JP2008211492A - 携帯表示装置及び携帯表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 特定の映像ファイルの再生時にバックライトをオフして消費電力を抑制する携帯表示装置を提供する。
【解決手段】映像ファイルを記録する記録部と、映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力するデコーダ部と、デコーダ部からの映像音声信号に基づく映像を画面表示するディスプレイ部と、ディスプレイ部を背後から照射するバックライト部と、再生しようとする映像ファイルの属性情報による判断を行ない判断結果に基づいてバックライト部の照射をオフする制御部をもつ携帯表示装置。
【選択図】図1
【解決手段】映像ファイルを記録する記録部と、映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力するデコーダ部と、デコーダ部からの映像音声信号に基づく映像を画面表示するディスプレイ部と、ディスプレイ部を背後から照射するバックライト部と、再生しようとする映像ファイルの属性情報による判断を行ない判断結果に基づいてバックライト部の照射をオフする制御部をもつ携帯表示装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、バックライト部をもったディスプレイ部を有する携帯表示装置に関し、特定の映像ファイルの再生時にバックライト部をオフする携帯表示装置及び携帯表示方法に関する。
周知のように、デジタル映像技術が非常に一般化してきており、これを用いた映像ファイルを表示する携帯の映像表示装置が製造され普及してきつつある。このような携帯の映像表示装置においては、電源がバッテリ等を用いるために、長時間の使用に耐えるためにバックライト等の節電を行なう技術が多く知られている。
特許文献1は、例えば、ユーザの操作が一定時間ない場合等、ユーザが映像表示装置の視聴を中断したと推定してバックライトをオフすることで、節電を行なう技術が開示されている。
特開2006−254185号公報
しかし、特許文献1の従来技術は、例えば、最近のビデオクリップまたはミュージッククリップ等の音楽に特化した映像ファイルを再生する時に、情報携帯帯末をカバンの中に入れて音楽だけを楽しむ使用形態について考慮されていない。すなわち、このような音楽が中心となっている映像ファイルは、映像を見ない状態で音楽だけを反復して聞かれる場合があり、このような音楽主体の映像ファイルに対して、バックライトをオン(点灯)しておく必要は無く、バックライトをオフ(消灯)することで、余分な消費電力を減らし長時間再生が可能になる。このように、特許文献1の従来技術は、音楽主体の映像ファイルに対するバックライトの消費電力の抑制がなされていない。
本発明は、特定の映像ファイルの再生時にバックライトをオフして消費電力を抑制する携帯表示装置及び携帯表示方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための一実施形態は、
映像ファイルを記録する記録部(15)と、
前記映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力するデコーダ部(16)と、
前記デコーダ部からの映像音声信号に基づく映像を画面表示するディスプレイ部(18−1)と、
前記ディスプレイ部を背後から照射するバックライト部(18−2)と、
再生しようとする映像ファイルの属性情報による判断を行ない、判断結果に基づいてバックライト部の照射をオフする制御部(13)と、
を具備することを特徴とする携帯表示装置である。
映像ファイルを記録する記録部(15)と、
前記映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力するデコーダ部(16)と、
前記デコーダ部からの映像音声信号に基づく映像を画面表示するディスプレイ部(18−1)と、
前記ディスプレイ部を背後から照射するバックライト部(18−2)と、
再生しようとする映像ファイルの属性情報による判断を行ない、判断結果に基づいてバックライト部の照射をオフする制御部(13)と、
を具備することを特徴とする携帯表示装置である。
音楽主体の映像ファイル等に対して、記憶領域の特定や、ファイルリストの利用、パラメータの検出等により、バックライト部をオフすることで消費電力の抑制を行なうことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<本発明の一実施形態に係る携帯表示装置>
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の構成の一例を示すブロック図。図2及び図3は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の外観の一例を示す外観図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の構成の一例を示すブロック図。図2及び図3は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の外観の一例を示す外観図である。
(構成)
初めに、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の一例を図1を用いて詳細に説明する。本発明の一実施形態に係る携帯表示装置は、図1において、全体の動作を制御する制御部であるCPU部13と、例えば地上波デジタル放送等の放送波を受信し復調して、例えばTS(Transport Stream)形式のストリームであるデジタルデータを出力するチューナ部11と、プログラム可能な複合論理デバイスで、チューナ部11から入力されたストリームデータを解釈して、不要なデータの除去やPCR(Program Clock Reference)取得処理などを行うストリーム処理部12と、上記のストリームデータをオーディオ、ビデオのデータに分離してデコードする例えばMPEGデコーダ等のデコーダ部16と、デコーダ部16で得られた映像イメージやグラフィックデータを合成して表示装置に出力するグラフィックコントローラ部17を有している。
初めに、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置の一例を図1を用いて詳細に説明する。本発明の一実施形態に係る携帯表示装置は、図1において、全体の動作を制御する制御部であるCPU部13と、例えば地上波デジタル放送等の放送波を受信し復調して、例えばTS(Transport Stream)形式のストリームであるデジタルデータを出力するチューナ部11と、プログラム可能な複合論理デバイスで、チューナ部11から入力されたストリームデータを解釈して、不要なデータの除去やPCR(Program Clock Reference)取得処理などを行うストリーム処理部12と、上記のストリームデータをオーディオ、ビデオのデータに分離してデコードする例えばMPEGデコーダ等のデコーダ部16と、デコーダ部16で得られた映像イメージやグラフィックデータを合成して表示装置に出力するグラフィックコントローラ部17を有している。
更に、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置10は、図1において、制御部であるCPU部13にインタフェース等を介して接続され、プログラムデータやビデオ・オーディオデータを保存するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等の内部記憶部15と、着脱可能なメモリ等である外部記憶部14と、デコーダ部16からの映像音声信号をDA変換するDAコンバータ19を有している。
更に、携帯表示装置10は、図1において、スピーカやヘッドフォン等に音声信号を出力する音声出力部20と、グラフィックコントローラ部17からの映像信号を画面表示するLCD(Liquid Crystal Display)18−1と、LCD18−1を背面から照射するバックライト部18−2と、パワースイッチやボリューム、選択キー等の操作部21と、周囲の明るさを感知するセンサであり検出信号を出力する照度センサ22と、対象までの距離に応じた検出信号を出力する測距センサ23と、ユーザ等がタッチしていることを検出して検出信号を出力するタッチセンサ24と、上述した各部に電源を供給するバッテリ部25と、USB(Universal serial bus)等のI/F部26を有している。このような構成において、図1の実線は映像信号や音声信号等を示しており、破線は制御信号等を示している。
なお、これらの照度センサ22、測距センサ23は、図2に示すように一例としてLCD18−1等の下等に設けられる。また、タッチセンサ24は、一例して、図3に示すように、ユーザが携帯表示装置10の本体部を抑えるための本体の凹部の更に奥部分に設けられる。このような構成をもたせることにより、かばん等に携帯表示装置10の本体を入れていてもタッチセンサ24の検出信号は出力しないが、ユーザが手で本体を持った状態では、タッチセンサ24の検出信号が出力されることが好適である。
(基本動作)
このような構成をもつ本発明の一実施形態に係る携帯表示装置10は、例えば、CPU部13の制御下において、地上波デジタル放送を受信したチューナ部11からストリーム信号がストリーム処理部12等に供給され、これに応じたMPEGのパケット信号等がデコーダ部16でデコードされ、これに応じた映像音声信号がグラフィックコントローラ部17を介してLCD18−1に供給される。これにより、地上波デジタル放送に応じた映像がLCD18−1に表示される。同様に、地上波デジタル放送に応じた音声信号がDAコンバータ19、音声出力部20等を介して、スピーカやヘッドフォンに供給される。
このような構成をもつ本発明の一実施形態に係る携帯表示装置10は、例えば、CPU部13の制御下において、地上波デジタル放送を受信したチューナ部11からストリーム信号がストリーム処理部12等に供給され、これに応じたMPEGのパケット信号等がデコーダ部16でデコードされ、これに応じた映像音声信号がグラフィックコントローラ部17を介してLCD18−1に供給される。これにより、地上波デジタル放送に応じた映像がLCD18−1に表示される。同様に、地上波デジタル放送に応じた音声信号がDAコンバータ19、音声出力部20等を介して、スピーカやヘッドフォンに供給される。
更に、例えば、USB等のI/F部26を介して外部PC等から供給され、着脱可能なメモリ等の外部記憶部14や内部記憶部15等に格納された映像ファイルが、同様に、CPU部13の制御下において、デコーダ部16でデコードされ、グラフィックコントローラ部17を介してLCD18−1に供給される。これにより、映像ファイルに応じた映像がLCD18−1に表示される。同様に、映像ファイルに応じた音声信号がDAコンバータ19、音声出力部20等を介して、スピーカやヘッドフォンに供給される。
<バックライト部のオフ処理の一例>
このような再生処理を行なう本発明の一実施形態に係る携帯表示装置は、以下にフローチャートを用いて詳細に説明するようにバックライト部のオフ処理を行なう。これにより、例えば、最近のビデオクリップまたはミュージッククリップ等の音楽に特化した映像ファイルを再生する時に、情報携帯帯末をカバンの中に入れて、音だけを楽しむ場合について、バックライト部のオフ処理を行なうことで効率的な消費電力の抑制を行なうことができる。図4は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理の一例を示すフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理を設定するための設定画面の一例を示す説明図である。
このような再生処理を行なう本発明の一実施形態に係る携帯表示装置は、以下にフローチャートを用いて詳細に説明するようにバックライト部のオフ処理を行なう。これにより、例えば、最近のビデオクリップまたはミュージッククリップ等の音楽に特化した映像ファイルを再生する時に、情報携帯帯末をカバンの中に入れて、音だけを楽しむ場合について、バックライト部のオフ処理を行なうことで効率的な消費電力の抑制を行なうことができる。図4は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理の一例を示すフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理を設定するための設定画面の一例を示す説明図である。
なお、以下の図4のフローチャートの各ステップは、回路ブロックに置き換えることができ、従って、図4のフローチャートのステップは、全てブロックに定義しなおすことが可能である。
本発明の一実施形態に係る携帯表示装置は、図4のフローチャートにおいて、CPU部13の制御下において、初めに、操作部21等のユーザの操作を介して、図5に示すような初期設定画面において、バックライトのオンしている時間を設定する。
すなわち、通常ビデオ再生中はバックライトは点灯(オン)する。しかし、動画再生中にバックライトを点灯(オン)するか消灯(オフ)するかの判定処理を行い、オフしても良い場合は、動画再生中でもバックライトをオフする。ただし、ユーザからのキー操作が合った場合は、バックライトオフのままでは画面が見えないので、キー操作を受けた時点でバックライトをオンする。
バックライトのオンしている時間は、図5に示すように、“バックライト設定”による点灯時間として、5秒、または、15秒、または、1分まで点灯した後、バックライトをオフする。または常時オンを選択する。バックライトオフ後は、動画再生中つねにキー操作を監視し、キー操作があったらバックライトをオン処理をする。
このようなバックライト設定において、同時に、本発明の一実施形態に係るバックライトオフ処理の設定として、『記憶領域によるバックライト設定のオン/オフ』、『オフリストによるバックライトのオン/オフ』、『パラメータ(ジャンル等)によるバックライト設定のオン/オフ』、『センサによるバックライト設定のオン/オフ』を設定する。これらの設定でオンを選択すれば有効となり、オフを選択すると無効となる。
携帯表示装置10の電源が投入されると、基本的にバックライトが点灯(オン)する。しかし、図4のフローチャートに示すように、初めに、CPU部13のバックライトオフ制御部は、図5が示す設定状態において、『記憶領域によるバックライト設定』がオンであるかどうかを問う(ステップS11)。
ここで、YESであれば、CPU部13のバックライトオフ制御部は、内部記憶部15の図6が示すような所定領域、例えば、『¥xxx¥video¥movie¥TV¥music¥』という特定の記憶領域を指定し、この記憶領域に格納された3つのファイル『Aaa、BBB、CCC』が、現在、再生しようとしている映像ファイルであるかどうかを判断する(ステップS12)。図6は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理が施されるべき映像ファイルが格納される記憶領域の一例を示す説明図である。ここで、“video\music”としているのは、ミュージッククリップのような、音楽主体の動画であるからであるが、階層の名前は、任意で付けることが可能であるし、『vide\BL_OFF』のような名称でもよい。
再生しようとしている映像ファイルが特定の記憶領域に存在すれば、ステップS19に進んで、CPU部13のバックライトオフ制御部の働きにより、バックライト部18−2をオフとする(ステップS19)。これにより、LCD18−1上の映像は実質的に見ることができない状態となるが、音声出力は変わることがないので、ユーザが音声を聞いているだけであればバッテリ部25の消費電力の抑制を有効に行なうことができる。
ステップS11において、特定の記憶領域を指定する設定がなされていないか、設定がされていても、特定の記憶領域に再生中の映像ファイルが存在しなければ、ステップS13に進む。そして、CPU部13のバックライトオフ制御部は、図5の設定画面において、『オフリストによるバックライト設定』がオンかどうかを判断する(ステップS13)。図7は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理を行なうためのオフリストの一例を示す説明図である。
すなわち、上述した、特定の階層に映像ファイルを記録することでバックライト制御を行なう場合は、映像ファイルを携帯表示装置10に転送する場合や、携帯表示装置10と映像ファイルを供給するPC等とが接続している場合しか、映像ファイルをバックライト制御を受けるための階層に記憶させることができないため不便である。
従って、“バックライトオフリスト”等の論理的なリストを内部記憶部15やCPU部13の記憶領域に作成し、その中に、動画再生中にバックライトをオフする映像ファイルを登録することによって、所望の映像ファイルに関しバックライト制御を実施することが好適となる。
CPU部13のバックライトオフ制御部は、オフリストによる設定がなされていないか、設定がされているかどうかを判断する(ステップS13)。されていれば、図7に示すファイル名のファイルが再生中であるかどうかを判断する(ステップS14)。再生中の動画ファイルとして存在すれば、ステップS19に進んで、CPU部13のバックライトオフ制御部の働きにより、バックライト部18−2をオフとする(ステップS19)。これにより、バッテリ部25の消費電力の抑制を行なうことができる。
CPU部13のバックライトオフ制御部は、オフリストによる設定がなされていないか、設定がされていても、オフリストに再生中の映像ファイルが存在しなければ、ステップS15に進む。
CPU部13のバックライトオフ制御部は、次に、『パラメータ(ジャンル等)によるバックライト設定』がなされているかどうかを判断する(ステップS15)。すなわち、ビデオコンテンツ自体が持つことができる情報を用いて、バックライト制御するものである。
図8は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理が施されるべき映像ファイルのジャンル情報の一例を示す説明図である。例えば、WMVのような動画コンテンツには情報(タグ情報)として“ジャンル”を設定することができる。この“ジャンル”情報に「music」または「Music Clip」のように登録することにより、動画再生時に、動画コンテンツの“ジャンル”情報によって、バックライトをオフする処理が可能になる。
CPU部13のバックライトオフ制御部が、『パラメータ(ジャンル等)によるバックライト設定』がオンであると判断すると、再生しようとする映像ファイルのパラメータに、特定の情報が含まれているかを判断する(ステップS16)。これは、一例として、図8に示すような、“ジャンル情報”に「music」または「Music Clip」のような特定のワードが含まれているかを判断する。
CPU部13のバックライトオフ制御部が、このような特定のパラメータが存在していると判断すれば、ステップS19に進んで、CPU部13のバックライトオフ制御部の働きにより、バックライト部18−2をオフとする(ステップS19)。これにより、バッテリ部25の消費電力の抑制を行なうことができる。
CPU部13のバックライトオフ制御部が、パラメータの設定がなされていないか、設定がされていても、映像ファイルから特定のパラメータを検出できなかった場合は、ステップS17に進む。ここでは、携帯表示装置10に設けられたセンサ群の検出信号に基づいて、バックライトオフ処理を行なう。
CPU部13のバックライトオフ制御部は、『センサによるバックライト設定』がなされているかどうかを判断する(ステップS17)。設定されていれば、例えば、図9や図10に示すように、各センサの検出信号から、バックライトをオフすべきかを判断する。図9及び図10は、本発明の一実施形態に係る携帯表示装置のバックライト部のオフ処理が施される際の各センサの条件の一例を示す説明図である。
すなわち、図9において、一例として、照度センサ22が一定以上の照度を検出し『○』(周囲が明るい)、測距センサ23は、携帯表示装置10の近傍に対象物を検出しない『×』場合、通常のユーザが画面を視聴している情況と推定し、バックライトをオンすべきと判断する。
また、図9において、照度センサ22が一定以上の照度を検出できず『×』(周囲が暗い)、測距センサ23は、携帯表示装置10の近傍に対象物を検出した『○』場合、携帯表示装置10は、バッグ等にしまわれておりユーザが画面を視聴していない情況と推定し、バックライトをオフすべきと判断する。
更に、図10において、一例として、照度センサ22が一定以上の照度を検出し『○』(周囲が明るい)、測距センサ23は、携帯表示装置10の近傍に対象物を検出しており『○』、タッチセンサがオフ『×』(ユーザが携帯表示装置10を持っていない可能性が高い)場合は、周囲は明るいが携帯表示装置10の近傍に障害物があり、ユーザが携帯表示装置10を手に持った状態で視聴しようとしているわけではないと推定し、バックライトをオフすべき『×』と判断する。
また、図10において、一例として、照度センサ22が一定以上の照度を検出できず『×』(周囲が暗い)、測距センサ23は、携帯表示装置10の近傍に対象物を検出しておらず『×』、タッチセンサがオン『○』(ユーザが携帯表示装置10を持っている可能性が高い)場合は、周囲は夜等で暗いが携帯表示装置10の近傍に障害物がなく、ユーザが携帯表示装置10を手に持った状態で視聴しようとしているものと推定し、バックライトをオンすべき『○』と判断する。
なお、バックライトについて『−』とする部分は、画面に対して障害物が近いが、周囲が明るい状態であるが、この場合は、他のバックライト設定を優先することが好適である。
このように、CPU部13のバックライトオフ制御部が、各センサの検出結果に応じて、図9や図10が示す一定条件が揃ったと判断すれば(ステップS18)、ステップS19に進んで、CPU部13のバックライトオフ制御部の働きにより、バックライト部18−2をオフとする(ステップS19)。これにより、バッテリ部25の消費電力の抑制を行なうことができる。
なお、図9及び図10は、実施形態の一例であり、これらの検出結果の組合せに対してどのようにバックライト部をオンオフさせるかは自由に設定することが好適である。また、上述した以外のセンサを用いることが更に好適であり、これらは全て、本発明の実施形態に含まれるものである。
また、バックライトオフ後は、動画再生中つねにキー操作を監視し、操作部21のキー操作があったらバックライトをオン処理をすることが好適である(ステップS21)。これにより、ユーザが携帯表示装置10に対して働きかけることにより、バックライト部18−2がオンして、その後の映像の視聴を可能とするものである。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
10…携帯表示装置、11…チューナ部、12…ストリーム処理部、13…CPU、14…外部記憶部、15…内部記憶部、16…デコーダ部、17…グラフィックコントローラ部、18…表示部、18−1…LCD、18−2…バックライト部、19…DAコンバータ、20…音声出力部、21…操作部、22…照度センサ、23…測距センサ、24…タッチセンサ、25…バッテリ部、26…I/F部。
Claims (10)
- 映像ファイルを記録する記録部と、
前記映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力するデコーダ部と、
前記デコーダ部からの映像音声信号に基づく映像を画面表示するディスプレイ部と、
前記ディスプレイ部を背後から照射するバックライト部と、
再生しようとする映像ファイルの属性情報による判断を行ない、判断結果に基づいてバックライト部の照射をオフする制御部と、
を具備することを特徴とする携帯表示装置。 - 前記制御部は、前記記録部の第1領域に記録されている映像ファイルに基づく映像の画面表示の際は前記バックライト部を動作させ、前記記録部の前記第1領域と異なる第2領域に記録されている映像ファイルに基づく映像の画面表示の際は前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。
- 前記制御部は、再生しようとする前記映像ファイルが、予め設けたバックライトをオフするためのリストに存在している場合、前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。
- 前記制御部は、再生しようとする映像ファイルが有するジャンル情報に基づく判断を行ない、判断結果に応じて前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。
- 前記携帯表示装置の本体に設けられ、照度の程度に応じて検出信号を出力する照度センサを更に有し、
前記制御部は、前記照度センサの検出信号に基づき前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。 - 前記携帯表示装置の本体に設けられ、検出物までの距離を検出した検出信号を出力する測距センサを更に有し、
前記制御部は、前記測距センサの検出信号に基づき前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。 - 前記携帯表示装置の本体に設けられ、センサ素子への接触を検出した検出信号を出力するタッチセンサを更に有し、
前記制御部は、前記タッチセンサの検出信号に基づき前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。 - 前記携帯表示装置の本体に設けられ、照度の程度に応じて検出信号を出力する照度センサと、前記携帯表示装置の本体に設けられ、検出物までの距離を検出した検出信号を出力する測距センサと、前記携帯表示装置の本体に設けられ、センサ部への接触の有無を示す検出信号を出力するタッチセンサを更に有し、
前記制御部は、前記照度センサ、前記測距センサ、前記タッチセンサの各検出信号に基づき前記バックライト部をオフさせることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。 - 前記制御部は、与えられる設定信号により前記バックライト部をオフする設定が行なわれている場合、再生しようとする映像ファイルの前記記憶部の記憶場所と、再生しようとする映像ファイルが予め設けたバックライトをオフするためのリストに存在するか否かと、再生しようとする映像ファイルのジャンル情報に基づく判断と、前記携帯表示装置に設けられたセンサの検出信号との中の少なくとも一つに基づいて、前記バックライト部の照明をオフすることを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。
- 映像ファイルを記憶領域に記録し、
前記映像ファイルをデコードして映像音声信号を出力し、
前記映像音声信号に基づく音声信号を出力中に、前記映像ファイルの属性情報による判断を行ない判断結果に基づいて、映像を画面表示するディスプレイ部を背後から照射するバックライト部をオフすることを特徴とする携帯表示方法。
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