JP2008217905A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好に端子を位置決め可能なディスクドライブ装置を提供する。
【解決手段】ディスクドライブ装置1は、リアパネル130を有する筐体100と、この筐体100内に収納されて、ケース体210、およびケース体210に固定されて一端から端子230が突出する回路基板220を有するドライブ装置本体200と、を備えている。そして、ドライブ装置本体200は、端子230の近傍に、端子を端子孔に挿通させた状態でリアパネル130に固定される端子連結部240を備え、筐体100のリアパネル130は、端子連結部240が固定される端子固定孔をリアパネル130の面方向に対して略直交する方向に変位させるスリット孔133を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、内部に所定の電子処理を実施する電子装置本体が収納され、この電子装置本体に設けられる端子が外部に突出する電子機器に関する。
従来、記録媒体を処理するディスクドライブ装置が知られている(例えば、特許文献1)
この特許文献1に記載のものは、フレームのフロントパネルにディスク挿入口が設けられ、ディスク挿入口からフレーム内部にフロッピー(登録商標)ディスクが挿入可能に設けられたディスクドライブ装置である。このディスクドライブ装置は、複数のセンサが搭載されるセンサ回路基板と、ディスクドライブ装置における主制御回路が搭載されるメイン回路基板と、背面側に設けられるステッピングモータに接続される端子基板と、モータを駆動させるモータ基板と、などを備え、メイン回路基板と、センサ回路基板、端子基板、およびモータ基板とがそれぞれリード線により電気的に接続されている構成が採られている。
ところで、上記特許文献1のような構成のディスクドライブ装置では、各基板をリード線などの線材により接続する構成であるため、これらの線材や、線材を接続するためのコネクタが別途必要になる。また、これらの線材から不要な電磁波などが輻射され、この輻射電磁波の影響により各回路基板における制御に影響が出るという問題がある。
このような問題を解決するために、センサや端子、ディスクドライブ装置の主制御を実施する各回路を1つの回路基板上に搭載し、この回路基板をディスクドライブ装置に取り付ける構成も考えられる。
特開2002−15555号公報
ところで、ディスクドライブ装置を筐体内に収納し、筐体のリアパネルに設けられる端子孔に、ディスクドライブ装置の回路基板に設けられた端子を挿通させる、例えば記録再生装置などの電子機器が知られている。このような電子機器では、ディスクドライブを筐体内の所定位置に位置決めし、かつ端子を端子孔から挿通させた状態で位置決めするために、筐体のリアパネルと端子近傍とを例えばねじ止めなどにより位置決めする必要がある。しかしながら、上記したような1つの回路基板上に複数の回路を搭載する構成のディスクドライブ装置では、端子近傍をリアパネルに位置決めすると、端子と回路基板との接続部である端子脚に応力がかかり、端子や回路基板が破損するおそれがあるという問題が一例として挙げられる。
本発明は、上記のような問題に鑑みて、良好に端子を位置決め可能な電子機器を提供することを1つの目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、電力の供給により所定の電子処理を実施する電子処理部を内部に収納するケース体、およびこのケース体に固定されて前記電子処理部の処理を制御するとともに、一端縁から端子が突出して設けられる回路基板、を備えた電子装置本体と、前記電子装置本体を所定位置に収納するとともに、前記端子を挿通する端子孔が設けられるリアパネルを備えた筐体と、を具備した電子機器であって、前記電子装置本体は、前記端子の近傍に、前記端子を前記端子孔に挿通させた状態で前記リアパネルに連結される連結部を備え、前記筐体の前記リアパネルは、前記連結部との連結位置近傍を、前記リアパネルの面方向に対して略直交する方向に所定寸法変位させる変位手段を備えたことを特徴とした電子機器である。
以下、本発明に係る一実施の形態の電子機器としてのディスクドライブ装置を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態のディスクドライブ装置をフロントパネル側から見た状態における全体斜視図である。図2は、前記実施の形態のディスクドライブ装置をリアパネル側から見た状態における全体斜視図である。図3は、前記実施の形態のディスクドライブ装置において、筐体にドライブ装置本体を取り付けた状態の概略を示す斜視図である。図4は、前記実施の形態のディスクドライブ装置の筐体を構成するリアパネルの斜視図である。
図1および図2において、1は、電子機器としてのディスクドライブ装置であり、このディスクドライブ装置1は、ディスク状の記録媒体、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクにおける少なくとも一面に設けられた図示しない記録面に記録された情報を読み出す情報処理である読取処理および記録面へ各種情報を記録する情報処理である記録処理の少なくとも一方の処理をする。また、ディスクドライブ装置1は、例えば放送波などを受信するチューナ部、デジタル信号を所定のレベルに増幅して出力するアンプ部などの構成を備えたものであってもよい。
そして、このディスクドライブ装置1は、筐体100と、筐体内部に収納される電子装置本体としてのドライブ装置本体200(図3参照)と、図示しない電源部と、図示しない装置制御回路部と、などを備えている。
筐体100は、図1ないし図4に示すように、基部110と、フロントパネル120と、リアパネル130と、天板140と、などを備えている。
基部110は、例えばアルミなどの金属略板状部材にて形成されている。この基部110は、底部111と、底部111に対して略直交する方向に立設される一対の側面部112とを備えている。
また、基部110の底部111には、一部が天板140側に突出する台座部113が設けられている。この台座部113には、所定位置にネジ孔部が形成されている。そして、台座部113には、図3に示すように、位置決め部としてのステイ114が載置され、例えばねじ止めなどにより固定されている。
ステイ114は、ディスクドライブ装置1の前後方向、すなわちフロントパネル120からリアパネル130に向かう方向に沿って長手棒状に形成されている。そして、このステイ114は、例えば断面略L字状に形成され、L字の一面が天板140に対向する状態に配設されている。
また、ステイ114は、長手方向に略直交する幅方向に突出するとともに、底部111の面方向と略平行するステイ取付部114Aを備えている。このステイ取付部114Aは、底部111の台座部113に対向する位置に設けられている。そして、ステイ取付部114Aには、ステイ取付孔114Bが設けられ、このステイ取付孔114Bから台座部113のネジ孔部に取付ネジが螺合されることで、ステイ114が台座部113に固定されている。
また、ステイ114の天板140と対向する天板対向面114Cには、ドライブ装置本体200を固定する図示しないドライブ固定孔が設けられている。
フロントパネル120は、両端部が基部110の側面部112に例えばねじ止めなどされることでそれぞれ固定されて、基部110に固定されている。このフロントパネル120は、リアパネル130に比べて高さ寸法が小さく形成されている。これにより、このフロントパネル120の上端縁と天板140との間は、所定寸法だけ開口する状態となり、開口部121が設けられている。また、フロントパネル120には、例えば電源ボタンやボリュームつまみなどの図示しない操作部が取り付けられている。さらに、フロントパネル120の正面側には、図1に示すように、略板状の外装板122が固定されている。この外装板122は、ディスクドライブ装置1の正面外装を形成する。この外装板122には、開口窓としての開口部121に対向する位置に、ドライブ挿通窓123が形成されている。このドライブ挿通窓123には、ドライブ装置本体200の正面側に設けられる後述する化粧板201が臨んで設けられている。また、外装板122には、前記した操作部に対応する位置に、開口部が設けられている。
リアパネル130は、例えば金属製の略板状部材であり、筐体100のフロントパネル120が設けられる正面側と反対側に配設されている。このリアパネル130は、両端部が側面部112に例えばねじ止めなどされて固定されることで、基部110に固定されている。そして、このリアパネル130は、図4に示すように、端子挿通部130Aと、ドライブ固定部134と、電源ケーブルを挿通する電源挿通孔135、筐体100の内部を冷却する図示しない冷却ファンの空気流通口136、ディスクドライブ装置1と他の外部機器とを接続する外部入出力端子が挿通される入出力端子孔137と、などが設けられている。
端子挿通部130Aは、端子孔131と、端子固定孔132と、変位手段としてのスリット孔133と、などを備えている。
端子孔131は、後述するドライブ装置本体200から背面側に突設される端子230を挿通する。具体的には、端子孔131は、各端子230の形状および数量に対応して、例えばコンポーネント端子に対応した円形端子孔131Aや、HDMI端子に対向したHDMI端子孔131Bなどを備えている。
端子固定孔132は、ドライブ装置本体200の端子230の近傍に設けられる端子連結部240に対向する状態に設けられている。この端子固定孔132は、筐体100の外部から固定ネジが挿通され、ドライブ装置本体200の連結部としての端子連結部240に螺合されることで、端子連結部240と連結される。
スリット孔133は、端子固定孔132を囲う状態に略コ字状に開口形成されている。具体的には、スリット孔133は、コ字両端部133A,133Bが端子孔131の近傍に設けられ、端子固定孔132側に延出して、この端子固定孔132を囲う形状に形成されている。また、スリット孔133は、図4に示すように、端子固定孔132が複数設けられている場合、コ字連結部133Cがこれらの端子固定孔132の配列方向に長手となる状態に形成される。このスリット孔133に囲われる端子固定孔132近傍がリアパネルの面方向に対して略直交する方向に弾性変形可能となる。
また、このスリット孔133のコ字を形成する角部は、曲線形状に形成されている。さらには、スリット孔133の開口幅寸法は、例えば長手状の針金などが挿通不可能な寸法、例えば2mm以下に設定されている。
次に、ドライブ装置本体200の説明をする。
ドライブ装置本体200は、ケース体210を備えている。このケース体210は、フロントパネル120側の面に図示しない挿排口を有し、この挿排口から記録媒体を載置可能な図示しないトレイがケース体210の内外に出し入れ可能に設けられている。
また、ケース体210の内部には、トレイにより搬入された記録媒体に対して、記録媒体に記録された情報を読み出す読み込み処理や、記録媒体に情報を書き込む書き込み処理を実施する図示しない電子処理部としての情報処理部が設けられている。
また、ケース体210の底面側には、回路基板220が固定されている。この回路基板220は、ドライブ装置本体200の正面側から筐体100のリアパネル130に亘って長手略板状に形成されている。そして、この回路基板220には、情報処理部による情報処理動作の実施を制御する処理制御回路、トレイの進退を制御する搬送制御回路、トレイにより搬入された記録媒体を情報処理部にて処理可能な状態で保持する保持制御回路、端子230から入力された情報を各回路に出力し、各回路からの情報を端子230に伝達する端子回路、ドライブ装置本体200の全体動作を制御するメイン回路などの各種電子回路が基板上で電気的に接続される状態で搭載されている。また、この回路基板220の背面側、すなわちリアパネル130の近傍には、端子回路に接続される端子230がリアパネル130側に突出して設けられている。
端子230は、端子本体231と、端子本体231と回路基板220の端子回路とを接続する端子脚232と、を備えている。また、端子本体231は、例えば外周部にグランド接続部が設けられている。このグランド接続部は、リアパネル130と端子孔131の周部と当接可能に設けられ、リアパネル130と接触することにより接地されている。
また、端子230の近傍には、端子連結部240が設けられている。この端子連結部240は、リアパネル130の端子固定孔132から挿通されるネジ部材が螺合されることで、リアパネル130の端子固定孔132に固定される。
電源部は、筐体100内に設けられるとともに、ドライブ装置本体200や、装置制御回路部、ディスクドライブ装置1内に配設されるその他の電子部品に電力を供給可能に接続されている。また、電源部は、リアパネル130の電源挿通孔135から外部に挿通されるケーブルを備え、このケーブルを例えば外部電源に接続することで電力を取得している。
装置制御回路部は、電源部に接続され、電源部から供給される電力により、ディスクドライブ装置1全体の動作を制御している。具体的には、制御回路部は、ドライブ装置本体200の回路基板220や、リアパネル130の空気流通口136近傍に設けられる空冷ファンや、入出力端子孔137近傍に設けられる入出力端子、フロントパネル120近傍に設けられる各種操作部などに電機的に接続され、これら各電子部品の電子動作処理を制御している。
〔ディスクドライブ装置の組立〕
次に、上記ディスクドライブ装置1の組立におけるドライブ装置本体200の設置方法について説明する。
ディスクドライブ装置1の筐体100にドライブ装置本体200を設置するためには、先ず、筐体100の基部110に設けられる台座部113にステイ114を固定する。この固定方法としては、例えばねじ止めや溶接など、各種固定方法を利用することができる。
この後、ステイ114上にドライブ装置本体200を載置する。この時、ドライブ装置本体200の挿排口が設けられる正面側面を、フロントパネル120の面方向と略一致するようにドライブ装置本体200の正面側位置を位置決めする。具体的には、フロントパネル120に配設される外装板122と、ドライブ装置本体200の化粧板201とが略同一面内に配置される状態に、ドライブ装置本体200を位置決めし、ドライブ装置本体200をステイ114に例えばねじ止めなどにより固定する。
この後、ドライブ装置本体200の背面側に設けられる端子230の端子本体231を端子孔131に挿通させ、リアパネル130から外方に突出させる。
そして、リアパネル130のドライブ固定部134に例えば固定ネジを挿通し、ドライブ装置本体200の背面側に設けられる図示しない固定部に螺合させることで、ドライブ装置本体200とリアパネル130とを固定する。
この後、リアパネル130の端子固定孔132から固定ネジを挿通し、端子連結部240に螺合させて固定する。これにより、端子連結部240および端子230の端子本体231に設けられるグランド端子部がリアパネル130に当接し、端子230が筐体100を介してアースされる。
また、この時、リアパネル130の端子固定孔132の周囲にはスリット孔133が設けられているため、このスリット孔133に囲われる端子固定孔132近傍が、リアパネル130の面方向に対して略直交する方向に撓み、変位可能となる。これにより、例えばドライブ装置本体200の製造誤差などにより、端子連結部240の位置がリアパネル130の面上に位置しない場合でも、スリット孔133に囲われる部分を変位させて端子連結部240を端子固定孔132に連結させて固定させることが可能となる。
以上により、筐体100にドライブ装置本体200が固定される。
〔ディスクドライブ装置の作用効果〕
上述したように、上記実施の形態のディスクドライブ装置1では、筐体100のリアパネル130に、ドライブ装置本体200の端子を挿通する端子孔131と、この端子孔131の近傍にドライブ装置本体200の端子連結部240を固定する端子固定孔132と、この端子固定孔132を、リアパネル130の面方向に対して略直交する方向に変位させるスリット孔133と、を備えている。
このため、ドライブ装置本体200を筐体100に位置決めした後、端子孔131に端子230の端子本体231を挿通させ、端子連結部240と端子固定孔132とを連結させる際に、端子固定孔132をリアパネル130の面方向に略直交する前後方向に変位させることができる。したがって、例えばドライブ装置本体200の製造誤差や、ドライブ装置本体200の位置決め誤差などにより、端子230がリアパネル130の面上に配設されない場合でも、端子230に応力がかかることがなく、端子固定孔132を容易に変位させて端子連結部240に連結させることができる。よって、端子脚232の破損を防止でき、良好に端子230をリアパネル130に固定することができる。
また、リアパネル130にスリット孔133を設けるだけの簡単な構成で、端子固定孔132近傍を変位させることができ、簡単な構成で、端子230の端子脚232への応力付加を軽減することができる。
また、スリット孔133は、リアパネル130の製造時に、例えばパンチングなどにより容易に形成することができ、端子固定孔132を変位させる構成を容易に形成することができる。
また、スリット孔133は、略コ字状に形成され、端子固定孔132は、このコ字に囲われる位置に設けられている。
このため、スリット孔133のコ字開口部分を撓ませることで、容易にスリット孔133に囲われる部分をリアパネル130の面方向に対して略直交する方向により簡単に変位させることができる。よって、より簡単な構成で端子固定孔132を変位させて端子230の端子脚232への応力を軽減させることができる。
また、筐体100は、基部110の台座部113にステイ114が固定され、ドライブ装置本体200は、正面側をフロントパネル120に位置決めした状態で、このステイ114にドライブ装置本体200が固定されている。
このような構成では、リアパネル130と端子230とを位置決めする際に、例えば製造誤差などにより、端子連結部240とリアパネル130との位置がずれる場合があるが、上記のようにスリット孔133により端子固定孔132を変位させることができるため、良好にリアパネル130と端子230との位置決めをも実施することができる。したがって、筐体100にドライブ装置本体200の正面側および背面側の端子230の位置決めを実施することができ、ドライブ装置本体200を筐体100に良好に組み込むことができるとともに、意匠性も良好にすることができる。
さらに、ドライブ装置本体200は、処理制御回路、搬送制御回路、保持制御回路、端子回路、などの各種電子回路を搭載した回路基板220を備えている。
このため、各電子回路を接続するリード線などの線材が不要となり、これら線材から発生する電磁波の輻射の影響をなくすことができる。したがって、ドライブ装置本体200における情報処理動作を良好に実施させることができる。また、このような回路基板220を用いた場合でも、上記のように、端子脚232への応力を軽減することができ、良好にドライブ装置本体200を筐体100に組み付けることができる。
また、スリット孔133は、幅寸法が針金などの線材が進入不可能な例えば2mm以下となるように、形成されている。
このため、スリット孔133から電源部に向かって針金などが挿通されて動作不良を起こす不都合を防止できる。
さらに、スリット孔133は、コ字角部が曲線状に形成されている。
このため、スリット孔133の角部で、他の部材が接触した際に傷がついたり損傷したりすることなく、また例えば利用者が接触したとしても負傷することなく、安全性を良好にできる。
また、端子本体231のグランド端子部がリアパネル130に接触するため、端子230をリアパネル130を介して良好にアースすることができる。
さらに、ドライブ装置本体200は、ドライブ固定部134にてねじ止めされてリアパネル130に固定されている。このため、ドライブ装置本体200とリアパネル130とが接触し、ドライブ装置本体200をリアパネル130を介してアースすることができる。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、上記実施の形態では、電子機器としてディスクドライブ装置1を例示し、筐体100にディスクを処理するドライブ装置本体200を固定する構成を例示したが、これに限られない。例えば、筐体内にアンプ装置を内蔵し、アンプから突出する端子を筐体のリアパネルから突出させるオーディオ装置などに適用してもよく、その他、筐体外に端子部が突出する電子機器に適用することができる。
また、上記実施の形態では、ドライブ装置本体200の端子230に対応して、リアパネル130にスリット孔133を設ける構成としたが、リアパネル130の他の孔部に同様のスリット孔を設ける構成としてもよい。
また、変位手段として、リアパネル130にスリット孔133を設ける構成としたが、リアパネル130の面方向に変位可能な弾性板部材を設け、この弾性板部材に端子230の端子連結部240を連結させる構成などとしてもよい。
また、スリット孔133は、コ字連結部133Cがこれらの端子固定孔132の配列方向に長手となる状態に形成される例を示したが、例えば、個々の端子固定孔132にそれぞれ独立したスリット孔133を設けるなどの構成としてもよい。
また、スリット孔133のコ字連結部133Cの中間位置から、互いに隣り合う端子固定孔132の間に延出する切欠部を設ける構成などとしてもよい。
上記のような構成では、複数の端子連結部240のリアパネル130からの距離寸法がそれぞれ異なる場合でも、端子固定孔132をそれぞれの端子連結部240の位置に合わせて変位させることができ、端子脚232への応力をより効率的に軽減させることができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、上記実施の形態のディスクドライブ装置1では、筐体100のリアパネル130に、ドライブ装置本体200の端子を挿通する端子孔131と、この端子孔131の近傍にドライブ装置本体200の端子連結部240を固定する端子固定孔132と、この端子固定孔132を、リアパネル130の面方向に対して略直交する方向に変位させるスリット孔133と、を備えている。
このため、ドライブ装置本体200を筐体100に位置決めした後、端子孔131に端子230の端子本体231を挿通させ、端子連結部240と端子固定孔132とを連結させる際に、端子固定孔132をリアパネル130の面方向に略直交する前後方向に変位させることができる。したがって、例えばドライブ装置本体200の製造誤差や、ドライブ装置本体200の位置決め誤差などにより、端子230がリアパネル130の面上に配設されない場合でも、端子230に応力がかかることがなく、端子固定孔132を容易に変位させて端子連結部240に連結させることができる。よって、端子脚232の破損を防止でき、良好に端子230をリアパネル130に固定することができる。
本発明に係る一実施の形態のディスクドライブ装置をフロントパネル側から見た状態における全体斜視図である。 前記実施の形態のディスクドライブ装置をリアパネル側から見た状態における全体斜視図である。 前記実施の形態のディスクドライブ装置において、筐体にドライブ装置本体を取り付けた状態の概略を示す斜視図である。 前記実施の形態のディスクドライブ装置の筐体を構成するリアパネルの斜視図である。
符号の説明
1…電子機器としてのディスクドライブ装置
100…筐体
114…位置決め部としてのステイ
120…フロントパネル
121…開口窓としての開口部
130…リアパネル
131…端子孔
133…変位手段としてのスリット孔
200…電子装置本体としてのドライブ装置本体
210…ケース体
220…回路基板
230…端子
240…連結部としての端子連結部

Claims (6)

  1. 電力の供給により所定の電子処理を実施する電子処理部を内部に収納するケース体、およびこのケース体に固定されて前記電子処理部の処理を制御するとともに、一端縁から端子が突出して設けられる回路基板、を備えた電子装置本体と、
    前記電子装置本体を所定位置に収納するとともに、前記端子を挿通する端子孔が設けられるリアパネルを備えた筐体と、を具備した電子機器であって、
    前記電子装置本体は、前記端子の近傍に、前記端子を前記端子孔に挿通させた状態で前記リアパネルに連結される連結部を備え、
    前記筐体の前記リアパネルは、前記連結部との連結位置近傍を、前記リアパネルの面方向に対して略直交する方向に所定寸法変位させる変位手段を備えた
    ことを特徴とした電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記変位手段は、前記連結位置近傍に設けられるスリット孔である
    ことを特徴とした電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記スリット孔は、略コ字状に形成され、このコ字両端部が前記端子孔を中心として互いに略対象となる位置に形成され、コ字にて囲われる領域内に前記連結部が連結される
    ことを特徴とした電子機器。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記筐体は、前記電子装置本体を所定位置に位置決めする位置決め部を備えた
    ことを特徴とした電子機器。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記回路基板は、前記電子処理部の処理を制御する複数の電子回路を搭載した
    ことを特徴とした電子機器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記筐体は、前記リアパネルと対向するとともに、所定位置に開口窓を有するフロントパネルを備え、
    前記電子装置本体は、前記端子が設けられる一端側と反対側となる正面に、記録媒体を挿排する挿排口を備えるとともに、内部に前記挿排口から内部に収納された前記記録媒体の情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を書き込む書込み処理の少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部を備えた記録媒体駆動装置であり、前記挿排口が前記フロントパネルの前記開口窓に臨む状態に、前記筐体内に位置決めされる
    ことを特徴とした電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112608A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社アマダホールディングス マグネットフロータ
JP2017050383A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 東芝テック株式会社 電子機器

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