JP2008218162A - 安全スイッチ - Google Patents

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Eiko Takenaka
英光 竹中
Shunkichi Sasaki
俊吉 佐々木
Kenji Shimazu
謙治 嶋津
Tetsuya Fukumoto
哲也 福本
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

【課題】ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなって、ヘッドブロックの連結部分の折損をなくす。
【解決手段】ヘッドブロック4はスイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とで構成してあり、スイッチ取付部5のヘッドケース取付面5aに、操作キー動作受動部6の外殻を構成するヘッドケース6Aを固着して、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とを一体にして、スイッチ取付部5を取付用ねじ部材40で固定枠に固定することで、操作キー動作受動部6の意図しない回転を防ぐようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアスイッチ等に使用される安全スイッチに関する。
安全スイッチであるドアスイッチは、一般に、自動化された工作機械を設置した作業エリアの出入り口に設けた扉の開閉を検知して、工作機械の電源を入り切りするものであり、扉を閉めると扉側に備えた操作キーが出入り口側に備えたスイッチ本体の挿入キー挿入口に挿入され、挿入された操作キーによって内装カムが回転操作されて、スイッチ本体に内蔵したスイッチング機構がスイッチオン状態に切り換えられて電源回路などが接続されると共に、扉を開けると操作キーが抜出されることによって内装カムが逆転操作されて、スイッチング機構がスイッチオフ状態に切り換えられて電源回路等が断たれるように構成されている(特許文献1参照)。
このドアスイッチは、図15に示すように、出入り口の固定枠(図示せず)に取付けられるスイッチ本体70と、開閉される扉(図示せず)に取付けられる操作キー71とからなる。そして、スイッチ本体70は、本体ブロック72と、この本体ブロック72に固着されたヘッドブロックである操作キー動作受動部73を備えており、本体ブロック72の外殻である本体ケース74と、操作キー動作受動部73の外殻であるヘッドケース75がねじ連結してあり、本体ケース74にはドアスイッチを固定枠に取付けるためのスイッチ取付部76が設けてある。このスイッチ取付部76は、本体ケース74の正面部から背面部に抜ける一対のねじ挿通孔77で構成してある。また、本体ケース74には蓋体78がねじ止めしてある。また、ヘッドケース75には、その正面部にキー挿入口75Aが、頂部にキー挿入口75Bがそれぞれ設けてある。
そして、本体ケース74の背面部を固定枠に当接させて、スイッチ取付部76のねじ挿通孔77に取付用ねじ部材(図示せず)を挿入して、これらの取付用ねじ部材を固定枠のねじ孔部(いずれも図示せず)に螺合し、取付用ねじ部材を締付けることにより、ドアスイッチを固定枠に取付けるようにしてある。
上記した従来のドアスイッチ(安全スイッチ)にあっては、例えば、蓋体78を外してスイッチング機構への配線や、故障等の修理を行うのであるが、この蓋体78が外しやすい方向に向くようにスイッチ本体74を取付けると、キー挿入口75Aと操作キー71が対向するようにキー挿入口75Aの方向を変更しなければならない場合がある。このとき、キー挿入口75Aを有するヘッドブロック(操作キー動作受動部73)を一旦、ねじを外して本体ブロック72と分離し、方向変更後、再度ねじを用いて取付ける必要があった。
また、従来の安全スイッチとして図16に示すものがある。この安全スイッチは、スイッチ取付部82を有する本体ケース80に対してヘッドブロック81が回転可能に取付けられていて、このヘッドブロック81を、当該ヘッドブロック81内の内装カムの回転でスイッチング機構を作動させるプランジャ(図示せず)を中心に回転可能にしたものがあり、この安全スイッチは、スイッチ取付部82のねじ挿通孔83に取付用ねじ部材(図示せず)を挿入して、これらの取付用ねじ部材を固定枠のねじ孔部(いずれも図示せず)に螺合し、取付用ねじ部材を締付けることにより、安全スイッチを固定枠に取付けるようにしてある。なお、図16において、84は蓋体、85はキー挿入口、86は操作キーである。
特開2004−79204号公報
上記した前者の従来のドアスイッチにあっては、キー挿入口75Aと操作キー71が対向するようにキー挿入口75Aの方向を変更する場合、ヘッドブロック(操作キー動作受動部73)を一旦、ねじを外して本体ブロック72と分離し、方向変更後、再度ねじを用いて取付けるように、ねじを外すなどの作業が必要で手間がかかるという問題があった。
また、後者の従来の安全スイッチにあっては、当該安全スイッチを固定枠に取付けた状態で、ヘッドブロック81が意図せずに回転してしまい、その結果、安全スイッチが壊れるという問題があったし、また、ヘッドブロック81がスイッチ取付部82に対して相対回転するので、ヘッドブロック81の連結強度が弱くなり、例えば、操作キー86がキー挿入口85に挿入され、更に、扉が行き過ぎてしまうようなことがあり、その結果、ヘッドブロック81の連結部分が折損するという問題があった。また、ヘッドブロック81が意図せずに回転するのを防ぐために、回転防止の構造が必要であり、且つ、該構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が必要になるという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するものであり、その目的とするところは、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になるし、また、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れる、ヘッドブロックの連結部分が折損するという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる安全スイッチを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る安全スイッチは、電源回路のオン・オフを司るスイッチング手段を有すると、操作キーの挿抜によりスイッチング手段の接点切換動作を行なわせる操作キー動作受動手段を有する操作キー動作受動部を備えた安全スイッチであって、操作キー動作受動部にスイッチ取付部を設けてヘッドブロックを構成し、このヘッドブロックが本体ブロックに回転可能に取付けられていて、ヘッドブロックが、操作キー動作受動手段の動作で作動してスイッチング手段を作動させるヘッドプランジャを中心に回転することを特徴とする。
かかる構成により、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になる。また、スイッチ取付部を設備の固定枠に取付けた場合、ヘッドブロックの操作キー動作受動部は設備の固定枠に固定されることになり、操作キー動作受動部の意図しない回転が防止される。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部が動かないように固定される。このために、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなり、例えば、操作キーがキー挿入口に挿入され、更に、扉が行き過ぎてしまうようなことがあっても、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなる。さらに、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、スイッチ取付部と操作キー動作受動部とはそれぞれに別体であって、スイッチ取付部が操作キー動作受動部に固着されていることを特徴とする。
かかる構成により、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になる。また、スイッチ取付部を設備の固定枠に取付けた場合、ヘッドブロックの操作キー動作受動部は設備の固定枠に固定されることになり、操作キー動作受動部の意図しない回転が防止される。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部が動かないように固定される。このために、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなり、例えば、操作キーがキー挿入口に挿入され、更に、扉が行き過ぎてしまうようなことがあっても、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなる。さらに、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、スイッチ取付部と操作キー動作受動部とは一体であることを特徴とする。
かかる構成により、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になる。また、スイッチ取付部を設備の固定枠に取付けた場合、ヘッドブロックの操作キー動作受動部は設備の固定枠に固定されることになり、操作キー動作受動部の意図しない回転が防止される。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部が動かないように固定される。このために、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなり、例えば、操作キーがキー挿入口に挿入され、更に、扉が行き過ぎてしまうようなことがあっても、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなる。さらに、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、スイッチ取付部は、その回転中心部にヘッドプランジャを貫通させており、当該ヘッドプランジャを挟んだ対向位置に、取付用ねじ部材が挿通するねじ挿通孔を有することを特徴とする。
かかる構成により、スイッチ取付部のねじ挿通孔に取付用ねじ部材を挿入して、これらの取付用ねじ部材を固定枠のねじ孔部に螺合し、取付用ねじ部材を締付けることにより、安全スイッチを固定枠に取付ける。この場合、ヘッドブロックの操作キー動作受動部は設備の固定枠に固定されることになり、操作キー動作受動部の意図しない回転が防止される。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部が動かないように固定される。このために、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなり、例えば、操作キーがキー挿入口に挿入され、更に、扉が行き過ぎてしまうようなことがあっても、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなる。また、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になる。また、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックに対してヘッドブロックの回転位置を決める回転位置決め手段を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、安全スイッチを固定枠に取付する場合には、基準位置にあるヘッドブロックを回転させて、回転位置決め手段によりヘッドブロックを基準位置より所定角度回転した取付位置に位置決めする。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、回転位置決め手段は、本体ブロックに対してヘッドブロックを任意の角度に回転させた位置に当該ヘッドブロックを位置決めすることを特徴とする。
かかる構成により、安全スイッチを固定枠に背面取付する場合には、基準位置にあるヘッドブロックを任意の角度に回転させて回転位置決め手段により、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度に回転した背面取付位置に位置決めする。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、任意の角度とは、例えば、90°毎、180°が該当する。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックは、スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、回転位置決め手段は、本体ケースに弾性変形可能な薄肉部を形成して、この薄肉部の外面に固定側係合部を設け、スイッチ取付部に固定側係合部が係脱可能に係合する可動側係合部を設けて構成してあることを特徴とする。
かかる構成により、基準位置にあるヘッドブロックを回転させることで固定側係合部を薄肉部のばね力に抗して可動側係合部より外し、さらにヘッドブロックを回転させ、ヘッドブロックが次の所定の位置に来たときに、薄肉部のばね力で固定側係合部を可動側係合部に係合することで、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度に回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、固定側係合部とは、例えば、係合突起部が該当し、可動側係合部とは、例えば、係合凹部が該当する。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックは、スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、回転位置決め手段は、別部材としての回転ストッパと、この回転ストッパが係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、回転ストッパは、本体ケース、または、スイッチ取付部の一方側に取付けてあり、可動側係合部は他方側に設けてあることを特徴とする。
かかる構成により、基準位置にあるヘッドブロックを回転させることで回転ストッパを可動側係合部より外し、さらにヘッドブロックを回転させ、ヘッドブロックが次の所定の位置に来たときに、回転ストッパを可動側係合部に係合することで、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、可動側係合部とは、例えば、係合凹部である。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、回転ストッパは、本体ケースに取付けられるベース部の一端部にばね片部を突設して、このばね片部の先部に、可動側係合部に係脱可能に係合するストッパ側係合部を設けて構成してあることを特徴とする。
かかる構成により、基準位置にあるヘッドブロックを回転させることでストッパ側係合部をばね片部のばね力に抗して可動側係合部より外し、さらにヘッドブロックを回転させ、ヘッドブロックが次の所定の位置に来たときに、ばね片部のばね力でストッパ側係合部を可動側係合部に係合することで、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、ストッパ側係合部とは、例えば、係合突起部である。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックは、スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、回転位置決め手段は、操作部の側端部にストッパ側係合部を連設した回転ストッパと、スイッチ取付部に設けられて回転ストッパが係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、回転ストッパは本体ケースに移動可能に設けてあって、回転ストッパは、ばね部材によりスイッチ取付部側に付勢されていて、ストッパ側係合部が可動側係合部に係脱可能に係合させてあることを特徴とする。
かかる構成により、指で操作部を押して、回転ストッパをばね部材の付勢力に抗して押し下げ、ストッパ側係合部を可動側係合部から外し、基準位置にあるヘッドブロックを回転させる途中で操作部から指を外し、回転させた時点でばね部材の付勢力で回転ストッパを押し上げてストッパ側係合部を可動側係合部に係合することで、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、ストッパ側係合部とは、例えば係合突起部であり、可動側係合部とは、例えば係合凹部である。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックは、スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、回転位置決め手段は、ばね性を有する線材を屈曲して形成してあって、操作部の両端部に引っ掛け部を形成し、これらの引っ掛け部に連なるアーム部の端部を屈曲形成してストッパ側係合部を形成した回転ストッパと、スイッチ取付部に設けられてストッパ側係合部が係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、本体ケースにストッパ収容凹部と引っ掛け用突起部を設け、ストッパ収容凹部に回転ストッパを収容して、引っ掛け部を引っ掛け用突起部に引っ掛けることでストッパ側係合部を可動側係合部に係脱可能に係合させてあることを特徴とする。
かかる構成により、指で操作部を押して回転ストッパを押し下げると、ストッパ側係合部が撓んで引っ込むようになって、ストッパ側係合部が可動側係合部から外れる。そして、基準位置にあるヘッドブロックを回転させる途中で操作部から指を外し、任意の角度回転させた時点で、ばね付勢力で回転ストッパを押し上げてストッパ側係合部を可動側係合部に係合することで、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、ストッパ側係合部とは、例えば係合突起部であり、可動側係合部とは、例えば係合凹部である。
また、本発明に係る安全スイッチは、上記した本発明に係る安全スイッチにおいて、本体ブロックは、スイッチング手段を収容する本体ケースに着脱可能に固着された蓋体を有しており、回転位置決め手段は、蓋体に係合突起部を形成し、スイッチ取付部に、蓋体が本体ケースに固着された場合に、係合突起部が係脱可能に係合する可動側係合部を設けて構成してあることを特徴とする。
かかる構成により、本体ケースから蓋体を外して、係合突起部を可動側係合部から外し、基準位置にあるヘッドブロックを回転させ、蓋体を本体ケース7に固定することで係合突起部を可動側係合部に係合し、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めすることができる。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。ここで、可動側係合部とは、例えば、係合孔もしくは係合凹部が該当する。
本発明に係る安全スイッチによれば、ヘッドブロック(操作キー動作受動部)を本体ブロックに取付けるねじを外すなどの作業が不要になるし、また、ヘッドブロックの回転防止の構造を有効にするための作業(例えば、ねじ止め)が不要になる。また、スイッチ取付部を設備の固定枠に取付けた場合、ヘッドブロックの操作キー動作受動部は設備の固定枠に固定されることになり、操作キー動作受動部の意図しない回転が防止される。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部が動かないように固定される。このために、操作キー受動部であるヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなり、例えば、操作キーをキー挿入口に挿入させて、更に、扉が行き過ぎてしまうことがあっても、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなる。
また、本発明に係る安全スイッチによれば、安全スイッチを固定枠に取付ける場合には、基準位置にあるヘッドブロックを回転させて回転位置決め手段により、ヘッドブロックを基準位置より任意の角度回転した取付位置に位置決めする。すなわち、スイッチ設置時に行うヘッドブロックの方向変更時に、ヘッドブロックが所定の位置に来るように位置決めすることができる。
以下、本発明に係る安全スイッチの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る安全スイッチの斜視図、図2は同安全スイッチの断面図、図3は同安全スイッチのスイッチング機構の構成説明図である。
図1に示すように、安全スイッチAは、設備、例えば、工作機械が設置された自動工作エリアの出入り口(いずれも図示せず)等に取付けられて利用されるものであって、出入り口の固定枠(図示せず)に取付けられるスイッチ本体1と、開閉される扉(図示せず)に取付けられる操作キー2とからなる。
スイッチ本体1は本体ブロック3とヘッドブロック4とを備えおり、ヘッドブロック4は、スイッチ取付部5と、このスイッチ取付部5に固着された操作キー動作受動部6で構成してある。本体ブロック3は本体ケース7を有しており、この本体ケース7には蓋体8が蓋体取付ねじ8aにより固着してある。そして、ヘッドブロック4は、そのスイッチ取付部5を本体ブロック3に回転連結手段で連結されていて、この回転連結手段によりヘッドブロック4は本体ブロック3に対して回転が可能であり、また、スイッチ取付部5の抜け出し防止が図られている。
図2及び図4に示すように、回転連結手段は、本体ケース7の端壁部7aの中央部に突設された中空円筒状のプランジャガイドとしての回転支軸9を備えており、この回転支軸9の基部の外周には環状の凹部9aが形成してあり、この凹部9aの図2において上部は平坦面9bになされている。また、回転支軸9の先端部にはシール嵌合凹部9cが形成してある。
また、スイッチ取付部5は四角柱形状の取付本体5Aを有しており、この取付本体5Aの一方の端面部はヘッドケース取付面5aであり、他方の端面部は本体ケース7の対向面5bであって、ヘッドケース取付面5aの中央部にはガイド挿入孔10が設けてある。また、取付本体5Aの正面部には、その左右に位置させてピン孔11と、ねじ挿通孔12が設けてある。
そして、図2に示すように、スイッチ取付部5のガイド挿入孔10には回転支軸9が回転可能に挿入してあり、ピン孔11にはピン部材13が圧入してあって、図5に示すように、これらのピン部材13は凹部9aに挿入してあり、ピン部材13が凹部9aの平坦面9bに摺接していて、スイッチ取付部5の抜け出し防止を図っている。
そして、スイッチ取付部5のヘッドケース取付面5a側には、操作キー動作受動部6の外殻を構成するヘッドケース6Aが固着してあり、図6に示すように、この固着は、ピン結合とスナップフィットとで行われている。すなわち、スイッチ取付部5に設けたベース5Bにはピン孔5cと係止爪部5dが設けてあり、ヘッドケース6Aにはピン孔6cと係止孔部6dが設けあり、ベース5Bにヘッドケース6Aを被せることで、係止爪部5dを係止孔部6dに係止し、ピン孔5c,6cにピン部材14を圧入することで、スイッチ取付部5にヘッドケース6Aが固着してある。したがって、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とで構成してあるヘッドブロック4は本体ブロック3に対して回転支軸9を中心に360°回転が可能になっている。
そして、図2に示すように、本体ケース7にはスイッチング手段であるスイッチング機構15が組み込んであり、また、ヘッドケース6Aにはスイッチング機構15を操作する操作キー動作受動手段である接点切換手段としての回転カム16と、この回転カム16を支持するベース(図示せず)とが組込まれると共に、その頂壁及び側面部にキー挿入口17,18が形成してある。回転カム16の外形はキー挿入口17,18への操作キー2の挿入・抜出しに伴って正逆に回転操作される形状に形成してある。
スイッチング機構15は、図3に示すように、一対の固定端子21と、上下動可能な可動部材22に支持された一対の可動端子23を有する単接点スイッチ21を三個並設して構成してあり、可動部材23は復帰ばね(図示せず)によって、図3において上方付勢されている。
図3は、可動部材22が復帰ばねに抗して下方移動しているスイッチオフ状態を示し、この時、各可動端子23が固定端子21から離反して、1組の固定端子21に配線接続された電源回路が断たれるようになっている。また、可動部材22が復帰ばねによって上方に付勢移動することで、各可動端子23が固定端子21に接触導通してスイッチオン状態がもたらされ、電源回路が入れられるようになっている。また、可動部材22の上端はプレート部材22Aに当接し、プレート部材22Aはヘッドプランジャ25に当接しており、このヘッドプランジャ25が回転支軸9を貫通してヘッドケース6A内に突入して回転力ム16の外周カム面に当接している。
そして、安全スイッチAには、本体ブロック3に対してヘッドブロック4の回転位置を決める回転位置決め手段としての回転位置決め機構30が設けてある。この回転位置決め機構30は、図7に示すように、本体ケース7の背面部7cの隅角部に四角形状の凹部31を設けることで、本体ケース7に弾性変形が可能な薄肉部32を形成して、この薄肉部32の外面に、固定側係合部である係合突起部33を形成し、スイッチ取付部5の本体ケース対向面5bに係合突起部33が係脱可能に係合する可動側係合部である正面取付位置決め用及び背面取付位置決め用の係合凹部34A,34Bを設けて構成してある。この場合、正面取付位置決め用の係合凹部34Aと背面取付位置決め用の係合凹部34Bは、図8に示すように、本体ケース対向面5bにおいて、ヘッドプランジャ25の中心を通る面を挟んだ対向位置に設けてある。
次に、上記のように構成された安全スイッチAを自動工作エリアの出入り口の固定枠に正面取付する場合を説明する。
上記したように、ヘッドブロック4は本体ブロック3に対して回転支軸9(ヘッドプランジャ25)を中心に360°回転が可能になっているために、ヘッドブロック4を回転させて係合突起部33を正面取付位置決め用の係合凹部34Aに係合することで、ヘッドブロック4を基準位置である正面取付位置に位置決めする。この場合、本体ケース7の背面と、ヘッドブロック4の背面、すなわち、スイッチ取付部5の背面とヘッドケース6Aの背面とは同位置平面内に位置することになり、本体ケース7に設けた蓋体8が正面に位置する。
次に、本体ブロック3の本体ケース7の背面及びヘッドブロック4の背面を固定枠に当て、スイッチ取付部5のねじ挿通孔24に取付用ねじ部材40(図1参照)を挿入して、これらの取付用ねじ部材40を固定枠のねじ孔部に螺合し、取付用ねじ部材40を締付けることにより、安全スイッチAを固定枠に取付ける。
この場合、ヘッドブロック4はスイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とで構成してあり、スイッチ取付部5のヘッドケース取付面5aに、操作キー動作受動部6の外殻を構成するヘッドケース6Aが固着してあるために、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とは一体であり、上記したようにスイッチ取付部5を取付用ねじ部材40で固定枠に固定することで、操作キー動作受動部6の意図しない回転が防がれている。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部6が動かないように固定される。
また、安全スイッチAを固定枠に背面取付する場合には、図9−1に示す基準位置にあるヘッドブロック4を、図9−2に示すように180°回転させ、係合突起部33を背面取付位置決め用の係合凹部34Bに係合することで、図9−3に示すように、ヘッドブロック4を基準位置より180°回転した背面取付位置に位置決めする。この場合、本体ブロック3の本体ケース7の背面と、ヘッドブロック4の正面とは同一平面内に位置することになり、本体ケース7にねじ止めされた蓋体8は正面に位置する。
次に、本体ブロック3の本体ケース7の背面及びスイッチ取付部5の正面とヘッドケース6Aの正面を固定枠に当て、スイッチ取付部5のねじ挿通孔24に取付用ねじ部材40を挿入して、これらの取付用ねじ部材40を固定枠のねじ孔部に螺合し、取付用ねじ部材40を締付けることにより、安全スイッチAを固定枠に取付ける。
この場合、ヘッドブロック4はスイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とで構成してあり、スイッチ取付部5のヘッドケース取付面5aに、操作キー動作受動部6の外殻を構成するヘッドケース6Aが固着してあるために、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とは一体であり、上記したようにスイッチ取付部5を取付用ねじ部材40で固定枠に固定することで、操作キー動作受動部6の意図しない回転が防がれている。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部6が動かないように固定される。
上記した回転位置決め機構30は部品一体方式の例であるが、回転位置決め機構30としては、図10及び図11に示す別部材方式のものがある。この回転位置決め機構30は別部材としての回転ストッパ41と、可動側係合部である正面取付位置決め用及び背面取付位置決め用の係合凹部47A,47Bを備えている。そして、この回転ストッパ41は、ベース部42の一端部にばね片部43を突設して、このばね片部43の先部のドーム形状の固定側係合部である係合突起部44を設けて構成してある。
そして、可動側係合部である正面取付位置決め用及び背面取付位置決め用の係合凹部47A,47Bは、スイッチ取付部5の本体ケース対向面5bに設けてあり、係合突起部44が係脱可能に係合するものである。図8に示すように、正面取付位置決め用の係合凹部47Aと背面取付位置決め用の係合凹部47Bは、本体ケース対向面5bにおいて、ヘッドプランジャ25の中心を通る面を挟んだ対向位置に設けてある。そして、本体ケース7の端壁部7aにはストッパ嵌合凹部45と係合突起収容凹部46とが連続して形成してあり、ストッパ嵌合凹部45には回転ストッパ41のベース部42が嵌合してあって、係合突起収容凹部46には係合突起部44が収容してある。
したがって、ヘッドブロック4を回転させて係合突起部44を正面取付位置決め用の係合凹部47Aに係合することで、ヘッドブロック4を基準位置である正面取付位置に位置決し、また、基準位置にあるヘッドブロック4を180°回転させて係合突起部44を背面取付位置決め用の係合凹部47Bに係合することで、ヘッドブロック4を基準位置より180°回転した背面取付位置に位置決めすることができる。
なお、上記した回転位置決め機構30の実施例では、別部材としての回転ストッパ41を本体ケース7側に設け、可動側係合部である正面取付位置決め用及び背面取付位置決め用の係合凹部47A,47Bをスイッチ取付部5側に設けたが、回転ストッパ41をスイッチ取付部5側に設け、正面取付位置決め用及び背面取付位置決め用の係合凹部47A,47Bを本体ケース7側に設けてもよい。
また、回転位置決め機構30の他の実施例を図12に示す。この回転位置決め機構30は別部材としての回転ストッパ48と、一対の可動側係合部である係合凹部54を備えている。回転ストッパ48は、ガイド部49aを有する操作部49の両端部にアーム部50を形成して、これらのアーム部50を略直角に屈曲し、アーム部50の屈曲端部にストッパ側係合部である係合突起部51を設けて構成してある。また、係合凹部54はスイッチ取付部5の本体ケース対向面5bに形成してある。
そして、本体ケース7の端壁部7aにはストッパ収容凹部52が形成してあり、このストッパ嵌合凹部52は回転ストッパ48の平面形状に倣う略コ字形状である。そして、ストッパ収容凹部52に回転ストッパ48が収容してある。そして、回転ストッパ48は、コイルばねのようなばね部材55によりスイッチ取付部5側に付勢されていて、係合突起部51が係合凹部54に係脱可能に係合した状態で、ヘッドブロック4が基準位置である正面取付位置に位置決される。
したがって、指で操作部49を押して、回転ストッパ48をばね部材55の付勢力に抗して押し下げ、係合突起部51を係合凹部54から外して、基準位置にあるヘッドブロック4を180°回転させる途中で操作部49から指を外し、ヘッドブロック4を180°回転した時点で、ばね部材55の付勢力で回転ストッパ48を押し上げて係合突起部51を係合凹部54に係合することで、ヘッドブロック4を基準位置より180°回転した背面取付位置に位置決めすることができる。
また、回転位置決め機構30の他の実施例を図13に示す。この回転位置決め機構30は別部材としての回転ストッパ58と、一対の可動側係合部である係合凹部65を備えている。回転ストッパ58はばね性を有する線材を屈曲して形成してあり、操作部59と、この操作部59の両端部に形成された引っ掛け部60と、これらの引っ掛け部60に連なるアーム部61と、これらのアーム部61を略直角に屈曲したストッパ側係合部である係合突起部62とで構成してある。そして、係合凹部65はスイッチ取付部5の本体ケース対向面5bに形成してある。
本体ケース7の端壁部7aにはストッパ収容凹部63が形成してあり、このストッパ収容凹部63は、回転ストッパ58の平面形状に倣う略コ字形状であり、ストッパ収容凹部63には一対の引っ掛け用突起部64が形成してある。
そして、ストッパ収容凹部63に回転ストッパ58が収容してあって、図13に示すように、回転ストッパ58の操作部59が圧縮された状態で引っ掛け用突起部64間に挿入してあって、線材のばね性により操作部59の縦部位59aが引っ掛け用突起部64の内側部64aに摩擦係止している。そして、引っ掛け部60が引っ掛け用突起部64に引っ掛けてある。したがって、回転ストッパ58は、係合突起部62が係合凹部65に係脱可能に係合した状態では、ヘッドブロック4が基準位置である正面取付位置に位置決される。
したがって、指で操作部59を押すと、操作部59の縦部位59aが引っ掛け用突起部64の内側部64aに摺接して回転ストッパ58が押し下げられて係合突起部62が係合凹部65から外れる。そして、基準位置にあるヘッドブロック4を180°回転させる途中で操作部59から指を外し、180°回転させた時点で、ばね付勢力で回転ストッパ58を押し上げて係合突起部62を係合凹部65に係合することで、ヘッドブロック4を基準位置より180°回転した背面取付位置に位置決めすることができる。
また、回転位置決め機構30の他の実施例を図14に示す。この回転位置決め機構30は、本体ケース7にねじ止めされた蓋体8の端部に一対の係合突起部67を形成し、スイッチ取付部5の本体ケース対向面5bに一対の可動側係合部である係合凹部68を形成して、係合突起部67を係合凹部68にそれぞれ係脱可能に係合することで構成してある。そして、係合突起部67を係合凹部68にそれぞれ係脱可能に係合した状態では、ヘッドブロック4が基準位置である正面取付位置に位置決される。
したがって、蓋体取付ねじ69を外すことで本体ケース7から蓋体8を外して、係合突起部67を係合凹部68から外して、基準位置にあるヘッドブロック4を180°回転させ、係合突起部67を係合凹部68に係合し、再び蓋体8を本体ケース7にねじ止めすることで、ヘッドブロック4を基準位置より180°回転した背面取付位置に位置決めすることができる。
上記した本発明の安全スイッチの実施例にあっては、ヘッドブロック4はスイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とで構成してあり、スイッチ取付部5のヘッドケース取付面5aに、操作キー動作受動部6の外殻を構成するヘッドケース6Aが固着してあるために、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部6とは一体であり、上記したようにスイッチ取付部5を取付用ねじ部材40で固定枠に固定することで、操作キー動作受動部6の意図しない回転が防がれている。すなわち、スイッチ使用中に操作キー動作受動部6が動かないように固定される。このために、ヘッドブロック4が意図せずに回転して安全スイッチAが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロック4の連結強度が強くなり、例えば、操作キー2がキー挿入口18に挿入されて、更に、扉が行き過ぎてしまうということがあっても、ヘッドブロック4の連結部分が折損することがなくなる。
なお、上記した本発明の安全スイッチの実施例にあっては、回転連結手段は、本体ケース7の端壁部7aに突設された回転支軸9をスイッチ取付部5のガイド挿入孔10に回転可能に挿入し、ピン部材13をスイッチ取付部5に設けたピン孔11に圧入して回転支軸9の環状の凹部9aに挿入した構成にしたが、これに限らず、ヘッドブロック4を本体ブロック3に回転可能に取付ける構成であれば他の構成であっても良い。また、上記した本発明の実施例にあっては、スイッチ取付部5と操作キー動作受動部4とはそれぞれに別体であって、スイッチ取付部5を操作キー動作受動部4に固着したが、操作キー動作受動部4にスイッチ取付部を一体形成するようにしても良い。
本発明の安全スイッチによれば、ヘッドブロックが意図せずに回転して安全スイッチが壊れるという問題を解消することができるばかりか、ヘッドブロックの連結強度が強くなって、ヘッドブロックの連結部分が折損することがなくなるという効果を有しており、安全スイッチとしてのドアスイッチ等として有用である。
本発明に係る安全スイッチの斜視図である。 同安全スイッチの断面図である。 同安全スイッチのスイッチング機構の単接点スイッチの構成説明図である。 同安全スイッチにおいて、本体ブロックからヘッドブロックを分離した状態を示す斜視図である。 同安全スイッチの回転連結手段において、ピン部材を回転支軸の凹部に挿入した状態を示す一部破断した斜視図である。 同安全スイッチにおいて、ヘッドケースのベースへの取付におけるピン結合とスナップフィットの説明図である。 同安全スイッチの回転位置決め機構の構成説明図である。 係合凹部の配置説明図である。 本発明に係る安全スイッチにおいて、安全スイッチを正面取付から背面取付にする過程を描画した説明図で、正面取付位置状態を示している。 同じく、安全スイッチにおける正面取付位置から背面取付位置への中途状態を示している。 同じく、安全スイッチにおける背面取付状態を示している。 本発明に係る安全スイッチにおける回転位置決め機構の説明図である。 図10のX部の拡大図である。 回転位置決め機構の他の実施例の構成説明図である。 回転位置決め機構の他の実施例の構成説明図である。 回転位置決め機構の他の実施例の構成説明図である。 従来の安全スイッチの斜視図である。 従来の他の安全スイッチの斜視図である。
符号の説明
A 安全スイッチ
1 スイッチ本体
2 操作キー
3 本体ブロック
4 ヘッドブロック
5 スイッチ取付部
6 操作キー動作受動部
6A ヘッドケース
7 本体ケース
8 蓋体
8a 蓋体取付ねじ
9 回転支軸(プランジャガイド)(回転連結手段)
9a 凹部(回転連結手段)
9b 平坦面(回転連結手段)
10 ガイド挿入孔(回転連結手段)
11 ピン孔(回転連結手段)
12 ねじ挿通孔
13 ピン部材(回転連結手段)
15 スイッチング機構(スイッチング手段)
16 回転カム(操作キー動作受動手段)(接点切換手段)
25 ヘッドプランジャ
30 回転位置決め機構
31 凹部
32 薄肉部
33 係合突起部(固定側係合部)
34A,34B 係合凹部(可動側係合部)
40 取付用ねじ部材
41 回転ストッパ
47A,47B 係合凹部(可動側係合部)
43 ばね片部
44 係合突起部(固定側係合部)
48 回転ストッパ
51 係合突起部(ストッパ側係合部)
52 ストッパ収容凹部
54 係合凹部(可動側係合部)
55 ばね部材
58 回転ストッパ
59 操作部
59a 縦部位
60 引っ掛け部
62 係合突起部(ストッパ側係合部)
63 ストッパ収容凹部
64 引っ掛け用突起部
64a 内側部
65 係合凹部(可動側係合部)
67 係合突起部
68 係合凹部(可動側係合部)

Claims (12)

  1. 電源回路のオン・オフを司るスイッチング手段を有する本体ブロックと、操作キーの挿抜により前記スイッチング手段の接点切換動作を行なわせる操作キー動作受動手段を有する操作キー動作受動部を備えた安全スイッチであって、
    前記操作キー動作受動部にスイッチ取付部を設けてヘッドブロックを構成し、このヘッドブロックが前記本体ブロックに回転可能に取付けられていて、前記ヘッドブロックが、前記操作キー動作受動手段の動作で作動して前記スイッチング手段を作動させるヘッドプランジャを中心に回転することを特徴とする安全スイッチ。
  2. 前記スイッチ取付部と前記操作キー動作受動部とはそれぞれに別体であって、前記スイッチ取付部が前記操作キー動作受動部に固着されていることを特徴とする請求項1に記載の安全スイッチ。
  3. 前記スイッチ取付部と前記操作キー動作受動部とは一体であることを特徴とする請求項1に記載の安全スイッチ。
  4. 前記スイッチ取付部は、その回転中心部に前記ヘッドプランジャを貫通させており、当該ヘッドプランジャを挟んだ対向位置に、取付用ねじ部材が挿通するねじ挿通孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかのうちの一に記載の安全スイッチ。
  5. 前記本体ブロックに対して前記ヘッドブロックの回転位置を決める回転位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかのうちの一に記載の安全スイッチ。
  6. 前記回転位置決め手段は、前記本体ブロックに対して前記ヘッドブロックを任意の角度に回転させた位置に当該ヘッドブロックを位置決めすることを特徴とする請求項5に記載の安全スイッチ。
  7. 前記本体ブロックは、前記スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、前記回転位置決め手段は、前記本体ケースに弾性変形可能な薄肉部を形成して、この薄肉部の外面に固定側係合部を設け、前記スイッチ取付部に前記固定側係合部が係脱可能に係合する可動側係合部を設けて構成してあることを特徴とする請求項6に記載の安全スイッチ。
  8. 前記本体ブロックは、前記スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、前記回転位置決め手段は、別部材としての回転ストッパと、この回転ストッパが係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、前記回転ストッパは、前記本体ケース、または、前記スイッチ取付部の一方側に取付けてあり、前記可動側係合部は、他方側に設けてあることを特徴とする請求項6に記載の安全スイッチ。
  9. 前記回転ストッパは、前記本体ケースに取付けられるベース部の一端部にばね片部を突設して、このばね片部の先部に、前記可動側係合部に係脱可能に係合するストッパ側係合部を設けて構成してあることを特徴とする請求項8に記載の安全スイッチ。
  10. 前記本体ブロックは、前記スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、前記回転位置決め手段は、操作部の側端部にストッパ側係合部を連設した回転ストッパと、前記スイッチ取付部に設けられて前記回転ストッパが係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、前記回転ストッパは前記本体ケースに移動可能に設けてあって、前記回転ストッパはばね部材により前記スイッチ取付部側に付勢されていて、前記ストッパ側係合部が前記可動側係合部に係脱可能に係合させてあることを特徴とする請求項6に記載の安全スイッチ。
  11. 前記本体ブロックは、前記スイッチング手段を収容する本体ケースを有しており、前記回転位置決め手段は、ばね性を有する線材を屈曲して形成してあって、操作部の両端部に引っ掛け部を形成し、これらの引っ掛け部に連なるアーム部の端部を屈曲形成してストッパ側係合部を形成した回転ストッパと、前記スイッチ取付部に設けられて前記ストッパ側係合部が係脱可能に係合する可動側係合部を備えており、前記本体ケースにストッパ収容凹部と引っ掛け用突起部を設け、前記ストッパ収容凹部に前記回転ストッパを収容して、前記引っ掛け部を前記引っ掛け用突起部に引っ掛けることで前記ストッパ側係合部を前記可動側係合部に係脱可能に係合させてあることを特徴とする請求項6に記載の安全スイッチ。
  12. 前記本体ブロックは、前記スイッチング手段を収容する本体ケースに着脱可能に固着された蓋体を有しており、前記回転位置決め手段は、前記蓋体に係合突起部を形成し、前記スイッチ取付部に、前記蓋体が前記本体ケースに固着された場合に、前記係合突起部が係脱可能に係合する可動側係合部を設けて構成してあることを特徴とする請求項6に記載の安全スイッチ。

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