えることができないという課題が生じる。また、待機時にドライバ4へ電源を供給している場合、耐ノイズ性に関して耐性が下がる可能性がある。
さらに、待機時に平滑コンデンサC9に電荷が残留せず、ブートストラップCsを充電できる場合では、ドライバ4へ電源を供給してしまうため、今度は消費電力を抑えることができないという課題が生じる。また、待機時にドライバ4へ電源を供給している場合、耐ノイズ性に関して耐性が下がる可能性がある。
上記問題に鑑み、本発明は、待機状態時に電力消費を抑えられることを課題とする。また、待機状態時の耐ノイズ性に関して向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、複数の電源回路で構成される直流電源装置において、前記複数の電源回路を制御する制御回路と、前記電源回路の1つは前記制御回路に電源を供給する補助電源であって、前記制御回路は、前記補助電源の出力電圧を一定に制御する制御手段と、前記制御回路は、負荷の定常動作と待機動作を判定する負荷判定回路と、前記ハイサイドスイッチング素子をオンオフ駆動するパルス信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路の電源電圧を供給する駆動回路電源と、前記駆動回路の電源電圧の低電圧を検知する低電圧検出機能を設けて、前記駆動回路電源電圧が低い時に前記駆動回路のパルス信号をオフさせる機能と、を有し、前記制御回路は、外部からの信号又は前記制御回路内の負荷判定回路により、前記補助電源の出力電圧を切り替え、待機動作時には前記補助電源の出力電圧を定常動作よりも低下させることを特徴とする。
本発明によると、制御回路で補助電源の出力電圧を制御し、ハイサイドドライバの電源を補助電源より供給する。これにより、調光信号やリモートオンオフ信号、又は制御回路内の負荷判定回路により、補助電源の出力電圧を制御する。具体的には、待機状態と判断した場合は、出力電圧を下げる事で消費電力を下げて省エネを次実現し、同時にハイサイドドライバの電源電圧を低電圧保護の基準電圧未満にしてオフ状態にし、耐ノイズ性を向上することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源装置1の基本構成を示す図である。
図1に示す基本構成は、交流入力電源ACに接続されたダイオードブリッジDBで直流電圧(全波整流電圧)に整流し、リアクトルL1、MOSFETQ1、ダイオードD1、コンデンサC1で構成された力率改善回路(電源回路1)10に接続されている。また、力率改善回路10の出力電圧は、MOSFETQ2、ダイオードD2、リアクトルL2、コンデンサC2から構成された降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20、及びトランスT,MOSFETQ3、ダイオードD31〜D33、コンデンサC31〜C33からなるSUB電源(電源回路3)30が接続されている。また、降圧DC/DCコンバータ20の出力には、例えばLED等の負荷50が接続される。
また、力率改善回路10、降圧DC/DCコンバータ20、及びSUB電源30のスイッチング素子Q1〜Q3をオンオフ制御するための制御回路40が各スイッチング素子Q1〜Q3のゲート端子に接続されている。
ここで、SUB電源30のトランスTの2次巻線S1のパルス電圧をダイオードD31、コンデンサC31により整流平滑した電圧は、制御回路40の電源電圧端子Vcc_FBに接続されている。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源装置1の基本構成を示す図である。
図1に示す基本構成は、交流入力電源ACに接続されたダイオードブリッジDBで直流電圧(全波整流電圧)に整流し、リアクトルL1、MOSFETQ1、ダイオードD1、コンデンサC1で構成された力率改善回路(電源回路1)10に接続されている。また、力率改善回路10の出力電圧は、MOSFETQ2、ダイオードD2、リアクトルL2、コンデンサC2から構成された降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20、及びトランスT,MOSFETQ3、ダイオードD31〜D33、コンデンサC31〜C33からなるSUB電源(電源回路3)30が接続されている。また、降圧DC/DCコンバータ20の出力には、例えばLED等の負荷50が接続される。
また、力率改善回路10、降圧DC/DCコンバータ20、及びSUB電源30のスイッチング素子Q1〜Q3をオンオフ制御するための制御回路40が各スイッチング素子Q1〜Q3のゲート端子に接続されている。
ここで、SUB電源30のトランスTの2次巻線S1のパルス電圧をダイオードD31、コンデンサC31により整流平滑した電圧は、制御回路40の電源電圧端子Vcc_FBに接続されている。
図2に、本発明の実施形態に係る制御回路40の構成を示す。制御回路40は、起動回路41、内部定電圧出力回路42、SUB電源30の出力電圧・過電流保護・スイッチング駆動信号の制御を行うSub電源制御回路43、降圧DC/DCコンバータ20のスイッチング制御を行うMainDC/DC制御回路44及びMainDC/DC制御回路44の出力信号をスイッチング素子Q2の駆動信号に変換するためのハイサイドドライバ48、並びにハイサイドドライバ48の電源電圧の電圧低下を監視し保護する低電圧検知回路49を含む。
また、外部信号である負荷50への調光信号又はリモートON/OFFに基づき電源装置を制御するためのインターフェースとなるシステムコントローラ45、力率改善回路のスイッチング制御を行うPFC制御回路46及びPFC制御回路46の出力信号をスイッチング素子Q1のゲート駆動信号に変換するGateDRV47から構成される。
なお、制御回路内部は、大きく分けて2つの集積回路からなり、起動回路41、内部定電圧出力回路42、SUB電源制御回路43、GateDRV47、低電圧検知回路49を含むハイサイドドライバ48からなるドライバとSub電源Cont−ICと、MainDC/DC制御回路44、システムコントローラ45、PFC制御回路46、からなるシステム制御ICで構成される。
また、MainDC/DC制御回路44、システムコントローラ45、PFC制御回路46からなるシステム制御ICは、マイコンで構成されてもよい。
また、外部信号である負荷50への調光信号又はリモートON/OFFに基づき電源装置を制御するためのインターフェースとなるシステムコントローラ45、力率改善回路のスイッチング制御を行うPFC制御回路46及びPFC制御回路46の出力信号をスイッチング素子Q1のゲート駆動信号に変換するGateDRV47から構成される。
なお、制御回路内部は、大きく分けて2つの集積回路からなり、起動回路41、内部定電圧出力回路42、SUB電源制御回路43、GateDRV47、低電圧検知回路49を含むハイサイドドライバ48からなるドライバとSub電源Cont−ICと、MainDC/DC制御回路44、システムコントローラ45、PFC制御回路46、からなるシステム制御ICで構成される。
また、MainDC/DC制御回路44、システムコントローラ45、PFC制御回路46からなるシステム制御ICは、マイコンで構成されてもよい。
次に、制御回路40の各部機能は以下になる。起動回路41は、交流電源ACを全波整流平滑し、リアクトルL1、ダイオードD1を介した電圧を入力し、Start端子からVcc_FB端子を介して起動電流を流してコンデンサC31を充電する。コンデンサC31の充電電圧が所定の起動電圧に達すると、Vcc_FB端子に接続されている内部定電圧出力回路42が起動し、システムコントローラ45を動作させる。ここでリモートON/OFF信号によるオフ信号が無ければ、Sub電源制御回路43及びPFC制御回路46が起動し、その後MainDC/DC制御回路44が起動する。
Sub電源制御回路43の起動により、スイッチング素子Q3はスイッチングを開始し、トランスTの1次巻線Pは励磁され、スイッチング素子Q3のオフ時にトランスTの2次巻線S1、S2から励磁エネルギーがダイオードD31,D32を介してコンデンサC31,C32へ充電される。ここで、コンデンサC31の充電電圧が所定の電圧になるようにSub電源制御回路43はスイッチング素子Q3のオンデューティーを制御する。また、トランスTの2次巻線S1とS2の巻数比に比例した電圧でコンデンサC31、C32は充電される。また、コンデンサC32は、図示しない負荷の補助電源等に用いられる。
PFC制御回路46は、力率改善回路10の制御回路であり、スイッチング素子Q1に流れるスイッチング電流波形の包絡線が、交流電源ACの全波整流波形に近似するようにスイッチング素子Q1をオンオフ制御させ、交流電源ACを全波整流した整流電圧を昇圧させる。これにより電源装置1の力率を改善する。ここで、PFC制御回路46の信号をスイッチング素子Q1を駆動させるためにGateDRV47を介して駆動する。
MainDC/DC制御回路44は、降圧DC/DCコンバータ20のスイッチング制御を行う制御回路であり、力率改善回路10の出力電圧を負荷50が必要とする電源電圧になるように、スイッチング素子Q2をオンオフ制御して降圧させる。
ここで、DCDC_FB1端子は、降圧DC/DCコンバータ20の出力電圧を検出する端子である。また、DCDC_FB2端子は、負荷50に流れる負荷電流を検出して、MainDC/DC制御回路44に入力する。MainDC/DC制御回路44は、図示しない内蔵する負荷判定回路を介して、定常動作か待機動作かを判定する。負荷判定回路が待機動作と判定すると、システムコントローラ45を介してSub電源制御回路43へスタンバイ信号を出力し、SUB電源30の出力電圧を定常出力電圧から待機電圧に低下させる。
ハイサイドドライバ48は、MainDC/DC制御回路44のGNDからフローティングされたスイッチング素子Q2のゲート・ソース間を駆動するために、MainDC/DC制御回路44の制御信号を図示しないレベルシフト回路を介してゲート信号として駆動する。
ハイサイドドライバ48の電源は、ダイオードD33、コンデンサC33によるブートストラップ回路によりVB,VS端子に供給する。ここで、ハイサイドドライバ48の内部に低電圧検知回路49が備えられていて、VB,VS端子間電圧が予め定められた基準値未満になった時、スイッチング素子Q2のゲート駆動信号が出力されないようにハイサイドドライバ48を停止させる低電圧保護機能を備える。
ここで、DCDC_FB1端子は、降圧DC/DCコンバータ20の出力電圧を検出する端子である。また、DCDC_FB2端子は、負荷50に流れる負荷電流を検出して、MainDC/DC制御回路44に入力する。MainDC/DC制御回路44は、図示しない内蔵する負荷判定回路を介して、定常動作か待機動作かを判定する。負荷判定回路が待機動作と判定すると、システムコントローラ45を介してSub電源制御回路43へスタンバイ信号を出力し、SUB電源30の出力電圧を定常出力電圧から待機電圧に低下させる。
ハイサイドドライバ48は、MainDC/DC制御回路44のGNDからフローティングされたスイッチング素子Q2のゲート・ソース間を駆動するために、MainDC/DC制御回路44の制御信号を図示しないレベルシフト回路を介してゲート信号として駆動する。
ハイサイドドライバ48の電源は、ダイオードD33、コンデンサC33によるブートストラップ回路によりVB,VS端子に供給する。ここで、ハイサイドドライバ48の内部に低電圧検知回路49が備えられていて、VB,VS端子間電圧が予め定められた基準値未満になった時、スイッチング素子Q2のゲート駆動信号が出力されないようにハイサイドドライバ48を停止させる低電圧保護機能を備える。
システムコントローラ45は、外部信号である負荷50への調光信号又はリモートON/OFFに基づき電源装置を制御するためのインターフェースとなっている。
例えば、負荷50への調光信号が入力された場合、調光信号に応じてMainDC/DC制御回路44のフィードバック信号を制御させる。
または、リモートON/OFF信号のオフ信号が入力された場合、SUB電源回路30以外を停止させる。ここで、SUB電源回路30の出力電圧を定常出力電圧から待機電圧に低下させる。これにより、制御回路40の電源電圧Vcc_FB電圧は低下し、消費電力を抑えられる効果がある。
さらに、待機電圧を、ハイサイドドライバ48を停止させる低電圧保護の基準値未満となるように設定することで、ハイサイドドライバ48の消費電力を抑え、かつ待機時のハイサイドドライバ48の誤動作を生じさせない効果を得られる。
例えば、負荷50への調光信号が入力された場合、調光信号に応じてMainDC/DC制御回路44のフィードバック信号を制御させる。
または、リモートON/OFF信号のオフ信号が入力された場合、SUB電源回路30以外を停止させる。ここで、SUB電源回路30の出力電圧を定常出力電圧から待機電圧に低下させる。これにより、制御回路40の電源電圧Vcc_FB電圧は低下し、消費電力を抑えられる効果がある。
さらに、待機電圧を、ハイサイドドライバ48を停止させる低電圧保護の基準値未満となるように設定することで、ハイサイドドライバ48の消費電力を抑え、かつ待機時のハイサイドドライバ48の誤動作を生じさせない効果を得られる。
(第2の実施形態)
図3に、本発明の第2の実施形態に係る電源装置1aの基本構成を示す。第1の実施形態と異なる部分は、降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20のハイサイドドライバ48の電源をブートストラップ回路による供給を、SUB電源30のトランスTの第3の2次巻線S3、ダイオードD33、及びコンデンサC34から供給する方式に変更している。
図3に、本発明の第2の実施形態に係る電源装置1aの基本構成を示す。第1の実施形態と異なる部分は、降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20のハイサイドドライバ48の電源をブートストラップ回路による供給を、SUB電源30のトランスTの第3の2次巻線S3、ダイオードD33、及びコンデンサC34から供給する方式に変更している。
ハイサイドドライバ48の電源をSUB電源30から専用の巻線電圧を供給することで、降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20の出力残留電圧に影響されることなく、起動時、または過渡時、或いは異常時においてもハイサイドドライバ48の電源電圧を確実に供給することができる利点が得られる。
これは、従来技術では、例えば出力電圧制御のオーバーシュートにより、スイッチング素子Q1のオフ時間が続くと、図4のコンデンサCsの電圧が自己消費により放電し、電圧低下してしまうとスイッチング素子Q1をオンオフ駆動することができなくなる。すなわち、コンデンサCsはブートストラップで充電できなくなり、電源装置は動作を停止してしまう問題があった。本発明では、常時VB〜VS間に電圧が供給されており、このような不具合は生じない。
なお、第1の実施形態と同様に、リモートON/OFF信号のオフ信号が入力された場合の消費電力の抑制及び誤動作を生じさせない効果も同様に得られる。
これは、従来技術では、例えば出力電圧制御のオーバーシュートにより、スイッチング素子Q1のオフ時間が続くと、図4のコンデンサCsの電圧が自己消費により放電し、電圧低下してしまうとスイッチング素子Q1をオンオフ駆動することができなくなる。すなわち、コンデンサCsはブートストラップで充電できなくなり、電源装置は動作を停止してしまう問題があった。本発明では、常時VB〜VS間に電圧が供給されており、このような不具合は生じない。
なお、第1の実施形態と同様に、リモートON/OFF信号のオフ信号が入力された場合の消費電力の抑制及び誤動作を生じさせない効果も同様に得られる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための例示であって、個々の構成、組合せ等を上記のものに特定するものではない。本発明は、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
例えば、降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20を、ハーフブリッジ構成の絶縁型DC/DCコンバータ(電流共振コンバータ)等に置き換えてもよい。
例えば、降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)20を、ハーフブリッジ構成の絶縁型DC/DCコンバータ(電流共振コンバータ)等に置き換えてもよい。
以上のように、本発明に係る電源装置は、例えばLED照明装置に用いるのに好適である。従って、これを用いたLED照明装置及びLED照明器具などに利用可能である。
1、1a 電源装置
10 力率改善回路(電源回路1)
20 降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)
30 SUB電源(電源回路3)
40 制御回路
50 負荷
AC 交流電源
C1、C2、C31〜C34 コンデンサ
D1、D2、D31〜D34 ダイオード
DB 整流器
T、Ta トランス
L1、L2 リアクトル
Q1,Q2,Q3 MOSFET
10 力率改善回路(電源回路1)
20 降圧DC/DCコンバータ(電源回路2)
30 SUB電源(電源回路3)
40 制御回路
50 負荷
AC 交流電源
C1、C2、C31〜C34 コンデンサ
D1、D2、D31〜D34 ダイオード
DB 整流器
T、Ta トランス
L1、L2 リアクトル
Q1,Q2,Q3 MOSFET
Claims (4)
- 複数の電源回路で構成される直流電源装置において、
前記複数の電源回路を制御する制御回路と、
前記電源回路の1つは前記制御回路に電源を供給する補助電源であって、
前記制御回路は、前記補助電源の出力電圧を一定に制御する制御手段と、
前記制御回路は、負荷の定常動作と待機動作を判定する負荷判定回路と、
前記ハイサイドスイッチング素子をオンオフ駆動するパルス信号を出力する駆動回路と、
前記駆動回路の電源電圧を供給する駆動回路電源と、
前記駆動回路の電源電圧の低電圧を検知する低電圧検出機能を設けて、前記駆動回路電源電圧が低い時に前記駆動回路のパルス信号をオフさせる機能と、を有し、
前記制御回路は、外部からの信号又は前記制御回路内の負荷判定回路により、前記補助電源の出力電圧を切り替え、待機動作時には前記補助電源の出力電圧を定常動作よりも低下させることを特徴とする直流電源装置。 - 前記待機動作時の補助電源の出力電圧を、前記駆動回路の電源電圧の低電圧を検知する電圧以下にさせることを特徴とする請求項1記載の直流電源装置。
- 前記直流電源装置において、前記補助電源を除く前記電源回路のうち、少なくとも1つはハイサイドスイッチング素子を有し、
前記補助電源は1次巻線と複数の2次巻線を有する出力トランスから構成され、
前記駆動回路電源電圧は、前記出力トランスの2次巻線の一つを整流平滑して、独立した電源電圧とすることを特徴とする請求項1または2項記載の電源装置。 - 前記制御回路は、マイコンを搭載し、負荷の定常動作と待機動作とに合わせて前記補助電源の出力電圧を定常動作電圧と待機動作電圧とに切り替えることを特徴とする直流電源装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7109631B1 (ja) | 2021-07-09 | 2022-07-29 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
WO2022203474A1 (ko) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | 엘지이노텍 주식회사 | 멀티레벨 구조를 가지는 전력변환장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022203474A1 (ko) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | 엘지이노텍 주식회사 | 멀티레벨 구조를 가지는 전력변환장치 |
JP7109631B1 (ja) | 2021-07-09 | 2022-07-29 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
JP2023010126A (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-20 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
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