JP2008211039A - 位置調整用保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ走査光学装置の製造工程において、レーザ発光素子を容易にかつ精度よく調整初期位置にセットできる位置調整用保持装置を得る。
【解決手段】レーザ走査光学装置の製造工程において、レーザ発光素子2を保持する保持部材30をクランプ部材25A,25Bで保持し、3次元的に位置調整を行うための保持装置。保持部材30は両側面に互いに90°位相の異なる方向の凹部31A,31Bを有している。クランプ部材25A,25Bは前記凹部31A,31Bに係合する円弧状の凸部26A,26Bを有している。凹部31Aは光軸方向Xに延在し、凹部31Bは副走査方向Zに延在している。凸部26A,26Bが凹部31A,31Bに嵌合することにより、レーザ発光素子2は方向X,Y,Zに対して所定の調整初期位置にセットされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、位置調整用保持装置、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に搭載されるレーザ走査光学装置に組み込まれるレーザ発光素子の位置調整用保持装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に搭載されるレーザ走査光学装置において、その光源部はレーザ発光素子(レーザダイオード)とコリメータレンズなどの集光素子を備えている。このようなレーザ走査光学装置においては、レーザ発光素子の3次元的に位置調整するに際して、レーザ発光素子を容易かつ精度よく調整初期位置に設定することが重要となる。3次元とは、主走査方向Y、副走査方向Z、光軸方向Xである。
この種の位置調整は、レーザ発光素子を保持する保持部材(放熱部材をも兼ねている)を位置調整用保持装置に固定し、感光体仮想位置に設置したCCDカメラにレーザ光を写し出し、レーザ光の重心位置やビーム径を計測しながら所定位置でビーム径が最も絞られるようにレーザ発光素子を3次元的に位置調整する。調整後は保持部材をハウジングに接着剤などで固定する。従来では、特許文献1に記載の位置調整装置が知られている。
ところで、CCDカメラに対しては小径のレーザ光を精度よく照射するため、レーザ光を対物レンズで拡大して写し出している。そのため、CCDカメラの画角の大きさは、対物レンズの倍率の逆数で狭くなってしまう。調整初期時には狭小な範囲にレーザ光を照射させなければ、CCDカメラにてレーザ光を直ちに認識することが困難である。レーザ光が光軸方向位置がずれていても、ピントずれが発生してたとえ狭小範囲に照射されていてもレーザ光の認識が困難である。
特許文献1では、レーザ発光素子の保持部材をチャックで確実に掴む機構が開示されているが、レーザ発光素子を容易にかつ精度よく調整初期位置にセットすることまでは考慮されていない。
特開2004−355754号公報
そこで、本発明の目的は、レーザ発光素子を容易にかつ精度よく調整初期位置にセットできる位置調整用保持装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係る位置調整用保持装置は、
レーザ発光素子を保持する保持部材をクランプ手段で保持し、レーザ発光素子を3次元的に位置調整を行うための保持装置であって、
前記保持部材は両側面に互いに90°位相の異なる方向の凹形状又は凸形状の位置決め部を有し、
前記クランプ手段は前記保持部材の前記位置決め部と係合する係合部を有していること、
を特徴とする。
本発明に係る位置調整用保持装置においては、レーザ発光素子を3次元的に位置調整するに際して、クランプ手段の係合部がレーザ発光素子を保持する保持部材の両側面に設けた位置決め部に係合することにより、保持部材を介してレーザ発光素子を3次元的に調整初期位置にセットする。保持部材の両側面に設けた凹形状又は凸形状の位置決め部は互いに90°位相を異ならせているため、主走査方向Y、副走査方向Z、光軸方向Xに対して正確に初期位置が決まり、画角の狭いCCDカメラに対して容易にかつ精度よく認識させることができる。
以下、本発明に係る位置調整用保持装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各実施例を示す図において、同一部材、部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
(レーザ走査光学装置、図1及び図2参照)
図1に、本発明に係る位置調整用保持装置を用いて製造されたレーザ走査光学装置1の一例を示す。図2に、光路の副走査方向Zの断面と、各光学素子でのレーザ光の光軸に垂直な断面形状を示す。このレーザ走査光学装置1は、概略、レーザ発光素子2と、ポリゴンミラー5と、走査レンズ6,7と、カバーガラス8と、これらの部材を保持するためのハウジング10とで構成されている。
レーザ発光素子2から放射されたレーザ光は、コリメータレンズ3及びシリンドリカルレンズ4にて主走査方向Yにほぼ平行な光に整形され、ポリゴンミラー5に入射する。ポリゴンミラー5に入射したレーザ光は主走査方向Yに等角速度に偏向され、走査レンズ6,7を透過することで収差を補正され、カバーガラス8を透過して感光体ドラム15上で結像する。感光体ドラム15は所定速度で回転駆動され、レーザ光による主走査とドラム15の回転による副走査にて2次元の画像(静電潜像)が形成される。
なお、レーザ発光素子2から放射されたレーザ光を集光する光学素子は、コリメータレンズ3やシリンドリカルレンズ4に限定するものではなく、DOE(Diffractive Optical Element)を用いることができる。DOEは、レーザ発光素子2から放射された光を、主走査方向Yについてはほぼ平行光にし、副走査方向Zについてはポリゴンミラー5のミラー面近傍で集光させる機能を有している。DOEは樹脂で一体成形されており、回転対称軸を持たない二つの反射面と、回折面であってもよい二つの透過面とを有している。複数機能を有する光学素子を用いればコンパクトな光源ユニットを構成できる。
(第1実施例、図3〜図5参照)
ここで、前記レーザ発光素子2の位置を調整するための保持装置の第1実施例について説明する。
レーザ発光素子2は、図3に示すように、管体21とフランジ22とで保持され、フランジ22からは端子23が突出している。このレーザ発光素子2は、図4に示す保持部材30の中央孔に管体21を嵌合することで保持されている。保持部材30は、熱伝導率のよい金属材料からなり放熱部材を兼ねており、管体21の外径を基準としてフランジ22が保持部材30に当接するまで中央孔に精度よく嵌合される。さらに、保持部材30とフランジ22をYAG溶接、接着、ねじなどで接合してもよく、レーザ発光素子2は保持部材30に対して精度よく取り付けられている。
保持部材30には、一側面に光軸方向Xに直線状に延在する断面三角形状の凹部31Aが形成され、他側面に副走査方向Zに直線状に延在する断面三角形状の凹部31Bが形成されている。即ち、凹部31A,31Bは保持部材30の両側面に互いに90°位相の異なる方向に形成されている。
位置調整用保持装置は、図4及び図5に示すように、クランプ部材25A,25Bを備え、クランプ部材25Aは一側面の凹部31Aに係合可能な円弧状の凸部26Aを有し、矢印方向Yaに移動することで凹部31Aに係合する。クランプ部材25Bは他側面の凹部31Bに係合可能な円弧状の凸部26Bを有し、矢印方向Ybに移動することで凹部31Bに係合する。クランプ部材25Aの凸部26Aが凹部31Aに2箇所で線接触することで(図5(B)参照)、レーザ発光素子2を主走査方向Yと副走査方向Zに位置規制する。クランプ部材25Bの凸部26Bが凹部31Bに2箇所で線接触することで(図5(A)参照)、レーザ発光素子2を光軸方向Xに位置規制する。
前記クランプ部材25A,25Bの凸部26A,26Bがそれぞれ矢印方向Ya,Ybから保持部材30の両側面の凹部31A,31Bに係合することにより、保持部材30を介してレーザ発光素子2を3次元的に位置規制する。保持部材30には互いに90°位相の異なる方向に凹部31A,31Bが形成されているため、クランプ部材25A,25Bの凸部26A,26Bが一定の速度で、かつ、一定の軌跡で凹部31A,31Bにそれぞれ2箇所で線接触することにより、容易にレーザ発光素子2を3次元的に精度よく位置決めすることができる。
レーザ発光素子2はハウジング10に組み込まれる際に、このようにクランプ部材25A,25Bに保持されて調整初期位置にセットされ、感光体仮想位置に設置したCCDカメラにてレーザ光を写し出し、レーザ光の重心位置やビーム径を計測しながらクランプ部材25A,25Bを駆動し、レーザ発光素子2を所定位置でビーム径が最も絞られるように微調整する。調整後は保持部材30をハウジング10に接着剤などで固定する。
(第2実施例、図6参照)
保持装置の第2実施例は、図6に示すように、保持部材30の両側面に形成した凹部31A,31Bを断面台形状としたもので、クランプ部材25A,25Bは第1実施例と同じ形状のものが使用される。
(第3実施例、図7参照)
保持装置の第3実施例は、図7に示すように、保持部材30の両側面に形成した凹部31A,31Bを断面円弧状としたもので、クランプ部材25A,25Bは第1実施例と同じ形状のものが使用される。なお、凹部31A,31Bの円弧はクランプ部材25A,25Bの凸部26A,26Bの円弧よりも大きく設定されている。
(第4実施例、図8参照)
保持装置の第4実施例は、図8に示すように、クランプ部材による保持部材30の挟み込みを副走査方向Zとしたものである。保持部材30には、上面に光軸方向Xに延在する断面三角形状の凹部32Aが形成され、下側面に主走査方向Yに延在する断面三角形状の凹部32Bが形成されている。これに対して、第1実施例に示したクランプ部材25A,25Bが上下方向から凹部32A,32Bに係合し、レーザ発光素子2を調整初期位置にセットする。
(第5実施例、図9参照)
保持装置の第5実施例は、図9に示すように、保持部材30の両側面に断面円弧状の凸部33A,33Bをそれぞれ光軸方向X及び副走査方向Zに延在するように形成し、クランプ部材25A,25Bには該凸部33A,33Bに係合する断面三角形状の凹部27A,27Bを形成したものである。クランプ部材25A,25Bがそれぞれ矢印方向Ya,Ybに移動することで凹部27A,27Bが凸部33A,33Bに係合する。保持部材30の凸部33A,33Bが凹部27A,27Bに2箇所で線接触することは前記第1実施例などと同様であり、レーザ発光素子2を容易にかつ精度よく調整初期位置に設定できる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る位置調整用保持装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、保持部材30やクランプ部材25A,25Bの細部の構成、形状は任意である。また、クランプ部材25A,25Bは図示しない可動台上に取り付けられており、従来と同様の駆動手段によって3次元的に駆動され、CCDカメラでモニタしつつレーザ発光素子2の位置が微調整される。
本発明に係る位置調整用保持装置を使用して製造されたレーザ走査光学装置の一例を示す概略斜視図である。 前記レーザ走査光学装置の光路及びレーザ光のビーム形状を示す説明図である。 レーザ発光素子を示す斜視図である。 位置調整用保持装置の第1実施例を示す斜視図である。 前記第1実施例を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 位置調整用保持装置の第2実施例に使用される保持部材を示す斜視図である。 位置調整用保持装置の第3実施例に使用される保持部材を示す斜視図である。 位置調整用保持装置の第4実施例に使用される保持部材を示す斜視図である。 位置調整用保持装置の第5実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1…レーザ走査光学装置
2…レーザ発光素子
25A,25B…クランプ部材
26A,26B…凸部
27A,27B…凹部
30…保持部材
31A,31B,32A,32B…凹部
33A,33B…凸部

Claims (2)

  1. レーザ発光素子を保持する保持部材をクランプ手段で保持し、レーザ発光素子を3次元的に位置調整を行うための保持装置であって、
    前記保持部材は両側面に互いに90°位相の異なる方向の凹形状又は凸形状の位置決め部を有し、
    前記クランプ手段は前記保持部材の前記位置決め部と係合する係合部を有していること、
    を特徴とする位置調整用保持装置。
  2. 前記位置決め部は互いに90°位相の異なる方向に直線状に延在する凹部であり、前記係合部は円弧状の凸部であること、を特徴とする請求項1に記載の位置調整用保持装置。
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