JP2008217824A - 警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災の保安警報の信頼性を一層向上させることができるを提供する。
【解決手段】サーミスタ式センサ23が出力するセンサ信号と、その他のセンサ22の温度補正素子Rcから得られる温度検出信号とに基づいて、温度検出信号が一定又は下降或いは一定又は上昇の何れか一方のときにサーミスタ式センサが出力するセンサ信号に上昇又は下降の何れか一方が生じていると判定したときサーミスタRhの断線を、他方のときにサーミスタ式センサが出力するセンサ信号に上昇又は下降の何れか一方が生じていると判定したときサーミスタRhの短絡をそれぞれ検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災と火災以外を検出して保安警報する警報器に関する。
近年、一般住宅等においては、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等を検出して保安警報する複合型の警報器が利用されている。このような警報器は、その検出回路部に含まれる当該センサの検出素子から得られるセンサ出力の出力変化に基づいて、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の保安に関する警報を行っている。
上記ガス漏れ、不完全燃焼、火災等を検出するためのセンサとしては、接触式の検知素子及びその比較素子を含んでブリッジ回路構成される接触燃焼式センサや、ガス検知素子及びこのガス検知素子を加熱する加熱素子を含んで構成される半導体式センサや、サーミスタを含んで構成されるサーミスタ式センサ等が広く普及している。
ところで、上述のように、警報器に利用されるセンサは様々な構成素子を含んでおり、これらの故障発生も、十分な保安警報のためには考慮されなければならない。すなわち、十分な保安警報のためには、センサの断線及び短絡による故障をいち早く使用者に報知する必要がある。更に、故障が発見された場合には、故障部位や故障状況を正確且つ迅速に知らせて、早期の故障復旧を促すことも、十分な保安警報のためには重要となる。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、警報器に含まれる火災を検出するためのサーミスタ式センサの断線及び短絡による故障を正確に検出して警報することにより、火災の保安警報の信頼性を一層向上させることができる警報器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の警報器は、火災を検出するためのセンサ信号を出力するサーミスタ式センサと、前記火災以外を検出するためのセンサ信号を温度補正素子により温度補正して出力するその他のセンサとを含む検出回路部と、該検出回路部による検出に応じて保安警報を出力する警報出力部と、前記サーミスタ式センサにおけサーミスタの断線及び短絡を検出する断線及び短絡検出手段を備え、前記断線及び短絡検出手段は、前記サーミスタ式センサが出力するセンサ信号と前記温度補正素子から得られる温度検出信号とに基づいて、前記温度検出信号が一定又は下降或いは一定又は上昇の何れか一方のときに前記サーミスタ式センサが出力するセンサ信号が上昇又は下降の何れか一方が生じていると判定したとき前記サーミスタの断線を、他方が生じていると判定したとき短絡をそれぞれ検出することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、サーミスタ式センサが出力するセンサ信号と、その他のセンサの温度補正素子から得られる温度検出信号とに基づいて、温度検出信号が一定又は下降或いは一定又は上昇の何れか一方のときにサーミスタ式センサが出力するセンサ信号が上昇又は下降の何れか一方が生じていると判定したときサーミスタの断線を、他方が生じていると判定したとき短絡をそれぞれ検出するので、温度補正素子から得られる温度検出信号を併用することにより、センサ信号の変化に加えて、サーミスタ式センサ以外のその他のセンサ信号を温度補正するための温度補正素子から得られる温度検出信号の変化に基づいて、火災か、断線、短絡かを正確に判定することが可能になる。また、他のセンサのセンサ信号を温度補正するための温度補正素子を利用するので、回路構成が複雑化することもない。
請求項2記載の警報器は、請求項1記載の警報器において、前記火災及び前記火災以外が検出されない場合、前記警報出力部を前記断線及び短絡検出手段により検出した前記サーミスタの断線及び短絡を識別可能な警報として出力するように制御する警報制御手段とを更に備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、保安警報するための警報出力部を、保安警報を優先させつつ、サーミスタ式センサのサーミスタの断線及び短絡の警報用にも兼用している。これにより、サーミスタの断線及び短絡警報用の警報出力部を新たに設けることなく、故障警報を行うことが可能になる。もちろん、最優先すべき保安警報に全く影響することはない。
請求項3記載の警報器は、請求項1又は2記載の警報器において、前記その他のセンサは、不完全燃焼センサとしての半導体式センサであることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、半導体式センサから得られる温度検出信号を利用して、サーミスタの断線又は短絡を検出するようにしているので、新たな温度検出素子を設けることなく、サーミスタ式センサのサーミスタの断線及び短絡を検出可能になる。
請求項1記載の発明によれば、温度補正素子から得られる温度検出信号を併用することにより、センサ信号の変化に加えて、サーミスタ式センサ以外のその他のセンサのセンサ信号を温度補正するための温度補正素子から得られる温度検出信号の変化に基づいて、火災か、断線、短絡かを正確に判定することが可能になる。また、他のセンサのセンサ信号を温度補正するための温度補正素子を利用するので、回路構成が複雑化することもなく、特に火災に係る保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、サーミスタの断線及び短絡警報用の警報出力部を新たに設けることなく、故障警報を行うことが可能になる警報器に断線又は短絡が発生したことが警報される。したがって、回路構成を複雑化させることなく、保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、新たな温度検出素子を設けることなく、サーミスタ式センサのサーミスタの断線及び短絡を検出可能になる。したがって、回路構成を複雑化させることなく、保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図4を用いて、後述する本発明の警報器に係る実施形態のハードウエア構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る警報器を示すブロック構成図である。図2は、図1におけるガス漏れセンサとしての接触燃焼式センサの基本構成を示す回路図である。図3(A)及び図3(B)は、図1における不完全燃焼センサとしての半導体式センサの基本構成を示す回路図である。図4は、図1における火災センサとしてのサーミスタ式センサの基本構成を示す回路図である。
図1に示すように、本警報器は、電源回路部1、検出回路部2、制御部3、記憶部4及び警報出力部5を含んで構成される。電源回路部1は、例えば、商用電源から電源供給を受けこれを警報回路部2等に適した電圧に変換して出力する。電源回路部1は、バックアップ電池を含んでいてもよい。
検出回路部2は、詳しくは、図2〜図4に示すように、例えば、ガス漏れセンサとしての接触燃焼式センサ、不完全燃焼センサとしての半導体式センサ、火災センサとしてのサーミスタ式センサ等を含んで構成される。なお、本実施形態では、これら3種類のセンサの複合型の警報器を例示しているが、本発明は、火災を検出するためのサーミスタ式センサの他に、火災以外を検出するための、温度補正素子を有するセンサを含む複合型の警報器であってもよい。但し、ここでは、3種類のセンサの複合型の警報器を用いて発明を説明する。
図2に示すように、ガス漏れセンサとしての周知の接触燃焼式センサ21は、ブリッジ回路を形成しており、当該ブリッジ回路は、検知素子211、比較素子212、抵抗R4、抵抗R5、及び抵抗R6から構成される。抵抗R6を可変することにより、当該ブリッジ回路の抵抗バランスが調整される。
検知素子211は、抵抗線として機能する白金線の中央部にコイル部分形状を、白金、パラジウム等の触媒を含有させたセラミック材料で覆ってボール状に形成される。比較素子212は、白金線の中央部に形成したコイル形状部分を触媒を含有しないセラミック材
料で覆ってボール状に形成したものである。検知素子211は、可燃性ガスであるCH4
ガスが接触すると接触燃焼反応を生じ、その反応により温度が上昇して電気抵抗が大きくなる。比較素子212は、接触燃焼反応を起こさない。
上記ブリッジ回路は、CH4ガスを検知すると、検知素子211と比較素子212との
抵抗バランスが崩れる。検知素子211の抵抗が大きくなると当該ブリッジ回路の出力電圧が低下する。当該ブリッジ回路の抵抗バランスの崩れに対応した電圧変化が、保安警報のためのセンサ出力としてインターフェース回路21aを介して制御部3に与えられる。インターフェース回路21aは、制御部3に出力するセンサ電圧を、制御部3での処理に適した電圧に変換するための、増幅回路等を含んで構成される。
また、図3(A)に示すように、不完全燃焼センサとしての周知の半導体式センサ22の検知素子220aは、CO(一酸化炭素)ガスに対する反応を向上させるために、電源回路部1から加熱用の電圧が過熱素子Rhに印加されており、検知素子220aが350℃程度に加熱されている。この加熱後には、通常大気中においては内部抵抗が高い状態であり、COガスが吸着すると内部抵抗Rsが低くなる。これにともなう抵抗R7を流れる電流変化が、保安警報のためのセンサ出力としてインターフェース回路22aを介して制御部3に与えられる。なお、この検知素子220aはプレート部ともよぶ。インターフェース回路22aは、制御部3に出力するセンサ電圧を、制御部3での処理に適した電圧に変換するための、増幅回路等を含んで構成される。また、この回路22aには、センサ出力を温度補正するための温度補正素子Rcとしての例えばサーミスタも含まれている。
不完全燃焼センサとしての半導体式センサは、図3(B)に示すようなタイプの周知の半導体式センサ22′であってもよい。半導体式センサ22′の検知素子220bは、可燃性ガスに対する反応を向上させるために、電源回路部1から加熱用の電圧が過熱素子Rhに印加されており、350℃程度に加熱されている。この過熱後には、通常大気中においては内内部抵抗Rsが高い状態であり、COガスが吸着するとこの内部抵抗Rsが低下する。この内部抵抗と抵抗R8とにより分圧された電圧が、保安警報のためのセンサ出力としてインターフェース回路22a′を介して制御部3に与えられる。インターフェース回路22a′は、制御部3に出力するセンサ電圧を、制御部3での処理に適した電圧に変換するための、増幅回路等を含んで構成される。なお、図示しないが、インターフェース回路22a′にも、上記インターフェース回路22aと同様に、センサ出力を温度補正するための温度補正素子Rcとしての例えばサーミスタが含まれている。
また、図4に示すように、火災センサとしての周知のサーミスタ式センサ23のサーミスタRthは、雰囲気温度により抵抗値が変化する素子である。例えば、負の温度係数を持つNTC型を用いると、温度上昇に対して抵抗値が低下する。抵抗R9とサーミスタRthとにより分圧された電圧が、保安警報のためのセンサ出力としてインターフェース回路23aを介して制御部3に与えられる。インターフェース回路23aは、制御部3に出力するセンサ電圧を、制御部3での処理に適した電圧に変換するための、増幅回路等を含んで構成される。
図1に戻って、制御部3は、CPU、ROM、RAM等がIC化されたマイクロコンピュータを含んで構成される。当該CPUは、当該ROMに内蔵されたプログラムや基礎データ及び外部から入力されるデータに従い、上記RAMをワークエリアとして利用して警報器全体を制御する。例えば、制御部3は、上記検出回路部2からの各センサ信号を受けて、記憶部4に格納される保安警報用のしきい値を参照し、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の保安に関する警報を行うように警報出力部5を制御する。また、制御部3は、上記検出回路部2からの各センサ信号を受けて、記憶部4に格納される故障警報用のしきい値を参照し、検出回路部2、特に、各センサの故障に関する警報を行うように警報出力部5を制御する。
更に、制御部3は、上記検出回路部2からの各センサ信号を受けて、記憶部4に格納される故障警報用の各センサ信号の単位時間あたりの変化量を参照し、検出回路部2、特に、各センサの故障に関する警報を行うように警報出力部5を制御する。
記憶部4には、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等に関する保安警報用のしきい値や、各センサの故障に関する故障警報用のしきい値、故障警報用の変化量が格納されている。各しきい値及び変化量は、使用されるセンサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、予め求められたものである。これらについては図5以降で再度説明する。
警報出力部5は、音声出力部51及び表示出力部52を含んで構成される。音声出力部51は、例えば、ブザーやスピーチプロセッサ等であり、表示出力部52は、例えば、LEDやLCD等である。そして、通常の保安警報は勿論、故障検出時には、「接触燃焼式センサの検知素子が断線/短絡しています」等の内容を、音声出力したり、表示出力したりする。或いは、音声と表示との組み合わせにより故障警報するようにしてもよい。なお、「接触燃焼式センサの検知素子が故障しています」のような故障部位のみの警報でもよいし、「接触燃焼式センサにおいて断線/短絡しています」のような故障状況のみの警報でもよい。
次に、上述のようなハードウエア構成の警報器において、制御部3にて行われる本発明の実施形態に係る処理手順について、図5〜図10を用いて説明する。図5は、実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。図6(A)及び図6(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。図7は、実施形態における、サーミスタ式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。また、図8は、実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に用いられる各しきい値を示すグラフである。図9(A)及び図9(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に用いられる各しきい値を示すグラフである。図10は、実施形態における、サーミスタ式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。図11(A)〜図11(C)は、実施形態における、サーミスタ式センサの断線検出に係るセンサ出力特性及び温度補正素子出力特性を示すグラフである。図12(A)〜図12(C)は、実施形態における、サーミスタ式センサの短絡検出に係るセンサ出力特性及び温度補正素子出力特性を示すグラフである。図13は、実施形態の変形例における、サーミスタ式センサの故障警報に用いられる各しきい値を説明するためのグラフである。
図5に示すように、接触燃焼式センサに係る処理手順においては、ステップS21aにおいて、上述のようにして、図2で示した接触燃焼式センサからのセンサ出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS21bにおいて、この取得されたセンサ出力値Vが、記憶部4に格納される図8に示すような各しきい値と比較される。図8に示すように、保安のためのガス漏れ監視領域が、しきい値Vn(例えば、4V程度)〜しきい値Va(例えば、5V程度)の範囲に設定されている。また、検知素子211が短絡しているが又は比較素子212が断線していると判定するために利用されるしきい値Vb(例えば、0.5V程度)も設定されている。そして、しきい値Va以上が、接触燃焼式センサの検知素子211が断線しているか又は比較素子212が短絡していると判定するために利用され、しきい値Vb以下が、検知素子211が短絡しているが又は比較素子212が断線していると判定するために利用される。これらのしきい値は、接触燃焼式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、上記しきい値の上下関係は逆になることもありうる。
センサ出力が、しきい値Va以上であると判定された場合には、ステップS21cにおいて、検知素子211が断線しているか又は比較素子212が短絡していると判定され、ステップS21dにおいて、警報出力部5から第1故障警報が発せられる。また、センサ
出力が、しきい値Vb以下であると判定された場合には、ステップS21eにおいて、検知素子211が短絡しているか又は比較素子212が断線していると判定され、ステップS21fにおいて、警報出力部5から第2故障警報が発せられる。
補足すると、第1故障警報と第2故障警報とは、故障部位及び故障状況が識別可能なように異なる表示出力をともなうものである。例えば、ステップS21dにおいては、「接触燃焼式センサの検知素子が断線又は比較素子が短絡しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。一方、ステップS21fにおいては、「接触燃焼式センサの検知素子が短絡又は比較素子が断線しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。
また、センサ出力が、しきい値Vn〜しきい値Vaの範囲であると判定された場合には、ステップS21gにおいて、周知のように、センサ出力に基づいて、ガス漏れに関する監視処理が行われる。すなわち、ここでは、センサ出力がしきい値Vn〜しきい値Vaの範囲内に設定されているガス漏れ警報用しきい値と比較されて、ガス漏れありと判定されれば、警報出力部5から上記第1及び第2故障警報のいずれとも異なるガス漏れ警報が発せられる。なお、接触燃焼式センサを含む他のセンサの故障警報と、ガス漏れ警報等の保安に関する警報とは、同じ警報出力部5が利用されるので、他のセンサの故障警報が警報出力部5から発せられている最中でも、ここで、ガス漏れ検出されると、これが優先されて警報される。これについては、図20を用いて後述する。なお、電圧、電流等の上記センサ出力は、請求項のセンサ信号に対応し、以下の実施形態に対しても同様である。
このように、接触燃焼式センサから得られるガス漏れを検出するための信号を利用して、検知素子の断線又は短絡を検出するようにしているので、新たな故障検出端子を設けることなく、接触燃焼式センサに含まれる検知素子の故障状況を警報可能になる。また、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号のしきい値と、に基づいて断線又は短絡が検出されるので、処理手順も簡素である。したがって、回路構成を複雑化させることなく、特にガス漏れに係る保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
図6(A)及び図6(B)に示すように、半導体式センサの故障警報に係る処理手順は、過熱素子の故障警報と、プレート部の故障警報とに分かれている。すなわち、上述のように、半導体式センサでは、350℃程度の所定温度に過熱後に後に温度が安定してから、センサ出力が取得されるので、過熱時を利用して過熱素子(ヒータ)の故障検出をし、その後の温度安定時を利用してプレート部の故障検出をするようにしている。
図6(A)に示すように、加熱時のステップS22aにおいて、例えば、図3(A)で示した半導体式センサからのヒータ出力が所定時間毎に取得される。なお、ヒータ出力としては、ヒータ電流、ヒータ電圧であってもよいが、ここではヒータ電圧として取得されるものとする。次に、ステップS22bにおいて、この取得されたヒータ出力値Vhが、記憶部4に格納される図9(A)に示すような各しきい値と比較される。図9(A)に示すように、正常と判定されるしきい値Vn1(例えば、2V程度)、片側過熱素子の短絡と判定されるしきい値Va1(例えば、4V程度)、両側過熱素子の短絡と判定されるしきい値Va2(例えば、6V程度)、過熱素子の断線と判定されるしきい値Vb1(例えば、0.3V程度)が設定されている。これらのしきい値は、半導体式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。ここで、両側とは、例えば、図3(A)における過熱素子Rhの上側部及び下側部の両方を示し、片側とは、例えば、図3(A)における過熱素子Rhの上側部又は下側部のいずれかを示す。
ヒータ出力が、しきい値Va2以上であると判定された場合には、ステップS22cにおいて、両側過熱素子の短絡と判定され、ステップS22dにおいて、警報出力部5から第3故障警報が発せられる。また、ヒータ出力が、しきい値Va1程度であると判定された場合には、ステップS22eにおいて、片側過熱素子の短絡と判定され、ステップS22fにおいて、警報出力部5から第4故障警報が発せられる。また、ヒータ出力が、しきい値Vb1以下であると判定された場合には、ステップS22gにおいて、過熱素子の断線と判定され、ステップS22hにおいて、警報出力部5から第5故障警報が発せられる。そして、ヒータ出力が、しきい値Vn1程度であると判定された場合には、ステップS22tに進み、所定の過熱時間が経過していると判定されれば(ステップS22tのY)、上記故障警報を発することなく、図6(B)のステップS22iに進み、未だ所定の過熱時間が経過していないと判定されれば(ステップS22tのN)、ステップS22aに戻る。
続いて、図6(B)に示すように、温度安定時のステップS22iにおいて、上述のようにして、図3(A)で示した半導体式センサからのセンサ出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS22jにおいて、この取得されたセンサ出力値Vが、記憶部4に格納される図9(B)に示すような各しきい値と比較される。図9(B)に示すように、保安のための不完全燃焼監視領域が、しきい値Vn(例えば、2V程度)〜しきい値Va(例えば、6V程度)の範囲に設定されている。また、半導体式センサのプレート部が断線していると判定するために利用されるしきい値Vb(ほぼ0V)も設定されている。そして、しきい値Va以上が、半導体式センサのプレート部が短絡していると判定するために利用され、しきい値Vb以下が、プレート部が断線していると判定するために利用される。これらのしきい値は、半導体式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、上記しきい値の上下関係は逆になることもありうる。
センサ出力が、しきい値Va以上であると判定された場合には、ステップS22kにおいて、プレート部が短絡していると判定され、ステップS22lにおいて、警報出力部5から第6故障警報が発せられる。また、センサ出力が、しきい値Vb以下であると判定された場合には、ステップS22mにおいて、プレート部が断線していると判定され、ステップS22nにおいて、警報出力部5から第7警報が発せられる。
補足すると、図6(A)における第3〜第5故障警報を含め、上記第6故障警報及び第7故障警報は、故障部位及び故障状況が識別可能なように異なる表示出力をともなうものである。例えば、ステップS22lにおいては、「半導体式センサのプレート部が短絡しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。一方、ステップS22nにおいては、「半導体式センサのプレート部が断線しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。ステップS22d、ステップS22f、ステップS22hにおける故障警報も同様である。いうまでもなく、これらは上記第1及び第2故障警報とも異なるものである。
また、センサ出力が、しきい値Vn〜しきい値Vaの範囲であると判定された場合には、ステップS22oにおいて、周知のように、センサ出力に基づいて、不完全燃焼に関する監視処理が行われる。すなわち、ここでは、センサ出力がしきい値Vn〜しきい値Vaの範囲内に設定されている不完全燃焼用しきい値と比較されて、不完全燃焼と判定されれば、警報出力部5から上述してきた故障警報及び保安警報のいずれとも異なる不完全燃焼警報が発せられる。なお、上述したように、センサの故障警報と、不完全燃焼等の保安に関する警報とは、同じ警報出力部5が利用されるので、他のセンサの故障警報が警報出力部5から発せられている最中でも、ここで、不完全燃焼が検出されると、これが優先されて警報される。
このように、半導体式センサから得られる不完全燃焼を検出するための信号を利用して、加熱素子の断線又は短絡、或いは、ガス検知素子の断線又は短絡を検出するようにしているので、新たな故障検出端子を設けることなく、簡素な処理手順でありながら、半導体式センサに含まれるガス検知素子及び加熱素子及の故障状況を警報可能になる。また、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号のしきい値と、に基づいて断線又は短絡が検出されるので、処理手順も簡素である。したがって、回路構成を複雑化させることなく、特に不完全燃焼に係る保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
図7に示すように、実施形態に係る処理手順においては、ステップS223aにおいて、上述のようにして、図4で示したサーミスタ式センサからのセンサ出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS223a′において、単位時間Δtあたりのセンサ出力の電圧変化量ΔVが算出される。なお、ここでは、電圧変化量としているが、これは電流変化量とすることも可能である。次に、ステップS223bにおいて、図3(A)で示した半導体式センサ用の温度補正素子Rcの抵抗変化に基づく、温度補正素子出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS223b′において、単位時間Δtあたりの温度補正素子出力の電圧変化量(補正素子電圧変化量とよぶ)ΔVrcが算出される。なお、ここでも、電圧変化量としているが、これは電流変化量とすることも可能である。次に、ステップS223cにおいて、この算出された電圧変化量ΔVが、記憶部4に格納される断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と比較される。
補足すると、図10に示すように、センサ出力は、時点t0、t1、t2、…、tn毎に取得されており、各インターバルΔt(=t1−t0、t2−t1、…、)毎に、各電圧変化量ΔV(=V(t1)−V(t0)、V(t2)−V(t1)、…、)が算出される。常温(20℃)時、火災のない場合のセンサ出力はVnに設定されており、時点t1にて火災が発生したとすると、センサ出力は、故障でない限り、図中、実線で示すように徐々に低下していく。一方、時点t1にて、サーミスタRthが断線した場合には、センサ出力は、図中、点線で示すように、しきい値Vaまで急激に上昇する。また一方、時点t1にて、サーミスタRthが短絡した場合には、センサ出力は、図中、鎖線で示すように、しきい値Vbまで急激に降下する。このような想定される各電圧変化量に基づいて、サーミスタRthが断線した場合の電圧変化量ΔVa及びサーミスタRthが短絡した場合の電圧変化量ΔVbをそれぞれ予め設定し、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と、に基づいて断線又は短絡を検出することが考えられる。なお、これらの電圧変化量は、サーミスタ式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、その上下関係は逆になることもありうる。
しかしながら、サーミスタ式センサに含まれるサーミスタRthは、周囲温度の影響も受けてそのセンサ出力が変化するので、周囲温度によっては火災か故障かの判定がつきにくい場合も想定される。例えば、ごくまれであるが、周囲温度が−10℃程度の寒冷地等で本警報器が使用されることもあり得る。このような場合、図10の太点線で示すように、時点t1にて火災が発生したとすると、サーミスタRthによるセンサ出力は、故障でない限り、図中、電圧値Vn′から太点線で示すように徐々に低下していく。すなわち、周囲温度−10℃での火災発生時、センサ出力は、常温時よりも高電圧側にシフトして常温時と同傾向に徐々に低下していくことになる。なお、サーミスタRthの種類によっては逆の温度特性の場合もある。
そうすると、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と、に基づいて断線又は短絡を検出した場合、火災検出と断線との判別が困難な場合がある。例えば、図10に示すように、−10℃程度の周囲温度においては、時点t1で火災が発生した場合の電圧変化量ΔV′と、時点t1でサーミスタRthに断線が発生した場合の電圧変化量ΔVa′との間に、明確な差異が表れず、火災と断線との判別が困難になる。
そこで、このようなごくまれに発生しうる状況までも考慮し、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa以上であると判定された場合には、ステップS223dにおいて、図10に示すような特性の補正素子電圧変化量ΔVrcが参照され、ステップS223eにおいて、サーミスタRthが断線していると判定されると(ステップS223eのY)、ステップS123dに進んで、警報出力部5から第8故障警報が発せられる。第8故障警報の内容は、「サーミスタ式センサのサーミスタが断線しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。なお、ステップS223eにおいて、サーミスタRthが断線していると判定されない場合には(ステップS223eのN)、ステップS223aに戻る。
補足すると、図11(A)に示すように、サーミスタで構成される補正素子電圧Vrcが一定、すなわち、周囲温度が一定であるにもかかわらず、センサ出力電圧Vthのみが急激に上昇した場合には、火災センサのサーミスタRthが断線している可能性が高い。また、図11(B)に示すように、補正素子電圧Vrcが下降しているにもかかわらず、センサ出力電圧Vthのみが上昇した場合や、図11(C)に示すように、補正素子電圧Vrcが上昇後に下降したにもかかわらず、センサ出力電圧Vthは上昇したままである場合にも、火災センサのサーミスタRthが断線している可能性が高い。要するに、火災センサのサーミスタRth及び半導体式センサの温度補正素子Rc(サーミスタで構成される)は、それらが故障してないかぎり、温度変動に相関性があるはずであり、この特性をサーミスタRthの断線検出に利用している。
また、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVb以下であると判定された場合には、ステップS223gにおいて、図12に示すような特性の補正素子電圧変化量ΔVrcが参照され、ステップS223hにおいて、サーミスタRthが短絡していると判定されると(ステップS223hのY)、ステップS223iに進んで、警報出力部5から第9故障警報が発せられる。第9故障警報の内容は、「サーミスタ式センサのサーミスタが短絡しています」という内容の警報を、音声出力させたり、表示出力させたり、或いは、これらを組み合わせて出力させたりする。いうまでもなく、これらは上記第1故障警報〜第7故障警報とも異なるものである。なお、ステップS223hにおいて、サーミスタRthが短絡していると判定されない場合には(ステップS223hのN)、ステップS223aに戻る。
補足すると、図12(A)に示すように、サーミスタで構成される補正素子電圧Vrcが一定、すなわち、周囲温度が一定であるにもかかわらず、センサ出力電圧Vthのみが急激に下降した場合には、火災センサのサーミスタRthが短絡している可能性が高い。また、図12(B)に示すように、補正素子電圧Vrcが上昇しているにもかかわらず、センサ出力電圧Vthのみが下降した場合や、図12(C)に示すように、補正素子電圧Vrcが下降後に上昇したにもかかわらず、センサ出力電圧Vthは下降したままである場合にも、火災センサのサーミスタRthが短絡している可能性が高い。要するに、火災センサのサーミスタRth及び半導体式センサの温度補正素子Rc(サーミスタで構成される)は、それらが故障してないかぎり、温度変動に相関性があるはずであり、この特性をサーミスタRthの短絡検出にも利用している。
また、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa〜ΔVbの範囲であると判定された場合には、ステップS223jにおいて、周知のように、センサ出力に基づいて、火災に関する監視処理が行われる。すなわち、ここでは、センサ出力がしきい値Vn〜しきい値Vaの範囲内に設定されている火災警報用しきい値と比較されて、火災発生と判定されれば、警報出力部5から上述してきた故障警報及び保安警報のいずれとも異なる火災警報が発せられる。なお、ここでも、サーミスタ式センサを含む他のセンサの故障警報と、火災警報等の保安に関する警報とは、同じ警報出力部5が利用されるので、他のセンサの故障警報が警報出力部5から発せられている最中でも、ここで、火災検出されると、これが優先されて警報される。これについては、図18を用いて後述する。
このように、サーミスタ式センサの以外のセンサに含まれる温度補正素子、例えば、半導体式センサのサーミスタから得られる温度検出信号を利用して、サーミスタ式センサのサーミスタの断線又は短絡が検出されるので、周囲温度によることなく、火災か故障かを正確に判定することが可能になる。また、他のセンサに含まれる温度補正素子を利用するので、回路構成が複雑化することもない。したがって、回路構成を複雑化させることなく、火災に係る保安警報の信頼性をより一層向上させることができる。
なお、上記のような低温時には、電圧変化量のみならず、電圧値自体も非常に類似した値となる。したがって、図7のステップS223a〜ステップS223cにおいて、電圧変化量に替えて、センサ出力電圧値をしきい値と比較して故障の可能性があると判定された場合に、図7のステップS223d〜ステップS223jの処理を行うようにしてもよい。
補足すると、図4で示したサーミスタ式センサから所定時間毎に取得されたセンサ出力値Vが、記憶部4に格納される図12に示すような各しきい値と比較される。図示のように、保安のための火災監視領域が、しきい値Vb(ほぼ0V)〜しきい値Va(例えば、5V程度)の範囲に設定されている。しきい値Va、しきい値Vbは故障判定のためにも利用され、しきい値Va以上が、サーミスタ式センサのサーミスタRthが断線していると判定するために利用され、しきい値Vb以下が、サーミスタRthが短絡していると判定するために利用される。これらのしきい値は、サーミスタ式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、上記しきい値の上下関係は逆になることもありうる。したがって、ステップS223d〜ステップS223jの処理は、センサ出力が、しきい値Va以上であると判定された場合にはサーミスタRthが断線していると、しきい値Vb以下であると判定された場合にはサーミスタRthが短絡しているとそれぞれ判定される可能性があるとして行われる。
次に、本発明の実施形態に係る制御部3にて行われる他の処理手順について、図14及び図15を用いて説明する。図14は、実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に係る他の処理手順を示すフローチャートである。図15(A)及び図15(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に係る他の処理手順を示すフローチャートである。また、図16は、実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。図17は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。
図14に示すように、接触燃焼式センサに係る他の処理手順においては、ステップS121aにおいて、上述のようにして、図2で示した接触燃焼式センサからのセンサ出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS121a′において、単位時間Δtあたりのセンサ出力値Vの電圧変化量ΔVが算出される。なお、ここでは、電圧変化量ΔVとしているが、これは電流変化量とすることも可能である。次に、ステップS121bにおいて、この算出された電圧変化量ΔVが、記憶部4に格納される断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と比較される。
補足すると、図16に示すように、センサ出力は、時点t0、t1、t2、…、tn毎に取得されており、各インターバルΔt(=t1−t0、t2−t1、…、)毎に、各電圧変化量ΔV(=V(t1)−V(t0)、V(t2)−V(t1)、…、)が算出される。ガス漏れのない場合のセンサ出力はVnに設定されており、時点t1にてガス漏れが発生したとすると、センサ出力は、故障でない限り、図中、実線で示すように徐々に低下していく。一方、時点t1にて、検知素子211が断線又は比較素子212が短絡した場合には、センサ出力は、図中、点線で示すように、実施形態で示したしきい値Vaまで急激に上昇する。また一方、時点t1にて、検知素子211が短絡又は比較素子212が断線した場合には、センサ出力は、図中、鎖線で示すように、実施形態で示したしきい値Vbまで急激に降下する。このような想定される各電圧変化量に基づいて、検知素子211が断線又は比較素子212が短絡した場合の電圧変化量ΔVa及び検知素子211が短絡又は比較素子212が断線した場合の電圧変化量ΔVbをそれぞれ予め設定する。特に、ガス漏れのない場合のセンサ出力を、しきい値VaとVbとの中間点付近に設定することにより、各電圧変化量の差異が明確になる。なお、これらの電圧変化量は、接触燃焼式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、その上下関係は逆になることもありうる。
電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa以上であると判定された場合には、ステップS121cにおいて、検知素子211が断線しているか又は比較素子212が短絡していると判定され、ステップS121dにおいて、警報出力部5から第1故障警報が発せられる。また、センサ出力が、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVb以下であると判定された場合には、ステップS121eにおいて、検知素子211が短絡しているか又は比較素子212が断線していると判定され、ステップS121fにおいて、警報出力部5から第2故障警報が発せられる。なお、第1故障警報と第2故障警報の内容は、上述した実施形態と同様とし、重複説明は省略する。
また、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa〜ΔVbの範囲であると判定された場合には、ステップS121gにおいて、上述した実施形態と同様、センサ出力がしきい値Vn〜しきい値Vaの範囲内に設定されているガス漏れ警報用しきい値と比較されて、ガス漏れありと判定されれば、警報出力部5から上記第1及び第2故障警報のいずれとも異なるガス漏れ警報が発せられる。なお、ここでも、接触燃焼式センサを含む他のセンサの故障警報と、ガス漏れ警報等の保安に関する警報とは、同じ警報出力部5が利用されるので、他のセンサの故障警報が警報出力部5から発せられている最中でも、ここで、ガス漏れ検出されると、これが優先されて警報される。これについては、図18を用いて後述する。
このように、接触燃焼式センサから得られるガス漏れを検出するための信号を利用して、検知素子の断線又は短絡を検出するようにしているので、新たな故障検出端子を設けることなく、接触燃焼式センサに含まれる検知素子の故障状況を警報可能になる。また、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と、に基づいて断線又は短絡が検出されるので、故障警報がより正確になる。したがって、回路構成を複雑化させることなく、特にガス漏れに係る保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
図15(A)及び図15(B)に示すように、実施形態においても、半導体式センサの故障警報に係る他の処理手順は、過熱素子の故障警報と、プレート部の故障警報とに分かれている。すなわち、上述のように、半導体式センサでは、350℃程度の所定温度に過熱後に後に温度が安定してから、センサ出力が取得されるので、過熱時を利用して過熱素子(ヒータ)の故障検出をし、その後の温度安定時を利用してプレート部の故障検出をするようにしている。
図15(A)に示すように、加熱時のステップS122aにおいて、例えば、図3(A)で示した半導体式センサからのヒータ出力が所定時間毎に取得される。なお、ヒータ出力としては、ヒータ電流、ヒータ電圧であってもよいが、ここではヒータ電圧として取得されるものとする。次に、ステップS122a′において、単位時間Δtあたりのヒータ電圧の電圧変化量ΔVhが算出される。次に、ステップS122bにおいて、この算出された電圧変化量ΔVhが、記憶部4に格納される断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたヒータ電圧の単位時間あたりの変化量と比較される。
補足すると、上述した実施形態で示した各しきい値Va1、Va2、Vb1、及び正常時のヒータ電圧値Vn1に基づいて、想定される各電圧変化量を予め求めておく。例えば、片側過熱素子の短絡と判定される電圧変化量ΔVa1(=Va1−Vn1/Δt)、両側過熱素子の短絡と判定される電圧変化量ΔVa2(=Va2−Vn1/Δt)、過熱素子の断線と判定される電圧変化量ΔVb1(=Vb1−Vn1/Δt)を求めてこれらを予め設定しておく。なお、これらの電圧変化量は、接触燃焼式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、その上下関係は逆になることもありうる。
電圧変化量ΔVhが、上記変化量ΔVa2以上であると判定された場合には、ステップS122cにおいて、両側過熱素子の短絡と判定され、ステップS122dにおいて、警報出力部5から第3故障警報が発せられる。また、電圧変化量ΔVhが、上記変化量ΔVa1程度であると判定された場合には、ステップS122eにおいて、片側過熱素子の短絡と判定され、ステップS122fにおいて、警報出力部5から第4故障警報が発せられる。また、電圧変化量ΔVhが、上記変化量ΔVb1以下であると判定された場合には、ステップS122gにおいて、過熱素子の断線と判定され、ステップS122hにおいて、警報出力部5から第5故障警報が発せられる。そして、電圧変化量ΔVhが、変化量ΔVn1(ほぼゼロ)程度であると判定された場合には、ステップS122tに進み、所定の過熱時間が経過していると判定されれば(ステップS122tのY)、上記故障警報を発することなく、図15(B)のステップS122iに進み、未だ所定の過熱時間が経過していないと判定されれば(ステップS122tのN)、ステップS122aに戻る。なお、第3故障警報と第4故障警報の内容は、上述した実施形態と同様とし、重複説明は省略する。
続いて、図15(B)に示すように、温度安定時のステップS122iにおいて、上述のようにして、図3(A)で示した半導体式センサからのセンサ出力が所定時間毎に取得される。次に、ステップS122i′において、単位時間Δtあたりのセンサ出力値Vの電圧変化量ΔVが算出される。なお、ここでは、電圧変化量ΔVとしているが、これは電流変化量とすることも可能である。次に、ステップS122jにおいて、この算出された電圧変化量ΔVが、記憶部4に格納される断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と比較される。
補足すると、図17に示すように、センサ出力は、時点t0、t1、t2、…、tn毎に取得されており、各インターバルΔt(=t1−t0、t2−t1、…、)毎に、各電圧変化量ΔV(=V(t1)−V(t0)、V(t2)−V(t1)、…、)が算出される。不完全燃焼のない場合のセンサ出力はVnに設定されており、時点t1にて不完全燃焼が発生したとすると、センサ出力は、故障でない限り、図中、実線で示すように徐々に低下していく。一方、時点t1にて、プレート部が短絡した場合には、センサ出力は、図中、点線で示すように、上述した実施形態で示したしきい値Vaまで急激に上昇する。また一方、時点t1にて、プレート部が断線した場合には、センサ出力は、図中、鎖線で示すように、実施形態で示したしきい値Vbまで急激に降下する。このような想定される各電圧変化量に基づいて、プレート部が短絡した場合の電圧変化量ΔVa及びプレート部が断線した場合の電圧変化量ΔVbをそれぞれ予め設定する。特に、不完全燃焼のない場合のセンサ出力を、しきい値VaとVbとの中間点付近に設定することにより、各電圧変化量の差異が明確になる。なお、これらの電圧変化量は、接触燃焼式センサの性能やインターフェース等の回路特性に基づいて、別の値になることもある。例えば、インターフェースに反転増幅器が含まれ、この増幅器の出力をセンサ出力とするときは、その上下関係は逆になることもありうる。
電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa以上であると判定された場合には、ステップS122kにおいて、プレート部が短絡していると判定され、ステップS122lにおいて、警報出力部5から第6故障警報が発せられる。また、センサ出力が、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVb以下であると判定された場合には、ステップS122mにおいて、プレート部が断線していると判定され、ステップS122nにおいて、警報出力部5から第7警報が発せられる。なお、第6故障警報と第7故障警報の内容は、上述した実施形態と同様とし、重複説明は省略する。
また、電圧変化量ΔVが上記変化量ΔVa〜ΔVbの範囲であると判定された場合には、ステップS122oにおいて、上述した実施形態と同様、センサ出力がしきい値Vb〜しきい値Vaの範囲内に設定されている不完全燃焼警報用しきい値と比較されて、不完全燃焼ありと判定されれば、警報出力部5から上記第6及び第7警報のいずれとも異なる不完全燃焼警報が発せられる。なお、ここでも、接触燃焼式センサを含む他のセンサの故障警報と、不完全燃焼警報等の保安に関する警報とは、同じ警報出力部5が利用されるので、他のセンサの故障警報が警報出力部5から発せられている最中でも、ここで、不完全燃焼検出されると、これが優先されて警報される。これについては、図18を用いて後述する。
このように、半導体式センサから得られる不完全燃焼を検出するための信号を利用して、加熱素子の断線又は短絡、或いは、ガス検知素子の断線又は短絡を検出するようにしているので、新たな故障検出端子を設けることなく、半導体式センサに含まれるガス検知素子及び加熱素子及の故障状況を警報可能になる。また、実際に取得されたセンサ信号の値と、断線又は短絡の検出を判定するために予め定められたセンサ信号の単位時間あたりの変化量と、に基づいて断線又は短絡が検出されるので、故障警報がより正確になる。したがって、回路構成を複雑化させることなく、特に不完全燃焼に係る保安警報の信頼性を一層向上させることができる。
最後に、図18を用いて、本発明の実施形態に係る保安警報優先処理について説明する。図18は、本発明の実施形態に係る保安警報優先処理の手順を示すフローチャートである。上述してきたように、接触燃焼式センサ、半導体式センサ及びサーミスタ式センサに係る故障警報と、ガス漏れ、不完全燃焼及び火災等の保安に関する警報とは、低コスト化や小型化等の観点から、同じ警報出力部5が利用される。また、本警報器では、例えば、周知のマルチプロセッシングを利用して、図5〜図7、及び図14、図15に示したような処理が並列的に行われている。しかしながら、これらの処理の中でも、警報器の本来の目的から、保安警報が最優先されるべきである。ここでは、図5又は図14に示した接触燃焼式センサに係る処理手順中のステップS21gのガス漏れ警報処理の一部として、保安警報優先処理が行われる例を示す。
図18のステップS21g1においては、上記センサ出力が、しきい値Vn〜しきい値Vaの範囲内に設定されているガス漏れ警報用しきい値と比較されて、ガス漏れ有無の判定が行われる。ここで、ガス漏れ有と判定されれば(ステップS21g1のY)、保安警報優先処理を行うべくステップS21g2に進むが、ガス漏れ無と判定されれば(ステップS21g1のN)、保安警報優先処理は行われることなく戻る。
ステップS21g2においては、半導体式センサ又はサーミスタ式センサが故障警報中であるか否かが判定される。この故障警報は、上記図6及び図7で示した処理手順により行われる。ここで、故障警報中であると判定されれば(ステップS21g2のY)、ステップS21g3において、警報出力部5に対して発令中の故障警報を停止するように指令されて故障警報が停止される。続いて、ステップS21g4において、警報出力部5にガス漏れ警報が発するように指令され、警報出力部5からガス漏れ警報が発せられる。また、故障警報中ではないと判定されれば(ステップS21g2のN)、直ちにステップS21g4に進んで、警報出力部5にガス漏れ警報が発するように指令され、警報出力部5からガス漏れ警報が発せられる。
なお、ここでは、図5又は図14の接触燃焼式センサに係る処理手順中のガス漏れ警報処理の一部として、保安警報優先処理が行われる例を示したが、図6又は図12の半導体式センサに係る処理手順中の不完全燃焼警報処理や、図7のサーミスタ式センサに係る処理手順中の火災警報処理の一部としても同様に、保安警報優先処理が行われる。
このような保安警報優先処理により、故障警報用の警報出力部を新たに設けることなく、故障警報を行うことが可能になる。もちろん、最優先すべき保安警報に全く影響することはない。したがって、複合的に保安警報するタイプの警報器において、回路構成を複雑化させることなく、その信頼性を一層向上させることができる。
このように、本実施形態によれば、警報器に含まれるセンサの故障部位及び故障状況を正確に検出して故障警報することにより、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の保安警報の信
頼性を一層向上させることができる。
なお、上記実施形態では、3種類のセンサの複合型の警報器を例示しているが、本発明は、これらセンサのうちの2つを含む複合型の警報器であってもよいし、更に他種のセンサを付加した、4つ以上のセンサを含む複合型の警報器であってもよい。また、上記実施形態では、ガス漏れセンサを接触燃焼式センサ、不完全燃焼センサを半導体式センサ、火災センサをサーミスタ式センサとして用いているが、これらの用い方は変更されてもよい。また、しきい値に基づいた故障判定方法と、変化量に基づいた故障判定方法と、を組み合わせて故障判定し故障警報するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る警報器を示すブロック構成図である。 図1におけるガス漏れセンサとしての接触燃焼式センサの基本構成を示す回路図である。 図3(A)及び図3(B)は、図1における不完全燃焼センサとしての半導体式センサの基本構成を示す回路図である。 図1における火災センサとしてのサーミスタ式センサの基本構成を示す回路図である。 実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。 図6(A)及び図6(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における、サーミスタ式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に用いられる各しきい値を示すグラフである。 図9(A)及び図9(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に用いられる各しきい値を示すグラフである。 実施形態における、サーミスタ式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。 図11(A)〜図11(C)は、実施形態における、サーミスタ式センサの断線検出に係るセンサ出力特性及び温度補正素子出力特性を示すグラフである。 図12(A)〜図12(C)は、実施形態における、サーミスタ式センサの短絡検出に係るセンサ出力特性及び温度補正素子出力特性を示すグラフである。 実施形態における、サーミスタ式センサの故障警報に用いられる各しきい値を説明するためのグラフである。 実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に係る処理手順を示すフローチャートである。 図15(A)及び図15(B)は、実施形態における、半導体式センサの故障警報に係る他の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における、接触燃焼式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。 実施形態における、半導体式センサの故障警報に用いられる電圧変化量を説明するためのグラフである。 実施形態に係る保安警報優先処理の手順を示すフローチャートである
符号の説明
1 電源回路部
2 検出回路部
3 制御部
4 記憶部
5 警報出力部
21 ガス漏れセンサ(接触燃焼式センサ)
22 不完全燃焼センサ(半導体式センサ)
23 火災センサ(サーミスタ式センサ)
51 音声出力部
52 表示出力
Rc 温度検出素子(サーミスタ)
Rh サーミスタ

Claims (3)

  1. 火災を検出するためのセンサ信号を出力するサーミスタ式センサと、前記火災以外を検出するためのセンサ信号を温度補正素子により温度補正して出力するその他のセンサとを含む検出回路部と、
    該検出回路部による検出に応じて保安警報を出力する警報出力部と、
    前記サーミスタ式センサにおけサーミスタの断線及び短絡を検出する断線及び短絡検出手段を備え、
    前記断線及び短絡検出手段は、前記サーミスタ式センサが出力するセンサ信号と前記温度補正素子から得られる温度検出信号とに基づいて、前記温度検出信号が一定又は下降或いは一定又は上昇の何れか一方のときに前記サーミスタ式センサが出力するセンサ信号が上昇又は下降の何れか一方のとき前記サーミスタの断線を、他方のとき短絡をそれぞれ検出する
    ことを特徴とする警報器。
  2. 請求項1記載の警報器において、
    前記火災及び前記火災以外が検出されない場合、前記警報出力部を前記断線及び短絡検出手段により検出した前記サーミスタの断線及び短絡を識別可能な警報として出力するように制御する警報制御手段とを更に備える
    ことを特徴とする警報器。
  3. 請求項1又は2記載の警報器において、
    前記その他のセンサは、不完全燃焼センサとしての半導体式センサである
    ことを特徴とする警報器。
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