JP2008218770A - 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ソース領域の残膜厚みが安定し、トランジスタのオン抵抗のばらつきが少なく、かつオン抵抗の小さい炭化珪素半導体装置を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明の炭化珪素半導体装置の製造方法は、炭化珪素よりなる第1導電型の半導体基板1の表面上に、半導体基板1よりも低い不純物濃度を有する第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層2が形成された基板を準備し、炭化珪素エピタキシャル層2の表層部に、第2導電型のベース領域3a、3bを形成する。ベース領域3a、3bを含む炭化珪素エピタキシャル層2の表面上に、炭化珪素よりなる第1導電型の表面チャネル層4を形成し、ベース領域3a、3b上部に位置する所定領域の表面チャネル層4を除去し、さらに該所定領域におけるベース領域3a、3bを凹状に除去する。その後、ベース領域3a、3bの凹状の側面および底面に、第1導電型のソース領域5a、5bを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化珪素を用いた半導体装置およびその製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は熱酸化によって二酸化珪素(SiO2)からなる絶縁膜を形成できるので、二酸化珪素をゲート絶縁膜に適用した高耐圧の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MOSFET)が得られる。しかしながら、上記の熱酸化法で形成したMOS界面では多数の界面準位(トラップ)が存在するため、チャネル移動度が非常に小さくなり、トランジスタがオン時の損失が大きくなる、つまりオン抵抗が大きくなる問題があった。
特許文献1の第4の実施の形態に、ベース領域の表層部にソース領域とドリフト領域をつなぐ形でn-型炭化珪素層(以下、表面チャネルエピ層という)を形成し、不要な表面チャネルエピ層をRIE法等によりドライエッチングで除去した構造が開示されている。
このような構成にすることで、MOSFET動作モードを、チャネル形成層の導電型を反転させることなくチャネルを誘起する蓄積モードとすることで、導電型を反転させてチャネルを誘起する反転モードのMOSFETに比べてチャネル移動度を大きくすることができ、低いゲート電圧でMOSFETを動作させることができる。また、表面チャネルエピ層の不純物濃度を低くすることでキャリアが流れるときの不純物散乱の影響が小さくなり、チャネル移動度をさらに向上させることができる。
特開平10−308510号公報
特許文献1の第4の実施の形態における炭化珪素半導体装置の製造工程では、ソース領域を形成後に表面チャネルエピ層を形成し、ソース領域にある一部の不要な表面チャネルエピ層をRIE法によりエッチングを行っていた。このエッチングを行うにあたって、プロセスばらつき(表面チャネルエピ層の厚み、エッチング量などのウェハ面内ばらつき、およびウェハ間ばらつき)の影響が考えられるため、表面チャネルエピ層を完全に除去するためにはオーバーエッチ、つまり予想される表面チャネルエピ層の厚みよりも多めにエッチングする必要がある。
その際、表面チャネルエピ層の下部にあるソース領域の拡散深さのプロセスばらつきが無視できない程大きいときに、ソース領域の残膜厚みの制御が困難になり、ソース領域の抵抗がばらつき、トランジスタのオン抵抗がばらつくという問題があった。すなわち、ソース領域の残膜厚みが極めて薄いとき(50nm未満のとき)にはソース領域の抵抗が高くなり、トランジスタのオン抵抗が高くなるという問題があった。
また、ソース領域の形成と表面チャネルエピ層の形成は独立した工程で行われるため、両層間の位置ずれが生じるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ソース領域の残膜厚みを安定させ、トランジスタのオン抵抗のばらつきを少なくし、かつオン抵抗の小さい炭化珪素半導体装置を得ることを目的とする。また、ソース領域と表面チャネルエピ層の位置ずれを防ぐことを目的とする。
本発明の半導体装置は、ベース領域を形成後に表面チャネル層を形成し、表面チャネル層のエッチング後にソース領域形成のための、例えば不純物のイオン注入を行う。
また、好ましくは、表面チャネル層のエッチングの工程とソース領域形成のための不純物のイオン注入の工程に、同じマスクを使用する。
表面チャネル層のエッチング後にソース領域形成のための、例えば不純物のイオン注入を行うことで、表面チャネル層エッチング時のプロセスばらつきに関係なくソース領域の厚みを十分に確保した半導体装置の作製が可能になる。それによりソース領域の残膜厚みが安定し、ウェハ面内、ウェハ間でのトランジスタのオン抵抗のばらつきが少なく、かつオン抵抗の小さい炭化珪素半導体装置が得られる。
また、好ましくは表面チャネル層のエッチングとソース領域形成のための不純物のイオン注入を同じマスクで行うことによって、ソース領域形成の位置ずれを防ぐことができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
(構造)
図1は、本発明の実施の形態1に係る、nチャネルタイプのパワーMOSFETの断面図である。
+型(第1導電型)炭化珪素半導体基板1は上面を主表面1aとし、主表面の反対面である下面を裏面1bとしている。このn+型炭化珪素半導体基板1の主表面1a上に、基板1よりも低い不純物濃度を有するn-型(第1導電型)炭化珪素エピタキシャル層(以下、ドリフト層という)2が積層されている。
ドリフト層2の表層部における所定領域には、表面が凹状に形成された、p-型(第2導電型)炭化珪素ベース領域3a、3bが離間して配設されている。
また、ベース領域3a、3bの表層部における凹状の側面および底面には、ベース領域3a、3bよりも深さの浅いn+型(第1導電型)ソース領域5a、5bが形成されている。
さらに、ソース領域5aとソース領域5bの間におけるドリフト層2およびベース領域3a、3bの表面部には表面チャネルエピ層(n-型(第1導電型)炭化珪素層)4が延設されている。つまり、ベース領域3a、3bの表面部においてソース領域5a、5bとドリフト層2とを繋ぐように表面チャネルエピ層5が配置されている。
表面チャネルエピ層4の上面およびソース領域5a、5bの上面にはゲート絶縁膜6が形成されている。さらに、ゲート絶縁膜6の上にはゲート電極7が形成されている。ゲート電極7は絶縁膜8にて覆われている。絶縁膜8の上にはソース電極9が形成され、ソース電極9はソース領域5a、5bと接している。また、基板1の裏面1bには、ドレイン電極10が形成されている。
(製法)
次に、図1に示すパワーMOSFETの製造工程を、図2〜図6を用いて説明する。
まず、図2に示すように、エピタキシャル結晶成長法により、n+型炭化珪素半導体基板1の主表面1a上にドリフト層2を形成する。ドリフト層2の不純物濃度は1×1016cm-3程度が望ましい。
エピタキシャル結晶成長後、図3に示すように、ドリフト層2上にレジスト20をマスクとして不純物をイオン注入し、一対のp-型炭化珪素ベース領域3a、3bを形成する。ベース領域3a、3bの不純物濃度は1×1018cm-3程度が望ましい。p型となる不純物としては、例えばボロン(B)あるいはアルミニウム(Al)が挙げられる。
その後レジスト20を除去し、図4に示すように、ベース領域3a、3b、及びドリフト層2の表面上に、エピタキシャル結晶成長法により表面チャネルエピ層4を形成する。
表面チャネルエピ層4を形成後、一部の不要な表面チャネルエピ層4を除去するために、図5に示すようにレジスト21をマスクとして、RIE法等によりドライエッチングを行う。
次に、図6に示すように、レジスト21を引き続きマスクとして不純物をイオン注入し、n+型ソース領域5a、5bを形成する。このとき、イオン注入は矢印に示すように基板1に対して斜め方向に行う。斜め注入の角度は垂直方向に対して30〜60度とする。n型不純物としては、例えばリン(P)あるいは窒素(N)が挙げられる。
ここで、図1に示すチャネル長11については、オン抵抗をできるだけ小さくするために、1.0μm以下が望ましい。例えば、ソース領域5a、5bの拡散深さを0.3μmとした場合、マスクのパターニング位置のバラツキも考慮すると、図5に示すベース領域3a、3bと表面チャネルエピ層4が接する部分の幅12の狙い目は、1.5μm以下であることが望ましい。
続いて、ゲート領域3a、3b、及びソース領域5a、5bに対して、活性化アニールを行う。活性化アニールの回数は、ベース領域3a、3bの形成後(表面チャネルエピ層4形成前)とソース領域5a、5b形成後の2回でも、ソース領域5a、5b形成後の1回だけでも良い。活性化アニールの条件は1500〜1700度、10分以下で行う。特にn型ソース領域の活性化アニール条件は1500度であることが望ましい。
次にゲート絶縁膜6、ゲート電極7を成膜およびパターニングし、絶縁膜8をゲート電極7と一部のn型のソース領域5a、5bの上に形成する。ゲート絶縁膜としては、例えば二酸化珪素(SiO2)が挙げられる。その後、ソース領域5a、5bに接する形で、絶縁膜8の表面上にソース電極9を形成し、また、基板1の裏面1bの表面上に、ドレイン電極10が形成され、図1に示すような素子構造の主要部が完成する。
(効果)
表面チャネルエピ層4のエッチング後にソース領域5a、5bを形成するための不純物のイオン注入を行うことで、表面チャネルエピ層4エッチング時のプロセスばらつきに関係なくソース領域5a、5bの厚みを十分に確保した半導体装置が得られる。それによりソース領域5a、5bの残膜厚みが安定し、ウェハ面内、ウェハ間でのトランジスタのオン抵抗のばらつきが少なく、かつオン抵抗の小さい炭化珪素半導体装置が得られる。
また、表面チャネルエピ層4のエッチングとソース領域5a、5bを形成するための不純物のイオン注入を同じマスクで行うことによって、ソース領域形成の位置ずれを防ぐことができる。
<実施の形態2>
(構造)
図7は、本発明の実施の形態2に係る、nチャネルタイプの縦型パワーMOSFETの断面図である。
本実施の形態2に係る半導体装置は、上述の実施の形態1に係る半導体装置において、ソース領域5a、5bの、ベース領域3a、3bと接する面の形状が異なる。図7に示すように、ソース領域5a、5bについて側面に形成された領域と、底面に形成された領域との間に段差13が生じる。これは、ソース領域5a、5bの形成工程の違いによるものである。
その他の構造については、実施の形態1に係る半導体装置と同様であるためその説明は省略する。
(製法)
次に、図7に示す縦型パワーMOSFETの製造工程を、図8〜図10を用いて説明する。
まず、実施の形態1の図4と同様に、図8に示すようにエピタキシャル結晶成長法により、n+型炭化珪素半導体基板1の主表面1a上にドリフト層2を形成し、その後、不純物をイオン注入し、一対のp-型炭化珪素ベース領域3a、3bを形成する。p型となる不純物としては、例えばボロン(B)あるいはアルミニウム(Al)が挙げられる。ベース領域3a、3bを形成後、n-型表面チャネルエピ層4を形成する。
表面チャネルエピ層4を形成後、一部の不要な表面チャネルエピ層4を除去するために、図9に示すようにレジスト22aをマスクとして、RIE法等によりドライエッチングを行う。
その後、マスク22aの両端の一部をそれぞれ除去し、マスク22bを形成する。そして、図10に示すように、マスク22bをマスクとして不純物をイオン注入し、n+型のソース領域5a、5bを形成する。マスク22aをマスク22bのように加工させることで、実施の形態1とは異なり、不純物注入は基板1に対して垂直方向で良い。また、不純物注入領域の表面の形状に伴い、ソース領域5a、5bの底部には段差13が生じる。n型不純物としては、例えばリン(P)あるいは窒素(N)が挙げられる。
続いて、ゲート領域3a、3b、及びソース領域5a、5bに対して、活性化アニールを行う。実施の形態1と同様に、活性化アニールの回数は、ベース領域3a、3bの形成後(表面チャネルエピ層4形成前)とソース領域5a、5b形成後の2回でも、ソース領域5a、5b形成後の1回だけでも良い。また、オン抵抗をできるだけ小さくするために、図7に示すチャネル長11は1μm以下であることが望ましい。
図10において、ソース領域5a、5bが段差13の部分で途切れないようにするためにも、ソース領域5a、5bの拡散深さは表面チャネルエピ層4の厚みよりも深くする必要がある。一方で、例えば半導体装置のドレイン−ソース間の耐圧1200Vを確保するためには、ソース領域5a、5b下のベース領域3a、3bの残膜厚みは0.3μm以上残すことが望ましいため、ベース領域3a、3bのソース領域5a、5b形成前における拡散深さを1μmとすると、ソース領域5a、5bの拡散深さは0.5μm程度であることが望ましい。
また、表面チャネルエピ層4のエッチング時におけるオーバーエッチの深さを考慮すると、表面チャネルエピ層4の厚みは薄い方が好ましく、0.2〜0.3μm程度であることが望ましい。プロセスバラツキの影響も考慮すると、表面チャネルエピ層4の厚みは0.2μm程度であることが、より好ましい。
表面チャネルエピ層4の厚みを薄くすることで抵抗が高くなるため、表面チャネルエピ層4の不純物濃度は可能な限り上げる必要がある。不純物散乱による移動度の問題も考えると、表面チャネルエピ層4の不純物濃度は1×1015cm-3〜1×1017cm-3が望ましい。オン抵抗を下げるために、表面チャネルエピ層4の不純物濃度は1×1017cm-3程度であることが、より望ましい。
残りの工程である、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、絶縁膜8、ソース電極9、ドレイン電極10の形成については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。これらの工程を行うことによって、図7に示すような素子構造の主要部が完成する。
(効果)
実施の形態1と同様に、表面チャネルエピ層5のエッチング後にソース領域5a、5bを形成するための不純物のイオン注入を行うことで、ソース領域5a、5bの残膜厚みが安定し、ウェハ面内、ウェハ間でのトランジスタのオン抵抗のばらつきが少なく、かつオン抵抗の小さい炭化珪素半導体装置が得られる。また、表面チャネルエピ層4のエッチングとソース領域5a、5bを形成するための不純物のイオン注入を同じマスクで行うことによって、ソース領域形成の位置ずれを防ぐことができる。
更に、表面チャネルエピ層4の厚みを薄く形成し、表面チャネルエピ層4のエッチング時の段差のばらつきやベース領域3a、3bの拡散深さを考慮して、ソース領域5a、5bの拡散深さを設定し、また、ソース領域5a、5bの形成前にマスク22aの端部を除去することにより、ソース領域を形成するための不純物注入を垂直注入で行うことが可能になる。
実施の形態1によって製造される炭化珪素半導体装置の断面図である。 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態2によって製造される炭化珪素半導体装置の断面図である。 実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。
符号の説明
1 n型(第1導電型)の半導体基板、2 n型(第1導電型)のドリフト層、3 p型(第2導電型)のベース領域、4 n型(第1導電型)の表面チャネルエピ層、5 n型(第1導電型)のソース領域、6 ゲート絶縁膜、7 ゲート電極、8 絶縁膜、9 ソース電極、10 ドレイン電極、20,21,22 マスク。

Claims (4)

  1. (a)炭化珪素よりなる第1導電型の半導体基板の表面上に、前記半導体基板よりも低い不純物濃度を有する第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層が形成された基板を準備する工程と、
    (b)前記炭化珪素エピタキシャル層の表層部の所定領域に、所定深さを有する第2導電型のベース領域を形成する工程と、
    (c)前記ベース領域を含む前記炭化珪素エピタキシャル層の表面上に、炭化珪素よりなる第1導電型の表面チャネル層を形成する工程と、
    (d)前記ベース領域上部に位置する所定領域の前記表面チャネル層を除去し、さらに該所定領域における前記ベース領域を凹状に除去する工程と、
    (e)前記ベース領域の前記凹状の側面および底面に、第1導電型のソース領域を形成する工程と
    を備える、炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 前記工程(d)を、マスクを用いたエッチング処理にて行い、
    前記工程(e)を、前記マスクを残した状態で、前記半導体基板に対して斜め方向に第1導電型の不純物を注入して行う、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 前記工程(d)を、マスクを用いたエッチング処理にて行い、
    前記工程(e)を、前記ベース領域上に位置する前記マスクの端部を除去し、前記半導体基板に対して垂直方向に第1導電型の不純物を注入して行う、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 炭化珪素よりなる第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の表面上に形成され、前記半導体基板よりも低い不純物濃度を有する第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層と、
    前記炭化珪素エピタキシャル層の表層部の所定領域に配設され、表面が凹状に形成された、第2導電型のベース領域と、
    前記ベース領域の前記凹状の側面および底面に形成された第1導電型のソース領域と、
    前記ベース領域の表面上において前記ソース領域と前記炭化珪素エピタキシャル層とを繋ぐように形成された、炭化珪素よりなる第1導電型の表面チャネル層とを備える、
    炭化珪素半導体装置。
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