JP2008211126A - 半導体モジュールおよびカード型情報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体素子を高密度に実装するとともに、信頼性に優れた半導体モジュールおよびカード型情報装置を提供すること。
【解決手段】接続端子106が設けられた複数の半導体素子104a〜104dと、接続端子106に接続され半導体素子104a〜104dの信号を取り出す取り出し電極108が設けられた基板102とを備え、それぞれの半導体素子104a〜104dが基板102に積層された半導体モジュール100であって、接続端子106は半導体素子104a〜104dの一端のみに設けられた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子を高密度に実装する半導体モジュールおよびカード型情報装置に関する。
電子機器の小型化に伴い、半導体素子を高密度に実装して一つのパッケージである基板に収納する半導体モジュールが必要とされてきている。またカード型情報装置は、その平面的な大きさや厚みが規格により決まっている場合が多く、高機能な情報装置とするためには決められた空間内により多くの半導体素子を実装する必要がある。
ここで半導体素子を高密度に実装する方法として、基板の厚み方向に半導体素子を積層する方が、一平面内に多数の半導体素子を実装する場合に比べ、実装面積をそれほど大きくすることなく高密度な実装が可能となる。
図11は、このような基板の厚み方向に半導体素子を積層した従来例である特許文献1のパッケージの断面図である。図11に示すように、パッケージ本体20はキャビティ22が階段状に形成されている。そして、キャビティ22の各段部に設けられた接続電極24bと半導体チップ10とがフリップチップ接合されている。
このようなフリップチップ接合により、キャビティ22の底部側から開口部側に向けて大型となる半導体チップ10が搭載され、高集積化された半導体装置になることが示されている。
特開2004−228117号公報
このように特許文献1では、それぞれの半導体チップ10のバンプ10bとキャビティ22の各段部に設けられた接続電極24bとがフリップチップ接合されている。そのため半導体チップ10が、例えば方形であれば、少なくとも両端の2辺が接合、固定されていることになる。
一方、このような半導体チップ10などの半導体素子を実装した半導体モジュールは、カード型情報装置などの情報機器に内蔵される場合も多い。カード型情報装置は、デジタルカメラやビデオカメラなどに挿入して使用されるが、この挿入時や取り出し時に指で過大に押圧されたり、落下による衝撃を受けることも多い。
特許文献1のような少なくとも両端が固定された半導体チップ10が、上述の押圧による荷重や衝撃を受けて、ねじりや曲げモーメントが加わると、半導体チップ10とパッケージ本体20との接続部にひびや破断を起こして損傷しやすいという課題があった。
本発明は上記の課題を解決するもので、半導体素子を高密度に実装するとともに、信頼性に優れた半導体モジュールおよびカード型情報装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、接続端子が設けられた複数の半導体素子と、接続端子に接続され半導体素子の信号を取り出す取り出し電極が設けられた基板とを備え、それぞれの半導体素子が基板に積層された半導体モジュールであって、接続端子は半導体素子の一端のみに設けられた構成とする。
このような構成の半導体モジュールは半導体素子を高密度に実装できるとともに、半導体素子の一端のみが基板と接続されているため、半導体素子が押圧されてねじりや曲げモーメントが加わっても、半導体素子の他端の自由端により、ねじりや曲げモーメントが緩和される。そのため、半導体素子と基板とが接続された接続部に加わる応力も小さくなり、接続部の損傷を起こしにくい信頼性の高い半導体モジュールを提供できる。
また本発明の半導体モジュールの基板は平板形状であり、それぞれの半導体素子は基板と基板からの高さを異ならせるボールバンプ接続をしてもよい。
このような半導体モジュールは、平板形状の基板と半導体素子とをボールバンプ接続するためシンプルな構成で、容易に半導体素子を高密度に実装できる構成となる。また半導体素子が積層される高さは、ボールバンプの大きさにより簡単に変えることができる。
また本発明の半導体モジュールの基板は、半導体素子を積層するための段部が設けられた形状としてもよい。
このような形状の基板とすると、半導体素子とバンプ接続もできるし、異方性導電フィルムなどを用いた圧接接合もでき、接続方法の選択が拡がる。また段部により、基板と半導体素子との接続間距離が小さくなるので、接続間距離のバラツキも小さくなり接続箇所の信頼性を高めることができる。
また本発明の半導体モジュールの基板は、半導体素子を囲む枠体を備えてもよい。
このような枠体を備えることで、半導体モジュールに加えられるねじりや曲げモーメントに対する変形や衝撃に対する信頼性を高めることができる。
また本発明の半導体モジュールの積層する半導体素子間に緩衝シートが配置されたまたは封止樹脂が充填されてもよい。
このような緩衝シートまたは封止樹脂により、半導体モジュールに加えられる衝撃やねじり、曲げモーメントを緩和して半導体モジュールとしての信頼性を高めることができる。
また本発明の半導体モジュールの半導体素子は、メモリチップとしてもよい。
さらに本発明のカード型情報装置は、上述の半導体モジュールに外部端子に接続する外部接続端子を設けたメモリモジュール基板と、半導体素子を制御する回路制御素子と、メモリモジュール基板および回路制御素子を内包する筐体とを備えた構成とする。
このような構成のカード型情報装置は、半導体素子の一端のみが接続され、他端は自由端となっている。そのため半導体素子に外部から荷重が加わっても、自由端により荷重によるねじりや曲げモーメントが緩和され、半導体素子と基板との接続部の損傷を起こしにくい信頼性の高いカード型情報装置を提供することができる。
本発明によれば、半導体素子を高密度に実装でき、外部から荷重が加わっても半導体素子と基板との接続部に加わるねじりや曲げモーメントが緩和され、信頼性が高い半導体モジュールおよびカード型情報装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態による半導体モジュールおよびカード型情報装置について図面を用いて説明する。また本発明の実施の形態では、半導体モジュールとしてメモリチップを搭載したメモリモジュール基板を例に説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)は本発明の第1の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図、図1(b)は図1(a)のA−A−A−A−A−A線断面図である。メモリモジュール基板100は、例えばガラスエポキシ積層板の基板102と、4個の半導体素子のメモリチップ104a〜104dとで構成されている。
そしてそれぞれのメモリチップ104a〜104dの一端には、接続端子106が設けられている。また基板102には、取り出し電極108が設けられて接続端子106と接続され、メモリチップ104a〜104dの信号を取り出している。
ここで接続端子106と取り出し電極108とは、ボールバンプ接続されている。例えば、メモリチップ104aは径の大きい銅(Cu)ボール110aを、メモリチップ104dは径の小さい銅(Cu)ボール110dを介してクリームはんだ112a、112dにより接続端子106と取り出し電極108とが接続されている。すなわち図1(b)に示すように、基板102からメモリチップ104a〜104dの高さを異ならせるように、銅(Cu)ボール110a〜110dの大きさを変えている。
なお図1では、それぞれのメモリチップ104a〜104dの接続端子106を2個ずつ描いてあるだけで、実際の個数より少ない。これは、メモリチップ104a〜104dの数mmの平面寸法と、数十μmの厚みおよび間隔とを縮尺を変えて同一紙面で示すため、銅(Cu)ボール110a〜110dの径を実際より大きく描いているからである。以降の図面においても、接続端子を2個しか描いていないのは同様の理由による。
このようなメモリモジュール基板100は、平板形状の基板102とメモリチップ104a〜104dとをボールバンプ接続するためシンプルな構成で、容易にメモリチップ104a〜104dを高密度に実装できる構成となる。またメモリチップ104a〜104dが積層される高さは、ボールバンプ、すなわち銅(Cu)ボール110a〜110dの大きさにより簡単に変えることができる。
次に、このような構成のメモリチップ104a〜104dがねじりや曲げのモーメントに対して強い理由を説明する。図2(a)は図1のメモリモジュール基板に荷重が加わりメモリチップにねじりモーメントが発生したときの説明図、図2(b)は同メモリモジュール基板に荷重が加わり基板に曲げモーメントが発生したときの説明図である。
図2(a)に示すように、メモリチップ104aに上下から荷重が加わるとメモリチップ104aをねじようとするねじりモーメントが働く。また図2(b)に示すように、メモリチップ104aに下方から荷重が加わるとメモリチップ104aを上方に曲げようとする曲げモーメントが働く。
メモリチップ104aは、その一端の接続部114により基板102と接続されている。ここで接続部114とは、メモリチップ104aの接続端子106と基板102の取り出し電極108とが銅(Cu)ボール110aなどを介して接続されている部分である。
このような一端のみが接続部114で接続、固定されているメモリチップ104aに、上述のねじりや曲げのモーメントが働いても、他端116が自由端であるため、この自由端によりねじりや曲げのモーメントが緩和される。従来のように他端116も接続、固定されている場合、メモリチップにねじりや曲げのモーメントが働くと、両端の接続、固定されている部分に大きな力が働く。しかし、他端116が自由端であると、この自由端でねじりや曲げのモーメントが部分的に開放されるため、接続部114に働く力が緩和され、接続部114が破断などの損傷を起こすことは少なくなる。
次に図3は、本発明の第1の実施の形態の変形例のメモリモジュール基板の断面図である。図3のメモリモジュール基板120は、図1のメモリモジュール基板100のメモリチップ104a〜104d間に、例えばポリイミド樹脂やポリエチレン樹脂などの緩衝シート122が配置されている。すなわちメモリモジュール基板120は、緩衝シート122がメモリチップ104aとメモリチップ104bとの間、メモリチップ104bとメモリチップ104cとの間、およびメモリチップ104cとメモリチップ104dとの間に配置されている。
このような緩衝シート122が、メモリチップ104a〜104d間に配置されることにより、メモリモジュール基板120に衝撃やねじり、曲げモーメントが加えられても、緩和されてメモリモジュール基板120としての信頼性を高めることができる。
また緩衝シート122に代えて、例えばエポキシ樹脂などの封止樹脂をメモリチップ104a〜104d間に充填しても緩衝シート122と同様の効果が得られる。
(第2の実施の形態)
図4(a)は本発明の第2の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図、図4(b)は図4(a)のB−B−B−B−B−B線断面図である。図4のメモリモジュール基板130が、図1のメモリモジュール基板100と異なる点は基板の形状であるのでこの点を中心に説明し、図1と同じ構成要素には同一の符号を付与する。
メモリモジュール基板130の基板132は、例えばエポキシ樹脂製であり、メモリチップ104a〜104dを積層するための段部134a〜134dが設けられた形状である。また、それぞれのメモリチップ104a〜104dの接続端子106と、基板132の取り出し電極108とは、NCP(Non Conductive Paste)やACF(Anisotoropic Conducticve Film)を介して圧接接合されている。
図4(b)の円内に示した拡大断面図は、接続端子106と取り出し電極108とを圧接接合する前の状態である。すなわち、取り出し電極108には金(Au)バンプ109の突起が設けられ、接続端子106との間にACF107が挟まれている。そして上下から加熱、加圧することにより金(Au)バンプ109は押しつぶされるとともに、ACF107の導電粒子により接続端子106と取り出し電極108とは導通される。
ここで、接続端子106と取り出し電極108との接続は、圧接接合以外にはんだバンプ接合を行ってもよい。このように基板132とメモリチップ104a〜104dとの接続は、バンプ接合もできるし、異方性導電フィルムなどを用いた圧接接合もでき、接続方法の選択が拡がる。また段部134a〜134dを設けることにより、基板132とメモリチップ104a〜104dとの接続間距離が小さくなるので、径の大きな銅(Cu)ボールを用いたときのようなバラツキも小さくなるので、接続箇所の信頼性を高めることができる。
(第3の実施の形態)
図5(a)は本発明の第3の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図、図5(b)は図5(a)のC−C線断面図である。図5のメモリモジュール基板140も、例えばエポキシ樹脂の基板142と、4個の半導体素子のメモリチップ104a〜104dとで構成されている。
ここで基板142は、メモリチップ104a〜104dを囲む枠体143を備えている。また基板142は、その厚み方向の中央に中央軸146を備え、中央軸146の上下にメモリチップ104a〜104dを実装する構成である。すなわち図5(b)に示すように、中央軸146に段部144a、144dを設け、段部144aにはメモリチップ104aが、段部144dにはメモリチップ104dが、中央軸146にメモリチップ104b、104cが実装されている。そして、それぞれのメモリチップ104a〜104dは一端に設けた接続端子106と、基板142に設けた取り出し電極108とがACF107などを用いた圧接接合により接続されている。
なお、図5の接続端子106と取り出し電極108との接続も、圧接接合でなくはんだバンプ接合でもよい。また中央軸146に段部144a、144dを設けず、ボールバンプ接続をしてもよい。
このような枠体143は、メモリチップ104a〜104dを囲む構成であるので、メモリチップ104a〜104dを保護する役割を果たす。そのため、メモリモジュール基板140にねじりや曲げモーメントおよび衝撃が加えられても、メモリチップ104a〜104dに直接加わる力が緩和され、接続などの信頼性をさらに高めることができる。
次に図6(a)は本発明の第3の実施の形態の変形例1のメモリモジュール基板の平面図、図6(b)は図6(a)のD−D線断面図である。図6のメモリモジュール基板150が、図5のメモリモジュール基板140と異なる点は、メモリチップ104a〜104dの実装される向きである。
すなわち図5のメモリモジュール基板140では、メモリチップ104a〜104dが互い違いに実装されていたが、図6のメモリモジュール基板150では同じ向きに実装されている。このようにメモリチップ104a〜104dの実装する向きで、メモリモジュール基板140、150の外形寸法が異なるため、メモリモジュール基板140、150を内蔵する空間に合わせて、適切な外形寸法のメモリモジュール基板140、150を選択すればよい。
次に図7(a)は本発明の第3の実施の形態の変形例2のメモリモジュール基板の平面図、図7(b)は図7(a)のE−E線断面図である。図7のメモリモジュール基板160は、基板162に階段状のキャビティ163を設け、その段部164a〜164dにメモリチップ104a〜104dの一端が接続された構成である。
このようなメモリモジュール基板160は、基板162内に上面を除いてメモリチップ104a〜104dが収納されるので、外部から加えられる力に対してより信頼性を高めることができる。
次に図8(a)は本発明の第3の実施の形態の変形例3のメモリモジュール基板の平面図、図8(b)は図8(a)のF−F線断面図である。図8のメモリモジュール基板170は、メモリチップ104a〜104hを8個実装し、記憶容量を大きくする場合である。
図8に示すように、8個のメモリチップ104a〜104hは互い違いの向きにそれぞれ一端が基板172に接続されている。そして上下、平面方向に隣接するメモリチップは、それぞれ90°向きを変えて実装されている。例えば上下方向に隣接するメモリチップ104aとメモリチップ104b、平面方向に隣接するメモリチップ104aとメモリチップ104eである。
このように互い違いにメモリチップ104a〜104hを配置することで、限られた空間に高密度にメモリチップ104a〜104hを実装することができる。
以上、本発明の実施の形態では90°向きを変えてメモリチップを配置する例のみを示したが、メモリモジュール基板を内蔵する空間の形状に合わせて、メモリチップを配置する角度を決めればよく、90°に限定されるものではない。
(第4の実施の形態)
次に、カード型情報装置としてメモリモジュール基板を内蔵したメモリカードについて説明する。図9(a)は本発明の第4の実施の形態のメモリカードの斜視図、図9(b)は図9(a)のメモリカードを平面Gで切断したときの断面図である。
図9(a)に示すようにメモリカード200は、長方形状の大きさおよび厚みが規格化されたサイズとなっている。例えばSDメモリカード(登録商標)は長さ32mm、幅24mm、厚みが2.1mmである。このような限られた空間内へメモリチップを高密度に実装したメモリモジュール基板を内蔵させることにより、メモリカード200の記憶容量を増大させることができる。例えば1個のメモリチップが512MBの場合、図8のメモリモジュール基板170は8個のメモリチップ104a〜104hを備えているので、約4GBの記憶容量にできる。
また図9(b)に示すようにメモリカード200は、例えば図1のメモリモジュール基板100と、メモリチップ104a〜104dを制御する回路制御素子202とを内包したポリカーボネート/ABSアロイなどからなる筐体204で構成されている。
ここで回路制御素子202は、メモリモジュール基板100の基板102の下面にはんだ接続されている。また基板102には、外部端子に接続するための外部接続端子206およびバイパス用のチップコンデンサ208が取り付けられている。
このようなメモリカード200は、高密度に実装されたメモリチップ104a〜104dを備えたメモリモジュール基板100を内蔵しているため、記憶容量の大きなカード型情報装置とできる。またメモリチップ104a〜104dの一端のみが接続され、他端116は自由端となっているためメモリカード200に外部から荷重が加わっても、自由端で荷重によるモーメントが緩和される。そのため、接続部114の損傷を起こしにくい信頼性の高いカード型情報装置を提供することができる。
また図10は、本発明の第4の実施の形態の変形例のメモリカードの断面図である。メモリカード210は、図4のメモリモジュール基板130を内蔵し、基板132に座繰りを入れ回路制御素子202を収納している。
このような構成とすれば従来、回路制御素子202を取り付けるために設けていた空間203も有効に利用できることになる。例えば、この空間203にも破線で示すメモリチップ105を実装するようにすれば、さらに記憶容量を増大させたメモリカードを実現できる。
なお本発明の実施の形態では、半導体素子としてメモリチップで説明したが、シングルチップマイコンなどのASIC用ICチップであってもよい。
本発明の半導体モジュールおよびカード型情報装置は、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤー、携帯情報端末などの携帯型デジタル機器に使用する情報伝達媒体として有用である。
(a)本発明の第1の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図(b)図1(a)のA−A−A−A−A−A線断面図 (a)図1のメモリモジュール基板に荷重が加わりメモリチップにねじりモーメントが発生したときの説明図(b)同メモリモジュール基板に荷重が加わり基板に曲げモーメントが発生したときの説明図 同実施の形態の変形例のメモリモジュール基板の断面図 (a)本発明の第2の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図(b)図4(a)のB−B−B−B−B−B線断面図 (a)本発明の第3の実施の形態のメモリモジュール基板の平面図(b)図5(a)のC−C線断面図 (a)同実施の形態の変形例1のメモリモジュール基板の平面図(b)図6(a)のD−D線断面図 (a)同実施の形態の変形例2のメモリモジュール基板の平面図(b)図7(a)のE−E線断面図 (a)同実施の形態の変形例3のメモリモジュール基板の平面図(b)図8(a)のF−F線断面図 (a)本発明の第4の実施の形態のメモリカードの斜視図(b)図9(a)のメモリカードを平面Gで切断したときの断面図 同実施の形態の変形例のメモリカードの断面図 従来のパッケージの断面図
符号の説明
100,120,130,140,150,160,170 メモリモジュール基板(半導体モジュール)
102,132,142,162,172 基板
104a,104b,104c,104d,104e,104f,104g,104h,105 メモリチップ(半導体素子)
106 接続端子
107 ACF
108 取り出し電極
109 金(Au)バンプ
110a,110b,110c,110d 銅(Cu)ボール
112a,112d クリームはんだ
114 接続部
116 他端
122 緩衝シート
134a,134b,134c,134d,144a,144d,164a,164b,164c,164d 段部
143 枠体
146 中央軸
163 キャビティ
200,210 メモリカード(カード型情報装置)
202 回路制御素子
204 筐体
203 空間
206 外部接続端子
208 チップコンデンサ

Claims (7)

  1. 接続端子が設けられた複数の半導体素子と、
    前記接続端子に接続され前記半導体素子の信号を取り出す取り出し電極が設けられた基板とを備え、それぞれの前記半導体素子が前記基板に積層された半導体モジュールであって、
    前記接続端子は前記半導体素子の一端のみに設けられたことを特徴とする半導体モジュール。
  2. 前記基板は平板形状であり、それぞれの前記半導体素子は前記基板と前記基板からの高さを異ならせるボールバンプ接続することを特徴とする請求項1記載の半導体モジュール。
  3. 前記基板は前記半導体素子を積層するための段部が設けられた形状であることを特徴とする請求項1記載の半導体モジュール。
  4. 前記基板は、前記半導体素子を囲む枠体を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項記載の半導体モジュール。
  5. 積層する前記半導体素子間に緩衝シートが配置されたまたは封止樹脂が充填されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項記載の半導体モジュール。
  6. 前記半導体素子は、メモリチップであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項記載の半導体モジュール。
  7. 請求項1に記載の半導体モジュールに外部端子に接続する外部接続端子を設けたメモリモジュール基板と、
    前記半導体素子を制御する回路制御素子と、
    前記メモリモジュール基板および前記回路制御素子を内包する筐体とを備えたことを特徴とするカード型情報装置。
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