JP2008219647A - テレビジョン、及び音声出力機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声の急激な消音と再開を伴う熱保護回路を作動させることなく、音声制御信号及び駆動電圧のレベルを調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、視聴者の違和感を低減することを目的とする。
【解決手段】音声制御信号及び駆動電圧のレベルを最初に第1のレベル及び第1の電圧だけ低下させた後、一定時間、温度を監視し、設定温度を下回らない場合には、より小さい第2のレベル及び第2の電圧だけ以下させて小刻みに調整し、熱保護回路が作動する温度よりも低くなるようにする。
【選択図】図2
【解決手段】音声制御信号及び駆動電圧のレベルを最初に第1のレベル及び第1の電圧だけ低下させた後、一定時間、温度を監視し、設定温度を下回らない場合には、より小さい第2のレベル及び第2の電圧だけ以下させて小刻みに調整し、熱保護回路が作動する温度よりも低くなるようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、音声増幅アンプを備えた音声出力機器、及びテレビジョンに関する。
放送された映像をディスプレイに表示させ、視聴するテレビは、娯楽番組、映画、或いはニュースなどを視聴する基幹メディアとして、一般家庭に広く普及して久しい。そして、生活水準の向上と共に、画面の大型化が進んでいる。しかし、従来より長らく主流となっている、ブラウン管を用いたテレビは、その構造上、奥行き寸法、重量、或いは消費電力といった点で問題を抱え、画面の大型化に限界が来つつあった。
一方、近年になって、電子、半導体、或いは材料技術等の向上により、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイといった、ブラウン管とは全く異なる新たな表示デバイスが開発されている。こうした表示デバイスは、従来のブラウン管と比較すると薄型であることから、搭載されたテレビは一般に薄型テレビなどと総称されることが多い。
こうした薄型テレビは、技術開発の伸展や量産効果と共に低コスト化と大型化が可能となり、TV放送のデジタル化に伴う買い替え需要や日本の狭い住宅事情とも合致して、従来のブラウン管方式にとって替わり、市場が大きく拡大している。
ところで、こうした薄型テレビは所謂ハイビジョン放送に対応するようにHDTV化されつつあり、大画面でありながらも粗さの目立たない高画質の動画像表示が可能となってきている。それと共に、自宅リビングに設置された薄型テレビで、DVD等の高画質メディアを介した映画、音楽映像などの迫力ある映像をホームシアタの如く楽しむ視聴者が近年、増加してきている。
視聴者がこうした場合のテレビに要求する機能としては、高い映像品質は勿論のこと、音声についても高性能化が求められることが多い。中でも、オーディオ機器のような音声出力の大音量化の需要は高い。従来、テレビに標準で備わるスピーカーは貧弱なものが多かったが、このような需要と共に、オーディオ機器に匹敵するような音声出力の大音量化を図った機種が用意されるようになっている。
図5にこうした大音量の音声出力を備えた薄型テレビにおける、音声出力制御を説明するブロック図を示す。
前記薄型テレビは、不図示のリモコン、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路1と、当該音声制御回路より入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅する音声増幅アンプ2と、当該音声増幅アンプ2より入力された音声出力信号に基づき、音声を出すスピーカー3と、入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプ2に出力する電源制御回路4とを有して成る。
前記音声増幅アンプ2は、IC素子が放熱板上にダイボンドされると共に、接続用端子とワイヤボンドされた上、樹脂封止されて、薄型テレビの各種制御用の基板上に実装される制御IC5を有して成る。当該制御IC5は、電源制御回路4から入力される駆動電圧により所定の音量の音声出力信号に増幅する際、発熱するが、この熱は前記放熱板で放熱され、IC素子の温度上昇を抑制している。
しかし、視聴者が大音量の音声で視聴するような場合、前記IC素子からの発熱が非常に大きくなり、前記放熱板での放熱量では不十分となることがあった。その結果、前記IC素子の温度が上昇し、熱破壊する恐れがあった。そこで、こうした熱破壊を防止するため前記制御IC5には、IC素子自身の温度を検出すると共に、検出した温度が熱破壊に至る恐れのある一定温度に達した場合には、強制的に前記スピーカー3に出力する音声出力信号を大きく急激に低下させることで温度を低下させてIC素子を保護すると共に、検出した温度が前記一定の温度を下回った場合には元の音声出力信号に回復させる熱保護回路を内蔵している。
確かに前記制御IC5は、こうした熱保護回路を内蔵することにより、前述したような視聴者が大音量の音声で視聴するような場合でも、確実に熱破壊を防止することができる。しかしながら、この熱保護回路の作動時には、強制的に前記スピーカー3に出力する音声出力信号を大きく急激に低下させることになるため、音声が急に出なくなってしまう上、その後に検出した温度が低下した場合には急に元の音量に戻るため、視聴者に強い違和感を与えるおそれがあった。
更に、上述したような熱保護回路による音声消音が行われている最中に、例えば薄型テレビの入力形式が内蔵するチューナによる受信放送の内部入力からDVDなどの外部入力に切り替えられたような場合、機能的にはその時点で前記熱保護回路による音声消音を継続する必要はなくなるのにも関わらず、不要な音声消音が継続されてしまい、視聴者に不便を強いることになってしまっていた。
ところで、音声増幅アンプの増幅器の温度が上昇するのを防止するために音量を下げる、以下のような従来技術が開示されている。
すなわち、特開2004−112707号公報(特許文献1)では、音声信号を音量調整装置及び電力増幅器を介して、スピーカーに供給するようにした音声再生装置において、この電力増幅器の温度を検出する温度検出手段を設け、この温度検出手段の検出温度が所定の設定温度になる毎に音量調整装置の音量を段階的に自動的に下げるようにしている。
又、特開平11−355059号公報(特許文献2)では、増幅器の温度が所定値を超えたことを検出し信号を出力する温度検出回路と、当該温度検出回路の出力に応じて周期的なパルス信号を出力する発振回路と、前記温度検出回路の信号出力及び前記発振回路のパルス信号出力に応じてオーディオ入力信号を減衰するミュート回路とを備えるようにしている。
更に、特開2001−274634号公報(特許文献3)では、制御信号に応じて増幅度を制御するための電子ボリュームを有する音響信号増幅器と、当該音響信号増幅器の出力を増幅してスピーカーに与える出力増幅回路とを備えたオーディオ装置において、前記オーディオ装置の内部温度を温度検知器で検出し、検出温度が予め定めた所定温度以上である状態が第1の時間継続したとき、前記音響信号増幅器の増幅度をゼロより大きい所定値に設定するようにしている。
更に、特開平8−18349号公報(特許文献4)では、入出力信号を増幅する出力トランジスタと、定電圧を発生するダイオードと、当該定電圧を分圧する分圧回路と、当該分圧回路の出力に応じて前記出力トランジスタのバイアスを減衰する減衰回路と、前記分圧回路に流れる電流が所定電圧以上になったことを検出する検出回路とを備え、当該検出回路の出力信号に応じて、前記減衰回路の入力電圧を高くするようにしている。
特開2004−112707号公報
特開平11−355059号公報
特開2001−274634号公報
特開平8−18349号公報
前記特許文献1の構成によれば、温度検出手段の検出温度が所定の温度になる度、音響調整装置の音量を段階的に自動的に下げるようにしたので、確かに音量が急に停止してしまうことを防止できる。しかしながら、この構成では、音響調整装置の音量のみを調整しているので、例えば大音量時の素子発熱が大きく急激に上昇してしまったような場合、温度抑制が追い付かなくなる可能性があり、その場合、素子が熱破壊してしまう恐れがあった。又、前述した入力形式が切り替わった場合の、音声調整の不要な継続の問題を解決することもできない。
前記特許文献2の構成によれば、前記発振回路のパルス信号に応じてオーディオ入力信号を減衰するようにしているので、確かに音量が急に停止してしまうことを防止できる。しかしながら、この構成では、ミュート装置は2段階でしかオーディオ入力信号を減衰しないので、減衰できる量が限定的であり、素子の発熱量が大きい場合に熱破壊を防止するには不十分である。
又、上記特許文献1と同様、調整するのは音量(入力信号)のみであるので、例えば大音量時の素子発熱が大きく急激に上昇してしまったような場合、やはり温度抑制が追い付かなくなる可能性があり、その場合、素子が熱破壊してしまう恐れがあった。
更に、前述した入力形式が切り替わった場合の、音声調整の不要な継続の問題を解決することもできない。
前記特許文献3の構成によれば、温度検知器で検出した検出温度が予め定めた所定温度以上である状態が第1の時間継続したとき、前記音響信号増幅器の増幅度をゼロより大きい所定値に設定するようにしているので、確かに音量が急に停止してしまうことを防止できる。しかしながら、この構成では、単一の設定値で増幅度を調整するのみであるので、発熱状態に応じた細かい調整ができず、素子発熱が大きい場合、温度抑制が追い付かなくなる可能性があり、その場合、素子が熱破壊してしまう恐れがあった。又、上記特許文献1と同様、調整するのは音量(増幅度)のみであるので、例えば大音量時の素子発熱が大きく急激に上昇してしまったような場合、やはり温度抑制が追い付かなくなる可能性があり、その場合、素子が熱破壊してしまう恐れがあった。
更に、前述した入力形式が切り替わった場合の、音声調整の不要な継続の問題を解決することもできない。
前記特許文献4の構成によれば、チップ温度が上昇した場合、出力トランジスタの制御を緩やかに行うので、確かに音量が急に停止してしまうことを防止できる。しかしながら、その緩やかな制御でも更にチップ温度が上昇してしまった場合には出力トランジスタの制御を急激に行うようにしているので、素子発熱が大きい場合、やはり音量が急激に低下してしまい、視聴者に違和感を与えてしまう恐れがある。又、上記特許文献1と同様、調整するのは音量(出力トランジスタ制御)のみであるので、例えば大音量時の素子発熱が大きく急激に上昇してしまったような場合、やはり温度抑制が追い付かなくなる可能性があり、その場合、素子が熱破壊してしまう恐れがあった。
更に、前述した入力形式が切り替わった場合の、音声調整の不要な継続の問題を解決することもできない。
本発明は、上記問題にかんがみてなされたもので、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる音声出力機器及びテレビジョンを提供することを目的とする。
上記問題を解決する為に請求項1に記載の発明は、外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像をディスプレイの画面に表示し、視聴するテレビジョンにおいて、当該テレビジョンは、前記ディスプレイと、受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルの放送信号を抽出し、出力するチューナと、映像、音声、電源等の制御処理を行うコントローラと、電源オン/オフ、チャンネル選択、音量調整、外部入力切替等をワイヤレスで操作するリモコンと、前記コントローラに制御され、音声処理を行う音声処理部と、音量、チャンネル、入力形式等の各種情報を前記ディスプレイに表示するOSD回路と、前記音声処理部より入力される音声出力信号に基づき、音声を出すスピーカーとを有して成り、前記音声処理部は、前記リモコン、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路と、前記音声制御回路より入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅して前記スピーカーに出力する音声増幅アンプと、入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、適宜所定のレベルに調整するマイクロコンピュータと、当該マイクロコンピュータで調整する前の前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを記憶するEEPROMとを有して成り、前記音声増幅アンプは、素子自体の温度が熱破壊するおそれのある温度になると、前記スピーカーに出力する音声出力信号を大きく急激に低下させ、素子を保護する熱保護回路を内蔵する制御ICと、当該制御ICのパッケージ温度、若しくは放熱板の温度を測定する温度センサとを備え、前記マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、その時点での前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶させると共に、前記音声制御回路が出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、前記OSD回路によりディスプレイに調整開始情報を表示した上、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、その結果、制御ICの温度が設定温度を下回った場合には、前記EEPROMに記憶された、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値を読み出して当該レベルに各々戻すと同時に、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、制御ICの温度が設定温度を下回らない場合には、音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量よりも小刻みな第2のステップ量分だけ更に低下させると共に、駆動電圧のレベルを前記第1の電圧よりも小刻みな第2の電圧分だけ更に低下させ、再度、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、以後、設定温度未満か以上かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、低下させるか直前のレベルのステップ量及び電圧に戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返し行い、その結果、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値に戻った場合には、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、当該調整制御により前記音声制御信号及び駆動電圧の値が調整されている時に、前記リコモン、若しくはテレビジョン本体に備わる外部入力切替スイッチの操作により、入力形式が前記チューナによる内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられた場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶された調整前の初期の状態に戻すと共に、前記OSD回路によりディスプレイに調整解除情報を表示すことで、前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる構成としている。
上記のように構成した請求項1に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々視聴者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
又、入力形式が切り替えられた場合にはマイクロコンピュータによる前記音声制御信号と前記駆動電圧の調整制御を解除し、元の値に戻すと共に、調整解除情報を画面に表示する。
請求項2に記載の発明は、音声が出力される音声出力機器において、当該音声出力機器は、音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声増幅アンプに音声制御信号を出力する音声制御回路と当該音声制御回路から入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅する音声増幅アンプと、入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と前記音声増幅アンプが有する制御ICの温度を監視し、設定温度に達した場合に前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を音声出力機器の使用者が違和感を感じない範囲のレベルに低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返すマイクロコンピュータとを有して成る構成としている。
上記のように構成した請求項2に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない範囲のレベルに低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整する。
請求項1に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々視聴者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
又、入力形式が切り替えられた場合にはマイクロコンピュータによる前記音声制御信号と前記駆動電圧の調整制御を解除し、元の値に戻すと共に、調整解除情報を画面に表示する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめるテレビジョンを提供するという優れた効果を奏する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめるテレビジョンを提供するという優れた効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない範囲のレベルに低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめる音声出力機器を提供するという優れた効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめる音声出力機器を提供するという優れた効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめる音声出力機器を提供するという優れた効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々視聴者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
よって、音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめる音声出力機器を提供するという優れた効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、入力形式が切り替えられた場合にはマイクロコンピュータによる前記音声制御信号と前記駆動電圧の調整制御を解除し、元の値に戻すと共に、調整解除情報を画面に表示する。
よって、請求項5の効果に加え、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる音声出力機器を提供するという優れた効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、前記フローチャートにより請求項6に記載の発明と同様の効果が得られる。
以下、本発明を音声出力機器、及びテレビジョンとしてのプラズマテレビにおいて具体化した実施例について説明する。
図1には、本実施例におけるプラズマテレビ11の概略構成を説明するブロック図を示す。尚、当該プラズマテレビ11について、本願発明と直接関連しない構造については、詳細な説明、及び図示を省略する。
同図において、プラズマテレビ11は、プラズマディスプレイ11aと、本体の動作を制御するコントローラ11bと、図示していないアンテナで受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出し、出力するチューナ11dと、該チューナ11dが出力したテレビ放送信号、若しくは外部入力された映像信号に基く映像をプラズマディスプレイ11aに表示する映像処理部11eと、該チューナ11dが出力したテレビ放送信号、若しくは外部入力された音声信号に基く音声をスピーカ11gから出力する音声処理部11fと、電源オン/オフ、チャンネル選択、音量調整、外部入力切替等をワイヤレスで操作するリモコン11hと、リモコン11hから送信されてきた制御コマンドを受信するリモコン受信部11iと、音量、チャンネル、入力形式等の各種情報を前記ディスプレイに表示するOSD回路11cを備えている。
前記コントローラ11bは、リモコン受信部11iで受信した制御コマンドに応じて、電源のオン/オフ、チャンネルの切換、音量のアップ/ダウン等を制御する。尚、プラズマテレビ11の各部には、図示していない電源回路から動作電源が供給されている。この電源回路の入力は、商用電源(例えば、AC100V)である。
図2に示すように、前記音声処理部11fは、前記リモコン11h、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路12aと、前記音声制御回路12aより入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅して前記スピーカー11gに出力する音声増幅アンプ12bと、入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプ12bに出力する電源制御回路12cと、前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号と前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧を、適宜所定のレベルに調整するマイクロコンピュータ12dと、当該マイクロコンピュータ12dで調整する前の前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号及び前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを記憶するEEPROM12eとを有している。
前記音声増幅アンプ12bは、制御IC12fと、当該制御IC12fのパッケージ温度、若しくは放熱板の温度を測定する温度センサ12gとを備えている。前記制御IC12fは、IC素子が放熱板上にダイボンドされると共に、接続用端子とワイヤボンドされた上、樹脂封止されて基板上に実装され、前記電源制御回路12cから入力される駆動電圧により所定の音量の音声出力信号に増幅する際の発熱を、前記放熱板で放熱することで、IC素子の温度上昇を抑制している。
しかし、前述したように視聴者が大音量の音声で視聴するような場合、前記IC素子からの発熱が非常に大きくなり、前記放熱板での放熱量では不十分となることがあった。その結果、前記IC素子の温度が上昇し、熱破壊する恐れがあった。そこで、こうした熱破壊を防止するため前記制御IC12fには、IC素子自身の温度を検出すると共に、検出した温度が熱破壊に至る恐れのある一定温度に達した場合には、強制的に前記スピーカー11gに出力する音声出力信号を大きく急激に低下させることで温度を低下させてIC素子を保護すると共に、検出した温度が前記一定の温度を下回った場合には元の音声出力信号に回復させる熱保護回路を内蔵している。
前記マイクロコンピュータ12dは、前記温度センサ12gより入力された前記制御IC12fの温度が内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、その時点での前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号及び前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROM12eに記憶させると共に、前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、前記OSD回路11cによりディスプレイに調整開始情報を表示する。
図3に、前記電源制御回路12cの、上述した、出力する駆動電圧のレベルの調整を説明する回路図を示す。
前記電源制御回路12cを構成する可変定電圧IC12c1の電圧制御入力端子13aにはローパスフィルタ13b及び整流ダイオード13cを介して、前記マイクロコンピュータ12dからのPWM信号が入力される。又、整流ダイオード13cと電圧制御入力端子13a間は電解コンデンサ13dを介して接地されると共に、抵抗13eを介して、可変定電圧IC12c1の出力端子13fと接続されている。
前記電源制御回路12cの出力する駆動電圧のレベルを調整は、前記マイクロコンピュータ12dからの所定のデューティ比のPWM信号が入力され、ローパスフィルタ13bを介した低周波数成分が整流された上、電解コンデンサ13dに充電される。そして当該電解コンデンサ13dが満充電と放電を繰り返すことで、前記電圧制御端子13aにアナログ電圧が入力され、当該アナログ電圧に基づいて可変定電圧IC12c1の駆動電圧のレベルが適宜調整される。
前記マイクロコンピュータ12dは、前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、一定時間、前記温度センサ12gより入力された前記制御IC12fの温度が内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視する。
その結果、制御IC12fの温度が設定温度を下回った場合には、前記EEPROM12eに記憶された、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値を読み出して当該レベルに各々戻すと同時に、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに調整終了情報を表示する一方、制御IC12fの温度が設定温度を下回らない場合には、音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量よりも小刻みな第2のステップ量分だけ更に低下させると共に、駆動電圧のレベルを前記第1の電圧よりも小刻みな第2の電圧分だけ更に低下させ、再度、一定時間、前記温度センサ12gより入力された前記制御IC12fの温度が内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視する。
以後、設定温度未満か以上かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、低下させるか直前のレベルのステップ量及び電圧に戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返し行い、その結果、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値に戻った場合には、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに調整終了情報を表示する。
即ち、制御IC12fの温度が設定温度を上回った場合に、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させるため、従来のように音声が途切れてしまう恐れがない。その上、OSD回路11cによりディスプレイ11aに調整開始情報と調整終了情報とを表示して視聴者に調整制御が作動中であることを通知するので、視聴者の違和感を抑制することができる。
又、前記マイクロコンピュータ12dは、制御IC12fの温度が設定値を超えた場合、従来の音声制御信号のみならず、駆動電圧も併せて低減させるため、制御IC12fの温度を速やかに低下させることができる。したがって、大音量で視聴するような発熱量が非常に大きい場合であっても、より確実に制御IC12fの熱破壊を防止することができる。
更に、前記マイクロコンピュータ12dが最初に低下させる第1のステップ量及び第1の電圧よりも、以降に低下させる、第2のステップ量及び第2の電圧をより小さく設定しているので、例え第1のステップ量及び第1の電圧の低下では制御IC12fの温度が設定温度を下回らなかった場合に更に追加で低下させる場合でも、より小刻みな低下に止められるので、視聴者の違和感を抑制することができる。
又、前記マイクロコンピュータ12dは、上述した調整制御により前記音声制御信号及び駆動電圧の値が調整されている時に、前記リコモン11h、若しくはテレビジョン本体に備わる外部入力切替スイッチの操作により、入力形式が前記チューナ11dによる内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられた場合には、前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号及び前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROM12eに記憶された調整前の初期の状態に戻すと共に、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに調整解除情報を表示する。
よって、入力形式が切り替えられて、調整制御を行う必要がなくなった場合には、調整制御が解除されるので、不必要な調整を回避できる。
次に、上述した前記マイクロコンピュータ12dによる前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号と前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧の調整制御について、図4に示すフローチャートに従って以下に説明する。
即ち、前記マイクロコンピュータ12dは、ステップ1で、制御IC12fの温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ2へ進む一方、設定温度に達していない場合には判別を繰り返す。
ステップ2では、前記EEPROM12eに前記音声制御信号の初期値及び前記駆動電圧の初期値を記憶しステップ3に進む。
ステップ3では、前記音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第1の電圧分低下させてステップ4に進む。
ステップ4では、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに音声調整開始情報を表示し、ステップ5に進む。
ステップ5では、一定時間、制御IC12fの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ6に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ10に進む。
ステップ6では、入力形式が内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられたか否かを判別し、切り替えられた場合にはステップ12に進む一方、切り替えられていない場合にはステップ7に進む。
ステップ7では、前記音声制御信号のレベルを前記第2のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第2の電圧分低下させてステップ8に進む。
ステップ8では、一定時間、制御IC12fの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ7に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ9に進む。
ステップ9では、前記音声制御信号のレベルを第2のステップ分戻すと同時に前記駆動電圧のレベルを第2の電圧分戻してステップ5に進む。
ステップ10では、前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROM12eに記憶された初期値に戻してステップ11に進む。
ステップ11では、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに音声調整終了情報を表示し、ステップ1に進む。
ステップ12では、前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROM12eに記憶された初期値に戻してステップ13に進む。
ステップ13では、前記OSD回路11cによりディスプレイ11aに音声調整中断情報を表示し、ステップ1に進む。
以上のフローチャートに従い、前記マイクロコンピュータ12dによる前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号と前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧の調整制御を行うことで、前記制御IC12fが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路12aが出力する音声制御信号及び前記電源制御回路12cが出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御IC12fの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめるプラズマテレビ11を提供するという優れた効果を奏し得る。
尚、本願発明は実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について、適宜変更可能である。
1.実施例では、音声出力機器としてプラズマテレビの場合を例に説明したが、これに限定されることはなく、プラズマテレビ以外の薄型テレビ、或いはCRTテレビ、更にはオーディオなどの、音声が出力される他の各種機器に適用可能である。
2.実施例では、音声調整表示装置として、OSD回路により、調整情報をディスプレイに表示する構成を説明したが、これに限定されることはなく、例えばLEDなどのランプ類で表示するようにしてもよい。
更には、音声調整表示装置自体を省略してもよい。この場合、視聴者に対する調整表示はできなくなるが、違和感なく確実に制御ICの熱破壊を防止する効果は引き続き得られる。
3.実施例では、入力形式が切り替えられて、調整制御を行う必要がなくなった場合には、調整制御を解除するようにしているが、これに限定はされず、当該機能を省略してもよい。この場合、入力形式が切り替えられたときの不要な調整制御を防止しすることはできなくなるが、違和感なく確実に制御ICの熱破壊を防止する効果は引き続き得られる。
4.実施例では、音声増幅アンプに制御ICを採用した場合の例で説明したが、これに限定されることはなく、例えば配線回路基板で構成するようにしてもよい。
5.制御ICの温度は、実施例のように温度センサを用いる場合に限定はされず、例えば制御ICの素子自体に温度測定を行わせる回路を組み込んでもよい。
6.マイクロコンピュータが調整する音声制御信号と駆動電圧は、2回目以降に低下させる低下量を第2のステップ及び第2の電圧に固定しているが、これに限定はされず、以降、低下させる毎に、低下量が小さくなるように可変させてもよい。この場合、視聴者の違和感をより一層、低減できる。
以下に請求項3以降の作用について述べる。
請求項3に記載の発明は、前記マイクロコンピュータが、前記制御ICの温度に基づいて前記音声制御回路が出力する音声制御信号を低下させるステップ量と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を低下させる電圧は、調整を行なう前の初期の両値に対して各々低下させる第1のステップ量及び第1の電圧よりも、それ以降の更なる低下量である第2のステップ量及び第2の電圧の方が小さくなるように設定されている構成としている。
上記のように構成した請求項3に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整する。
請求項4に記載の発明は、前記音声出力装置は、前記マイクロコンピュータが前記制御ICの温度に基づいて行なう、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧の調整制御の開始と終了とを表示する音声調整表示装置を有している構成としている。
上記のように構成した請求項4に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度が設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々音声出力機器の使用者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
請求項5に記載の発明は、前記音声出力機器は、外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像をディスプレイの画面に表示し、視聴するテレビジョンであり、当該テレビジョンは、前記ディスプレイと、受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルの放送信号を抽出し、出力するチューナと、映像、音声、電源等の制御処理を行うコントローラと、電源オン/オフ、チャンネル選択、音量調整、外部入力切替等をワイヤレスで操作するリモコンと、前記コントローラに制御され、音声処理を行う音声処理部と、音量、チャンネル、入力形式等の各種情報を前記ディスプレイに表示するOSD回路と、前記音声処理部より入力される音声出力信号に基づき、音声を出すスピーカーとを有して成り、前記音声処理部は、前記リモコン、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路と、前記音声制御回路より入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅して前記スピーカーに出力する音声増幅アンプと、入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、適宜所定のレベルに調整するマイクロコンピュータと、当該マイクロコンピュータで調整する前の前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを記憶するEEPROMとを有して成り、前記音声増幅アンプは、素子自体の温度が熱破壊するおそれのある温度になると、前記スピーカーに出力する音声出力信号を大きく急激に低下させ、素子を保護する熱保護回路を内蔵する制御ICと、当該制御ICのパッケージ温度、若しくは放熱板の温度を測定する温度センサとを備え、前記マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、その時点での前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶させると共に、前記音声制御回路が出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、前記OSD回路によりディスプレイに調整開始情報を表示した上、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、その結果、制御ICの温度が設定温度を下回った場合には、前記EEPROMに記憶された、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値を読み出して当該レベルに各々戻すと同時に、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、制御ICの温度が設定温度を下回らない場合には、音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量よりも小刻みな第2のステップ量分だけ更に低下させると共に、駆動電圧のレベルを前記第1の電圧よりも小刻みな第2の電圧分だけ更に低下させ、再度、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、以後、設定温度未満か以上かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、低下させるか直前のレベルのステップ量及び電圧に戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返し行い、その結果、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値に戻った場合には、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示することで、前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめる構成としている。
上記のように構成した請求項5に記載の発明によれば、マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、各々視聴者が違和感を感じない第1のステップ量及び第1の電圧低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に第2のステップ量及び第2の電圧を低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返して、小刻みに調整すると共に、調整開始情報と調整終了情報を画面に表示する。
請求項6に記載の発明は、前記マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度に基づいて行なう、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧の調整制御中に、前記リコモン、若しくはテレビジョン本体に備わる外部入力切替スイッチの操作により、入力形式が前記チューナによる内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられた場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶された調整前の初期の状態に戻すと共に、前記OSD回路によりディスプレイに調整解除情報を表示すことで、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる構成としている。
上記のように構成した請求項6に記載の発明によれば、請求項5の作用に加え、入力形式が切り替えられた場合にはマイクロコンピュータによる前記音声制御信号と前記駆動電圧の調整制御を解除し、元の値に戻すと共に、調整解除情報を画面に表示する。
請求項7に記載の発明は、音声が出力される音声出力機器において、当該音声出力機器の有するマイクロコンピュータは、(1)制御ICの温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ2へ進む一方、設定温度に達していない場合には判別を繰り返すステップ1と、(2)前記EEPROMに前記音声制御信号の初期値及び前記駆動電圧の初期値を記憶しステップ3に進むステップ2と、(3)前記音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第1の電圧分低下させてステップ4に進むステップ3と、(4)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整開始情報を表示し、ステップ5に進むステップ4と、(5)一定時間、制御ICの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ6に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ10に進むステップ5と、(6)入力形式が内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられたか否かを判別し、切り替えられた場合にはステップ12に進む一方、切り替えられていない場合にはステップ7に進むステップ6と、(7)前記音声制御信号のレベルを前記第2のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第2の電圧分低下させてステップ8に進むステップ7と、(8)一定時間、制御ICの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ7に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ9に進むステップ8と、(9)前記音声制御信号のレベルを第2のステップ分戻すと同時に前記駆動電圧のレベルを第2の電圧分戻してステップ5に進むステップ9と、(10)前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROMに記憶された初期値に戻してステップ11に進むステップ10と、(11)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整終了情報を表示し、ステップ1に進むステップ11と、(12)前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROMに記憶された初期値に戻してステップ13に進むステップ12と、(13)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整中断情報を表示し、ステップ1に進むステップ13の、各ステップを有するフローチャートに従い、前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる構成としている。
上記のように構成した請求項7に記載の発明によれば、前記フローチャートにより請求項6に記載の発明と同様の作用が得られる。
音声の急激な消音と再開を伴う前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめる音声出力機器及びテレビジョンを提供する。
11…音声出力機器及びテレビジョンとしてのプラズマテレビ
11a…プラズマディスプレイ
11b…コントローラ
11c…OSD回路
11d…チューナ
11f…音声処理部
11g…スピーカー
11h…リモコン
12a…音声制御回路
12b…音声増幅アンプ
12c…電源制御回路
12d…マイクロコンピュータ
12f…制御IC
12g…温度センサ
11a…プラズマディスプレイ
11b…コントローラ
11c…OSD回路
11d…チューナ
11f…音声処理部
11g…スピーカー
11h…リモコン
12a…音声制御回路
12b…音声増幅アンプ
12c…電源制御回路
12d…マイクロコンピュータ
12f…制御IC
12g…温度センサ
Claims (7)
- 外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像をディスプレイの画面に表示し、視聴するテレビジョンにおいて、
当該テレビジョンは、
前記ディスプレイと、
受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルの放送信号を抽出し、出力するチューナと、
映像、音声、電源等の制御処理を行うコントローラと、
電源オン/オフ、チャンネル選択、音量調整、外部入力切替等をワイヤレスで操作するリモコンと、
前記コントローラに制御され、音声処理を行う音声処理部と、
音量、チャンネル、入力形式等の各種情報を前記ディスプレイに表示するOSD回路と、
前記音声処理部より入力される音声出力信号に基づき、音声を出すスピーカーとを有して成り、
前記音声処理部は、
前記リモコン、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路と、
前記音声制御回路より入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅して前記スピーカーに出力する音声増幅アンプと、
入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と、
前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、適宜所定のレベルに調整するマイクロコンピュータと、
当該マイクロコンピュータで調整する前の前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを記憶するEEPROMとを有して成り、
前記音声増幅アンプは、素子自体の温度が熱破壊するおそれのある温度になると、前記スピーカーに出力する音声出力信号を大きく急激に低下させ、素子を保護する熱保護回路を内蔵する制御ICと、当該制御ICのパッケージ温度、若しくは放熱板の温度を測定する温度センサとを備え、
前記マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、その時点での前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶させると共に、前記音声制御回路が出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、前記OSD回路によりディスプレイに調整開始情報を表示した上、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、その結果、制御ICの温度が設定温度を下回った場合には、前記EEPROMに記憶された、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値を読み出して当該レベルに各々戻すと同時に、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、制御ICの温度が設定温度を下回らない場合には、音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量よりも小刻みな第2のステップ量分だけ更に低下させると共に、駆動電圧のレベルを前記第1の電圧よりも小刻みな第2の電圧分だけ更に低下させ、再度、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、以後、設定温度未満か以上かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、低下させるか直前のレベルのステップ量及び電圧に戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返し行い、その結果、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値に戻った場合には、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、当該調整制御により前記音声制御信号及び駆動電圧の値が調整されている時に、前記リコモン、若しくはテレビジョン本体に備わる外部入力切替スイッチの操作により、入力形式が前記チューナによる内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられた場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶された調整前の初期の状態に戻すと共に、前記OSD回路によりディスプレイに調整解除情報を表示すことで、
前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめることを特徴とする、テレビジョン。 - 音声が出力される音声出力機器において、
当該音声出力機器は、
音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声増幅アンプに音声制御信号を出力する音声制御回路と
当該音声制御回路から入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅する音声増幅アンプと、
入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と
前記音声増幅アンプが有する制御ICの温度を監視し、設定温度に達した場合に前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を音声出力機器の使用者が違和感を感じない範囲のレベルに低下させた上、一定時間、制御ICの温度を再度監視し、以後、設定温度以上か否かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、更に低下させるか直前のレベルに戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返すマイクロコンピュータとを有して成ることを特徴とする、音声出力機器。 - 前記マイクロコンピュータが、前記制御ICの温度に基づいて前記音声制御回路が出力する音声制御信号を低下させるステップ量と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を低下させる電圧は、調整を行なう前の初期の両値に対して各々低下させる第1のステップ量及び第1の電圧よりも、それ以降の更なる低下量である第2のステップ量及び第2の電圧の方が小さくなるように設定されていることを特徴とする、請求項2に記載の音声出力機器。
- 前記音声出力機器は、前記マイクロコンピュータが前記制御ICの温度に基づいて行なう、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧の調整制御の開始と終了とを表示する音声調整表示装置を有していることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の音声出力機器。
- 前記音声出力機器は、外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像をディスプレイの画面に表示し、視聴するテレビジョンであり、
当該テレビジョンは、
前記ディスプレイと、
受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルの放送信号を抽出し、出力するチューナと、
映像、音声、電源等の制御処理を行うコントローラと、
電源オン/オフ、チャンネル選択、音量調整、外部入力切替等をワイヤレスで操作するリモコンと、
前記コントローラに制御され、音声処理を行う音声処理部と、
音量、チャンネル、入力形式等の各種情報を前記ディスプレイに表示するOSD回路と、
前記音声処理部より入力される音声出力信号に基づき、音声を出すスピーカーとを有して成り、
前記音声処理部は、
前記リモコン、若しくはテレビジョン本体に備わる音声調整スイッチから入力される音量信号に基づき、音声制御信号を出力する音声制御回路と、
前記音声制御回路より入力された音声制御信号に基づき、所定の音量の音声出力信号に増幅して前記スピーカーに出力する音声増幅アンプと、
入力された電源を適宜所定の駆動電圧に制御し、前記音声増幅アンプに出力する電源制御回路と、
前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧を、適宜所定のレベルに調整するマイクロコンピュータと、
当該マイクロコンピュータで調整する前の前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを記憶するEEPROMとを有して成り、
前記音声増幅アンプは、素子自体の温度が熱破壊するおそれのある温度になると、前記スピーカーに出力する音声出力信号を大きく急激に低下させ、素子を保護する熱保護回路を内蔵する制御ICと、当該制御ICのパッケージ温度、若しくは放熱板の温度を測定する温度センサとを備え、
前記マイクロコンピュータは、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度に達した場合には、その時点での前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶させると共に、前記音声制御回路が出力する音声制御信号レベルを予め設定された、視聴者が違和感を感じないレベルである第1のステップ量分だけ強制的に低下させると共に、前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを予め設定された視聴者が違和感を感じないレベルである第1の電圧分だけ低下させた後、前記OSD回路によりディスプレイに調整開始情報を表示した上、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、その結果、制御ICの温度が設定温度を下回った場合には、前記EEPROMに記憶された、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値を読み出して当該レベルに各々戻すと同時に、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示する一方、制御ICの温度が設定温度を下回らない場合には、音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量よりも小刻みな第2のステップ量分だけ更に低下させると共に、駆動電圧のレベルを前記第1の電圧よりも小刻みな第2の電圧分だけ更に低下させ、再度、一定時間、前記温度センサより入力された前記制御ICの温度が制御ICが内蔵する熱保護回路が作動する直前である設定温度以上にならないか否か監視し、以後、設定温度未満か以上かに応じて、前記音声制御信号と前記駆動電圧とを、低下させるか直前のレベルのステップ量及び電圧に戻す制御と、その後一定時間、制御ICの温度を監視する制御とを連続的に繰り返し行い、その結果、調整前の初期の音声制御信号及び駆動電圧の値に戻った場合には、前記OSD回路によりディスプレイに調整終了情報を表示することで、
前記制御ICが内蔵する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめることを特徴とする、請求項4に記載の音声出力機器。 - 前記マイクロコンピュータは、前記制御ICの温度に基づいて行なう、前記音声制御回路が出力する音声制御信号と前記電源制御回路が出力する駆動電圧の調整制御中に、前記リコモン、若しくはテレビジョン本体に備わる外部入力切替スイッチの操作により、入力形式が前記チューナによる内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられた場合には、前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを前記EEPROMに記憶された調整前の初期の状態に戻すと共に、前記OSD回路によりディスプレイに調整解除情報を表示することで、
入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめることを特徴とする、請求項4に記載の音声出力機器。 - 音声が出力される音声出力機器において、
当該音声出力機器の有するマイクロコンピュータは、
(1)制御ICの温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ2へ進む一方、設定温度に達していない場合には判別を繰り返すステップ1と、
(2)前記EEPROMに前記音声制御信号の初期値及び前記駆動電圧の初期値を記憶しステップ3に進むステップ2と、
(3)前記音声制御信号のレベルを前記第1のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第1の電圧分低下させてステップ4に進むステップ3と、
(4)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整開始情報を表示し、ステップ5に進むステップ4と、
(5)一定時間、制御ICの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ6に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ10に進むステップ5と、
(6)入力形式が内部入力と外部入力の何れか一方から他方に切り替えられたか否かを判別し、切り替えられた場合にはステップ12に進む一方、切り替えられていない場合にはステップ7に進むステップ6と、
(7)前記音声制御信号のレベルを前記第2のステップ量分低下させると共に前記駆動電圧を前記第2の電圧分低下させてステップ8に進むステップ7と、
(8)一定時間、制御ICの温度を監視し、当該温度が設定温度に達しているか否かを判別し、その結果、設定温度に達している場合にはステップ7に進む一方、設定温度に達していない場合にはステップ9に進むステップ8と、
(9)前記音声制御信号のレベルを第2のステップ分戻すと同時に前記駆動電圧のレベルを第2の電圧分戻してステップ5に進むステップ9と、
(10)前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROMに記憶された初期値に戻してステップ11に進むステップ10と、
(11)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整終了情報を表示し、ステップ1に進むステップ11と、
(12)前記音声制御信号のレベル及び駆動電圧のレベルをEEPROMに記憶された初期値に戻してステップ13に進むステップ12と、
(13)前記OSD回路によりディスプレイに音声調整中断情報を表示し、ステップ1に進むステップ13の、
各ステップを有するフローチャートに従い、前記制御ICが内臓する熱保護回路を作動させることなく、事前に前記音声制御回路が出力する音声制御信号及び前記電源制御回路が出力する駆動電圧のレベルを各々小刻みに繰り返し調整し、前記制御ICの熱破壊を防止しつつ、音量調整時の視聴者の違和感を低減せしめると共に、入力形式の切り替え時の不必要な調整を回避せしめることを特徴とする、請求項6に記載の音声出力機器。
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