JP2008219282A - 光電変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から供給される基準電圧を安定させることができる光電変換装置を提供する。
【解決手段】 光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にスイッチ51、スイッチ52及びスイッチ53がオフに制御されることにより、信号処理回路の基準電圧VREFが印加される端子からアンプを介したグランドまでの電流経路が遮断される。よって、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時、基準電圧VREFが印加される端子に電流が流れ込まなくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入射光に基づいて出力電圧を出力する光電変換装置に関する。
現在、ファクシミリ、イメージスキャナ、デジタル複写機、X線撮像装置等の画像読取装置として光電変換装置が用いられている。光電変換装置は、単結晶シリコンチップによって製造され、密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Senser)がよく知られている。
光電変換装置は、通常、図9に示すように、複数用いられて使用される。光電変換装置41は、光電変換ユニット群43及び信号処理回路42を有している。光電変換ユニット群43は、画素毎に光電変換ユニット(図示せず)を複数有している。各光電変換装置41は、図10のような同一の基準電圧VREFが印加されている。
光電変換ユニットは、光電変換ユニットをリセットするリセット電圧Vreset及び入射光に基づき、出力電圧VOUTを信号処理回路42に出力する。光電変換ユニット群43は、各光電変換ユニットからの出力電圧VOUTを時系列的に信号処理回路42に出力している。その出力電圧VOUTに所定の処理を加え、信号処理回路42は、入射光に基づいた出力電圧VOUT2を出力する。
ここで、従来の光電変換装置41における光電変換ユニット群43及び信号処理回路42の動作について説明する。図11は、従来の光電変換装置の信号処理回路を示す図である。
光電変換ユニット群43の光電変換ユニットに搭載された光電変換手段(図示せず)への入射光により、光電変換手段が光電荷を保持する。リセット電圧によってリセットされた時の光電変換手段の基準信号と光電荷の量に基づいた光信号とが、前半期間と後半期間とに分かれて信号処理回路42のサンプルホールド回路21に入力する。光電変換ユニットは複数設けられていて、各光電変換ユニットの光電変換手段からの基準信号及び光信号は、時系列的にサンプルホールド回路21に入力している。サンプルホールド回路21は、信号φSH1に基づき、前半期間に入力された基準信号をサンプルし、サンプルされた基準信号を後半期間にホールドする。後半期間に、減算器34が、バッファアンプ22を介したサンプルホールド後の基準信号とバッファアンプ23を介した光信号との差分を取り出す(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−012752号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、基準電圧VREFが印加されるアンプが完全にオフしないので、常に基準電圧VREFが印加される端子に電流が流れ込んでしまう。よって、基準電圧VREFが外部で生成されて供給される場合、基準電圧VREFが印加される端子に電流が流れ込む分、外部で生成される基準電圧VREFが変動してしまう。この時、複数の光電変換装置41に対して外部で生成される基準電圧VREFが印加されるとすると、一の光電変換装置41による基準電圧VREFの変動により、他の光電変換装置41への基準電圧VREFも変動し、全ての光電変換装置41が誤作動してしまうことがある。よって、誤作動を防止するための対策が必要になってしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされ、外部から供給される基準電圧を安定させることができる光電変換装置を提供する。
本発明は、上記課題を解決するため、入射光に基づいて出力電圧を出力する光電変換装置において、前記入射光により、光電荷を保持する光電変換手段と、基準電圧が印加され、前記光電変換手段の出力信号に所定の処理を加え、前記入射光に基づいた出力電圧を出力する信号処理回路と、外部から前記基準電圧が供給される端子と前記信号処理回路との間に設けられたスイッチと、を備えていることを特徴とする光電変換装置を提供する。
また、本発明は、入射光に基づいて出力電圧を出力する光電変換装置において、前記入射光により、光電荷を保持する光電変換手段と、基準電圧に基づいた電圧が印加される出力トランジスタを強制的にオフする機能を有するアンプによって構成され、前記光電変換手段の出力信号に所定の処理を加え、前記入射光に基づいた出力電圧を出力する信号処理回路と、を備えていることを特徴とする光電変換装置を提供する。
本発明では、光電変換装置の動作停止時にスイッチがオフに制御されることにより、基準電圧が供給される端子から、スイッチを介した、グランドまでの電流経路が遮断される。よって、光電変換装置の動作停止時、基準電圧が供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、外部で生成される基準電圧が変動しにくくなり、基準電圧が安定する。
また、本発明では、光電変換装置の動作停止時に出力トランジスタがオフに制御されることにより、基準電圧が供給される端子から、出力トランジスタを介した、グランドまでの電流経路が遮断される。よって、光電変換装置の動作停止時、基準電圧が供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、外部で生成される基準電圧が変動しにくくなり、基準電圧が安定する。
また、本発明では、光電変換装置の動作停止時にスイッチがオフに制御されることにより、電源から、スイッチを介した、基準電圧が供給される端子までの電流経路が遮断される。よって、光電変換装置の動作停止時、基準電圧が供給される端子から電流が流れ出なくなるので、外部で生成される基準電圧が変動しにくくなり、基準電圧が安定する。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
ここで、本発明の光電変換装置は、光電変換ユニット群(図示せず)及び信号処理回路(図示せず)を有している。光電変換ユニット群は、画素毎に光電変換ユニット(図示せず)を複数有している。
光電変換ユニットは、光電変換ユニットをリセットするリセット電圧及び入射光に基づき、出力電圧を信号処理回路に出力する。光電変換ユニット群は、各光電変換ユニットからの出力電圧を時系列的に信号処理回路に出力している。その出力電圧に所定の処理を加え、信号処理回路は、入射光に基づいた出力電圧を出力する。
[第一実施形態]
まず、光電変換装置の信号処理回路の構成について説明する。図1は、光電変換装置の信号処理回路を示す図である。
光電変換装置の信号処理回路は、サンプルホールド回路31、バッファアンプ32、バッファアンプ33、減算器34、クランプ回路35、非反転増幅器36、サンプルホールド回路37、非反転増幅器38、トランスミッションゲート39、スイッチ51、スイッチ52及びスイッチ53を有している。
入力電圧VIN(光電変換ユニット群の出力電圧)が印加される端子は、サンプルホールド回路31及びバッファアンプ33に接続されている。サンプルホールド回路31の出力端子は、バッファアンプ32に接続されている。バッファアンプ32及びバッファアンプ33の出力端子は、減算器34に接続されている。減算器34の出力端子は、クランプ回路35に接続され、クランプ回路35の出力端子は、非反転増幅器36に接続されている。非反転増幅器36の出力端子は、サンプルホールド回路37に接続され、サンプルホールド回路37の出力端子は、非反転増幅器38に接続され、非反転増幅器38の出力端子は、トランスミッションゲート39に接続されている。また、光電変換装置の外部から基準電圧VREFが供給される端子は、クランプ回路35に接続されている。この端子は、スイッチ51を介して減算器34に接続され、スイッチ52を介して非反転増幅器36に接続され、スイッチ53を介して非反転増幅器38に接続されている。
次に、バッファアンプ32及びバッファアンプ33について説明する。図2は、バッファアンプを示す回路図である。
バッファアンプ32及びバッファアンプ33は、入力電圧INを、インピーダンス変換し、出力電圧OUTとして出力する。
次に、減算器34について説明する。図3は、減算器を示す回路図である。
減算器34は、入力電圧INPから入力電圧INMを減算した電圧を、4つの抵抗の抵抗値によってゲイン倍し、基準電圧VREFを基準に出力電圧OUTとして出力する。
次に、非反転増幅器36及び非反転増幅器38について説明する。図4は、非反転増幅器を示す回路図である。
非反転増幅器36及び非反転増幅器38は、入力電圧INMを、2つの抵抗の抵抗値によってゲイン倍し、基準電圧VREFを基準に出力電圧OUTとして出力する。
次に、バッファアンプ32、バッファアンプ33、減算器34、非反転増幅器36及び非反転増幅器38内部のアンプについて説明する。図5は、アンプを示す回路図である。
アンプでは、動作時に、入力電圧INPと入力電圧INMとの電圧差に基づいた電圧がトランジスタTR1のゲートに印加され、トランジスタTR1が動作し、出力電圧OUTが出力される。動作停止時に、信号Iがハイになり、トランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフする。
次に、光電変換装置における光電変換ユニット群及び信号処理回路の動作時における動作について説明する。
ここで、信号Iが所定のレベルのローになり、トランジスタTR3及びトランジスタTR4が電流を流している。
光電変換ユニット群の光電変換ユニットに搭載されたフォトダイオードやフォトトランジスタである光電変換手段(図示せず)への入射光により、光電変換手段が光電荷を保持する。リセット電圧によってリセットされた時の光電変換手段の基準信号と光電荷の量に基づいた光電変換手段の光信号とが、前半期間と後半期間とに分かれて信号処理回路のサンプルホールド回路31及びバッファアンプ33に入力する。光電変換ユニットは複数設けられていて、各光電変換ユニットの光電変換手段からの基準信号及び光信号は、時系列的にサンプルホールド回路31及びバッファアンプ33に入力している。サンプルホールド回路31は、信号φSH1に基づき、前半期間に入力された基準信号をサンプルし、サンプルされた基準信号を後半期間にホールドする。
後半期間に、減算器34が、バッファアンプ32を介したサンプルホールド後の基準信号とバッファアンプ33を介した光信号との差分を取り出す。減算器34の後半期間の出力信号は、光信号から基準信号を減算してゲイン倍して基準電圧VREFを加算した信号になる。減算器34は、光信号から基準信号を減算することにより、光信号のノイズ成分を除去する。また、前半期間に、同じ電圧がバッファアンプ32及びバッファアンプ33を介して減算器34に入力するようにする。
ここで、前半期間及び後半期間で、バッファアンプ32、バッファアンプ33及び減算器34のオフセットが、減算器34の出力信号に乗っている。この減算器34の出力信号は、クランプ回路35に入力する。
前半期間に、クランプ回路35への信号φCLAMPに基づき、図示しないが、基準電圧VREFが印加された端子がスイッチを介してクランプ回路35の出力端子に接続される。よって、クランプ回路35の前半期間の出力信号は、基準電圧VREFにクランプされる。また、後半期間に、信号φCLAMPに基づき、図示しないが、基準電圧VREFが印加された端子がクランプ回路35の出力端子に接続されない。よって、クランプ回路35の入力端子と出力端子との間に容量が設けられていて、クランプ回路35の後半期間の出力信号は、減算器34の後半期間の出力信号から前半期間の出力信号を減算して基準電圧VREFを加算した信号になる。よって、クランプ回路35の後半期間の出力信号は、光信号から基準信号を減算してゲイン倍して基準電圧VREFを加算した信号になる。なお、バッファアンプ32、バッファアンプ33及び減算器34のオフセットが、このクランプ回路35の後半期間の出力信号に乗らなくなる。
クランプ回路35の出力信号は非反転増幅器36に入力する。非反転増幅器36の出力信号はサンプルホールド回路37に入力する。
後半期間に、サンプルホールド回路37は、サンプルホールド回路37への信号φSH2に基づき、クランプ回路35の後半期間の出力信号に基づいた非反転増幅器36の出力信号をサンプルする。また、前半期間に、サンプルホールド回路37は、信号φSH2に基づき、サンプルされた信号をホールドし、サンプルホールド回路37の出力信号が、長い期間維持されている。
サンプルホールド回路37の出力信号は非反転増幅器38に入力する。非反転増幅器38の出力信号はトランスミッションゲート39に入力する。トランスミッションゲート39は、入射光に基づいた光電荷に基づいた出力電圧VOUT2を出力する。
次に、光電変換装置の動作停止時における動作について説明する。
信号Iがハイになり、図6のアンプのトランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフする。また、信号ENがローになり、信号ENXがハイになる。すると、スイッチ51、スイッチ52及びスイッチ53がオフする。
このようにすると、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にスイッチ51がオフに制御されることにより、図1の信号処理回路の基準電圧VREFが供給される端子から、図1の信号処理回路のスイッチ51、図3の減算器34の基準電圧VREFが印加される端子、図3の減算器34の2つの抵抗、図3の減算器34の入力電圧INPが印加される端子、図2のバッファアンプ33の出力電圧OUTが出力される出力端子、及び、図5のアンプのトランジスタTR1を介したグランドまでの電流経路が遮断される。
また、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にスイッチ52がオフに制御されることにより、図1の信号処理回路の基準電圧VREFが供給される端子から、図1の信号処理回路のスイッチ52、図4の非反転増幅器36の基準電圧VREFが印加される端子、図4の非反転増幅器36の2つの抵抗、図4の非反転増幅器36の出力電圧OUTが出力される出力端子、及び、図5のアンプのトランジスタTR1を介したグランドまでの電流経路が遮断される。
また、スイッチ53も同様である。
よって、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時、基準電圧VREFが供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、光電変換装置は低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。ここで、通常、光電変換装置は複数用いられ、これらの光電変換装置は時系列的に順番に動作する。つまり、一つの光電変換装置が動作中となって信号を出力すると、他の光電変換装置は動作停止中となって信号を出力しない。これらの動作停止中の光電変換装置において、基準電圧VREFが供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、システム全体が低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。
なお、基準電圧VREFが変動しやすい場合、図10のような基準電圧VREFを生成する回路における抵抗の抵抗値は低くなる必要があり、この回路での消費電力が高くなるが、基準電圧VREFが変動しにくくなるので、この抵抗値は高くなることができ、この回路での消費電力が低くなる。
[第二実施形態]
第一実施形態では、各アンプに対してそれぞれスイッチが設けられたが、各アンプに対して1つのスイッチが設けられてもよい。図6は、光電変換装置の信号処理回路を示す図である。
第二実施形態の光電変換装置の信号処理回路は、第一実施形態と比較し、基準電圧VREFが印加される端子の各アンプに対する分岐点と各アンプとの間に設けられていた各スイッチが削除され、基準電圧VREFが印加される端子とその分岐点との間にスイッチ54が追加されている。
次に、光電変換装置の動作時における動作について説明する。
第二実施形態の動作は、第一実施形態の動作と同様である。
次に、光電変換装置の動作停止時における動作について説明する。
信号Iがハイになり、図6のアンプのトランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフする。また、信号ENがローになり、信号ENXがハイになる。すると、スイッチ54がオフする。
[第三実施形態]
第一実施形態では、図5のアンプが使用されているが、トランジスタTR1を強制的にオフする機能を有するアンプが使用されてもよい。
第三実施形態の光電変換装置の信号処理回路は、第一実施形態と比較し、図示しないが、基準電圧VREFが印加される端子の各アンプに対する分岐点と各アンプとの間に設けられていた各スイッチが削除されている。
次に、バッファアンプ32、バッファアンプ33、減算器34、非反転増幅器36及び非反転増幅器38内部のアンプについて説明する。図7は、アンプを示す回路図である。
アンプでは、動作時に、入力端子INPと入力端子INMとの電圧差に基づいた電圧がトランジスタTR1のゲートに印加され、トランジスタTR1が動作し、出力電圧OUTが出力される。動作停止時に、信号Iがハイになり、トランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフし、信号AMPENXがハイになり、トランジスタTR2がオンし、トランジスタTR1のゲート電圧がローになり、トランジスタTR1がオフする。すると、出力電圧OUTが出力される出力端子とグランドとの間に電流が流れなくなる。
次に、光電変換装置の動作時における動作について説明する。
第三実施形態の動作は、第一実施形態の動作と同様である。
次に、光電変換装置の動作停止時における動作について説明する。
信号Iがハイになり、図6のアンプのトランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフし、信号AMPENXがハイになり、トランジスタTR2がオンし、トランジスタTR1のゲート電圧がローになり、トランジスタTR1がオフする。
このようにすると、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にトランジスタTR1がオフに制御されることにより、図1の信号処理回路の基準電圧VREFが供給される端子から、図3の減算器34の基準電圧VREFが印加される端子、図3の減算器34の2つの抵抗、図3の減算器34の入力電圧INPが印加される端子、図2のバッファアンプ33の出力電圧OUTが出力される出力端子、及び、図7のアンプのトランジスタTR1を介したグランドまでの電流経路が遮断される。
また、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にトランジスタTR1がオフに制御されることにより、図1の信号処理回路の基準電圧VREFが供給される端子から、図4の非反転増幅器36または非反転増幅器38の基準電圧VREFが印加される端子、図4の非反転増幅器36または非反転増幅器38の2つの抵抗、図4の非反転増幅器36または非反転増幅器38の出力電圧OUTが出力される出力端子、及び、図7のアンプのトランジスタTR1を介したグランドまでの電流経路が遮断される。
よって、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時、基準電圧VREFが供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、光電変換装置は低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。ここで、通常、光電変換装置は複数用いられ、これらの光電変換装置は時系列的に順番に動作する。つまり、一つの光電変換装置が動作中となって信号を出力すると、他の光電変換装置は動作停止中となって信号を出力しない。これらの動作停止中の光電変換装置において、基準電圧VREFが供給される端子に電流が流れ込まなくなるので、システム全体が低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。
[第四実施形態]
第一実施形態では、バッファアンプ32及びバッファアンプ33が使用されているが、ソースフォロア回路が使用されてもよい。図8は、光電変換装置の信号処理回路を示す図である。
第四実施形態の光電変換装置の信号処理回路は、第一実施形態と比較し、サンプルホールド回路31が削除され、バッファアンプ32がN型のトランジスタ32a及びN型のトランジスタ32bから構成されたソースフォロア回路に変更され、バッファアンプ33がN型のトランジスタ33a及びN型のトランジスタ33bから構成されたソースフォロア回路に変更されている。
トランジスタ32a及びトランジスタ32bから構成されたソースフォロア回路では、信号I2がトランジスタ32bのゲートに印加され、トランジスタ32bが電流を流し、トランジスタ32bがオン抵抗と見なされることができる。よって、トランジスタ32aのゲートを入力端子とし、ソースを出力端子とするソースフォロア回路が実現される。トランジスタ33a及びトランジスタ33bから構成されたソースフォロア回路でも、同様である。トランジスタ32aとトランジスタ33aとの能力は、同一であり、トランジスタ32bとトランジスタ33bとの能力も、同一である。
次に、光電変換装置の動作時における動作について説明する。
ここで、信号Iが所定のレベルのローになり、トランジスタTR3及びトランジスタTR4が電流を流している。また、信号I2が所定のレベルのハイになり、トランジスタ32b及びトランジスタ33bが電流を流している。
光電変換ユニット群の光電変換ユニットに搭載されたフォトダイオードやフォトトランジスタである光電変換手段(図示せず)への入射光により、光電変換手段が光電荷を保持する。リセット電圧によってリセットされた時の光電変換手段の基準信号が、ソースフォロア回路を介し、後半期間に信号処理回路の減算器34に入力する。光電荷の量に基づいた光電変換手段の光信号が、ソースフォロア回路を介し、後半期間に信号処理回路の減算器34に入力する。光電変換ユニットは複数設けられていて、各光電変換ユニットの光電変換手段からの基準信号及び光信号は、時系列的に減算器34に入力している。
後半期間に、減算器34が、基準信号と光信号との差分を取り出す。減算器34の後半期間の出力信号は、光信号から基準信号を減算してゲイン倍して基準電圧VREFを加算した信号になる。減算器34は、光信号から基準信号を減算することにより、光信号のノイズ成分を除去する。また、前半期間に、同じ電圧が各ソースフォロア回路を介して減算器34に入力するようにする。
クランプ回路35、非反転増幅器36、サンプルホールド回路37、非反転増幅器38及びトランスミッションゲート39の動作は、第一実施形態での動作と同様である。
次に、光電変換装置の動作停止時における動作について説明する。
信号Iがハイになり、図5のアンプのトランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフする。また、信号ENがローになり、信号ENXがハイになる。すると、スイッチ51、スイッチ52及びスイッチ53がオフする。また、信号I2がローになり、トランジスタ32b及びトランジスタ33bがオフする。
このようにすると、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時にスイッチ51がオフに制御されることにより、電源から、トランジスタ33a、図3の減算器34の入力電圧INPが印加される端子、図3の減算器34の2つの抵抗、図3の減算器34の基準電圧VREFが印加される端子、及び、図8の信号処理回路のスイッチ51を介した図8の信号処理回路の基準電圧VREFが供給される端子までの電流経路が遮断される。
よって、光電変換装置の信号処理回路の動作停止時、基準電圧VREFが供給される端子から電流が流れ出なくなるので、光電変換装置は低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。ここで、通常、光電変換装置は複数用いられ、これらの光電変換装置は時系列的に順番に動作する。つまり、一つの光電変換装置が動作中となって信号を出力すると、他の光電変換装置は動作停止中となって信号を出力しない。これらの動作停止中の光電変換装置において、基準電圧VREFが供給される端子から電流が流れ出なくなるので、システム全体が低消費電力化する。また、外部で生成される基準電圧VREFが変動しにくくなり、基準電圧VREFが安定する。
また、減算器34の前段において、アンプでなくてソースフォロア回路が使用されるので、熱雑音によるノイズが小さくなる。
[第五実施形態]
第四実施形態では、各アンプに対してそれぞれスイッチが設けられたが、各アンプに対して1つのスイッチが設けられてもよい。
第五実施形態の光電変換装置の信号処理回路は、第四実施形態と比較し、図示しないが、基準電圧VREFが印加される端子の各アンプに対する分岐点と各アンプとの間に設けられていた各スイッチが削除され、基準電圧VREFが印加される端子とその分岐点との間にスイッチが追加されている。
次に、光電変換装置の動作時における動作について説明する。
第五実施形態の動作は、第四実施形態の動作と同様である。
次に、光電変換装置の動作停止時における動作について説明する。
信号Iがハイになり、図6のアンプのトランジスタTR3及びトランジスタTR4がオフする。また、信号ENがローになり、信号ENXがハイになる。すると、追加されたスイッチがオフする。また、信号I2がローになり、トランジスタ32b及びトランジスタ33bがオフする。
光電変換装置の信号処理回路を示す図である。 バッファアンプを示す回路図である。 減算器を示す回路図である。 非反転増幅器を示す回路図である。 アンプを示す回路図である。 光電変換装置の信号処理回路を示す図である。 アンプを示す回路図である。 光電変換装置の信号処理回路を示す図である。 従来の複数の光電変換装置を示す図である。 基準電圧を示す図である。 従来の光電変換装置の信号処理回路を示す図である。
符号の説明
31 サンプルホールド回路 32、33 バッファアンプ
34 減算器 35 クランプ回路
37 サンプルホールド回路 39 トランスミッションゲート
51、52、53 スイッチ 36、38 非反転増幅器

Claims (5)

  1. 入射光に基づいて出力電圧を出力する光電変換装置において、
    前記入射光により、光電荷を保持する光電変換手段と、
    基準電圧が印加され、前記光電変換手段の出力信号に所定の処理を加え、前記入射光に基づいた出力電圧を出力する信号処理回路と、
    外部から前記基準電圧が供給される端子と前記信号処理回路との間に設けられたスイッチと、
    を備えていることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記信号処理回路は、
    リセット電圧によってリセットされた時の前記光電変換手段の基準信号と前記光電荷の量に基づいた前記光電変換手段の光信号とが第一期間と第二期間とに分かれて入力され、前記第一期間に入力された前記基準信号をサンプルし、サンプルされた前記基準信号を前記第二期間にホールドするサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路の出力信号が入力される第一バッファアンプと、
    前記基準信号と前記光信号とが入力される第二バッファアンプと、
    前記基準電圧が印加され、前記第二期間に前記第二バッファアンプを介した前記光信号から前記第一バッファアンプを介したサンプルホールド後の前記基準信号を減算することにより、前記光信号のノイズ成分を除去する減算器と、
    を有していることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 前記信号処理回路は、
    リセット電圧によってリセットされた時の前記光電変換手段の基準信号が入力される第一ソースフォロア回路と、
    前記光電荷の量に基づいた前記光電変換手段の光信号が入力される第二ソースフォロア回路と、
    前記基準電圧が印加され、前記第二ソースフォロア回路を介した前記光信号から前記第一ソースフォロア回路を介した前記基準信号を減算することにより、前記光信号のノイズ成分を除去する減算器と、
    を有していることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  4. 入射光に基づいて出力電圧を出力する光電変換装置において、
    前記入射光により、光電荷を保持する光電変換手段と、
    基準電圧に基づいた電圧が印加される出力トランジスタを強制的にオフする機能を有するアンプによって構成され、前記光電変換手段の出力信号に所定の処理を加え、前記入射光に基づいた出力電圧を出力する信号処理回路と、
    を備えていることを特徴とする光電変換装置。
  5. 前記信号処理回路は、
    リセット電圧によってリセットされた時の前記光電変換手段の基準信号と前記光電荷の量に基づいた前記光電変換手段の光信号とが第一期間と第二期間とに分かれて入力され、前記第一期間に入力された前記基準信号をサンプルし、サンプルされた前記基準信号を前記第二期間にホールドするサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路の出力信号が入力される第一バッファアンプと、
    出力トランジスタを強制的にオフする機能を有するアンプによって構成され、前記基準信号と前記光信号とが入力される第二バッファアンプと、
    前記基準電圧が印加され、前記第二期間に前記第二バッファアンプを介した前記光信号から前記第一バッファアンプを介したサンプルホールド後の前記基準信号を減算することにより、前記光信号のノイズ成分を除去する減算器と、
    を有していることを特徴とする請求項4記載の光電変換装置。
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