JP2008216399A - パート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステム - Google Patents

パート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステム Download PDF

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【課題】本発明は、パート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムに関し、カラオケ利用者に特別な操作や体勢を要求せずに、自動的に所望の搭乗者にのみ複数歌唱曲の担当歌唱パートの歌詞音声を聴取可能とすることを目的とする。
【解決手段】メインスピーカ15の他に、座席IDが関連付けられた各座席に対応してそれぞれ指向性スピーカ15−Nが配置され、選曲楽曲に歌唱者の当該座席IDが関連付けられるものであり、また、楽曲が複数歌唱者曲の場合に歌唱パートに関する歌唱情報が付随されているもので、歌詞音声再生制御手段32が歌詞音声出力部33に対し、複数歌唱者曲の歌詞音声データに基づく歌唱者別の歌詞音声を、各歌唱パートで選曲時に指定された歌唱者別の座席IDに対応した指向性スピーカ15−Nに出力調整切替部37で切り替えさせて出力させる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車内等に設置されてカラオケ演奏に伴うボーカルガイドの歌詞音声を出力するパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムは、カラオケ利用者に様々な歌唱アシスト情報を提供し、利用者の歌唱をボーカルガイドによりアシストするカラオケシステムも想到されている。このようなカラオケシステムの車載用の利用において、ボーカルガイドとなる歌詞音声の出力を少なくとも歌唱者のみに聴別可能であることが望まれ、歌唱パート毎に歌唱者が異なるデュエット曲においても同様である。
従来、利用者が歌い慣れていない曲や歌唱が非常に難しい曲を歌う際、利用者が伴奏音楽について行けない時にガイドボーカル音声を流すようにしたカラオケ演奏装置が登場している。このようなガイドボーカル機能では、通常、歌唱アシスト情報は空気振動で音を伝達する通常のメインスピーカ(音圧式スピーカ)から発せられるため、他者にも歌唱アシスト情報が聞こえることとなることから、他者に歌唱アシスト情報を聞かれてしまうことを歌唱者が好まないこともあると共に、歌唱アシスト情報と歌唱音声とが混同し、歌唱アシスト情報と歌唱音声とが紛らわしく聞こえてしまうこととなって好ましくない。
ところで、カラオケ演奏装置のガイドボーカルやナビゲーションシステム音声ガイドの出力、あるいは聴別をエリア毎に制御することが、以下の特許文献等で知られている。
特開2005−242057号公報 特開2005−217807号公報 特開2005−241271号公報
上記特許文献1には、人の骨を介して音楽や楽音を伝達する技術である骨伝導技術を車載用のカラオケシステムに採用し、歌唱アシスト情報をカラオケ演奏に伴って所定の条件で出力し、出力された歌唱アシスト情報を利用者に伝達するための骨伝導手段を附帯させ、当該骨伝導手段を利用者が着座するシート内に組み込むことが開示されている。
また、上記特許文献2には、複数個の座席を有し、各座席に登場する搭乗者にスピーカから出力される音声を聞かせるための車載用スピーカシステムに関して、それぞれのスピーカに指向性スピーカを用い、当該指向性スピーカを各座席に異なる音場を形成させて座席毎に独立の音声を再生するように配置させることが開示されている。
また、上記特許文献3には、音声ガイド付カーナビゲーションシステムに関し、運転者の近傍に音声ガイドを出力する指向性スピーカを配置すると共に、運転者の両耳近傍の位置に運転者専用スピーカと集音マイクを配置して、指向性スピーカより音声ガイドが出力されているときに集音マイクで周辺のオーディオ信号を集音し、当該オーディオ信号と逆送成分の信号を運転者専用スピーカより出力することにより、運転者のみに音声ガイドのみを聞こえる構成とすることが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1のものは、骨伝導手段の骨伝導スピーカが着座シートのヘッドレスト部に組み込まれ、当該ヘッドレスト部に利用者の頭部が接触しているときに当該骨伝導スピーカが機能されるものであり、当該骨伝導スピーカの機能が果たされるためには常に頭部を接触状態としなければならない。また、上記特許文献2のものは、座席毎の指向性スピーカを独立で音声再生させるためには座席毎のリモコンにより分配機を制御させるものであることから、座席毎の着座者がそれぞれリモコン制御する必要があって煩雑であるという問題がある。
さらに、上記特許文献3のものは、基本的には音声ガイドのみを運転者のみに聞こえるようにしたものであり、オーディオ信号及び音声ガイド信号の何れかの音源を、運転者及び同乗者の何れかに聞かせるために他方を打ち消すものであることから、例えばカラオケにおける演奏とガイドボーカルの両方を同時に聞かせる必要性があるときには適用できないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、カラオケ利用者に特別な操作や体勢を要求せずに、歌唱パート毎に歌唱者が異なる楽曲においても自動的に所望の搭乗者にのみ担当歌唱パートの歌詞音声を聴取可能とするパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、利用者が選曲したカラオケ楽曲の演奏データに基づきカラオケ演奏を行うもので、演奏に際して歌詞音声信号を出力させる機能を備えるパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムであって、演奏信号及び歌唱音声信号を出力するメインスピーカの他に、各座席に対応して指向性スピーカが配置され、また、当該座席毎に座席IDが関連付けられて選曲楽曲が複数歌唱者曲である場合に歌唱者別の当該座席IDが関連付けられるものであり、楽曲データ記憶部、歌詞音声出力部及び出力調整切替部を少なくとも有し、前記楽曲データ記憶部は、少なくとも演奏データ及び当該演奏データに同期した歌詞音声データで構成され、当該歌詞音声データが複数歌唱者曲の場合に歌唱パートに関する歌唱情報が付随された楽曲を歌唱データファイルとして所定数記憶し、前記出力調整切替部は、前記選曲楽曲に関連付けられた所定数の座席IDから、対応の前記指向性スピーカを特定して切り替える制御を行い、前記歌詞音声出力部は、歌詞音声データに基づく歌詞音声信号を歌唱者数に応じた歌唱パート毎に送出するものであり、当該歌唱パート毎の歌詞音声信号を前記切り替えられた対応の指向性スピーカより出力させる、構成とする。
請求項2の発明では、さらに予約管理手段を備え、選曲楽曲に、選曲者の選択による歌詞音声出力の有無を関連付け、歌詞音声出力の場合に歌唱者の座席ID及び性別を関連付けて登録管理する構成である。
本発明によれば、インスピーカの他に、座席IDが関連付けられた各座席に対応してそれぞれ指向性スピーカが配置され、選曲楽曲に歌唱者の当該座席IDが関連付けられるものであり、また、楽曲データ記憶部には楽曲毎に、少なくとも演奏データ及び当該演奏データに同期した歌詞音声データで構成され、当該歌詞音声データが複数歌唱者曲の場合に歌唱パートに関する歌唱情報が付随されて記憶されるもので、複数歌唱者曲の歌詞音声データに基づく歌唱者別の歌詞音声を、各歌唱パートで選曲時に指定された歌唱者別の座席IDに対応した指向性スピーカより出力させる構成とすることにより、カラオケ利用者に特別な操作や体勢を要求せずに、自動的に所望の搭乗者にのみ複数歌唱曲の担当歌唱パートの歌詞音声を聴取可能とすることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。本実施形態では、歌唱対象の楽曲をデュエット曲として説明するが、デュエット曲は男女別歌唱の他に、例えばハーモニー曲などの性別に無関係なものをも含むものであり、性別に無関係な場合には第1、第2などに置き換えればよい。
図1に、本発明に係るパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムのブロック構成図を示す。図1において、車載用カラオケシステム11は、利用者が選曲したカラオケ楽曲の演奏データに基づきカラオケ演奏を行うもので、演奏に際して歌詞音声を歌唱パート毎に出力させる機能を備えるものとして、カラオケ本体12と、当該カラオケ本体12に接続される表示部13、マイク14A,14B、メインスピーカ15、指向性スピーカ15−1A,15−1B,15−2A,15−2Bが接続され、リモコン装置16が無線式で接続可能とされる。
ここで、上記表示部13は、楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の映像、歌詞テロップを表示するもので、後述の操作パネル35と連動するユーザインタフェース機能を備える。上記ユーザインタフェース機能としては、例えば液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIである。
上記メインスピーカ15は、演奏信号及び有線式若しくは無線式(ハンドフリー方式を含む)のマイク14A,14Bから入力される歌唱音声信号が出力される。図では無線式のマイク14A,14Bが用いられるものとしている。上記指向性スピーカ15−1A,15−1B,15−2A,15−2Bは、ガイドボーカル出力専用のもので、座席IDが関連付けられた座席に対応して配置される(図2で説明する)。上記リモコン装置16は、その構成は公知のもので十分であり、専ら歌唱楽曲を選曲や、歌唱中のキー設定、エコー設定等を行うためのものである。
上記カラオケ本体12は、バス21、中央制御部22、ROM23、RAM24、楽曲データ記憶部である楽曲DB(楽曲データベース)25、楽曲検索手段27、予約管理手段28、音楽曲出力部29、再生制御部30、操作入力IF(インタフェース)31、歌詞音声出力部33、ミキシングアンプ34、操作パネル35、受信部36、出力調整切替部37及びアンプ38を適宜備える。
上記中央制御部22は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM23に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM24は、種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記楽曲DB25は、少なくとも演奏データ及び当該演奏データに同期した歌詞音声データで構成され、当該歌詞音声データが複数歌唱者曲の場合に歌唱パートに関する歌唱情報が付随された楽曲を歌唱データファイルとして所定数記憶しておくデータベースであり、詳細は図3で説明する。
上記楽曲選択手段27は、上記表示部13(操作パネル35)からの入力やリモコン装置16からの入力によって利用者に楽曲を検索させて選曲するためのプログラムであり、RAM24に展開されて実行される。上記予約管理手段28は、利用者がリモコン装置16(又は操作パネル35(表示部13))を用いて選曲した楽曲を予約管理するものであって、選曲された楽曲に、選曲者の選択による歌詞音声出力の有無を関連付け、歌詞音声出力の場合に歌唱者の座席ID及び性別を関連付けて選択された楽曲コード及び楽曲名を予約待ち行列に記憶して管理するプログラムであり、RAM24に展開されて実行される。
上記音楽曲出力部29は、楽曲コードで楽曲DB25より抽出された演奏データをデジタル再生し、アナログ変換してミキシングアンプ34に出力する電子回路である。当該ミキシングアンプ34は、マイク14A,14Bより入力した歌唱者の歌唱音声信号と、当該音楽曲出力部29より送られてくる演奏信号をミキシングし、増幅してメインスピーカ15より出力させるものである。
上記再生制御部30は、演奏時に、楽曲DB25より抽出された楽曲データのうちの背景映像データ及び歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示部13に出力する電子回路である。上記操作入力IF31は、操作パネル35及びリモコン装置16からの送信信号を受信する受信部36からの入力信号に対して整合性をとるためのプログラムないし電子回路である。当該操作パネル35は、上記表示部13のユーザインタフェース機能と連動して、エコーや左右バランス、メインスピーカ15からの出力音量のボリウムの他、歌唱楽曲を選曲する操作ボタン等を含んだものである。
上記歌詞音声出力部33は、演奏データに同期した歌唱パート毎の歌詞音声データをデコードした歌詞音声信号の歌唱者別の歌詞音声を、歌唱者数に応じた歌唱パート毎にアンプ38に送出するプログラムないし電子回路である。ここで、同期とは、完全同期はもちろん、所定のタイムラグを含む概念である。
上記出力調整切替部37は、選曲楽曲に関連付けられた所定数の座席IDから、対応の前記指向性スピーカを特定して切り替える制御を行うプログラムである。詳細には、予約管理手段28におけるRAM24に形成したメモリ領域の予約待ち行列のうち、演奏対象の予約待ち行列に基づいて、関連付けられた男性座席ID及び女性座席IDから、対応の指向性スピーカ15−Nをそれぞれ特定し、アンプ38に対して、出力先を、各歌唱パートのうち、第1チャンネルの男性担当歌唱パートの歌詞音声信号を出力させる指向性スピーカ15−N、及び第2チャンネルの女性担当歌唱パートの歌詞音声信号を出力させる指向性スピーカ15−Nに切り替えるものである。
そして、アンプ38は、各第1指向性スピーカ15−1A〜第4指向性スピーカ15−2Bのそれぞれに対して独立し、対応の出力端子を備える。出力端子からの歌詞音声の出力は上記出力調整切替部37により切り替えられるもので、歌詞音声出力部33からの各歌唱パートの歌詞音声信号のうち、第1チャンネル及び第2チャンネルの歌唱パートの歌詞音声信号を切り替えられた対応の指向性スピーカ15−Nに増幅して出力するものである。
ここで、図2に、図1における車載用カラオケシステムの車内配置の説明図を示す。図2(A)において、例えば乗用車41には4つの座席があるものとして、ハンドル42のある位置が運転者の座席となる。各座席には座席ID(1A,1B,2A,2B)が関連付けられている。この乗用車41の前方に、例えばカラオケ演奏装置12が設けられ、その近傍に表示部13が配置される。また、前方(後方又は前方と後方)にメインスピーカ15が配置される。さらに、車内には、2本の無線式(ハンドフリー方式を含む)のマイク14A,14Bとリモコン装置16が持ち運び自在に置かれる。
そして、各座席に対応したものであって、側面側に指向性スピーカ15−1A,15−1B,15−2A,15−2Bが設けられている。すなわち、各指向性スピーカ15−1A,15−1B,15−2A,15−2Bは、各座席IDと対応付けられることになる。なお、これら指向性スピーカ15−1A,15−1B,15−2A,15−2Bを各座席の上方(天井)に配置してもよく、また座席のヘッドレストに埋め込んでもよい。すなわち、各搭乗者それぞれのみに歌詞音声が聞こえる配置とされるものである。
例えば、図2(B)に示すように、メインスピーカ15より演奏信号が出力され、第2指向性スピーカ15−1B及び第3指向性スピーカ15−2Aより歌唱パート毎の歌詞音声信号を出力させた場合、演奏及び歌唱音声は搭乗者全員に聴取され、前部左座席(座席ID(1B))に着座した歌唱者に対してのみ担当歌唱パートの歌詞音声が聴取可能となると共に、後部右座席(座席ID(2A))に着座した歌唱者に対してのみ担当歌唱パートの歌詞音声が聴取可能となるものである。
また、図3に、図1の楽曲DBに記憶されている楽曲データファイルの説明図を示す。図3において、楽曲DB25に記憶されている各楽曲の楽曲データファイルは、トラック1〜3に同期された演奏データ、歌詞音声データ及び背景映像データで構成される。また、当該歌詞音声データが複数歌唱者曲(デュエット曲)の場合に歌唱パートに関する歌唱情報(男女別若しくは第1、第2)が付随される。演奏データは、例えばMIDI(登録商標)データやMP3データのもので、音楽曲出力部29でデコードされてメインスピーカ15より出力される。
また、歌詞音声データは、演奏データに同期して歌唱される上記演奏データと同形式の音声データであり、歌詞音声出力部33でデコードされて所定の指向性スピーカ15−Nより出力される。そして、背景映像データは、映像データと歌詞テロップデータより構成されるもので、当該映像データは例えばMPEGデータであり、当該歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。
続いて、図4に、図1の楽曲予約表示画面の説明図を示す。図4(A)は、表示部13上に楽曲予約をする場合の予約画面を示したもので、所定の搭乗者が例えばリモコン装置16を用いて楽曲検索手段27の機能により所定の楽曲を検索し、又は他の同乗者に検索させて歌唱楽曲が選曲される際、例えば歌手名、曲名等で表示されると共に、当該画面において、ガイドボーカル(歌詞音声)の出力の有無が選択される。図では、ガイドボーカルの出力をオン状態として示している。
また、選択曲がデュエット曲である場合には、例えば曲名にデュエット曲である旨の表示がなされ、デュエットとして歌唱するかをオン、オフで選択させ、さらに歌唱者を男女別に座席IDで指定させる。図では、男性ボーカルとして前部左座席(1列目B番)で座席IDが1B、女性ボーカルとして後部右座席(2列目のA番)で座席IDが2Aで指定された場合を示している。なお、選択曲がデュエット曲でない場合には、例えばデュエット指定欄を指定不可表示(グレイ表示)とすればよい。そして、当該選曲された楽曲は、図4(B)に示すように、予約管理手段28がRAM24に形成したメモリ領域の予約待ち行列に、当該予約される楽曲(楽曲コード)に男女別の座席ID及び歌詞音声(ガイドボーカル)出力の状態(ここではオン状態)を関連付けて登録管理するものである。
そこで、図5に本発明における歌詞音声出力のフローチャートを示すと共に、図6に本発明における歌詞音声出力の説明図を示す。図5(A)において、選択楽曲が演奏される際、中央制御部22が予約管理手段28の予約待ち行列より演奏対象の楽曲を特定する(ステップ(S1))。特定された楽曲に、関連付けられた情報として当該楽曲がデュエット曲であり(S2)、歌詞音声(ガイドボーカル)出力の情報が含まれていれば(S3)、当該中央制御部22は、演奏対象の楽曲のデータファイルを楽曲DB25より抽出し、トラック1の演奏データを音楽曲出力部29に送出すると共に、トラック3の背景映像データを再生制御部30に送出し、また、トラック2の歌詞音声データを付歌詞音声出力制御手段32に送出する(S4)。
一方、特定された楽曲がデュエット曲でなく(S2)、当該楽曲に付随情報として歌詞音声(ガイドボーカル)出力の情報が含まれていない場合には(S3)、演奏対象の楽曲のデータファイルを楽曲DB25より抽出し、トラック1の演奏データを音楽曲出力部29に送出すると共に、トラック3の背景映像データを再生制御部30に送出する(S5)。
続いて、図5(B)において、出力調整切替部37が演奏対象の予約待ち行列に基づいて、関連付けられた男性座席ID(1B)及び女性座席ID(2A)から、対応の第2指向性スピーカ15−1B及び第3指向性スピーカ15−2Aを特定し、アンプ38に対して、出力先を、各歌唱パートのうち、第1チャンネルの男性担当歌唱パートの歌詞音声信号を出力させる第2指向性スピーカ15−1B、及び第2チャンネルの女性担当歌唱パートの歌詞音声信号を出力させる第3指向性スピーカ15−2Aに切り替える(S11)。
また、歌詞音声出力部33は、歌詞音声データをデコードした歌詞音声信号を、男性担当歌唱パートを第1チャンネルで、女性担当歌唱パートを第2チャンネルでアンプ16に送出する(S12)。そして、アンプ16において、歌詞音声出力部33からの各歌唱パートの歌詞音声信号のうち、第1チャンネルの歌唱パートの歌詞音声信号を第2指向性スピーカ15−1Bに増幅して出力すると共に、第2チャンネルの歌唱パートの歌詞音声信号を第3指向性スピーカ15−2Aに増幅して出力されるものである(S13)。
例えば、図6に示すように、歌唱パート1,3では女性ボーカル歌唱情報に対応して、女性の座席ID(2A)に対応した第3指向性スピーカ15−2Aより第2チャンネルの歌詞音声が出力され、歌唱パート2,4では男性ボーカル歌唱情報に対して、男性の座席ID(1B)に対応した第2指向性スピーカ15−1Bより第1チャンネルの歌詞音声が出力され、さらに歌唱パート5,6においては男性ボーカル及び女性ボーカルの合唱の歌唱情報に対して、男性及び女性の両方の座席ID(1B、2A)に対応する第3指向性スピーカ15−1B及び第2指向性スピーカ15−2Aよりそれぞれ第1チャンネル及び第2チャンネルの歌詞音声が出力されるものである。
このように、カラオケ利用者(各搭乗者)に特別な操作や体勢を要求せずに、自動的に所望の搭乗者にのみ複数歌唱曲の担当歌唱パートの歌詞音声を聴取可能とすることができるものである。
本発明のパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムは、自家用車や商用車(トラック、バスなど)の自動車、列車、飛行機、船舶内で設置されるカラオケシステムに利用可能である。
本発明に係るパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムのブロック構成図である。 図1における車載用カラオケシステムの車内配置の説明図である。 図1の楽曲DBに記憶されている楽曲データファイルの説明図である。 図1の楽曲予約表示画面の説明図である。 本発明における歌詞音声出力のフローチャートである。 本発明における歌詞音声出力の説明図である。
11 車載用カラオケシステム
12 カラオケ演奏装置
13 表示部
15 メインスピーカ
15−N 指向性スピーカ
25 楽曲DB
28 予約管理手段
33 歌詞音声出力部
37 出力調整切替部
41 乗用車

Claims (2)

  1. 利用者が選曲したカラオケ楽曲の演奏データに基づきカラオケ演奏を行うもので、演奏に際して歌詞音声信号を出力させる機能を備えるパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムであって、
    演奏信号及び歌唱音声信号を出力するメインスピーカの他に、各座席に対応して指向性スピーカが配置され、また、当該座席毎に座席IDが関連付けられて選曲楽曲が複数歌唱者曲である場合に歌唱者別の当該座席IDが関連付けられるものであり、
    楽曲データ記憶部、歌詞音声出力部及び出力調整切替部を少なくとも有し、
    前記楽曲データ記憶部は、少なくとも演奏データ及び当該演奏データに同期した歌詞音声データで構成され、当該歌詞音声データが複数歌唱者曲の場合に歌唱パートに関する歌唱情報が付随された楽曲を歌唱データファイルとして所定数記憶し、
    前記出力調整切替部は、前記選曲楽曲に関連付けられた所定数の座席IDから、対応の前記指向性スピーカを特定して切り替える制御を行い、
    前記歌詞音声出力部は、歌詞音声データに基づく歌詞音声信号を歌唱者数に応じた歌唱パート毎に送出するものであり、当該歌唱パート毎の歌詞音声信号を前記切り替えられた対応の指向性スピーカより出力させる、
    ことを特徴とするパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステム。
  2. 請求項1記載のパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムであって、さらに予約管理手段を備え、選曲楽曲に、選曲者の選択による歌詞音声出力の有無を関連付け、歌詞音声出力の場合に歌唱者の座席ID及び性別を関連付けて登録管理することを特徴とするパート歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステム。
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